JP4229132B2 - 光ディスク再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばCDやDVD等の光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク再生装置に関するものである。
従来から、光ディスク再生装置は、ディスク駆動ユニットにより光ディスクを回転させながら、光ピックアップユニットから出射した光を光ディスクに照射することにより、光ディスクに対して情報の記録/再生を行うようになっている。光ピックアップユニットは、発光素子、受光素子等をケース内に搭載した構成になっており、発光素子から発光した光をケースに形成された光出入口から出射すると共に、光出入口から入射した光を受光素子により受光するようになっている。また、光ピックアップユニットは、ピニオンの回転によって移動されるラックに保持されており、モータの駆動力によってピニオンが回転してラックが移動することにより、ラックと共に光ディスクの径方向に移動(シーク動作)するようになっている。
この種の光ディスク再生装置では、光ピックアップユニットの送り精度向上のために、ラックとして2枚のラック板を重ねた構造のダブルラックを採用して、ピニオンとラックとのバックラッシュを除去するようにしている。このようなラックとしては、図5(a)(b)、図6(a)(b)(c)に示す構成のものが知られている。
図5(a)(b)、図6(a)(b)(c)に示すラック100は、固定側ラック板101と可動側ラック板102の2枚のラック板から成っている。固定側ラック板101は、光ピックアップユニット103のケース104と一体的に形成されており、ガイド部材であるガイド軸105及びガイドレール106により、固定側ラック板101の歯列方向に移動自在に支持されている。可動側ラック板102は、固定側ラック板101の移動方向にスライド自在に、固定側ラック板101上に重ねて装着されている。光ピックアップユニット103は、ケース104の上面に形成された光出入口107から光を出入射する。
固定側ラック板101には、その上面に突出する突設片111、112、113が固定側ラック板101の移動方向に並んで形成されており、一方、可動側ラック板102には、可動側ラック板102の歯列方向に沿うガイド溝121、122、123が形成されている。固定側ラック板101の突設片111、112、113は、可動側ラック板102のガイド溝121、122、123にスライド自在に挿入されており、これにより、可動側ラック板102が固定側ラック板101の移動方向にスライド自在に装着されている。
また、固定側ラック板101には、その上面に設けられた支柱114の側面に突出する係止片115が形成されており、一方、可動側ラック板102には、可動側ラック板102の側面に突出する突出部124が形成されている。固定側ラック板101の係止片115は、可動側ラック板102の突出部124の上方に位置して、突出部124をスライド自在に係止しており、これにより、可動側ラック板102が固定側ラック板101から離脱しないように保持されている。
また、可動側ラック板102には、その上面に突出する突設片125が形成されており、固定側ラック板101の突設片112と可動側ラック板102の突設片125との間には、スプリング130が設けられている。固定側ラック板101及び可動側ラック板102は、スプリング130を圧縮させた状態でピニオン140(図6(a)(b)(c)参照)に噛合される。
このような構成のラック100は、スプリング130の力によって固定側ラック板101の歯と可動側ラック板102の歯がピニオン140の歯を挟み、これにより、ラック100とピニオン140との間のバックラッシュを除去し、光ピックアップユニット103の送り精度を向上している。
一方、バネ部材によってラックをピニオンへ接近させる方向に付勢すると共にラックを光ピックアップユニットの移動方向に付勢することにより、1枚のラック板を用いてピニオンとラックとの間のバックラッシュを除去するようにした光ディスク再生装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−228456号公報
