JP2008030470A - C形断面部材同士の接合方法 - Google Patents

C形断面部材同士の接合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】C形断面部材同士を互いに嵌合して接着剤により接合するに際し、嵌合の際の接着剤の過剰なかきとりを防止できるとともに、介在する接着剤の厚みを容易に均一な所望の厚みに確保できる接合方法を提供する。
【解決手段】横断面形状がC形の第1の部材と第2の部材を嵌合して接着剤により接合するに際し、接合部に接着剤を塗布するとともに、一方の部材のC形開口空間を経由してC形両腕部の外面間にわたって延びるように、予め定めた所定厚みを有する間隙形成部材をかけわたし、あるいは間隙形成部材の接合部側に予め接着剤を塗っておき、該間隙形成部材を介在させた状態にて両部材を嵌合して両部材のC形両腕部同士を接着することを特徴とするC形断面部材同士の接合方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、横断面形状がC形の部材同士を嵌合した形態にて接着剤により互いに接合する方法に関し、とくに部材の材質が繊維強化プラスチック(FRP)である場合に好適なC形断面部材同士の接合方法に関する。
C形断面部材同士を嵌合・接合する形態は、とくに中空構造を有する部材の製造に多用されている。この接合は、一般的に、少なくとも一方のC形断面部材の両腕部の外面または内面に接着剤を塗布し、それに他方のC形断面部材の両腕部を嵌合し、接着剤を介して両C形断面部材の両腕部同士を接着する方法によっている。この方法では、所定の接合状態を得るためには、接着剤が所定厚みで均一に介在されることが望まれる。
ところが、接着剤の塗布は、通常、刷毛やヘラなどで行うため、塗布された接着剤の厚みにむらが生じることが多い。また、C形断面部材同士を互いに嵌合する際、塗布されていた接着剤が部分的にかきとられることがあり、かきとられた部分では所定の接着剤の量や厚みを確保するのが困難となって、接合不良が生じるおそれがある。さらに図7、図8に示すように、C形断面部材101、102同士の嵌合姿勢に乱れやぶれが生じると、介在する接着剤103の厚みが不均一になったり、C形断面部材101、102同士が局部的に接触して接着剤103の厚みが実質的にゼロの箇所104が生じたりするおそれがあり、良好な接合のための必要な、あるいは均一な接着剤103の厚みを確保することが難しくなることがある。
このような不具合を回避するために、従来、例えば、接着剤の塗布面に凸形状の小突起を形成し、該小突起によって接着面間に接着剤の厚みを確保するに必要な間隙を持たせるようにした手法が採られることもある。
しかし、この手法では、接着の前処理としてサンドブラストやサンドペーパーなどによるサンディングを施すと、上記小突起の高さが不安定になったり、場合によっては小突起が消滅したりし、結局所望の接着剤の厚みを確保できないことが多い。とくに、C形断面部材の材質がFRPの場合、上記小突起中に強化繊維を存在させることは難しいので小突起は樹脂のみで形成されることになるため、上記のような接着の前処理によって消滅してしまうことが多い。
そこで本発明の課題は、上記のような実情に鑑み、C形断面部材同士を互いに嵌合して接着剤により接合するに際し、嵌合の際の接着剤の過剰なかきとりを防止できるとともに、介在する接着剤の厚みを容易に均一な所望の厚みに確保でき、それによって目標とする接合状態を確実に達成できる、C形断面部材同士の接合方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るC形断面部材同士の接合方法は、横断面形状がC形の第1の部材と第2の部材を、第1の部材のC形両腕部の外面上に第2の部材のC形両腕部の内面が嵌合するように、接着剤を介して接合するに際し、第1の部材のC形両腕部の外面および第2の部材のC形両腕部の内面の少なくとも一方の面に接着剤を塗布するとともに、第1の部材のC形開口空間を経由して第1の部材のC形両腕部の外面間にわたって延びるように、予め定めた所定厚みを有する間隙形成部材をかけわたし、該間隙形成部材を介在させた状態にて第1の部材のC形両腕部の外面上に第2の部材のC形両腕部の内面を嵌合してC形両腕部同士を接着することを特徴とする方法からなる。
この方法においては、接着剤を塗布してから間隙形成部材をかけわたすのが、作業のやりやすさの面からは好ましいが、この作業順序は逆でもよい。また、間隙形成部材は適当にかけわたせばよく、たとえ第1の部材のC形開口空間部においてたるみのある状態でかけわたされたとしても、第2の部材を嵌合する際にそのC形両腕部の内面によって適宜引っ張られ、自然に間隙形成部材の最適なかけわたし状態が得られる。
