JP2008023937A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】セキュリティに配慮された状態で外部記憶手段を接続することが可能な画像形成装置を実現する。
【解決手段】外部から与えられる画像データもしくは読み取って得た画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置であって、画像データまたは機器内部情報を記憶する記憶手段と、外部記憶手段を接続可能な接続手段と、前記接続手段に前記外部記憶手段が接続された際に、該外部記憶手段のフォルダ構成によりアクセス権限を確認したうえで、該外部記憶手段に機器内部情報を出力する制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
【選択図】図1
【解決手段】外部から与えられる画像データもしくは読み取って得た画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置であって、画像データまたは機器内部情報を記憶する記憶手段と、外部記憶手段を接続可能な接続手段と、前記接続手段に前記外部記憶手段が接続された際に、該外部記憶手段のフォルダ構成によりアクセス権限を確認したうえで、該外部記憶手段に機器内部情報を出力する制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置に関し、特に、取り付け・取り外しが可能な外部メモリを接続しうる画像形成装置に関する。
従来のプリンタ、ファクシミリ、複合機などの画像形成装置において、装置内部に半導体メモリやハードディスク装置などの記憶手段を備えており、画像データや各種機器内部情報を記憶している。
一方、家庭用の小型のプリンタで、デジタルカメラで撮影した画像をプリントするためにメモリカードやデジタルカメラを接続できるものが存在している。同様に、家庭用の小型の複合機で、スキャナにより読み取って得た画像データをメモリカードに移すため、メモリカードを接続可能なものが存在している。
なお、画像形成装置に外部メモリを接続し、各種データの授受を行うものが、以下の特許文献1に記載されている。
特開2006−33387号公報(第1頁、図1)
以上の特許文献1記載の技術では、画像形成装置に外部メモリを接続することで、機器内部情報を複写できるため、ネットワーク設定情報やパスワード情報などのセキュリティに関連する貴重な情報までも外部に流出してしまうおそれがあった。
本発明は上記に鑑みてなされものであって、セキュリティに配慮された状態で外部記憶手段を接続することが可能な画像形成装置を実現することを目的とする。
以上の課題を解決する本発明は、以下に記載するようなものである。
(1)請求項1記載の発明は、外部から与えられる画像データもしくは読み取って得た画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置であって、画像データまたは機器内部情報を記憶する記憶手段と、外部記憶手段を接続可能な接続手段と、前記接続手段に前記外部記憶手段が接続された際に、該外部記憶手段のフォルダ構成によりアクセス権限を確認したうえで、該外部記憶手段に機器内部情報を出力する制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
(1)請求項1記載の発明は、外部から与えられる画像データもしくは読み取って得た画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置であって、画像データまたは機器内部情報を記憶する記憶手段と、外部記憶手段を接続可能な接続手段と、前記接続手段に前記外部記憶手段が接続された際に、該外部記憶手段のフォルダ構成によりアクセス権限を確認したうえで、該外部記憶手段に機器内部情報を出力する制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
(2)請求項2記載の発明は、前記制御部がアクセス権限の確認に用いる前記外部記憶手段のフォルダ構成は、フォルダ名である、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
(3)請求項3記載の発明は、前記外部記憶手段のフォルダは、該外部記憶手段が前記画像形成装置に接続された状態で作成される、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置である。
(4)請求項4記載の発明は、前記外部記憶手段のフォルダは、前記画像形成装置の管理者が該画像形成装置を操作する際に作成される、ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置である。
(5)請求項5記載の発明は、前記外部記憶手段のフォルダは、前記画像形成装置の管理者の情報を基準にして作成される、ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置である。
(6)請求項6記載の発明は、前記制御手段は、前記接続手段に前記外部記憶手段が接続された際に、該外部記憶手段のフォルダ構成によりアクセス権限を確認すると共に、画像形成装置内部に保存された管理者固有の情報によりアクセス権限を確認し、両方のアクセス権限が確認された場合に、該外部記憶手段に機器内部情報を出力する制御を行う、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置である。
