JP2008027005A - 注文用端末装置、および注文処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】サーバを必要としない構成でありながら、受注先で効率的に注文内容を確認することができ、かつ、故障時においてもシステム全体が機能し、故障装置を容易に置き換えることができる注文用端末装置、および注文処理システムを提供する。
【解決手段】無線端末9をLAN5で接続する。無線端末9は、メニュー画面を表示して顧客の注文を受け付け、注文情報は、LAN5を経由して他の無線端末9に転送される。無線端末9は、注文情報をカテゴリ別に集計し、注文確認用の画面をカテゴリ別に表示する。厨房の各担当者は、自身の担当するカテゴリの注文確認用の画面を確認して調理を開始し、調理済みである旨を入力する。調理済みである旨を示す情報は他の無線端末9に転送され、他の無線端末9で確認することができる。
【選択図】図1
【解決手段】無線端末9をLAN5で接続する。無線端末9は、メニュー画面を表示して顧客の注文を受け付け、注文情報は、LAN5を経由して他の無線端末9に転送される。無線端末9は、注文情報をカテゴリ別に集計し、注文確認用の画面をカテゴリ別に表示する。厨房の各担当者は、自身の担当するカテゴリの注文確認用の画面を確認して調理を開始し、調理済みである旨を入力する。調理済みである旨を示す情報は他の無線端末9に転送され、他の無線端末9で確認することができる。
【選択図】図1
Description
この発明は、ネットワークを経由して商品を注文する注文用端末装置、およびこの注文用端末装置を用いた注文処理システムに関する。
従来、注文処理システムとして、顧客の注文内容を従業員等が注文用端末に入力し、中央サーバが集約管理するものが提案されている(例えば特許文献1〜5参照)。このようなシステムでは、中央サーバが注文用端末から注文を受け付けると、この注文内容を厨房の各担当者(厨房用端末)へ配信する。厨房の各担当者は、厨房用端末(レシートプリンタ等)で注文内容を確認し、調理を行う。
また、顧客から厨房に対して直接オーダーをすることができるシステムも提案されている(例えば特許文献6参照)。このシステムは、顧客がオーダー専用端末装置を操作して食べ物を注文すると、この内容が厨房に設置されたプリンタからプリントアウトされるものである。
特開平8−44311号公報
特開2002−140412号公報
特開2003−196750号公報
特開2003−256526号公報
特開2005−242846号公報
特開平10−293795号公報
しかし、上記従来の注文処理システムは、注文処理用の高機能な中央サーバを有するため、導入コストや維持費が多大に必要となる問題点が有った。
また、サーバが故障した場合、注文処理システム全体が機能しなくなるという問題も有った。サーバ故障時にもシステムが機能するためには、バックアップサーバ等を設置し、冗長なシステムを構成しなければならず、やはり導入コスト、維持費が多大に必要となっていた。
この発明は、サーバを必要としない構成でありながら、受注先で効率的に注文内容を確認することができ、かつ、故障時においてもシステム全体が機能し、故障装置を容易に置き換えることができる注文用端末装置、および注文処理システムを提供することを目的とする。
この発明の注文用端末装置は、映像を表示する表示部と、利用者による操作を受け付ける操作部と、他の装置と情報を送受信する通信部と、商品の商品コード、価格を含む情報からなる商品データベースと、注文された商品の情報を記憶する注文商品テーブルと、発注モード処理、および受注モード処理を選択的に実行する制御部と、を備えた注文用端末装置であって、前記発注モード処理は、前記商品データベースに基づいてメニュー画面を構成して前記表示部に表示させるべく出力し、前記操作部が受け付けた利用者の操作に基づいて、少なくとも商品コード、および個数を含む発注情報を作成し、当該発注情報に基づいて前記注文商品テーブルを更新するとともに、前記通信部を介して発注情報を送信する動作であり、前記受注モード処理は、前記注文商品データベースに基づいて注文された商品のリストを含む受注画面を構成して前記表示部に表示させるべく出力し、前記操作部が受け付けた利用者の操作に基づいて、受注側の対応状況を示す注文処理情報を作成し、当該注文処理情報に基づいて前記注文商品テーブルを更新するとともに、前記通信部を介して注文処理情報を送信する動作であり、さらに、前記制御部は、前記通信部を介して他の装置から受信した発注情報、および注文処理情報に基づいて、前記注文商品テーブルを更新することを特徴とする。
この構成では、商品のメニュー画面を表示し、顧客による注文を受け付ける。受け付けた注文情報により自身の注文用端末装置の注文商品テーブルを更新するとともに、この注文情報を他の注文用端末装置に送信する。また、他の注文用端末装置から注文情報を受信した場合にも注文商品テーブルを更新する。
さらに、この構成では、注文商品テーブルに基づいて、注文された商品の受注画面を表示し、受注側の対応状況を受け付ける。受注側の対応状況を示す注文処理情報により、自身の注文用端末装置の注文商品テーブルを更新するとともに、この注文処理情報を他の注文用端末装置に送信する。また、他の注文用端末装置から注文処理情報を受信した場合にも注文商品テーブルを更新する。
