JP2008034079A - 半導体記憶装置、並びにその読み出し方法及び読み出し回路 - Google Patents

半導体記憶装置、並びにその読み出し方法及び読み出し回路 Download PDF

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Abstract

【課題】読み出しサイクルでの読み出しビット線の残留電荷をディスチャージする半導体記憶装置において、前読み出しサイクルでの選択ビット線と次読み出しサイクルでの選択ビット線とが隣り合っても、次読み出しサイクルでの読み出し判定動作中に選択ビット線の電位が、前読み出しサイクルでの選択ビット線の残留電荷のディスチャージによって変動しないようにする。
【解決手段】読み出し動作時以外はビット線をリセット状態とする。読み出しのためにビット線が選択されて読み出し回路に接続される期間では、選択ビット線のリセット状態を解除し、選択されたビット線を介して選択メモリセルの記憶情報を読み出す。メモリセルの読み出しが完了した後は、選択ビット線を読み出し手段から切り離して、ビット線をリセット状態とする。従って、次サイクルの読み出し動作の前に前読み出しビット線の残留電荷ディスチャージ動作が完了する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体記憶装置に関するものであり、特に、多数のメモリセルが同一ビット線に接続されて、ビット線の容量が大きな半導体記憶装置の読み出しに適用すると有効な技術に関するものである。
一般に、マスクROMやPROM、EPROM等の不揮発性メモリは、各々のメモリセルを、読み出し電圧を印加した場合に、ソース−ドレイン間に電流が流れるか否かのどちらかの状態に設定することにより、情報を記憶している。
図7にマスクROMの構成例を示している。メモリ700はメモリセル102がマトリクス状に配置されたメモリセルアレイを備えており、メモリセルアレイ102の具体回路例を図8に示している。図8において、メモリセルMCはマトリクス状に配置され、同一行のメモリセルMCのゲートは同一ワード線WL0〜WLnに共通接続され、ビット線BL0〜mにはメモリセルの記憶データに応じて、同一列のメモリセルMCのドレインのうちの特定のセルが共通接続されている。ここで、ドレインがビット線に接続されたメモリセルMCはデータ“1”を記憶するメモリセルであり、ドレインがビット線に接続されていないメモリセルMCはデータ“0”を記憶するものである。各メモリセルMCのソースは共通に接続されて接地されている。このようなメモリセルMCの接続とすることにより、選択するメモリセルの記憶データを読み出すために、選択されたワード線WL及びビット線BLに読み出し電圧を印加すると、ドレインがビット線に接続されたメモリセルMCの場合には、メモリセル電流がビット線BLからメモリセルMCを介して接地電位に流れる。ドレインが開放とされたメモリセルMCの場合には、ビット線BLから接地電位への電流パスは生じない。選択されたビット線に流れる電流を判定することにより、選択メモリセルの記憶データを読み出すことができる。
図7において、108はローデコーダであり、外部より入力されるローアドレスに応答して、メモリセルアレイ102内のワード線WLの一本を選択し、メモリセルMC102−1〜102−8のゲート電極に読み出し電圧を与える。110はカラムデコーダであり、外部より入力されるカラムアドレスに応答して、カラム選択ゲート104を駆動するビット線選択信号Ysel_0〜Ysel_kを出力する。カラム選択ゲート104内の選択トランジスタ104−1〜104−8は、カラムデコーダ110からのビット線選択信号Ysel_0〜Ysel_kにより駆動され、メモリセルMC102−1〜102−8のドレインに接続されたビット線を選択的に読み出し判定回路114−1及び114−2に接続する。
選択されたメモリセルMCの記憶データ読み出し動作を図9を用いて行う。図9において、ADDは入力アドレス信号であり、時刻t1でのアドレスA0が入力されることによるアドレス変化を受けて、ローデコーダ108は特定ワード線を選択し、カラムデコーダ110は特定ビット線を選択するための特定ビット線選択信号Yselが“H”となる信号を出力すると共に、メモリ内部のコントローラ(図示せず)はプリチャージ信号PRを発生する。このプリチャージ信号PRを受けて、プリチャージトランジスタ112−1〜112−3は読み出し判定回路114−1及び114−2の一方の入力に接続された読み出しノードNRED−1及びNRED−2と、読み出し判定回路114−1及び114−2のリファレンス側入力ノードNREFを、同図のNRED/NREFとして示すように、所定の電位までプリチャージする。この読み出しノードNRED−1及びNRED−2は、ビット線選択信号Ysel信号を受けてカラム選択ゲート104により選択されたビット線BLを含めて、図示する電位にプリチャージされる。時刻t2でプリチャージ動作が終了すると、読み出しノードNRED−1及びNRED−2の電位は、選択されたメモリセルのセル電流に応じてディスチャージされる。ここで、メモリセル102は、そのドレイン端子のビット線への接続状態に応じて電流が流れる場合と流れない場合の2通りが存在する。ドレインがビット線BLに接続されたメモリセルMCが選択される場合には、時刻t2以降はプリチャージ動作により充電された電荷がメモリセル電流により放電され、時間経過に従って符号204に示す電位となる。ドレインが開放状態にされたメモリセルMCが選択される場合には、時刻t2以降はプリチャージ動作により充電された電荷がそのまま保持され、符号202に示す電位となる。リファレンスノードNREFの電位は、メモリセル電流の1/2に設定されたリファレンス電流により放電されるよう構成されており、同図に符号206に示すように、読み出しノード電位202、204の中間に位置する電位206となる。Soutは読み出し判定回路114−1又は114−2の出力波形であり、読み出しノード電位202又は204とリファレンス電位206との電位差が読み出し判定回路114−1、114−2での安定読み出し動作に必要な値となった時点で、読み出しデータSout(S0)が確定される。読み出し判定回路114−1及び114−2からの読み出しデータSout(S0)が確定するタイミングt3でラッチ回路118−1及び118−2のクロック端子Cpに入力されるDL信号を立下げることにより、読み出し判定回路114−1及び114−2からの読み出しデータをラッチ回路118−1及び118−2に取り込み、ラッチ回路118−1及び118−2から出力Dout(D0)を出力する。
ラッチ回路118−1及び118−2への読み出し判定回路114−1及び114−2の出力の取り込みが完了すると、ビット線選択信号Ysel信号が“L”とされて、ビット線の選択が解除され、読み出し判定回路114−1及び114−2は非活性状態とされると共に、DIS信号が“H”となることにより、ビット線リセット回路702のトランジスタ702−1〜702−8により、選択状態であったビット線に残留している電荷を放電し、放電が完了するタイミングでDIS信号を“L”とし、ディスチャージ動作を終了して、1回の読み出し動作サイクルを完了する。
