JP2008035798A - 健康食品 - Google Patents
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Abstract
【課題】シルクパウダーと寒天とを含有し優れた栄養バランスとしながら、無理なく摂取が持続可能な健康食品を提供する。
【解決手段】健康食品は、水溶液にシルクパウダーを添加しており、さらに寒天で凝固させてなることを特徴とする。また、健康食品は種々の材料を添加することで風味豊かな味を実現でき、無理なく摂取が持続できる。さらに、シルクパウダーに含まれるアミノ酸及び寒天の効能により低カロリーで栄養価の高い健康食品にできる。
【選択図】なし
【解決手段】健康食品は、水溶液にシルクパウダーを添加しており、さらに寒天で凝固させてなることを特徴とする。また、健康食品は種々の材料を添加することで風味豊かな味を実現でき、無理なく摂取が持続できる。さらに、シルクパウダーに含まれるアミノ酸及び寒天の効能により低カロリーで栄養価の高い健康食品にできる。
【選択図】なし
Description
本発明は、健康食品に関し、特にシルクパウダーと寒天を含む健康食品に関する。
最近、健康志向の高まりから、肥満を解消するためにダイエットを実践する人が増加している。ダイエットをすることにより、内臓脂肪が減少し健康を改善できる。しかしながら一方で、ダイエット中は食事を制限する機会が多く、栄養が偏る傾向にある。従って、ダイエット中でも安心して食することができる低カロリーで栄養のバランスがとれた食品の開発が望まれてきた。
また、外食中心の食生活者や偏食者は、特定の食品だけを特に好んで食べたり、或いは嫌って食べない傾向がある。従って栄養の摂取のバランスが崩れがちである。
さらに、咀嚼機能が十分でない乳幼児や高齢者等が、栄養バランスのとれた食品を無理なく簡単に摂取できる食品が望まれている。特に高齢者は食物以外の方法でアミノ酸を補給する必要性が高まる。なぜなら、身体において、食品から摂取されたタンパク質は、消化酵素の働きによってアミノ酸にまで分解されてから消化吸収され、タンパク質に再合成される。このタンパク質を合成する能力や、食事の量、また消化吸収能力が年齢とともに衰えるからである。
従って、栄養を補給するための健康食品が開発されている。例えば、特許文献1には、タンパク質と水溶性食物繊維を含有する食品用組成物が記載される。この食品用組成物は、溶解する水溶液のpH値によって、食品の状態が変化する。即ち、食品内に含有されるタンパク質の等電点より高いpHの水溶液中では液状となり、等電点より低い酸性溶液中ではゲル状となる。また、この食品用組成物にはタンパク質としてカゼインまたは乳タンパク質を好適に利用している。さらに水溶性食物繊維としてはカラギーナンを挙げている。
しかしながらカラギーナンは、寒天と同じく海藻を原料とするが、カラギーナンは水に溶かす時にだまになり易い性質があり、それを防ぐために糖類が加えられることが多い。従って添加する糖類の分だけカロリーが高くなってしまう問題があった。
さらに、特許文献1に挙げられている乳タンパク質は一般的にリジン、ヒスチジン、フェニルアラニン等の9種類のアミノ酸を含んでいるが、その種類は本実施例の健康食品中に含まれているアミノ酸の数に比べて少ない。
特開平4−262762
本発明は上記の問題点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、低カロリーで栄養バランスがとれており、無理なく摂取が持続可能な健康食品を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の健康食品は、水溶液にシルクパウダーを添加している健康食品であって、寒天で凝固させてなることを特徴とする。
また、本発明の健康食品は、寒天の含有量が、100重量部の該健康食品に対して0.1〜3.0重量部とすることができる。さらに、シルクパウダーの含有量が、100重量部の該健康食品に対して0.01〜1.0重量部とすることができる。また、本発明の健康食品は、寒天の不純物が10重量部以下とすることができる。
