JP2008034092A - メモリ回路のための高速化されたシングルエンド・センシング - Google Patents

メモリ回路のための高速化されたシングルエンド・センシング Download PDF

Info

Publication number
JP2008034092A
JP2008034092A JP2007193992A JP2007193992A JP2008034092A JP 2008034092 A JP2008034092 A JP 2008034092A JP 2007193992 A JP2007193992 A JP 2007193992A JP 2007193992 A JP2007193992 A JP 2007193992A JP 2008034092 A JP2008034092 A JP 2008034092A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
bit line
given
charge sharing
charge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007193992A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5441323B2 (ja
Inventor
Dennis E Dudeck
イー.デュデック デニス
Donald Albert Evans
アルバート エヴァンズ ドナルド
Hai Quang Pham
クワン ファム ハイ
E Warner Wayne
イー.ワーナー ウェイン
Ronald James Wozniak
ジェイムズ ウォズニアク ロナルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agere Systems LLC
Original Assignee
Agere Systems LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agere Systems LLC filed Critical Agere Systems LLC
Publication of JP2008034092A publication Critical patent/JP2008034092A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5441323B2 publication Critical patent/JP5441323B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/067Single-ended amplifiers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/062Differential amplifiers of non-latching type, e.g. comparators, long-tailed pairs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/08Control thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/12Bit line control circuits, e.g. drivers, boosters, pull-up circuits, pull-down circuits, precharging circuits, equalising circuits, for bit lines

Abstract

【課題】複数のビット線およびこのビット線に接続された複数のメモリ・セルを含むメモリ回路と共に使用するためのシングルエンド・センシング回路を提供すること。
【解決手段】センシング回路は、少なくとも1つのチャージ・シェアリング回路およびチャージ・シェアリング回路に接続された少なくとも1つのスイッチング回路を含む。スイッチング回路は、そのスイッチング回路に供給される第1制御信号に応じてチャージ・シェアリング回路をビット線の所与の少なくとも1本に選択的に接続させるように動作する。センシング回路は、所与のビット線に接続された少なくとも1つのコンパレータ回路をさらに含む。コンパレータ回路は、所与のビット線に接続されたメモリ・セルの論理状態を示す出力信号を生成するように動作する。チャージ・シェアリング回路は、メモリ・セルの読み出しアクセスに関連して所与のビット線の電圧を低下させるように所与のビット線上のある量の電荷を除去するように動作する。
【選択図】図1