時刻t4において、次の読み出しのためのアドレスが入力され、これまで説明してきた読み出し動作サイクルが繰り返される。
このように、選択ビット線を含む読み出しノードとリファレンスノードに接続される各容量とをプリチャージし、メモリセル電流とリファレンス電流でディスチャージして読み出しを行う読み出し方法においては、メモリセルの記憶データを読み出した後に、選択ビット線とリファレンスノードの残留電荷をディスチャージする必要がある。選択されたワード線に接続されたメモリセルが全て“0”データであり、順次ビット線を選択して読み出しを行った場合に、読み出し動作後のビット線ディスチャージを行わなければ、全ビット線にプリチャージされた電荷が残った状態が生じてしまう。この状態でアドレスが切り替わり、全てのメモリセルが“1”状態のメモリセルMCが接続されたワード線を選択した場合には、メモリセルMCを介してビット線残留電荷の放電が一斉に行なわれることになり、ノイズによる誤動作が生じてしまう。このため、読み出し動作のビット線ディスチャージを読み出しサイクル毎に行っている。
従って、前述の読み出し方法での読み出しサイクルは、ローデコーダ108及びカラムデコーダ110等のメモリセル選択のための動作時間と、読み出し判定回路114での判定時間に加え、プリチャージ時間とディスチャージ時間のトータル時間となっている。
プリチャージ時間とディスチャージ時間を短縮して読み出しサイクルの高速化を実現する技術が、特許文献1に開示されており、この開示技術を基にした回路構成例を図10に示している。図7と同一回路動作の回路構成要素には図7と同一の番号を付している。メモリ構成1000において、図7と異なる構成は、各ビット線BLに接続されたビット線リセット回路1102内のビット線リセットトランジスタが共通の制御信号DISではなく、複数の制御信号Res0〜Res3により制御される点にあり、任意の読み出しサイクルにより読み出しが行なわれたビット線の残留電荷は、次の読み出しサイクルにおける読み出し動作と並行してディスチャージが行なわれるよう制御されている。
図11を用いて動作を説明すると、時刻t1でのアドレスA0が入力されることによるアドレス変化を受けて、ローデコーダ108は特定ワード線を選択し、アドレスA0に対応するビット線選択信号Ysel_0が“H”となる信号がカラムデコーダ110より出力される。このビット線選択信号Ysel_0により選択されるビット線に接続された選択メモリセルに対して、図7及び図8での動作と同様の読み出し動作により読み出し判定回路114に読み出されたデータSout(S0)がラッチ回路118に取り込まれて、データDout(D0)が出力される。ラッチ回路118への読み出し判定回路114出力の取り込みが完了すると、ビット線選択信号Ysel_0信号が“L”とされて、ビット線選択が解除され、読み出し判定回路114は非活性状態とされて読み出し動作を終了する。
前サイクルでの読み出し動作が終了すると、時刻t4でアドレス入力信号をA1に切りかえて次サイクルの読み出し動作に入り、アドレスA1を受けて、アドレスA1に対応するビット線選択信号Ysel_1が“H”となる信号がカラムデコーダ110より出力される。このビット線選択信号Ysel_1により選択されるビット線に接続されたメモリセルの読み出し動作と並行して、リセット信号Res0を“H”にすることにより、前読み出しサイクルでの読み出しが行なわれたビット線の残留電荷をディスチャージする。
このように、特許文献1に開示されている技術は、読み出し動作終了後のビット線の残留電荷ディスチャージを、次サイクルの読み出し動作と並行して行うことにより、高速読み出しサイクルを可能とするものである。
特開2002−216488号公報
しかしながら、読み出しサイクルの読み出しビット線の残留電荷のディスチャージを、次サイクルでの読み出し動作と並行して行うよう制御する場合においては、アドレスが変化して次サイクルの読み出し動作が開始してからの残留電荷ディスチャージ動作となるため、図11に示す時刻t4−t5間のように、次サイクルの読み出し動作と前読み出しビット線の残留電荷ディスチャージ動作とが同時に行なわれ、前読み出しサイクルでの選択ビット線と次読み出しサイクルでの選択ビット線とが隣り合う場合には、読み出し判定動作中に隣り合うビット線の電位が変動することになり、カップリング容量を介してのノイズにより読み出し判定動作に影響を及ぼすことになり、安定な読み出し動作を阻害することになる。
前記課題を解決するため、本発明では、読み出し判定回路に選択的に接続されるビット線のリセット状態を、読み出し判定回路に選択的に接続される期間のみ解除して読み出し動作を行うようにする。
具体的に、請求項1記載の発明の半導体記憶装置の読み出し方法は、複数のワード線及び複数のビット線を備え、前記複数のワード線と前記複数のビット線との交点に各々メモリセルが配置された半導体記憶装置の読み出し方法において、読み出し動作時以外は前記ビット線をリセット状態とし、読み出しのためにビット線が選択されて読み出し手段に接続される期間のみ前記選択ビット線のリセット状態を解除するステップと、前記選択されたビット線を介して選択メモリセルの記憶情報を読み出すステップと、前記選択メモリセルの読み出しが完了した後に、前記選択ビット線を読み出し手段から切り離してリセットするステップとを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記請求項1記載の半導体記憶装置の読み出し方法において、ビット線リセット状態は、ビット線が基準電位に設定される状態であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記請求項1記載の半導体記憶装置の読み出し方法において、ビット線リセット解除は、ビット線を基準電位から開放することにより行うことを特徴とする。
請求項4記載の発明の半導体記憶装置の読み出し方法は、複数のワード線及び複数のビット線を備え、前記複数のワード線と前記複数のビット線との交点に各々メモリセルが配置された半導体記憶装置の読み出し方法において、読み出し動作時以外は前記ビット線をリセット状態とし、入力アドレスに応じて前記ビット線を選択的に読み出し手段へ接続するステップと、前記入力アドレスに応じて前記読み出し手段へ選択的に接続するビット線のリセット状態を解除するステップと、前記選択されたビット線を介して選択メモリセルの記憶情報を読み出すステップと、前記選択メモリセルの読み出しが完了した後に、前記選択ビット線を読み出し手段から切り離してリセットするステップとを備えたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記請求項4記載の半導体記憶装置の読み出し方法において、ビット線を選択的に読み出し手段へ接続するステップと、前記読み出し手段へ選択的に接続するビット線のリセット状態を解除するステップとは、ほぼ同時に実行されることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記請求項4記載の半導体記憶装置の読み出し方法において、ビット線リセット状態は、ビット線が基準電位に設定される状態であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記請求項4記載の半導体記憶装置の読み出し方法において、ビット線リセット解除は、ビット線を基準電位から開放することにより行なわれることを特徴とする。
