JP4458050B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報記録媒体であるCDやDVD等の光ディスクに対して情報の再生や記録を行うための光ディスク装置に関する。
一般に、光ディスク装置は、クランプした光ディスクを回転させ、その光ディスクの記録面にレーザー光を出射してその記録面上に情報を書き込んだり(記録)、更に光ディスクの記録面で反射したレーザー光を受光してその記録面上の情報を読み取ったり(再生)するものであり、図6、図7に示すように、大きくは、固定のメインシャーシ1と、可動のトラバースシャーシ2とから外形が構成される(例えば、特許文献1〜3参照)。メインシャーシ1は、例えばポリスチレン(PS)等の合成樹脂の成形品であり、このメインシャーシ1には、ディスクトレイ(不図示)が前面(図6では下部)から内外へ挿脱可能に支持されている。そして、メインシャーシ1の外部へ引き出されたディスクトレイ上に光ディスクが載置され、そのディスクトレイがメインシャーシ1の内部へ送り込まれることによって、メインシャーシ1内に光ディスクが収納される。
続いて、トラバースシャーシ2は、例えばポリフェニレンエーテル(PPE)等の合成樹脂の成形品であり、メインシャーシ1に対し、後端(図6では上側の端)近傍を左右方向の2個所で緩衝部材31(以下説明の便宜上、「第1緩衝部材」と記すことがある)を介在して支持され、その支持個所を支点として回動可能になっている。その第1緩衝部材31によるトラバースシャーシ2の支持構造の詳細については後述する。トラバースシャーシ2は、光ディスクが収納されたメインシャーシ1に対して回動(図6では紙面に垂直な方向に回動)することで、その光ディスクの記録面に対して接近/離間移動するように昇降し、最上昇した状態で光ディスクがクランプされる。
ここでのトラバースシャーシ2の回動は、以下に示すような構成によって行われる。トラバースシャーシ2の前端(回動中心となる方の一端とは反対側の端、すなわち図6では下側の端)部には、左右方向の2個所で緩衝部材32(以下説明の便宜上、「第2緩衝部材」と記すことがある)を介在してシフトレバー7が一体的に取り付けられており、このシフトレバー7からは、円柱状の突軸7a(図7参照)が前方に突出している。その第2緩衝部材32によるシフトレバー7の取付け構造の詳細については後述する。一方メインシャーシ1には、トラバースシャーシ2の前端の前方に、カム溝6a(図7参照)を有するカムスライダ6が、トラバースシャーシ2の左右方向にスライド移動可能に支持されている。そのカムスライダ6のカム溝6aに、トラバースシャーシ2と一体のシフトレバー7の突軸7aが係合している。そして、カムスライダ6のスライド移動に従って突軸7aがカム溝6aに沿って案内され、これによりトラバースシャーシ2が回動する。つまり、トラバースシャーシ2の回動は、カムスライダ6のスライド移動に従って行われる。
ここでのカムスライダ6のスライド移動の駆動は、以下に示すような構成によってなされる。トラバースシャーシ2には、その側部(図6では右側の側部)にモータ(不図示)が搭載されており、このモータの主軸4に固定されたピニオンギア5Aに1つが噛み合いつつ、互いが噛み合って概ね前後方向に連なる第1従動ギア5B、第2従動ギア5C、第3従動ギア5Dが軸支されている。一方メインシャーシ1には、その最前部の第3従動ギア5Dと噛合可能なトレイギア8が軸支されている。また、カムスライダ6の端部(図6では右側の端部)には、スライド移動の方向と同じ方向である左右方向に延在するラックが形成されている。そのラックには、カムスライダ6が一方の移動端の近傍から他方の移動端の近傍まで移動する間、トレイギア8が噛合い、その反面、カムスライダ6が両移動端に位置しているときには、そのトレイギア8との噛合いが外れるようになっている。