これにより、サーバを必要としない構成でありながら、受注側で効率的に注文内容を確認することができる。また、受注側の係員の操作による更新(例えば調理済みである旨の入力)も全ての端末で確認することができる。
さらに、この構成では、注文商品テーブルに基づいて、注文された商品の受注画面を表示し、受注側の対応状況を受け付ける。受注側の対応状況を示す注文処理情報により、自身の注文用端末装置の注文商品テーブルを更新するとともに、この注文処理情報を他の注文用端末装置に送信する。また、他の注文用端末装置から注文処理情報を受信した場合にも注文商品テーブルを更新する。
これにより、サーバを必要としない構成でありながら、受注側で効率的に注文内容を確認することができる。また、受注側の係員の操作による更新(例えば調理済みである旨の入力)も全ての端末で確認することができる。
また、この発明は、前記操作部が利用者による解除操作を受け付けた場合にのみロックを解除するロック手段を備え、前記制御部は、前記ロック手段がロック解除した場合に限り、前記受注モード処理を実行することを特徴とする。
この構成では、受注処理モード(すわなち受注画面の表示)は、(パスワード等により)ロックされている。したがって、顧客が受注画面を確認できないようになっており、係員だけが確認して、注文処理情報を入力することができる。
また、この発明は、前記操作部は、タッチパネルと、前記メニュー画面または前記受注画面に含まれるボタンと、からなることを特徴とする。
この構成では、タッチパネルの画面に表示されているボタンをタッチすることで操作を入力する。これにより、発注モード処理用の操作ボタン、受注モード処理用の操作ボタン等を専用に構成する必要が無く、画面を変更することにより自由に構成することができる。
また、この発明は、前記制御部は、前記発注モード処理を実行する場合、前記注文商品テーブルの更新を行わないことを特徴とする。
この構成では、発注モード処理を実行する場合は、注文商品テーブルを更新しない。これにより、顧客用の注文用端末装置では、他の装置で発注が有った場合でも、無駄な処理を実行せず、他の処理を(例えば表示部と操作部を用いてゲーム機能を)実行することができる。
また、この発明は、前記商品は、複数のカテゴリに分類されており、前記受注モード処理における受注画面は、選択された一部のカテゴリの商品のリストを表示することを特徴とする。
この構成では、商品はカテゴリ別に分類されている。受注画面では、カテゴリ別の商品リストが表示され、受注側の係員は、自身の担当分の注文内容を効率よく確認することができる。
この発明の注文処理システムは、ネットワークを介して、複数の請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の注文用端末装置を接続し、そのうち一部の注文用端末装置の制御部に、前記発注モード処理を実行させ、他の一部の注文用端末装置の制御部に、前記受注モード処理を実行させることを特徴とする。
この構成では、複数の注文用端末装置をネットワークで接続する。各端末は、発注モード処理を実行する端末と、受注モード処理を実行する端末と、に分けられる。サーバを必要としない構成であるため、故障時においても注文処理システム全体が機能する。また、店舗に設置した注文用端末装置も、受注側(厨房など)に設置した注文用端末装置も全て同じハードウェア構成、ソフトウェア構成であり、モードの切り換え(表示画面の切り換え)により容易に顧客側と受注側の端末を入れ替えることができ、故障装置を容易に置き換えることができる。
また、この発明は、ネットワークを介して、複数の請求項5に記載の注文用端末装置を受注用端末装置として接続し、これらの受注用端末装置の制御部に、それぞれ分担して複数のカテゴリの商品のリストを表示するように、前記受注モード処理を実行させ、さらに、複数の請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の注文用端末装置を発注用端末装置として接続し、これらの発注用端末装置の制御部に、前記発注モード処理を実行させることを特徴とする。
この構成では、複数の注文用端末装置をネットワークで接続する。各端末は、発注モード処理を実行する端末と、受注モード処理を実行する端末と、に分けられる。受注モード処理を実行する複数の端末は、それぞれ分担して複数のカテゴリを表示する。例えば、にぎり担当者用の端末は、にぎりのカテゴリをリスト表示し、飲物担当者用の端末は、飲物のカテゴリをリスト表示する。
この発明によれば、サーバを必要としない構成でありながら、受注側の各担当者が注文内容を効率的に確認することができる。
また、故障時においてもシステム全体が機能し、故障装置を容易に置き換えることができる。
図面を参照してこの発明の実施形態である注文処理システムについて説明する。この実施形態では、飲食店における飲食物の注文処理に適用された注文処理システムの例を示す。
図1は、同飲食店におけるネットワーク構成を説明する図である。この飲食店には、複数の携帯用の無線端末9A〜9G、無線アクセスポイント8A、8B、およびルータ4が設置されている。携帯用の無線端末9A〜9D、および無線アクセスポイント8Aは、店舗2に設置されている。無線端末9E〜9G、および無線アクセスポイント8Bは、厨房3に設置されている。無線端末9A〜9Gは、全て同じハードウェア構成、およびソフトウェア構成を有する。