請求項8記載の発明の半導体記憶装置の読み出し回路は、複数のワード線及び複数のビット線を備え、前記複数のワード線と前記複数のビット線との交点に各々メモリセルが配置された半導体記憶装置の読み出し回路において、読み出し動作時以外は前記ビット線をリセットするビット線リセット手段と、入力アドレスに応じてビット線選択信号を発生する選択信号発生手段と、前記ビット線選択信号に応じて前記ビット線を選択的に読み出し手段へ接続する接続手段と、前記ビット線選択信号に応じて選択的に読み出し手段へ接続されるビット線のリセット状態を解除するビット線リセット解除手段と、前記選択されたビット線を介して選択メモリセルの記憶情報を読み出す読み出し判定手段とを備えたことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記請求項8記載の半導体記憶装置の読み出し回路において、前記ビット線リセット手段は、ビット線を基準電位に設定することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、前記請求項8記載の半導体記憶装置の読み出し回路において、前記ビット線リセット解除手段は、前記ビット線選択信号を用いて、前記ビット線リセット手段によるビット線のリセット状態を解除することを特徴とする。
請求項11記載の発明の半導体記憶装置は、複数のワード線及び複数のビット線を備え、前記複数のワード線と前記複数のビット線との交点に各々メモリセルが配置された半導体記憶装置において、入力アドレスに応じて前記複数のワード線内の特定ワード線を選択するローデコーダと、他の入力アドレスに応じて前記複数のビット線内の特定ビット線を選択するためのビット線選択信号を出力するカラムデコーダと、選択されたメモリセルの記憶情報を読み出すための読み出し手段と、前記カラムデコーダからの前記ビット線選択信号に応じて、前記複数のビット線内の特定ビット線を選択的に前記読み出し手段に接続するカラム選択手段と、前記カラムデコーダからの前記ビット線選択信号に応じて前記ビット線と基準電位との導通状態が制御されるスイッチ手段とを備えたことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、前記請求項11記載の半導体記憶装置において、読み出し開始時に読み出しノードを充電する充電手段を更に備えたことを特徴とする。
請求項13記載の発明は、前記請求項12記載の半導体記憶装置において、前記カラム選択手段はNチャネルトランジスタから成り、前記スイッチ手段は、ゲート電極が前記Nチャネルトランジスタのゲート電極に加えられる信号と等しい信号が加えられるPチャネルトランジスタより成ることを特徴とする。
請求項14記載の発明は、前記請求項13記載の半導体記憶装置において、前記スイッチ手段を構成するPチャネルトランジスタの電流駆動能力は、前記充電手段の電流駆動能力に比べて極めて小さな値であること特徴とする。
請求項15記載の発明は、前記請求項13記載の半導体記憶装置において、前記スイッチ手段を構成するPチャネルトランジスタのサイズは、前記充電手段を構成するトランジスタのサイズに比べて小さいことを特徴とする。
請求項16記載の発明は、前記請求項12記載の半導体記憶装置において、前記カラム選択回路は第1のNチャネルトランジスタから成り、前記スイッチ回路は、ゲート電極が前記第1のNチャネルトランジスタのゲート電極に加えられる信号と反対極性の信号が加えられる第2のNチャネルトランジスタより成ることを特徴とする。
請求項17記載の発明は、前記請求項16記載の半導体記憶装置において、前記スイッチ回路を構成する第2のNチャネルトランジスタの電流駆動能力は、前記充電回路の電流駆動能力に比べて極めて小さな値であること特徴とする。
請求項18記載の発明は、前記請求項16記載の半導体記憶装置において、前記スイッチ手段を構成する第2のNチャネルトランジスタのサイズは、前記充電手段を構成するトランジスタのサイズに比べて小さいことを特徴とする。
請求項19記載の発明の半導体記憶装置は、複数のワード線及び複数のビット線を備え、前記複数のワード線と前記複数のビット線との交点に各々メモリセルが配置された半導体記憶装置において、入力アドレスに応じて前記複数のワード線内の特定ワード線を選択するローデコーダと、他の入力アドレスに応じて、前記複数のビット線内の特定ビット線を選択するためのビット線選択信号を出力するカラムデコーダと、選択されたメモリセルの記憶情報を読み出すための読み出し回路と、前記カラムデコーダからの前記ビット線選択信号に応じて、前記複数のビット線内の特定ビット線を選択する第1のカラム選択回路と、前記カラムデコーダからの前記ビット線選択信号に応じて、前記第1のカラム選択回路の出力を選択的に前記読み出し回路へ接続する第2のカラム選択回路と、前記カラムデコーダからの前記ビット線選択信号に応じて前記ビット線と基準電位との導通状態が制御される第1及び第2のスイッチ回路とを備えたことを特徴とする。
請求項20記載の発明は、前記請求項19記載の半導体記憶装置において、読み出し開始時に読み出しノードを充電する充電回路を更に備えたことを特徴とする。
請求項21記載の発明は、前記請求項19記載の半導体記憶装置において、前記第1のカラム選択回路は第1のNチャネルトランジスタから成り、前記第2のカラム選択回路は第2のNチャネルトランジスタから成り、前記第1のスイッチ回路は、ゲート電極が前記第1のNチャネルトランジスタのゲート電極に加えられる信号と等しい信号が加えられる第1のPチャネルトランジスタより成り、前記第2のスイッチ回路は、ゲート電極が前記第2のNチャネルトランジスタのゲート電極に加えられる信号と等しい信号が加えられる第2のPチャネルトランジスタより成ることを特徴とする。
請求項22記載の発明は、前記請求項21記載の半導体記憶装置において、前記第1及び第2のスイッチ回路を構成するPチャネルトランジスタの電流駆動能力は、前記充電回路の電流駆動能力に比べて極めて小さな値であること特徴とする。
請求項23記載の発明は、前記請求項21記載の半導体記憶装置において、前記第1及び第2のスイッチ手段を構成するPチャネルトランジスタのサイズは、前記充電手段を構成するトランジスタのサイズに比べて小さいことを特徴とする。
請求項24記載の発明は、前記請求項19記載の半導体記憶装置において、前記第1のカラム選択回路は第1のNチャネルトランジスタから成り、前記第2のカラム選択回路は第2のNチャネルトランジスタから成り、前記第1のスイッチ回路は、ゲート電極が前記第1のNチャネルトランジスタのゲート電極に加えられる信号と逆極性の信号が加えられる第3のNチャネルトランジスタより成り、前記第2のスイッチ回路は、ゲート電極が前記第2のNチャネルトランジスタのゲート電極に加えられる信号と逆極性の信号が加えられる第4のNチャネルトランジスタより成ることを特徴とする。