この本発明に係るC形断面部材同士の接合方法においては、上記間隙形成部材の介在により、互いに嵌合された第1、第2の部材のC形両腕部間には確実に所定の間隙が確保され、嵌合面、つまり接着すべき面に塗布されていた接着剤が過剰にかきとられる事態の発生や、接着剤層の厚みがゼロになる箇所の発生が防止され、所定厚みでかつ均一な厚みの接着剤の層が確保される。この状態でC形断面部材同士が接合されるので、目標とする接合形態が、間隙形成部材を介在させるだけの簡単な操作付加で容易に、かつ確実に得られることになる。さらに、かけわたされた部材の効果により左右の接着層の厚みが均一になるため第1、第2の部材同士の中心位置が自然にそろえられる。
また、この本発明に係るC形断面部材同士の接合方法において、C形断面部材の材質は特に限定されないが、この方法は、とくに第1の部材と第2の部材の少なくとも一方が繊維強化プラスチック(FRP)で構成されている場合に有効である。FRPで構成されている場合には、前述の如く、たとえ接着剤層の厚みを確保するための小突起を形成しても、それが接着の前処理で消滅することが多いが、本発明に係る方法では、部材同士の接着面間が確実に所定の接着剤層の厚みを確保するに必要な間隙に保たれるため、従来方法におけるような不都合は発生しない。
上記間隙形成部材としては、後述の具体的な実施の形態に示すように、ワイヤーや不織布を使用できる。ワイヤーを使用する場合には、ワイヤーの外径よりも接着剤の塗布厚みの方が大きいことが好ましい。このように設定することで、かけわたされたワイヤーの位置で接着剤の層が途切れることが回避され、ワイヤーが存在していても接着剤層は必要な領域の全体にわたって連続的に広がることができる。不織布を使用する場合には、接着剤が不織布内に浸透できるので、不織布の厚みと接着剤の塗布厚みとの間にとくに特定の関係を持たせる必要はない。
また、本発明に係るC形断面部材同士の接合方法は、横断面形状がC形の第1の部材と第2の部材を、第1の部材のC形両腕部の外面上に第2の部材のC形両腕部の内面が嵌合するように、接着剤を介して接合するに際し、第1の部材のC形開口空間を経由して第1の部材のC形両腕の外面間にわたって延びるように、予め定めた所定厚みを有する布帛状の間隙形成部材をかけわたし、該間隙形成部材は、第1の部材のC形両腕部の外側および第2の部材のC形両腕部の内面の少なくとも一方の面と相対向する位置に予め接着剤が塗られており、該間隙形成部材を介在させた状態にて第1の部材のC形両腕部の外面上に第2のC形両腕部の内面を嵌合してC形両腕部同士を接着することを特徴とする方法とすることもできる。
この方法においても、上記第1の部材と第2の部材の少なくとも一方が繊維強化プラスチックで構成されている形態とすることができる。
また、上記間隙形成部材が不織布からなる形態とすることができる。
本発明に係るC形断面部材同士の接合方法によれば、C形断面部材同士の嵌合の際の接着剤の過剰なかきとりを防止できるとともに、介在する接着剤の厚みを容易に均一な所望の厚みに確保でき、それによって目標とする優れた接合状態を容易にかつ確実に達成することができる。
以下に、本発明の望ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1〜図4は、本発明の第1実施態様に係るC形断面部材同士の接合方法を示している。本実施態様においては、図1に示すように、横断面形状がC形の第1の部材1と第2の部材2が、第1の部材1のC形両腕部1aの外面上に第2の部材2のC形両腕部2aの内面が嵌合するように(つまり、C形の開口側同士を互いに対向させて嵌合するように)、接着剤を介して接合される。この接合に際し、第1の部材1のC形両腕部1aの外面および第2の部材2のC形両腕部2aの内面の少なくとも一方の面に接着剤が塗布される(接着剤層は図2、図4に示す)。図1に示す例では、第1の部材1のC形両腕部1aの外面が接着剤塗布面3aとされるとともに、第2の部材2のC形両腕部2aの内面も接着剤塗布面3bとされている。両部材1、2の嵌合前に、第1の部材1のC形開口空間4を経由して第1の部材1のC形両腕部1aの外面間にわたって延びるように、予め定めた所定厚みを有する間隙形成部材としてのワイヤー5がかけわたされる。ワイヤー5としては特に限定されず、例えば、線径0.3mm程度のピアノ線を使用でき、その他にも、樹脂製等のワイヤーを使用してもよい。る。このワイヤー5をかけわたした状態で、つまり、第1の部材1のC形両腕部1aの外面と第2の部材2のC形両腕部2aの内面との間にワイヤー5を介在させた状態にて、第1の部材1のC形両腕部1aの外面上に第2の部材2のC形両腕部2aの内面が嵌合され、接着剤を介してC形両腕部1a、2a同士が接着される。その後、接着剤の硬化によりC形断面部材同士の接合(第1の部材1と第2の部材2の接合)が完了する。
