JP2008026443A - レボルバ装置及びレボルバ装置を備える顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】付勢手段の摩耗を抑制することができ、対物レンズの位置決め精度が悪化し難いレボルバ装置及びレボルバ装置を備える顕微鏡を提供する。
【解決手段】レボルバ装置10のレボルバ本体20に、クリック溝36に係合する鋼球23と、この鋼球23をクリック溝36に付勢する板ばね21とを設けた。レボルバ本体20に対して回転可能であるとともに、複数の対物レンズを装着可能なレボルバ回転部材30に、クリック溝36が形成された環状部材40を固定した。環状部材40をレボルバ回転部材30より硬い材料で形成した。
【選択図】図2

Description

この発明はレボルバ装置及びレボルバ装置を備える顕微鏡に関する。
一般に、顕微鏡は、アームに装着されるレボルバ本体と、このレボルバ本体に回転可能に装着されるレボルバ回転部材とで構成されるレボルバ装置を備えている。レボルバ回転部材には通常倍率の異なる複数の対物レンズが装着される。
レボルバ回転部材の対物レンズの直上に位置する部分には微分干渉観察用のノマルスキープリズムを装着することができるようにスロットが設けられているものがあるが、スロットを設けると、レボルバ回転部材が厚く、重くなるため、レボルバ本体は、アルミニウムを用いて軽量化が図られている。
レボルバ装置は、各対物レンズを正確に観察光学系の光軸上に配置するための位置決め機構としてクリック機構を備えている。クリック機構は、レボルバ回転部材に設けられ、装着される対物レンズの数に対応する鋼球と、レボルバ本体に設けられた板ばねに形成され、レボルバ回転部材の回転にしたがって鋼球と係合するクリック溝とを有する。
レボルバ回転部材を回転させると、各々の対物レンズに対応するクリック溝に鋼球が係合するので、選択された対物レンズが観察光学系の光軸上に正確に位置決めされる。
特開2001−91835号公報
しかし、上記クリック機構では、板ばねはバネ性を確保しなければならず、鋼球より柔らかい材料で形成されるので、板ばねは摩耗し易かった。したがって、対物レンズの位置決め精度が悪化し易いという問題があった。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は対物レンズの位置決め精度が悪化し難いレボルバ装置及びレボルバ装置を備える顕微鏡を提供することである。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、顕微鏡本体への装着部を有するレボルバ本体と、このレボルバ本体に対して回転可能であるとともに、複数の光学素子を装着可能なレボルバ回転部材と、このレボルバ回転部材及び前記レボルバ本体の一方に固定され、位置決め溝が形成された位置決め部材と、前記レボルバ回転部材及び前記レボルバ本体の他方に設けられ、前記位置決め溝に係合する係合部材と、この係合部材を前記位置決め溝に付勢する付勢手段とを備え、前記位置決め部材は前記レボルバ回転部材及び前記レボルバ本体の一方より硬い材料で形成されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のレボルバ装置において、前記位置決め部材に前記位置決め部材より硬い材料のめっきが施されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のレボルバ装置において、前記レボルバ回転部材の材料はアルミニウムであることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のレボルバ装置を備えていることを特徴とする顕微鏡である。
この発明によれば、対物レンズの位置決め精度が悪化し難くなる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施形態に係るレボルバ装置を備える顕微鏡の側面図である。
顕微鏡MSは、アーム1と、アーム1の上部に取り付けられた接眼レンズ2を有する鏡筒3と、アーム1の下面に取り付けられ、複数の対物レンズ(光学素子)4を有するレボルバ装置10と、アーム1を支持する支持部5と、上下動するステージ6とを備えている。
レボルバ装置10はアーム1の下面に対して着脱可能である。
図2はこの発明の一実施形態に係るレボルバ装置の断面図、図3は図2のA矢視図である。
レボルバ装置10はレボルバ本体20とレボルバ回転部材30とを備える。
レボルバ本体20には、クリック機構の一部を構成するほぼ三角形の板ばね(付勢手段)21の基端部が2つのビス22で取り付けられている(図3参照)。板ばね21の先端部には鋼球(係合部材)23が支持されている。複数のクリック溝(位置決め溝)36のいずれかに鋼球23を板ばね21の付勢力によって落ち込ませることで対物レンズ4の位置決めが行われる。
クリック溝36はレボルバ回転部材30の周縁部39の上面にビス41で固定された環状部材(位置決め部材)40の上面に周方向へ等間隔に形成されている。環状部材40はレボルバ回転部材30より硬い材料(例えばステンレス鋼)で形成されている。なお、環状部材40の表面には摩擦を低減させるためにグリスが塗布されている。クリック溝36の数はレボルバ回転部材30に装着可能な対物レンズ4の数と同じ(この実施形態の場合は5)である。