Description

本発明は一般にセンシング回路に関し、より詳細には、メモリ回路におけるシングルエンド・センシングに関する。
シングルエンド・センシング技法は、たとえば、読み出し専用メモリ(ROM)およびレジスタ・ファイル(REGFILE)メモリを含む、メモリおよびロジックの両方を包含したさまざまな回路用途で使用されている。典型的なメモリ回路用途では、多数のメモリ・セル(たとえば、最大で約512個まで)がしばしばビット線と呼ばれる1本の共通線に接続される。通常、メモリ回路は、複数のビット線およびこのビット線に結合された対応するメモリ・セルを含む。メモリ回路の所与のビット線に接続されたメモリ・セルの数が増加するにつれて、単一のメモリ・セルがビット線をチャージおよび/またはディスチャージする時間がそれに応じて増加する。これは、主として、このビット線に接続されたメモリ・セルに起因するビット線上の増加したキャパシタンスのためである。
多くの場合に、特にシングルエンド・センシング用途では、メモリ回路内の選択されたメモリ・セルの論理状態が、選択されたメモリ・セルに関連付けられた対応するビット線に接続されたインバータによって、たとえば読み出し動作の期間中にセンシングされる。主として、メモリ回路のローカル・アクセス・タイムは、ビット線の電圧がセンシング・インバータのスイッチング点に到達するために要する時間によって定義される。従って、メモリ回路のアクセス・タイムを最小化することが望ましいので、ビット線の電圧がセンシング・インバータのスイッチング点に到達するために要する時間を削減することは有益である。
ビット線の電圧がインバータのスイッチング点に到達するために要する時間を削減するための1つの知られた技法は、対応するビット線をより急速に駆動(たとえば、チャージまたはディスチャージ)できる高い利得を有するより大きなメモリ・セルを用いることである。しかしながら、より大きなメモリ・セルを使用することは、メモリ・セルにより消費される面積および電力を望ましくなく増加させ、それによりメモリ回路のコストを増加させる。また、メモリ回路のアクセス・タイムは差動センシングの手法を使用することによっても削減されることが可能であり、この場合には、メモリ・セルの個別の論理状態を読み出すために複数のビット線対および対応する差動センシング回路が使用される。しかしながら、差動センシング構成のサイズおよび複雑さの増大が、そのような手法をシングルエンド・センシング方法に比較して望ましくないものにしている。
従って、従来のシングルエンド・センシング方法で示された1つまたは複数の問題に煩わされることのない、メモリ回路で使用するための改良されたシングルエンド・センシング構成の必要性が存在する。
本発明は、その例示的実施形態において、メモリ回路におけるシングルエンド・センシングを有利に高速化するための技法を提供することによって上記の必要性を満足させる。本発明の例示的実施形態は、所与のビット線に接続された選択されたメモリ・セルに関連する読み出し信号をビット線に接続された対応するセンシング回路構成のスイッチング点に到達できるようにし、それによってメモリ回路のアクセス・タイムを減少させるチャージ・シェアリングの原理を有利に利用する。
本発明の一態様によれば、シングルエンド・センシング回路が、複数のビット線およびビット線に接続された複数のメモリ・セルを含むメモリ回路と共に使用するために提供される。このセンシング回路は、少なくとも1つのチャージ・シェアリング回路およびチャージ・シェアリング回路に接続された少なくとも1つのスイッチング回路を含む。スイッチング回路は、そのスイッチング回路に供給される第1制御信号に応じてチャージ・シェアリング回路をビット線の所与の少なくとも1本に選択的に接続するように動作する。センシング回路は、所与のビット線に接続された少なくとも1つのコンパレータ回路をさらに含む。コンパレータ回路は、所与のビット線に接続されたメモリ・セルの論理状態を示す出力信号を生成するように動作する。チャージ・シェアリング回路は、メモリ・セルの読み出しアクセスに関連して所与のビット線の電圧を低下させるように、所与のビット線上のある量の電荷を除去するように動作する。
本発明の別の実施形態によれば、メモリ回路は、複数のビット線と、ビット線に接続された複数のメモリ・セルと、少なくとも1つのシングルエンド・センシング回路とを含む。センシング回路は、少なくとも1つのチャージ・シェアリング回路、およびチャージ・シェアリング回路に接続された少なくとも1つのスイッチング回路を含む。スイッチング回路は、そのスイッチング回路に供給される第1制御信号に応じてチャージ・シェアリング回路をビット線の所与の少なくとも1本に選択的に接続するように動作する。センシング回路は、所与のビット線に接続された少なくとも1つのコンパレータ回路をさらに含む。コンパレータ回路は、所与のビット線に接続されたメモリ・セルの論理状態を示す出力信号を生成するように動作する。チャージ・シェアリング回路は、メモリ・セルの読み出しアクセスに関連して所与のビット線の電圧を低下させるように所与のビット線上のある量の電荷を除去するように動作する。
本発明のさらに別の態様によれば、本発明の高速化されたセンシング方法は、組み込みメモリとして電子装置または代替のシステムに実装されることができる。
本発明のこれらおよび他の特徴ならびに利点は、添付の図面と共に読まれるであろう本発明の例示的実施形態についての以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明は、シングルエンド・センシング回路およびそれを使用したメモリ回路の例示的実施形態の文脈で本明細書において説明する。しかしながら、本発明は示された例示的実施形態の特定の回路構成に限定されないことが理解されるべきである。そうではなく、本発明は、少なくとも一態様において、ビット線上に生じた読み出し信号がそのビット線に結合された対応するセンシング回路構成のスイッチングしきい値により急速に到達できるように、チャージされたビット線の電圧を所定の大きさだけ低下させるためにチャージ・シェアリングを使用してメモリ回路の性能を有利に改善する技法を提供する。このようにして、メモリ回路のサイズを著しく増加させることなくメモリ回路のアクセス・タイムが有利に削減される。本発明の実施形態により形成されるシングルエンド・センシング構成は、たとえば、ROMおよびREGFILEメモリを含む幅広い種類のメモリ回路用途に使用するのに特に好適であるが、しかし本発明はそのような用途に限定されない。
