JP2008030336A - プリンタの用紙ガイド装置 - Google Patents

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JP2008030336A JP2006207344A JP2006207344A JP2008030336A JP 2008030336 A JP2008030336 A JP 2008030336A JP 2006207344 A JP2006207344 A JP 2006207344A JP 2006207344 A JP2006207344 A JP 2006207344A JP 2008030336 A JP2008030336 A JP 2008030336A
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Abstract

【課題】 一つのラックに複数設置し得る固定手段を備えたガイド部材機構の提供と、印字用紙よりも広幅の転写リボンを用い、幅狭な印字用紙に印字した場合でも転写リボンを無駄にしないプリンタの用紙ガイド装置の提供。
【解決手段】 一つのラック14に移動時には緩め、固定時には締付ける締付部15Dを備えたガイド部材15を複数設ける。単一の転写リボンを用いて複数列の印字用紙7に同時に印字できる。また、幅の狭い印字用紙7に大きな転写リボンを片側ずつ往復させて使用することも可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、長尺の印刷紙のロールをラックに引っ掛けて用いるのに好適なプリンタの用紙ガイド装置に関する。
従来、プリンタの用紙ガイド装置として、例えば特許文献1が知られている。
即ち、プリンタ筐体内の基準面に突設されたラックに印字用ロール紙を引っ掛け、前記基準面に向けて幅規制するガイド部材を設けたものである。
特開平05−301403号公報
ところで、上記従来技術では、印字用紙をプリンタ筐体内の基準面に片寄せして位置決めするため、印字用紙幅に合わせた大きさの転写リボンを用いる必要がある。
この場合、一番幅寸法の大きい転写リボンを常備すれば、複数種の幅寸法の印字用紙に対応できるが、繰り返し使用のできる転写リボン(所謂マルチタイムリボン)でない限り、転写リボンは1回しか使用できないため、無駄が多くなるという欠点がある。
また、上記の場合、印字用紙の幅規制をするガイド部材を複数個設けることにより、印字用紙よりも幅寸法の大きい転写リボンを往復させて片側ずつ使用可能と考えられる。しかし、特許文献1の技術では、水平ガイドロッド18に取り付ける垂直サポートロッド20の固定手段が摩擦のみよるため、大きな取付寸法を必要とし、ガイド部材を複数設けることは現実的ではない。
一方、使用する印字用紙の種類が多い場合、印字用紙の幅に合わせた大きさの転写リボンを常備することは手間、費用の面で煩雑であった。
本発明は上記従来技術の問題に鑑みなされたものであり、本発明の一の目的は、一つのラックに複数設置し得る固定手段を備えたガイド部材機構の提供であり、本発明の他の目的は、印字用紙よりも大きな幅の転写リボンを用い、幅の狭い印字用紙に印字した場合でも転写リボンを無駄にしないプリンタの用紙ガイド装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るプリンタの用紙ガイド装置では、一端側がプリンタ筐体の基準面に固定される片持固定部となり、先端側が二股部となったラックと、該ラック上に移動可能に配設され、所定位置に固定されるガイド部材とを備えたプリンタの用紙ガイド装置において、前記ラックには二股部と直交方向に第二の二股部を形成し、前記ガイド部材は、ラックの二股部間に挿通される摺接部と、摺接部から伸張して前記ラック上を走行する印字用紙を幅規制するガイド部と、前記摺接部をラックに抜け止めするように第二の二股部に挿通された抜け止め部と、該抜け止め部と共に前記ガイド部をラック上の所定位置に締め付ける締付部を備え、移動時にはこれを緩め、固定時にはこれを締付けて固定することを特徴とする構成を採用した。
ここで、前記ガイド部材は同一のラック上に複数設けることができ、この場合さらに、前記ガイド部材のうち、少なくとも1つは、ガイド部を前記ラックの用紙側と反対側に向けて収納できるようにするのが好ましい。
上記構成によれば、ガイド部材に移動時には緩め、固定時には締付けてラックに固定する締付部を設けたので、ガイド部材をラックに取付ける取付寸法が小さくて済み、よって1つのラックに複数のガイド部材を設けるのに適した構造となる。
そして、上記構成により、少なくとも1つのガイド部材はガイド部を前記ラックの用紙側と反対側に向けて収納可能となるため、印字用紙の幅と等しい転写リボンを用いる場合に不要となるガイド部材は邪魔にならない位置に退避できる。
本発明によれば、1つのラックに複数のガイド部材を設けることが容易かつ現実的となるので、大きな幅の転写リボンに対して幅寸法の小さな印字用紙を複数並べて同時に印字したり、転写リボンを掛け替え片側ずつ往復させて幅の狭い印字用紙に使用することができる。よって、複数種の印字用紙を用いる場合でも用紙幅に応じた複数の転写リボンを用いることなく、印字リボンのランニングコストを低減できる。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この形態によりこの発明が限定されるものではなく、また、以下に示す形態の構成要素には、当業者が置換可能且つ容易なもの、或いは実質的同一のものが含まれるものとする。
