JP2008027740A - 単位導光板、導光板ユニットおよび面状照明装置 - Google Patents

単位導光板、導光板ユニットおよび面状照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】薄型で、軽量で、均一で輝度むらのない照明光を射出することができ、かつ大型化が可能な単位導光板、導光板ユニットおよび面状照明装置を提供することにある。
【解決手段】矩形状の平坦な光射出面と、この光射出面の一辺に平行で前記光射出面の略中央部に位置する厚肉部と、前記厚肉部の両側に前記厚肉部と平行に形成される薄肉端部と、前記薄肉端部の少なくとも一方かつ前記光射出面の裏面側に形成され、線状に配置される光源を収納するための平行溝の半部と、前記厚肉部の両側に配置され、前記一辺と直交する方向に沿って前記厚肉部から前記薄肉端部に向って肉厚が薄くなる傾斜背面部と、前記平行溝に収納される前記光源から前記薄肉端部に入射して前記傾斜背面部の内部を前記厚肉部に向って伝播する光を散乱する散乱手段を有することにより、前記課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本発明は、線状光源や線状に配置された点状光源から入射した光を面方向に拡散して光射出面からより均一な照明光を出射する透明な導光板、となる単位導光板、導光板ユニットおよびこれを用いる面状照明装置に関する。
従来、液晶表示装置には、液晶パネル(LCD)の裏面側から光を照射し、液晶パネルを照明するバックライトユニットが用いられている。バックライトユニットは、通常、照明用の光源、この光源から出射した光を拡散して液晶パネルを照射する導光板、導光板から放射される光を均一化するプリズムシートや拡散シート等の部品を用いて構成される。
近年、このバックライトユニットは、上記のようにして、液晶表示装置に用いられるだけではなく、屋内外を照明する、もしくは液晶表示パネルや公告パネルや公告塔や看板などを裏面側から照射する、面状照明装置としても用いられている。
この面状照明装置も同様であるが、近年の液晶表示装置は、薄型化や低消費電力化が要望されており、それを実現するために種々の形状の導光板が提案されている(特許文献1、特許文献2、および特許文献3参照)。
特許文献1には、反出光面側に概長方形断面をなし、棒状光源を配置するための溝を有し、光源からの光を拡散する拡散系が前記反出光面および溝部に形成されている導光板が開示されている。
また、特許文献2には、対向する入射端面側において出光面を反射面よりそれぞれ幅広とするように該対向する入射端面に相互に突合せ対接自在にして下面に入射端面間の線状光源を被嵌する被嵌溝を形成する一対の突出縁部を有する透明基板と、該透明基板の反射面に形成した上記対向する入射端面間の幅方向中間位置をピークとして密度変調する導光手段と、上記出光面の突出縁部または該突出縁部と出光面面内方向に帯状に形成した光源光に透過を減少調整する透過調整手段とを備えてなることを特徴とする並列使用の導光板が開示されている。
また、特許文献3には、表面が平坦面であり、裏面は、断面形状が光源から遠ざかるにつれて薄くなるような曲面を含む傾斜面で構成されており、相対的に光源から近い位置と、光源から遠い位置での導光板裏面の傾斜角度をそれぞれθn1とθf1とした場合、θf1≦θn1の関係を満足し、かつ最も薄くなる位置での裏面の傾斜角度を0度とした導光板が開示されている。
特許第3074747号公報 特開2001‐42327号公報 特開2002‐75036号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載されている導光板は、高輝度で、かつ、均一な照明装置を提供することは可能であるが、大型化するためには、光源からより遠い位置まで光を到達させるために、導光板自体の厚みを厚くする必要がある。すなわち、これらに開示される導光板を用いた照明装置では、薄型化、軽量化を実現することができないという問題がある。
また、特許文献1〜3に記載されている、光源の入射位置から遠ざかるにつれて厚みを減する傾向を持つ形状、または、平板形状では光の到達距離に限界があるため、すなわち、これらに開示される導光板を用いた照明装置の大型化にも限界がある。
本発明の目的は、上記従来技術に基づく問題点を解消し、薄型で、軽量で、均一で輝度むらのない照明光を射出することができ、かつ大型化が可能な単位導光板、導光板ユニットおよび面状照明装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、矩形状の平坦な光射出面と、この光射出面の一辺に平行で前記光射出面の略中央部に位置する厚肉部と、前記厚肉部の両側に前記厚肉部と平行に形成される薄肉端部と、前記薄肉端部の少なくとも一方かつ前記光射出面の裏面側に形成され、線状に配置される光源を収納するための平行溝の半部と、前記厚肉部の両側に配置され、前記一辺と直交する方向に沿って前記厚肉部から前記薄肉端部に向って肉厚が薄くなる傾斜背面部と、前記平行溝に収納される前記光源から前記薄肉端部に入射して前記傾斜背面部の内部を前記厚肉部に向って伝播する光を散乱する散乱手段を有することを特徴とする単位導光板を提供するものである。
また、上記目的を達成するために、本発明は、矩形状の平坦な光射出面と、この光射出面の一辺に平行で前記光射出面の略中央部に位置する薄肉部と、前記薄肉部の両側に前記薄肉部と平行に形成される厚肉端部と、前記薄肉部の前記光射出面の裏面側に前記一辺に平行に形成され、線状に配置される光源を収納するための平行溝と、前記薄肉部の両側に配置され、前記一辺と直交する方向に沿って前記薄肉部から前記厚肉部に向って肉厚が厚くなる傾斜背面部と、前記平行溝に収納される前記光源から前記薄肉部に入射して前記傾斜背面部の内部を前記厚肉端部に向って伝播する光を散乱する散乱手段を有することを特徴とする単位導光板を提供するものである。
本発明においては、前記散乱手段は、下記式(1)および下記式(2)を満たす散乱粒子であるのが好ましい。
1.1≦Φ・N・L・K≦8.2・・・(1)
0.005≦K≦0.1・・・(2)
(ただし、式中、Φは、散乱粒子の散乱断面積、Nは、単位導光板に含まれる散乱粒子の密度、Lは、前記光射出面の平行溝と直交する方向の一辺の半分の長さ、Kは、補正係数を表す。)
また、本発明においては、前記平行溝に平行な表面粗さをRa、前記平行溝に垂直な方向の表面粗さをRaとしたとき、下記式(3)を満たすのが好ましい。
Ra<Ra かつ Ra<100・・・(3)
また、本発明においては、前記光射出面に平行な面と前記傾斜背面部の傾斜面とが前記厚肉部または前記厚肉端部の頂点で交わる際に成す角度が、下記式(4)を満たすのが好ましい。
0°<α<45°・・・(4)
(ただし、式中、前記光射出面に平行な面と前記傾斜背面部の傾斜面とが前記厚肉部または前記厚肉端部で交わる際に成す角度をαとする。)
また、上記目的を達成するために、本発明は、上記いずれかの単位導光板を2つ以上連結し、各光射出面が同一平面状に配置された導光板ユニットであって、隣接する2つの前記単位導光板を少なくとも前記一辺と直交する方向に互いの前記薄肉端部の前記平行溝の半部同士を連結して、線状に配置された前記光源を収納する前記平行溝を形成したことを特徴とする導光板ユニットを提供するものである。
本発明においては、さらに、前記一辺と直交する方向に連結された前記2つ以上の単位導光板の連結体を、2組以上、互いの前記平行溝が同一線状に並ぶように、前記平行溝と平行な方向に連結したものであるのが好ましい。
また、上記目的を達成するために、本発明は、上記いずれかの単位導光板を2つ以上連結し、各光射出面が同一平面状に配置された導光板ユニットであって、隣接する2つの前記単位導光板が、互いの前記厚肉端部同士が連結されることにより、前記平行溝と直交する方向に連結されているか、または、互いの前記平行溝が同一線上に並ぶように、前記平行溝と平行な方向に連結されているか、もしくは、前記平行溝と平行な方向および直交する方向の両方に連結されているか、のいずれかであることを特徴とする導光板ユニットを提供するものである。
