JP2008034046A - ディスク装置 - Google Patents

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Kazuo Ichinohe
一男 一戸
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Abstract

【課題】部品点数や組立工数が増加せず、レバーシフトがトラバースシャーシと共に下向きに回動したときにこれを制動することにより、レバーシフトがボトムシャーシに衝突して衝突音を発するのを防止できるディスク装置を提供する。
【解決手段】光ピックアップ5とターンテーブル6が搭載されたトラバースシャーシ2をその後端両側部でローダーシャーシ1に上下回動可能に取付け、ローダーシャーシ1の側枠部1bの内面に合成樹脂製のバネ片13を一体に形成すると共に、トラバースシャーシ2の前端部の下面側に取付けたレバーシフト10の側面に、レバーシフト10がトラバースシャーシ2と共に下方へ回動したときにバネ片13に圧接する制動用突起14を一体に形成したディスク装置とする。制動用突起14が圧接したバネ片13の反力で制動作用を発揮させ、レバーシフト10がボトムシャーシ15に衝突しないようにして衝突音の発生を防止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、CD,CVDなどのディスク装置に関し、特に、ディスクトレイを取り出す際にレバーシフトが筐体のボトムシャーシと衝突しないように改良したディスク装置に関する。
従来のCVDなどのディスク装置は、以下のような構造を有している。即ち、光ピックアップやターンテーブルを搭載したトラバースシャーシが、その後端両側部でローダーシャーシに上下回動可能に取付けられており、このトラバースシャーシの前端部の下面側には、前方へ突き出す凸部を形成したレバーシフトが取付固定されている。そして、このレバーシフトの凸部が挿入されるカム溝を形成したカムスライダーが、ローダーシャーシの前縁部に左右スライド可能に取付けられている。また、トラバースシャーシの上側にはディスクトレイが配置されて進退自在にローダーシャーシに取付けられており、このディスクトレイの上方に設けられたクランパー保持部にはクランパーが保持されている。そして、上記のローダーシャーシはディスク装置の筐体のボトムシャーシに固定され、ディスクトレイの出入口が筐体のフロントパネルに設けられている。
このようなディスク装置では、光ディスクをディスクトレイに載置して筐体の出入口からターンテーブルとクランパーの間に送り込むと、カムスライダーが一方向にスライドしてレバーシフトとトラバースシャーシが上向きに回動し、光ディスクがターンテーブルとクランパーに挟持されて回転しながら、光ピックアップからレーザービームが光ディスクに照射されて、記録・再生が行われる。そして、記録・再生が終わると、カムスライダーが逆方向にスライドして、レバーシフトとトラバースシャーシが下向きに回動し、光ディスクがディスクトレイに載置されて筐体の出入口から取り出される。
しかしながら、上記のディスク装置では、記録・再生が終わって光ディスクを取り出す際に、トラバースシャーシに取付けられたレバーシフトが降下し過ぎて筐体のボトムシャーシに衝突し、衝突音を発生するという問題があった。この衝突音の発生を抑えるために、上記のディスク装置は、ボトムシャーシのレバーシフトが当たる箇所に不織布等の緩衝材を貼り付けているが、このような緩衝材を貼り付ける解決策を採用すると、部品点数や組立工数が増加して製造コストが高くなるという問題があった。
一方、ローダーシャーシの振動抑制溝に嵌め込まれて振動抑制溝の壁部を押し付ける樹脂バネをトラバースシャーシに設け、この樹脂バネの弾性変形を抑制する変形抑制リブをローダーシャーシに設けて、トラバースシャーシの振動を長期間に亘って防止できるようにしたディスク装置が知られている(特許文献1)。けれども、このディスク装置は、レバーシフトがトラバースシャーシと共に下向きに回動したときに、樹脂バネが振動抑制溝の壁部を押し付けて制動作用を発揮するものではないため、レバーシフトがボトムシャーシに衝突するのを防止することはできない。
特開2006−24319号公報