ところが、上述した従来の光ディスク再生装置においては、固定側ラック板101の突設片111、112、113を可動側ラック板102のガイド溝121、122、123にスライド自在に挿入しているため、突設片111、112、113とガイド溝121、122、123の内側面との間、及び支柱114と突出部124との間に隙間がある。このため、ピニオン140の回転によりラック100が移動するときに、可動側ラック板102がピニオン140の駆動力によって左右方向(ラック100の移動方向に直交する方向)に振られて、ガイド溝121、122、123の内側面が突設片111、112、113を叩き、又は突出部124が支柱114を叩き、その叩き音が発生する。この叩き音は、耳障りな騒音になる。なお、上述した特許文献1に開示の内容を適用したとしても、上記の課題を解決することはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ピニオンの回転によりラックが移動するときに可動側ラック板が固定側ラック板を叩くことにより発生する叩き音を緩和することができる光ディスク再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、光ディスクに対して情報の記録/読取を行うための光を出射する光ピックアップユニットと、モータの駆動力によって回転されるピニオンと、光ピックアップユニットを保持すると共にピニオンに噛合され、ピニオンの回転によって移動されるラックとを備え、ラックは、ガイド部材に移動自在に支持されていると共に光ピックアップユニットに固定されている固定側ラック板と、ピニオンとの間のバックラッシュをなくすために固定側ラック板に対して固定側ラック板の移動方向と平行な方向にスライド自在に重ねて装着された可動側ラック板とから成るダブルラックである光ディスク再生装置において、固定側ラック板は、ピックアップユニットのケースと一体的に樹脂により形成されており、固定側ラック板には、該固定側ラック板の上面に突設された、可動側ラック板をスライド自在に装着するための突設片と、該固定側ラック板の上面に支柱を介して設けられた、可動側ラック板を離脱しないように係止するための係止片とが形成されており、可動側ラック板には、突設片がスライド自在に挿入されるガイド溝と、該可動側ラック板の側面に突出して係止片にスライド自在に係止される突出部とが形成されており、突出部は、ガイド溝の内側面を突設片に可動側ラック板のスライド方向と直交する左右方向に押し付ける押し付け部材を兼ねており、押し付け部材は、可動側ラック板と一体的に樹脂により形成された両持ちの樹脂バネから成り、該樹脂バネが支柱を押圧することにより、その反作用力によってガイド溝の内側面を突設片に押し付け、ガイド溝の内側面が突設片に押し付けられることにより、可動側ラック板と固定側ラック板との左右方向のがたつきが抑えられ、ピニオンの回転によりラックが移動するときに可動側ラック板が固定側ラック板を叩くことが抑えられるものである。
請求項2の発明は、光ディスクに対して情報の記録/読取を行うための光を出射する光ピックアップユニットと、モータの駆動力によって回転されるピニオンと、光ピックアップユニットを保持すると共にピニオンに噛合され、ピニオンの回転によって移動されるラックとを備え、ラックは、ガイド部材に移動自在に支持されていると共に光ピックアップユニットに固定されている固定側ラック板と、ピニオンとの間のバックラッシュをなくすために固定側ラック板に対して固定側ラック板の移動方向と平行な方向にスライド自在に重ねて装着された可動側ラック板とから成るダブルラックである光ディスク再生装置において、可動側ラック板を固定側ラック板に可動側ラック板のスライド方向と直交する左右方向に押し付ける押し付け部材を備え、固定側ラック板には、該固定側ラック板の上面に支柱を介して設けられた、可動側ラック板を離脱しないように係止するための係止片が形成されており、可動側ラック板には、該可動側ラック板の側面に突出して係止片にスライド自在に係止される突出部が形成されており、突出部は、押し付け部材を兼ねており、押し付け部材は、支柱を押圧することにより、その反作用力によって可動側ラック板を固定側ラック板に押し付け、可動側ラック板が固定側ラック板に押し付けられることにより、可動側ラック板と固定側ラック板との左右方向のがたつきが抑えられ、ピニオンの回転によりラックが移動するときに可動側ラック板が固定側ラック板を叩くことが抑えられるものである。