また、上記目的を達成するために、本発明は、さらに、矩形状の平坦な光射出面と、この光射出面の一端側の薄肉端部と、他端側の厚肉端部と、前記薄肉端部から前記厚肉部に向って肉厚が厚くなる傾斜背面部と、前記光源から前記薄肉端部に入射して前記傾斜背面部の内部を前記厚肉端部に向って伝播する光を錯乱する錯乱手段を有する単位導光板の半部を2つ有し、上記いずれかの単位導光板の両端の前記厚肉端部、または、上記いずれかの導光板ユニットの前記一辺と直交する方向の両端に配置される前記単位導光板の連結されていない前記厚肉端部のそれぞれに、前記単位導光板半部の前記厚肉端部を連結し、各光射出面が同一平面状に配置されたことを特徴とする導光板ユニットを提供するものである。
また、上記目的を達成するために、本発明は、上記導光板ユニットと、前記導光板ユニットの隣接する前記単位導光板の前記薄肉端部の連結部に形成される前記平行溝内に線状に配置された前記光源とを有することを特徴とする面状照明装置を提供するものである。
本発明においては、前記導光板ユニットの前記一辺と直交する方向の両端に配置される前記導光板ユニットの連結されていない前記薄肉端部にも、前記光源が線状に配置されるのが好ましい。
また、上記目的を達成するために、本発明は、上記導光板ユニットと、前記導光板ユニットの各単位導光板の前記平行溝内に線状に配置された前記光源とを有することを特徴とする面状照明装置を提供するものである。
本発明においては、前記導光板ユニットが、前記一辺と直交する方向の両端にそれぞれ前記単位導光板半部が連結されている場合には、前記単位導光板の半部の連結されていない前記薄肉端部にも、前記光源が線状に配置されるのが好ましい。
また、本発明においては、前記光源は、線状光源または線状に所定の間隔で配置された点光源であるのが好ましい。
また、本発明においては、前記平行溝に配置された前記光源の光出射分布は、前記平行溝の天井方向より、両側の壁方向に大きいのが好ましい。
また、本発明においては、前記光射出面に垂直方向の前記単位導光板の最大厚みと前記光源間の距離との関係が、下記式(5)を満たすのが好ましい。
10T<D<1000T・・・・(5)
(ただし、式中、単位導光板の最大厚みをT、光源間の距離をDとする。)
また、本発明においては、前記線状に配置された光源同士の距離は、下記式(6)を満たすのが好ましい。
10mm<D・・・(6)
(ただし、式中、前記線状に配置された光源同士の距離をDとする。)
前記傾斜背面部の傾斜面が前記肉厚部において交わる際に成す稜線部の半径をRとしたとき、前記稜線部は、下記式(11)を満たす範囲で連続的に変化するのが好ましい。
3mm<R<30mm・・・・・・(11)
また、本発明においては、さらに、前記導光板ユニットの前記傾斜背面部の傾斜面の背面に配置された反射フィルムを有するのが好ましい。
また、本発明においては、さらに、前記導光板ユニットの前記光射出面の上に配置された拡散シートを有するのが好ましい。
また、本発明においては、さらに、前記導光板ユニットの前記光射出面と前記拡散シートとの間に配置されるプリズムシートを有するのが好ましい。
本発明の第1の態様および第2の態様によれば、薄型で軽量であり、光源から出射された光に対する光射出面からの光の出射効率を高くすることができ、且つ、導光板の光射出面のサイズを、より大サイズとすることができる。
また、本発明の第3の態様によれば、上記第1の態様の単位導光板および第2の態様の導光板ユニットを用いることにより薄型で軽量であり、より低コストで製造することができ、光源から出射された光に対する光射出面からの光の出射効率を高くすることができ、また、照明表面を大サイズとすることができ、または、壁掛けテレビなどの液晶表示装置に適用することができる面状照明装置を適用することができる。
以下、本発明の単位導光板、導光板ユニット、およびこれらを用いる面状照明装置について、添付の図面に示される好適な態様を基に、詳細に説明する。
図1は、本発明の第3の態様である面状照明装置の一実施形態を示し、光射出面側から見た外観を示す概略斜視図である。図2(a)、(b)、(c)および(d)は、それぞれ図1に示す面状照明装置の正面図、底面図、側面図および背面図である。なお、これらの図も含め、以下の図においては、理解を容易にするために、面状照明装置の厚みの方向に、拡大して示されている。
図1および図2(a)〜(d)に示すように、面状照明装置10は、複数の線状光源12を含み、矩形状の光射出面11aから均一な光を出射する照明装置本体11と、内部に照明装置本体11を収納し、光射出面11aの側(表面側)に矩形状の開口部13aが形成された筐体13と、筐体13の、光射出面11aと逆側(裏面側)に取り付けられ、複数の線状光源12をそれぞれ点灯するのに用いられる複数のインバータユニット8を収納するインバータ収納部9と、インバータ収納部9に収納される複数のインバータユニット8に接続され、それぞれ複数の線状光源12を点灯するための電源(図示せず)とを有する。
ここで、図3に、本発明の第1の態様である単位導光板19または20を、複数並列に連結して構成される本発明の第2の態様の導光板ユニット18を用いた照明装置本体11の概略断面図を示す。
照明装置本体11は、矩形状の光射出面11aから均一な光を出射するためのものであり、図3に示すように、基本的には、複数の線状光源12と、本発明の第1の態様である単位導光板19または20を複数並列に連結させて、光射出面11a側に矩形状の光射出面18aが形成されるように構成し、光射出面18aの裏側に線状光源12をそれぞれ収納する複数の平行溝18fが形成される導光板ユニット18と、導光板ユニット18の光射出面18a側に配置される2枚のプリズムシート16および17と、拡散シート14とを有する。
なお、図3に示すように、照明装置本体11は、本発明の第2の態様である導光板ユニット18によるものであり、導光板ユニット18の上部に配置される2枚のプリズムシート16および17も、拡散シート14も、導光板ユニット18の光射出面18aと略同一のサイズ(面積)を持つものであることは言うまでもない。
また、上述の導光板ユニット18を構成する本発明の第1の態様である単位導光板19および20、並びに、導光板ユニット18を構成するための単位導光板19または20の連結については、後に詳述する。
線状光源12は、図3においては、導光板ユニット18に形成される平行溝18fの内部に配置され、平行溝18fの対向壁面に向けて対向する両側からそれぞれ光を射出する線状光源12aと、平行溝18fと平行な、導光板ユニット18の両平行端面18gにそれぞれ配置され、各平行端面18gに向けて片側から光を射出する線状光源12bとを有する。
線状光源12aは、図3に示すように、一方向(図示例においては、奥手方向)に線状に延在するLEDアレイ24aと、LEDアレイ24aの延在方向の両側面に所定間隔離間して線状に配置される複数のLED素子(図4(a)参照)の各々に対して配置される複数のカップリングレンズ28とを備える。なお、LEDアレイ24aは、図4(a)に示すように、一方向に延在する板状のヒートシンク27aと、このヒートシンク27aの両側面にそれぞれ対向するように所定間隔離間して配置されている複数のLEDチップ(LED素子)25とを有する。
他方、線状光源12bは、図3および図4(b)に示すように、一方向(図3に示す例では、奥手方向)に延在する略半幅板状のヒートシンク27b、およびこのヒートシンク27bの片側面に所定間隔離間されて配置されている複数のLEDチップ25とを有するLEDアレイ24b(図4(b)参照)と、LEDアレイ24bの複数のLEDチップ25の各々に対して配置される複数のカップリングレンズ28(図3参照)とを備える。すなわち、図4(b)に示すLEDアレイ24bは、図4(a)に示すLEDアレイ24aを長手方向(延在方向)に沿って略半分にした形状を有し、線状光源12bは、図3に示すように、線状光源12aの奥手方向に沿って略半分にした形状を有する。
図4(a)および(b)に示すように、ヒートシンク27aおよび27bは、それぞれその長手方向の両側側面および片側側面に複数のLEDチップ25を支持し、複数のLEDチップ25から発生する熱を吸収し、外部に放散させるために、銅やアルミニウム等の熱伝導性の良い金属で形成されているのが好ましい。
こうして、ヒートシンク27aおよび27bにそれぞれ支持された複数のLEDチップ25は、図3に示すように、導光板ユニット18の平行溝18fの対向壁面および導光板ユニット18の平行端面とそれぞれ対向するように線状に配置される。