(7)請求項7記載の発明は、前記制御手段は、前記接続手段に前記外部記憶手段が接続され、前記アクセス権限が確認できない場合には、前記機器内部情報の中でアクセス権限が不要な情報については、該外部記憶手段に出力する制御を行う、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像形成装置である。
本発明によると以下のような効果が得られる。
(1)外部から与えられる画像データもしくは読み取って得た画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置において、画像データまたは機器内部情報を内部の記憶手段に記憶しておき、外部記憶手段を接続可能な接続手段に対して外部記憶手段が接続された際に、制御手段は、該外部記憶手段のフォルダ構成によりアクセス権限を確認したうえで、該外部記憶手段に機器内部情報を出力する制御を行う。
(1)外部から与えられる画像データもしくは読み取って得た画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置において、画像データまたは機器内部情報を内部の記憶手段に記憶しておき、外部記憶手段を接続可能な接続手段に対して外部記憶手段が接続された際に、制御手段は、該外部記憶手段のフォルダ構成によりアクセス権限を確認したうえで、該外部記憶手段に機器内部情報を出力する制御を行う。
ここで、外部記憶手段のフォルダ構成を容易に把握することができるため、特定のファイルの存在やファイルの内容を解読する場合と比較して容易にアクセス権限を確認することができ、セキュリティに配慮された状態で外部記憶手段を接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。
(2)上記(1)において、制御手段は、フォルダ構成として所定のフォルダ名の存在を、アクセス権限の確認に用いる。ここで、外部記憶手段のフォルダ名については容易に把握することができるため、特定のファイルの存在やファイルの内容を解読する場合と比較して容易にアクセス権限を確認することができ、セキュリティに配慮された状態で外部記憶手段を接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。
(3)上記(1)〜(2)において、外部記憶手段のフォルダは、該外部記憶手段が画像形成装置に接続された状態で作成されるため、管理された状態のもとでアクセス権限の設定がなされるため、セキュリティに配慮された状態で外部記憶手段を接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。
(4)上記(3)において、外部記憶手段のフォルダは、画像形成装置の管理者が該画像形成装置を操作する際に作成されるため、管理された状態のもとでアクセス権限の設定がなされるため、セキュリティに配慮された状態で外部記憶手段を接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。
(5)上記(4)において、外部記憶手段のフォルダは、画像形成装置の管理者の情報を基準にして作成されるため、管理された状態のもとでアクセス権限の設定がなされるため、セキュリティに配慮された状態で外部記憶手段を接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。
(6)上記(1)〜(5)において、制御手段は、接続手段に外部記憶手段が接続された際に、該外部記憶手段のフォルダ構成によりアクセス権限を確認すると共に、画像形成装置内部に保存された管理者固有の情報(ID、パスワードなど)によりアクセス権限を確認し、両方のアクセス権限が確認された場合に、該外部記憶手段に機器内部情報を出力する制御を行うため、アクセス権限の確認が確実になされるようになり、セキュリティに配慮された状態で外部記憶手段を接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。
(7)上記(1)〜(6)において、制御手段は、接続手段に外部記憶手段が接続され、アクセス権限が確認できない場合には、機器内部情報の中でアクセス権限が不要な情報について、該外部記憶手段に出力する制御を行うため、セキュリティを必要としない情報についてのアクセスで不便を生じることはなく、結果として、セキュリティに配慮された状態で外部記憶手段を接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態)を詳細に説明する。
なお、以下、スキャナとプリンタとを有する複写機としての画像形成装置を具体例にして説明を行うが、これに限定されず、プリンタのみの画像形成装置、ファクシミリ機能を備えた複合機としての画像形成装置のいずれであっても、以下の実施形態を適用することが可能である。
なお、以下、スキャナとプリンタとを有する複写機としての画像形成装置を具体例にして説明を行うが、これに限定されず、プリンタのみの画像形成装置、ファクシミリ機能を備えた複合機としての画像形成装置のいずれであっても、以下の実施形態を適用することが可能である。
〈第1実施形態〉
図1は、本発明の第1実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。
この図1において、CPU101は画像形成装置の各部を制御する制御手段であり、画像形成に関する制御のほかに、後述する外部メモリI/Fに外部記憶手段が接続された際に、該外部記憶手段のフォルダ構成によりアクセス権限を確認したうえで、該外部記憶手段に機器内部情報を出力する制御を行う。
図1は、本発明の第1実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。