図1は、本発明の一実施形態による、本発明のセンシング方法が使用された例示のROM回路100の少なくとも一部分を示す概略図である。ROM回路100は複数の論理ビット線を含むことができ、説明を容易にするためにそのうちの1本の論理ビット線102だけが示される。ROM回路100は、論理ビット線に結合された複数のROMセルをさらに含むことができ、そのうちの1つのROMセル103が示される。ROMセル103は、プログラマブル・ビア104およびn型電界効果トランジスタ(NFET)であってよい対応するアクセス・トランジスタ106を好ましくは備える。プログラマブル・ビア104は、ROMセル103に記憶されるべき論理状態に応じて開回路または閉回路のいずれかである。ROMセル103は対応するビット線102に接続される。標準的なROM回路では1本の所与のビット線に接続された多数のROMセル(たとえば512個)が存在し得る。具体的には、プログラマブル・ビア104の第1端はビット線102に接続され、プログラマブル・ビアの第2端はアクセス・トランジスタ106のドレイン(D)に接続され、アクセス・トランジスタのソース(S)はグラウンドであってよい第1の電圧源に接続され、アクセス・トランジスタのゲート(G)は第1制御信号RWLを受信するように構成される。制御信号RWLは、対応するリード・ワード線(図示せず)によってROM回路100内で伝えられることができる。
電界効果トランジスタ(FET)デバイスは性質上対称的であり従って双方向性であるので、FETデバイスのソースおよびドレインの名称の割り当ては本質的に任意であることを理解されたい。従って、本明細書では全体として、ソースおよびドレインはそれぞれ第1および第2ソース/ドレインと呼ばれることができ、この文脈での「ソース/ドレイン」はソースまたはドレインを表す。
読み出しアクセスに先立って、ROM回路100のビット線102は、対応するp型電界効果トランジスタ(PFET)プルアップ・デバイスP1または代替のプリチャージング構成を経由して、たとえばVDDなどの所定の電圧レベルに好ましくはプリチャージされる。具体的には、PFETデバイスP1のソースはVDDに接続するように構成され、P1のドレインはビット線102に接続され、P1のゲートは第2制御信号RSPを受信するように構成される。信号RSPがロー(たとえば、0ボルト)のときはデバイスP1がターンオンし、それによりビット線102を実質的にVDDまでチャージする。コンパレータ回路108が、対応するビット線102に接続され、ビット線102に接続された選択されたROMセル(たとえば、ROMセル103)の論理状態を示す出力信号OUTを生成するように動作する。任意の所与の時間においては、メモリ回路の複数のビット線のうちの1つのサブセットだけが一般に使用されるので、コンパレータ回路108は複数のビット線によって共用されることが可能であり、コンパレータ回路をビット線の選択された1本に接続するために選択回路構成(図示せず)がメモリ回路に含まれることが可能である。
シングルエンド・センシング用途において、コンパレータ回路108は、対応するビット線102に結合された入力および信号OUTを生成するための出力を有するたとえばインバータI1を好ましくは備える。この例では、ビット線102上に生じた信号は、インバータ内のPFETおよびNFETデバイスのそれぞれのサイズ(たとえばチャネル長に対するチャネル幅の比)に応じて制御されることが可能なインバータI1のスイッチング点に対して比較される。別法として、差動入力を有するコンパレータ回路を使用する場合は、ビット線102上に生じた信号はコンパレータ回路108に供給される基準信号に対して比較されることが可能である。この構成は、設計がより複雑ではあるが、コンパレータ回路108のスイッチングしきい値に対して付加的な制御が望まれる場合には有利になり得る。
ビット線102が論理ハイ・レベル(たとえば、「1」)にプリチャージされると、信号OUTは論理ロー・レベル(たとえば、「0」)になる。論理「0」がROMセル103に記憶されるべきときには、プログラマブル・ビア104は開回路として形成される。従って、ビット線102は、信号OUTが論理「0」となるように、読み出しアクセスの間はプリチャージされたハイに留まる。同様に、論理「1」がROMセル103に記憶されるべきときには、プログラマブル・ビア104は短絡回路として形成される。従って、読み出しアクセス(たとえば、信号RWLが論理ハイ・レベル)の間は、ビット線102は、プログラマブル・ビア104およびアクセス・トランジスタ106を経由してグラウンドにディスチャージする。ビット線102の電圧が、本実施形態においてはインバータI1のスイッチング点に等しいコンパレータ108のスイッチングしきい値より低いレベルに低下したときには、信号OUTは論理ハイの状態に切り換わる。
先に述べたように、多数のメモリ・セルが1本の所与のビット線に結合された標準のメモリ回路では、メモリ・セルに起因するキャパシタンスは、ビット線が急速にディスチャージされるのを妨げる可能性がある。メモリ・セルがビット線をインバータI1のスイッチング点より下までディスチャージするために要する時間は、メモリ回路を通じた全体の遅延のかなりの部分を占める。本発明の諸態様によれば、この遅延を削減するために、読み出しアクセスに先立ってかつ/または読み出しアクセスの間に、チャージされたビット線の電圧を所定の大きさだけ低下させるためにチャージ・シェアリングが有利に使用される。このようにして、本発明の技法は速度を高めるために有益に使用されることができ、この速度で有効な出力信号がメモリ回路によって生成される。
このチャージ・シェアリングの手法を遂行するために、ROM回路100は、ダミー・ビット線110およびこのダミー・ビット線に接続されたNFETデバイスN2または他のスイッチング回路構成を含むチャージ・シェアリング回路109をさらに備える。代替のチャージ・シェアリング回路構成も、本発明に従って同様に考えることができる。NFETデバイスN2は、読み出しアクセスに先立って所定の電圧レベルへのダミー・ビット線のプリチャージを可能とするように、ダミー・ビット線110をグラウンドなどの電圧源に選択的に接続させるように動作する。NFETデバイスN2のソースはグラウンドまたは代替の電圧源に接続されるように好ましくは構成され、N2のドレインはダミー・ビット線110に接続され、N2のゲートは第3制御信号RSNを受信するように構成される。信号RSNがアクティブ(たとえば、VDD)のとき、NFET N2がターンオンし、それによりダミー・ビット線110をグラウンドまでプリチャージする。
チャージ・シェアリング回路109は、NFETデバイスN1を備えてもよいスイッチング回路111を介して所与の論理ビット線102に好ましくは接続される。NFETデバイスN1のソースはダミー・ビット線110に接続され、N1のドレインは所与の論理ビット線102に接続するように構成され、N1のゲートは、この例示的実施形態では第2制御信号すなわちRSPと同じである第4制御信号を受信するように構成される。従って、プリチャージPFET P1がターンオフする(たとえば、信号RSPがハイに達する)と、NFET N1がアクティブにされる。別法として、2つの別個の制御信号がプリチャージPFET P1およびスイッチング回路111のために使用されてもよい。論理ビット線102およびダミー・ビット線110がプリチャージされている間は、NFETデバイスN1がディスエーブルにされ(たとえば、ターンオフされ)、それによりチャージ・シェアリング回路109を論理ビット線から電気的に切り離す。プリチャージ・デバイスP1がターンオフされた後で、スイッチング・デバイスN1は、チャージ・シェアリング回路109をビット線102に接続するためにターンオンされることができる。各論理ビット線は対応するチャージ・シェアリング回路109を好ましくは含むが、任意の所与の時間においてはメモリ回路の複数の論理ビット線のうちの1つのサブセットだけが選択される。従って、単一のチャージ・シェアリング回路109が複数の論理ビット線によって使用されることが可能であり、スイッチング回路111は、チャージ・シェアリング回路を適切な論理ビット線に選択的に接続するように動作するマルチプレクサまたは代替の接続構成を含むことができる。