なお、本実施形態では、LEDチップの支持部としてヒートシンクを用いたが、本発明はこれに限定されず、LEDチップの冷却が必要ない場合は、放熱機能を備えない板状部材を支持部として用いてもよい。
また、LEDチップ25は、蛍光物質を用いてLEDが発する光を白色光に変換するように構成した単色のLEDを用いるのが好ましい。例えば、単色のLEDとしてGaN系青色LEDを用いた場合には、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光物質を用いることで、白色光を得ることができる。
ここで、本実施形態のLEDチップ25は、図4(c)に示すように、LEDチップ25の配列方向の長さよりも、配列方向に直交する方向の長さが短い長方形形状、つまり、後述する導光板ユニット18の厚み方向(光射出面18aに垂直な方向)が短辺となる長方形形状を有する。言い換えれば、LEDチップ25は、導光板ユニット18の光射出面18aに垂直な方向の長さをa、配列方向の長さをbとしたときに、b>aとなる形状である。また、LEDチップ25の配置間隔をpとするとp>bである。このように、LEDチップ25の導光板ユニット18の光射出面18aに垂直な方向の長さa、配列方向の長さb、LEDチップ25の配置間隔pの関係がp>b>aを満たすことが好ましい。
LEDチップ25を長方形形状とすることで、大光量の出力を維持しつつ、薄型な光源とすることができる。光源を薄型化することで、本発明の面状照明装置10を薄型にすることができる。
なお、LEDチップは、LEDアレイをより薄型にできるため、導光板ユニット18の厚み方向を短辺とする長方形形状とすることが好ましいが、本発明はこれに限定されず、正方形形状、円形形状、多角形形状、楕円形形状等の種々の形状のLEDチップを用いることができる。
図3に示すように、LEDアレイ24aおよび24bの各LEDチップ25の光射出側には、カップリングレンズ28としてボールレンズが配置されている。カップリングレンズ28は、上述のように、各LEDチップ25に対応して配置されている。各LEDチップ25から出射した光は、カップリングレンズ28によって平行光にされ、導光板ユニット18の内面に入射する。
ここでは、カップリングレンズとしてボールレンズを用いたが、これに限らず、LEDが発する光を平行光にすることができれば特に限定されない。カップリングレンズには、例えば、シリンドリカルレンズ、レンチキュラ、かまぼこ型のレンズ、フレネルレンズなどを用いることもできる。
また、LD(レーザーダイオード)も好ましく用いることができる。
本発明の第2の態様である導光板ユニット18は、上述のように、図3において、導光板ユニット18を点線で区切った単位導光板19(図5参照)を、その光出射面19aが平坦な面として連結されるように、平行溝18fと直交する方向に複数並列に連結して構成されたものということもできるし、または、導光板ユニット18を一点鎖線で区切った単位導光板20(図6参照)を、その光出射面20aが平坦な面として連結されるように、平行溝18fと直交する方向に複数並列に連結し、この連結体の両端に、単位導光板20の半部20fを、その厚肉端部20cと、連結体の端部となる単位導光板20の厚肉端部20cとが重なるように、連結して構成されたものであるということもできる。
以下では、単位導光板19および単位導光板20の構造および形状について説明することにより、本発明の第2の態様である導光板ユニット18の構成を詳細に説明する。
図5(a)および(b)に、導光板ユニット18を構成する1つの単位となる本発明の第1の態様である単位導光板19の一部分の概略斜視図と概略部分断面図を示す。
本発明の第1の態様である単位導光板19は、図5に示すように、矩形状の光射出面19aと、この光射出面19aの一辺に平行で光射出面19aの略中央部に位置する厚肉部19bと、厚肉部19bの両端に厚肉部19bと平行に形成される薄肉端部19cと、薄肉端部19cの光射出面19aの裏面側に形成され、線状に配置される光源12bを収納するための平行溝18fの半部19dと、厚肉部19bの両側に配置され、平行溝18f(前記一辺)と直交する方向に沿って厚肉部19bから薄肉端部19cに向って肉厚が薄くなる傾斜背面部19eと、を有する。すなわち、単位導光板19は、光射出面19aの形状が矩形状であり、透明樹脂により形成されている。単位導光板19は、光射出面19aとなる面が平坦となっており、他方の面が、略中央に位置する厚肉部19bから両端の薄肉端部19cに向うに従って板厚が薄くなるように、傾斜している。
さらに、単位導光板19は、光源12から入射して、単位導光板19の内部を伝播する光を散乱する散乱手段を有する。なお、散乱手段については、後に詳述する。
なお、図示例においては、平行溝18fの半部19dは、単位導光板19の薄肉端部19cの光射出面19aの裏面側両側に形成されているが、本発明においては、両側に限定されず、薄肉端部19cの光射出面19aの裏面側の一方でもよい。
上述の単位導光板19を用いて、導光板ユニット18を構成する場合には、図3に示すように、上述のような形状を有する本発明の単位導光板19(図3中では、点線で示す)を、光射出面19aが同一平面(光射出面18a)を形成し、かつ、平行溝18fと直交する方向(図中横方向)に、単位導光板19の互いの平行溝18fの半部19d同士が、線状に配置された光源12bを収納する平行溝18fを形成するように、2つ以上(図示例においては、4つ)連結することにより、本発明の第2の態様である導光板ユニット18を形成する。
他方、図6(a)および(b)に、導光板ユニット18を構成する1つの単位となる本発明の第1の態様である単位導光板20の概略斜視図と概略部分断面図を示す。
本発明の第1の態様である単位導光板20は、図6に示すように、矩形状の光射出面20aと、この光射出面20aの一辺に平行で光射出面20aの略中央部に位置する薄肉部20bと、薄肉部20bの両端に薄肉部20bと平行に形成される厚肉端部20cと、薄肉部20bの光射出面20aの裏面側に前記一辺に平行に形成され、線状に配置される光源を収納するための平行溝18fと、薄肉部20bの両側に配置され、前記一辺と直交する方向に沿って薄肉部20bから厚肉端部20cに向って肉厚が厚くなる傾斜背面部20dと、を有する。すなわち、単位導光板20は、表面の外形形状が矩形状の平板であり、透明樹脂により形成されている。単位導光板20は、一方の面が平坦となっており、他方の面が、略中央に位置する薄肉部20bに平行溝18fを有し、かつ、この薄肉部20bから両端の厚肉端部20cに向うに従って板厚が薄くなるように、傾斜している。
さらに、単位導光板20も、光源12から入射して、単位導光板20の内部を伝播する光を散乱する散乱手段を有する。
上述の単位導光板20を用いて、導光板ユニット18を構成する場合には、図3に示すように、上述のような形状を有する本発明の単位導光板20(図3中では、一点鎖線で示す)を、光射出面20aが同一平面(光射出面18a)を形成し、かつ、平行溝18fと直交する方向に厚肉端部20c同士が接合するように、2つ以上(図示例においては、4つ)連結し、さらに、2つ以上連結した単位導光板20の両端の厚肉端部に、単位導光板20の半部20fの厚肉端部を連結することにより、本発明の第2の態様である導光板ユニット18を形成する。なお、単位導光板20の半部20fとは、単位導光板20を平行溝18fと直交する方向に二等分したものである。
なお、上述のように、図示例においては、連結した単位導光板20の両端の厚肉端部に、単位導光板20の半部20fの厚肉端部を連結して、導光板ユニット18を形成しているが、本発明においては、これに限定はされず、連結した単位導光板20の両端の厚肉端部に何も連結せず、後述する反射フィルム22を配置する構成としてもよい。