本発明は上記事情の下になされたもので、その解決しようとする課題は、部品点数や組立工数が増加せず、レバーシフトがトラバースシャーシと共に下向きに回動したときにこれを制動することにより、レバーシフトがボトムシャーシに衝突して衝突音を発生するのを充分防止することができるディスク装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明に係るディスク装置は、光ピックアップとターンテーブルが搭載されたトラバースシャーシをその後端両側部でローダーシャーシに上下回動可能に取付け、前方へ突き出す凸部が形成されたレバーシフトをトラバースシャーシの前端部の下面側に取付けると共に、レバーシフトの凸部を挿入するカム溝が形成されたカムスライダーをローダーシャーシの前枠部にスライド可能に取付けたディスク装置において、上記ローダーシャーシの側枠部の内面に合成樹脂製のバネ片を一体に形成し、上記レバーシフトが上記トラバースシャーシと共に下方へ回動したときに上記バネ片に圧接する制動用突起を上記レバーシフトの側面に一体に形成したことを特徴とするものである。
本発明のディスク装置においては、制動用突起が、バネ片に内側から圧接してバネ片を外側に押圧変形させる突起であってもよいし、バネ片に上側から圧接して係止する突起であってもよい。また、バネ片に内側から圧接する前者の制動用突起の場合は、その下部外側面に圧接用ガイド斜面を形成することが好ましい。
そして、本発明の一層具体化された好ましいディスク装置は、光ピックアップとターンテーブルが搭載されたトラバースシャーシをその後端両側部でローダーシャーシに上下回動可能に取付け、前方へ突き出す凸部が形成されたレバーシフトをトラバースシャーシの前端部の下面側に取付けると共に、レバーシフトの凸部を挿入するカム溝が形成されたカムスライダーをローダーシャーシの前枠部にスライド可能に取付けたディスク装置において、上記ローダーシャーシの左右の側枠部の内面に合成樹脂製のバネ片を一体に成形し、上記レバーシフトが上記トラバースシャーシと共に下方へ回動したときに上記バネ片に内側から圧接して上記バネ片を外側に押圧変形させる制動用突起を上記レバーシフトの両側面に一体に形成すると共に、この制動用突起の下部外側面に圧接用ガイド斜面を形成し、この制動用突起によって上記バネ片を外側に押圧変形させたときに上記バネ片が上記ローダーシャーシの側枠部の内面に当たるように、この制動用突起の突出寸法を設定したことを特徴とするものである。
尚、本発明のディスク装置においては、他の目的で使用する合成樹脂製のバネ片が既にローダーシャーシの側枠部の内面に一体に形成されていて、この既設のバネ片を制動用突起が圧接するバネ片として使用できる場合には、新たに合成樹脂製のバネ片をローダーシャーシの側枠部の内面に形成する必要はない。
本発明のディスク装置にあっては、光ディスクをディスクトレイに載せて取り出すためにカムスライダーをスライドさせてレバーシフトをトラバースシャーシと共に下向きに回動させると、レバーシフトの側面の制動用突起がローダーシャーシの側枠部内面のバネ片に圧接し、制動用突起がバネ片の反力を受けて制動作用が発揮されるため、レバーシフトが筐体のボトムシャーシに衝突する前に停止する。従って、従来のディスク装置のようにレバーシフトがボトムシャーシに衝突して衝突音を発生するという問題を解決することができる。また、合成樹脂製のバネ片はローダーシャーシの側枠部の内面に一体に形成されており、制動用突起はレバーシフトの側面に一体に形成されているので、部品点数や組立工数が増加することもなく、製造面で有利である。
また、制動用突起として、バネ片に内側から圧接してバネ片を外側に押圧変形させる突起をレバーシフトの側面に一体に形成したディスク装置は、バネ片の反力が制動用突起の外側面に対して略直角方向、換言すれば制動用突起の移動(回動)方向に対して略直角方向に作用するため、制動作用が比較的穏やかである。そのため、レバーシフトとトラバースシャーシは徐々に制動されてゆっくりと停止する。特に、制動用突起の下部外側面に圧接用ガイド斜面を形成したディスク装置は、この圧接用ガイド斜面によってバネ片が外側に徐々に押圧変形され、バネ片の反力が徐々に増加して制動作用が大きくなるため、レバーシフトとトラバースシャーシは最初は緩く制動されるが、次第に強く制動されて滑らかに停止する。
そして、一層具体化された好ましいディスク装置のように、制動用突起によってバネ片を外側に押圧変形させたときにバネ片がローダーシャーシの側枠部の内面に当たるように制動用突起の突出寸法を設定したものは、上記の作用効果に加えて、制動用突起によるバネ片の押圧変形がローダーシャーシの側枠部内面で阻止されたときにバネ片の反力が急激に大きくなって制動用突起に作用するため、バネ片が側枠部内面に当たった時点でレバーシフトとトラバースシャーシが速やかに且つ確実に停止する。