上記ワイヤー5は、図2にも示すように、2本以上複数本かけわたすことが好ましい。このワイヤー5のかけわたしに際しては、ワイヤー5はC形開口空間5部位で多少たるんでいても差し支えない。また、ワイヤー5の長さは、C形両腕部1aの外面から多少はみ出る程度の長めに設定しておけば、かけわたしの作業が行いやすい。このワイヤー5をかけわたした状態で、図3に示すように第2の部材2が第1の部材1に嵌合されると、嵌合中に、たるんでいたワイヤー5は、嵌合されつつある第2の部材2のC形両腕部2aの内面によって引っ張り込まれるので、ワイヤー5は自然に適切な状態に張設されるとともに、C形両腕部1a、2a間においてはほぼ真っ直ぐに延びた状態になる。長めに設定されていたワイヤー5のC形両腕部1aの外面からはみ出た部分は、この段階で切断すればよい。接着剤中に残されたワイヤー5は、そのまま接合部材中に残しておけばよい。
また、接着剤層6(図2、図4に図示)は、ワイヤー5のかけわたし前またはかけわたし後の、C形断面部材同士の嵌合前に付与されるが、間隙形成部材としてワイヤー5が使用される場合には、この接着剤層6の厚みはワイヤー5の外径よりも大きく設定することが好ましい。図3に示す嵌合状態における第1の部材1側だけを示すと図4のようになるが、接着剤層6の厚みがワイヤー5の外径と同等かそれ以下であると、ワイヤー5の存在位置で接着剤層6が途切れるおそれがあるが、上記のような大小関係を持たせておくことで、接着剤層6は、その厚みに変化が生じたとしても途切れることはなくなる。接着剤層6の連続性が確保される結果、十分な接合強度を有する、より望ましい接合形態が得られる。
このような第1実施態様に係る方法においては、間隙形成部材としてのワイヤー5の介在により、互いに接着されるべき、第1の部材1のC形両腕部1aの外面と第2の部材2のC形両腕部2aの内面との間に、望ましい接着剤層6の厚みを確保するに必要な間隙が確実に形成されることになり、接着剤がかきとられたり接着剤が実質的に存在しない箇所が発生したりする等の不具合の発生が確実に防止され、所望の接合形態が確実に得られることになる。このような優れた接合形態が、単にワイヤー5をかけわたすだけの簡単な作業を付加するだけで、極めて容易に達成される。しかも、ワイヤ−5は前述のごとく多少たるんだ状態でかけわたされても、部材同士の嵌合により自然に適切に張設されるので、付加されるワイヤ−5のかけわたし作業も、熟練を要しない極めて単純な作業となる。さらに、かけわたされた部材の効果により左右の接着層の厚みが均一になるため第1、第2の部材同士の中心位置が自然にそろえられる。
図5および図6は、本発明の第2実施態様に係るC形断面部材同士の接合方法を示している。本実施態様においては、図5に示すように、幅が少し大きめの不織布11が、間隙形成部材として使用され、両部材1、2の嵌合前に、第1の部材1のC形開口空間4を経由して第1の部材1のC形両腕部1aの外面間にわたって延びるように、かけわたされる。図5に示した例では、この不織布11のかけわたし前に、接着剤層6が形成されている。第1の部材1に第2の部材2が嵌合される際、図6に示すように、嵌合中に不織布11が適切に張設され、少し長めの不織布11が、第1の部材1のC形両腕部1aと第2の部材2のC形両腕部2aの嵌合部から外部にはみ出すが、はみ出た部分はこの段階で切断し、残りは接合部材中に残しておけばよい。
この第2実施態様においても、単に不織布11をかけわたすだけの簡単な作業を付加するだけで、極めて容易にC形断面部材同士の望ましい接合形態が得られる。嵌合前に、あるいは嵌合中に接着剤は不織布11中に浸透するので、ワイヤー5を使用した場合のような接着剤層6との厚みの大小関係の設定の配慮は不要である。不織布は、ワイヤーには劣るものの最低厚みが確保されるので左右の接着層の厚みが均一に近くなり第1、第2の部材同士の中心位置が自然にそろえられる効果を有する。
このような第1、第2実施態様に係るC形断面部材同士の接合方法は、とくに樹脂を用いた成形品同士の接合に、中でも、少なくとも一方の部材がFRP製の部材である場合に、とくに有効である。前述した従来方法のように、小突起などで接着剤層の厚みを確保すると、接着前処理で小突起などが消滅してしまうことが多いが、本発明方法ではこのような不具合の発生はなく、確実に望ましい接合状態が達成される。