上述のような形状を有する本発明の第1の態様である単位導光板19または20を用いて形成される本発明の第2の態様である導光板ユニット18は、平行溝18fに配置される光源12aまたは平行溝18fに直交する方向の導光板ユニット18の端面に配置される光源12bから放射される光のうち、平行溝18fを形成する側壁または上記端面から導光板ユニット18の内部に入射した光は、導光板ユニット18の内部を通過し、光射出面18aから出射、あるいは、傾斜面18bで反射した後、光射出面18aから出射する。このとき、導光板ユニット18の下面から一部の光が漏洩するが、その漏洩した光は、導光板ユニット18の傾斜面18b側に形成された後述する反射フィルム22により反射して再び導光板ユニット18の内部に入射して光射出面18aから出射する。こうして、導光板ユニット18の光射出面18aから均一な光が放射される。
さらに、導光板ユニット18は、内側に光源12aが配置される平行溝18fまたは光源12bが配置平行溝18fに直交する方向の導光板ユニット18の端面から、平行溝18fと直交する方向に、隣り合う平行溝18f間、または、隣り合う上記端面および平行溝18f間の略中間地点(単位導光板19の厚肉部または単位導光板20の厚肉端部の連結部)に向って、徐々に厚みが厚くなる形状とすることで、導光板ユニット18に入射した光をより遠くまで到達させることができる。また、平板形状や楔形形状の導光板よりも薄くすることができる。つまり、本発明によれば、導光板ユニット18は、光源から入射した光をより遠くまで到達させることが可能で、かつ、薄型化、軽量化することができる。つまり、全反射の際の入射角度が徐々に浅くなり、光射出面から光が外部に出にくくなるため、入射光をより奥に到達させることが可能となる。これにより、面状照明装置を軽量化、薄型化、大型化することができる。さらに、導光板ユニット18を薄型化することで、導光板ユニット自体をフレキシブルにすることができる。これにより、フレキシブル液晶と組み合わせて、フレキシブルLCDモニター、フレキシブルテレビ(TV)とすることができる。
なお、本発明において、導光板ユニット18の平行溝18fの深さは、光源12aの一部が導光板ユニット18の下面からはみ出さないように決定されることが好ましく、光源12aの寸法や導光板ユニット18の機械的強度、経時変化を考慮して決定することが好ましい。また導光板ユニット18の厚みは、光源12の寸法に応じて任意に変更することができる。
また、導光板ユニット18の平行溝18fの断面形状は、図3、図6および図7(a)に示すような三角形状に限定されず、図7(b)に示すような三角形状の先端が丸みを帯びた形状でもよいし、図7(c)に示すような放物線を描くような形状でもよいし、図7(d)平行溝18fの中心に向って凸の2つの曲線から形成される形状でもよく、光源12bを収容することができればどのような形状でもよい。
また、導光板ユニット18の形状は、導光板ユニット18の厚みが、平行溝18fまたは平行溝18fに直交する方向の導光板ユニット18の端面から、平行溝18fと直交する方向に、隣り合う平行溝18f間、または、隣り合う平行溝18fに直交する方向の導光板ユニット18の端面および平行溝18f間の略中間地点(単位導光板19の厚肉部または単位導光板20の厚肉端部の連結部)に向って、徐々に厚みが厚くなる形状であれば、どのような形状でもよい。例えば、導光板ユニット18の光射出面18aの裏側に位置する傾斜面18b(傾斜背面部19eまたは20d)を曲面形状にしてもよい。
また、図示例においては、導光板ユニット18は、上述のように、単位導光板19または20を平行溝18fと直交する方向にのみ連結する構成としたが、本発明においては、これに限定されず、2つ以上の導光板ユニット18を、平行溝18fと平行な方向に、互いの平行溝18fが同一線状に並ぶように連結してもよい。
次いで、単位導光板19および20について、さらに詳しく詳述する。なお、ここでは、単位導光板19および20において、共通する特徴部分については、単位導光板19を代表例とし、両者に異なる部分については個々に説明する。また、ここで述べる単位導光板19および20の特徴は、これらを用いて構成される単位導光板ユニット18の特徴でもあるので、同様の効果を有することができるのは言うまでもない。
これと同様に、上述の導光板ユニット18の説明で述べた平行溝18fの深さや断面形状または拡散反射体については、単位導光板19および20にも適用されるのはいうまでもない。
本発明において、単位導光板19、すなわち、導光板ユニット18は、光源12から入射して、単位導光板19の内部を伝播する光を散乱する散乱手段を有する。この散乱手段は、単位導光板19の内部に入射した光を充分に伝播することができるものであれば、特に限定は無いが、下記式(1)および下記式(2)を満たす散乱粒子であるのが好ましい。
1.1≦Φ・N・L・K≦8.2・・・(1)
0.005≦K≦0.1・・・(2)
(ただし、式中、Φは、散乱粒子の散乱断面積、Nは、単位導光板に含まれる散乱粒子の密度、Lは、前記光射出面の平行溝と直交する方向の一辺の半分の長さ、Kは、補正係数を表す。)
導光板18は、このような関係を満たす散乱粒子を含んでいるので、均一で輝度むらが少ない照明光を光出射面から出射することができる。
一般的に、平行光束を等方媒質に入射させた場合の透過率Tは、Lambert−Beer則により下記式(7)で表される。
T=I/I=exp(−ρ・x)・・・(7)
ここで、xは距離、Iは入射光強度、Iは出射光強度、ρは減衰定数である。
上記減衰定数ρは、粒子の散乱断面積Φと媒質に含まれる単位体積当たりの粒子数Npとを用いて下記式(8)で表される。
ρ=Φ・N・・・(8)
したがって、導光板の光軸方向の半分の長さをLとすると、光の取り出し効率Eoutは、下記式(9)で与えられる。ここで、導光板の光軸方向の半分の長さLは、導光板18の光入射面に垂直な方向における導光板18の一方の光入射面から導光板18の中心までの長さとなる。
また、光の取り出し効率とは、入射光に対する、導光板の光入射面から光軸方向に長さL離間した位置に到達する光の割合であり、例えば、図5に示す単位導光板19の場合は、端面に入射する光に対する単位導光板19の中心(導光板の光軸方向の半分の長さとなる位置)に到達する光の割合である。
out∝exp(−Φ・N・L)・・・(9)
ここで式(9)は有限の大きさの空間におけるものであり、式(7)との関係を補正するための補正係数Kを導入する。補正係数Kは、有限の空間の光学媒質中で光が伝搬する場合に経験的に求められる無次元の補正係数である。そうすると、光の取り出し効率Eoutは、下記式(10)で表される。
out=exp(−Φ・N・L・K)・・・(10)
式(10)に従えば、Φ・N・L・Kの値が3.5のときに、光の取り出し効率Eoutが3%であり、Φ・N・L・Kの値が4.7のときに、光の取り出し効率Eoutが1%である。
この結果より、Φ・N・L・Kの値が大きくなると、光の取り出し効率Eoutが低くなることが分かる。光は導光板の光軸方向へ進むにつれて散乱するため、光の取り出し効率Eoutが低くなると考えられる。
したがって、Φ・N・L・Kの値は大きいほど導光板として好ましい性質であることが分かる。つまり、Φ・N・L・Kの値を大きくすることで、光の入射面と対向する面から射出される光を少なくし、光射出面から射出される光を多くすることができる。すなわち、Φ・N・L・Kの値を大きくすることで、入射面に入射する光に対する光射出面から射出される光の割合(以下「光利用効率」ともいう。)を高くすることができる。具体的には、Φ・N・L・Kの値を1.1以上とすることで、光利用効率を50%以上にすることができる。
ここで、Φ・N・L・Kの値は大きくすると、導光板18の光射出面18aから出射する光の照度むらが顕著になるが、Φ・N・L・Kの値を8.2以下とすることで、照度むらを一定以下(許容範囲内)に抑えることができる。なお、照度と輝度は略同様に扱うことができる。従って、本発明においては、輝度と照度とは、同様の傾向があると推測される。
以上より、本発明の導光板のΦ・N・L・Kの値は、1.1以上かつ8.2以下であるという関係を満たすことが好ましく、2.0以上かつ7.0以下であることがより好ましい。また、Φ・N・L・Kの値は、3.0以上であればさらに好ましく、4.7以上であれば最も好ましい。
また、補正係数Kは、0.005以上0.1以下であることが好ましい。
単位導光板19、すなわち、導光板ユニット18は、上記式(1)および上記式(2)式のような関係を満たす散乱粒子を含むことにより、導光板ユニット18に入射した光を導光板ユニット18内で適宜光散乱させ、全反射条件を破り、導光板自体では、出射しにくくなった光を出射させる機能を持たせ、光射出面から射出される光をさらに均一にすることができる。