請求項25記載の発明は、前記請求項24記載の半導体記憶装置において、前記第1及び第2のスイッチ回路を構成するNチャネルトランジスタの電流駆動能力は、前記充電回路の電流駆動能力に比べて極めて小さな値であること特徴とする。
請求項26記載の発明は、前記請求項24記載の半導体記憶装置において、前記第1及び第2のスイッチ手段を構成するNチャネルトランジスタのサイズは、前記充電手段を構成するトランジスタのサイズに比べて小さいことを特徴とする。
請求項27記載の発明は、前記請求項1記載の半導体記憶装置の読み出し方法において、前記メモリセルはマスクROMであることを特徴とする。
請求項28記載の発明は、前記請求項1記載の半導体記憶装置の読み出し方法において、前記メモリセルは、フローティングゲートを有する2層ゲート構造の不揮発性メモリであることを特徴とする。
請求項29記載の発明は、前記請求項1記載の半導体記憶装置の読み出し方法において、前記メモリセルは、酸化膜−窒化膜−酸化膜(ONO)構造のゲート酸化膜を備える電荷トラップ型の不揮発性メモリであることを特徴とする。
以上により、請求項1〜3記載の発明の半導体記憶装置の読み出し方法では、読み出し動作期間以外はビット線はリセット状態に設定され、読み出し動作のためにビット線が選択されて読み出し手段に接続される期間のみ選択ビット線のリセット状態を解除して読み出し動作を行うので、次読み出しサイクルの開始を待たずに、読み出し動作後のビット線残留電荷のディスチャージ動作を開始することが可能となり、読み出しサイクルが短縮されると共に、安定な読み出し動作を実現することができる。
また、請求項4〜7記載の発明の半導体記憶装置の読み出し方法では、読み出し動作期間以外はビット線はリセット状態に設定され、読み出し動作のためにビット線を選択して読み出し手段に接続する動作と、選択ビット線のリセット状態を解除する動作とを同一のタイミングで制御するので、最適なタイミング設定での読み出しサイクル短縮を実現することができる。
更に、請求項8〜10記載の発明の半導体記憶装置の読み出し回路では、読み出し動作後のビット線残留電荷のディスチャージ動作を、ビット線選択信号を用いて制御することができるので、簡単な回路構成で読み出しサイクルを短縮すると共に、安定な読み出し動作を実現することができる。
加えて、請求項11〜18記載の発明の半導体記憶装置では、ビット線の選択及び、読み出し動作後のビット線残留電荷のディスチャージ動作を、カラムデコーダの出力信号を用いて制御することができるので、簡単な回路構成で読み出しサイクルを短縮するメモリを実現することができる。
また、請求項19〜25記載の発明の半導体記憶装置では、複数段の縦続接続されたカラム選択手段と、並列接続されたビット線残留電荷をディスチャージする第1及び第2のスイッチ手段とを用いるので、より簡単な回路構成での読み出しサイクル短縮を実現することができる。
以上説明したように、請求項1〜29記載の発明によれば、半導体記憶装置並びにその読み出し方法及び読み出し回路において、読み出し判定回路に選択的に接続されるビット線のリセット状態を、読み出し判定回路に選択的に接続される期間のみ解除して読み出し動作を行うようにしたので、高速且つ安定な読み出し動作を行うことができる。
(第1の実施形態)
図1は本願発明の第1の実施形態である半導体記憶装置の構成例を示し、図7と同一回路構成要素には同一番号を付している。メモリ100は、外部より入力されるローアドレスに応答して、メモリセルアレイ102内のワード線WLの一本を選択し、メモリセルMC102−1〜102−8のゲート端子に読み出し電圧を与えるローデコーダ108と、外部より入力されるカラムアドレスに応答して、カラム選択ゲート104を駆動するビット線選択信号Ysel_0〜Ysel_kを発生し出力するカラムデコーダ(選択信号発生手段)110を備えている。カラム選択ゲート(接続手段及びカラム選択手段)104内のNチャネルトランジスタで構成される選択トランジスタ104−1〜104−8は、カラムデコーダ110からのビット線選択信号Ysel_0〜Ysel_kにより駆動され、メモリセルMC102−1〜102−8のドレインが接続されたビット線BL−0〜BL−7を選択的に読み出し判定回路(読み出し手段及び読み出し判定手段)114−1及び114−2に接続する。
106はビット線の残留電荷をディスチャージするビット線リセット回路(ビット線リセット手段及びスイッチ手段)であり、Pチャネルトランジスタ106−1〜106−8より構成されている。この各Pチャネルトランジスタ106−1〜106−8は、ゲート電極がカラムデコーダ110からのビット線選択信号Ysel_0〜Ysel_kに接続されており、同じ信号がゲート電極に接続される、同一ビット線に接続されたカラム選択ゲート104内のNチャネル選択トランジスタ104−1〜104−8とは導通/非導通が逆相となる動作を行う。つまり、カラム選択ゲート104内の選択トランジスタ104−1〜104−8は、読み出し動作を行っていない期間は遮断状態とされているが、リセット用Pチャネルトランジスタ106−1〜106−8は、読み出し動作を行っていない期間は、導通状態とされて、ビット線を基準電位に設定するリセット状態となっている。これ等のリセット用Pチャネルトランジスタ106−1〜106−8の電流駆動能力は、後述するプリチャージトランジスタ112−1〜112−3の電流駆動能力に比べて極めて小さな値に設定されている。アドレス信号が入力され、カラムデコーダ110からの選択信号選択信号Ysel_0〜Ysel_kの制御によりカラム選択ゲート104内の選択トランジスタ104−1〜104−8の何れかが選択され、導通状態とされると、対応するビット線に接続されたリセット用Pチャネルトランジスタ106−1〜106−8が遮断状態となることにより、ビット線が基準電位から切り離されてビット線のリセット状態が解除され、この状態で読み出し動作が開始される。このように、カラム選択ゲート104内の何れかの選択トランジスタ104−1〜104−8の選択、導通時に、対応するリセット用Pチャネルトランジスタ106−1〜106−8をカラムデコーダ110からの対応する選択信号選択信号Ysel_0〜Ysel_kにより遮断状態とすることにより、ビット線リセット解除手段107を構成する。
選択されたメモリセルMCの記憶データの読み出し動作説明を図2を用いて行う。図2においてADDは入力アドレス信号であり、時刻t1でアドレスA0が入力されることによるアドレス変化を受けて、ローデコーダ108は特定ワード線を選択し、カラムデコーダ110はアドレスA0に対応したビット線を選択するためのビット線選択信号Ysel_0信号が“H”となる信号を発生する。このビット線選択信号Ysel_0により選択すべきメモリセルに接続されたビット線を読み出し判定回路114−1及び114−2に接続すると共に、ビット線リセット回路106内のビット線リセット用Pチャネルトランジスタ106−1及び106−5を遮断状態とし、選択されるビット線を基準電位から開放する。時刻t1でのアドレス変化を受けて、メモリ内部のコントローラ(図示せず)はプリチャージ信号PRを発生する。このプリチャージ信号PRを受けて、プリチャージトランジスタ(充電手段)112−1〜112−3は、読み出し判定回路114−1及び114−2の一方の入力に接続された読み出しノードNRED−1及びNRED−2と、読み出し判定回路114−1及び114−2のリファレンス側入力ノードNREFとを、同図に符号NRED/NREFに示すように、所定の電位までプリチャージする。この読み出しノードNRED−1及びNRED−2は、ビット線選択信号Ysel_0信号を受けてカラム選択ゲート104により選択されたビット線BLを含めて図示する電位にプリチャージされる。