さらにまた、本発明の健康食品は、その水溶液を弱アルカリ性とすることができる。また、加温加圧により変性しない食品を添加することができる。さらに、本発明の健康食品は、コーヒー、ゆず茶、黒糖、小豆、アップルティー、蜂蜜、砂糖、スキムミルク、紅茶、チョコシロップ、の少なくとも一つを含有させることができる。
また、本発明の健康食品は、寒天の含有量が、100重量部の該健康食品に対して0.1〜3.0重量部とすることができる。さらに、シルクパウダーの含有量が、100重量部の該健康食品に対して0.01〜1.0重量部とすることができる。また、本発明の健康食品は、寒天の不純物が10重量部以下とすることができる。
さらにまた、本発明の健康食品は、その水溶液を弱アルカリ性とすることができる。また、加温加圧により変性しない食品を添加することができる。さらに、本発明の健康食品は、コーヒー、ゆず茶、黒糖、小豆、アップルティー、蜂蜜、砂糖、スキムミルク、紅茶、チョコシロップ、の少なくとも一つを含有させることができる。
本発明の健康食品は、シルクパウダー及び寒天を含有することでバランスのとれた優れた栄養価とできる。
(シルクパウダー)
シルクパウダーは蚕により作られる繭糸を原料とする。繭糸は、蚕の体内の絹糸腺から分泌された良質なたんぱく質である。この繭糸、及び繭糸から作られる絹糸から抽出されたアミノ酸がシルクパウダーである。具体的には、繭糸及び絹糸を、酸と酵素で加水分解して粉末にして精製される。
シルクパウダーは蚕により作られる繭糸を原料とする。繭糸は、蚕の体内の絹糸腺から分泌された良質なたんぱく質である。この繭糸、及び繭糸から作られる絹糸から抽出されたアミノ酸がシルクパウダーである。具体的には、繭糸及び絹糸を、酸と酵素で加水分解して粉末にして精製される。
繭糸から作られた絹糸は、フィブロインとセリシンの二つのタンパク質から成る。このタンパク質の内、約3/4を占めるフィブロインは、人間の身体を構成する20種類のアミノ酸のうちグルタミンとアルパラギン以外の18種を含み、必須アミノ酸は全て含有される。具体的にはグリシン、アラニン、セリン、チロシン、バリンが主体(85%以上)のアミノ酸で組成されている。さらにタンパク質の1/4を占めるセリシンはセリン、アスパラギン酸、グリシン、スレオニン、アラニン、グルタミン酸、リジンが主体(85%以上)のアミノ酸で組成されている。シルクパウダーは上記のタンパク質以外の成分が、ほとんど含有されていないため、良質なアミノ酸源として利用することが可能となる。
上記のアミノ酸は例えば、以下のような機能を有する。
グリシンは、肝臓のエタノール代謝や抗炎症作用があり、肌のコラーゲン中に多く含まれるアミノ酸である。
アラニンは、トリカルボン酸回路の流れを強め、脂肪燃焼効果がある。また、糖が不足した場合、肝臓で糖分に変換される。さらにグルカゴン分泌作用がある。
セリンは、肌の天然保湿因子が多く、脳機能の維持に関与する。
チロシンは、神経伝達物質のアドレナリンの原料になり、ストレス軽減作用がある。
アスパラギン酸は、窒素代謝・エネルギー生産のバランスを取り、疲労回復作用がある。
これらの効能を備えたアミノ酸含有のシルクパウダーを摂取することにより、肌本来の自然治癒で、失われたコラーゲンを再生し、潤いのある美肌を保つことが評価されている。
グリシンは、肝臓のエタノール代謝や抗炎症作用があり、肌のコラーゲン中に多く含まれるアミノ酸である。
アラニンは、トリカルボン酸回路の流れを強め、脂肪燃焼効果がある。また、糖が不足した場合、肝臓で糖分に変換される。さらにグルカゴン分泌作用がある。
セリンは、肌の天然保湿因子が多く、脳機能の維持に関与する。
チロシンは、神経伝達物質のアドレナリンの原料になり、ストレス軽減作用がある。
アスパラギン酸は、窒素代謝・エネルギー生産のバランスを取り、疲労回復作用がある。
これらの効能を備えたアミノ酸含有のシルクパウダーを摂取することにより、肌本来の自然治癒で、失われたコラーゲンを再生し、潤いのある美肌を保つことが評価されている。