飲食店では、店内の(有線)LAN5を介してルータ4、無線アクセスポイント8A,8Bが接続されており、無線アクセスポイント8を介した無線通信によって複数台の無線端末9A〜9GがLAN5に接続されている。
ルータ4は、飲食店の管理室内等に設置され、インターネット10に接続される。複数の無線端末9は、各顧客、および担当者に1台ずつ設置される。同図においては、顧客1Aに無線端末9A、顧客1Bに無線端末9B、顧客1Cに無線端末9Cが設置されている。
また、会計担当者1D(が在席するレジカウンタ等)には、無線端末9Dが設置されている。厨房3のにぎり担当者1E(が在席する調理場)には、無線端末9Eが設置され、汁物担当者1Fには無線端末9Fが設置され、飲物担当者1Gには無線端末9Gが設置されている。
なお、無線アクセスポイント8、および無線端末9の設置個数、設置場所はこの例に限るものではない。
また、会計担当者1D(が在席するレジカウンタ等)には、無線端末9Dが設置されている。厨房3のにぎり担当者1E(が在席する調理場)には、無線端末9Eが設置され、汁物担当者1Fには無線端末9Fが設置され、飲物担当者1Gには無線端末9Gが設置されている。
なお、無線アクセスポイント8、および無線端末9の設置個数、設置場所はこの例に限るものではない。
無線端末9は、顧客の注文を処理し、その注文内容を店内の他の無線端末9に送信する注文処理機能を有している。また、店舗2、厨房3にいる各担当者が入力した操作内容を処理し、その操作内容を他の無線端末9に送信する。各担当者が入力する操作内容としては、例えば厨房3の各担当者が顧客の注文に応じて行った調理を終えた旨を示す内容、および店舗2の会計担当者1Dが、顧客の注文が会計済みである旨を示す内容等である。
また、無線端末9は、顧客のIDカードを読み取ってその顧客をサーバにログインさせるログイン機能、ゲームプログラムをするゲーム機能等も有している。さらに、この無線端末9は、カラオケ店などのリクエスト用端末として用いることも可能である。リクエスト用端末として用いる場合、各カラオケ個室に設置されているカラオケ装置と対応づけられ、顧客(カラオケ利用者)が無線端末9を操作して行ったリクエストが対応づけられたカラオケ装置に送信される。カラオケ装置は、受信したリクエストのカラオケ曲を演奏する。
ルータ4は、インターネット10を介して、外部のセンタサーバ(図示せず)と接続される。センタサーバは、顧客データ等を蓄積記憶している。各無線端末9は、LAN5,ルータ4およびインターネット10を介してセンタサーバにアクセスし、顧客データのダウンロード(顧客のログイン)等の通信を行う。
この注文処理システムで顧客が飲食物を注文する場合、各顧客は、無線端末9の注文処理プログラムを起動し、この注文処理プログラムを用いて注文する商品を選択し、その個数を入力する。無線端末9(注文処理プログラム)は、この入力された内容を注文情報として各無線端末9に(ブロードキャストで)送信する。
図2は、顧客1Aが無線端末9Aを用いて飲食物を注文した場合のデータの流れを示す図である。顧客1Aの注文情報は、無線端末9Aから他の無線端末9B〜9Gに送信される。なお、ルータ4にも送信されているが、ルータ4は、この注文情報を破棄する。
各無線端末9は、注文情報を受信すると、これを集計し、カテゴリ別にディスプレイに表示する。厨房3の各担当者は、この表示にしたがって注文内容を確認し、調理を行う。各担当者は、調理を終えると、注文確認画面から、調理を終えた旨を入力する。担当者が調理を終えた旨を入力すると、無線端末9は、この操作内容を示す情報を他の無線端末9に送信する。
図3は、にぎり担当者1Eが無線端末9Eを用いて調理を終えた旨を入力した場合のデータの流れを示す図である。にぎり担当者1Eの操作内容を示す情報は、無線端末9Eから他の無線端末9A〜9Dおよび無線端末9F、9Gに送信される。なお、この場合もルータ4にも送信されているが、ルータ4は、この操作内容を示す情報を破棄する。
無線端末9は、タッチパネル機能を備えたLCDディスプレイを有しており、このLCDディスプレイに上述した種々の機能を選択するボタンを表示している。顧客、および担当者が、そのボタンのうちの注文ボタンをタッチすると、注文処理機能(注文処理プログラム)が起動する。また、上述の注文確認画面は、パスワード管理されており、顧客が見ることができないようになっている。なお、注文内容画面を顧客が見ることができるようにしてもよいが、顧客が調理を終えた旨を入力したり、会計済である旨を入力したりすることができないようにしてもよい。
顧客からの注文の受け付けは、例えば大カテゴリ→サブカテゴリ→個別商品の順にカテゴリ別に注文を受け付ける方式等を採用する。以下、カテゴリ別に注文を受け付ける方式について説明する。
図6に示すように、無線端末9は、トップページで、すし、汁物等の大カテゴリを選択する画面を表示し、顧客の選択に応じて、サブカテゴリの選択ページを表示する。例えば、すしのサブカテゴリは、にぎり、巻物、その他等であり、汁物のサブカテゴリは、みそ汁、すまし等である。顧客は、このツリーを辿ってゆくことで、所望の注文ページにたどり着くことができ、その注文ページで注文ボタンをタッチすることで、所望の飲食物を注文することができる。無線端末9は、顧客が飲食物を注文すると、図2に示したように、他の無線端末9に注文情報を送信する。これにより、全ての無線端末9で同じ注文情報を共有する。