この図1において、CPU101は画像形成装置の各部を制御する制御手段であり、画像形成に関する制御のほかに、後述する外部メモリI/Fに外部記憶手段が接続された際に、該外部記憶手段のフォルダ構成によりアクセス権限を確認したうえで、該外部記憶手段に機器内部情報を出力する制御を行う。
操作部110は画像形成装置を使用する際に利用者からの各種操作を受け付けると共に、管理者から各種の設定の操作を受け付け、この操作部110で入力された操作は制御部101に伝達される。
表示部120は画像形成装置の各種状態を表示するもので、操作部110での操作の入力に応じた各種表示を行うほか、管理者による各種の設定の際の表示も行うもので、制御部101からの表示データを文字あるいは画像で表示する。
ネットワークI/F130はLANなどの各種ネットワークと画像形成装置との接続を行うためのインタフェースであり、制御部101の制御に基づいてネットワークとの通信を行う。
スキャナ部140は制御部101の制御に基づいて原稿の画像を読み取って画像データを生成する。プリンタ部150は制御部101の制御に基づいて画像データに基づいて記録紙上に画像を形成する。
記憶部160は画像データまたは機器内部情報を記憶する記憶手段であり、ハードディスク装置または半導体メモリなどにより構成される。ここで、画像データはネットワーク経由あるいはスキャナ部140から与えられる。また、機器内部情報としては、管理者が操作部110で設定した際の各種管理情報、あるいは、画像形成装置内部で生成されるカウンタ情報や状態情報などが該当する。
外部メモリI/F180は外部記憶手段が接続可能な接続手段であり、USBフラッシュメモリ,CFメモリ,SDメモリ,PCカードフラッシュメモリなどの各種の外部記憶手段が着脱可能な状態で接続されうる。
なお、この図1に示すものは、本実施形態を実現させるための一例であり、この構成に限定されるものではない。たとえば、制御部101を単一の制御部とするのではなく、機能毎に分けた状態の複数の制御部として構成することも可能である。
ここで、図1のブロック図と図2のフローチャートとを参照して、本実施形態の画像形成装置の動作説明を行う。なお、この図2のフローチャートは、外部メモリに対する処理に特化したサブルーチンであり、メインのルーチンからコールされるものである。
まず、CPU101は、外部メモリI/F180に外部メモリが接続されたかをチェックする(図2中のステップS201)。ここで、外部メモリI/F180に外部メモリが接続されていなければ(図2中のステップS202でN)、このサブルーチンの処理を終了し、メインのルーチンに戻る。
そして、外部メモリI/F180に外部メモリが接続されていれば(図2中のステップS202でY)、CPU101は、画像形成装置が管理者によってログインされているかをチェックする(図2中のステップS203)。
ここで、管理者として画像形成装置にログインしていな利用者の場合(図2中のステップS203でN)、CPU101は、一般利用者用のデータ出力画面(図示せず)を表示部120に表示する(図2中のステップS212)。そして、この出力画面で表示された選択肢から選択されたデータが外部メモリに出力される(図2中のステップS213,214)。この場合、画像形成装置の内部情報の中で、アクセス権限が不要な情報について、該外部メモリに対して出力を認める。
ここで、画像形成装置が管理者によってログインされていれば(図2中のステップS203でY)、接続されている外部メモリのフォルダ構成をチェックする(図2中のステップS204)。この場合、後述する所定のフォルダ名のフォルダが存在するかをCPU101がチェックする。ここで、所定のフォルダ構成とは、この実施形態では、所定のフォルダ名の親フォルダの存在と、その親フォルダのサブディレクトリとして所定のフォルダ名の認証用フォルダの存在とを意味している。この場合、ログインしている管理者名と管理者パスワードとから、フォルダ命名アルゴリズムを用いて生成される親フォルダと認証用フォルダとが、外部メモリ内に存在するかを、CPU101が確認する。
所定のフォルダ名のフォルダが存在しない場合(図2中のステップS205でN)、CPU101は、ログイン中の管理者に対して、本実施形態で必要となる所定のフォルダ名のフォルダを前記外部メモリ内に作成するか否かについて、図3のような画面表示を表示部120に表示して問い合わせる(図2中のステップS206)。
所定のフォルダを作成することに管理者が同意しなければ(図2中のステップS206でN)、CPU101は、一般利用者用のデータ出力画面(図示せず)を表示部120に表示する(図2中のステップS212)。そして、この出力画面で表示された選択肢から選択されたデータが外部メモリに出力される(図2中のステップS213,214)。この場合、画像形成装置の内部情報の中で、アクセス権限が不要な情報について、該外部メモリに対して出力を認める。
所定のフォルダを作成することに管理者が同意すれば(図2中のステップS206でY)、CPU101は、管理者情報(管理者名と管理者パスワード)をフォルダ命名アルゴリズムに当てはめることで、親フォルダ名と認証用フォルダ名とを決定し、決定された親フォルダ(図5(a)(1))と、親フォルダのサブディレクトリとなる認証用フォルダ(図5(a)(2))とを生成する(図2中のステップS207)。
なお、図5(a)では、認証用フォルダが1つのみで、そのほかには通常のフォルダ名のフォルダが存在している状態を示している。これに対して、図5(b)に示すように、認証用フォルダのフォルダ名の後に1,2,…の数字を付加して認証用フォルダを複数にしてもよい。