しかしながら、絹糸をそのまま摂取しても消化吸収されないため、上記のようなアミノ酸の効用の恩恵を受けることはできない。これは絹糸のタンパク質の分子量が大きいため、分子同士が互いに強く引き合って緻密な構造を持つからである。従って、酸加水分解によって分子量を分解することで、体内への消化吸収率を向上させることができる。絹糸内のタンパク質の分子量が分解され、消化吸収率が高まった粉末状のシルクパウダーを摂取することで上記のようなアミノ酸の効用が期待できる。ただし、シルクパウダーの含有量が多すぎると食品の風味が悪くなり、少なすぎるとシルクパウダーの効果が低減する。従ってシルクパウダーの添加量は、食品の風味と、シルクパウダーの効果との両方を考慮して決定される。
(寒天)
寒天はテングサなどの紅藻類に存在する粘性物質を熱水抽出し、水分を除去した海藻加工品のことである。原藻はテングサ、オニクサ、ヒラクサ、オバクサなどのテングサ目に属するものが主であるが、スギノリ目のオゴノリなども用いられる。
寒天はテングサなどの紅藻類に存在する粘性物質を熱水抽出し、水分を除去した海藻加工品のことである。原藻はテングサ、オニクサ、ヒラクサ、オバクサなどのテングサ目に属するものが主であるが、スギノリ目のオゴノリなども用いられる。
寒天は製法により天然寒天と工業寒天に分けられる。天然寒天の製造は、原藻配合、水洗、煮熟抽出、ろ過、凝固成形、切断、自然凍結、自然融解・乾燥の工程をとる。凍結〜乾燥は数回反復し、最後に風乾して仕上げる。角寒天、糸寒天は天然寒天の類である。この角寒天、糸寒天は冬期の自然の気候を利用しているため、製品が天候に左右され位置品質の物が量的に得にくい上、通年生産できない等の不都合がある。
工業寒天の製法は天然寒天の製造工程を機械化したもので、ところてんを冷凍機により凍結し、注水解凍、圧搾脱水、熱風乾燥、粉砕の工程をとる。製品は鱗片状、粒状、粉末状などに仕上げる。工業寒天は、品質が均一で溶解性等の作業性に優れる。本発明の健康食品で使用する工業寒天は、不純物が10重量部以下の高純度、高品質なものである。寒天内に不純物が多いと、加熱冷却後に再加熱すると寒天の繊維質が破壊され、これにより冷却後も凝固しない場合がある。一方、本発明の健康食品に使用する寒天は純度が高いため、寒天を凝固した後の殺菌工程において、再加熱を施して溶解させ、その後、再冷却した際も凝固可能である。
また、寒天の成分はタンパク質、脂肪をほとんど含まず、大部分がD−ガラクトースおよび3,6−アンヒドロガラクトースを構成糖とする多糖類よりなる。普通の細菌に対し著しく抵抗力がり、水に85℃前後で溶け、冷やすと約30℃でゲル状に凝固する特徴がある。この凝固温度はゼリーよりも高く、一般にゼリーは冷蔵庫内で凝固させるのに対し、寒天は常温で凝固させることができる。また、いったん凝固すると約85度まで加熱しないと溶解しないため、常温でゲル状を維持することができる。よって、ゼラチンが夏の室温で溶けだしたり、冷蔵庫でなければ固まらない特性と違い、寒天は扱いやすい。
また、寒天はほとんどが植物繊維であることから、本発明の健康食品は、植物繊維特有の舌触りが良くなめらかで、美味な健康食品となる。また、寒天の緩下作用や整腸作用も実現される。さらに、寒天に含まれる植物繊維によって、優れた血圧降下作用とコレステロール低下作用を実現できる。さらにまた、植物繊維はカロリーがなく、食べての太りすぎることがなく、植物繊維に吸水力があって水分を吸って増量されるので、少量で満腹感があり、また吸水した持続力があるので、満腹感が長持ちして食べすぎによる肥満を防止する効果がある。また、寒天の植物繊維が大腸内で水分を吸って便が柔らかくなり、便秘を防止して排便をスムーズにする効果もある。また、寒天は250倍もの水を抱え込み、消化する段階で水を徐々に体内に吸収させるので、大腸で便を柔らかくして、自然な排便を実現する。さらに、寒天はコレステロールを減少させる効果もあり、余分なコレステロールを体外に排出できる効果も実現される。ただし、寒天の含有量が多すぎる、或いは少なすぎると、食した際の触感が悪いため、水溶液の凝固状態を考慮して、寒天の添加量が決定される。