請求項1の発明によれば、押し付け部材により可動側ラック板のガイド溝の内側面が固定側ラック板の突設片に押し付けられて、可動側ラック板と固定側ラック板との左右方向のがたつきが抑えられるため、ピニオンの回転によりラックが移動するときに可動側ラック板が固定側ラック板を叩くことが抑えられ、叩き音を緩和することができ、叩き音による騒音を抑えることができる。しかも、可動側ラック板を固定側ラック板から離脱しないようにするための突出部が押し付け部材を兼ねており、可動側ラック板を固定側ラック板から離脱しないようにする構成を利用して、可動側ラック板と固定側ラック板との左右方向のがたつきを抑えているため、ラックの構成が複雑化することがなく、ラックの構成を簡素にできると共にラックを小型にすることができる。また、押し付け部材は、可動側ラック板と一体的に樹脂により形成された樹脂バネから成っているため、可動側ラック板と固定側ラック板とのがたつきを抑える構成を簡素で安価に実現することができる。
請求項2の発明によれば、押し付け部材により可動側ラック板が固定側ラック板に押し付けられて、可動側ラック板と固定側ラック板との左右方向のがたつきが抑えられるため、ピニオンの回転によりラックが移動するときに可動側ラック板が固定側ラック板を叩くことが抑えられ、叩き音を緩和することができ、叩き音による騒音を抑えることができる。しかも、可動側ラック板を固定側ラック板から離脱しないようにするための突出部が押し付け部材を兼ねており、可動側ラック板を固定側ラック板から離脱しないようにする構成を利用して、可動側ラック板と固定側ラック板との左右方向のがたつきを抑えているため、ラックの構成が複雑化することがなく、ラックの構成を簡素にできると共にラックを小型にすることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態による光ディスク再生装置について図面を参照して説明する。図1、図2(a)(b)は、光ディスク再生装置の構成を示す。光ディスク再生装置1は、例えばCDやDVD等の光ディスク1aに対して情報の記録/再生を行う装置である。
光ディスク再生装置1は、光ディスク1aを搬送するディスクトレイ2と、光ディスク1aを回転させるディスク駆動ユニット3と、光ディスク1aをディスク駆動ユニット3に固定するためのクランパ4と、光ディスク1aに対して情報の記録/読取を行うための光を出射する光ピックアップユニット6とを備える。また、光ディスク再生装置1は、光ピックアップユニット6を保持するラック7と、ラック7を移動自在に支持するガイド部材であるガイド軸8a及びガイドレール8bと、ラック7を移動させるためのギア9と、これらを支持するシャーシ10等を備える。
ディスクトレイ2は、光ディスク1aが載置されるディスク載置部21を有しており、ディスク載置部21には、開口22が形成されている。ディスクトレイ2は、シャーシ10にスライド自在に支持されており、モータ及びギア等により構成されるトレイ駆動手段(不図示)によってスライド動作されて、シャーシ10内に収納/引出しされる。ディスクトレイ2がシャーシ10内に収納されることにより、ディスク載置部21に載置された光ディスク1aがディスク駆動ユニット3の上方へ搬送される。
ディスク駆動ユニット3は、光ディスク1aを回転させるためのターンテーブル31及びスピンドルモータ32等を搭載しており、シャーシ10に昇降自在に支持されている。ターンテーブル31は、磁性体から成り、スピンドルモータ32の回転軸に固定的に連結されており、スピンドルモータ32により回転駆動される。ディスク駆動ユニット3は、モータ及びギア等により構成される昇降手段(不図示)によって、ディスクトレイ2の開口22を通って昇降される。
クランパ4は、クランプホルダ11により、ターンテーブル31の上方に回転自在かつ昇降自在に支持されている。クランパ4には、磁力によりクランパ4をターンテーブル31に引き付けるための磁石41が取付けられている。クランプホルダ11は、シャーシ10に架設されており、シャーシ10と一体的に形成されている。
ディスク駆動ユニット3がディスクトレイ2の開口22を通って上昇すると、ディスクトレイ2上の光ディスク1aがターンテーブル31により持ち上げられると共に、クランパ4が光ディスク1aにより持ち上げられる。このとき、クランパ4の磁石41とターンテーブル31との間に働く磁力により、クランパ41がターンテーブル31に引き付けられ、光ディスク1aがターンテーブル31及びクランパ4と共に回転可能なようにターンテーブル31上に固定されてチャッキングされる。
ディスク駆動ユニット3は、このように光ディスク1aがチャッキングされた状態でスピンドルモータ32を回転させることにより、光ディスク1aをターンテーブル31及びクランパ4と共に回転させる。