なお、このように、管理者として画像形成装置にログインしている場合に、その管理者の情報(管理者名と管理者パスワード)に基づいて外部メモリの所定のフォルダ構成を作成するため、管理された状態のもとでアクセス権限の設定がなされるため、セキュリティに配慮された状態を保つことが可能になる。
なお、ここでは、図4に示すように、管理者名に基づいた親フォルダ名、その親フォルダのサブディレクトリとして所定のフォルダ名の認証用フォルダが生成されている。そして、フォルダ命名アルゴリズムは、管理者名とパスワードとから、暗号生成アルゴリズムと類似したアルゴリズムにより認証用フォルダ名を決定しているため、管理者名が異なっていれば、パスワードが同じであっても、認証用フォルダ名が異なったものになる。
なお、この実施形態では、所定のフォルダ構成として親フォルダ名と認証用フォルダ名の両方であるが、所定のフォルダ構成として所定のフォルダ名の認証用フォルダだけの構成であってもよい。また、親フォルダ名についても、フォルダ命名アルゴリズムが、管理者名と異なる状態の名称にしてもよい。また、認証用のフォルダを設ける位置(階層構造)についても、アクセス権限確認のためのフォルダ構成として、上記アルゴリズムにより決定することが可能である。
そして、画像形成装置が管理者によってログインされていて(図2中のステップS203でY)、接続されている外部メモリのフォルダ構成をチェックした場合に所定のフォルダ名の認証用フォルダが存在していれば(図2中のステップS204でY)、そのフォルダ構成(親フォルダ名、認証用フォルダ名)と画像形成装置に登録されている管理者情報が一致するかを、CPU101が確認する(図2中のステップS208)。なお、ここで、一致の確認は、親フォルダ名と管理者名との照合であってもよいし、記憶部160内に記憶された管理者のデータベースを参照して、登録された管理者名と外部メモリ内に存在する親フォルダ名とを照合することでもよい。
照合の結果、一致しなかった場合には(図2中のステップS208でN)、CPU101は、一般利用者用のデータ出力画面(図示せず)を表示部120に表示する(図2中のステップS212)。そして、この出力画面で表示された選択肢から選択されたデータが外部メモリに出力される(図2中のステップS213,214)。この場合、画像形成装置の内部情報の中で、アクセス権限が不要な情報について、該外部メモリに対して出力を認める。
照合の結果、一致した場合には(図2中のステップS208でY)、CPU101は、管理者用のデータ出力画面(図6)を表示部120に表示する(図2中のステップS209)。
ここでは、管理者情報、各種の機器内部情報(機器設定情報やネットワーク関連設定情報等の各種設定情報、課金情報、メンテナンス情報など)といったセキュリティに関連すべき情報についても、出力用の選択肢として示されている。そして、この出力画面で表示された選択肢から、外部メモリに対して出力すべきデータの選択を受け付ける(図2中のステップS210)。このようにして選択されたデータが、CPU101によって記憶部160から外部メモリに出力(複写)される(図2中のステップS211)。
以上のように所定のフォルダ構成の確認によってアクセス権限を確認することができ、セキュリティに配慮された状態で外部メモリを接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。ここで、外部メモリのフォルダ構成については、容易に把握することができるため、特定のファイルの存在やファイルの内容を解読する場合と比較して容易にアクセス権限を確認することができ、セキュリティに配慮された状態で外部記憶手段を接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることが可能になる。
(1)外部から与えられる画像データもしくは読み取って得た画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置において、画像データまたは機器内部情報を内部の記憶手段に記憶しておき、外部メモリを接続可能な外部メモリI/F180に対して外部メモリが接続された際に、制御部101は、該外部メモリのフォルダ構成(認証用フォルダ名またはその階層構造)によりアクセス権限を確認したうえで、該外部メモリに機器内部情報を出力する制御を行う。
(1)外部から与えられる画像データもしくは読み取って得た画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置において、画像データまたは機器内部情報を内部の記憶手段に記憶しておき、外部メモリを接続可能な外部メモリI/F180に対して外部メモリが接続された際に、制御部101は、該外部メモリのフォルダ構成(認証用フォルダ名またはその階層構造)によりアクセス権限を確認したうえで、該外部メモリに機器内部情報を出力する制御を行う。
ここで、外部メモリのフォルダ構成を容易に把握することができるため、特定のファイルの存在やファイルの内容を解読する場合と比較して容易にアクセス権限を確認することができ、セキュリティに配慮された状態で外部メモリを接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。
(2)上記(1)において、制御部101は、フォルダ構成として所定のフォルダ名の存在を、アクセス権限の確認に用いる。ここで、外部メモリのフォルダ名については容易に把握することができるため、特定のファイルの存在やファイルの内容を解読する場合と比較して容易にアクセス権限を確認することができ、セキュリティに配慮された状態で外部メモリを接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。
