JP2008024570A - 構造制御されたカーボンナノウォール、及びカーボンナノウォールの構造制御方法 - Google Patents

構造制御されたカーボンナノウォール、及びカーボンナノウォールの構造制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カーボンナノウォール(CNW)のウォール間の間隔を変化させ、その表面積を制御させたり、その結晶性を制御して高電位における耐腐食性を向上させるカーボンナノウォール(CNW)の構造制御方法を提供するとともに、構造制御された高表面積のカーボンナノウォール(CNW)及び高結晶性のカーボンナノウォール(CNW)を提供する。
【解決手段】(1)ウォール表面積が50cm/cm−基板・μm以上であることを特徴とするカーボンナノウォール。(2)照射レーザ波長514.5nmで測定したラマンスペクトルのDバンド半値幅が85cm−1以下の結晶性を有することを特徴とするカーボンナノウォール。(3)ウォール表面積が50cm/cm−基板・μm以上であるとともに、照射レーザ波長514.5nmで測定したラマンスペクトルのDバンド半値幅が85cm−1以下の結晶性を有することを特徴とするカーボンナノウォール。
【選択図】図3

Description

本発明は、カーボンナノウォールの構造制御方法に関するとともに、該方法によって得られる表面積や結晶性などの構造が制御された新規なカーボンナノウォールに関する。
ナノサイズ構造を有する炭素系多孔性材料としては、グラファイトやアモルファスがあり、例えば、フラーレン、カーボンナノチューブ、カーボンナノホーン、カーボンナノフレーク等が知られている。
ナノサイズ構造を有する炭素系多孔性材料の中で、カーボンナノウォール(CNW)は、二次元的な広がりをもつカーボンナノ構造体であり、典型例は、基材の表面からほぼ一定の方向に立ち上がった壁状の構造を有するものである。フラーレン(C60等)は0次元のカーボンナノ構造体であり、カーボンナノチューブは、一次元のカーボンナノ構造体とみることができる。また、カーボンナノフレークは、カーボンナノウォールに類似した二次元的な広がりを持つ平面状の小片の集合体であるが、バラの花びらのごとく、個々の小片は互いにつながっておらず、また、基板に対する配向性はカーボンナノウォールに劣るカーボンナノ構造体である。従って、カーボンナノウォールは、フラーレン、カーボンナノチューブ、カーボンナノホーン、カーボンナノフレークとは全く異なる特徴をもったカーボンナノ構造体である。
本発明者らは、カーボンナノウォールに着目し、その製造方法と製造装置について、既に下記特許文献1で開示した。具体的には、図7に示すように、少なくとも炭素を構成元素とする原料ガス32を反応室10に導入する。その反応室10には、第一電極22および第二電極24を含む平行平板型容量結合プラズマ(CCP)発生機構20が設けられている。これによりRF波等の電磁波を照射して、原料ガス32がプラズマ化したプラズマ雰囲気34を形成する。一方、反応室10の外部に設けられたラジカル発生室41において、少なくとも水素を含むラジカル源ガス36をRF波等により分解して水素ラジカル38を生成する。その水素ラジカル38をプラズマ雰囲気34中に注入して、第二電極24上に配置した基板15の表面にカーボンナノウォールを形成する。
特開2005−97113号公報
カーボンナノウォール(CNW)の存在及びその基本的生成方法は幾つか知られているが、カーボンナノウォール(CNW)の形状及び物性をその使用用途に合わせて最適のものとするための構造制御方法はこれまで明らかではなかった。
そこで、本発明は、カーボンナノウォール(CNW)のウォール間の間隔を変化させ、その表面積を制御させたり、その結晶性を制御して高電位における耐腐食性を向上させるカーボンナノウォール(CNW)の構造制御方法を提供するとともに、構造制御された高表面積のカーボンナノウォール(CNW)及び高結晶性のカーボンナノウォール(CNW)を提供することを目的とする。
本発明者らは、プラズマCVDでのカーボンナノウォール(CNW)生成プロセスにおけるプロセスガスの導入量比を変化させることにより、カーボンナノウォール(CNW)のウォール間の間隔を変化させ、その表面積や結晶性などの構造を制御できることを見出し、本発明に到達した。
即ち、第1に、本発明は、形状や物性などの構造を制御したカーボンナノウォールの発明であり、下記(1)〜(3)である。