時刻t2でプリチャージ動作が終了すると、読み出しノードNRED−1及びNRED−2の電位は、選択されたメモリセルのセル電流に応じてディスチャージされる。ここで、メモリセル102は、そのドレイン端子のビット線への接続状態に応じて電流が流れる場合と流れない場合の2通りが存在する。ドレインがビット線に接続されたメモリセルMCが選択される場合には、時刻t2以降はプリチャージ動作により充電された電荷がメモリセル電流により放電され、時間経過に従って符号204に示す電位となる。一方、ドレインが開放状態にされたメモリセルMCが選択される場合には、時刻t2以降はプリチャージ動作により充電された電荷がそのまま保持され、符号202に示す電位となる。リファレンスノードNREFの電位は、メモリセル電流の1/2に設定されたリファレンス電流により放電されるよう構成されており、符号206で示すように、2つの読み出しノード電位202、204の中間に位置する電位206となる。Soutは読み出し判定回路114−1又は114−2の出力波形であり、読み出しノード電位202又は204とリファレンス電位206との電位差が読み出し判定回路114−1及び114−2での安定読み出し動作に必要な値となった時点で読み出しデータSout(S0)が確定される。
読み出し判定回路114−1及び114−2からの読み出しデータSout(S0)が確定するタイミングt3でラッチ回路118−1及び118−2のクロック端子Cpに接続されたDL信号を立下げることにより、読み出し判定回路114−1及び114−2からの読み出しデータをラッチ回路118−1及び118−2に取り込み、ラッチ回路118−1及び118−2から出力Dout(D0)を出力する。
ラッチ回路118−1及び118−2への読み出し判定回路114−1及び114−2出力の取り込みが完了すると、読み出し判定回路114−1及び114−2は非活性状態とされると共に、カラムデコーダ110の出力信号Ysel_0は“L”とされ、カラム選択ゲート104内の選択トランジスタ104−1及び104−5は遮断されると共に、対応するビット線に接続されたリセット用Pチャネルトランジスタ106_1及び106_5が導通状態とされ、読み出しを行ったビット線に残留している電荷をディスチャージする。
次サイクルの読み出し動作は、前読み出しサイクルのビット線残留電荷ディスチャージの完了を待たずに開始する。リセット用Pチャネルトランジスタ106_1及び106_5による前読み出しサイクルのビット線電荷ディスチャージ期間での時刻t4で次サイクルの読み出しアドレスA1が入力されると、前サイクルでの読み出し動作と同様に、アドレス信号の変化を受けて読み出しノードのプリチャージ動作と、プリチャージ期間終了後のメモリセル電流でのディスチャージによる読み出し判定動作が実行される。
ここで、入力アドレスA1により選択されるビット線が、前入力アドレスA0により選択されるビット線と異なる場合には、同図の読み出しノード電位NRED/NREF_a及びNRED/NREF_bに示すように、時刻t3−t5の間で、前読み出しサイクルのビット線電荷ディスチャージ動作と、次サイクルの読み出し動作のためのプリチャージ動作を並行して行うことができる。NRED/NREF_aで示す、前読み出しサイクルの動作では、次サイクルの開始を待つことなく、前読み出しサイクルでの読み出し判定動作完了後にビット線電荷ディスチャージ動作を開始しているので、次サイクルの読み出し動作のためのプリチャージ動作期間中にディスチャージ動作を完了することができ、たとえ次読み出しサイクルで選択されるビット線が、前読み出しサイクルで選択されたビット線に隣り合う場合に置いても、ディスチャージ動作によるノイズの影響を受けることなく読み出し動作を行うことができる。
入力アドレスA1により選択されるビット線が、前入力アドレスA0により選択されるビット線と同一の場合には、読み出しノードの電位はNRED/NREF_cに示すように、時刻t3での読み出し動作完了後のビット線ディスチャージ期間の途中で、同一ビット線が次読み出しサイクルのプリチャージ動作に切り替わるが、プリチャージは読み出しノードを所望の電位に設定するための動作であり、ビット線に残留電荷が存在しても動作には影響を与えることはない。
このように、メモリセルの読み出し動作のために、入力アドレスに応じてビット線を選択するカラム選択ゲート104内の任意の選択トランジスタ104−1〜104−8の導通期間のみ、選択されたビット線に接続されたリセットトランジスタを非導通制御とすることにより、前読み出しサイクルのビット線電荷ディスチャージ動作と、次サイクルの読み出し動作のためのプリチャージ動作を並行して行ない、且つ安定な読み出し動作でもって読み出しサイクルを短縮することができる。
(第2の実施形態)
図1に示す構成においては、カラム選択ゲート104の選択トランジスタ104−1〜104−8がNチャネルトランジスタで構成されており、ビット線リセット回路106がPチャネルトランジスタ106−1〜106−8で構成されているため、カラムデコーダ110からの選択信号Ysel_0〜Ysel_kを共通の制御信号として用いることが可能となっている。しかしながら、ビット線リセット回路106をPチャネルトランジスタで構成し、接地電位へのディスチャージ動作を行っているため、リセット時のビット線電位はPチャネルトランジスタ106のしきい値電位が残ることになる。従って、従来例の課題で述べた、多数のビット線に残留電荷が残った場合での異なるワード線選択への遷移時にメモリセルを介して残留電荷の放電が一斉に行なわれることによるノイズの影響が多少なりとも残ってしまう。
ビット線リセットによる残留電荷をゼロにする回路構成例を図3に示している。図3に示すメモリ300において、図1に示すメモリ100と異なるのは、ビット線リセット回路304を構成するトランジスタを、カラム選択ゲート302を構成するNチャネルトランジスタ(第1のNチャネルトランジスタ)302−1〜302−8と同一極性のNチャネルトランジスタ(第2のNチャネルトランジスタ)304−1〜304−8で構成し、このNチャネルトランジスタ304−1〜304−8のゲートを駆動する信号を、カラムデコーダ110のビット線選択信号出力Ysel_0〜Ysel_kをインバータ306で反転した信号としている点である。