光ピックアップユニット6は、ケース41内に発光素子及び受光素子(不図示)等を搭載しており、発光素子から発光した光をケース41に形成された光出入口42から上方に向けてディスクトレイ2の開口22を通り抜けるように出射し、また、光出入口42から入射した光を受光素子により受光する。光ピックアップユニット6は、ラック7に保持されている。
ラック7は、固定側ラック板51と可動側ラック板52の2枚のラック板を重ねた構造のダブルラックであり、ガイド部材であるガイド軸8a及びガイドレール8bに移動自在に支持されており、光ピックアップユニット6を保持している。ガイド軸8a及びガイドレール8bは、シャーシ10に固定されている。光ピックアップユニット6は、ラック7がガイド軸8a及びガイドレール8bに案内されて移動することにより、光ディスク1aの径方向に移動(シーク動作)する。ラック7の構成の詳細については後述する。
ギア9は、上段のピニオン61、中段の小径ギア62、及び下段の大径ギア63を一体的に形成した3段ギアであり、シャーシ10に回転自在に支持されている。上段のピニオン61には、ラック7の固定側ラック板51及び可動側ラック板52が噛合され、下段の大径ギア63には、モータの駆動力により回転される駆動ギア(不図示)が噛合される。すなわち、ギア9は、モータの駆動力により回転し、ラック7は、モータの駆動力によりギア9(ピニオン61)が回転することによって移動する。なお、中段の小径ギア62には、上記ディスクトレイ2を収納/引出しするトレイ駆動手段及びディスク駆動ユニット3を昇降させる昇降手段に駆動力を伝達するためのギア(不図示)が噛合される。
このような構成の光ディスク再生装置1は、ディスク駆動ユニット3により光ディスク1aを回転させながら光ピックアップユニット6から光を出射することにより光ディスク1aに対して情報の記録/再生を行い、このとき、モータの駆動力によりギア9を回転させてラック7を移動させることにより、光ピックアップユニット6をシーク動作させる。
図3(a)(b)、図4(a)(b)(c)は、上記ラック7の構成を示す。ラック7は、上述のように、固定側ラック板51と可動側ラック板52から成っている。固定側ラック板51は、ピックアップユニット6のケース41と一体的に樹脂により形成されており(従って光ピックアップユニット6に一体的に固定されており)、ガイド軸8a及びガイドレール8bにより、固定側ラック板51の歯列方向に移動自在に支持されている。可動側ラック板52は、スプリング53を介して、固定側ラック板51の移動方向(すなわちガイド軸8a及びガイドレール8bと平行な方向)にスライド自在に、固定側ラック板51上に重ねて装着されている。
固定側ラック板51には、可動側ラック板52をスライド自在に装着するための突設片81、82、83と、可動側ラック板52を離脱しないように係止するための係止片84とが形成されている。突設片82は、スプリング53を保持する役割を兼ねている。突設片81、82、83は、固定側ラック板51の上面に突設されており、固定側ラック板51の移動方向に並んでいる。係止片84は、固定側ラック板51の上面に突出する支柱85を介して設けられており、支柱85の側面に突出している。
可動側ラック板52には、固定側ラック板51にスライド自在に装着するためのガイド溝91、92、93と、固定側ラック板51から離脱しないようにするための突出部94と、スプリング53を保持するための突設片95とが形成されている。ガイド溝91、92、93は、可動側ラック板52の歯列方向に沿って形成されており、各々開口している。突出部94は、可動側ラック板52の側面に突出している。突設片95は、可動側ラック板52の上面に突設している。
固定側ラック板51の突設片81、82、83は、可動側ラック板52のガイド溝91、92、93にスライド自在に挿入されており、これにより、可動側ラック板52が固定側ラック板51の移動方向にスライド自在に装着されている。また、固定側ラック板51の係止片84は、可動側ラック板52の突出部94の上方に位置して、突出部94をスライド自在に係止しており、これにより、可動側ラック板52が固定側ラック板51から離脱しないように保持されている。