また、本発明の健康食品の水溶液は弱アルカリ性である。具体的には、水溶液のpHを7以上とし、さらに詳しくは水溶液のpHが7〜8の範囲であるのが好適である。これにより寒天のゼリー強度が確保される。なぜなら、寒天は酸によって分解され易く、酸を添加した状態で高温を持続させるとゼリー強度が低下するからである。特にpH3以下で高い温度を保つと著しいゼリー強度の低下を招く。
さらに、シルクパウダーと寒天とを組み合わせた相乗効果が期待できる。シルクパウダーにはえぐみのあるアミノ酸が含まれており、寒天がこのえぐみ成分をゲル状に凝固する。これにより、えぐみの風味を抑制することができる。また、種々の材料を添加することで風味豊かな味を実現できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための健康食品を例示するものであって、本発明は健康食品を以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
本実施例の健康食品は、水溶液にシルクパウダーを添加しており、さらに寒天を加えて、この寒天でもって水溶液を凝固させている。シルクパウダーの添加量は100重量部の健康食品に対して、少なくとも0.01重量部以上、好ましくは0.05重量部以上、さらに好ましくは、0.09重量部以上とする。シルクパウダーの添加量が少なすぎると、健康食品に含まれるアミノ酸量が少なくなって栄養価が低下するからである。また、シルクパウダーの添加量は、1.0重量部以下、好ましくは、0.5重量部以下、さらに好ましくは、0.12重量部以下である。シルクパウダーの添加量が多くなると、原料コストが高くなり、風味も悪くなる。従って、シルクパウダーの添加量は、健康食品としての効能、風味及びコスト等を考慮して前述の範囲に特定される。
寒天の添加量は、100重量部の健康食品に対して少なくとも0.1重量部以上、好ましくは0.2重量部以上、さらに好ましくは、0.3重量部以上とする。寒天の添加量が少なすぎると、水溶液を凝固できなくなって、シルクーパウダーに含まれるえぐみ成分の抑制効果が低下し、また寒天の優れた効果も低下する。また寒天の添加量は、多くとも3.0重量部以下、好ましくは、1.0重量部以下、さらに好ましくは、0.5重量部以下とする。寒天の添加量が多すぎると、原料コストが高くなると共に、固く凝固してしまい、特に乳幼児や高齢者、また嚥下困難者にとって食べづらくなる。従って、寒天の添加量は健康食品としての効能、凝固状態及びコスト等を考慮して前述の範囲に特定される。
健康食品は、以下のようにして製造される。
(1)寒天を85℃以上の水に添加して寒天ゼリーとする。
(2)寒天ゼリーに、シルクパウダー及びその他の材料を添加し、撹はんしながら85℃以上に加熱した後、容器に入れて冷却し凝固させる。
(3)容器を密封する。
(4)冷却した寒天ゼリーを容器ごと高温高圧処理する。
(5)冷却し再凝固させる。
(1)寒天を85℃以上の水に添加して寒天ゼリーとする。
(2)寒天ゼリーに、シルクパウダー及びその他の材料を添加し、撹はんしながら85℃以上に加熱した後、容器に入れて冷却し凝固させる。
(3)容器を密封する。
(4)冷却した寒天ゼリーを容器ごと高温高圧処理する。
(5)冷却し再凝固させる。
いったん凝固した寒天ゼリーを、(4)の工程で再び高温高圧処理することで、レトルト殺菌することができる。つまり包装内の空気が脱気され、食品内のカビ、酵母、細菌などの微生物を殺菌することができる。ただ、加熱時間が長いと食品の熱劣化を引き起こすため、具体的な加熱温度、加圧度、加熱加圧時間等は商品の材料等によって決定する。
(コーヒー寒天)
以下のようにしてコーヒー味の健康食品115gを製造する。各材料の量は製品後の健康食品115gに対する重量部として示す。
(原材料)
水・・・・・・・・・91.642重量部
砂糖・・・・・・・・6.415重量部
シルクパウダー・・・0.11重量部
寒天・・・・・・・・0.367重量部
コーヒー・・・・・・1.466重量部
(1).105.388gの水に0.42205gの寒天を添加し、沸騰するまで加熱して寒天を溶解させて寒天ゼリーとする。
(2).上記の材料のうち、水と寒天以外の材料を(1)の寒天ゼリーに混合して、90℃以上に加熱してペースト状とする。