従って、ビット線リセット回路304を構成するNチャネルトランジスタ304−1〜304−8は図1に示したビット線リセット回路106を構成するPチャネルトランジスタ106−1〜106−8と同様に、同一ビット線に接続されたカラム選択ゲート104内のNチャネル選択トランジスタ104−1〜104−8とは導通/非導通が逆相となる動作を行うことができる。図3に示す構成においては、ビット線のリセット動作を、ビット線リセット回路304のNチャネルトランジスタ304−1〜304−8で行うため、ビット線の電位を接地電位と等しい値となるよう残留電荷のディスチャージを行うことができる。
図4は図3に示す構成の動作波形であり、図2で示すものと同様の動作を行うが、前述のように読み出しノードNRED/NREF_a〜NREF_bの読み出し判定動作後のビット線リセット動作において、残留電荷はNチャネルトランジスタ304−1〜304−8により接地電位近傍までディスチャージされることになる。
このように、図3に示す構成とすることにより、選択されたビット線の読み出し動作後のディスチャージ動作により残留電荷異をほぼゼロとすることができるので、アドレス変更による異なるワード線選択への遷移時のメモリセルによる残留電荷の放電ノイズの影響を削減することができる。
(第3の実施形態)
前記図1及び図3においては、カラム選択ゲート104及び302がビット線に接続された1段の選択トランジスタ104−1〜104−8及び302−1〜302−8により構成される場合を説明したが、必要とされるカラムデコーダ110からのビット線選択信号の本数を削減する目的で、カラム選択ゲートを複数段の縦続接続構成とする場合がある。
図5に2段縦続接続の選択トランジスタでカラム選択ゲートを構成する場合でのメモリ構成例を示している。図5に示すメモリ500においては、カラム選択ゲートが、第1のNチャネルトランジスタ505−1、505−2、505−5、505−6で構成された第1カラム選択ゲート505(第1のカラム選択手段)と、第2のNチャネルトランジスタ506−1、506−2で構成された第2カラム選択ゲート(第2のカラム選択手段)506の2段から構成され、各々第1カラムデコーダ508の選択信号出力Ysel_00〜Ysel_03及び第2カラムデコーダ510の選択信号出力Ysel_10〜Ysel_11により駆動されている。入力アドレスに対応したビット線の選択は、第1カラム選択ゲート505と第2カラム選択ゲート506の縦続接続される選択トランジスタの内、共に導通となる選択トランジスタに接続されたビット線が読み出し判定回路114−1及び114−2に接続される。
図5に示す構成とすることにより、図1及び図3に示す構成に比べて、カラムデコーダからの選択信号出力本数が大幅に削減されることになる。
カラム選択ゲートが第1及び第2のカラム選択ゲート505、506の2段接続で構成される図5に示すメモリ構成でのビット線リセット回路502は、同図に示すように、第1カラムデコーダ508の選択信号出力により駆動されるリセット用の第1のPチャネルトランジスタ(第1のスイッチ手段)502−1〜502−6と、第2カラムデコーダ510の選択信号出力により駆動されるリセット用の第2のPチャネルトランジスタ(第2のスイッチ手段)504−1〜504−6が各ビット線に各々並列に接続される構成とする。
このような構成とすることにより、選択するメモリセルの読み出しのために、縦続接続される第1カラム選択ゲート505と第2カラム選択ゲート506内の選択トランジスタで、共に導通となる選択トランジスタに接続されたビット線に接続される、並列接続された2つのPチャネルトランジスタが共に遮断状態とされ、選択されたビット線のリセット状態が解除され、読み出し動作が実行される。選択ビット線以外の他のビット線に接続された並列接続の2つのPチャネルトランジスタは、一方又は両方が導通状態とされ、ビット線はリセット状態を保持している。
従って、図5に示すメモリ構成においては、2段接続で構成されるカラム選択ゲート505及び506の各々を駆動するために、2系統のビット線選択信号が同時に“H”となる以外は、図2に示すタイミング図と同様の読み出し動作を実現することになる。
尚、図5で示すメモリ構成においては、ビット線リセット回路502がPチャネルトランジスタで構成されており、図2で説明したように、読み出し動作後の残留電荷ディスチャージにおいて、しきい値の電圧に相当する電荷が残ってしまうことになる。図5に示す2段構成のカラム選択ゲートのメモリ構成においても、ビット線リセット回路をNチャネルトランジスタで構成し、このNチャネルトランジスタのゲート電極を第1カラムデコーダ508及び第2カラムデコーダ510のビット線選択信号を反転した信号で駆動することにより、読み出し動作後のビット線に電荷を残さずに基準電位へディスチャージすることが可能となるのは図3及び図4の説明から明らかである。
(第4の実施形態)
前述したように、図1、図2及び図5に示す回路構成例では、読み出しのために選択されるビット線のプリチャージ動作期間中に前サイクルの残留電荷ディスチャージ動作を完了するために、ビット線リセットトランジスタ106、304及び502は、プリチャージトランジスタ112と同程度の電流駆動能力を備える必要がある。
従って、ビット線ピッチで配置する必要があるビット線リセットトランジスタ106、304及び502のレイアウト占有面積が無視できないサイズになってくる。特に、図5に示すようなカラム選択ゲートを複数段用いる構成においては、ビット線ピッチで複数個のビット線リセットトランジスタ502を配置するために、そのレイアウト占有面積が増加し、低コスト実現の障害となってしまう。
ビット線リセットトランジスタのレイアウト占有面積増加を抑制し且つ残留電荷のディスチャージ動作によるノイズの影響を抑制する手段を、以下に説明する。
図6に示す読み出し動作のタイミング図は、回路構成は図5と同一であるが、リセット用Pチャネルトランジスタ502の電流駆動能力を小さな値に設定した場合での読み出し動作を説明した図である、
同図において、時刻t1でアドレスA0が入力されてから時刻t3でラッチ回路118に読み出しデータを取り込むまでの動作は、図2での説明と同一の動作を行う。ラッチ回路118への読み出しデータ取り込みが完了すると、ビット線に接続されたリセット用Pチャネルトランジスタ502が導通状態とされ、読み出しを行ったビット線に残留している電荷をディスチャージするが、リセット用Pチャネルトランジスタ502の電流駆動能力が小さな値であるため、読み出しノードNRED/NREF_aの電位は時刻t3以降では、リセット用Pチャネルトランジスタ502の小さな駆動電流により緩やかな傾斜でもって降下して行く。
時刻t4から開始される次サイクルの読み出しで選択されるビット線が、前サイクルでの読み出しで選択されたビット線とは異なる場合の読み出しノードNRED/NREF_bの電位は、時刻t4以降でプリチャージ動作が行われ、その後の読み出し判定動作が実行される。このとき、前サイクルでの読み出しで選択されたビット線の残留電荷ディスチャージは、ノードNRED/NREF_aの電位から判るように、緩やかに実行されている。