(1)ウォール表面積が50cm/cm−基板・μm以上である高表面積のカーボンナノウォールである。(ここで、ウォール表面積は、単位基板面積当り、単位ウォール高さ当りの、ウォール表面積である。)例えば、燃料電池用の電極触媒担体としてカーボンナノウォールを用いる場合は、その表面積が大きい方が触媒担持量が増えて好ましく、ウォール表面積が50cm/cm−基板・μm以上のカーボンナノウォールが適しており、表面積が60cm/cm−基板・μm以上のカーボンナノウォールがより適しており、表面積が70cm/cm−基板・μm以上のカーボンナノウォールが更に適している。
(2)照射レーザ波長514.5nmで測定したラマンスペクトルのDバンド半値幅が85cm−1以下の結晶性を有するカーボンナノウォールである。例えば、導電性の大きさが重視される電子材料としてカーボンナノウォールを用いる場合は、その結晶性が高い方が高導電性となるとともに、高電位における耐腐食性に優れるので、ラマンスペクトルのDバンド半値幅が85cm−1以下の結晶性を有するカーボンナノウォールが適しており、ラマンスペクトルのDバンド半値幅が65cm−1以下の結晶性を有するカーボンナノウォールがより適しており、ラマンスペクトルのDバンド半値幅が50cm−1以下の結晶性を有するカーボンナノウォールが更に適している。
(3)高表面積と高結晶性を併せ持つカーボンナノウォールであり、ウォール表面積が50cm/cm−基板・μm以上であるとともに、照射レーザ波長514.5nmで測定したラマンスペクトルのDバンド半値幅が85cm−1以下の結晶性を有するカーボンナノウォールである。このカーボンナノウォールは、その表面積が大きいことで触媒担持量が増えるとともに、その結晶性が高いことで高導電性で且つ高電位における耐腐食性に優れており、特に燃料電池用の電極触媒担体として最適である。
第2に、本発明は、表面積や結晶性などの構造形状と物性を制御したカーボンナノウォールの構造制御方法の発明であり、少なくとも炭素を構成元素とするカーボンソースガスをプラズマ化したプラズマ雰囲気を反応室の少なくとも一部に形成するとともに、そのプラズマ雰囲気中に該雰囲気の外部でHガスより生成した水素ラジカルを注入して、両者を反応させて該反応室中に配置した基材の表面にカーボンナノウォールを形成するカーボンナノウォールの製造方法において、該Hガスと該カーボンソースガスの導入量比を設定因子として生成するカーボンナノウォールの表面積及び/又は結晶性を制御する。
なお、ウォール表面積の絶対値は、本発明で設定因子とするHガスとカーボンソースガスの導入量比を(Hガス導入量(モル)/カーボンソースガス導入量(モル))の他に、その他の設定因子の値によって決められるが、本明細書中では、これら他の設定因子について、基板温度:970℃、チャンバー内圧力:800mTorr、基板材質:シリコン、プラズマ発生源出力:13.56MHz、100Wとして、その導入量比を論じる。
ここで、設定因子であるHガスとカーボンソースガスの導入量比を(Hガス導入量(モル)/カーボンソースガス導入量(モル))は、所望するカーボンナノウォールの表面積や結晶性などの形状と物性によって、広い範囲で変化させることが可能である。一般的には、Hガスとカーボンソースガスの導入量比(Hガス導入量(モル)/カーボンソースガス導入量(モル))が、0.5〜3程度にまで変化させることが出来るが、実用的には1〜2.5である場合にカーボンナノウォールを形成することが出来る。
具体的には、Hガスとカーボンソースガスの導入量比(Hガス導入量(モル)/カーボンソースガス導入量(モル))を1.8以下とすることで、ウォール表面積が50cm/cm−基板・μm以上であるカーボンナノウォールを形成することが出来る。Hガスとカーボンソースガスの導入量比(Hガス導入量(モル)/カーボンソースガス導入量(モル))を1.4以下とすることで、表面積が60cm/cm−基板・μm以上のカーボンナノウォールを形成することが出来、Hガスとカーボンソースガスの導入量比(Hガス導入量(モル)/カーボンソースガス導入量(モル))を1.0以下とすることで、表面積が70cm/cm−基板・μm以上のカーボンナノウォールを形成することが出来る。
又、Hガス導入量を2.5sccm/cm−平行平板電極面積以上とすることで、ラマンスペクトルのDバンド半値幅が85cm−1以下の高結晶性を有するカーボンナノウォールを形成することが出来、Hガス導入量を4.2sccm/cm−平行平板電極面積以上とすることで、ラマンスペクトルのDバンド半値幅が65cm−1以下の高結晶性を有するカーボンナノウォールを形成することが出来、Hガス導入量を5.8sccm/cm−平行平板電極面積以上とすることで、ラマンスペクトルのDバンド半値幅が50cm−1以下の高結晶性を有するカーボンナノウォールを形成することが出来る。