メニューを掲載したページ(注文処理ページ)は、センタサーバから各無線端末9に定期的に配信され、更新される。飲食店の経営者は、定期的にセンタサーバに対し、自店のメニューの変更を示す情報を送信する。
無線端末9は、トップページで、担当者から特定の操作(例えばパスワード入力)を受け付けると、管理画面に移行する。管理画面では、各担当者用に、カテゴリ別の注文表示選択ができるようになっている。例えば、にぎり用注文表示を選択すると、図7(A)に示すように、にぎり用注文確認ページが表示され、にぎりの注文リストを確認することができる。また、飲物用注文表示を選択すると、図7(B)に示すように、飲物用ページが表示され、飲物の注文リストを確認することができる。
各担当者は、注文リストの「ステータス」をタッチすることで、「ステータス未」を「ステータス済」に変更することができる。これにより、調理を終えた旨を入力することができる。また、会計担当者は、注文リストの「ステータス」をタッチすることで、「ステータス済」を「ステータス会計済」に変更することができる。これにより、会計を終えた旨を入力することができる。無線端末9は、担当者がステータスの変更を入力すると、図3に示したように、他の無線端末9にステータス変更を示す情報を送信する。これにより、全ての無線端末9で同じ情報を共有し、同じ画面を見ることができる。
図4は、無線端末9の外観図である。また、図5は、同無線端末9の構成を示すブロック図である。上述したように、無線端末9A〜9Gは、全て同じ構成であり、図4に示す外観、および図5に示す構成を有する。
図4において、この無線端末9は、飲食物の注文用端末、および注文内容の確認用端末、決済用端末として機能するほか、顧客のログイン機能や、カメラによる撮影機能を有し、カラオケ曲の予約や曲のテンポ・キーをコントロールする機能を備えたいわゆるリモコン装置としても機能する。なお、上記注文用端末としての機能は、カメラ53、マイク55を用いたテレビ電話機能を含んでいる。
無線端末9は、図4に示すように、略五角形(ホームベース状)の形状をしており、筐体の接合部がシール処理された防滴構造になっている。これは飲食店でも高い信頼性で動作するようにしているためである。この筐体の中央部にLCDディスプレイ50を備えている。このLCDディスプレイ50の下方中央にカードリーダ部52、その左右にステレオスピーカ51が設けられている。また、LCDディスプレイ50の上端部には、カメラ53、ストロボフラッシュ54、マイク55が設けられている。
LCDディスプレイ50は、タッチパネル機能を有している。LCDディスプレイ50には、動作モードに応じて各種のボタンが表示され、利用者によるボタン操作をタッチパネルスイッチ69(図5参照)が検出する。飲食物の注文時には、商品を選択するためのボタンが表示され、担当者が注文内容を確認する場合にはステータス(未調理、調理済、会計済)を変更するためのボタンが表示される。なお、パスワードを入力するためのテンキー、パソコン配列のキーボード等のタッチキーも表示される。
カードリーダ52には、顧客のIDカードがセットされる。IDカードは無線通信機能を備えたICカードである。カードリーダ部52の内部には、非接触カードインタフェース65(図5参照)のアンテナが埋め込まれている。顧客のIDカードがカードリーダ部52にセットされると、非接触カードインタフェース65が無線通信でIDカードと通信し、このIDカードに記憶されている顧客IDを読み取る。無線端末9は、読み取ったIDをLAN5−ルータ4−インターネット10を介してセンタサーバに送信する。センタサーバは、無線端末9から顧客IDを受信することにより、当該顧客の利用履歴を更新するとともに、当該無線端末9に対してこの顧客の顧客情報を送信する。無線端末9は、センタサーバから顧客情報を受信して、顧客の名前を表示し、顧客個別対応を行う。例えば、常連の顧客には飲食物の料金を割り引いて表示する等の処理を行う。
また、この無線端末9は簡略な音源を内蔵しており、楽音を再生して楽曲の演奏をする機能を有している。この再生された楽音がステレオスピーカ51から出力される。また、上述したように、この無線端末9は、ゲームプログラムも内蔵している。顧客は、飲食物が来るまでの待ち時間で楽音を聴いたり、ゲームを楽しんだりすることができる。
図5は、同無線端末9のブロック図である。無線端末9を制御するCPU60には、内部バスを介してROM61、RAM62、音源63、非接触カードインタフェース65、無線LANインタフェース66、周辺機器コントローラ68が接続されている。
ROM61には、この無線端末9の動作を制御する注文処理プログラムを含む各種プログラムが記憶されている。ROM61は、フラッシュメモリで構成されており、USBインタフェースを介して接続される外部装置によってプログラムの書き換えやバージョンアップが行われる。RAM62には、前記各種プログラムの動作領域、顧客情報等の各種データ記憶領域が設定される。
