JP2008030645A - 車輪用軸受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の軽量化、低コスト化と共に、耐久性の向上を図った車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】ハブ輪1の車輪取付フランジ6の基部にはアウトボード側に延びる略円筒状のホイールパイロット部17が形成されている。ホイールパイロット部17の外周面には、鍛造加工によって、鍛造加工の加工面を残した凹部17aが形成される。一方、ホイールパイロット部17の凹部17a以外の部分には、旋削加工により、略均一な円筒状をした加工面を有する凸部17bが形成される。凹部17aと凸部17bは、ホイールパイロット部17の外周の5箇所に交互に等配されている。これにより、ハブ輪1の剛性を低下させることなく軽量化を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車輪を懸架装置に対して回転自在に支承する車輪用軸受装置、特に、装置の軽量化、低コスト化と共に、耐久性の向上を図った車輪用軸受装置に関するものである。
近年、省資源あるいは公害等の面から燃費向上に対する要求は厳しいものがある。自動車部品において、中でも車輪軸受装置の軽量化はこうした要求に応える要因として注目され、強く望まれて久しい。特に、自動車等の車両の中でも軽四輪あるいはスモールカーをはじめとした軽車両においては、低コスト化は言うまでもなく、この軽量化に対する要求は益々増大してきている。
従来から軽量化を図った車輪用軸受装置に関する提案は種々のものがあるが、それと共に車輪を回転自在に支承する車輪用軸受装置においては、この軽量化と一面では相反する信頼性と耐久性を向上させることも重要な要因となっている。
特許文献1には、このような軽量化を図った車輪用軸受装置の例が示されている。この車輪用軸受装置においては、ハブ輪の端部にホイールの内径面を案内するホイールパイロット部が形成されている。その円周方向の複数箇所には切欠きが設けられ、断続した突片状に形成されている。これにより、ハブ輪の剛性を低下させることなく、軽量化を図ることができる。
特開2005−297925号公報
しかしながら、このような従来の車輪用軸受装置のハブ輪においては、ホイールパイロット部を切欠いて軽量化を図ったものの、ホイールパイロット部の端部にゴミ等の侵入を防止するエンドキャップを装着することができないので、耐久性が低下してしまう。また、従来の車輪用軸受装置においては、加工時の旋削量が多く、コストアップにつながっていた。さらに、鍛造加工時の鍛造材料投入量も多かったので、コストアップにつながっていた。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもので、装置の軽量化、低コスト化と共に、耐久性の向上を図った車輪用軸受装置を提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明は、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、アウトボード側に車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪とからなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、前記両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、を備えた車輪用軸受装置において、前記ハブ輪が、前記車輪取付フランジよりもアウトボード側に延びてホイールの内径面を案内するホイールパイロット部を有し、該ホイールパイロット部の外周面に、鍛造加工の加工面を残した凹部と、機械加工による加工面を有する凸部とが交互に形成されている構成を採用した。
このように、ハブ輪が、車輪取付フランジよりもアウトボード側に延びてホイールの内径面を案内するホイールパイロット部を有し、該ホイールパイロット部の外周面に、鍛造加工の加工面を残した凹部と、機械加工による加工面を有する凸部とが交互に形成されているので、ハブ輪の剛性を低下させることなく軽量化を図ることができる。また、ホイールパイロット部の外周面の機械加工量を削減できるので、生産性が向上し、低コスト化を達成することができる。また、凹部を設けることによって、鍛造材料投入量の削減を実現できるので、低コスト化を達成できる。
また、本発明は、前記凹部と前記凸部とが、前記ホイールパイロット部の外周の5箇所に交互に等配されている。あるいは、前記凹部と前記凸部とが、前記ホイールパイロット部の外周の3箇所に交互に等配されている、もしくは前記ホイールパイロット部の外周にハブボルトもしくはボルト用タップ穴の個数と、同一個数の箇所に交互に等配されているので、重量のバラツキがなく、ハブ輪が回転しても、異音等の発生を低減でき、耐久性を向上させることができる。