また、制動用突起として、バネ片に上側から圧接して係止する突起をレバーシフトの側面に一体に形成したディスク装置は、下向きに移動(回動)する制動用突起に対してバネ片の反力が上向きに作用するため、換言すれば、制動用突起の移動(回動)方向とバネ片の反力の方向が相対向する方向であるため、制動用突起がバネ片に圧接すると同時に大きい制動力が発揮され、レバーシフトとトラバースシャーシが速やかに停止する。尚、制動用突起が上方からバネ片に圧接、係止するときには、バネ片の弾性変形によって制動用突起の衝撃が吸収されるので衝撃音を発生することはない。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
図1は本発明の一実施形態に係るディスク装置をディスクトレイを省略して示した平面図、図2の(a)は同ディスク装置に組み込まれるレバーシフトの平面図、図2の(b)は同レバーシフトの背面図である。また、図3の(a)(b)は図1のA−A線に沿った拡大部分断面図であって、(a)はレバーシフトがトラバースシャーシと共に上向きに回動した状態を示し、(b)はレバーシフトがトラバースシャーシと共に下向きに回動した状態を示す。
このディスク装置は、熱可塑性合成樹脂で射出成形されたメインシャーシ1の内側に、同じく熱可塑性合成樹脂で射出成形されたトラバースシャーシ2を、その後端両側部において取付ネジ3とゴムダンパー4を用いて上下回動可能に取付けたものであり、トラバースシャーシ2の上方にはディスクトレイ(不図示)が配置されて進退自在にメインシャーシ1の内側に取付けられている。このトラバースシャーシ2には、光ピックアップ5とターンテーブル6が搭載されており、光ピックアップ5はガイド軸7a,7bに沿ってターンテーブル6に対し接近、離反自在となっている。
また、ターンテーブル6はスピンドルモータ(不図示)の出力軸に固定され、トラバースシャーシ2が上方に回動したときに、このターンテーブル6とその真上のクランパー8との間に光ディスクの中央開口縁を挟んで光ディスクを回転させるようになっている。このクランパー8は、ディスクトレイを跨ぐようにメインシャーシ1に一体成形されたブリッジ9の中央のクランパー保持部9aに回転自在に保持されている。
図1に示すように、トラバースシャーシ2の前端部の下面側には合成樹脂製のレバーシフト10が取付固定されており、このレバーシフト10には、図2に示すように、前方へ突き出す長短二つの凸部10a,10bが形成されている。そして、これらの凸部10a,10bが挿入されるカム溝11a,11bを形成した合成樹脂製のカムスライダー11が、ローダーシャーシ1の前枠部1aにスライド可能に取付けられており、このカムスライダー11の右端のラックギヤ11cが駆動ピニオンギヤ12と噛合するようになっている。従って、駆動ピニオンギヤ12がラックギヤ11cと噛合して回転すると、カムスライダー11が左右にスライドし、そのカム溝11a,11bに沿ってレバーシフト10の凸部10a,10bが摺動しながら上下動するため、レバーシフト10とトラバースシャーシ2は、トラバースシャーシ2の後端両側部(取付部分)を支点として、上下に回動するようになっている。
このディスク装置の大きい特徴は、図1、図2,図3に示すように、レバーシフト10の両側面に相対向するローダーシャーシ1の左右の側枠部1b,1bの内面に合成樹脂製のバネ片13,13を一体に形成し、このバネ片13,13に圧接する制動用突起14,14をレバーシフト10の両側面に一体に形成した点にある。
上記のバネ片13は、図3に示すように、ローダーシャーシ1の側枠部1bの内面から内側に突き出す上端水平部13aと、この上端水平部13aの先端から垂下する垂下部13bと、この垂下部13bの下端から内側に突き出す下端水平部13cとからなる屈曲タイプのバネ片であって、下端水平部13cの先端にはガイド斜面13dを有する上向きの凸子13eが形成されている。このバネ片13は、レバーシフト10の防振用突起を下方から係合させてトラバースシャーシ2の振動を抑制する目的でローダーシャーシ1の側枠部1bの内面に既に形成されていたものを、制動用突起14を圧接させるバネ片としてそのまま使用したものである。