制御信号RWL、RSPおよびRSN、ならびにROM回路100で使用される他の信号は、このROM回路に含まれるタイミング回路112により生成されることができる。別法として、これらの制御信号の1つまたは複数は、ROM回路100に対して相対的に外部で生成され、このROM回路に供給されてもよい。メモリ回路で使用するためのタイミング信号の生成は当業者によって一般に良く知られている。従って、タイミング回路112についての詳細な議論については本明細書では述べない。
チャージ・シェアリング回路109、スイッチング回路111およびコンパレータ回路108は、ROM回路100に好ましくは含まれるセンシング回路を形成する。別法として、本発明の例示的実施形態により形成されるセンシング回路はROM回路100から切り離して使用されてもよい。
論理ビット線102から除去される電荷の量は、ダミー・ビット線110のキャパシタンスCDBLに対する論理ビット線のキャパシタンスCBLの比に応じたものになるが、また、この量は、ダミー・ビット線が約VDD−Vt−Vbody effectにチャージされた後にNFETデバイスN1がカットオフに達することによっても制限される。ここで、VtはNFET N1のしきい値電圧であり、Vbody effectはN1の基板効果電圧である。CDBLに対するCBLの比は、論理ビット線102の電圧がチャージ・シェアリングによってどの程度初期に低下させられるかを本質的に制御する。たとえば、ダミー・ビット線110が対応するビット線102のキャパシタンスと実質的に等しいキャパシタンスを有するように構成されると仮定すると、論理ビット線102の電圧が初期に低下させられる最大の量は約50%である。インバータのスイッチング点の上に少なくともいくらかのマージンを持たせるために、ダミー・ビット線110は論理ビット線102よりも容量性が僅かに小さくなるように構成されることができる。これは、たとえば、論理ビット線102に対して相対的にダミー・ビット線110の長さまたは代替の寸法を調整することによって達成されることができる。このチャージ・シェアリング方法は寄生容量比に依存するので、結果として得られる効果は半導体プロセスの変動に実質的に影響されない。また、チャージ・シェアリング方法は電源電圧の大きさによく対応する。
代替の実施形態において、チャージ・シェアリング回路109は、そのチャージ・シェアリング回路109に関連した所定のキャパシタンスを有するように構成されたキャパシタまたは他の容量性の要素を含むことができる。キャパシタはダミー・ビット線110の代わりに、またはダミー・ビット線110に付加して使用されることができる。たとえば、キャパシタの第1端子はスイッチング回路111に接続されることができ、キャパシタの第2端子はグラウンドまたは代替の電圧源に接続するように構成されることができる。この構成は寄生容量比に依存しないので、半導体プロセスおよび/または電圧の変動に対してより敏感である可能性があるが、しかし、たとえば消費される半導体面積に関するような、他の利益をもたらす可能性がある。
コンパレータ回路108のインバータI1の所望のスイッチング点は、メモリ回路にとって受け入れることのできるノイズ・マージン(たとえば、1/2VDD、2/3VDDなど)に少なくとも部分的に依存することを理解されたい。言い換えると、インバータI1のスイッチング点により、どれだけの量の電荷が論理ビット線102から除去されるべきであるかが決まる。論理ビット線102から除去されるべき電荷の所望の量は、メモリ回路が受ける可能性のある半導体プロセス、電圧および/または温度(PVT)条件の変動に対する十分なマージンを許容した上で、論理ビット線の電圧が論理ビット線の初期のプリチャージ電圧(たとえば、VDD)未満になりかつインバータI1のスイッチング点よりも大きくなるように選択されるべきである。もしもチャージ・シェアリング回路の結果として過剰な電荷が論理ビット線102から除去されるならば、論理ビット線の電圧がコンパレータ回路のスイッチングしきい値より下まで減少し、それによりメモリ回路に誤った出力信号を生成させる原因になることがある。
本発明の他の態様によると、スイッチング回路111に供給される制御信号は、PFETデバイスP1に供給される制御信号RSPと異なる。読み出しアクセスのためにROMセル103をイネーブルにするために使用される制御信号RWLに対して、スイッチング回路をアクティブにするために使用される制御信号のタイミングは、読み出しアクセスの間は(たとえば、RWLがハイの間は)、チャージ・シェアリング回路109が論理ビット線102から切り離されるように構成されることができる。チャージ・シェアリング回路109は、所定の量の電荷をビット線から除去するために好ましくはビット線102に接続され、その場合はその後、チャージ・シェアリング回路は信号RWLがハイに達する直前にビット線から切り離されることができる。このようにして、ROMセル103がビット線をより急速にディスチャージできるようにするために、チャージ・シェアリング回路109に関連した任意のキャパシタンスが論理ビット線102から除去されることが可能となる。
図2は、本発明の一実施形態による、図1に示したROM回路100に対応する例示の信号を示す論理タイミング図200である。図から明らかなように、時間t0で、制御信号RSPおよびRWLはロー(たとえば、0)であり、RSNはハイ(たとえば、VDD)である。ローの状態にある信号RSPはPFETデバイスP1をターンオンし、それにより、論理ビット線信号BLで示されるように論理ビット線102をハイにプリチャージする。また、ローの状態にある信号RSPはNFETデバイスN1をターンオフし、それにより、論理ビット線をチャージ・シェアリング回路109から切り離す。ハイの状態にある信号RSNはNFETデバイスN2をターンオンし、それにより、ダミー・ビット線信号DBLで示されるようにダミー・ビット線110をローにプリチャージする。