図1は本発明の実施の形態にかかるラベルプリンタの一部透過斜視図、図2は図1中の用紙ガイド装置の拡大図で(A)は複数のガイド部材を使用する場合、(B)は一方のガイド部材を収納する場合の操作説明図である。図3は図2(B)中の矢示III−III方向に沿った断面図、図4は用紙ガイド装置の変形例であって、(A)は複数のガイド部材を使用する場合、(B)は一方のガイド部材を収納する場合の操作途中の説明図、(C)は一方のガイド部材を収納した状態を示す説明図である。図5は本発明に係るプリンタの用紙ガイド装置を用いて印字用紙の幅と同一幅の転写リボンを用いる場合(即ち、従来通り)の使用方法を示す説明図である。
1はラベルプリンタを示し、該ラベルプリンタ1は箱状の筐体2を備え、該筐体2内には垂直方向に左右を二分するように、アルミダイキャスト等からなる基準面3が設けられている。
前記基準面3の右側上部にはカバー4(破線で図示)が設けられ、ヒンジ5を介して上側に回動して開閉できるようになっている。
6は本発明に係る用紙ガイド装置であり、後述するラック14、ガイド部材15により構成されている。
7は用紙ガイド装置6に引っ掛けて装着する印字用紙のロールであり、その先端側はロールから引き出されて通紙ガイド8、印字ヘッド9、プラテンローラ10を経て印字され、筐体2前面の排出口11から排出されるようになっている。
12は転写リボンの供給軸に装着された供給ロール、13は転写リボンの巻き取り軸に装着された巻き取りロールであり、各軸は基準面3左側の筐体2内に納められた図示しない駆動機構により駆動される(なお、前記通紙ガイド8はラック8Aと、印字用紙7を幅規制するガイド部材8Bを備える一方、基準面3上の取付軸にダンパ機構(いずれも不図示)を介して揺動可能に設けられている。通紙ガイド8の機構の構成についてはダンパ機構を除き後述する用紙ガイド装置6と同様であり、ダンパ機構については周知であるため、その説明は省略する)。
図2において、14はラックであり、該ラック14は、一端側がプリンタ筐体2の基準面3に固定される片持固定部14Aとなり、先端側が分岐して二股部14Bとなっている。
また、二股部14Bの一方の上下面には歯形部14Cが形成されている(上面側のみ図示)。そして、ラック14には二股部14Bと直交方向に第二の二股部14Dが形成されている。
15は前記ラック14上に移動可能に配設たガイド部材を示し、該ガイド部材15は、ラック14の二股部14Bの間に挿通される摺接部15Aと、該摺接部15Aから伸張して前記ラック14上を走行する印字用紙7を幅規制するガイド部15Bと、前記摺接部15Aをラック14に抜け止めするように第二の二股部14Dに挿通された抜け止めピン15Cと、該抜け止めピン15Cと共に前記ガイド部15Bをラック14上の所定位置に締め付ける締付部15Dを備えている。該締付部15Dは、移動時にはこれを緩め、固定時にはこれを締付けることが可能な構成を備えており、これを図3に示す。
図示の如く、前記摺接部15Aはラック14の二股部14Bの間隔に適合するブロック状に形成され、ガイド部15Bはこれよりも幅の大きな中空箱状をなし、摺接部15Aとの間に段部15Eが形成されている。
前記締付部15Dは、洗濯ばさみと類似構造からなる、レバー15F、支点15G、ばね15Hからなり、レバー15Fの先端部は、前記ラック14の歯形部14Cとかみ合うように歯形部15Jが形成されている。
レバー15Fを図2中の矢示イの方向に操作すると、締付部15Dは緩められ、ガイド部材15は移動可能となり、レバー15Fを離すとばね15Hにより締付部15Dは締付けられる。
そして、ガイド部材15は図2(A)中の矢示ロ(破線で示す)のように、ラック14の先端側で転向することが可能であり、使用しないときには図2(B)のように用紙が走行する側と反対側に収納できる。印字用紙のロール7はラック14に引っ掛ける構造なため、ラック14はロールの中央から偏心し、図3中に一点鎖線で示すような位置関係となるので、印字するときに障害となることは少ないという利点がある。
また、図4は第二の二股部14Dの先端側で幅を大きくし、一方のガイド部材15を用紙通路の反対側で基準面3側に退避できるようにした変形例である。
以上のように、一つのラック14に移動時には緩め、固定時には締付ける締付部15Dを備えたガイド部材15を複数設けたので、図1のように、単一の転写リボンを用いて複数列の印字用紙7に同時に印字することができる。
また、図示はしないが、図1のようにして印字用紙7と転写リボンを片側ずつ使用することも可能である。
そして、少なくとも1つのガイド部材15はガイド部15Bを前記ラック14の用紙7側と反対側に向けて収納可能となるため、印字用紙7の幅と等しい転写リボンを用いる場合に不要となるガイド部材15は邪魔にならない位置に退避させることができる。
この状態を示すのが、図5である。
なお、上記実施の形態では、転写リボンを用いる場合を説明したが、本発明はこれに限定することなく、例えば感熱発色紙からなる印字用紙についても同様に使用することができる。即ち、印字ヘッドが印字用紙の幅に対して十分に大きい場合には、例えば2列の印字用紙を同時にセットして印字することができ、時間と手間の節約を図ることができる。
本発明の実施の形態にかかるラベルプリンタの一部透過斜視図である。 図1中の用紙ガイド装置の拡大図で(A)は複数のガイド部材を使用する場合、(B)は一方のガイド部材を収納する場合の操作説明図である。 図2(B)中の矢示III−III方向に沿った断面図である。 用紙ガイド装置の変形例であって、(A)は複数のガイド部材を使用する場合、(B)は一方のガイド部材を収納する場合の操作途中の説明図、(C)は一方のガイド部材を収納した状態を示す説明図である。 本発明に係るプリンタの用紙ガイド装置を用いて印字用紙の幅と同一幅の転写リボンを用いる場合(即ち、従来通り)の使用方法を示す説明図である。
符号の説明
6…用紙ガイド装置、14…ラック、14A…片持固定部、14B…二股部、14C…歯形部、14D…第二の二股部、15…ガイド部材、15A…摺接部、15B…ガイド部、15C…抜止ピン、15D…締付部、15E…段部、15F…レバー、15G…支点、15H…ばね、15J…歯形部