また、本発明は、前記凹部の軸方向に切欠きが設けられている構成とすることもできるので、更なる軽量化が可能である。
また、本発明は、前記ホイールパイロット部の端部にキャップが嵌合される場合があるので、ゴミ等の侵入を防止することができ、耐久性を向上させることができる。
本発明に係る車輪用軸受装置は、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、アウトボード側に車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪とからなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、前記両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、を備えた車輪用軸受装置において、前記ハブ輪が、前記車輪取付フランジよりもアウトボード側に延びてホイールの内径面を案内するホイールパイロット部を有し、該ホイールパイロット部の外周面に、鍛造加工の加工面を残した凹部と、機械加工による加工面を有する凸部とが交互に形成されているので、ハブ輪の剛性を低下させることなく軽量化を図ることができる。また、ホイールパイロット部の外周面の機械加工量を削減できるので、生産性が向上し、低コスト化を達成することができる。また、凹部を設けることによって、鍛造材料投入量の削減を実現できるので、低コスト化を実現できる。
内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、アウトボード側に車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪とからなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、前記両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、を備えた車輪用軸受装置において、前記ハブ輪が、前記車輪取付フランジよりもアウトボード側に延びてホイールの内径面を案内するホイールパイロット部を有し、該ホイールパイロット部の外周面に、鍛造加工の加工面を残した凹部と、機械加工による加工面を有する凸部とが交互に形成されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る車輪用軸受装置の第1の実施形態を示す縦断面図である。図2は、ハブ輪の側面図である。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウトボード側(図面左側)、中央寄り側をインボード側(図面右側)という。
この車輪用軸受装置は、従動輪を回転自在に支承する車輪用軸受装置であって、車輪用軸受装置2は、内方部材3と外方部材4、および両部材3、4間に転動自在に収容された複列の転動体(ボール)5、5とを備えている。ここで、内方部材3は、ハブ輪1と、このハブ輪1に圧入された内輪10とを指す。
ハブ輪1は、図2にも示すように、その外周に円板状に広がる車輪取付フランジ6を一体に有している。この車輪取付フランジ6の円周等配位置には、ハブボルト挿通孔6bが穿設されている。ハブボルト挿通孔6bには、車輪を締結するためのハブボルト6aが植設されている。また、車輪取付フランジ6の円周等配位置には、軽量化を図ると共に、工具にて容易にナックルボルトを締結するための貫通孔6cが穿設されている。
ハブ輪1の車輪取付フランジ6のインボード側の外周には内側転走面1aと、この内側転走面1aから軸方向に延びる円筒状の小径段部7が形成され、この小径段部7に内輪10が所定のシメシロを介して圧入されている。そして、小径段部7の端部を径方向外方に塑性変形させて加締部8が形成されている。内輪10はこの加締部8によってハブ輪1に対して軸方向に固定され、所謂第3世代のセルフリテイン構造をなしている。なお、内輪10インボード側の外周面には、センサー構成部品12が設けられている。
したがって、ハブ輪1の剛性を低下させることなく、軽量・コンパクト化を図ることができる。また、従来のように内輪をナット等で強固に緊締して予圧量を管理する必要がないため、車両への組込性を簡便にすることができ、長期間その予圧量を維持することができると共に、部品点数を大幅に削減でき、組込性の向上と相俟って低コスト化と軽量・コンパクト化を達成することができる。なお、本発明に係る車輪用軸受においては、前記第3世代構造に限らず、例えば、ハブ輪の小径段部に一対の内輪が圧入される、所謂第2世代構造であっても良い。