時間t1で信号RSNがローになり、それによりNFETデバイスN2をターンオフし、ダミー・ビット線110を基本的にフロートにする。時間t2で信号RSPがハイになり、それによりPFETデバイスP1をターンオフし、論理ビット線102のプリチャージを終了させる。また、ハイの状態の信号RSPはNFETデバイスN1をターンオンさせ、それにより、チャージ・シェアリング回路を論理ビット線に接続する。チャージ・シェアリング回路が論理ビット線に接続された後、論理ビット線102上のいくらかの電荷は、電荷保存則に従ってダミー・ビット線110に転送され始める。先に説明したように、論理ビット線から除去される電荷の量は、チャージ・シェアリング回路のキャパシタンス(たとえば、主としてダミー・ビット線のキャパシタンス)に対する論理ビット線のキャパシタンスの比に応じたものになる。論理ビット線およびダミー・ビット線のキャパシタンスが互いに実質的に等しいと仮定すると、論理ビット線から除去されダミー・ビット線に付加される電荷の量は、論理ビット線上の初期の電荷の約1/2になる。
時間t3で、信号RWLがハイになり、それによりROMセルのアクセス・トランジスタ106をターンオンする。ROMセルがその内部に「0」が記憶されている場合は、ROMセルは論理ビット線から事実上切り離され、従ってビット線をディスチャージさせないことになる。本例示においては、ROMセルはその内部に「1」が記憶されているものと仮定されている。従って、信号RWLがハイに達するとROMセルは論理ビット線をグラウンドまでディスチャージさせ始める。しかし、チャージ・シェアリング回路の結果としていくらかの電荷は論理ビット線からすでに除去されているので、ビット線をコンパレータ回路108のスイッチングしきい値より下までディスチャージさせるために必要とされる時間の量は、標準のメモリ回路に比較してかなり削減される。チャージ・シェアリング回路が無い場合は、論理ビット線電圧BLは、202で示されるように、ROMセルがアクセスされた後(たとえば、時間t3後)になるまで低下を始めない。論理ビット線の電圧BLがコンパレータ回路108のスイッチングしきい値より下まで低下した後、コンパレータ回路で生成される出力信号OUTは時間t4でハイに達する。時間t5は、出力信号OUTが軌跡204をたどってハイに達する時点を示し、この軌跡はチャージ・シェアリング回路が無い場合のROM回路の性能を表す。時間t5とt4の差すなわちt5−t4は、チャージ・シェアリング回路の効果に帰すことができるROM回路の遅延時間の削減を表す。
上述のように、もしもチャージ・シェアリング回路の結果として過度な量の電荷が論理ビット線から除去されると、論理ビット線の電圧がコンパレータ回路のスイッチングしきい値より下まで低下する可能性があり、それによりROM回路が誤った出力信号を生成することがある。図から明らかなように、論理ビット線からダミー・ビット線に転送される電荷の量は、スイッチング回路111のNFETデバイスN1のカットオフにより効果的に制限される。具体的に言うと、デバイスN1のゲート電圧はVDDであるので、ダミー・ビット線の電圧DBLがVDDより下の、N1のしきい値電圧に基板効果電圧を加えた値の近くまで上昇すると、デバイスN1はカットオフを始める。NFETデバイスのこのカットオフ効果は、過度な量の電荷が論理ビット線から抜き取られることを有利に防止する自己制限方式のメカニズムをもたらす。
図3は、本発明の他の実施形態による、本発明のセンシング方法が使用された例示のREGFILEメモリ回路300の少なくとも一部分を示す概略図である。図から明らかになるであろうが、REGFILEメモリ回路と共に使用される本発明のシングルエンド・センシング技法は、図1に示したROM回路用途で使用された技法と実質的に同じである。
REGFILEメモリ回路300は複数の論理ビット線を含むことができ、説明を容易にするためにそのうちの1本の論理ビット線302だけが示される。REGFILEメモリ回路300は、論理ビット線に結合された複数のREGFILEメモリ・セルをさらに含むことができ、そのうちの1つのREGFILEメモリ・セル304が示される。REGFILEメモリ・セル304は、メモリ・セルの論理状態を蓄えるための記憶要素306を好ましくは備える。記憶要素306は、一方のインバータの出力が他方のインバータの入力に接続されるように結びつけられた一対のインバータI1およびI2を好ましくは備える。すなわち、インバータI1の出力がインバータI2の入力にノードN1で接続され、インバータI2の出力がインバータI1の入力にノードN2で接続される。記憶要素306は、一対の対応するNFETデバイス308および310をそれぞれ介して、一対のライト・ビット線312および314に選択的に接続される。メモリ・セル304に記憶されるであろうデータは、ライト・ビット線312、314を介して好ましくは伝えられる。デバイス308のソースが記憶要素306にノードN1で接続され、デバイス308のドレインがビット線312に接続するように構成され、デバイス308のゲートが第1制御信号WWLを受信するように構成される。同様に、デバイス310のソースが記憶要素306にノードN2で接続され、デバイス310のドレインがビット線314に接続するように構成され、デバイス310のゲートが第1制御信号WWLを受信するように構成される。
記憶要素306のノードN2における出力は、ノードN1において同様に生成されることもできるが、第1NFETアクセス・トランジスタ316に好ましくは接続される。第2NFETアクセス・トランジスタ318は、第1アクセス・トランジスタ316と対応する論理ビット線302との間に接続される。具体的に言えば、NFET318のドレインがビット線302に接続するように構成され、NFET318のゲートが第2制御信号RWLを受信するように構成され、NFET318のソースがNFET316のドレインに接続され、NFET316のゲートが記憶要素306にノードN2で接続され、NFET316のソースがグラウンドまたは代替の電圧源に接続するように構成される。制御信号RWLは、REGFILEメモリ回路300の対応するリード・ワード線(図示せず)によって伝えられることができる。信号RWLがハイのとき、アクセスNFET318はターンオンする。記憶要素306に論理「1」が記憶されているときは、アクセスNFET316がターンオンされ、それによりビット線302をグラウンドまでディスチャージする。同様に、記憶要素306に論理「0」が記憶されているときは、NFET316はターンオフされ、それによりメモリ・セル304を論理ビット線302から事実上切り離す。ビット線に接続された1個のメモリ・セルだけが示されているが、標準のREGFILEメモリ回路では通常、多数のメモリ・セル(たとえば、512個)が1本の所与のビット線に接続されている。
読み出しアクセスに先立って、REGFILEメモリ回路300の論理ビット線302は、対応するPFETプルアップ・デバイスP1または代替のプリチャージ構成を経由して、たとえばVDDなど所定の電圧レベルまで好ましくはプリチャージされる。すなわち、PFETデバイスP1のソースはVDDに接続するように構成され、P1のドレインはビット線302に接続され、P1のゲートは第3制御信号RSPを受信するように構成される。信号RSPがローのとき、デバイスP1がターンオンし、それによりビット線302を実質的にVDDまでチャージする。コンパレータ回路320が、対応するビット線302に接続され、ビット線302に接続された選択されたメモリ・セル(たとえば、メモリ・セル304)の論理状態を示す出力信号OUTを生成するように動作する。先に述べたように、一般に、メモリ回路の複数のビット線のうち1つのサブセットだけが任意の所与の時間で使用されるので、コンパレータ回路320は複数のビット線によって共用されることができ、このコンパレータ回路をビット線の選択された1本に接続するために選択回路構成(図示せず)がメモリ回路に含まれることが可能である。