また、スプリング53は、固定側ラック板51の突設片82と可動側ラック板52の突設片95との間に圧縮状態で設けられている。従って、ラック7においては、スプリング53の弾性力によって固定側ラック板51の歯と可動側ラック板52の歯がピニオン61の歯を挟み、これにより、ラック7とピニオン61との間のバックラッシュを除去し、光ピックアップユニット6の送り精度を向上している。
また、上記可動側ラック板52の突出部94は、樹脂バネから成り、固定側ラック板51の支柱85の側面を弾性的に押圧しており、その反作用力によってガイド溝91、92、93の内側面を突設片81、82、83に押し付けている。つまり、上記可動側ラック板52の突出部94は、可動側ラック板52を固定側ラック板51に可動側ラック板52のスライド方向(ラック7の移動方向)と直交する左右方向に押し付ける押し付け部材を兼ねている。
突出部(押し付け部材)94は、支柱85を押圧するための押圧部94aが撓み変形可能な撓み変形部94bの中間位置に形成され、撓み変形部94bの両端が可動側ラック板52に固定的に繋がった両持ちの樹脂バネになっている。撓み変形部94bは、可動側ラック板52のスライド方向と平行に伸びており、可動側ラック板52のスライド方向と直交する左右方向に撓み変形可能になっている。突出部94は、可動側ラック板52と一体的に樹脂により形成されている。
突出部94の押圧部94aは、撓み変形部94bが撓んだ状態で固定側ラック板51の支柱85に当接しており、撓み変形部94bの弾性力によって支柱85を押圧している。従って、ラック7においては、突出部94が支柱85を押圧する反作用力によって可動側ラック板52が支柱85から離反する方向(ピニオン61の位置する側)に付勢される。これにより、可動側ラック板52のガイド溝91、92、93の内側面が固定側ラック板51の突設片81、82、83に押し付けられて、可動側ラック板52と固定側ラック板51との左右方向のがたつきが抑えられている。
このように、上記構成の光ディスク再生装置1によれば、突出部(押し付け部材)94により可動側ラック板52のガイド溝91、92、93の内側面が固定側ラック板51の突設片81、82、83に押し付けられて、可動側ラック板52と固定側ラック板51との左右方向のがたつきが抑えられるため、ピニオン61の回転によりラック7が移動するときに可動側ラック板52が固定側ラック板51を叩くことが抑えられ、叩き音を緩和することができ、叩き音による騒音を抑えることができる。
しかも、可動側ラック板52を固定側ラック板51から離脱しないようにするための突出部94が押し付け部材を兼ねており、可動側ラック板52を固定側ラック板51から離脱しないようにする構成を利用して、可動側ラック板52と固定側ラック板51との左右方向のがたつきを抑えているため、ラック7の構成が複雑化することがなく、ラック7の構成を簡素にできると共にラック7を小型にすることができる。また、突出部94は、可動側ラック板52と一体的に樹脂により形成された樹脂バネから成っているため、可動側ラック板52と固定側ラック板51とのがたつきを抑える構成を簡素で安価に実現することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、押し付け部材は、可動側ラック板52を固定側ラック板51から離脱しないようにするための突出部94と兼ねている構成に限られず、突出部94と別に設けられていてもよく、固定側ラック板51に設けられていてもよい。また、押し付け部材は、樹脂バネに限られず、可動側ラック板52を固定側ラック板51に左右方向に押し付けるものであれば、どのような構造や材質のものであってもよい。さらにまた、固定側ラック板51は、ピックアップユニット6のケース41と別体に構成されていてもよい。
本発明の一実施形態に係る光ディスク再生装置の概略構成を示す斜視図。 (a)は同光ディスク再生装置の断面図、(b)は同平面図。 (a)は同光ディスク再生装置のラックの構成を示す斜視図、(b)は同分解斜視図。 (a)は同ラックの構成を示す平面図、(b)は同ラックの要部拡大平面図、(c)は同ラックの要部拡大側面図。 (a)は従来のラックの構成を示す斜視図、(b)は同分解斜視図。 (a)は従来のラックの構成を示す平面図、(b)は同ラックの要部拡大平面図、(c)は同ラックの要部拡大側面図。
符号の説明
1 光ディスク再生装置
1a 光ディスク
2 ディスクトレイ
3 ディスク駆動ユニット
4 クランパ
6 光ピックアップユニット
7 ラック
8a ガイド軸
8b ガイドレール
9 ギア
10 シャーシ
31 ターンテーブル
32 スピンドルモータ