このように、リセット用Pチャネルトランジスタ502の電流能力を小さな値に設定することにより、次サイクルの読み出し動作と、前サイクルでの読み出しで選択されたビット線の残留電荷ディスチャージとを並行して実行する動作形態とできるので、次サイクルの読み出し動作において選択されるビット線が、前サイクルでの読み出しで選択されたビット線と隣り合う場合においても、ビット線の残留電荷のディスチャージによるノイズの影響を抑制することができる。読み出し動作を行った後のビット線残留電荷のディスチャージは、引き続き実行される読み出し動作の複数サイクル後に完了するようリセット用Pチャネルトランジスタ502の電流能力を設定することにより、従来の課題とされた多数のビット線残留電荷の一斉ディスチャージによる誤動作も回避できる。
入力アドレスA1により選択されるビット線が、入力アドレスA0により選択されるビット線と同一の場合には、読み出しノードNRED/NREF_cの電位に示されるように、時刻t3での読み出し動作完了後のビット線ディスチャージ期間の途中で、同一ビット線が次読み出しサイクルのプリチャージ動作に切り替わるが、プリチャージは読み出しノードを所望の電位に設定するための動作であり、ビット線に残留電荷が存在しても、動作に影響を与えることはない。
尚、以上では、メモリセルにマスクROMを用いた場合について説明してきたが、メモリセルがフローティングゲートを有する2層ゲート構造のPROM、EPROM、EEPROM又はフラッシュEEPROM等の不揮発性メモリや、ゲート酸化膜として酸化膜−窒化膜−酸化膜(ONO)構造のゲート酸化膜を備える電荷トラップ型の不揮発性メモリのように、記憶情報が読み出し電流値の大小として記憶されるメモリセルを用いた場合においても、回路動作としては同様の振る舞いをすることは明白である。
以上説明したように、本発明に係る半導体記憶装置並びにその読み出し方法及び読み出し回路によれば、入力アドレスにより選択されるメモリセルの読み出しのために、読み出し判定回路に選択的に接続されるビット線のリセット状態を、読み出し判定回路に選択的に接続される期間のみ解除して読み出し動作を行うようにしたので、高速且つ安定な読み出し動作を行うことができる半導体記憶装置として、有用である。
本発明の第1の実施形態におけるメモリ構成例を示す図である。 図1における読み出し動作説明図である。 本発明の第2の実施形態におけるメモリ構成例を示す図である。 図2における読み出し動作説明図である。 本発明の第3の実施形態におけるメモリ構成例を示す図である。 本発明の第4の実施形態における読み出し動作説明図である。 従来のメモリ構成例を示す図である。 メモリセルアレイの説明図である。 図7における読み出し動作説明図である。 従来の改良されたメモリ構成例を示す図である。 図10における読み出し動作説明図である。
符号の説明
100 メモリ
WL ワード線
BL ビット線
MC メモリセル
102 メモリセルアレイ
104 カラム選択ゲート(接続手段及びカラム選択手段)
106 ビット線リセット回路
(ビット線リセット手段及びスイッチ手段)
107 ビット線リセット解除手段
108 ローデコーダ
110 カラムデコーダ(選択信号発生手段)
112 プリチャージトランジスタ(充電手段)
114 読み出し判定回路(読み出し手段及び読み出し判定手段)
118 ラッチ回路
502 リセット用Pチャネルトランジスタ(第1のスイッチ手段)
504 リセット用Pチャネルトランジスタ(第2のスイッチ手段)
505 第1カラム選択ゲート(第1のカラム選択手段)
506 第2カラム選択ゲート(第2のカラム選択手段)

Claims (29)

  1. 複数のワード線及び複数のビット線を備え、前記複数のワード線と前記複数のビット線との交点に各々メモリセルが配置された半導体記憶装置の読み出し方法において、
    読み出し動作時以外は前記ビット線をリセット状態とし、
    読み出しのためにビット線が選択されて読み出し手段に接続される期間のみ前記選択ビット線のリセット状態を解除するステップと、
    前記選択されたビット線を介して選択メモリセルの記憶情報を読み出すステップと、
    前記選択メモリセルの読み出しが完了した後に、前記選択ビット線を読み出し手段から切り離してリセットするステップ
    とを備えたことを特徴とする半導体記憶装置の読み出し方法。
  2. ビット線リセット状態は、ビット線が基準電位に設定される状態である
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置の読み出し方法。
  3. ビット線リセット解除は、ビット線を基準電位から開放することにより行う
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置の読み出し方法。
  4. 複数のワード線及び複数のビット線を備え、前記複数のワード線と前記複数のビット線との交点に各々メモリセルが配置された半導体記憶装置の読み出し方法において、
    読み出し動作時以外は前記ビット線をリセット状態とし、
    入力アドレスに応じて前記ビット線を選択的に読み出し手段へ接続するステップと、
    前記入力アドレスに応じて前記読み出し手段へ選択的に接続するビット線のリセット状態を解除するステップと、
    前記選択されたビット線を介して選択メモリセルの記憶情報を読み出すステップと、
    前記選択メモリセルの読み出しが完了した後に、前記選択ビット線を読み出し手段から切り離してリセットするステップとを備えた
    ことを特徴とする半導体記憶装置の読み出し方法。
  5. ビット線を選択的に読み出し手段へ接続するステップと、前記読み出し手段へ選択的に接続するビット線のリセット状態を解除するステップとは、ほぼ同時に実行される
    ことを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置の読み出し方法。
  6. ビット線リセット状態は、ビット線が基準電位に設定される状態である
    ことを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置の読み出し方法。
  7. ビット線リセット解除は、ビット線を基準電位から開放することにより行なわれる
    ことを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置の読み出し方法。
  8. 複数のワード線及び複数のビット線を備え、前記複数のワード線と前記複数のビット線との交点に各々メモリセルが配置された半導体記憶装置の読み出し回路において、
    読み出し動作時以外は前記ビット線をリセットするビット線リセット手段と、
    入力アドレスに応じてビット線選択信号を発生する選択信号発生手段と、
    前記ビット線選択信号に応じて前記ビット線を選択的に読み出し手段へ接続する接続手段と、
    前記ビット線選択信号に応じて選択的に読み出し手段へ接続されるビット線のリセット状態を解除するビット線リセット解除手段と、
    前記選択されたビット線を介して選択メモリセルの記憶情報を読み出す読み出し判定手段とを備えた
    ことを特徴とする半導体記憶装置の読み出し回路。
  9. 前記ビット線リセット手段は、ビット線を基準電位に設定する
    ことを特徴とする請求項8記載の半導体記憶装置の読み出し回路。
