JP2008033421A - コイン状部材送出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機内に設置されるコイン状部材送出装置において、修理、点検、詰まったコイン状部材や内部に入った異物の取り除き等の場合には、遊技機の前面扉を開いて、コイン状部材送出装置を前方へ取り外さなければならない場合がある。本発明は、多数のコイン状部材が収容された重量のある状態において、引き出し易い引き出し取っ手構成を提供する。
【解決手段】遊技機内に設置されるコイン状部材送出装置2において、貯蔵容器(ホッパ)5P内には、前面側の壁に沿って側面側の壁に形成したオーバーフロー出口5Xに向かって低くなるようにオーバーフローガイド部42が傾斜して設けられ、貯蔵容器(ホッパ)5Pの前面側の壁には、オーバーフローガイド部42の下方空間に対応して指掛け式引き出し用取っ手80を配置したこと。
【選択図】図3

Description

本発明は、ベース部材上に設けた貯蔵容器(ホッパ)内のコイン状部材をベース部材上に配置した送出ロータの回転によって1枚ずつ送出する送出装置に関する。
貯蔵容器に貯留した硬貨、遊技用メダル等のコイン状部材を貯蔵容器の底部に設けたロータの回転によって1枚ずつ送出する送出装置がある。その代表的な構成として、硬貨、遊技用メダル等のコイン状部材を貯蔵する貯蔵容器(ホッパ)の底部には、電動機装置によって一方向へ回転する円盤状の送出ロータが設けられ、この送出ロータには複数の分離孔が略等間隔に同心円上に配置され、この送出ロータの回転に伴って、複数の分離孔にそれぞれコイン状部材が順次入りつつ、分離孔に入ったコイン状部材は、分離孔の底部から送出ロータの円周方向へ1枚ずつ押し出されて、貯蔵容器の側面部に形成した送出部からコイン状部材が1枚ずつ送出される。(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1のようなコイン状部材送出装置は、遊技機内に設置され、遊技機のコイン状部材挿入口へ挿入されたコイン状部材を、選別計数装置を経てガイド樋から貯蔵容器(ホッパ)内へ収容するように構成されるが、修理、点検、詰まったコイン状部材や内部に入った異物の取り除き等の場合には、遊技機の前面扉を開いて、コイン状部材送出装置を前方へ取り外さなければならない場合がある。
特開2004−318595号公報
本発明は、このような点に鑑みて、修理、点検、詰まったコイン状部材や内部に入った異物の取り除き等の場合に、遊技機の前面扉を開いて、コイン状部材送出装置を前方へ引き出し可能とすると共に、多数のコイン状部材が収容された重量のある状態において、容易に引き出しができるような引き出し取っ手構成を提供するものである。
第1発明のコイン状部材送出装置は、遊技機内に設置される架台上のベース部材上に遊技用コイン状部材を収容する貯蔵容器(ホッパ)を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した送出ロータの回転によって、前記貯蔵容器(ホッパ)に収容したコイン状部材を1枚ずつ送出口から送出するコイン状部材送出装置において、 前記貯蔵容器(ホッパ)内には、前面側の壁に沿って側面側の壁に形成したオーバーフロー出口に向かって低くなるようにオーバーフローガイド部が傾斜して設けられ、前記貯蔵容器(ホッパ)の前面側の壁には、前記オーバーフローガイド部の下方空間に対応して指掛け式引き出し用取っ手を配置したことを特徴とする。
第2発明のコイン状部材送出装置は、第1発明において、前記貯蔵容器(ホッパ)を合成樹脂製とし、前記オーバーフローガイド部と上方へ窪んだ複数の指掛け凹部の指掛け部を形成した前記引き出し用取っ手を前記下方空間の前壁に同時成形したことを特徴とする。
第1発明では、引き出し用取っ手が多数のコイン状部材が収納される貯蔵容器(ホッパ)の前面側の壁に形成されるため、下方位置に引き出し用取っ手を設けた場合に比して、コイン状部材送出装置の引き出し操作がし易くなる。また、オーバーフローガイド部の下方に指掛け式引き出し用取っ手を配置するため、貯蔵容器(ホッパ)を合成樹脂製とする場合に形成されるオーバーフローガイド部の下方空間を有効利用できることとなり、引き出し用取っ手を貯蔵容器(ホッパ)の他の部分に形成したときには、余分に貯蔵容器(ホッパ)の内容積の減少が生じるが、本発明ではそれがない。
第2発明では、第1発明の効果に加えて、貯蔵容器(ホッパ)を合成樹脂製とすることによって、オーバーフローガイド部と取っ手を貯蔵容器(ホッパ)の前面側の壁5P1に一体成形できるため、オーバーフローガイド部と取っ手の形成が容易となり、上方へ窪んだ複数の指掛け部の形成もし易くなり、この窪んだ複数の指掛け凹部の指掛け部によって、取っ手の位置表示が明確となると共に、そこに指先を掛けて行なう引き出し操作がし易くなる。