外方部材4の内周には複列の外側転走面4a、4aが形成され、これら外側転走面4a、4aに対向する内方部材3の内側転走面のうち、前記一方の内側転走面1aはハブ輪1に、そして、他方の内側転走面10aは内輪10の外周にそれぞれ形成されている。これら両転走面4a、1aおよび4a、10a間に複列の転動体5、5が収容され、これら複列の転動体5、5は転動自在に保持器9に保持されている。
外方部材4のアウトボード側の端部にはシール11が装着され、外方部材4と内方部材3との環状空間を密封している。一方、外方部材4のインボード側の端部には、カップ状のシールキャップ(図示せず)が装着され、外方部材4の開口部を閉塞している。これらシール11およびシールキャップにより、軸受内部に封入された潤滑グリースの外部への漏洩と、外部から雨水やダスト等が軸受内部に侵入するのを防止している。なお、インボード側はカップ状のシールキャップに限らず内輪外径と外輪内径の間にシール等を設けてもよい。
また、外方部材4は、外周に懸架装置を構成するナックル(図示せず)に取り付けられる車体取付フランジ4bを一体に有し、この車体取付フランジ4bの外周部に複数のボルト挿通孔13が穿設されている。そして、ボルト挿通孔13に貫通するナックルボルト(図示せず)によりナックルに固定される。
ハブ輪1は、S53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼で形成され、車輪取付フランジ6のインボード側の基部および小径段部7に亙り高周波焼入れによって表面硬さを54〜64HRCの範囲に硬化処理されている。なお、加締部8は、鍛造後の素材表面硬さ24HRC以下の未焼入れ部としている。これにより、ハブ輪1の剛性が向上すると共に、内輪10との嵌合面のフレッティング摩耗を防止することができ、ハブ輪1の耐久性が向上する。また、加締部8を塑性変形させる時の加工性が向上すると共に、加工時におけるクラック等の発生を防止してその品質の信頼性が向上する。
また、外方部材4は、ハブ輪1と同様、S53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼で形成され、複列の外側転走面4a、4aに高周波焼入れによって表面硬さを54〜64HRCの範囲に硬化処理されている。一方、内輪10は、SUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなり、ズブ焼入れにより芯部まで54〜64HRCの範囲で硬化処理されている。なお、ここでは、転動体5、5をボールとした複列アンギュラ玉軸受を例示したが、これに限らず転動体に円錐ころを使用した複列円錐ころ軸受であっても良い。
本実施形態では、図1、図2に示すように、ハブ輪1の車輪取付フランジ6の基部にはアウトボード側に延びる円筒状のホイールパイロット部17が形成されている。このホイールパイロット部17は、ブレーキロータ(図示せず)に重ねて装着されるホイール(図示せず)の内径面を案内するものである。ホイールパイロット部17の外周面には、鍛造加工によって、鍛造加工の加工面を残した凹部17aが形成される。一方、ホイールパイロット部17の凹部17a以外の部分には、旋削加工により、略均一な円筒状をした加工面を有する凸部17bが形成される。凹部17aと凸部17bは、ホイールパイロット部17の外周の5箇所に交互に等配されている。これにより、ハブ輪1の剛性を低下させることなく軽量化を図ることができる。
なお、本実施形態では、ホイールパイロット部17の凹部17aと凸部17bが、隣り合う車輪取付フランジ6間の等配位置に形成されている。このように形成されれば、車輪取付フランジ6における環状の基部が周方向に亙って比較的に均一な肉厚となり、ハブ輪1の鍛造工程において、鍛造素材の塑性流動が容易となって鍛造加工性が向上する。これにより、鍛造精度が向上すると共に、生産性が上がり低コスト化を達成することができる。さらに、車輪取付フランジ6のインボード側の基部に高周波焼入れによる熱処理変形がこのホイールパイロット部17に及び難く、寸法精度が安定して従来の機能を損なうことなく、ホイールの取付精度を確保することができる。
図3は、本発明に係る車輪用軸受装置の第2の実施形態を示すハブ輪の正面図である。図4は、図3の側面図である。なお、同一の部品や部位には同じ符号を付してその重複した説明を省略する。
本実施形態では、図3、図4に示すように、ハブ輪21の車輪取付フランジ6の基部にはアウトボード側に延びる円筒状のホイールパイロット部22が形成されている。このホイールパイロット部22は、ブレーキロータ(図示せず)に重ねて装着されるホイール(図示せず)の内径面を案内するものである。そして、ホイールパイロット部22の外周面には、鍛造加工の加工面を残した凹部22aと、旋削加工による加工面を有する凸部22bとが外周の3箇所に交互に等配されている。これにより、ハブ輪21の剛性を低下させることなく軽量化を図ることができる。