  10. 前記ビット線リセット解除手段は、前記ビット線選択信号を用いて、前記ビット線リセット手段によるビット線のリセット状態を解除する
    ことを特徴とする請求項8記載の半導体記憶装置の読み出し回路。
  11. 複数のワード線及び複数のビット線を備え、前記複数のワード線と前記複数のビット線との交点に各々メモリセルが配置された半導体記憶装置において、
    入力アドレスに応じて前記複数のワード線内の特定ワード線を選択するローデコーダと、
    他の入力アドレスに応じて前記複数のビット線内の特定ビット線を選択するためのビット線選択信号を出力するカラムデコーダと、
    選択されたメモリセルの記憶情報を読み出すための読み出し手段と、
    前記カラムデコーダからの前記ビット線選択信号に応じて、前記複数のビット線内の特定ビット線を選択的に前記読み出し手段に接続するカラム選択手段と、
    前記カラムデコーダからの前記ビット線選択信号に応じて前記ビット線と基準電位との導通状態が制御されるスイッチ手段とを備えた
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  12. 読み出し開始時に読み出しノードを充電する充電手段を更に備えた
    ことを特徴とする請求項11記載の半導体記憶装置。
  13. 前記カラム選択手段はNチャネルトランジスタから成り、
    前記スイッチ手段は、ゲート電極が前記Nチャネルトランジスタのゲート電極に加えられる信号と等しい信号が加えられるPチャネルトランジスタより成る
    ことを特徴とする請求項12記載の半導体記憶装置。
  14. 前記スイッチ手段を構成するPチャネルトランジスタの電流駆動能力は、前記充電手段の電流駆動能力に比べて極めて小さな値である
    こと特徴とする請求項13記載の半導体記憶装置。
  15. 前記スイッチ手段を構成するPチャネルトランジスタのサイズは、前記充電手段を構成するトランジスタのサイズに比べて小さい
    ことを特徴とする請求項13記載の半導体記憶装置。
  16. 前記カラム選択回路は第1のNチャネルトランジスタから成り、
    前記スイッチ回路は、ゲート電極が前記第1のNチャネルトランジスタのゲート電極に加えられる信号と反対極性の信号が加えられる第2のNチャネルトランジスタより成る
    ことを特徴とする請求項12記載の半導体記憶装置。
  17. 前記スイッチ回路を構成する第2のNチャネルトランジスタの電流駆動能力は、前記充電回路の電流駆動能力に比べて極めて小さな値である
    こと特徴とする請求項16記載の半導体記憶装置。
  18. 前記スイッチ手段を構成する第2のNチャネルトランジスタのサイズは、前記充電手段を構成するトランジスタのサイズに比べて小さい
    ことを特徴とする請求項16記載の半導体記憶装置。
  19. 複数のワード線及び複数のビット線を備え、前記複数のワード線と前記複数のビット線との交点に各々メモリセルが配置された半導体記憶装置において、
    入力アドレスに応じて前記複数のワード線内の特定ワード線を選択するローデコーダと、
    他の入力アドレスに応じて、前記複数のビット線内の特定ビット線を選択するためのビット線選択信号を出力するカラムデコーダと、
    選択されたメモリセルの記憶情報を読み出すための読み出し回路と、
    前記カラムデコーダからの前記ビット線選択信号に応じて、前記複数のビット線内の特定ビット線を選択する第1のカラム選択回路と、
    前記カラムデコーダからの前記ビット線選択信号に応じて、前記第1のカラム選択回路の出力を選択的に前記読み出し回路へ接続する第2のカラム選択回路と、
    前記カラムデコーダからの前記ビット線選択信号に応じて前記ビット線と基準電位との導通状態が制御される第1及び第2のスイッチ回路とを備えた
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  20. 読み出し開始時に読み出しノードを充電する充電回路を更に備えた
    ことを特徴とする請求項19記載の半導体記憶装置。
  21. 前記第1のカラム選択回路は第1のNチャネルトランジスタから成り、
    前記第2のカラム選択回路は第2のNチャネルトランジスタから成り、
    前記第1のスイッチ回路は、ゲート電極が前記第1のNチャネルトランジスタのゲート電極に加えられる信号と等しい信号が加えられる第1のPチャネルトランジスタより成り、
    前記第2のスイッチ回路は、ゲート電極が前記第2のNチャネルトランジスタのゲート電極に加えられる信号と等しい信号が加えられる第2のPチャネルトランジスタより成る
    ことを特徴とする請求項19記載の半導体記憶装置。
  22. 前記第1及び第2のスイッチ回路を構成するPチャネルトランジスタの電流駆動能力は、前記充電回路の電流駆動能力に比べて極めて小さな値である
    こと特徴とする請求項21記載の半導体記憶装置。
  23. 前記第1及び第2のスイッチ手段を構成するPチャネルトランジスタのサイズは、前記充電手段を構成するトランジスタのサイズに比べて小さい
    ことを特徴とする請求項21記載の半導体記憶装置。
  24. 前記第1のカラム選択回路は第1のNチャネルトランジスタから成り、
    前記第2のカラム選択回路は第2のNチャネルトランジスタから成り、
    前記第1のスイッチ回路は、ゲート電極が前記第1のNチャネルトランジスタのゲート電極に加えられる信号と逆極性の信号が加えられる第3のNチャネルトランジスタより成り、
    前記第2のスイッチ回路は、ゲート電極が前記第2のNチャネルトランジスタのゲート電極に加えられる信号と逆極性の信号が加えられる第4のNチャネルトランジスタより成る
    ことを特徴とする請求項19記載の半導体記憶装置。
  25. 前記第1及び第2のスイッチ回路を構成するNチャネルトランジスタの電流駆動能力は、前記充電回路の電流駆動能力に比べて極めて小さな値である
    こと特徴とする請求項24記載の半導体記憶装置。
  26. 前記第1及び第2のスイッチ手段を構成するNチャネルトランジスタのサイズは、前記充電手段を構成するトランジスタのサイズに比べて小さい
    ことを特徴とする請求項24記載の半導体記憶装置。
  27. 前記メモリセルはマスクROMである
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置の読み出し方法。
  28. 前記メモリセルは、フローティングゲートを有する2層ゲート構造の不揮発性メモリである
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置の読み出し方法。
  29. 前記メモリセルは、酸化膜−窒化膜−酸化膜(ONO)構造のゲート酸化膜を備える電荷トラップ型の不揮発性メモリである
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置の読み出し方法。
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