JP2010054888A - レボルバ装置及びレボルバ装置を備える顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】クリック溝等の摩耗を抑制して耐久性の高いレボルバ装置及びレボルバ装置を備える顕微鏡を提供する。
【解決手段】レボルバ回転部材30の周縁部39に周方向へ所定の間隔で形成された複数のクリック溝36に、レボルバ回転部材30の回転中心へ向けて傾斜するV溝面36A、第2斜面36Bを形成した。また、クリック溝36間を結ぶ弧状部にレボルバ回転部材30の回転中心へ向けて傾斜する第1斜面36Cを形成した。V溝面36A、第2斜面36B及び第1斜面36Cの傾斜角度をベアリングがクリック溝36及び弧状部に線接触可能な角度とした。また、レボルバ回転部材30をアルミニウムまたはアルミニウム合金により構成し、さらにその基材の表面に潤滑性金属を形成した。
【選択図】図6

Description

この発明はレボルバ装置及びレボルバ装置を備える顕微鏡に関する。
従来、顕微鏡のアームに装着されるレボルバ本体と、このレボルバ本体に回転可能に装着されるレボルバ回転部材とで構成されるレボルバ装置を備えている顕微鏡がある。通常、レボルバ回転部材には通常倍率の異なる複数の対物レンズが装着される。
レボルバ装置は、複数の対物レンズの中から選択された対物レンズを正確に観察光軸上に配置するための位置決め機構としてクリック機構を備えている。
このクリック機構は、レボルバ回転部材に設けられ、複数の対物レンズにそれぞれ対応する複数のクリック溝と、レボルバ本体に板ばねを介して設けられ、クリック溝に係合可能な例えばベアリングとを備える。レボルバ回転部材を回転させると、ベアリングが対物レンズに対応するクリック溝に係合し、所望の対物レンズが光軸上に位置決めされる。
特開2006−276192号公報
上記クリック機構では、ベアリングは回転軸を中心に転動する円筒状の筐体(内部に鋼球を有する)を備える。したがって、クリック溝及びクリック溝間を結ぶ弧状部と係合部材(例えばベアリング)の相対的な位置関係によってはクリック溝の上面や弧状部の上面と係合部材とが点線接触するため、ベアリングが線接触しないクリック溝及び弧状部の他方は摩耗し易い。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題はクリック溝等の摩耗を抑制して耐久性の高いレボルバ装置及びレボルバ装置を備える顕微鏡を提供することである。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、レボルバ本体と、このレボルバ本体に対して回転可能であるとともに、複数の光学素子を装着可能な回転部材と、前記回転部材の回転軸と、前記回転部材及び前記レボルバ本体の一方の周方向へ所定の間隔で形成される複数のクリック溝と、前記回転部材及び前記レボルバ本体の他方に設けられ、前記クリック溝に係合する係合部材と、この係合部材を前記クリック溝に付勢する付勢手段とを備え、前記係合部材と対峙する前記クリック溝と前記クリック溝間を結ぶ弧状部との少なくとも一方は、前記回転部材の回転軸に対して傾斜し、前記係合部材に線接触又は面接触可能な斜面が形成され、前記回転部材は、アルミニウムまたはアルミニウム合金により構成された基材と、その基材の表面に形成された潤滑性金属を有することを特徴とするレボルバ装置である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のレボルバ装置において、前記斜面は、前記弧状部に形成された、第1斜面だけで形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のレボルバ装置において、前記斜面は、前記クリック溝に形成された、第2斜面だけで構成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載のレボルバ装置において、前記斜面は、前記弧状部に形成された第1斜面と、前記クリック溝に形成され、前記第1斜面と同じ傾斜方向であるが前記第1斜面と異なる傾斜角度を有する第2斜面とで構成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載のレボルバ装置において、前記潤滑性金属は、ケイ素(Si)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、スズ(Sn)、モリブデン(Mo)タングステン(W)からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のレボルバ装置において、前記潤滑性金属は、前記基材との金属間化合物形成により結合されていることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項記載のレボルバ装置を備えていることを特徴とする顕微鏡である。