また、単位導光板19の内部に散乱手段を含有させるために、本実施形態の単位導光板19は、透明樹脂に、光を散乱させるため散乱粒子が混錬分散されて形成されている。単位導光板19に用いられる透明樹脂の材料としては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、ベンジルメタクリレート、MS樹脂、あるいはCOP(シクロオレフィンポリマー)のような光学的に透明な樹脂が挙げられる。他方、単位導光板19に混錬分散させる散乱粒子としては、アトシパール、シンコーン、シリカ、ジルコニア、誘電体ポリマなどを用いることができる。このような散乱粒子を単位導光板19の内部に含有させることによって、均一で輝度むらが少ない照明光を光射出面から出射することができる。
このような単位導光板19は、押出成形法や射出成形法を用いて製造することができる。
さらに、単位導光板19は、散乱手段に加えて、単位導光板19の光射出面19a側(導光板ユニット18の光射出面18a側)に透過率調整体を付加し、この透過率調整体の配置密度を適宜調整することでも、さらに均一な光を出射させることができる。
また、上記の透明樹脂に可塑剤を混入して単位導光板19を作製してもよい。
このように、透明樹脂と可塑剤とを混合した材料で単位導光板19を作製することで、導光板ユニット18をフレキシブルにすること、つまり、柔軟性のある導光板ユニット18とすることができ、導光板ユニット18を種々の形状に変形させることが可能となる。従って、導光板の表面を種々の曲面に形成することができる。
これにより、例えば、導光板ユニット18、または、この導光板ユニット18を用いた面状照明装置を電飾(イルミネーション)関係の表示板として用いる場合に、曲率を持つ壁にも装着することが可能となり、導光板をより多くの種類、より広い使用範囲の電飾やPOP(POP広告)等に利用することができる。
ここで、可塑剤としては、フタル酸エステル、具体的には、フタル酸ジメチル(DMP)、フタル酸ジエチル(DEP)、フタル酸ジブチル(DBP)、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル(DOP(DEHP))、フタル酸ジノルマルオクチル(DnOP)、フタル酸ジイソノニル(DINP)、フタル酸ジノニル(DNP)、フタル酸ジイソデジル(DIDP)、フタル酸混基エステル(C〜C11)(610P、711P等)、フタル酸ブチルベンジル(BBP)が例示される。また、フタル酸エステル以外にも、アジピン酸ジオクチル(DOA)、アジピン酸ジイソノニル(DINA)、アジピン酸ジノルマルアルキル(C6、8、10)(610A)、アジピン酸ジアルキル(C7、9)(79A)、アゼライン酸ジオクチル(DOZ)、セバシン酸ジブチル(DBS)、セバシン酸ジオクチル(DOS)、リン酸トリクレシル(TCP)、アセチルクエン酸トリブチル(ATBC)、エポキシ化大豆油(ESBO)、トリメリット酸トリオクチル(TOTM)、ポリエステル系、塩素化パラフィン等が例示される。
また、単位導光板19は、単位導光板19の表面粗さRa、すなわち、単位導光板19の光射出面19aの表面粗さには、特に限定はないが、平行溝18fと平行な方向の光射出面19aの表面粗さをRaとし、平行溝18fと直交する方向の光射出面19aの表面粗さをRaとしたとき、下記式(3)を満たすのが好ましい。
Ra<Ra かつ Ra<100・・・(3)
また、本発明の第1の態様の単位導光板19において、単位導光板19の光射出面19aに平行な面と傾斜背面部19e(20d)の傾斜面と厚肉部19b(または、厚肉端部20c)の頂点で交わる際に成す角度αが、下記式(4)を満たすのが好ましい。
0°<α<45°・・・(4)
前記単位導光板19の光射出面19aに平行な面と傾斜背面部19e(20d)の傾斜面と厚肉部19b(または、厚肉端部20c)の頂点で交わる際に成す角度αを、0°超にすることにより、導光板内に入射した光束を効率よく伝播させることができ、また、前記αを、45°未満とすることにより、出射効率を高く維持することができる。
また、本発明において、単位導光板19は、光射出面19aに垂直方向の最大厚みTと隣接する光源12a同志(または12aと12b)の距離Dとの関係に特に限定は無いが、隣接する光源12a同志(または12aと12b)の距離Dが、光射出面19aに垂直方向の最大厚みの10倍超、または、光射出面19aに垂直方向の最大厚みの100倍を未満にした場合には、出射光の輝度分布を保ちつつ出射効率を維持することができるため、下記式(5)を満たすのが好ましい。
10T<D<1000T・・・・(5)
(ただし、式中、単位導光板の最大厚みをT、光源間の距離をDとする。)
なお、単位導光板19の形状は、一方の面が平坦となっており、他方の面が、略中央に位置する厚肉部19bから両端の薄肉端部19cに向うに従って板厚が薄くなるように、傾斜している形状であれば、どのような形状でもよい。例えば、単位導光板19の傾斜部19eの傾斜面が曲面であってもよい。同様に、単位導光板20の形状も、単位導光板20は、一方の面が平坦となっており、他方の面が、略中央に位置する薄肉部20bに平行溝18fを有し、かつ、この薄肉部20bから両端の厚肉端部20cに向うに従って板厚が薄くなるように、傾斜しているであれば、どのような形状でもよい。例えば、単位導光板20の傾斜背面部20dの傾斜面が曲面であってもよい。
また、本実施形態においては、図8に示すように、母材(単位導光板19または20)の屈折率よりも屈折率が低い低屈折率部材148を平行溝18fの内側、すなわち、光源12からの光入射面を含む一部に設け、光源から射出された光を低屈折率部材148に入射させることで、光源から射出され光入射面に入射する光のフレネルロスを低減し、入射効率を向上させることができる。
また、低屈折率部材148は、入射された光を平行光にし、かつミキシングする機能、つまり、カップリングレンズ及び混合部の機能を有する。本実施形態のバックライトユニットは、低屈折率部材を設けることで、カップリングレンズ及び混合部を設けることなく、光源12から射出された光をより遠い位置まで到達させることができ、かつ、均一な輝度のむらのない照明光を射出させることができる。
また、単位導光板19または20の光射出面19aまたは20a、すなわち、導光板ユニット18の光射出面18aは、略全面を低屈折率部材で形成することが好ましい。光射出面の略全面を低屈折率部材とすることで、光源から射出され導光板に入射する光を低屈折率部材に入射させることができ、入射効率をより向上させることができる。
なお、図示例においては、低屈折率部材148を光入射面の反対側の面に対して凸のかまぼこ形状としたが、本発明はこれに限定されない。
また、上述のようにして単位導光板19または20を用いて導光板ユニット18を構成する際には、一方の単位導光板19または20の傾斜面と、それと接続する他方の単位導光板19または20の傾斜面とが交差しないように、すなわち、傾斜面の連結部分において滑らかな平面または曲面が形成されるように、単位導光板19または20の傾斜面の傾斜角度を調整することもできる。
導光板ユニット18ならびに単位導光板19および20は、基本的に以上のように構成される。
次に、図3に示す照明装置本体11において、拡散シート14は、導光板ユニット18の光射出面18aから出射する光を拡散して均一化するためのものであり、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、ベンジルメタクリレートやMS樹脂、その他のアクリル系樹脂、あるいはCOP(シクロオレフィンポリマー)のような光学的に透明な樹脂からなる平板状部材に光拡散性を付与して形成される。その方法は特に限定されないが、例えば、上記平板状部材の表面に微細凹凸加工や研磨による表面粗化(以降これらを施した面を「砂擦り面」という。)を施して拡散性を付与したり、表面に光を散乱させるシリカ、酸化チタン、酸化亜鉛等の顔料もしくは樹脂やガラス、ジルコニア等のビーズ類をバインダとともに塗工したり、上記の樹脂中に光を散乱させる前述の顔料、ビーズ類を混練することで形成される。本発明において、拡散シート14としては、マットタイプやコーティングタイプの拡散シートを用いることができる。