コンパレータ回路320は、対応するビット線302に結合された入力、および信号OUTを生成するための出力を有するたとえばインバータI3を好ましくは備える。この例では、ビット線302上に生じた信号は、インバータ内のPFETデバイスおよびNFETデバイスのそれぞれのサイズ(たとえばチャネル長に対するチャネル幅の比)に応じて制御されることが可能なインバータI3のスイッチング点に対して比較される。別法として、ビット線302上に生じた信号をコンパレータ回路320に供給される基準信号と比較するための差動入力を有するコンパレータ回路が使用されてもよい。
ビット線302が論理ハイ・レベル(たとえば、「1」)にプリチャージされると、信号OUTは論理ロー・レベル(たとえば、「0」)になる。論理「0」がメモリ・セル304に記憶されている場合は、論理ビット線302は、信号OUTが論理「0」になるように、読み出しアクセスの間はプリチャージされたハイの状態に留まる。同様に、論理「1」がメモリ・セル304に記憶されているときは、ビット線302は、アクセス・トランジスタ316および318を経由してグラウンドまでディスチャージする。ビット線302の電圧が、本実施形態ではインバータI3のスイッチング点に等しいコンパレータ320のスイッチングしきい値よりも下のレベルに低下したときは、信号OUTは論理ハイの状態に切り換わる。
図1に示した例示的ROM回路100と同様に、REGFILEメモリ回路300は、ダミー・ビット線323およびこのダミー・ビット線に接続されたNFETデバイスN2を含むチャージ・シェアリング回路322をさらに備える。チャージ・シェアリング回路322は、図1に示され本明細書で上述されたチャージ・シェアリング回路109と一致する方法で好ましくは機能するが、同様に、代替のチャージ・シェアリング回路構成も本発明に基づいて考えられる。デバイスN2は、読み出しアクセスに先立ってダミー・ビット線を所定の電圧レベルまでプリチャージできるように、ダミー・ビット線323をたとえばグラウンドなどの電圧源に接続するように動作する。デバイスN2のソースはグラウンドまたは代替の電圧源に接続するように好ましくは構成され、N2のドレインはダミー・ビット線323に接続され、N2のゲートは第4制御信号RSNを受信するように構成される。信号RSNがアクティブ(たとえば、VDD)のとき、デバイスN2はターンオンし、それによりダミー・ビット線323をグラウンドまでプリチャージする。
チャージ・シェアリング回路322は、NFETデバイスN1を好ましくは備えるスイッチング回路324を介して所与の論理ビット線302に接続される。デバイスN1のソースはダミー・ビット線323に接続され、N1のドレインは論理ビット線302に接続するように構成され、N1のゲートは、この例示的実施形態では第3制御信号と同じである第5制御信号、すなわちRSPを受信するように構成される。従って、プリチャージ・デバイスP1がターンオフすると(たとえば、信号RSPがハイに達すると)、デバイスN1はアクティブにされる。別法として、2つの別々の制御信号がプリチャージ・デバイスP1およびスイッチング回路324のために使用されてもよい。論理ビット線302およびダミー・ビット線323がプリチャージされている間は、デバイスN1はディスエーブルにされ、それによりチャージ・シェアリング回路322が論理ビット線から電気的に切り離される。デバイスP1がターンオフされた後、デバイスN1は、チャージ・シェアリング回路322を論理ビット線302に接続するためにターンオンされることができる。各論理ビット線は対応するチャージ・シェアリング回路322を好ましくは含むが、1つのチャージ・シェアリング回路が複数の論理ビット線によって使用されてもよく、スイッチング回路324は、チャージ・シェアリング回路を適切な論理ビット線に選択的に接続するように動作するマルチプレクサまたは代替の接続構成を含んでもよい。
制御信号RWL、RSP、RSNおよびWWLは、REGFILEメモリ回路300で使用される他の信号と共に、このREGFILEメモリ回路に含まれるタイミング回路326により生成されることができる。別法として、これらの制御信号の1つまたは複数は、REGFILEメモリ回路300に対して相対的に外部で生成され、このREGFILEメモリ回路に供給されてもよい。一般に、メモリ回路と共に使用するためのタイミング信号の生成は当業者によって良く知られている。従って、タイミング回路326についての詳細な考察については本明細書では述べない。
本発明の実施形態のセンシング方法は、電子デバイスまたは代替のシステムに組み込まれたメモリ内部で使用するのに特によく適し得る。たとえば、本発明の他の態様によって形成される例示的電子デバイスは、マイクロプロセッサ、または代替の処理デバイス(たとえば、デジタル信号プロセッサ、マイクロコントローラ、中央演算処理装置など)、(たとえば、バスまたは代替の接続手段を介して)このマイクロプロセッサに結合されたメモリ、ならびに(たとえば、データをマイクロプロセッサに提示し、かつ/または、マイクロプロセッサからデータを得るための)このマイクロプロセッサにインターフェース接続するように動作する入出力回路構成を含むことができる。さまざまな実施形態において、本発明のシングルエンド・センシング回路は、電子デバイスの範囲内の多くの記憶用途領域に含まれることができる。
本発明の装置および方法の少なくとも一部分は、1つまたは複数の集積回路に実装されることが可能である。集積回路の形成において、通常、複数の同一のダイが半導体ウェーハの表面上に繰返しパターンをなして製造される。各ダイは本明細書で説明した1つのデバイスを含み、他の構造または回路を含んでもよい。個々のダイはこのウェーハから切断されまたはダイシングされ、次いで、集積回路としてパッケージングされる。集積回路を作成するためにウェーハをどのようにダイシングしダイをパッケージングするかについて当業者であればわかるであろう。そのようにして製造された集積回路は本発明の一部分であると考えられる。
本発明の例示的実施形態が添付の図面を参照しながら本明細書で説明されてきたが、本発明はそれらの具体的な実施形態に限定されるものでなく、さまざまな他の変更および修正が添付の特許請求の範囲から逸脱することなく本明細書の中で当業者によって行われ得ることを理解されよう。
本発明の一実施形態による、本発明のセンシング方法が使用された例示のROM回路の少なくとも一部分を示す概略図である。 本発明の一実施形態による、図1に示されたROM回路に対応する例示の信号を示す論理タイミング図である。 本発明の別の実施形態による、本発明のセンシング方法が使用された例示のREGFILEメモリ回路の少なくとも一部分を示す概略図である。