図5(a)は、本発明に係る車輪用軸受装置の第3の実施形態を示すハブ輪の正面図であり、図5(b)は、その要部拡大図である。なお、同一の部品や部位には同じ符号を付してその重複した説明を省略する。
本実施形態では、ハブ輪31の車輪取付フランジ6の基部にはアウトボード側に延びる円筒状のホイールパイロット部32が形成されている。このホイールパイロット部32は、ブレーキロータ(図示せず)に重ねて装着されるホイール(図示せず)の内径面を案内するものである。そして、ホイールパイロット部32の外周面には、鍛造加工の加工面を残した凹部32aと、旋削加工による加工面を有する凸部32bとが外周の7箇所に交互に等配されている。また、凹部32aの端面には、軸方向のインボード側に向けて円弧状の切欠き32cが設けられている。これにより、ハブ輪31の剛性を低下させることなく軽量化を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。特に機械加工については、旋削加工について説明しているが、旋削加工のみに限定されることなく、研削加工にも適用される。
本発明に係る車輪用軸受装置は、駆動輪用、従動輪用、あるいは転動体がボール、円錐ころ等、あらゆる構造の内輪回転タイプの車輪用軸受装置に適用することができる。
本発明に係る車輪用軸受装置の第1の実施形態を示す縦断面図である。 ハブ輪の側面図である。 本発明に係る車輪用軸受装置の第2の実施形態を示すハブ輪の正面図である。 図3の側面図である。 図5(a)は、本発明に係る車輪用軸受装置の第3の実施形態を示すハブ輪の正面図であり、図5(b)は、その要部拡大図である。
符号の説明
1、21、31・・・・・・・・・・・ハブ輪
1a、10a・・・・・・・・・・・・内側転走面
2・・・・・・・・・・・・・・・・・車輪用軸受装置
3・・・・・・・・・・・・・・・・・内方部材
4・・・・・・・・・・・・・・・・・外方部材
4a・・・・・・・・・・・・・・・・外側転走面
4b・・・・・・・・・・・・・・・・車体取付フランジ
5・・・・・・・・・・・・・・・・・転動体
6・・・・・・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
6a・・・・・・・・・・・・・・・・ハブボルト
6b・・・・・・・・・・・・・・・・ハブボルト挿通孔
6c・・・・・・・・・・・・・・・・貫通孔
7・・・・・・・・・・・・・・・・・小径段部
8・・・・・・・・・・・・・・・・・加締部
9・・・・・・・・・・・・・・・・・保持器
10・・・・・・・・・・・・・・・・内輪
11・・・・・・・・・・・・・・・・シール
12・・・・・・・・・・・・・・・・センサー構成部品
13・・・・・・・・・・・・・・・・ボルト挿通孔
14・・・・・・・・・・・・・・・・部分フランジ
17、22、32・・・・・・・・・・ホイールパイロット部
17a、22a、32a・・・・・・・凹部
17b、22b、32b・・・・・・・凸部
32c・・・・・・・・・・・・・・・切欠き

Claims (6)

  1. 内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、
    アウトボード側に車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪とからなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、
    前記両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、を備えた車輪用軸受装置において、
    前記ハブ輪が、前記車輪取付フランジよりもアウトボード側に延びてホイールの内径面を案内するホイールパイロット部を有し、該ホイールパイロット部の外周面に、鍛造加工の加工面を残した凹部と、機械加工による加工面を有する凸部とが交互に形成されていることを特徴とする車輪用軸受装置。
  2. 前記凹部と前記凸部とが、前記ホイールパイロット部の外周の複数箇所に交互に等配されている請求項1に記載の車輪用軸受装置。
  3. 前記凹部と前記凸部とが、前記ホイールパイロット部の外周の3、5、もしくは7箇所に交互に等配されている請求項1に記載の車輪用軸受装置。
  4. 前記凹部と前記凸部とが、前記ホイールパイロット部の外周にハブボルトもしくはボルト用タップ穴の個数と、同一個数の箇所に交互に等配されている請求項1に記載の車輪用軸受装置。
  5. すくなくとも前記凹部の軸方向もしくは前記凸部の一部に切欠きが設けられている請求項1乃至4いずれかに記載の車輪用軸受装置。
  6. 前記ホイールパイロット部の端部にキャップが嵌合されている請求項1乃至5いずれかに記載の車輪用軸受装置。
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