(3).(2)のペースト状の原料を成形容器に入れて冷却し、ゲル化させる。その後シールで密封する。
(4).(3)の状態の原料を、圧力釜で30分間115℃以上で高温高圧処理する。
(5).冷却してゲル化させ、115gのコーヒー味の健康食品とする。
(エネルギー)
上記のようにして製造されたコーヒー味の健康食品のエネルギーを以下に示す。
エネルギー39.43kcal、タンパク質0.44g、脂質0.01g、炭水化物10.11g、ナトリウム1mg
以下のようにしてコーヒー味の健康食品115gを製造する。各材料の量は製品後の健康食品115gに対する重量部として示す。
(原材料)
水・・・・・・・・・91.642重量部
砂糖・・・・・・・・6.415重量部
シルクパウダー・・・0.11重量部
寒天・・・・・・・・0.367重量部
コーヒー・・・・・・1.466重量部
(1).105.388gの水に0.42205gの寒天を添加し、沸騰するまで加熱して寒天を溶解させて寒天ゼリーとする。
(2).上記の材料のうち、水と寒天以外の材料を(1)の寒天ゼリーに混合して、90℃以上に加熱してペースト状とする。
(3).(2)のペースト状の原料を成形容器に入れて冷却し、ゲル化させる。その後シールで密封する。
(4).(3)の状態の原料を、圧力釜で30分間115℃以上で高温高圧処理する。
(5).冷却してゲル化させ、115gのコーヒー味の健康食品とする。
(エネルギー)
上記のようにして製造されたコーヒー味の健康食品のエネルギーを以下に示す。
エネルギー39.43kcal、タンパク質0.44g、脂質0.01g、炭水化物10.11g、ナトリウム1mg
(ゆず茶寒天)
以下のようにしてゆず茶味の健康食品120gを製造する。各材料の量は製品後の健康食品120gに対する重量部として示す。
(原材料)
水・・・・・・・・・85.602重量部
ゆず茶・・・・・・・13.953重量部
シルクパウダー・・・0.103重量部
寒天・・・・・・・・0.342重量部
(1).102.7224gの水に0.4104gの寒天を添加し、沸騰するまで加熱して寒天を溶解させて寒天ゼリーとする。
(2).上記の材料のうち、水と寒天以外の材料を(1)の寒天ゼリーに混合して、90℃以上に加熱してペースト状とする。
(3).(2)のペースト状の原料を成形容器に入れて冷却し、ゲル化させる。その後シールで密封する。
(4).(3)の状態の原料を、圧力釜で30分間115℃以上で高温高圧処理する。
(5).冷却してゲル化させ、120gのゆず茶味の健康食品とする。
(エネルギー)
上記のようにして製造されたゆず茶味の健康食品のエネルギーを以下に示す。
エネルギー59.23kcal、タンパク質0.24g、脂質0.05g、炭水化物15.43g、ナトリウム3mg
以下のようにしてゆず茶味の健康食品120gを製造する。各材料の量は製品後の健康食品120gに対する重量部として示す。
(原材料)
水・・・・・・・・・85.602重量部
ゆず茶・・・・・・・13.953重量部
シルクパウダー・・・0.103重量部
寒天・・・・・・・・0.342重量部
(1).102.7224gの水に0.4104gの寒天を添加し、沸騰するまで加熱して寒天を溶解させて寒天ゼリーとする。
(2).上記の材料のうち、水と寒天以外の材料を(1)の寒天ゼリーに混合して、90℃以上に加熱してペースト状とする。
(3).(2)のペースト状の原料を成形容器に入れて冷却し、ゲル化させる。その後シールで密封する。
(4).(3)の状態の原料を、圧力釜で30分間115℃以上で高温高圧処理する。
(5).冷却してゲル化させ、120gのゆず茶味の健康食品とする。
(エネルギー)
上記のようにして製造されたゆず茶味の健康食品のエネルギーを以下に示す。
エネルギー59.23kcal、タンパク質0.24g、脂質0.05g、炭水化物15.43g、ナトリウム3mg
(小豆入り黒糖寒天)
以下のようにして小豆入り黒糖味の健康食品120gを製造する。各材料の量は製品後の健康食品120gに対する重量部として示す。
(原材料)
水・・・・・・・・・77.078重量部
黒糖・・・・・・・・12.332重量部