音源63は、楽曲データ(MIDIデータ)に基づいて楽音を発生させることができるものである。この音源63は、上記楽音の再生時、ゲームプログラム起動時に利用される。音源63にはアンプ64が接続されている。アンプ64は、音源63が生成した楽音を増幅してステレオスピーカ51に出力する。
非接触カードインタフェース65は、カードリーダ部52にセットされた非接触媒体であるIDカードと通信するためのインタフェースである。この非接触カードインタフェース65は、電磁波で非接触カードに電源を供給する機能および無線で非接触カードと通信する機能を備えている。
無線LANインタフェース66は、アンテナ67を内蔵し、無線アクセスポイント8を介してこの無線端末9をLAN5に接続するためのインタフェースである。
マイク55が収音した音声信号は、A/Dコンバータ73でデジタル信号に変換されてCPU60に入力される。
周辺機器コントローラ68には、前記LCDディスプレイ50、タッチパネルスイッチ69、カメラ53、ストロボフラッシュ54のほか、赤外線リモコン信号をカラオケ装置に対して送信する赤外線リモコン送信部70、他の装置と赤外線通信をするためのIrDA71、USBインタフェース72等が接続されている。
カメラ53はストロボフラッシュ54とともにスチールカメラとして機能するほか、マイク55とともにテレビ電話として機能する。
赤外線リモコン送信部70は、この無線端末9をカラオケ店舗の各カラオケルームに設置して用いる場合に、同じ部屋のカラオケ装置と対応づけるペアリング処理時に用いられる。無線端末9は、カラオケ店舗においては、リモコン装置として機能するが、ペアリング処理をすることにより、特定のカラオケ装置(同じ個室内のカラオケ装置)と対応づけられ、カラオケ曲のリクエスト情報等はこの対応づけられたカラオケ装置に自動的に送信される。また、カラオケ曲の演奏中には、LCDディスプレイ50にカラオケ曲の歌詞テロップが、カラオケ装置によるカラオケ曲の演奏と同期して表示される。USBインタフェース72は、この装置にパーソナルコンピュータ等のメンテナンス装置を接続してROM(フラッシュメモリ)61に記憶されているプログラム(ファームウェア)を書き換えるときに使用される。
また、上記のようにこの無線端末9は、防滴筐体を有しタッチパネルディスプレイを備えた構造になっているため、蒸気や油の飛散等で環境の悪い厨房に設置しても高い信頼性で動作し、且つ操作も容易であり、厨房で調理者が直接端末装置を操作してオーダーを確認することができ、オーダー(注文)の連絡を効率的に厨房に伝えることができる。
図8は、注文処理ページの構成例を示す図である。同図(A)は、注文処理プログラムが起動したとき、最初に表示されるトップページを示している。このトップページは、飲食物のカテゴリを選択する画面になっている。また、同図(B)は、「すし」のカテゴリのなかの「にぎり」のサブカテゴリで商品を選択する画面を示している。
同図(A)において、トップページのページ画像100は、4つのカテゴリボタン102〜105を表示し、さらに、その下方に、頭文字入力ボタン106、商品No(番号)入力ボタン107、注文履歴ボタン108を表示したものである。カテゴリボタン102〜105は、すしボタン102、飲物ボタン103、汁物ボタン104、その他ボタン105である。また、頭文字入力ボタン106は、ツリーを辿らずに商品名を入力して直接商品発注ページに到達するための頭文字入力ページへ移行するためのボタンである。商品No入力ボタン107は、ツリーを辿らずに商品番号を入力して直接商品発注ページに到達するための商品番号入力ページへ移行するためのボタンである。注文履歴ボタン108は、現在の顧客が入店してから今まで注文した商品の履歴を表示するページへ移行するためのボタンである。
同図(B)において、中央部には、4つの商品(中トロ、えび、タコ、タマゴ)の写真が表示される。各写真に付随して、その商品を選択するとともにその注文個数を加算する「選ぶ」ボタン111、注文個数を減算する「減らす」ボタン112が表示される。ただし、品切れ中の商品については、これらのボタンは表示されない。また、画面下方には、注文した商品と個数を注文情報として他の無線端末9に送信する「注文する」ボタン115が表示される。
また、画面に表示する商品を変更する各種ボタン群113,114が写真の上下に表示される。ボタン群113は、商品カテゴリを図6のツリーの横方向に移動するためのボタンである。また、ボタン群114は、同じカテゴリ内の異なる商品を表示させるためのボタンである。また画面の上左端部には画面表示を同図(A)のトップページにもどすためのトップページボタン116が表示される。
図7は、注文内容確認ページの構成例を示す図である。同図に示す表は、担当者が上記トップページで特定の操作を行った場合に表示される。注文内容確認ページは、カテゴリ別に表示されるマトリクスからなる。各カテゴリの注文確認ページは、「テーブル」、「内容」、「個数」、「ステータス」の項目からなり、「テーブル」の項目には顧客が在席するテーブル番号が表示され、「内容」の項目には、顧客の注文内容(中トロ、ハマチなど)が表示される。また、「個数」の項目には、注文内容毎にその注文個数が表示される。「ステータス」の項目には、注文内容毎に未調理「未」であるか、調理済み「済」であるか、会計済み「会計済」であるか、が表示される。また、「ステータス」の項目に表示される文字は、タッチすることができるボタンとなっており、「未」の表示をタッチすると「済」に変更されるようになっている。また、「済」の表示をタッチすると「会計済」に変更されるようになっている。