本発明のコイン状部材送出装置は、遊技機内に設置される架台上のベース部材上に遊技用コイン状部材を収容する貯蔵容器(ホッパ)を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した送出ロータの回転によって、前記貯蔵容器(ホッパ)に収容したコイン状部材を1枚ずつ送出口から送出するコイン状部材送出装置において、前記貯蔵容器(ホッパ)内には、前面側の壁に沿って側面側の壁に形成したオーバーフロー出口に向かって低くなるようにオーバーフローガイド部が傾斜設置され、前記貯蔵容器(ホッパ)の前壁には、前記オーバーフローガイド部の下方空間に対応して指掛け式引き出し用取っ手を配置した構成であり、本発明の実施例を以下に記載する。
次に、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係るコイン状部材送出装置の分解斜視図、図2は本発明に係るコイン状部材送出装置を備えた遊技機の開扉正面図、図3は本発明に係るコイン状部材送出装置の斜視図、図4は本発明に係るコイン状部材送出装置の一部断面の正面図、図5は本発明に係るコイン状部材送出装置の送出ロータとロータガイドリングの関係を示す断面図、図6は本発明に係るコイン状部材送出装置のロータガイドリングの係止状態を示す上面図、図7は本発明に係る引き出し取っ手部の断面図、図8は本発明に係る引き出し取っ手部を別物とした場合の断面図である。
本発明の実施形態を図に基づき説明する。1は硬貨、遊技用メダル等のコイン状部材100を使用して遊技するための遊技機であり、図2に示すものは、コイン状部材(遊技用メダル)100を使用するスロットマシンやパチスロ機である遊技機1の扉を開いた状態の正面図である。遊技機1内には、遊技機1で使用するコイン状部材(遊技用メダル)100を収納し、必要に応じて所定数のコイン状部材(遊技用メダル)100を送出する機能のコイン状部材送出装置2が設置されている。
コイン状部材送出装置2は以下の構成をなす。即ち、金属製の架台3の上には、合成樹脂製のベース部材4が複数箇所をネジ6によって取り付けられ、ベース部材4上には、円形状のコイン状部材100を収納する収容部5を形成する合成樹脂製の貯蔵容器(ホッパ)5Pが、ベース部材4に対してネジ又は係止装置44によって着脱自在に取り付けられている。貯蔵容器(ホッパ)5Pは、上面と下面にそれぞれ開口5A、5Bを有し、下面開口5Bは略円形をなす。この下面開口5Bに対応してベース部材4上には、複数の分離孔10を形成した合成樹脂製の送出ロータ7が配置され、送出ロータ7は、ベース部材4の下側に取り付けた電動機装置8からベース部材4を貫通した回転軸9の先端部に取り付けられている。
回転軸9の先端部に取り付けられた送出ロータ7は、図5に示すように、ベース部材4の上面に形成した円形状の窪み4Aに配置され、窪み4Aの表面から若干離れた状態で電動機装置8によってR方向へ回転する構成である。送出ロータ7の上面周縁部と周囲面と若干の間隔を存して送出ロータ7の上面周縁部と周囲面を覆うようにロータガイドリング20が設けられている。ロータガイドリング20は、窪み4Aを取り囲むように窪み4Aよりも高い位置に形成した円形状の段部4Bに載置され、ベース部材4に形成した係止爪部21によってベース部材4の所定位置に保持される。ロータガイドリング20は、送出ロータ7の上面周縁部を覆うリング部20Aから外方へ広がるように傾斜したリング部20Bを形成しており、貯蔵容器(ホッパ)5Pの円形状の下面開口5Bが、リング部20A、20Bに沿うように、貯蔵容器(ホッパ)5Pがベース部材4に取り付けられる。
送出ロータ7が回転軸9の先端部に取り付けられて窪み4Aに配置された状態で、図6において、ロータガイドリング20の周縁部に形成した切り欠き20Cを係止爪部21に対応させるように、ロータガイドリング20を段部4Bに載置し、この状態で、ロータガイドリング20を時計方向へ回動させることによって、図6に示すように、ロータガイドリング20が係止爪部21の下側に潜り込んで係止されると共に、ロータガイドリング20の端部20Dがベース部材4に形成したストッパ段部22に当接して、ロータガイドリング20が所定位置に保持される。
送出ロータ7は、同心円上に複数の分離孔10(図示のものは6個の分離孔を有する)を略等間隔に配置した円盤状をなし、各分離孔10は、コイン状部材100の直径よりも若干大きい直径でもって送出ロータ7を上下に円形状に貫通している。各分離孔10はその底部に送出ロータの周縁に臨む開放出口を形成している。この構成において、図6で時計回りの送出ロータ7の回転によって、貯蔵容器(ホッパ)5Pのコイン状部材100は、1枚ずつ分離して分離孔10に順次入り込み、分離孔10の底部に入り込んだコイン状部材100は、送出ロータ7の回転に伴ってベース部材4の上面を滑りつつ、前記開放出口から送出部13へ向けて押し出される。