一方、レバーシフト10の両側面に形成された制動用突起14は、図3の(b)に示すように、レバーシフト10がトラバースシャーシ2と共に下方へ回動したときにバネ片13に内側から圧接してバネ片13を外側に押圧変形させる突起であって、この制動突起14の下部外側面には圧接用ガイド斜面14aが形成されており、この圧接用ガイド斜面14aの傾斜角はバネ片13の上記凸子13eのガイド斜面13dの傾斜角と略同一に設定されている。そして、この制動用突起14によってバネ片13を外側に押圧変形させたときにバネ片13がローダーシャーシ1の側枠部1bの内面に当たるように、制動用突起14の突出寸法が設定されている。
上記のローダーシャーシ1は、図3に示すように、筐体のボトムシャーシ15との間に、レバーシフト10とトラバースシャーシ2が上下回動するのに必要な空間を確保した状態で、ローダーシャーシの四箇所の支脚部1c(図1を参照)をボトムシャーシ15に固定して筐体内に取付けられており、ディスクトレイの挿入、取出しは筐体のフロントパネル(不図示)のトレイ出入口を通じて行われる。
以上のような構成のディスク装置は、光ディスクをディスクトレイに載せて筐体のトレイ出入口からターンテーブル6とクランパー8との間に送り込むと、カムスライダー11が一方向(図1では左方向)にスライドして、レバーシフト10がトラバースシャーシ2と共に上向きに回動し、光ディスクがターンテーブル6とクランパー8に挟持されて回転しながら、光ピックアップ5からレーザービームが光ディスクに照射されて記録・再生が行われる。そして、記録・再生が終わると、カムスライダー11が逆方向(図1では右方向)にスライドして、レバーシフト10がトラバースシャーシ2と共に下向きに回動し、光ディスクがディスクトレイに載置されて筐体のトレイ出入口から取り出されるが、このようにレバーシフト10がトラバースシャーシ2と共に下向きに回動すると、図3の(b)に示すように、レバーシフト10の両側面の制動用突起14,14がローダーシャーシ1の左右の側枠部1b,1bのバネ片13,13に内側から圧接してバネ片13,13を外側に押圧変形させるため、制動用突起14,14はその移動(回動)方向と略直角方向のバネ片13,13の反力を受けて適度の制動作用を発揮し、この制動作用によってレバーシフト10は筐体のボトムシャーシ15に当たる前に停止する。従って、このディスク装置は、レバーシフト10がボトムシャーシ15に衝突して衝突音を出す心配がない。
特に、このディスク装置は、制動用突起14,14に圧接用ガイド斜面14a,14aを形成することによって、バネ片13,13を外側に徐々に押圧変形させ、バネ片13,13の反力を徐々に増加させて制動作用を高めるようにしているため、レバーシフト10とトラバースシャーシ2は最初は緩く制動されるが、次第に強く制動されて滑らかに停止する。また、圧接用ガイド斜面14aが形成されていると、制動用突起14がバネ片13に引掛かることなくスムーズに圧接するようになる。しかも、このディスク装置は、制動用突起14によってバネ片13を外側に押圧変形させたときにバネ片13がローダーシャーシ1の側枠部1bの内面に当たるように制動用突起14の突出寸法を設定し、バネ片13の押圧変形がローダーシャーシ1の側枠部1bの内面に当たって阻止されたときにバネ片13の反力が急激に大きくなって制動用突起14に作用するようにしているため、バネ片13が側枠部1bの内面に当たった時点でレバーシフト10とトラバースシャーシ2が速やかに且つ確実に停止する。
また、このディスク装置は、バネ片13がローダーシャーシ1の側枠部1bの内面に一体に形成されており、制動用突起14はレバーシフト10の側面に一体に形成されているので、部品点数や組立工数が増加することもなく、製造面で有利である。特に、このディスク装置のように、ローダーシャーシ1の側枠部1bに既設のバネ片13をそのまま利用すると、ローダーシャーシ1の成形用金型を変更する必要がないので、極めて経済的である。
図4の(a)(b)は本発明の他の実施形態に係るディスク装置の拡大部分断面図であって、(a)はレバーシフトがトラバースシャーシと共に上向きに回動した状態を示し、(b)はレバーシフトがトラバースシャーシと共に下向きに回動した状態を示す。
このディスク装置は、レバーシフト10がトラバースシャーシ2と共に下向きに回動したとき、ローダーシャーシ1の左右側枠部1b,1bの内面に一体に形成されたバネ片13,13の下端水平部13cの凸子13eに上側から圧接して係止する制動用突起16,16を、レバーシフト10の両側面に一体に形成したものである。その他の構成は、前述したディスク装置と同様であるので、図4において同一部分に同一符号を付し、重複する説明を省略する。