図6は、複数の注文処理ページのリンク構造の一部を示す図である。図6、および図8に示したトップページ(001)は、上述した4つのカテゴリボタンにより、4つのサブカテゴリページ、すなわち、すしページ(002)、汁物ページ(003)、飲物ページ(004)、その他ページ(005)にリンクしている。さらに、すしページ(002)には、さらにサブカテゴリの、にぎりページ(006)、巻物ページ(007)、その他ページ(008)がリンクしている。また汁物ページ(003)には、さらにサブカテゴリの、みそ汁ページ(009)、すましページ(010)がリンクしている。
また、トップページ(001)は、管理ページ(011)にリンクしており、パスワード入力すると管理ページ(011)に移行するようになっている。管理ページ(011)は、カテゴリボタンが表示され、4つのカテゴリ別注文内容確認ページ、すなわち、にぎり用注文確認ページ(012)、汁物用注文確認ページ(013)、飲物用注文確認ページ(014)にリンクしている。
図9は、注文手順を示すフローチャートである。同図(A)は、顧客が注文操作を行う場合の無線端末9の動作を示す。同図(B)は、注文情報を受信した場合の無線端末9の動作を示す。顧客が無線端末9を操作して注文処理プログラムを起動し、メニューの表示を要求すると(S1)、無線端末9は、メニュー画面、すなわち注文処理ページをLCDディスプレイ50に表示する(S2)。
無線端末9のLCDディスプレイ50にメニューが表示されると、顧客は、このメニューに表示された飲食物を選択して、個数を入力する等の注文処理を行う(S3)。無線端末9は、注文操作によって入力された内容を注文情報として他の無線端末9に送信する(S4)。
無線端末9は、注文情報を受信すると(S11)、注文された飲食物のカテゴリ(にぎり、汁物、飲物)別に集計し(S12)、図7に示したカテゴリ別の表示内容を変更する(S13)。これにより、注文情報は、全ての無線端末9で共有される。
図10は、注文確認手順を示すフローチャートである。同図(A)は、担当者が入力操作を行う場合の無線端末9の動作を示す。同図(B)は、ステータス変更情報を受信した場合の無線端末9の動作を示す。
担当者が無線端末9を操作して管理ページの各カテゴリ別注文確認ページからステータスの変更操作を行うと(S21)、無線端末9は、自身の端末のステータス表示を変更する(S22)。すなわち集計されている注文情報のステータスを変更する。その後、他の無線端末9にステータス変更情報を送信する(S23)。
無線端末9は、ステータス変更情報を受信すると(S31)、これに基づいて集計されている注文情報のステータスを変更し(S32)、LCDディスプレイ50の表示を変更する(S33)。例えば、図7(A)のテーブル番号8、内容甘エビ、個数2のステータスを「未」から「済」に変更する旨を示すステータス変更情報を受信した場合、自身の端末のステータスを「未」から「済」に変更してLCDディスプレイ50に表示する。
以上のようにして、LAN内に中央サーバが無い簡易な構成であっても、各担当者は、注文内容を確認することができ、他の担当者の調理進行状況、決済状況も把握することができる。また、この構成では、注文情報、調理進行状況、決済状況が全ての無線端末9に送信されるため、いずれか1つの無線端末9が故障したとしても、システム全体は機能し、注文内容を確認することができる。また、故障した端末を容易に置き換えることができ、臨時的に他の無線端末9を用いて注文内容を確認することができる。例えばにぎり担当者は、自身の無線端末9が故障したときでも、他の担当者(汁物担当者)の無線端末9を用いて、にぎり用注文確認ページを見ることができる。
以上のようにして、LAN内に中央サーバが無い簡易な構成であっても、各担当者は、注文内容を確認することができ、他の担当者の調理進行状況、決済状況も把握することができる。また、この構成では、注文情報、調理進行状況、決済状況が全ての無線端末9に送信されるため、いずれか1つの無線端末9が故障したとしても、システム全体は機能し、注文内容を確認することができる。また、故障した端末を容易に置き換えることができ、臨時的に他の無線端末9を用いて注文内容を確認することができる。例えばにぎり担当者は、自身の無線端末9が故障したときでも、他の担当者(汁物担当者)の無線端末9を用いて、にぎり用注文確認ページを見ることができる。
図11は、経営者等が飲食店のメニューを変更する場合の手順を説明する図である。図6に示した注文処理ページのデータは、各無線端末9に保存されているが、定期的にセンタサーバから配信されることで、変更することができる。同図(A)は、提供する飲食物を削除するメニュー削除処理の処理手順を示す図である。同図(B)は、提供する飲食物を新たに追加するメニュー登録処理の処理手順を示す図である。