そして、上記モータからの駆動力が第3従動ギア5Dに伝達されて、互いに噛合う第3従動ギア5Dとトレイギア8とが回転し、その回転するトレイギア8にカムスライダ6のラックが噛合うことによって、カムスライダ6がスライド移動するようになる。こうして、カムスライダ6がスライド移動し、そのスライド移動に従いトラバースシャーシ2が昇降する。その際、第3従動ギア5Dは、トレイギア8と互いに噛合いつつ摺動しながら、トラバースシャーシ2と共に昇降する。
また、トラバースシャーシ2には、光ディスクの記録面に記録されている情報を読み取ったり、その記録面に情報を書き込んだりするための光ピックアップユニット3が搭載されている。この光ピックアップユニット3は、大きくは、レーザー光を出射する半導体レーザー等の光源、光源からのレーザー光に基づく光ディスクからの反射光を最終的に受光して検出し電気信号に変換するフォトダイオード等の光検出器、光源からのレーザー光を光ディスクの反射を経て光検出器まで導く回折格子やハーフミラーや対物レンズ等の光学系、これらの各部品が取り付けられたベース部材、より構成される。
その光ピックアップユニット3の構成要素であるベース部材は、トラバースシャーシ2に対し、光ディスクの記録面に沿う径方向となる前後方向に延在するガイド軸やガイドレールに支持されており、その径方向に往復移動可能になっている。つまり、光ピックアップユニット3全体がトラバースシャーシ2に支持され、光ディスクの記録面に沿う径方向に往復移動するようになっている。
ここでの光ピックアップユニット3の移動の駆動は、トラバースシャーシ2に搭載されている上記モータからの駆動力によって行われる。例えば、光ピックアップユニット3におけるベース部材の側部にスライドラック3aが取り付けられており、そのスライドラック3aに、トラバースシャーシ2に軸支されて上記モータからの駆動力が伝達される第1従動ギア5Bが噛合うことにより、その第1従動ギア5Bの回転に従い光ピックアップユニット3が移動する。その際、トラバースシャーシ2が最上昇した状態であり、カムスライダ6のラックとトレイギア8との噛合いが外れるとともに、そのトレイギア8と第3従動ギア5Dとの噛合いが外れている。従って、上記モータからの駆動力によって第3従動ギア5Dは回転する一方、トレイギア8及びカムスライダ6は停止している。
なお、上記モータからの駆動力は、ディスクトレイの挿脱移動にも活用される。例えば、ディスクトレイには、その側部で前後方向に延在するトレイ用ラックが設けられている。そして、そのトレイ用ラックにトレイギア8が噛合うことにより、そのトレイギア8の回転に従いディスクトレイが前後方向に移動する。その際、トラバースシャーシ2が最下降した状態であり、カムスライダ6のラックとトレイギア8との噛合いが外れている。従って、上記モータからの駆動力によって第3従動ギア5D及びトレイギア8は回転する一方、カムスライダ6は停止している。
また、トラバースシャーシ2には、トラバースシャーシ2が最上昇した状態で光ディスクをクランプして回転させるために、光ディスクの中心付近をクランプするターンテーブル9や、このターンテーブル9に回転力を与えるスピンドルモータが搭載されている。
ところで、このような光ディスク装置では、光ピックアップユニット3の駆動、トラバースシャーシ2の駆動及びディスクトレイの駆動が、いずれも1つのモータの駆動力によりなされるわけであるが、各々の駆動に際してそのモータの駆動を適正に制御するために、エンコーダEが適用されている。
このエンコーダEは、モータの主軸4に固定のピニオンギア5Aに取り付けられた円板状のスリット板Sと、このスリット板Sの外周縁部を上下から挟み込むように配置されたフォトインタラプタ(PI;Photo Interrupter)Pとより構成される。スリット板Sには、放射状に多数のスリットが形成されている。フォトインタラプタPは、専用のプリント回路基板(以下、「PI基板」と記すことがある)PBにハンダ付けされて実装されており、このPI基板PBは、トラバースシャーシ2上に立てた状態で取り付けられている。ここでのPI基板PBは、光ディスク装置全体の動作を制御する制御部に接続されている。