小豆・・・・・・・・10.189重量部
シルクパウダー・・・0.092重量部
寒天・・・・・・・・0.308重量部
(1).92.4936gの水に0.3696gの寒天を添加し、沸騰するまで加熱して寒天を溶解させて寒天ゼリーとする。
(2).上記の材料のうち、水と寒天以外の材料を(1)の寒天ゼリーに混合して、90℃以上に加熱してペースト状とする。
(3).(2)のペースト状の原料を成形容器に入れて冷却し、ゲル化させる。その後シールで密封する。
(4).(3)の状態の原料を、圧力釜で30分間115℃以上で高温高圧処理する。
(5).冷却してゲル化させ、120gの小豆入り黒糖味の健康食品とする。
(エネルギー)
上記のようにして製造された小豆入り黒糖味の健康食品のエネルギーを以下に示す。
エネルギー86.29kcal、タンパク質1.78g、脂質0.15g、炭水化物20.32g、ナトリウム6mg
以下のようにして小豆入り黒糖味の健康食品120gを製造する。各材料の量は製品後の健康食品120gに対する重量部として示す。
(原材料)
水・・・・・・・・・77.078重量部
黒糖・・・・・・・・12.332重量部
小豆・・・・・・・・10.189重量部
シルクパウダー・・・0.092重量部
寒天・・・・・・・・0.308重量部
(1).92.4936gの水に0.3696gの寒天を添加し、沸騰するまで加熱して寒天を溶解させて寒天ゼリーとする。
(2).上記の材料のうち、水と寒天以外の材料を(1)の寒天ゼリーに混合して、90℃以上に加熱してペースト状とする。
(3).(2)のペースト状の原料を成形容器に入れて冷却し、ゲル化させる。その後シールで密封する。
(4).(3)の状態の原料を、圧力釜で30分間115℃以上で高温高圧処理する。
(5).冷却してゲル化させ、120gの小豆入り黒糖味の健康食品とする。
(エネルギー)
上記のようにして製造された小豆入り黒糖味の健康食品のエネルギーを以下に示す。
エネルギー86.29kcal、タンパク質1.78g、脂質0.15g、炭水化物20.32g、ナトリウム6mg
(アップルティー寒天)
以下のようにしてアップルティー味の健康食品115gを製造する。各材料の量は製品後の健康食品115gに対する重量部として示す。
(原材料)
水・・・・・・・・・85.020重量部
アップルティー・・・11.053重量部
シルクパウダー・・・0.102重量部
蜂蜜・・・・・・・・3.401重量部
寒天・・・・・・・・0.425重量部
(1).97.773gの水に0.48875gの寒天を添加し、沸騰するまで加熱して寒天を溶解させて寒天ゼリーとする。
(2).上記の材料のうち、水と寒天以外の材料を(1)の寒天ゼリーに混合して、90℃以上に加熱してペースト状とする。
(3).(2)のペースト状の原料を成形容器に入れて冷却し、ゲル化させる。その後シールで密封する。
(4).(3)の状態の原料を、圧力釜で30分間115℃以上で高温高圧処理する。
(5).冷却してゲル化させ、115gのアップルティー味の健康食品とする。
(エネルギー)
上記のようにして製造されたアップルティー味の健康食品のエネルギーを以下に示す。
エネルギー76.15kcal、タンパク質0.15g、脂質0.0g、炭水化物19.77g、ナトリウム6mg
以下のようにしてアップルティー味の健康食品115gを製造する。各材料の量は製品後の健康食品115gに対する重量部として示す。
(原材料)
水・・・・・・・・・85.020重量部
アップルティー・・・11.053重量部
シルクパウダー・・・0.102重量部
蜂蜜・・・・・・・・3.401重量部
寒天・・・・・・・・0.425重量部
(1).97.773gの水に0.48875gの寒天を添加し、沸騰するまで加熱して寒天を溶解させて寒天ゼリーとする。
(2).上記の材料のうち、水と寒天以外の材料を(1)の寒天ゼリーに混合して、90℃以上に加熱してペースト状とする。
(3).(2)のペースト状の原料を成形容器に入れて冷却し、ゲル化させる。その後シールで密封する。
(4).(3)の状態の原料を、圧力釜で30分間115℃以上で高温高圧処理する。