本発明において、Hガスより水素ラジカルを生成するには、例えば、Hガスにマイクロ波、UHF波、VHF波及びRF波から選択される1種以上を照射する方法や、Hガスを加熱された触媒金属に接触させ方法が挙げられる。
本発明において、カーボンソースガスとなる出発物質としては、少なくとも炭素と水素を構成元素とする化合物や、少なくとも炭素とフッ素を構成元素とする化合物が挙げられる。
第3に、本発明は、触媒層用担体が上記の構造制御されたカーボンナノウォールであり、該カーボンナノウォールからなる触媒層用担体上に触媒成分及び/又は電解質成分が担持・分散されたことを特徴とする燃料電池用触媒層である。燃料電池用の電極触媒担体として、高表面積と高結晶性を併せ持つカーボンナノウォールを用いることにより、その表面積が大きいことで触媒担持量が増えるとともに、その結晶性が高いことにより、高導電性で且つ高電位における耐腐食性に優れており、特に燃料電池用の電極触媒担体として優れたものとなる。
プラズマCVDでのカーボンナノウォール(CNW)生成プロセスにおけるプロセスガスの導入量比を変化させることにより、カーボンナノウォール(CNW)のウォール間の間隔を変化させ、その表面積を制御できたり、その結晶性を制御できる。本発明のカーボンナノウォールは、その表面積が大きいことで触媒担持量が増えるとともに、その結晶性が高いことで高導電性で且つ高電位における耐腐食性に優れたものとなり、特に燃料電池用の電極触媒担体として最適である。
図1に、本発明の構造制御されたカーボンナノウォールを形成するための装置の一例の模式図を示す。図1に示すチャンバー内の平行平板電極間に、CF、C又はCH等炭素を含む反応ガス(カーボンソースガス)に加え、Hラジカルを導入し、PECVD(プラズマ化学気相堆積法)により形成させる。この際基板は約500℃以上に加熱されているのが良い。また平行平板電極の距離は約5cmであり、平板間には例えば、13.56MHz、出力100Wの高周波出力装置を用い容量結合型プラズマを発生させる。またHラジカル生成部位は、例えば長さ200mm、内径φ26mmの石英管であり、Hガスを導入し13.56MHz、出力400Wの高周波出力装置を用い誘導結合型プラズマを発生させる。カーボンソースガス及びHガスの流量は適宜変更させ、チャンバー内圧力は例えば100mTorrである。ただし、本装置は一例に過ぎず、本文章により実験条件、設備、及び結果が限定されるものではない。
図2に示す、プラズマCVD装置1を用い、シリコン(Si)で形成された基板2をチャンバー内のヒーター3上に設置し、基板2に対して平行な平板電極4間にカーボンソースガス(C)を導入管5から導入するとともに、水素ガス(H)を他の導入管6から導入した。このとき、ヒーター3の温度は970℃に設定した。
平板電極4と基板2間の距離は5cmとし、プラズマ発生源7の出力電力は13.56MHz、100Wとし、容量結合型のプラズマを平板電極4と基板2の間に発生させた。また、誘導型のプラズマ発生源8により導入管6内に誘導結合型のプラズマを発生させた。このとき、高周波出力装置9の出力は13.56Hz、400Wとした。平行平板電極の面積は19.625cm(φ50)であった。
以上のような条件でのプラズマCVD法により、CNWを基板2に成長させた。カーボンソースガスの流量は50sccmとし、水素ガスの流量は50(Hガス導入量(モル)/カーボンソースガス導入量(モル)=1)、70(Hガス導入量(モル)/カーボンソースガス導入量(モル)=1.4)、100(Hガス導入量(モル)/カーボンソースガス導入量(モル)=2)、125sccm(Hガス導入量(モル)/カーボンソースガス導入量(モル)=2.5)の4水準に分けて成長を行った。
このとき、チャンバー内の圧力は800mTorrとした。この系で30min成長させたカーボンナノウォールは高さが約300〜750nmであり、壁の厚さは10〜50nmであった。
図3に、水素ガス(H)とカーボンソースガス(C)の導入量比と、成長させたカーボンナノウォールのウォール表面積の関係を示す。又、図4に、H導入量/C導入量=2の場合のカーボンナノウォールの表面SEM写真像を、図5に、H導入量/C導入量=1の場合のカーボンナノウォールの表面SEM写真像を示す。
図3〜図5の結果より、Hガスとカーボンソースガスの導入量比(Hガス導入量(モル)/カーボンソースガス導入量(モル))が小さくなるほど、ウォール間隔が小さくなり、表面積が大きくなることが分かる。