同図(A)のメニュー削除処理において、提供する飲食物を削除する経営者が、無線端末9を操作してメニュー削除要求をセンタサーバに送信する(S41)。なお、経営者は、この処理を行う前に、経営者専用のIDカードを読み取らせて、無線端末9をセンタサーバにログインさせておくものとする。センタサーバは、この削除要求を受信すると(S42)、無線端末9に対して、センタサーバが管理している、その飲食店におけるメニューを送信する(S43)。
無線端末9は、センタサーバからメニューを受信すると(S44)、このメニューをLCDディスプレイ50に表示する(S45)。経営者は、表示されたメニューの中から削除する飲食物を選択する(S46)。無線端末9は選択された飲食物を削除するための削除情報を作成してセンタサーバに対して送信する(S47)。センタサーバは、無線端末9から削除情報を受信して(S48)、この削除情報で指定された飲食物の情報を注文処理ページから削除する(S49)。
同図(B)のメニュー登録処理において、提供する飲食物を追加登録する飲食店の経営者が、まずメニューとして表示する飲食物の情報を入力する。この情報の入力は、まずカテゴリの入力(S61)、飲食物名、価格の入力(S62)、カメラ53による飲食物の撮影(S63)等である。
こののち、経営者が、無線端末9を操作してメニュー追加登録要求をセンタサーバに送信する(S64)。センタサーバは、この追加登録要求を受信すると(S65)、無線端末9に対して、新たな飲食物をメニューに登録するための登録フォームを送信する(S66)。
無線端末9は、センタサーバから登録フォームを受信すると(S67)、この登録フォームに先に入力してあった情報(カテゴリー、飲食物名、価格、写真等)を流し込んで登録情報を作成し(S68)、これをセンタサーバに送信する(S69)。なお、登録フォームへの情報の流し込みは、自動的に行っても手動で行ってもよい。
センタサーバは、無線端末9から登録情報を受信し(S70)、登録情報のカテゴリに登録情報の飲食物をメニューとして追加する(S71)。
以上のように、経営者は、メニュー内容を簡単に変更することができる。
なお、上記実施形態では、全ての無線端末9で情報を共有し、注文確認用ページの内容を更新する例について説明したが、無線端末9を設置するときに、それぞれの無線端末9が顧客用であるか、担当者用であるかを入力しておく(セットアップする)ことで、担当者用の無線端末のみ、注文情報等に基づいて注文確認用ページの内容を更新するようにしてもよい。すなわち、各担当者の無線端末9D〜9Gは、受信した注文情報等に基づいて注文確認用ページの内容を更新し、顧客の無線端末9A〜9Cは、受信した注文情報等を破棄する。これにより、顧客が注文内容確認用のページを見たとしても何ら表示されず、パスワードのロックをしなくともよい。また、更新作業を行わないため、CPUの処理負担を低減し、他の処理(例えばゲーム機能の実行)を妨げることがない。
なお、上記実施形態では、全ての無線端末9で情報を共有し、注文確認用ページの内容を更新する例について説明したが、無線端末9を設置するときに、それぞれの無線端末9が顧客用であるか、担当者用であるかを入力しておく(セットアップする)ことで、担当者用の無線端末のみ、注文情報等に基づいて注文確認用ページの内容を更新するようにしてもよい。すなわち、各担当者の無線端末9D〜9Gは、受信した注文情報等に基づいて注文確認用ページの内容を更新し、顧客の無線端末9A〜9Cは、受信した注文情報等を破棄する。これにより、顧客が注文内容確認用のページを見たとしても何ら表示されず、パスワードのロックをしなくともよい。また、更新作業を行わないため、CPUの処理負担を低減し、他の処理(例えばゲーム機能の実行)を妨げることがない。
また、無線端末9を設置するときに、それぞれの無線端末9がにぎり担当者用であるか、汁物担当者用であるか、飲物担当者用であるか、等を入力しておくことで、以下のようなダイレクト注文処理を行うこともできる。
図12は、ダイレクト注文処理を示すフローチャートである。ダイレクト注文とは、無線端末9のテレビ電話機能を用いて顧客と担当者とが直接会話することによって、注文処理ページであるメニュー画面を介することなく、注文を行う機能である。
顧客が無線端末9を操作してダイレクト注文を要求すると、無線端末9は、全ての無線端末9に対してダイレクト注文の要求メッセージを送信する(S81)。他の無線端末9は、それぞれこのダイレクト注文要求メッセージを受信する(S82)。厨房の無線端末9は、要求が有った無線端末9に対して、担当者を示す情報(その無線端末9がにぎり担当者用であるか、汁物担当者用であるか、飲物担当者用であるか、等)を返信する(S83)。顧客側の無線端末9は、ダイレクト注文要求メッセージを受信した場合、これを破棄し、返信をしない。要求メッセージを送信した無線端末9は、この担当者情報を受信して、LCDディスプレイ50にリスト表示する(S84)。
顧客は、無線端末9のLCDディスプレイ50に表示された担当者リストから所望の担当者を選択する(S85)。無線端末9は、この担当者選択情報を厨房の無線端末9に送信する(S86)。
厨房の無線端末9は、この担当者選択情報を受信し(S87)、自身の担当者を示す担当者選択情報であるか否かを判断する(S88)。自身の担当者を示す情報でない場合は、動作を終える。自身の担当者を示す情報である場合は、応答メッセージを送信する(S89)。なお、応答メッセージは厨房担当者が無線端末9を操作したときに送信するようにしてもよい。