本発明において、拡散シート14としては、上記の素材を用い、かつ、光拡散性を付与した厚み500μm以下のフィルム状部材を用いることも好ましい。
拡散シート14は、図3に示されるように、プリズムシート17の光射出面側に配置される。拡散シート14は、フィルム状部材に光拡散性を付与して形成される。フィルム状部材は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、ベンジルメタクリレート、MS樹脂、あるいはCOP(シクロオレフィンポリマー)のような光学的に透明な樹脂を材料に形成することができる。
拡散シート14の製造方法は特に限定されないが、例えば、フィルム状部材の表面に微細凹凸加工や研磨による表面粗化を施して拡散性を付与したり、シリカ、酸化チタンもしくは酸化亜鉛等の顔料、または、樹脂、ガラスもしくはジルコニア等のビーズ類などの光を散乱させるための材料をバインダとともに表面に塗工したり、上記の透明樹脂中に光を散乱させる前述の顔料またはビーズ類を混練することで形成される。他には、反射率が高く光の吸収が低い材料で、例えば、Ag、Alのような金属を用いて形成することもできる。
本発明において、拡散シート14としては、マットタイプやコーティングタイプの拡散フィルムを用いることができる。
拡散シート14は、導光板ユニット18の光射出面18aから所定の距離だけ離して配置されることが好ましく、その距離は導光板ユニット18の光射出面18aからの光量分布に応じて適宜変更し得る。このように拡散シート14を導光板ユニット18の光射出面18aから所定の間隔だけ離すことにより、導光板ユニット18の光射出面18aから射出する光が、光射出面18aと拡散シート14の間で更にミキシング(混合)される。これにより、拡散シート14を透過して液晶表示パネル4を照明する光の照度を、より一層均一化することができる。拡散シート14を導光板ユニット18の光射出面18aから所定の間隔だけ離す方法としては、例えば、拡散シート14と導光板ユニット18との間にスペーサを設ける方法を用いることができる。
特に、照明装置本体11の厚みを少し厚くしてもよい場合には、導光板ユニット18の平行溝18fの断面形状によって、平行溝18fに相当する導光板ユニット18の光射出面18aにおける照度のピーク値を十分に低減する必要はなく、部分的に低減するとともに拡散シート14と導光板ユニット18の光射出面18aとの間に間隙を設けて、拡散シート14から射出される照明光の照度分布を均一にしても良い。また、導光板ユニット18の平行溝18fの断面形状の改良(平行溝の先端部分の先細化)に限界があり、平行溝18fに相当する導光板ユニット18の光射出面18aにおける照度のピーク値を完全に低減できない場合や十分に低減できない場合にも、拡散シート14と導光板ユニット18の光射出面18aとの間に間隙を設けて、拡散シート14から射出される照明光の照度分布を均一にしても良い。
プリズムシート16及び17は、複数のプリズムを平行に配列させることにより形成された透明なシートであり、導光板ユニット18の光射出面18aから出射する光の集光性を高めて輝度を改善することができる。プリズムシート16及び17の一方は、そのプリズム列の延在する方向が導光板ユニット18の平行溝18fと平行になるように配置され、他方は垂直になるように配置されている。すなわち、プリズムシート16及び17は、プリズム列の延在する方向が互いに垂直になるように配置されている。また、プリズムシート16は、プリズムの頂角が導光板ユニット18の光射出面18aと対向するように配置される。ここで、プリズムシート16及び17の配置順序は、図示例のように、導光板の直上に、導光板の平行溝と平行な方向に延在するプリズムを有するプリズムシート16を配置し、そのプリズムシート16の上に、導光板ユニット18の平行溝18fと垂直な方向に延在するプリズムを有するプリズムシート17を配置しても良く、また、その逆でも良い。
また、図示例では、プリズムシートを用いたが、プリズムシートの代わりに、プリズムに類する光学素子が規則的に配置されたシートを用いても良い。また、レンズ効果を有する素子、例えば、レンチキュラーレンズ、凹レンズ、凸レンズ、ピラミッド型などの光学素子を規則的に備えるシートをプリズムシートの代わりに用いることもできる。
本発明においては、更に、後の述べる反射フィルム22と、導光板ユニット18の傾斜面18dとの間にもプリズムシートを設けることが好ましい。反射フィルム22と導光板ユニット18の傾斜面18dとの間に設けられるプリズムシート(図示せず)は、プリズムの延在する方向が導光板ユニット18の平行溝18fと垂直になるように配置されるとともに、プリズムの頂角が導光板ユニット18の傾斜面18bと対向するように配置することが好ましい。
ここではプリズムシートを用いたが、プリズムシートと同様の効果を有する光学素子を用いても良く、レンズ効果を有する光学素子、例えば、レンチキュラーレンズ、凹レンズ、凸レンズ、ピラミッド型などの光学素子が規則的に配置されたシートを設けても良い。
なお、図示例においては、プリズムシート16及び17、さらに好ましくは反射フィルム22と、導光板ユニット18の傾斜面18dとの間にもプリズムシートを用いているが、導光板ユニット18の平行溝18fによる光射出面18aにおける照度がより均一化されている場合には、プリズムシートはもちろん不要であるし、プリズムシート16及び17のどちらか一方、または両方を用いなくても良い。高価なプリズムシートの使用枚数を減らし、あるいは、プリズムシートの使用をやめることにより、装置コストを低減させることができる。
また、光射出面18a上に、プリズム列が形成されたプリズムシートを配置したが、導光板18の傾斜面18bにプリズム列を形成しても同様の効果が得られる。つまり、傾斜面にプリズム列を形成することでも、光射出面18aから出射する光の集光性を高めて輝度を改善することができる。また、プリズム列には限定されず、プリズムに類する光学素子を規則的に形成してもよい。例えば、レンチキュラーレンズ、凹レンズ、凸レンズ、ピラミッド型など、レンズ効果を有する光学素子を導光板の傾斜面に形成することもできる。
本実施形態において、反射フィルム22は、導光板ユニット18の傾斜面18bから漏洩する光を反射して、再び導光板ユニット18に入射させるためのものであり、光の出射効率を向上させることができる。反射フィルム22は、導光板ユニット18の傾斜面18bまたは必要に応じて側面を覆うように形成される。
反射フィルム22は、導光板ユニット18の傾斜面18bから漏洩する光を反射することができるのであれば、どのような材料で形成されてもよく、例えば、PETやPP(ポリプロピレン)等にフィラーを混練後延伸することによりボイドを形成して反射率を高めた樹脂シート、透明もしくは上記のような白色の樹脂シート表面にアルミ蒸着などで鏡面を形成したシート、アルミ等の金属箔もしくは金属箔を担持した樹脂シート、あるいは表面に十分な反射性を有する金属薄板により形成することができる。
実施形態においては、光源12bの背面後(図中、下側)には、何も設けていないが、必要に応じて、光源12bの下面から光を反射して、導光板ユニット18の平行溝18fの内側から光を入射させるために、リフレクタを設けてもよい。リフレクタは、例えば、上記反射フィルムと同じ素材、すなわち、表面に十分な反射性を付与した樹脂素材、金属箔もしくは金属板により形成することができ、形状にも特に限定はない。
また、本実施形態においては、本発明の第3の態様である面状照明装置2の光射出面14a側に光射出面14aから射出される光の輝度むらを低減させる機能を有する透過率調整部材を配置してもよい。
透過率調整部材は、上述のように、導光板ユニット18から出射させる光の輝度むらを低減させるために用いられるものであり、通常、透明フィルムと、透明フィルムの表面に配置される多数の透過率調整体とを有する。この透過率調整部材は、本実施形態においては、特に限定はない。
透過率調整部材は、上述したように、導光板ユニット18から射出される光の輝度むらを低減させるために用いられ、透明フィルムと、透明フィルムの表面に配置される多数の透過率調整体とを有する。
透明フィルムは、フィルム状の形状を有し、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、ベンジルメタクリレートやMS樹脂、その他のアクリル系樹脂、あるいはCOP(シクロオレフィンポリマー)等の光学的に透明な部材で形成されている。
透過率調整体は、所定の透過率を有する種々の大きさのドットであり、四角形や円形、六角形などの形状を有し、所定パターン、例えば、位置に応じてドットの大きさ、ドットの配置数が異なるパターン(網点パターン)で透明フィルムの導光板ユニット18側の表面全面に印刷等によって形成されている。
透過率調整体は、拡散反射体であればよく、例えば、光を散乱させるシリカ、酸化チタン、酸化亜鉛等の顔料もしくは樹脂やガラス、ジルコニア等のビーズ類をバインダとともに塗工した物や、表面に微細凹凸加工や研磨による表面粗化パターンでもよい。他には反射率が高く光の吸収が低い材料で、例えば、Ag、Alのような金属を用いることもできる。
また、透過率調整体として、スクリーン印刷、オフセット印刷等で用いられる、一般的な白インクを用いることができる。一例としては、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸亜鉛、硫酸バリウム等を、アクリル系バインダや、ポリエステル系バインダ、塩化ビニル系バインダ等に分散したインク、酸化チタンにシリカを混合し拡散性を付与したインクを用いることができる。
また、本発明において、光源12には、特に限定は無いが、光源12の光出射分布が、導光板ユニット18の平行溝18fの天井方向(図1中上向き)より、平行溝18fと直交する方向(図1中横方向)に向けて大きいものが好ましく、その1例として、上記実施形態では、白色光を発光するLEDを用いたが、本発明はこれに限定されない。例えば、赤色、緑色及び青色の3色のLEDを用い、カップリングレンズにより各LEDが発する光を混色することで白色光を得ることもできる。
また、上記実施形態では、光源にLEDを用いたが本発明は、これに限定されず、例えば、半導体レーザ(LD)、タングステンランプ、キセノンランプ等の点状光源を平行溝18fに沿って、線状に配列して用いてもよく、また、ここでの点状光源同士の離間距離Dは、下記式(6)を満たすのが好ましい。
10mm<D・・・(6)
また、光源12は、蛍光管、冷陰極管、熱陰極管、外部電極管等の線状の光源を用いてもよい。
また、本実施形態においては、平行溝18fと直交する方向の導光板ユニット18の両端面には、光源12bを配置しているが、本発明は、これに限定されず平行溝18fにのみ光源12aを配置する構成としてもよい。
また、図9に、導光板ユニットの別の例を示す。
図9(a)は、本発明の第2の態様の導光板ユニット18とは別の態様の概略断面図を示すものであり、図9(b)は、図9(a)に示す導光板ユニットを構成する単位導光板の概略断面図を示す。
導光板ユニット150は、図9(a)に示すように、複数の単位導光板19または20を連結させた導光板ユニット18と同様に、複数の単位導光板152を連結させたものである。
単位導光板ト152は、図9(b)に示すように、略矩形形状の光射出面154aおよび154bと、この光射出面154bの反対側に位置し、光源154を挟んで、光射出面154bに対して所定の角度で傾斜する傾斜面156bと、光源154から略光射出面分離間した光入射面158bと、光入射面158bと平行で、かつ、上部が光源154と接触している入射面158aと、光入射面154aの反対側に位置し、光源160を挟んで、光射出面154aに対して所定の角度で傾斜する傾斜面156aとで構成される。
上記の構成とすることにより、導光板ユニット152の略中心に位置する光源154から出射する光は、光源154付近の薄肉部から、光射出面158bへ向う方向、すなわち、厚みが厚くなる方向(図面右方向)に広がることにより、光源154から出射した光をより遠くに到達させるころができ、さらに、光源154から光源160の方向にむかって、導光板ユニットの形状の厚みを徐々に薄くなる形状とすることで、光を、光源154から光源160付近まで到達させることができる。すなわち、この構成を有する単位導光板は、光源から出射された光を、図中左右両側に位置する単位導光板に広げることができる。
さらに、導光板ユニット150は、図9(a)に示すように、隣接した単位導光板の光入射面と光源とを接合して形成されることにより、複数の単位導光板152が一体に成形され連結した形状となっている。また、導光板ユニット150は、光射出面が全て同一平面を形成するように並列して配置される。
このように複数の単位導光板152を連結させることで、大型の導光板を構成することができる。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明の単位導光板、導光板ユニットおよび面状照明装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
なお、導光板ユニット18の光射出面18aの裏側に位置する傾斜面18b(図3に示す)に複数の拡散反射体を所定のパターンで、具体的には、導光板ユニット18の平行溝18f付近、すなわち線状光源12付近の密度が高く、平行溝18fと平行溝18fとの略中央または平行溝18fと平行溝18fに直交する方向の導光板ユニット18の端面との略中央に向うに従って、すなわち、導光板ユニット18fの厚みが厚くなるに従って次第に密度が低くなるようなパターンで、例えば、印刷により形成してもよい。このような拡散反射体を所定パターンで、導光板ユニット18の傾斜面18bに形成することにより、導光板ユニット18の光射出面18aにおける輝線の発生やムラを抑制することができる。また、拡散反射体を導光板ユニット18の傾斜面18bに印刷する代わりに、拡散反射体が所定パターンで形成された薄いシートを導光板ユニット18の傾斜面18bと後に述べる反射フィルム22との間に配置してもよい。なお、拡散反射体の形状は、矩形、多角形、円形、楕円形、などを任意の形状にすることができる。
ここで、拡散反射体としては、例えば、光を散乱させるシリカ、酸化チタンもしくは酸化亜鉛等の顔料、または、樹脂、ガラスもしくはジルコニア等のビーズ類などの光を散乱させるための材料をバインダとともに塗工した物や、表面に微細凹凸加工や研磨による表面粗化パターンでもよい。他には反射率が高く光の吸収が低い材料で、例えば、Ag、Alのような金属を用いることもできる。また、拡散反射体として、スクリーン印刷、オフセット印刷等で用いられる、一般的な白インクも用いることができる。一例としては、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸亜鉛、硫酸バリウム等を、アクリル系バインダや、ポリエステル系バインダ、塩化ビニル系バインダ等に分散したインク、酸化チタンにシリカを混合し拡散性を付与したインクを用いることができる。
また、本実施形態では、拡散反射体を線状光源12から離れるに従って密から疎にしたが、本発明はこれに限定されず、輝線の強さや広がり、必要な出射光の輝度分布等に応じて適宜選択することができ、例えば、傾斜面全面に均一な密度に配置しても、光入射面から離れるに従って密から疎に配置してもよい。また、このような拡散反射体を印刷により形成する代わりに、拡散反射体の配置位置に対応する部分を砂擦り面として荒らしてもよい。
なお、拡散反射体は、導光板ユニット18の傾斜面18bに配置するに限定されず、必要に応じて、光入射面以外の任意の面に配置してよい。例えば、光射出面18aに配置してもよく、また、傾斜面18bと光入射面の反対側の面とに配置してもよい。
本発明の面状照明装置の一実施形態の概略概略図である。 (a)図1に示す本発明の面状照明装置の正面図である。 (b)図1に示す本発明の面状照明装置の底面図である。 (c)図1に示す本発明の面状照明装置の側面図である。 (d)図1に示す本発明の面状照明装置の背面図である。 本発明の導光板ユニット18を用いた照明装置本体の概略断面図である。 (a)LEDアレイの構成の概略斜視図である。 (b)(a)とは別のLEDアレイの構成の概略斜視図である。 (c)LEDチップの構成の概略上面図である。 (a)本発明の単位導光板部分の照明装置本体の概略斜視図である。 (b)本発明の単位導光板部分の照明装置本体の概略部分断面図である。 (a)本発明の単位導光板部分の照明装置本体の概略斜視図である。 (b)本発明の単位導光板部分の照明装置本体の概略部分断面図である。 (a)〜(d)本発明の導光板ユニットの平行溝の断面形状の例である。 低屈折率部材を設けた本発明の単位導光板または導光板ユニットの一部分の概略断面図である。 (a)本発明の導光板ユニットの別の一実施形態の概略断面図である。 (b)本発明の単位導光板の別の一実施形態の概略断面図である。
符号の説明
8 インバータユニット
9 インバータ収納部
10 面状照明装置
11 照明装置本体
11a 光射出面
12 光源
13 筐体
13a 開口部
14 拡散シート
16,17 プリズムシート
18 部導光板ユニット
18a 光射出面
18b 傾斜面
18f 平行溝
19,20 単位導光板
19a 光射出面
19b 厚肉部
19c 薄肉端部
19d 半部
19e 傾斜背面部
20a 光射出面
20b 薄肉部
20c 厚肉端部
20d 傾斜背面部
20f 単位導光板の半部
24 LEDアレイ
25 LEDチップ
27 ヒートシンク
28 カップリングレンズ
148 低屈折率部材
152 単位導光板
150 導光板ユニット
154,160 光源
154a,154b 光射出面と、
156a,156b 傾斜面
158a, 158b 光入射面

Claims (20)

  1. 矩形状の平坦な光射出面と、
    この光射出面の一辺に平行で前記光射出面の略中央部に位置する厚肉部と、
    前記厚肉部の両側に前記厚肉部と平行に形成される薄肉端部と、
    前記薄肉端部の少なくとも一方かつ前記光射出面の裏面側に形成され、線状に配置される光源を収納するための平行溝の半部と、
    前記厚肉部の両側に配置され、前記一辺と直交する方向に沿って前記厚肉部から前記薄肉端部に向って肉厚が薄くなる傾斜背面部と、
    前記平行溝に収納される前記光源から前記薄肉端部に入射して前記傾斜背面部の内部を前記厚肉部に向って伝播する光を散乱する散乱手段を有することを特徴とする単位導光板。
  2. 矩形状の平坦な光射出面と、
    この光射出面の一辺に平行で前記光射出面の略中央部に位置する薄肉部と、
    前記薄肉部の両側に前記薄肉部と平行に形成される厚肉端部と、
    前記薄肉部の前記光射出面の裏面側に前記一辺に平行に形成され、線状に配置される光源を収納するための平行溝と、
    前記薄肉部の両側に配置され、前記一辺と直交する方向に沿って前記薄肉部から前記厚肉部に向って肉厚が厚くなる傾斜背面部と、
    前記平行溝に収納される前記光源から前記薄肉部に入射して前記傾斜背面部の内部を前記厚肉端部に向って伝播する光を散乱する散乱手段を有することを特徴とする単位導光板。
  3. 前記散乱手段は、下記式(1)および下記式(2)を満たす散乱粒子である請求項1または2に記載の単位導光板。
    1.1≦Φ・N・L・K≦8.2・・・(1)
    0.005≦K≦0.1・・・(2)
    (ただし、式中、Φは、散乱粒子の散乱断面積、Nは、単位導光板に含まれる散乱粒子の密度、Lは、前記光射出面の平行溝と直交する方向の一辺の半分の長さ、Kは、補正係数を表す。)
  4. 前記光射出面の表面粗さは、前記平行溝に平行な表面粗さをRa、前記平行溝に垂直な方向の表面粗さをRaとしたとき、下記式(3)を満たす請求項1〜3のいずれかに記載の単位導光板。
    Ra<Ra かつ Ra<100・・・(3)
  5. 前記光射出面に平行な面と前記傾斜背面部の傾斜面とが前記厚肉部または前記厚肉端部の頂点で交わる際に成す角度が、下記式(4)を満たす請求項1〜4のいずれかに記載の単位導光板。
    0°<α<45°・・・(4)
    (ただし、式中、前記光射出面に平行な面と前記傾斜背面部の傾斜面とが前記厚肉部または前記厚肉端部で交わる際に成す角度をαとする。)
  6. 請求項1および3〜6のいずれかに記載の単位導光板を2つ以上連結し、各光射出面が同一平面状に配置された導光板ユニットであって、
    隣接する2つの前記単位導光板を少なくとも前記一辺と直交する方向に互いの前記薄肉端部の前記平行溝の半部同士を連結して、線状に配置された前記光源を収納する前記平行溝を形成したことを特徴とする導光板ユニット。
  7. さらに、前記一辺と直交する方向に連結された前記2つ以上の単位導光板の連結体を、2組以上、互いの前記平行溝が同一線状に並ぶように、前記平行溝と平行な方向に連結したものである請求項6に記載の導光板ユニット。
  8. 請求項2〜6のいずれかに記載の単位導光板を2つ以上連結し、各光射出面が同一平面状に配置された導光板ユニットであって、
    隣接する2つの前記単位導光板が、互いの前記厚肉端部同士が連結されることにより、前記平行溝と直交する方向に連結されているか、または、互いの前記平行溝が同一線上に並ぶように、前記平行溝と平行な方向に連結されているか、もしくは、前記平行溝と平行な方向および直交する方向の両方に連結されているか、のいずれかであることを特徴とする導光板ユニット。
  9. さらに、矩形状の平坦な光射出面と、この光射出面の一端側の薄肉端部と、他端側の厚肉端部と、前記薄肉端部から前記厚肉部に向って肉厚が厚くなる傾斜背面部と、
    前記光源から前記薄肉端部に入射して前記傾斜背面部の内部を前記厚肉端部に向って伝播する光を錯乱する錯乱手段を有する単位導光板の半部を2つ有し、
    請求項2〜6のいずれかに記載の単位導光板の両端の前記厚肉端部、または、請求項8に記載の導光板ユニットの前記一辺と直交する方向の両端に配置される前記単位導光板の連結されていない前記厚肉端部のそれぞれに、前記単位導光板半部の前記厚肉端部を連結し、各光射出面が同一平面状に配置されたことを特徴とする導光板ユニット。
  10. 請求項6または7に記載の導光板ユニットと、
    前記導光板ユニットの隣接する前記単位導光板の前記薄肉端部の連結部に形成される前記平行溝内に線状に配置された前記光源とを有することを特徴とする面状照明装置。
  11. 前記導光板ユニットの前記一辺と直交する方向の両端に配置される前記導光板ユニットの連結されていない前記薄肉端部にも、前記光源が線状に配置される請求項10に記載の面状照明装置。
  12. 請求項8または9に記載の導光板ユニットと、
    前記導光板ユニットの各単位導光板の前記平行溝内に線状に配置された前記光源とを有することを特徴とする面状照明装置。
  13. 前記導光板ユニットが、前記一辺と直交する方向の両端にそれぞれ前記単位導光板半部が連結されている場合には、前記単位導光板の半部の連結されていない前記薄肉端部にも、前記光源が線状に配置される請求項12に記載の面状照明装置。
  14. 前記光源は、線状光源または線状に所定の間隔で配置された点光源である請求項10〜13のいずれかに記載の面状照明装置。
  15. 前記平行溝に配置された前記光源の光出射分布は、前記平行溝の天井方向より、両側の壁方向に大きい請求項10〜14のいずれかに記載の面状照明装置。
  16. 前記光射出面に垂直方向の前記単位導光板の最大厚みと前記光源間の距離との関係が、下記式(4)を満たす請求項10〜15に記載の面状照明装置。
    10T<D<1000T・・・(5)
    (ただし、式中、単位導光板の最大厚みをT、光源間の距離をDとする。)
  17. 前記線状に配置された光源同士の距離は、下記式(6)を満たす請求項10〜16に記載の面状照明装置。
    10mm<D・・・(6)
    (ただし、式中、前記線状に配置された光源同士の距離をDとする。)
  18. さらに、前記導光板ユニットの前記傾斜背面部の傾斜面の背面に配置された反射フィルムを有する請求項10〜17に記載の面状照明装置。
  19. さらに、前記導光板ユニットの前記光射出面の上に配置された拡散シートを有する請求項10〜18に記載の面状照明装置。
  20. さらに、前記導光板ユニットの前記光射出面と前記拡散シートとの間に配置されるプリズムシートを有する請求項10〜19に記載の面状照明装置。
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