Claims (3)

  1. 一端側がプリンタ筐体の基準面に固定される片持固定部となり、先端側が二股部となったラックと、該ラック上に移動可能に配設され、所定位置に固定されるガイド部材とを備えたプリンタの用紙ガイド装置において、前記ラックには二股部と直交方向に第二の二股部を形成し、前記ガイド部材は、ラックの二股部間に挿通される摺接部と、摺接部から伸張して前記ラック上を走行する印字用紙を幅規制するガイド部と、前記摺接部をラックに抜け止めするように第二の二股部に挿通された抜け止め部と、該抜け止め部と共に前記ガイド部をラック上の所定位置に締め付ける締付部を備え、移動時にはこれを緩め、固定時にはこれを締付けて固定することを特徴とするプリンタの用紙ガイド装置。
  2. 前記ガイド部材を同一のラック上に複数設けてなる、請求項1に記載のプリンタの用紙ガイド装置。
  3. 前記ガイド部材のうち、少なくとも1つは、ガイド部を前記ラックの用紙側と反対側に向けて収納できるようにした、請求項2に記載のプリンタの用紙ガイド装置。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019048476A (ja) * 2018-12-17 2019-03-28 サトーホールディングス株式会社 プリンタ
CN110303778A (zh) * 2019-07-04 2019-10-08 上海博昊数码科技有限公司 一种丝带数码印花喷绘机

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