顧客側の無線端末9が、この応答を受信すると(S90)、厨房側の無線端末9と接続し、テレビ電話機能で相互に映像,音声を送受する(S91、S92)。これにより、顧客は、厨房の担当者に対して口頭で直接注文をすることができる。
このダイレクト注文の注文形態は、鮮魚の寿司等頻繁に品揃えが変化する商品の注文に好適である。
なお、この実施形態では、飲食店における注文処理システムについて説明したが、無論、商品は、飲食物に限定されるものではない。カラオケ店舗において、各カラオケルームの顧客の注文処理を行うこともできる。
なお、本実施形態では、無線端末の機能として、顧客のIDカードを読み取ってその顧客をサーバにログインさせるログイン機能、ゲームプログラムをするゲーム機能、カラオケ店などのリクエスト用端末として用いる機能、等を搭載した例を示したが、無論これらは本発明において必須の構成ではなく、無線端末としては、携帯電話やPDA等を用いることも可能である。
2−店舗
3−厨房
4−ルータ
8−無線アクセスポイント
9−無線端末
3−厨房
4−ルータ
8−無線アクセスポイント
9−無線端末
Claims (7)
- 映像を表示する表示部と、
利用者による操作を受け付ける操作部と、
他の装置と情報を送受信する通信部と、
商品の商品コード、価格を含む情報からなる商品データベースと、
注文された商品の情報を記憶する注文商品テーブルと、
発注モード処理、および受注モード処理を選択的に実行する制御部と、
を備えた注文用端末装置であって、
前記発注モード処理は、前記商品データベースに基づいてメニュー画面を構成して前記表示部に表示させるべく出力し、前記操作部が受け付けた利用者の操作に基づいて、少なくとも商品コード、および個数を含む発注情報を作成し、当該発注情報に基づいて前記注文商品テーブルを更新するとともに、前記通信部を介して発注情報を送信する動作であり、
前記受注モード処理は、前記注文商品データベースに基づいて注文された商品のリストを含む受注画面を構成して前記表示部に表示させるべく出力し、前記操作部が受け付けた利用者の操作に基づいて、受注側の対応状況を示す注文処理情報を作成し、当該注文処理情報に基づいて前記注文商品テーブルを更新するとともに、前記通信部を介して注文処理情報を送信する動作であり、
さらに、前記制御部は、前記通信部を介して他の装置から受信した発注情報、および注文処理情報に基づいて、前記注文商品テーブルを更新する
注文用端末装置。 - 前記操作部が利用者による解除操作を受け付けた場合にのみロックを解除するロック手段を備え、
前記制御部は、前記ロック手段がロック解除した場合に限り、前記受注モード処理を実行する請求項1に記載の注文用端末装置。 - 前記操作部は、タッチパネルと、前記メニュー画面または前記受注画面に含まれるボタンと、からなる請求項1、または請求項2に記載の注文用端末装置。
- 前記制御部は、前記発注モード処理を実行する場合、前記注文商品テーブルの更新を行わないことを特徴とする請求項1、請求項2、または請求項3に記載の注文用端末装置。
- 前記商品は、複数のカテゴリに分類されており、
前記受注モード処理における受注画面は、選択された一部のカテゴリの商品のリストを表示する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の注文用端末装置。 - ネットワークを介して、複数の請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の注文用端末装置を接続し、
そのうち一部の注文用端末装置の制御部に、前記発注モード処理を実行させ、
他の一部の注文用端末装置の制御部に、前記受注モード処理を実行させる注文処理システム。 - ネットワークを介して、複数の請求項5に記載の注文用端末装置を受注用端末装置として接続し、
これらの受注用端末装置の制御部に、それぞれ分担して複数のカテゴリの商品のリストを表示するように、前記受注モード処理を実行させ、
さらに、複数の請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の注文用端末装置を発注用端末装置として接続し、
これらの発注用端末装置の制御部に、前記発注モード処理を実行させる注文処理システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006196274A JP2008027005A (ja) | 2006-07-18 | 2006-07-18 | 注文用端末装置、および注文処理システム |
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JP2006196274A Pending JP2008027005A (ja) | 2006-07-18 | 2006-07-18 | 注文用端末装置、および注文処理システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2006
- 2006-07-18 JP JP2006196274A patent/JP2008027005A/ja active Pending
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