Claims (10)

  1. 複数の論理ビット線および前記論理ビット線に接続された複数のメモリ・セルを含むメモリ回路と共に使用するためのシングルエンド・センシング回路であって、
    少なくとも1つのチャージ・シェアリング回路と、
    前記少なくとも1つのチャージ・シェアリング回路に接続され、供給される第1制御信号に応じて前記チャージ・シェアリング回路を前記論理ビット線の所与の少なくとも1本に選択的に接続するように動作する少なくとも1つのスイッチング回路と、
    前記所与の論理ビット線に接続された少なくとも1つのコンパレータ回路とを備え、
    前記コンパレータ回路は、前記所与の論理ビット線に接続されたメモリ・セルの論理状態を示す出力信号を生成するように動作し、前記チャージ・シェアリング回路は、前記メモリ・セルの読み出しアクセスに関連して前記所与の論理ビット線の電圧を低下させるように前記所与の論理ビット線上のある量の電荷を除去するように動作する、シングルエンド・センシング回路。
  2. 前記少なくとも1つのチャージ・シェアリング回路は、
    少なくとも1本のダミー・ビット線と、 前記少なくとも1本のダミー・ビット線に接続され、第2制御信号に応じて前記少なくとも1本のダミー・ビット線を第1の電圧源に選択的に接続するように動作する第2のスイッチング回路と
    を備える請求項1に記載のセンシング回路。
  3. 前記少なくとも1つのチャージ・シェアリング回路は、
    キャパシタと、
    前記キャパシタに接続され、第2制御信号に応じて前記キャパシタを第1の電圧源に選択的に接続するように動作する第2のスイッチング回路と
    を備える請求項1に記載のセンシング回路。
  4. 前記対応する論理ビット線に接続するように構成され、前記メモリ・セルの読み出しアクセスに先立って前記対応する論理ビット線を前記第1の電圧レベルまで選択的にチャージするように動作するプリチャージ回路をさらに備える請求項1に記載のセンシング回路。
  5. 前記チャージ・シェアリング回路は、前記メモリ・セルの読み出しアクセスに先立って前記所与の論理ビット線の電圧を低下させるように前記所与の論理ビット線上の所定の量の電荷を除去するように動作する請求項1に記載のセンシング回路。
  6. 前記チャージ・シェアリング回路は、前記メモリ・セルの読み出しアクセスの間に前記所与の論理ビット線の電圧を低下させるように前記所与の論理ビット線上の所定の量の電荷を除去するように動作する請求項1に記載のセンシング回路。
  7. 複数の論理ビット線と、
    前記論理ビット線に接続された複数のメモリ・セルと、
    少なくとも1つのシングルエンド・センシング回路とを備え、
    前記少なくとも1つのシングルエンド・センシング回路は、
    少なくとも1つのチャージ・シェアリング回路と、
    前記少なくとも1つのチャージ・シェアリング回路に接続され、供給される第1制御信号に応じて前記チャージ・シェアリング回路を前記論理ビット線の所与の少なくとも1本に選択的に接続するように動作する少なくとも1つのスイッチング回路と、
    前記所与の論理ビット線に接続された少なくとも1つのコンパレータ回路とを備え、
    前記コンパレータ回路は、前記対応する論理ビット線に接続されたメモリ・セルの論理状態を示す出力信号を生成するように動作し、前記チャージ・シェアリング回路は、前記メモリ・セルの読み出しアクセスに関連して前記所与の論理ビット線の電圧を低下させるように前記所与の論理ビット線上のある量の電荷を除去するように動作する、メモリ回路。
  8. 複数のビット線および前記ビット線に接続された複数のメモリ・セルを含むメモリ回路と共に使用するための少なくとも1つのシングルエンド・センシング回路を含む集積回路であって、前記少なくとも1つのセンシング回路は、
    チャージ・シェアリング回路構成と、
    前記チャージ・シェアリング回路構成に接続され、供給される第1制御信号に応じて前記チャージ・シェアリング回路構成を前記ビット線の所与の少なくとも1本に選択的に接続するように動作するスイッチング回路構成と、
    前記所与のビット線に接続された少なくとも1つのコンパレータとを備え、
    前記コンパレータは、前記所与のビット線に接続されたメモリ・セルの論理状態を示す出力信号を生成するように動作し、前記チャージ・シェアリング回路構成は、前記メモリ・セルの読み出しアクセスに関連して前記所与のビット線の電圧を低下させるように前記所与のビット線上のある量の電荷を除去するように動作する、集積回路。
  9. 少なくとも1つのメモリ回路を含む集積回路であって、前記少なくとも1つのメモリ回路は、
    複数のビット線と、
    前記複数のビット線に接続された複数のメモリ・セルと、
    少なくとも1つのシングルエンド・センシング回路とを備え、前記少なくとも1つのシングルエンド・センシング回路は、
    チャージ・シェアリング回路構成と、
    前記チャージ・シェアリング回路構成に接続され、供給される第1制御信号に応じて前記チャージ・シェアリング回路構成を前記ビット線の所与の少なくとも1本に選択的に接続するように動作するスイッチング回路構成と、
    前記所与のビット線に接続された少なくとも1つのコンパレータとを備え、
    前記コンパレータは、前記所与のビット線に接続されたメモリ・セルの論理状態を示す出力信号を生成するように動作し、前記チャージ・シェアリング回路構成は、前記メモリ・セルの読み出しアクセスに関連して前記所与のビット線の電圧を低下させるように前記所与のビット線上のある量の電荷を除去するように動作する、集積回路。
  10. 組み込みメモリを含むシステムであって、前記組み込みメモリは、
    複数のビット線と、
    前記複数のビット線に接続された複数のメモリ・セルと、
    少なくとも1つのシングルエンド・センシング回路とを備え、前記少なくとも1つのシングルエンド・センシング回路は、
    少なくとも1つのチャージ・シェアリング回路と、
    前記少なくとも1つのチャージ・シェアリング回路に接続され、供給される第1制御信号に応じて前記チャージ・シェアリング回路を前記ビット線の所与の少なくとも1本に選択的に接続するように動作する少なくとも1つのスイッチング回路と、
    前記所与のビット線に接続された少なくとも1つのコンパレータ回路とを備え、
    前記コンパレータ回路は、前記対応するビット線に接続されたメモリ・セルの論理状態を示す出力信号を生成するように動作し、前記チャージ・シェアリング回路は、前記メモリ・セルの読み出しアクセスに関連して前記所与のビット線の電圧を低下させるように前記所与のビット線上のある量の電荷を除去するように動作する、システム。
JP2007193992A 2006-07-26 2007-07-26 メモリ回路のための高速化されたシングルエンド・センシング Expired - Fee Related JP5441323B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/460035 2006-07-26
US11/460,035 US7433254B2 (en) 2006-07-26 2006-07-26 Accelerated single-ended sensing for a memory circuit