送出ロータ7から押し出されるコイン状部材100は、バネ付勢された可動体16を押し退けつつ送出部13へ進み、コイン状部材100の直径部が通過したとき、バネ力によって復帰する可動体16によって、送出口14方向へ弾き飛ばされる仕組みである。送出部13には、通過するコイン状部材100の数を計数する計数部の検知センサが配置されており、この検知センサを含めて送出部13の上面は、カバー32で覆われている。
カバー32は、ベース部材4の上面に形成した係止部33の下側に潜り込んで係止され他端側はネジによってベース部材4にネジ止めされる。このカバー32の下面と送出部13の上面との間隔が、コイン状部材100の厚さよりも若干大きい寸法であり、コイン状部材通路を形成している。送出部13のコイン状部材通路の出口が、コイン状部材100の送出口14となる。送出口14から送出されるコイン状部材100は、誘導樋(図示せず)を通って遊技機1の前面に設けた受け皿1Aへ導入される。このため、コイン状部材送出装置2は、図2に示すように、コイン状部材100の送出口14が前面に向くように遊技機1内に設置される。この構成において、遊技機1のコイン状部材挿入口(図示せず)へ挿入されたコイン状部材100は、選別計数装置40を経てガイド樋41から立った状態で転動しつつ、貯蔵容器(ホッパ)5Pの入口開口5Eから貯蔵容器(ホッパ)5P内へ収容される。
貯蔵容器(ホッパ)5Pには、前面側の壁に入口開口5Eが形成され、側面側の壁にオーバーフロー出口5Xが形成されており、貯蔵容器(ホッパ)5P内には、前面側の壁に沿って入口開口5Eからオーバーフロー出口に向かって低くなるように、樋状のオーバーフローガイド部42が傾斜して設けられている。入口開口5Eから貯蔵容器(ホッパ)5P内に入ったコイン状部材100のうち、オーバーフローするコイン状部材100は、オーバーフローガイド部42の上を滑ってオーバーフロー出口5Xから回収ボックス36へ収納される。
導電部材30がベース部材4の上面に設けられ、送出ロータ7の分離孔10のコイン状部材100と接触して静電気を逃がす仕組みであり、遊技機1の金属部に支持される金属製の架台3を通して、この静電気が逃げる仕組みである。金属製の架台3の左右両側フランジ部37は、遊技機1の内部の金属製底壁に構成された金属製レール部1Rに対して、前後方向へ引き出し収納自在に載置され、コイン状部材送出装置2が、遊技機1内に前後方向へ引き出し収納自在に載置された構成である。
コイン状部材送出装置2の修理、点検、詰まったコイン状部材100や内部に入った異物の取り除き等の場合には、遊技機の前面扉を開いて、コイン状部材送出装置2を前方へ取り出すことが必要となる。貯蔵容器(ホッパ)5P内にコイン状部材100が略満杯状態に収容された状態では、コイン状部材送出装置2全体の重量がかなり重くなる。上記のように、レール部1Rによって遊技機1内に前後方向へ引き出し収納自在に載置された構成では容易に引き出し可能である。
このように、レール部1Rで支持した場合、重量のあるコイン状部材送出装置2を遊技機1の前方へ向けて、安全に引き出し易くすることが必要となる。このため、貯蔵容器(ホッパ)5Pの前面側の壁5P1には、オーバーフローガイド部42の下方(下側)に指掛け式引き出し用取っ手80を配置している。なお、この取っ手80を他の部分に形成したときには、その部分が貯蔵容器(ホッパ)5P内へ張り出して、貯蔵容器(ホッパ)5Pの内容積が減少するが、本発明では、オーバーフローガイド部42の下方(下側)空間を利用して、引き出し用取っ手80を配置しているため、そのようなことがない。
貯蔵容器(ホッパ)5Pを合成樹脂製とすることによって、図7に示すように、オーバーフローガイド部42と取っ手80を貯蔵容器(ホッパ)5Pの前面側の壁5P1に一体成形する。このように、貯蔵容器(ホッパ)5Pを合成樹脂でインジェクション成形する場合、成形された貯蔵容器(ホッパ)5Pが金型から抜けるようにするために、オーバーフローガイド部42の下側に肉抜き空間80Bが形成される。この空間80Bによって、この部分では前面側の壁5P1が貯蔵容器(ホッパ)5Pの内側へ寄った状態となるため、貯蔵容器(ホッパ)5Pの容積はこの分小さくなるが、本発明は、この空間80Bを有効利用することも特徴の一つとしている。即ち、この空間80Bに指先が入り込むように、空間80Bの前壁を指掛け部80Aとした取っ手80を形成する。そして、指掛け部80Aへの指先72の掛かりを良好とするために、指掛け部80Aの下端は、それぞれの指先72が嵌り込むように上方へ窪んだ指掛け凹部を形成している。