この発明によれば、クリック溝等の摩耗を抑制してレボルバ装置及びレボルバ装置を備える顕微鏡の耐久性を高めることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の第1実施形態に係るレボルバ装置を備える顕微鏡の側面図である。
顕微鏡MSは、アーム1と、アーム1の上部に取り付けられた接眼レンズ2を有する鏡筒3と、アーム1の下面に取り付けられ、複数の対物レンズ4を有するレボルバ装置10と、アーム1を支持する支持部5に沿って上下動するステージ6とを備えている。レボルバ装置10はアーム1の下面に対して着脱可能である。
図2はこの発明の一実施形態に係るレボルバ装置の断面図、図3は図2のA矢視図である。図2、図3は円筒形の転動体であるベアリング(係合部材)23がクリック溝36に落ち込んだ状態を示している。
レボルバ装置10はレボルバ本体20とレボルバ回転部材(回転部材)30とを備える。クリック機構の一部を構成する板ばね(付勢手段)21はほぼ三角形の平板であり、その基端部が2つのビス22でレボルバ本体20の段差部25に取り付けられている。板ばね21の係合部材側端部にはベアリング(係合部材)23が回転可能に支持されている。
ベアリング23の中心孔に装着されたほぼ円柱状の支持部材24の端部は半円柱状に形成されている。支持部材24は平面24aとこの平面24aに直交する平面24bとを有する。板ばね21の係合部材側端部の下面が支持部材24の平面24aに溶接されている。その結果、ベアリング23の中心軸Oと板ばね21の係合部材側端部の下面とは同一仮想平面上に位置する。なお、ベアリング23の板ばね21への取付方法は上述のものに限られるものではなく、特開2006−276192号公報に記載されているように、板ばね21の係合部材側端部をL字形に折り曲げ、板ばね21の係合部材側端部にベアリング23の中心軸Oを支持させるようにしてもよい。
クリック溝36にベアリング23を落ち込ませることで対物レンズ4の位置決めが行われる。なお、板ばね21は平板状のものに限られない。
ベアリング23としては、例えばラジアル玉軸受やラジアルコロ軸受が用いられる。なお、高い回転精度が要求される場合には静圧軸受けを採用すればよい。また、ころがり軸受に代えて円筒形焼結含油軸受等のすべり軸受を用いることもできる。なお、ベアリング23の直径は5mm程度である。
レボルバ回転部材30は、アルミニウムまたはアルミニウム合金により構成された基材と、その基材の表面に形成された潤滑性金属を有しており、レボルバ回転部材30の周縁部39の上面には、クリック溝36が周方向へ等間隔に形成されている。
前記潤滑性金属は、ケイ素(Si)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、スズ(Sn)、モリブデン(Mo)タングステン(W)からなる群より選ばれる少なくとも1種である。また、前記潤滑性金属は、前記基材との金属間化合物形成により結合されている。
クリック溝36はレボルバ回転部材30の周縁部39の上面に周方向へ等間隔で形成されている。クリック溝36の数はレボルバ回転部材30に装着可能な対物レンズ4の数と同じ(この実施形態の場合は5)である。
また、レボルバ本体20の中央部には下方へ突出する筒部28が形成され、この筒部28に形成されたねじ穴27にレボルバ回転部材30の回転中心となる皿ねじ31が螺着されている。この皿ねじ31の座面にはテーパ面31aが形成されている。
レボルバ回転部材30の中心部には皿ねじ31の頭部を収容可能な中心穴32が形成されており、テーパ面31aと中心穴32の内周面との間にはベアリングボール33が転動可能に配置されている。
また、レボルバ本体20の周縁部に形成された段差部26と、レボルバ回転部材30の周縁部39の内周面35との間にはベアリングボール34が転動可能に配置されている。
この構成によって、レボルバ回転部材30はレボルバ本体20に対して回転可能に支持される。レボルバ回転部材30には複数の対物レンズ4を装着するための複数の装着孔37が周方向へ等間隔に形成されている。
図4はレボルバ回転部材の部分側面図、図5は図4の5A−5A線に沿う断面図、図6は図4のB矢視図である。図5の紙面に向かって左側にレボルバ回転部材30の回転軸が配置されている。
レボルバ回転部材30の周縁部39の上面には5つのクリック溝36が形成されている。クリック溝36間を結ぶ5つの弧状部39Aの上面には第1斜面36Cが形成されている。第1斜面36Cはレボルバ回転部材30の回転軸へ向けて傾斜している。