(5).冷却してゲル化させ、115gのアップルティー味の健康食品とする。
(エネルギー)
上記のようにして製造されたアップルティー味の健康食品のエネルギーを以下に示す。
エネルギー76.15kcal、タンパク質0.15g、脂質0.0g、炭水化物19.77g、ナトリウム6mg
(ミルクティー寒天)
以下のようにしてミルクティー味の健康食品115gを製造する。各材料の量は製品後の健康食品115gに対する重量部として示す。
(原材料)
水・・・・・・・・・77.059重量部
砂糖・・・・・・・・2.620重量部
シルクパウダー・・・0.092重量部
寒天・・・・・・・・0.308重量部
スキムミルク・・・・7.398重量部
紅茶・・・・・・・・12.522重量部
(1).88.61785gの水に0.3542gの寒天を添加し、沸騰するまで加熱して寒天を溶解させて寒天ゼリーとする。
(2).上記の材料のうち、水と寒天以外の材料を(1)の寒天ゼリーに混合して、90℃以上に加熱してペースト状とする。
(3).(2)のペースト状の原料を成形容器に入れて冷却し、ゲル化させる。その後シールで密封する。
(4).(3)の状態の原料を、圧力釜で30分間115℃以上で高温高圧処理する。
(5).冷却してゲル化させ、115gのミルクティー味の健康食品とする。
(エネルギー)
上記のようにして製造されたミルクティー味の健康食品のエネルギーを以下に示す。
エネルギー86.00kcal、タンパク質3.70g、脂質0.11g、炭水化物18.05g、ナトリウム65mg
以下のようにしてミルクティー味の健康食品115gを製造する。各材料の量は製品後の健康食品115gに対する重量部として示す。
(原材料)
水・・・・・・・・・77.059重量部
砂糖・・・・・・・・2.620重量部
シルクパウダー・・・0.092重量部
寒天・・・・・・・・0.308重量部
スキムミルク・・・・7.398重量部
紅茶・・・・・・・・12.522重量部
(1).88.61785gの水に0.3542gの寒天を添加し、沸騰するまで加熱して寒天を溶解させて寒天ゼリーとする。
(2).上記の材料のうち、水と寒天以外の材料を(1)の寒天ゼリーに混合して、90℃以上に加熱してペースト状とする。
(3).(2)のペースト状の原料を成形容器に入れて冷却し、ゲル化させる。その後シールで密封する。
(4).(3)の状態の原料を、圧力釜で30分間115℃以上で高温高圧処理する。
(5).冷却してゲル化させ、115gのミルクティー味の健康食品とする。
(エネルギー)
上記のようにして製造されたミルクティー味の健康食品のエネルギーを以下に示す。
エネルギー86.00kcal、タンパク質3.70g、脂質0.11g、炭水化物18.05g、ナトリウム65mg
(チョコレート寒天)
以下のようにしてチョコレート味の健康食品120gを製造する。各材料の量は製品後の健康食品120gに対する重量部として示す。
(原材料)
水・・・・・・・・・76.852重量部
チョコシロップ・・・15.370重量部
スキムミルク・・・・7.378重量部
シルクパウダー・・・0.092重量部
寒天・・・・・・・・0.307重量部
(1).92.2224gの水に0.3684gの寒天を添加し、沸騰するまで加熱して寒天を溶解させて寒天ゼリーとする。
(2).上記の材料のうち、水と寒天以外の材料を(1)の寒天ゼリーに混合して、90℃以上に加熱してペースト状とする。
(3).(2)のペースト状の原料を成形容器に入れて冷却し、ゲル化させる。その後シールで密封する。
(4).(3)の状態の原料を、圧力釜で30分間115℃以上で高温高圧処理する。
(5).冷却してゲル化させ、120gのチョコレート味の健康食品とする。
(エネルギー)
上記のようにして製造されたチョコレート味の健康食品のエネルギーを以下に示す。
エネルギー99.07kcal、タンパク質4.25g、脂質0.38g、炭水化物20.06g、ナトリウム70mg
以下のようにしてチョコレート味の健康食品120gを製造する。各材料の量は製品後の健康食品120gに対する重量部として示す。
(原材料)
水・・・・・・・・・76.852重量部
チョコシロップ・・・15.370重量部