このように、貯蔵容器(ホッパ)5Pを合成樹脂製とすることによって、オーバーフローガイド部42と取っ手80とを、貯蔵容器(ホッパ)5Pの前面側の壁5P1に一体成形できるため、オーバーフローガイド部42と取っ手80の形成が容易となり、上方へ窪んだ複数の指掛け凹部をなす指掛け部80Aの形成もし易くなる。また、指掛け部80Aの指掛け凹部によって、取っ手80の位置表示が明確となると共に、そこに指先72を掛けた状態で引き出し操作がし易くなる。
引き出し用取っ手80は、図8に示すように、オーバーフローガイド部42の下方空間80Bに対応して、貯蔵容器(ホッパ)5Pの前面側の壁5P1の部分に、上方へ窪んだ指掛け凹部を備えた指掛け部80Aを形成した合成樹脂製取っ手80を、ネジ81又は接着等によって取り付けるようにすることもできる。
このような引き出し用取っ手80によって、多数のコイン状部材100が収納された状態のコイン状部材送出装置2の引き出し作業がし易くなり、合成樹脂製によって、指に優しく手指に損傷を与えない形状にし易い形状に形成できる。
なお、引き出し用取っ手80は、コイン状部材が収納された状態のコイン状部材送出装置2の重心の前方に位置する前面壁5P1に配置すれば、コイン状部材が収納された重量感のあるコイン状部材送出装置2の引き出し作業が、より安定して行えるものとなる。
本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々の変更が考えられ、それに係る種種の実施形態を包含するものである。
本発明に係るコイン状部材送出装置の分解斜視図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置を備えた遊技機の開扉正面図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置の斜視図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置の一部断面の側面図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置の送出ロータとロータガイドリングの関係を示す断面図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置のロータガイドリングの係止状態を示す上面図である。(実施例1) 本発明に係る引き出し取っ手部の断面図である。(実施例1) 本発明に係る引き出し取っ手部を別物とした場合の断面図である。(実施例1)
符号の説明
1・・・・遊技機
1R・・・レール部
2・・・・コイン状部材送出装置
3・・・・架台
4・・・・ベース部材
4A・・・窪み
5・・・・コイン状部材の収容部
5E・・・入口開口
5P・・・貯蔵容器(ホッパ)
5P1・・貯蔵容器(ホッパ)の前面側の壁
5X・・・オーバーフロー出口
7・・・・送出ロータ
8・・・・電動機装置
9・・・・回転軸
10・・・分離孔
13・・・送出部
14・・・送出口
16・・・可動体
20・・・ロータガイドリング
20C・・切り欠き
21・・・係止爪部
30・・・導電部材
36・・・回収ボックス
37・・・フランジ
41・・・ガイド樋
42・・・オーバーフローガイド部
80・・・引き出し取っ手
80A・・指掛け部
80B・・肉抜き空間
100・・コイン状部材

Claims (2)

  1. 遊技機内に設置される架台上のベース部材上に遊技用コイン状部材を収容する貯蔵容器(ホッパ)を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した送出ロータの回転によって、前記貯蔵容器(ホッパ)に収容したコイン状部材を1枚ずつ送出口から送出するコイン状部材送出装置において、 前記貯蔵容器(ホッパ)内には、前面側の壁に沿って側面側の壁に形成したオーバーフロー出口に向かって低くなるようにオーバーフローガイド部が傾斜して設けられ、前記貯蔵容器(ホッパ)の前面側の壁には、前記オーバーフローガイド部の下方空間に対応して指掛け式引き出し用取っ手を配置したことを特徴とするコイン状部材送出装置。
  2. 前記貯蔵容器(ホッパ)を合成樹脂製とし、記オーバーフローガイド部と上方へ窪んだ複数の指掛け凹部の指掛け部を形成した前記引き出し用取っ手を前記下方空間の前壁に同時成形したことを特徴とする請求項1記載のコイン状部材送出装置。
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