クリック溝36は第1斜面36Cに連なる第2斜面36Bとこの第2斜面36Bに連なるV溝面36Aとで構成されている。第2斜面36B、V溝面36Aのそれぞれの傾斜方向は第1斜面36Cの傾斜方向と同じでレボルバ回転部材30の回転軸に向かって傾斜しているが、それぞれの傾斜角度は第1斜面36Cの傾斜角度と異なる。
V溝面36A、第2斜面36B、第1斜面36Cと回転軸31に直交する面とのなす角度がα、β、γ(α<β<γ)である。角度γは、ベアリング23が弧状部39Aの上面を転動している状態でベアリング23と第1斜面36Cとが線接触する角度、角度α、βはクリック溝36に落ち込んだ状態でベアリング23と第2斜面36B、V溝面36Aとが線接触する角度である。なお、α=0°、β=5°、γ=10°である。
図7、8はレボルバ装置の部分断面図である。図7はベアリングがクリック溝に落ち込んだ状態を示し、図8はベアリングがクリック溝間の弧状部を転動している状態を示す。
図に基いてレボルバ装置10の動作を説明する。回転軸31(図2参照)を中心としてレボルバ回転部材30を回転させると、ベアリング23はレボルバ回転部材30の周縁部39の上面を板ばね21に付勢されながら相対的に転動する。
弧状部39Aの上面を転動するベアリング23は第1斜面36Cからクリック溝36の第2斜面36B(図6参照)を経てV溝面36Aに落ち込む。V溝面36A、第2斜面36B、第1斜面36Cがレボルバ回転部材30の回転中心へ向けて傾斜しているので、ベアリング23は第1斜面36C、第2斜面36B及びV溝面36Aに対して線接触している。つまり、ベアリング23の形状は回転軸を有する円筒形の筐体中に複数の鋼球を備えるものである。この円筒形の筐体の円筒表面が周縁部39の上面又は溝の上面に常に当接した状態にある。
V溝面36Aに落ち込んだベアリング23は板ばね21の付勢力によってV溝面36Aに押し付けられる。その結果、対物レンズ4(図2参照)が観察光軸上に位置決めされる。
この実施形態によれば、ベアリング23は第1斜面36C、第2斜面36B、V溝面36Aを線接触状態で転動するので、従来例のようにベアリング23が周縁部39(弧状部39A)の上面又はクリック溝36を点接触状態(周縁部9の上面又はクリック溝36の上面とベアリング23の外周面の辺部とが接触する状態)で摺動することに起因する弧状部39A又はクリック溝36の摩耗や変形を大幅に抑制でき、長期間に亘って位置決め精度や安定したクリック動作を維持することができる。また、ベアリング23の中心軸Oと板ばね21の係合部材側端部の下面とが同一仮想平面上に位置させれば、板ばね21に生じるねじれが小さくなり、高い位置決め精度を得ることができる。
なお、上記実施形態では、レボルバ回転部材30にクリック溝36を、板ばね21を介してレボルバ本体20にベアリング23をそれぞれ設けたが、レボルバ回転部材30に付勢手段として板ばね21を介してベアリングを、レボルバ本体20にクリック溝をそれぞれ設け、ベアリングをクリック溝に落ち込ませるようにしてもよい。
また、上記実施形態は手動タイプのレボルバ装置にも、電動タイプのレボルバ装置にも適用可能である。高速で対物レンズの切換動作を繰り返す半導体検査装置等に用いられる電動タイプのレボルバ装置に上記実施形態を適用することは特に有効である。
なお、係合部材はベアリング23に限られるものではなく、転動しない円柱や円錐台等の辺部を有する部材の場合に有効である。
図9はレボルバ回転部材の変形例を示す部分側面図である。
レボルバ回転部材130の周縁部139の上面にはクリック溝136と、クリック溝136間を結ぶ弧状部139Aとが形成されている。弧状部139Aの上面には第1斜面136Cが形成されている。第1斜面136Cはレボルバ回転部材130の回転軸へ向けて傾斜している。
クリック溝136は第1斜面136Cに連なるV溝面である。V溝面136の傾斜方向は第1斜面136Cの傾斜方向と同じであるがV溝面136の傾斜角度は第1斜面136Cの傾斜角度と異なる。因みに、第1斜面136Cは回転軸に対して直交する面としてもよい。
図10、11はこの発明の第2実施形態に係るレボルバ装置の部分断面図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。図10はベアリングがクリック溝に落ち込んだ状態を示し、図11はベアリングが弧状部39Aを転動している状態を示す。
この実施形態は、レボルバ本体220の中央の段差部225の高さを第1実施形態の段差部25より高くした点及び周縁部139の上面又はクリック溝136の上面の傾斜方向がレボルバ本体220の回転軸からレボルバ本体の外周方向に向かって傾斜している点で第1実施形態と相違する。このとき、角度αとγとの関係は、α>γである。なお、α=17.5°、γ=12.5°である。