なお、環状部材40の材料を真鍮とし、真鍮の表面に例えば電解めっきによってHCr(硬質クロム)面を形成するようにしてもよい。
また、レボルバ本体20の中央部には下方へ突出する筒部24が形成され、この筒部24に形成されたねじ穴27にレボルバ回転部材30の回転中心となる回転軸31が螺着されている。この回転軸31の頭部の座面にはテーパ面31aが形成されている。
レボルバ回転部材30の中心部には回転軸31の頭部を収容可能な中心穴32が形成されており、テーパ面31aと中心穴32の内周面との間にはベアリングボール33が転動可能に配置されている。
また、レボルバ本体20の周縁部に形成された段差部25と、レボルバ回転部材30の周縁部39の内周面35との間にはベアリングボール34が転動可能に配置されている。
この構成によって、レボルバ回転部材30はレボルバ本体20に対して回転可能に支持される。
レボルバ回転部材30には、複数の対物レンズ4を装着するための複数の装着孔37が周方向へ等間隔に形成されている。対物レンズ4の光軸は顕微鏡MSのステージに対し垂直な方向の観察光軸と一致する(図2参照)。
また、レボルバ回転部材30には、微分干渉観察用のノマルスキープリズム50を装着することができるように、対物レンズ4と同数のスロット38が設けられている。ノマルスキープリズム50はホルダ51に保持されている。ホルダ51はスロット38に挿脱可能である。ホルダ51をスロット38に挿入したとき、ノマルスキープリズム50は対物レンズ4の直上に配置される。
なお、レボルバ回転部材30の重量の増加を抑えるため、レボルバ回転部材30の材料としてはアルミニウム(アルミニウムを主成分とするアルミニウム合金を含む)が用いられている。レボルバ回転部材30はアルミダイキャストやアルミニウムのブロックからの削り出しによって製作される。
図2、3に基づいて微分干渉観察を行うときのレボルバ装置の動作を説明する。
ノマルスキープリズム50をスロット38に挿入し、回転軸31を中心としてレボルバ回転部材30を回転させると、鋼球23は環状部材40の上面を板ばね21に付勢されながら相対的に摺動する。
回転部材30が所定角度回転すると、鋼球23はクリック溝36に落ち込む。クリック溝36に落ち込んだ鋼球23は板ばね21の付勢力によってクリック溝36に押し付けられる。
その結果、いずれかの対物レンズ4が観察光軸上に位置決めされる。
この実施形態によれば、環状部材40はレボルバ回転部材30より硬い材料で形成され、その上面を板ばね21に支持された鋼球23が摺動する。したがって、鋼球23の摺動は耐摩耗性の高い材料同士が接触することになり、摩耗が抑えられ、対物レンズ4の位置決め精度が悪化し難くなる。これとともに、レボルバ回転部材30には、硬度は低いが軽い材料を使用することができる。
なお、上記実施形態では、レボルバ回転部材30側にクリック溝36を、板ばね21を介してレボルバ本体20に鋼球23をそれぞれ設けたが、レボルバ回転部材30に付勢手段として板ばね21を介して鋼球を、レボルバ本体20側にクリック溝をそれぞれ設け、鋼球をクリック溝に落ち込ませるようにしてもよい。このとき、鋼球を摺動させる位置決め部材としての環状部材はレボルバ本体20より硬い材料で形成されることは勿論である。
また、上記実施形態は手動タイプのレボルバ装置にも、電動タイプのレボルバ装置にも適用可能である。高速で対物レンズの切換動作を繰り返す半導体検査装置等に用いられる電動タイプのレボルバ装置に上記実施形態を適用することは耐久性の観点から特に有効である。
図1はこの発明の一実施形態に係るレボルバ装置を備える顕微鏡の側面図である。 図2はこの発明の一実施形態に係るレボルバ装置の断面図である。 図3は図2のA矢視図である。
符号の説明
2:対物レンズ(光学素子)、10:レボルバ装置、20:レボルバ本体、21:板ばね(付勢手段)、23:鋼球(係合部材)、30:レボルバ回転部材、36:クリック溝(位置決め溝)、40:環状部材(位置決め部材)、MS:顕微鏡。

Claims (4)

  1. 顕微鏡本体への装着部を有するレボルバ本体と、このレボルバ本体に対して回転可能であるとともに、複数の光学素子を装着可能なレボルバ回転部材と、このレボルバ回転部材及び前記レボルバ本体の一方に固定され、位置決め溝が形成された位置決め部材と、前記レボルバ回転部材及び前記レボルバ本体の他方に設けられ、前記位置決め溝に係合する係合部材と、この係合部材を前記位置決め溝に付勢する付勢手段とを備え、
    前記位置決め部材は前記レボルバ回転部材及び前記レボルバ本体の一方より硬い材料で形成されている
    ことを特徴とするレボルバ装置。
  2. 前記位置決め部材に前記位置決め部材より硬い材料のめっきが施されていることを特徴とする請求項1記載のレボルバ装置。
  3. 前記レボルバ回転部材の材料はアルミニウムであることを特徴とする請求項1又は2記載のレボルバ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載のレボルバ装置を備えていることを特徴とする顕微鏡。
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