(3)上記(1)〜(2)において、外部メモリのフォルダは、該外部メモリが画像形成装置に接続された状態で作成されるため、管理された状態のもとでアクセス権限の設定がなされるため、セキュリティに配慮された状態で外部メモリを接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。
(4)上記(3)において、外部メモリのフォルダは、画像形成装置の管理者が該画像形成装置を操作する際に作成されるため、管理された状態のもとでアクセス権限の設定がなされるため、セキュリティに配慮された状態で外部メモリを接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。
(5)上記(4)において、外部メモリのフォルダは、画像形成装置の管理者の情報を基準にして作成されるため、管理された状態のもとでアクセス権限の設定がなされるため、セキュリティに配慮された状態で外部メモリを接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。
(6)上記(1)〜(5)において、制御部101は、外部メモリI/F180に外部メモリが接続された際に、該外部メモリのフォルダ構成によりアクセス権限を確認すると共に、画像形成装置内部に保存された管理者固有の情報(ID、パスワードなど)によりアクセス権限を確認し、両方のアクセス権限が確認された場合に、該外部メモリに機器内部情報を出力する制御を行うため、アクセス権限の確認が確実になされるようになり、セキュリティに配慮された状態で外部メモリを接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。
(7)上記(1)〜(6)において、制御部101は、外部メモリI/F180に外部メモリが接続され、アクセス権限が確認できない場合には、機器内部情報の中でアクセス権限が不要な情報について、該外部メモリに出力する制御を行うため、セキュリティを必要としない情報についてのアクセスで不便を生じることはなく、結果として、セキュリティに配慮された状態で外部メモリを接続することが可能な画像形成装置を実現することができる。
101 制御部
110 操作部
120 表示部
130 ネットワークI/F
140 スキャナ部
150 画像処理部
160 記憶部
170 プリンタ部
180 外部メモリI/F
110 操作部
120 表示部
130 ネットワークI/F
140 スキャナ部
150 画像処理部
160 記憶部
170 プリンタ部
180 外部メモリI/F
Claims (7)
- 外部から与えられる画像データもしくは読み取って得た画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置であって、
画像データまたは機器内部情報を記憶する記憶手段と、
外部記憶手段を接続可能な接続手段と、
前記接続手段に前記外部記憶手段が接続された際に、該外部記憶手段のフォルダ構成によりアクセス権限を確認したうえで、該外部記憶手段に機器内部情報を出力する制御を行う制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部がアクセス権限の確認に用いる前記外部記憶手段のフォルダ構成は、フォルダ名である、
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記外部記憶手段のフォルダは、該外部記憶手段が前記画像形成装置に接続された状態で作成される、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記外部記憶手段のフォルダは、前記画像形成装置の管理者が該画像形成装置を操作する際に作成される、
ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。 - 前記外部記憶手段のフォルダは、前記画像形成装置の管理者の情報を基準にして作成される、
ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記接続手段に前記外部記憶手段が接続された際に、該外部記憶手段のフォルダ構成によりアクセス権限を確認すると共に、画像形成装置内部に保存された管理者固有の情報によりアクセス権限を確認し、両方のアクセス権限が確認された場合に、該外部記憶手段に機器内部情報を出力する制御を行う、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記接続手段に前記外部記憶手段が接続され、前記アクセス権限が確認できない場合には、前記機器内部情報の中でアクセス権限が不要な情報については、該外部記憶手段に出力する制御を行う、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
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Cited By (1)
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JP2012230543A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置およびプログラム |
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- 2006-07-25 JP JP2006201604A patent/JP2008023937A/ja active Pending
Cited By (1)
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