レボルバ本体220の周縁部に形成された段差部226と、レボルバ回転部材30の周縁部39の内周面35との間にはベアリングボール34が転動可能に配置されている。
また、レボルバ本体220の中央の段差部225には板ばね21の基端部がビス22で取り付けられているレボルバ回転部材30はレボルバ本体220に対して回転可能に支持されている。
この実施形態によれば、レボルバ回転部材30は、アルミニウムまたはアルミニウム合金により構成された基材と、その基材の表面に形成された潤滑性金属を有しており、レボルバ回転部材30の周縁部39の上面には、クリック溝36が周方向へ等間隔に形成されている。
そして、潤滑性金属の上面を板ばね21に支持されたベアリングボール34が摺動する。したがって、ベアリングボール34の摺動は耐摩耗性の高い材料同士が接触することになり、摩耗が抑えられ、対物レンズ4の位置決め精度が悪化し難くなる。これとともに、レボルバ回転部材30には、硬度は低いが軽い材料を使用することができる。
レボルバ装置の動作は第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。なお、上記各実施形態において、αとγとの角度差が小さい場合には、β=α又はβ=γとしてもよい。この場合、より部材の加工が容易になる。
また、上記各実施形態では、この発明をレボルバ装置に適用した場合について述べたが、ターレット(フィルタ用)に適用することもできる。
更に、上記各実施形態では弧状部とクリック部36,236との両方に斜面を形成したが、弧状部及びクリック部36,236の一方をレボルバ本体20の上面と平行な平面とし、弧状部及びクリック部36,236の他方を斜面としてもよい。
図1はこの発明の第1実施形態に係るレボルバ装置を備える顕微鏡の側面図である。 図2はこの発明の一実施形態に係るレボルバ装置の断面図である。 図3は図2のA矢視図である。 図4はレボルバ回転部材の部分側面図である。 図5は図4の5a−5a線に沿う断面図である。 図6は図4のB矢視図である。 図7はレボルバ装置の部分断面図である。 図8はレボルバ装置の部分断面図である。 図9はレボルバ回転部材の変形例を示す部分側面図である。 図10はこの発明の第2実施形態に係るレボルバ装置の部分断面図である。 図11はこの発明の第2実施形態に係るレボルバ装置の部分断面図である。
符号の説明
10:レボルバ装置、20:レボルバ本体、21:板ばね(付勢手段)、23:ベアリング(係合部材)、30:レボルバ回転部材(回転部材)、36,136,236:クリック溝、36A:V溝面、36B:第2斜面、36C:第1斜面、39A:弧状部、MS:顕微鏡。

Claims (7)

  1. レボルバ本体と、
    このレボルバ本体に対して回転可能であるとともに、複数の光学素子を装着可能な回転部材と、
    前記回転部材の回転軸と、
    前記回転部材の周方向へ所定の間隔で形成される複数のクリック溝と、
    前記レボルバ本体の他方に設けられ、前記クリック溝に係合する係合部材と、
    この係合部材を前記クリック溝に付勢する付勢手段とを備え、
    前記係合部材と対峙する前記クリック溝と前記クリック溝間を結ぶ弧状部との少なくとも一方は、前記回転部材の回転軸に対して傾斜し、前記係合部材に線接触又は面接触可能な斜面が形成され、
    前記回転部材は、アルミニウムまたはアルミニウム合金により構成された基材と、その基材の表面に形成された潤滑性金属を有することを特徴とするレボルバ装置。
  2. 前記斜面は、前記弧状部に形成された、第1斜面だけで形成されていることを特徴とする請求項1記載のレボルバ装置。
  3. 前記斜面は、前記クリック溝に形成された、第2斜面だけで構成されていることを特徴とする請求項1記載のレボルバ装置。
  4. 前記斜面は、前記弧状部に形成された第1斜面と、前記クリック溝に形成され、前記第1斜面と同じ傾斜方向であるが前記第1斜面と異なる傾斜角度を有する第2斜面とで構成されていることを特徴とする請求項1記載のレボルバ装置。
  5. 前記潤滑性金属は、ケイ素(Si)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、スズ(Sn)、モリブデン(Mo)タングステン(W)からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のレボルバ装置。
  6. 前記潤滑性金属は、前記基材との金属間化合物形成により結合されていることを特徴とする請求項5記載のレボルバ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載のレボルバ装置を備えていることを特徴とする顕微鏡。
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