実施例1と同様のCVDプロセスにおいて、Hガスの導入量を変化させることによって、その結晶性も独立に制御できることを実証した。
図6に、H導入量とラマン分光分析からもとめたカーボンナノウォールの結晶性の関係を示す。結晶性の高低は照射レーザ波長514.5nmで測定したラマンスペクトルのDバンド半値幅を指標に推量った。Dバンド半値幅が小さいほど結晶性は高くなる。すなわち、H導入量を小さくすることで、カーボンナノウォールの結晶性を高くすることができる。図6には、従来の担体であるケッチェンブラックのDバンド半値幅とグラファイトのDバンド半値幅を参考のために書き加えた。カーボンナノウォールでもケッチェンブラック以上の高結晶性とすることが出来ることが分かる。
本発明のカーボンナノウォールは、その表面積が大きいことで触媒担持量が増えるとともに、その結晶性が高いことで高導電性で且つ高電位における耐腐食性に優れており、特に燃料電池用の電極触媒担体として最適である。これにより、燃料電池の実用化と普及に貢献する。
本発明の構造制御されたカーボンナノウォールを形成するための装置の一例の模式図を示す。 実施例で用いられたカーボンナノウォールを形成するための装置の模式図を示す。 水素ガス(H)とカーボンソースガス(C)の導入量比と、成長させたカーボンナノウォールのウォール表面積の関係を示す。 導入量/C導入量=2の場合のカーボンナノウォールの表面SEM写真像を示す。 導入量/C導入量=1の場合のカーボンナノウォールの表面SEM写真像を示す。 水素ガス(H)導入量とラマン分光分析からもとめたカーボンナノウォールの結晶性の関係を示す。 カーボンナノウォールの制御装置の一例を示す。
符号の説明
1:プラズマCVD装置、2:シリコン(Si)基板、3:チャンバー内のヒーター、4:基板2に対して平行な平板電極、5:カーボンソースガス導入管、6:水素ガス(H)導入管、7:プラズマ発生源、8:誘導型のプラズマ発生源、9:高周波出力装置。

Claims (9)

  1. ウォール表面積が50cm/cm−基板・μm以上であることを特徴とするカーボンナノウォール。
  2. 照射レーザ波長514.5nmで測定したラマンスペクトルのDバンド半値幅が85cm−1以下の結晶性を有することを特徴とするカーボンナノウォール。
  3. ウォール表面積が50cm/cm−基板・μm以上であるとともに、照射レーザ波長514.5nmで測定したラマンスペクトルのDバンド半値幅が85cm−1以下の結晶性を有することを特徴とするカーボンナノウォール。
  4. 少なくとも炭素を構成元素とするカーボンソースガスをプラズマ化したプラズマ雰囲気を反応室の少なくとも一部に形成するとともに、そのプラズマ雰囲気中に該雰囲気の外部でHガスより生成した水素ラジカルを注入して、両者を反応させて該反応室中に配置した基材の表面にカーボンナノウォールを形成するカーボンナノウォールの製造方法において、該Hガスと該カーボンソースガスの導入量比を設定因子として生成するカーボンナノウォールの表面積及び/又は結晶性を制御することを特徴とするカーボンナノウォールの構造制御方法。
  5. 前記Hガスとカーボンソースガスの導入量比(Hガス導入量(モル)/カーボンソースガス導入量(モル))が、1〜2.5であることを特徴とする請求項4に記載のカーボンナノウォールの構造制御方法。
  6. 前記Hガスにマイクロ波、UHF波、VHF波及びRF波から選択される1種以上を照射すること、及び/又は、Hガスを加熱された触媒金属に接触させることによりHガスより水素ラジカルを生成することを特徴とする請求項4又は5に記載のカーボンナノウォールの構造制御方法。
  7. 前記カーボンソースガスは少なくとも炭素と水素を構成元素とすることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載のカーボンナノウォールの構造制御方法。
  8. 前記カーボンソースガスは少なくとも炭素とフッ素を構成元素とすることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載のカーボンナノウォールの構造制御方法。
  9. 触媒層用担体が請求項1乃至3のいずれかに記載のカーボンナノウォールであり、該カーボンナノウォールからなる触媒層用担体上に触媒成分及び/又は電解質成分が担持・分散されたことを特徴とする燃料電池用触媒層。
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