このようなディスク装置は、下向きに移動(回動)する制動用突起16に対してバネ片13の下端水平部13cの反力が上向きに作用するため、制動用突起16がバネ片13の凸子13eに圧接すると同時に大きい制動作用が発揮され、レバーシフト10とトラバースシャーシ2が急激に制動されてレバーシフト10がボトムシャーシ15に当たる前に停止する。従って、このディスク装置も、レバーシフト10がボトムシャーシ15に衝突して衝突音を発生することがなく、また、制動用突起16が上方からバネ片13の凸子13eに圧接、係止するときには、バネ片13の弾性変形によって制動用突起16の衝撃が吸収されるので、制動用突起16による衝撃音を発生することもない。そして、部品点数や組立工数の増加もないので、製造面で有利である。
本発明の一実施形態に係るディスク装置をディスクトレイを省略して示した平面図である。 (a)は同ディスク装置に組み込まれるレバーシフトの平面図であり、(b)は同レバーシフトの背面図である。 (a)(b)は図1のA−A線に沿った拡大部分断面図であって、(a)はレバーシフトがトラバースシャーシと共に上向きに回動した状態を示し、(b)はレバーシフトがトラバースシャーシと共に下向きに回動した状態を示す。 (a)(b)は本発明の他の実施形態に係るディスク装置の拡大部分断面図であって、(a)はレバーシフトがトラバースシャーシと共に上向きに回動した状態を示し、(b)はレバーシフトがトラバースシャーシと共に下向きに回動した状態を示す。
符号の説明
1 ローダーシャーシ
1a ローダーシャーシの前枠部
1b ローダーシャーシの側枠部
2 トラバースシャーシ
5 光ピックアップ
6 ターンテーブル
8 クランパー
10 レバーシフト
10a,10b レバーシフトの凸部
11 カムスライダー
11a,11b カム溝
13 合成樹脂製のバネ片
14,16 制動用突起
14a 圧接用ガイド斜面
15 筐体のボトムシャーシ

Claims (5)

  1. 光ピックアップとターンテーブルが搭載されたトラバースシャーシをその後端両側部でローダーシャーシに上下回動可能に取付け、前方へ突き出す凸部が形成されたレバーシフトをトラバースシャーシの前端部の下面側に取付けると共に、レバーシフトの凸部を挿入するカム溝が形成されたカムスライダーをローダーシャーシの前枠部にスライド可能に取付けたディスク装置において、
    上記ローダーシャーシの左右の側枠部の内面に合成樹脂製のバネ片を一体に成形し、上記レバーシフトが上記トラバースシャーシと共に下方へ回動したときに上記バネ片に内側から圧接して上記バネ片を外側に押圧変形させる制動用突起を上記レバーシフトの両側面に一体に形成すると共に、この制動用突起の下部外側面に圧接用ガイド斜面を形成し、この制動用突起によって上記バネ片を外側に押圧変形させたときに上記バネ片が上記ローダーシャーシの側枠部の内面に当たるように、この制動用突起の突出寸法を設定したことを特徴とするディスク装置。
  2. 光ピックアップとターンテーブルが搭載されたトラバースシャーシをその後端両側部でローダーシャーシに上下回動可能に取付け、前方へ突き出す凸部が形成されたレバーシフトをトラバースシャーシの前端部の下面側に取付けると共に、レバーシフトの凸部を挿入するカム溝が形成されたカムスライダーをローダーシャーシの前枠部にスライド可能に取付けたディスク装置において、
    上記ローダーシャーシの側枠部の内面に合成樹脂製のバネ片を一体に形成し、上記レバーシフトが上記トラバースシャーシと共に下方へ回動したときに上記バネ片に圧接する制動用突起を上記レバーシフトの側面に一体に形成したことを特徴とするディスク装置。
  3. 上記制動用突起が、上記バネ片に内側から圧接して上記バネ片を外側に押圧変形させる突起であることを特徴とする請求項2に記載のディスク装置。
  4. 上記制動用突起が、上記バネ片に上側から圧接して係止する突起であることを特徴とする請求項2に記載のディスク装置。
  5. 上記制動用突起の下部外側面に圧接用ガイド斜面を形成したことを特徴とする請求項3に記載のディスク装置。
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