スキムミルク・・・・7.378重量部
シルクパウダー・・・0.092重量部
寒天・・・・・・・・0.307重量部
(1).92.2224gの水に0.3684gの寒天を添加し、沸騰するまで加熱して寒天を溶解させて寒天ゼリーとする。
(2).上記の材料のうち、水と寒天以外の材料を(1)の寒天ゼリーに混合して、90℃以上に加熱してペースト状とする。
(3).(2)のペースト状の原料を成形容器に入れて冷却し、ゲル化させる。その後シールで密封する。
(4).(3)の状態の原料を、圧力釜で30分間115℃以上で高温高圧処理する。
(5).冷却してゲル化させ、120gのチョコレート味の健康食品とする。
(エネルギー)
上記のようにして製造されたチョコレート味の健康食品のエネルギーを以下に示す。
エネルギー99.07kcal、タンパク質4.25g、脂質0.38g、炭水化物20.06g、ナトリウム70mg
実施例1〜6の健康食品は、低カロリーである上、食した際にシルクパウダー及び寒天以外の原材料の風味も口に広がるため、無理なく持続してシルクパウダー及び寒天を摂取することができる。
本発明の健康食品は、食事療法が必要な糖尿病患者の補助食品に利用できる。
Claims (7)
- 水溶液にシルクパウダーを添加している健康食品であって、寒天で凝固させてなることを特徴とする健康食品。
- 請求項1に記載の健康食品であって、寒天の含有量が、100重量部の該健康食品に対して0.1〜3.0重量部であることを特徴とする健康食品。
- 請求項1又は2に記載の健康食品であって、シルクパウダーの含有量が、100重量部の該健康食品に対して0.01〜1.0重量部であることを特徴とする健康食品。
- 請求項1〜3のいずれか一に記載の健康食品であって、該寒天の不純物が10重量部以下であることを特徴とする健康食品。
- 請求項1〜4のいずれか一に記載の健康食品であって、該水溶液が弱アルカリ性であることを特徴とする健康食品。
- 請求項1〜5のいずれか一に記載の健康食品であって、
該水溶液に、加温加圧により変性しない食品を添加してなる健康食品。 - 請求項1〜6のいずれか一に記載の健康食品であって、
コーヒー、ゆず茶、黒糖、小豆、アップルティー、蜂蜜、砂糖、スキムミルク、紅茶、チョコシロップ、の少なくとも一つを含有させてなる健康食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006215544A JP2008035798A (ja) | 2006-08-08 | 2006-08-08 | 健康食品 |
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JP2006215544A JP2008035798A (ja) | 2006-08-08 | 2006-08-08 | 健康食品 |
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---|---|
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JP2006215544A Pending JP2008035798A (ja) | 2006-08-08 | 2006-08-08 | 健康食品 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020000202A (ja) * | 2018-07-02 | 2020-01-09 | 伊那食品工業株式会社 | 成形食品及びその製造方法 |
-
2006
- 2006-08-08 JP JP2006215544A patent/JP2008035798A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020000202A (ja) * | 2018-07-02 | 2020-01-09 | 伊那食品工業株式会社 | 成形食品及びその製造方法 |
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