41 ケース
42 光出入口
51 固定側ラック板
52 可動側ラック板
53 スプリング
61 ピニオン
62 小径ギア
63 大径ギア
81〜83 突設片
84 係止片
85 支柱
91〜93 ガイド溝
94 突出部(押し付け部材)
94a 押圧部
94b 撓み変形部
95 突設片

Claims (2)

  1. 光ディスクに対して情報の記録/読取を行うための光を出射する光ピックアップユニットと、モータの駆動力によって回転されるピニオンと、前記光ピックアップユニットを保持すると共に前記ピニオンに噛合され、前記ピニオンの回転によって移動されるラックとを備え、
    前記ラックは、ガイド部材に移動自在に支持されていると共に前記光ピックアップユニットに固定されている固定側ラック板と、前記ピニオンとの間のバックラッシュをなくすために前記固定側ラック板に対して前記固定側ラック板の移動方向と平行な方向にスライド自在に重ねて装着された可動側ラック板とから成るダブルラックである光ディスク再生装置において、
    前記固定側ラック板は、前記ピックアップユニットのケースと一体的に樹脂により形成されており、
    前記固定側ラック板には、該固定側ラック板の上面に突設された、前記可動側ラック板をスライド自在に装着するための突設片と、該固定側ラック板の上面に支柱を介して設けられた、前記可動側ラック板を離脱しないように係止するための係止片とが形成されており、
    前記可動側ラック板には、前記突設片がスライド自在に挿入されるガイド溝と、該可動側ラック板の側面に突出して前記係止片にスライド自在に係止される突出部とが形成されており、
    前記突出部は、前記ガイド溝の内側面を前記突設片に前記可動側ラック板のスライド方向と直交する左右方向に押し付ける押し付け部材を兼ねており、
    前記押し付け部材は、前記可動側ラック板と一体的に樹脂により形成された両持ちの樹脂バネから成り、該樹脂バネが前記支柱を押圧することにより、その反作用力によって前記ガイド溝の内側面を前記突設片に押し付け、
    前記ガイド溝の内側面が前記突設片に押し付けられることにより、前記可動側ラック板と固定側ラック板との左右方向のがたつきが抑えられ、前記ピニオンの回転により前記ラックが移動するときに前記可動側ラック板が前記固定側ラック板を叩くことが抑えられることを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 光ディスクに対して情報の記録/読取を行うための光を出射する光ピックアップユニットと、モータの駆動力によって回転されるピニオンと、前記光ピックアップユニットを保持すると共に前記ピニオンに噛合され、前記ピニオンの回転によって移動されるラックとを備え、
    前記ラックは、ガイド部材に移動自在に支持されていると共に前記光ピックアップユニットに固定されている固定側ラック板と、前記ピニオンとの間のバックラッシュをなくすために前記固定側ラック板に対して前記固定側ラック板の移動方向と平行な方向にスライド自在に重ねて装着された可動側ラック板とから成るダブルラックである光ディスク再生装置において、
    前記可動側ラック板を前記固定側ラック板に前記可動側ラック板のスライド方向と直交する左右方向に押し付ける押し付け部材を備え、
    前記固定側ラック板には、該固定側ラック板の上面に支柱を介して設けられた、前記可動側ラック板を離脱しないように係止するための係止片が形成されており、
    前記可動側ラック板には、該可動側ラック板の側面に突出して前記係止片にスライド自在に係止される突出部が形成されており、
    前記突出部は、前記押し付け部材を兼ねており、
    前記押し付け部材は、前記支柱を押圧することにより、その反作用力によって前記可動側ラック板を前記固定側ラック板に押し付け、
    前記可動側ラック板が前記固定側ラック板に押し付けられることにより、前記可動側ラック板と固定側ラック板との左右方向のがたつきが抑えられ、前記ピニオンの回転により前記ラックが移動するときに前記可動側ラック板が前記固定側ラック板を叩くことが抑えられることを特徴とする光ディスク再生装置。
JP2006092168A 2006-03-29 2006-03-29 光ディスク再生装置 Expired - Fee Related JP4229132B2 (ja)

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