なお、本発明において、第1、第2の部材の少なくとも一方をFRPで構成する場合、そのFRPとしては特に限定されず、強化繊維として、例えば、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維等、あるいはこれらを組み合わせたハイブリッドタイプの強化繊維を、マトリックス樹脂として、例えば、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ビニルエステル樹脂等の熱硬化性樹脂等を使用でき、場合によっては熱可塑性樹脂も使用可能である。
また、本発明においては、間隙形成部材を予め定めた所定厚みを有する布帛状の間隙形成部材とし、該間隙形成部材は、第1の部材のC形両腕部の外側および第2の部材のC形両腕部の内面の少なくとも一方の面と相対向する位置に予め接着剤が塗られており、その間隙形成部材を介在させた状態にて第1の部材のC形両腕部の外面上に第2のC形両腕部の内面を嵌合してC形両腕部同士を接着するようにすることもできる。第1の部材と第2の部材の少なくとも一方は繊維強化プラスチックで構成されている形態とすることができ、間隙形成部材には不織布からなる形態を採用できる。
本発明に係るC形断面部材同士の接合方法は、あらゆる分野のC形断面部材同士の接合に適用でき、とくに、少なくとも一方の部材がFRPからなる形成されている場合に好適なものである。
本発明の第1実施態様に係るC形断面部材同士の接合方法を示す概略断面図である。 図1の方法における第1の部材へのワイヤーのかけわたしを示す概略部分斜視図である。 図1の方法における第2の部材の嵌合後の状態を示す概略断面図である。 図3の状態における第1の部材側の概略部分斜視図である。 本発明の第2実施態様に係るC形断面部材同士の接合方法の一ステップを示す、第1の部材側の概略部分斜視図である。 図5の方法における第2の部材の嵌合後の状態を示す概略断面図である。 従来方法の接合方法における不具合が生じた状態の一例を示す概略断面図である。 図7の方法における拡大部分断面図である。
符号の説明
1 第1の部材
1a 第1の部材のC形両腕部
2 第2の部材
2a 第2の部材のC形両腕部
3a、3b 接着剤塗布面
4 第1の部材のC形開口空間
5 間隙形成部材としてのワイヤー
6 接着剤層
11 間隙形成部材としての不織布

Claims (8)

  1. 横断面形状がC形の第1の部材と第2の部材を、第1の部材のC形両腕部の外面上に第2の部材のC形両腕部の内面が嵌合するように、接着剤を介して接合するに際し、第1の部材のC形両腕部の外面および第2の部材のC形両腕部の内面の少なくとも一方の面に接着剤を塗布するとともに、第1の部材のC形開口空間を経由して第1の部材のC形両腕部の外面間にわたって延びるように、予め定めた所定厚みを有する間隙形成部材をかけわたし、該間隙形成部材を介在させた状態にて第1の部材のC形両腕部の外面上に第2の部材のC形両腕部の内面を嵌合してC形両腕部同士を接着することを特徴とする、C形断面部材同士の接合方法。
  2. 前記第1の部材と第2の部材の少なくとも一方が繊維強化プラスチックで構成されている、請求項1に記載のC形断面部材同士の接合方法。
  3. 前記間隙形成部材がワイヤーからなる、請求項1または2に記載のC形断面部材同士の接合方法。
  4. 前記ワイヤーの外径よりも前記接着剤の塗布厚みの方が大きい、請求項3に記載のC形断面部材同士の接合方法。
  5. 前記間隙形成部材が不織布からなる、請求項1または2に記載のC形断面部材同士の接合方法。
  6. 横断面形状がC形の第1の部材と第2の部材を、第1の部材のC形両腕部の外面上に第2の部材のC形両腕部の内面が嵌合するように、接着剤を介して接合するに際し、第1の部材のC形開口空間を経由して第1の部材のC形両腕の外面間にわたって延びるように、予め定めた所定厚みを有する布帛状の間隙形成部材をかけわたし、該間隙形成部材は、第1の部材のC形両腕部の外側および第2の部材のC形両腕部の内面の少なくとも一方の面と相対向する位置に予め接着剤が塗られており、該間隙形成部材を介在させた状態にて第1の部材のC形両腕部の外面上に第2のC形両腕部の内面を嵌合してC形両腕部同士を接着することを特徴とする、C形断面部材同士の接合方法。
  7. 前記第1の部材と第2の部材の少なくとも一方が繊維強化プラスチックで構成されている、請求項6に記載のC形断面部材同士の接合方法。
  8. 前記間隙形成部材が不織布からなる、請求項6または7に記載のC形断面部材同士の接合方法。
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