このような構成のもと、モータの駆動すなわちその主軸4の回転に従ってスリット板Sが回転するわけであるが、その際、フォトインタラプタPの間を通過するスリットが順次検出され、それに応じたパルス信号がPI基板PBから出力される。制御部は、そのパルス信号を受けてそのパルス数をカウントし、光ピックアップユニット3、トラバースシャーシ2及びディスクトレイ各々の駆動に適正な駆動信号(例えばモータへの電圧値に関する信号)をモータへ与える。なお、図6中の符号SWは、光ピックアップユニット3が光ディスクの内周端位置に達しているか否かを検出する内周端検知スイッチであり、この内周端検知スイッチSWのオン/オフ出力された時点が、PI基板PBからのパルス信号をカウントする際の基準点として用いられる。
さて、メインシャーシ1へのトラバースシャーシ2の回動可能な支持は、以下のようになされる。トラバースシャーシ2は、メインシャーシ1に対し、その後端近傍の左右2個所において、第1緩衝部材31を個々に介在した状態で、それぞれビス41によってねじ止めされて取り付けられ、これにより回動可能に支持される。
その構造を具体的に説明すると、ここで用いられる第1緩衝部材31は、柔軟なゴム等で成形された概ね円筒状のものであって、その外周に環状溝が形成されている。トラバースシャーシ2の後端部には、左右2個所に、第1緩衝部材31の環状溝とほぼ同径で、上下方向に貫通する貫通穴が設けられている。各貫通穴は、その一部がトラバースシャーシ2の縁まで開放している。一方メインシャーシ1には、トラバースシャーシ2の各貫通穴の位置に対応して、円柱状のボス1aが形成され、このボス1aにねじ穴が設けられている。そのボス1aの外径は、第1緩衝部材31の内径とほぼ同じである。
そして、第1緩衝部材31がその環状溝をトラバースシャーシ2の貫通穴に嵌め込まれ、その内穴がメインシャーシ1のボス1aに嵌め込まれる。その第1緩衝部材31の内穴にビス41が挿し込まれ、そのままビス41がボス1aのねじ穴にねじ込まれる。こうして、トラバースシャーシ2は、その後端近傍を第1緩衝部材31を介在してメインシャーシ1に支持され、第1緩衝部材31が許容する弾性変形によりその支持個所を支点として回動可能になる。
また、トラバースシャーシ2へのシフトレバー7の取付けは、以下のようになされる。シフトレバー7は、トラバースシャーシ2に対し、その左右2個所において、第2緩衝部材32を個々に介在した状態で、それぞれビス42によってねじ止めされて取り付けられる。
その構造を具体的に説明すると、ここで用いられる第2緩衝部材32は、上記したメインシャーシ1へのトラバースシャーシ2の支持に用いられる第1緩衝部材31と同様に、柔軟なゴム等で成形された概ね円筒状のものであって、その外周に環状溝が形成されている。シフトレバー7には、左右2個所に、円柱状のボス7bが形成され、このボス7bにねじ穴が設けられている。そのボス7bの外径は、第2緩衝部材32の内径とほぼ同じである。一方トラバースシャーシ2の前端部には、シフトレバー7の各ボス7bの位置に対応して、第2緩衝部材32の環状溝とほぼ同径で、上下方向に貫通する貫通穴が設けられている。各貫通穴は、その一部がトラバースシャーシ2の縁まで開放している。
そして、第2緩衝部材32がその環状溝をトラバースシャーシ2の貫通穴に嵌め込まれ、その内穴がシフトレバー7のボス7bに嵌め込まれる。その第2緩衝部材32の内穴にビス42が挿し込まれ、そのままビス42がボス7bのねじ穴にねじ込まれる。こうして、シフトレバー7は、第2緩衝部材32を介在してトラバースシャーシ2の前端部に取り付けられる。
このような第1緩衝部材31、第2緩衝部材32は、光ディスクの回転に起因してトラバースシャーシ2に生じる振動を吸収して抑制するのに寄与する。
特開2005−100603号公報 特開2004−259312号公報 特開2004−152388号公報
ところで、このような光ディスク装置では、光ディスクの重心位置のバラツキによっては、トラバースシャーシ2に生じる振動を第1緩衝部材31、第2緩衝部材32で十分に吸収しきれないことがある。その理由を以下に説明する。
例えば、トラバースシャーシ2の昇降方向である上下方向、すなわち光ディスクの記録面へのフォーカス方向(以下、「Fo方向」と記すことがある)については、最上昇した状態でのトラバースシャーシ2とシフトレバー7は、メインシャーシ1に対し、トラバースシャーシ2の後端近傍を第1緩衝部材31を介在して左右2個所で支持されつつ、トラバースシャーシ2の前端部に第2緩衝部材32を介在して取り付けられたシフトレバー7からの突軸7aがカムスライダ6のカム溝6aに係合して支持されているのみである。そして、互いに係合するシフトレバー7からの突軸7aとカムスライダ6のカム溝6aと同士には、Fo方向で極微小ではあるが隙間が存在する。そのため、トラバースシャーシ2とシフトレバー7と同士は、第2緩衝部材32が許容する弾性変形と、カム溝6a内での突軸7aの傾動とによって、丁度第2緩衝部材32による取付け個所で屈曲するように変位して、Fo方向の振動が増長される。
また、トラバースシャーシ2の昇降方向と直角な左右方向、すなわち光ディスクの円周方向となるタンジェンシャル方向(以下、「Tan方向」と記すことがある)については、最上昇した状態でのトラバースシャーシ2とシフトレバー7は、メインシャーシ1に対し、トラバースシャーシ2の後端近傍を第1緩衝部材31を介在して左右2個所で支持されているのみである。そのため、トラバースシャーシ2とシフトレバー7と同士は、第2緩衝部材32が許容する弾性変形によって、Tan方向の振動が増長される。
このような事態は、特に、重心位置が過剰に偏芯した光ディスク(以下、「偏重心ディスク」と記すことがある)の場合に顕著となり、トラバースシャーシ2には、第1緩衝部材31、第2緩衝部材32で十分に吸収しきれない振動が発生してしまう。この振動は、不快な振動音の発生をもたらしたり、場合によっては情報の再生や記録を困難にしたりする。
そこで本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、トラバースシャーシの振動を確実に抑制できる光ディスク装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明による光ディスク装置は、光ディスクが収納されるメインシャーシと、このメインシャーシに後端近傍を左右方向の2個所で第1緩衝部材を介在して支持され、その支持個所を支点に回動することで、前記メインシャーシ内に収納された前記光ディスクの記録面に対し接近/離間移動するように昇降するトラバースシャーシと、このトラバースシャーシに支持されて前記光ディスクの記録面に沿う径方向に往復移動する光ピックアップユニットと、前記トラバースシャーシの前端部に左右方向の2個所で第2緩衝部材を介在して取り付けられ、前記トラバースシャーシの回動の駆動を司るシフトレバーと、このシフトレバーの前面から前方に突出するように設けられた突軸に係合するカム溝を有し、前記メインシャーシに対して左右方向にスライド移動することで、前記突軸を前記カム溝に沿って案内して前記シフトレバーと共に前記トラバースシャーシを回動させるカムスライダと、を備えた光ディスク装置において、次の点を特徴とする。前記シフトレバーの前記突軸には、前記カムスライダの前記カム溝を貫通して越えた先端部から上方に突出する突片が形成されていて、前記メインシャーシには、前記トラバースシャーシが回動して前記シフトレバーが前記トラバースシャーシと共に最上昇したときに、前記突片の後面が当接する当接部が形成されている。更に、前記シフトレバーの左右方向の両側には、それぞれ、前記第2緩衝部材による取付け個所を互いに結ぶ線の延長線上又はその延長線の近傍に、左右方向での外方に突出した後上方に折れ曲がって伸び出す伸出片が形成されていて、前記メインシャーシには、前記トラバースシャーシが回動して前記シフトレバーが前記トラバースシャーシと共に最上昇したときに、前記各伸出片の先端部分と左右方向での外方から微小隙間をあけて対向する対向部が形成されている。そして、前記各伸出部の先端部分が、前記各対向部へ向けて丸みを帯びている。
このような構成にすると、最上昇した状態でのトラバースシャーシとシフトレバーについては、第1に、シフトレバーの突片の後面がメインシャーシの当接部に当接しているため、第2緩衝部材による取付け個所でのFo方向の屈曲が抑えられ、その結果として、Fo方向の振動が抑制される。第2に、シフトレバーの各伸出片の先端部分とメインシャーシの対向部とが微小隙間をあけて対向しているため、Tan方向に過剰な振動が発生した場合、その各伸出片と対向部とが当接するわけであるが、その当接のたびに各伸出片の弾性変形により振動が減衰され、その結果として、Tan方向の振動が抑制される。
また、上記目的を達成するための本発明による光ディスク装置は、光ディスクが収納されるメインシャーシと、このメインシャーシに後端近傍を左右方向の2個所で第1緩衝部材を介在して支持され、その支持個所を支点に回動することで、前記メインシャーシ内に収納された前記光ディスクの記録面に対し接近/離間移動するように昇降するトラバースシャーシと、このトラバースシャーシに支持されて前記光ディスクの記録面に沿う径方向に往復移動する光ピックアップユニットと、前記トラバースシャーシの前端部に左右方向の2個所で第2緩衝部材を介在して取り付けられ、前記トラバースシャーシの回動の駆動を司るシフトレバーと、を備えた光ディスク装置において、前記シフトレバーの前面には前方に突出する突起が設けられ、この突起からは上方に突出する突片が形成されていて、前記メインシャーシには、前記トラバースシャーシが回動して前記シフトレバーが前記トラバースシャーシと共に最上昇したときに、前記突片の後面が当接する当接部が形成されている。
このような構成にすると、最上昇した状態でのトラバースシャーシとシフトレバーについては、シフトレバーの突片の後面がメインシャーシの当接部に当接しているため、第2緩衝部材による取付け個所でのFo方向の屈曲が抑えられ、その結果として、Fo方向の振動が抑制される。
ここで、実用性を踏まえると、前記シフトレバーの前面から前方に突出するように設けられた突軸に係合するカム溝を有し、前記メインシャーシに対して左右方向にスライド移動することで、前記突軸を前記カム溝に沿って案内して前記シフトレバーと共に前記トラバースシャーシを回動させるカムスライダを備え、前記シフトレバーの前記突起が前記突軸であり、この突軸には、前記カムスライダの前記カム溝を貫通して越えた先端部に前記突片が形成されていることが好ましい。
また、上記目的を達成するための本発明による光ディスク装置は、光ディスクが収納されるメインシャーシと、このメインシャーシに後端近傍を左右方向の2個所で第1緩衝部材を介在して支持され、その支持個所を支点に回動することで、前記メインシャーシ内に収納された前記光ディスクの記録面に対し接近/離間移動するように昇降するトラバースシャーシと、このトラバースシャーシに支持されて前記光ディスクの記録面に沿う径方向に往復移動する光ピックアップユニットと、前記トラバースシャーシの前端部に左右方向の2個所で第2緩衝部材を介在して取り付けられ、前記トラバースシャーシの回動の駆動を司るシフトレバーと、を備えた光ディスク装置において、前記シフトレバーの左右方向の両側には、それぞれ、左右方向での外方に突出した後上方に折れ曲がって伸び出す伸出片が形成されていて、前記メインシャーシには、前記トラバースシャーシが回動して前記シフトレバーが前記トラバースシャーシと共に最上昇したときに、前記各伸出片の先端部分と左右方向での外方から微小隙間をあけて対向する対向部が形成されている。
このような構成にすると、最上昇した状態でのトラバースシャーシとシフトレバーについては、シフトレバーの各伸出片の先端部分とメインシャーシの対向部とが微小隙間をあけて対向しているため、Tan方向に過剰な振動が発生した場合、その各伸出片と対向部とが当接するわけであるが、その当接のたびに各伸出片の弾性変形により振動が減衰され、その結果として、Tan方向の振動が抑制される。
ここで、実用性を踏まえると、前記各伸出部の先端部分が、前記各対向部へ向けて丸みを帯びていることが好ましい。また、前記各伸出部は、前記シフトレバーの両側において、前記第2緩衝部材による取付け個所を互いに結ぶ線の延長線上又はその延長線の近傍に形成されていることが好ましい。
本発明の光ディスク装置によれば、トラバースシャーシの振動を確実に抑制できる。
以下に、本発明の光ディスク装置の一実施形態について図面を参照しながら詳述する。図1は本発明の一実施形態である光ディスク装置の要部を示す縦断面図、図2はその光ディスク装置の要部を示す横断面図であって、いずれの図もトラバースシャーシが最上昇した状態を示している。図3〜図5はその光ディスク装置におけるシフトレバーの外観を示す図であって、図3は斜視図、図4は上面図、図5は前面図である。なお、これらの図中で図6、図7と同じ名称で同じ機能を果たす部分には同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
本実施形態の光ディスク装置では、図6に示すものと同じく、トラバースシャーシ2は、メインシャーシ1に対し、後端近傍を左右方向の2個所で第1緩衝部材31を介在して支持され、その支持個所を支点として回動可能になっている。また、トラバースシャーシ2の前端部には、左右方向の2個所で第2緩衝部材32を介在してシフトレバー7が一体的に取り付けられている。このシフトレバー7の前面からは概ね円柱状の突軸7aが前方に突出しており、その突軸7aはカムスライダ6のカム溝6aに係合している。そして、カムスライダ6がメインシャーシ1に対して左右方向にスライド移動するに従って、シフトレバー7の突軸7aがカムスライダ6のカム溝6aに沿って案内され、これにより、シフトレバー7と共にトラバースシャーシ2が回動する。但し、次の点で従来のものと大きく異なる。
本実施形態では、図1、図3〜図5に示すように、シフトレバー7の前面からの突軸7aが、カムスライダ6のカム溝6aに係合しつつ、そのカム溝6aを貫通して大きく越えており、その先端部には、上方に突出する四角柱状の突片7cが形成されている。なお、突片7cは円柱状であっても構わない。
一方メインシャーシ1には、回動によってシフトレバー7がトラバースシャーシ2と共に最上昇したときに、シフトレバー7の突片7cの後面が当接する当接部1bが形成されている。もっとも、トラバースシャーシ2とシフトレバー7が昇降している最中や最下降した状態では、シフトレバー7の突片7cがメインシャーシ1の当接部1bに干渉することは一切ない。
また本実施形態では、図2、図3〜図5に示すように、シフトレバー7の左右方向の両側には、それぞれ弾性変形が可能な伸出片7d、7dが形成されている。左側の伸出片7dは、左右方向での外方である左方に突出した後上方に折れ曲がって伸び出し、他方の右側の伸出片7dは、左右方向での外方である右方に突出した後上方に折れ曲がって伸び出している。特にここでの伸出片7d、7dは、トラバースシャーシ2へのシフトレバー7の取付け個所となるボス7b、7bを互いに結ぶ線の延長線の近傍、具体的にはその延長線より若干前方にずれた位置に形成されている。なお、伸出片7d、7dは、その延長線上の位置に形成されても構わない。また、ここでの伸出片7d、7dは、その先端部分が、後述するメインシャーシ1の対向部1c、1cへ向けて丸みを帯びている。
一方メインシャーシ1には、回動によってシフトレバー7がトラバースシャーシ2と共に最上昇したときに、シフトレバー7の各伸出片7d、7dの先端部分と微小隙間をあけて対向する対向部1c、1cが形成されている。左側の対向部1cは、左側の伸出片7dと左右方向での外方である左方から微小隙間をあけて対向し、他方の右側の対向部1cは、右側の伸出片7dと左右方向での外方である右方から微小隙間をあけて対向している。もっとも、トラバースシャーシ2とシフトレバー7が昇降している最中や最下降した状態でも、シフトレバー7の伸出片7d、7dがメインシャーシ1の対向部1c、1cに干渉することは一切ない。
このような構成にすれば、最上昇した状態でのトラバースシャーシ2とシフトレバー7については、シフトレバー7の突片7cの後面がメインシャーシ1の当接部1bに当接しているため、仮に偏重心ディスクを取り扱ったとしても、その突片7cと当接部1bとの当接により、第2緩衝部材32による取付け個所でのFo方向の屈曲が抑えられ、その結果として、Fo方向の振動が抑制される。
また、最上昇した状態でのトラバースシャーシ2とシフトレバー7については、シフトレバー7の各伸出片7d、7dの先端部分とメインシャーシ1の対向部1c、1cとが微小隙間をあけて対向しているため、仮に偏重心ディスクを取り扱ってTan方向に過剰な振動が発生した場合、その各伸出片7d、7dと対向部1c、1cとが当接するわけであるが、その当接のたびに各伸出片7d、7dの弾性変形により振動が減衰され、その結果として、Tan方向の振動が抑制される。
従って、トラバースシャーシ2には、第1緩衝部材31、第2緩衝部材32で十分に吸収しきれない振動が発生してしまうことはなく、トラバースシャーシ2の振動を確実に抑制できる。
また本実施形態では、シフトレバー7の各伸出片7d、7dが、シフトレバー7の両側において、第2緩衝部材32によるトラバースシャーシ2へのシフトレバー7の取付け個所を互いに結ぶ線の延長線上又はその延長線の近傍に形成されているため、Tan方向の振動を有効に抑制できる。また本実施形態では、その伸出片7d、7dの先端部分が、メインシャーシ1の対向部1c、1cへ向けて丸みを帯びているため、Tan方向に過剰な振動が発生した場合に、円滑に対向部1c、1cと当接できる。
その他本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば、シフトレバー7における突片7cが形成される対象としては、カムスライダ6のカム溝6aに係合する突軸7aに限定されるわけではなく、シフトレバー7の前面に前方に突出する突起を設け、この突起に突片7cを形成しても構わない。この場合、メインシャーシ1には、突起の突片7cに対応して当接部1bを形成することになる。
本発明は、光ディスクに対して情報の再生や記録を行うための光ディスク装置に有用である。
本発明の光ディスク装置の要部を示す縦断面図である。 本発明の光ディスク装置の要部を示す横断面図である。 本発明の光ディスク装置におけるシフトレバーの外観を示す斜視図である。 図3のシフトレバーの上面図である。 図3のシフトレバーの前面図である。 一般的な光ディスク装置の構成を示す平面図である。 従来の光ディスク装置の要部を示す縦断面図である。
符号の説明
1 メインシャーシ
1b 当接部
1c 対向部
2 トラバースシャーシ
3 光ピックアップユニット
6 カムスライダ
6a カム溝
7 シフトレバー
7a 突軸
7c 突片
7d 伸出片
31 第1緩衝部材
32 第2緩衝部材

Claims (6)

  1. 光ディスクが収納されるメインシャーシと、
    このメインシャーシに後端近傍を左右方向の2個所で第1緩衝部材を介在して支持され、その支持個所を支点に回動することで、前記メインシャーシ内に収納された前記光ディスクの記録面に対し接近/離間移動するように昇降するトラバースシャーシと、
    このトラバースシャーシに支持されて前記光ディスクの記録面に沿う径方向に往復移動する光ピックアップユニットと、
    前記トラバースシャーシの前端部に左右方向の2個所で第2緩衝部材を介在して取り付けられ、前記トラバースシャーシの回動の駆動を司るシフトレバーと、
    このシフトレバーの前面から前方に突出するように設けられた突軸に係合するカム溝を有し、前記メインシャーシに対して左右方向にスライド移動することで、前記突軸を前記カム溝に沿って案内して前記シフトレバーと共に前記トラバースシャーシを回動させるカムスライダと、を備えた光ディスク装置において、
    前記シフトレバーの前記突軸には、前記カムスライダの前記カム溝を貫通して越えた先端部から上方に突出する突片が形成されていて、
    前記メインシャーシには、前記トラバースシャーシが回動して前記シフトレバーが前記トラバースシャーシと共に最上昇したときに、前記突片の後面が当接する当接部が形成されており、
    前記シフトレバーの左右方向の両側には、それぞれ、前記第2緩衝部材による取付け個所を互いに結ぶ線の延長線上又はその延長線の近傍に、左右方向での外方に突出した後、上方に折れ曲がって伸び出す、弾性変形可能な伸出片が形成されていて、
    前記メインシャーシには、前記トラバースシャーシが回動して前記シフトレバーが前記トラバースシャーシと共に最上昇したときに、前記各伸出片の先端部分と左右方向での外方から微小隙間をあけて対向する対向部が形成されており、
    前記各伸出部の先端部分が、前記各対向部へ向けて丸みを帯びていることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクが収納されるメインシャーシと、
    このメインシャーシに後端近傍を左右方向の2個所で第1緩衝部材を介在して支持され、その支持個所を支点に回動することで、前記メインシャーシ内に収納された前記光ディスクの記録面に対し接近/離間移動するように昇降するトラバースシャーシと、
    このトラバースシャーシに支持されて前記光ディスクの記録面に沿う径方向に往復移動する光ピックアップユニットと、
    前記トラバースシャーシの前端部に左右方向の2個所で第2緩衝部材を介在して取り付けられ、前記トラバースシャーシの回動の駆動を司るシフトレバーと、を備えた光ディスク装置において、
    前記シフトレバーの左右方向の両側には、それぞれ、左右方向での外方に突出した後、上方に折れ曲がって伸び出す、弾性変形可能な伸出片が形成されていて、
    前記メインシャーシには、前記トラバースシャーシが回動して前記シフトレバーが前記トラバースシャーシと共に最上昇したときに、前記各伸出片の先端部分と左右方向での外方から微小隙間をあけて対向する対向部が形成されていることを特徴とする光ディスク装置。
  3. 前記各伸出部の先端部分が、前記各対向部へ向けて丸みを帯びていることを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記各伸出部は、前記シフトレバーの両側において、前記第2緩衝部材による取付け個所を互いに結ぶ線の延長線上又はその延長線の近傍に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の光ディスク装置。
  5. 前記シフトレバーの前面には前方に突出する突起が設けられ、この突起からは上方に突出する突片が形成されていて、
    前記メインシャーシには、前記トラバースシャーシが回動して前記シフトレバーが前記トラバースシャーシと共に最上昇したときに、前記突片の後面が当接する当接部が形成されていることを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の光ディスク装置。
  6. 前記シフトレバーの前面から前方に突出するように設けられた突軸に係合するカム溝を有し、前記メインシャーシに対して左右方向にスライド移動することで、前記突軸を前記カム溝に沿って案内して前記シフトレバーと共に前記トラバースシャーシを回動させるカムスライダを備え、
    前記シフトレバーの前記突起が前記突軸であり、この突軸には、前記カムスライダの前記カム溝を貫通して越えた先端部に前記突片が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の光ディスク装置。
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