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013160980A Division JP2013218783A (ja) 2006-07-26 2013-08-02 メモリ回路のための高速化されたシングルエンド・センシング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008034092A true JP2008034092A (ja) 2008-02-14
JP5441323B2 JP5441323B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=38885163

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007193992A Expired - Fee Related JP5441323B2 (ja) 2006-07-26 2007-07-26 メモリ回路のための高速化されたシングルエンド・センシング
JP2013160980A Pending JP2013218783A (ja) 2006-07-26 2013-08-02 メモリ回路のための高速化されたシングルエンド・センシング

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013160980A Pending JP2013218783A (ja) 2006-07-26 2013-08-02 メモリ回路のための高速化されたシングルエンド・センシング

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7433254B2 (ja)
JP (2) JP5441323B2 (ja)
KR (1) KR101361404B1 (ja)
DE (1) DE102007034878A1 (ja)
TW (1) TWI471869B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012033219A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Sony Corp 抵抗変化型メモリデバイス

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5596296B2 (ja) * 2008-03-17 2014-09-24 ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエル 半導体装置
KR101026658B1 (ko) 2008-03-17 2011-04-04 엘피다 메모리 가부시키가이샤 단일-종단 감지 증폭기를 갖는 반도체 디바이스
US9653167B2 (en) * 2015-02-19 2017-05-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory device using grounded dummy bit lines
KR20170143125A (ko) * 2016-06-20 2017-12-29 삼성전자주식회사 기준전압을 생성하기 위한 메모리 셀을 포함하는 메모리 장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03102698A (ja) * 1989-09-14 1991-04-30 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH0613581A (ja) * 1992-04-30 1994-01-21 Mitsubishi Electric Corp スタティックランダムアクセスメモリ装置
JPH0973779A (ja) * 1995-09-07 1997-03-18 Mitsubishi Electric Corp 半導体メモリ装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0955088A (ja) * 1995-08-11 1997-02-25 Nec Corp 半導体メモリ
US8164362B2 (en) * 2000-02-02 2012-04-24 Broadcom Corporation Single-ended sense amplifier with sample-and-hold reference
ITRM20010001A1 (it) * 2001-01-03 2002-07-03 Micron Technology Inc Circuiteria di rilevazione per memorie flash a bassa tensione.
JP4004744B2 (ja) * 2001-02-22 2007-11-07 東芝エルエスアイシステムサポート株式会社 Mrom回路及びセルデータ確定方法
US7046568B2 (en) * 2002-09-24 2006-05-16 Sandisk Corporation Memory sensing circuit and method for low voltage operation
US6771551B1 (en) * 2003-02-04 2004-08-03 Broadcom Corporation Sense amplifier with adaptive reference generation
US7126869B1 (en) * 2003-06-26 2006-10-24 Cypress Semiconductor Corp. Sense amplifier with dual cascode transistors and improved noise margin
US7391633B2 (en) * 2006-07-26 2008-06-24 Agere Systems Inc. Accelerated searching for content-addressable memory

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03102698A (ja) * 1989-09-14 1991-04-30 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH0613581A (ja) * 1992-04-30 1994-01-21 Mitsubishi Electric Corp スタティックランダムアクセスメモリ装置
JPH0973779A (ja) * 1995-09-07 1997-03-18 Mitsubishi Electric Corp 半導体メモリ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012033219A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Sony Corp 抵抗変化型メモリデバイス

Also Published As

Publication number Publication date
TW200807431A (en) 2008-02-01
TWI471869B (zh) 2015-02-01
US20080025103A1 (en) 2008-01-31
DE102007034878A1 (de) 2008-02-07
US7433254B2 (en) 2008-10-07
KR20080010360A (ko) 2008-01-30
JP2013218783A (ja) 2013-10-24
KR101361404B1 (ko) 2014-02-10
JP5441323B2 (ja) 2014-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI609377B (zh) 記憶體裝置以及在此種記憶體裝置中控制漏電流的方法
KR100655084B1 (ko) 센스앰프 인에이블 회로 및 이를 갖는 반도체 메모리 장치
US20130286705A1 (en) Low power content addressable memory hitline precharge and sensing circuit
US4783764A (en) Semiconductor integrated circuit device with built-in memories, and peripheral circuit which may be statically or dynamically operated
US7834662B2 (en) Level shifter with embedded logic and low minimum voltage
US7420835B2 (en) Single-port SRAM with improved read and write margins
US7633830B2 (en) Reduced leakage driver circuit and memory device employing same
US8072823B2 (en) Semiconductor memory device
US10381052B2 (en) Overvoltage protection for a fine grained negative wordline scheme
US20170243633A1 (en) Design structure for reducing pre-charge voltage for static random-access memory arrays
JP2013218783A (ja) メモリ回路のための高速化されたシングルエンド・センシング
US7170805B2 (en) Memory devices having bit line precharge circuits with off current precharge control and associated bit line precharge methods
CN107437425B (zh) 用于自我参考的匹配线感测的匹配线预充电架构
TW201030758A (en) Register file circuits with p-type evaluation
US6751141B1 (en) Differential charge transfer sense amplifier
US20140126276A1 (en) Power management sram global bit line precharge circuit
JPH10188560A (ja) 半導体集積回路
US7391633B2 (en) Accelerated searching for content-addressable memory
EP1035652B1 (en) Capacitive coupled driver circuit
EP1018745B1 (en) Improved driver circuit
KR20010107755A (ko) 반도체 메모리 장치의 다수의 워드 라인을 테스트하기위한 방법
US8531895B2 (en) Current control circuit
US7106635B1 (en) Bitline booster circuit and method
US6353560B1 (en) Semiconductor memory device
KR100373350B1 (ko) 저전력 내장형 에스램

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120717

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121017

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121022

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130802

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees