JP2008027321A - 住宅用火災警報器 - Google Patents

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真 椿
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武 鎌田
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Abstract

【課題】火災警報器の使用にあたり、定期的な動作確認や製品の寿命がきた場合の交換といった、火災警報器の使用に伴うメンテナンスが行いやすく、なおかつ火災の検出が効率的に素早く行うことができる火災検出手段を備えた住宅用火災警報器を提供する。
【解決手段】空気吸込部と空気排気部102が設けられた空気流動孔103と、前記空気流動孔内部に設けられるとともに電気的に駆動し周囲の空気を強制的に流動させる空気流動手段104と、前記空気流動孔に臨み該空気流動孔内を流動する空気に接するよう設けられる火災検出手段105とを備えたことを特徴として住宅用火災警報器100を提供する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、住宅用火災警報器に関し、特に、メンテナンスが容易で、なおかつ効率的に火災を検出することが可能な住宅用火災警報器に関するものである。
住宅用火災警報器の例としては、特許文献1に開示されているように、火災時に発生する煙や熱を検出する火災検知部、火災発生時に警報を発する警報発生部、操作紐や操作ボタンにより警報を停止させたり、動作を確認する操作手段を備えるものが一般的である。
また、このような住宅用火災警報器は、住居内の天井や壁面などに専用の接続器具を用いて取付けられている。
また、住宅に設置する火災警報器は、主に、煙の発生を感知して警報を発する煙式の住宅用火災警報器、ならびに周囲の熱を感知して警報する熱式の住宅用火災警報器を用いることが一般的である。
特開2003−99871号
住宅用火災警報器の使用にあたっては、定期的な動作確認(例えば1ヶ月に1回から2回、長期不在の場合には帰宅時の確認)が推奨されている。また、製品自体は5年から10年で取り替えることが推奨されている。しかしながら、住宅用火災警報器が住居内の天井や壁面など、高所に取付けられている場合、前記動作確認や製品の交換が行いづらく、使用者にとって煩わしく感じられる場合があるという不便さがあった。
また、煙式の住宅用火災警報器においては、初期火災の煙で警報できるというメリットがあるが、煙の発生場所と該火災警報器の設置場所が離れている場合や、室内の空気の流れの関係で火災警報器の設置場所からみて煙の発生場所が風下になるような場合には、検出が遅れる場合があるという課題があった。
また、熱式の住宅用火災警報器においては、火災が発生した際に、煙の発生がなくとも、火災の熱により警報できるというメリットがあるが、周囲温度が所定の温度まで上昇するまで警報を出力しないため、警報の発生が遅れる場合があるという課題があった。
そこで本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、火災警報器の使用にあたり、定期的な動作確認や製品の寿命がきた場合の交換といった、火災警報器の使用に伴うメンテナンスが行いやすく、なおかつ火災の検出が効率的に素早く行うことができる火災検出手段を備えた住宅用火災警報器を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するために、本発明の請求項1では、空気吸込部と空気排気部が設けられた空気流動孔と、
前記空気流動孔内部に設けられるとともに電気的に駆動し周囲の空気を強制的に流動させる空気流動手段と、
前記空気流動孔に臨み該空気流動孔内を流動する空気に接するよう設けられる火災検出手段と
を備えたことを特徴として住宅用火災警報器を提供したものである。
これにより、住宅内に設置される日常的に使用する換気用ファンや、換気扇などに代えて本発明の住宅用火災警報器を設置することにより、定期的な動作の確認や製品の交換が行いやすく、なおかつ、周囲の空気を強制的に流動させるため、火災の検出が効率的に素早く行うことができる住宅用火災警報器を提供することができる。
また、前記火災検出手段を備えた火災検出部の電源は、前記空気流動手段の電源と共用することを特徴として住宅用火災警報器を提供してもよい。
これにより、商用電源を用いた火災警報器を設置するために、新たに商用配線を施工する場合と比較して、既存の換気用ファンや、換気扇に使用している商用配線を利用できるため非常に容易に住宅用火災警報器を設置することが可能となる。
また、前記空気吸込部には、前記空気流動孔内への塵埃などの流入を防止するフィルターを設けたことを特徴として住宅用火災警報器を提供してもよい。
これにより、火災検出手段への塵埃の付着を防止することができるため火災の検出を適切に行うことができ、また、前記フィルターを定期的に交換することにより、経年的にみて感度よく火災の検出を行うことができる住宅用火災警報器を提供することができる。
また、該火災検出手段が火災を検出した場合の警報表示部及び警報報知部、ならびに、前記火災検出部の警報停止操作部及び動作確認操作部が、
前記住宅用火災警報器の前面パネルもしくは別途設けられた外部操作部に設けられたことを特徴としてもよい。
これにより、定期的な動作の確認が行いやすく、使用者にとって使い勝手のよい住宅用火災警報器を提供することができる。
また、前記火災検出手段の周囲に該火災検出手段への塵埃の付着を防止するフィルターを設けるとともに、該フィルターを振動させるフィルター振動手段を設けたことを特徴としてもよい。
これにより、火災検出手段への塵埃の付着をより防止できるとともに、経年的にみて前記フィルターに塵埃が付着した場合でも、前記振動手段によりフィルターに付着した塵埃を振るい落とし、該振るい落とされた塵埃はファンにより空気流動孔の外へ排出されるため火災検出手段は常に適切な状態で火災を検出できる住宅用火災警報器を提供できる。
また、前記火災検出手段を振動させる火災検出手段振動手段を設けたことを特徴としてもよい。
これにより、前述した火災検出手段の周囲を覆うフィルターが不要とできるとともに、経年的にみて前記火災検出手段に塵埃が付着した場合でも、前記振動手段により該火災検出手段に付着した塵埃を振るい落とし、該振るい落とされた塵埃はファンにより空気流動孔の外へ排出されるため火災検出手段は常に適切な状態で火災を検出できる住宅用火災警報器を提供できる。
また、前記フィルター振動手段が振動する際に、連動して前記空気流動手段が動作することを特徴としてもよい。
これにより、前記空気流動手段が停止しているときに、前記フィルター振動手段を振動させる際も、連動して空気流動手段(ファン)が動作し、前記空気流動孔内に空気を流動させることができるため、より効率的に振るい落とされた塵埃をファンにより空気流動孔の外へ排出させることができる。
また、前記火災検出手段振動手段が振動する際に、連動して前記空気流動手段が動作することを特徴としてもよい。
これにより、前記空気流動手段が停止しているときに、前記火災検出手段振動手段を振動させる際も、連動して空気流動手段(ファン)が動作し、前記空気流動孔内に空気を流動させることができるため、より効率的に振るい落とされた塵埃をファンにより空気流動孔の外へ排出させることができる。
また、前記空気流動孔内において、前記空気流動手段の動作により生ずる空気流が直接火災検出手段に吹き付けられることを防止する火災検出手段風防部を設けたことを特徴として住宅用火災警報器を構成してもよい。
これにより、前記空気流動手段の動作により生ずる空気流が、直接火災検出手段に吹き付けられることによる、火災の検出時間の変動を低減させることができる。
本発明によれば、火災警報器の使用にあたり、定期的な動作確認や製品の寿命がきた場合の交換といった、火災警報器の使用に伴うメンテナンスが行いやすく、なおかつ火災の検出が効率的に素早く行うことができる火災検出手段を備えた住宅用火災警報器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
以下、本発明の実施例について図を参照しながら詳細に説明する。図1には、本発明の第一の実施形態についての概略側面図を示している。
101は空気吸込部、102は空気排気部、103は空気流動孔、104は空気流動手段、105は火災検出手段、1051は火災検出処理回路、106は電源供給部、107はフィルター、110は前面パネルであり、これらを備えて住宅用火災警報器100が構成されている。
住宅用火災警報器100の概略形状は略筒型をしており、空気吸込部101及び空気排気部102がそれぞれ空気流動孔103の端部に設けられ、該空気流動孔103の内部には、空気流動手段104が設けられている。
空気流動手段104は、電気的に駆動するモーター部と複数枚設けられた羽根部を備えて構成されており、該空気流動手段104が動作することにより、空気吸込部101から周囲の空気が吸込まれ、吸込まれた空気は、空気流動孔103を経て、空気排気部102から排気される。即ち、強制的に周囲の空気を流動させるよう動作する。
前記空気吸込部101には、塵埃の吸込を防止するためのフィルター107、ならびに前面パネル110が設けられている。該フィルター107は、一般的な換気扇などに用いられるフィルターと同等のもので構成され、容易に交換が行えるようになっている。
火災検出手段105は、火災を検出するセンサーであり、種々のセンサーを適用することが可能である。例えば、煙を検出する煙検出センサーや、熱を検出する熱検出センサーを用いて構成するとよい。また、該火災検出手段105は、前記空気流動孔103に臨むように設ける。
ここで、煙検出センサーについては、煙の濃度が一定以上になると出力信号を出力するものであり、煙検出の方式は、種々開示されているように、イオン化式、光電式などを用いるとよい。
また、熱検出センサーについては、周囲の温度が一定以上の温度になると出力信号を出力するものであり、熱検出の方式は、種々開示されているように、差動式、定温式、補償式などを用いるとよい。
前記火災検出手段105が火災を検出して出力される出力信号は、火災検出処理回路1051に入力される。該火災検出処理回路1051は、該出力信号を受けて、後述する火災警報表示部や警報報知部を動作させる。また、該火災検出処理回路1051は、後述する警報停止操作部114からの入力信号を受けて、発生している警報を停止させたり、警報動作確認操作部115からの入力信号を受けて、警報動作の確認のために火災警報表示部や警報報知部を動作させる機能を備えて構成されている。
電源供給手段106は、その一次側が商用電源と接続されるとともに、二次側には前記モータならびに火災検出処理回路1051が接続され、それぞれ該モータならびに火災検出処理回路1051の駆動に適した電源を供給するものである。
このように、周囲の空気を強制的に流動させ、吸い込んだ空気に接するように火災検出手段を設けたため、火災による煙の拡散状態や熱の発生状態に大きく影響されることなく効率的に火災による煙や熱を検出することができるものである。
図2には、住宅用火災警報器100の前面パネル110側から見た図を示している。
該前面パネル110の空気吸込部101に対応する部分には、空気の流動を妨げない程度にスリットが設けられている。また、該前面パネル110は取り外しが容易に行えるように、空気吸込部101に嵌め込み可能に設けてもよいし、ねじ止め可能に設けて構成してもよい。
また、該前面パネルには、住宅用火災警報器100の動作を入切させる電源ボタン111と、前記火災検出手段105が火災を検出した場合に動作し、周囲に火災が発生したことを表示する警報表示部112と、周囲に火災が発生したことを報知する警報報知部113と、警報の報知を停止させる警報停止操作部114と、警報動作の確認を行うための警報動作確認操作部115とが設けられている。
これらの、警報表示部112、警報報知部113、警報停止操作部114、警報動作確認操作部115は前記火災検出処理回路1051と接続されており、互いに信号を授受する。
前記警報表示部112は、周囲に火災が発生したことを知らせるために、LEDや電球などの発光手段により構成してもよいし、火災が発生したことをメッセージで表示する液晶ディスプレイやEL(エレクトロルミネセンス)ディスプレイで構成してもよい。
前記警報報知部113は、スピーカやブザーで構成するとよく、音声や電子音により火災の発生を報知する。
前記警報停止操作部は114、火災の発生により、前記警報表示部112ならびに前記警報報知部113により警報が表示・報知されている場合において、警報を停止させる場合に操作するもので、押しボタンにより構成されている。
前記警報動作確認操作部115、動作確認を行うためのもので、押しボタンにより構成されている。該警報動作確認操作部115を押圧操作することにより警報の表示や警報の報知が成され、該警報の表示や警報の報知が正常に行われるかどうかを確認するものである。住宅内に設置され、日常的に使用する換気用ファンや、換気扇に代えて本発明を適用することにより、このような確認作業(月に1回から2回行うことが推奨されている動作確認)を特に意識することなく容易に行うことができ、結果的に使用者の安全保護につながるものである。なお、前記警報停止操作部114と警報動作確認操作部115を一つのボタンとして構成し、警報が発生しているときに押すと警報が停止し、警報が発生していないときに確認のために押すと警報を発声するように構成してもよい。
また、前記警報表示部112、警報報知部113、警報停止操作部114、警報動作確認操作部115は、使用者にとって操作を行いやすくするために、前面パネルのみならず、別途外部に設けられた操作部に設けて構成してもよい。該外部に設けられた操作部は、有線にて壁面に設けられた操作パネルや表示・報知部であってもよいし、無線送受信を行うように構成した操作パネルや表示・報知部であってもよい。
図3には、本発明の第二の実施形態についての概略側面図を示している。第一の実施例と同等の部分については同一の番号を付している。
1052は火災検出手段用フィルターであり、火災検出手段105の周囲に設けられたフィルターである。
該フィルター1052は前記空気吸込部101に設けられたフィルター107を通過した塵埃などから火災検出手段105を保護するために設けたフィルターであり、前記フィルター107の目の細かさと同等か、もしくは該フィルター107よりも若干目の細かいフィルターを用いるとよい。これにより、塵埃(数百〜10μmの粒子)に対しては火災検出手段105を保護できるとともに、火災の煙成分(約10μm以下の粒子)は通過させることができ、火災の検出は有効に行うことができる。
1053は火災検出手段用フィルター振動手段であり、火災検出手段用フィルター1052の周囲に設けられた振動手段である。該火災検出手段用フィルター振動手段1053は、経年的にみて、前記火災検出手段用フィルター1052に付着した塵埃などの粒子を振るい落とすためのものである。
該火災検出手段用フィルター振動手段1053は、振動モーターやボイスコイルモーター、また、超音波振動子を用いて構成し、前記火災検出手段用フィルター1052に付着した塵埃などの粒子を振るい落とすことができるものであればよい。
該火災検出手段用フィルター振動手段1053は、前記火災検出処理回路1051からの信号を受けて動作する。動作のタイミングは、定期的な動作確認を行うために動作確認操作部115を押圧した場合に動作させてもよいし、該火災検出処理回路に機能を付加して、前記火災検出処理回路1051により動作を開始してからの経過時間をカウントしておき、一定期間が経った場合に動作を行うように構成してもよい。
これにより、火災検出手段105は、塵埃などの付着が極力少ない状態に保たれ、常に火災の検出を有効に効率的に行うことができる。
図4には、本発明の第三の実施形態についての概略側面図を示している。第一の実施例と同等の部分については同一の番号を付している。
第三の実施例においては、第二の実施例における火災検出手段用フィルター1052を設けず、火災検出手段105を火災検出手段用振動手段1054を用いて振動させ、経年的に付着した塵埃などを振るい落とすものである。
火災検出手段用振動手段1054は、火災検出手段105の周囲に設けられた振動手段である。該火災検出手段用振動手段1054は、経年的にみて、前記火災検出手段用フィルター1052に付着した塵埃などの粒子を振るい落とす。
1054は該火災検出手段用振動手段であり、前記火災検出手段用フィルター振動手段1053と同様、振動モーターやボイスコイルモーター、また、超音波振動子を用いて構成するとよく、前記火災検出手段用フィルター1052に付着した塵埃などの粒子を振るい落とすことができるものであればよい。
該火災検出手段用振動手段1054は、前記火災検出処理回路1051からの信号を受けて動作する。動作のタイミングは、定期的な動作確認を行うために動作確認操作部115を押圧した場合に動作させてもよいし、該火災検出処理回路に機能を付加して、前記火災検出処理回路1051により動作を開始してからの経過時間をカウントしておき、一定期間が経った場合に動作を行うように構成してもよい。
これにより、火災検出手段105は、塵埃などの付着が極力少ない状態に保たれ、常に火災の検出を有効に効率的に行うことができる。
また、前記火災検出手段用フィルター振動手段1053、及び火災検出手段用振動手段1054の動作のタイミングに合わせて、仮に、前記空気流動手段104を動作していない場合には該空気流動手段104を動作させるよう、前記火災検出処理回路1051を構成し、該火災検出処理回路1051から空気流動手段104に動作信号を送出するように構成してもよい。
図5には、本発明の第四の実施形態についての概略側面図を示している。第一の実施例と同等の部分については同一の番号を付している。
200は一般的な火災警報器であり、前記空気流動孔103の内部に配設されている。一般的な火災警報器を用いることにより、本発明の住宅用火災警報器の設置場所に応じて適宜火災の検出原理を違えて設置することができるという効果がある。
なお、以上説明を行った実施の形態に共通して、前記空気流動孔103内において、火災検出手段105が、前記空気流動手段104が動作した場合における空気流を直接受けることを防止する火災検出手段風防部を設けて構成してもよい。これは、前記空気流動手段104の動作により生ずる空気流が、直接火災検出手段105に吹き付けられることにより、火災の検出時間の変動が生ずる可能性があるため、該火災の検出時間の変動を極力防止する目的で設けている。前記火災検出手段風防部の形状は、該火災検出手段105を略覆うように形成されるとともに風下に向かって開口部が設けられるようにするとよい。
以上のように住宅用火災警報器を構成したため、住宅用火災警報器の使用にあたって、推奨されている定期的な動作確認を煩わしさを感じさせずに行うことができ、また、製品の取り替えにおいても、住宅用火災警報器が住居内の天井や壁面などの高所に取付けられている場合と比較して交換が行いやすく、さらには、火災の検出が効率的に行え、素早く警報を発することができることができる。
なお、本発明は、実施形態に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない限りにお
いて、適宜、必要に応じて、改良や設計変更は自由であり、例えば、前記空気流動孔内に検出原理を違えた複数の火災検出手段を設けてもよいし、空気流動手段として羽根式のプロペラタイプのファンに代えてシロッコタイプのファンとしてもよい。
本発明は、メンテナンスが容易で、効率的に火災の検出が行える住宅用火災警報器を開示したものであり、一戸建ての住宅や、マンションなどの集合住宅のほか、さらには、オフィスビルや工場内の火災警報手段としても適用できる可能性がある。
本発明の第一の実施形態を示した概略構成図である。 住宅用火災警報器の前面パネルを説明する図である。 本発明の第二の実施形態を示した概略構成図である。 本発明の第三の実施形態を示した概略構成図である。 本発明の第四の実施形態を示した概略構成図である。 従来技術を示す図である。
符号の説明
100 住宅用火災警報器
101 空気吸込部
102 空気排気部
103 空気流動孔
104 空気流動手段
105 火災検出手段
106 電源供給部
107 フィルター
110 前面パネル
111 電源ボタン
112 警報表示部
113 警報報知部
114 警報停止操作部
115 動作確認操作部
1051 火災検出処理回路
1052 火災検出手段用フィルター
1053 火災検出手段用フィルター振動手段
1054 火災検出手段振動手段
200 火災警報器


Claims (9)

  1. 空気吸込部と空気排気部が設けられた空気流動孔と、
    前記空気流動孔内部に設けられるとともに電気的に駆動し周囲の空気を強制的に流動させる空気流動手段と、
    前記空気流動孔に臨み該空気流動孔内を流動する空気に接するよう設けられる火災検出手段と
    を備えたことを特徴とする住宅用火災警報器。
  2. 前記火災検出手段を備えた火災検出部の電源は、前記空気流動手段の電源と共用することを特徴とする請求項1記載の住宅用火災警報器。
  3. 前記空気吸込部には、前記空気流動孔内への塵埃などの流入を防止するフィルターを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の住宅用火災警報器。
  4. 該火災検出手段が火災を検出した場合の警報表示部及び警報報知部、ならびに、前記火災検出部の警報停止操作部及び動作確認操作部が、
    前記住宅用火災警報器の前面パネルもしくは別途設けられた外部操作部に設けられたことを特徴とする請求項1乃至3記載の住宅用火災警報器。
  5. 前記火災検出手段の周囲に該火災検出手段への塵埃の付着を防止するフィルターを設けるとともに、該フィルターを振動させるフィルター振動手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の住宅用火災警報器。
  6. 前記火災検出手段を振動させる火災検出手段振動手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の住宅用火災警報器。
  7. 前記フィルター振動手段が振動する際に、連動して前記空気流動手段が動作することを特徴とする請求項5記載の住宅用火災警報器。
  8. 前記火災検出手段振動手段が振動する際に、連動して前記空気流動手段が動作することを特徴とする請求項6記載の住宅用火災警報器。
  9. 前記空気流動孔内において、前記空気流動手段の動作により生ずる空気流が直接火災検出手段に吹き付けられることを防止する火災検出手段風防部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項8記載の住宅用火災警報器。
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