JP2008023199A - メタボリックシンドローム診断装置、メタボリックシンドローム診断プログラム、体組成計、及び血圧計 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被検者の性別、ウエスト周囲長、収縮期血圧、拡張期血圧、空腹時血糖値、HDLコレステロール値、及び中性脂肪値を入力するための入力手段と、少なくともウエスト周囲長条件と血液データ条件とが満たされるか否かによって被検者がメタボリックシンドロームに該当するか否かを判定する手段とを備える。ウエスト周囲長条件は、被検者が男性である場合にはウエスト周囲長が85cm以上、女性である場合にはウエスト周囲長が90cm以上であることである。血液データ条件は、条件A:収縮期血圧が130mmHg以上、拡張期血圧が85mmHg以上、条件B:空腹時血糖値が110mg/dl以上、条件C:中性脂肪値が150mg/dl以上であること及び又はHDLコレステロール値が40mg/dl未満であることのうちの2以上が満たされることである。
【選択図】図3
Description
前記内臓脂肪断面積条件は、前記入力された内臓脂肪断面積が100cm2以上であることであり、前記血液データ条件は、条件A〜条件Cのうちの2以上の条件が満たされることであり、前記条件Aは、前記入力された収縮期血圧が130mmHg以上であること及び又は前記入力された拡張期血圧が85mmHg以上であることであり、前記条件Bは、前記入力された空腹時血糖値が110mg/dl以上であることであり、かつ、前記条件Cは、前記入力された中性脂肪値が150mg/dl以上であること及び又は前記入力されたHDLコレステロール値が40mg/dl未満であることであってもよい。このような構成とすると、現行の日本内科学会総会発表の診断基準においてウエスト周囲長に代えて内臓脂肪断面積を用いる診断基準によってメタボリックシンドロームに該当するか否かを簡便に診断できる
また、本発明のメタボリックシンドローム診断プログラムは、コンピュータを、被検者の性別、内臓脂肪蓄積に関する情報、高血圧に関する情報、インスリン抵抗性に関する情報、動脈硬化惹起性リポ蛋白異常に関する情報を入力するための入力手段と、少なくとも内臓脂肪蓄積条件と血液データ条件とが満たされるか否かによって前記被検者がメタボリックシンドロームに該当するか否かを判定する判定手段として機能させるためのプログラムであって、前記内臓脂肪蓄積条件は、入力された結果から内臓脂肪が蓄積されていると診断されることであり、前記血液データ条件は、条件A〜条件Cのうちの2以上の条件が満たされることであり、前記条件Aは、入力された結果から高血圧であると診断されることであり、前記条件Bは、入力された結果からインスリン抵抗性であると診断されることであり、かつ、前記条件Cは、入力された結果から動脈硬化惹起性リポ蛋白異常であると診断されることである。このような構成とすると、病態の評価項目に追加や削除等が有っても、日本内科学会総会発表の診断基準によってメタボリックシンドロームに該当するか否かを簡便に診断できる。
図1は本発明の実施の形態1に係るメタボリックシンドローム診断装置の構成を示す正面図である。図2は図1のメタボリックシンドローム診断装置の電気的構成を示すブロック図である。
図6は本発明の実施の形態2に係るメタボリックシンドローム診断装置の構成を示す外観図であって、(a)は正面図、(b)は平面図である。図7は図6のメタボリックシンドローム診断装置の電気的構成を示すブロック図である。図6及び図7において図1及び図2と同一又は相当する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
(1)式において、WL=はウエスト周囲長であり、Zは被検者について測定した生体インピーダンスである。また、a1は、任意の母集団についての生体インピーダンスの測定値とウエスト周囲長のデータとに基づいて、回帰分析等の統計的手法により決定される回帰係数であり、d1は上記回帰分析により決定される回帰定数である。このウエスト周囲長の推定演算式は周知であるので、これ以上の詳しい説明は省略する。
本発明の実施の形態3は、メタボリックシンドロームの指標としてさらに内臓脂肪断面積をも用いてメタボリックシンドロームの診断を行うものである。
本実施の形態のメタボリックシンドローム診断装置1は、被検者の生体インピーダンスを測定可能とし、その測定値から被検者の内臓脂肪断面積を推定し、この推定値を、予め測定された被検者の内臓脂肪断面積に代えて、メタボリックシンドローム診断に用いるように構成されている。その他の点は実施の形態3と同様である。
(2)式において、VFAは内臓脂肪断面積であり、WL=はウエスト周囲長であり、Zは被検者について測定した生体インピーダンスである。また、a2及びb1は、任意の母集団についての生体インピーダンス及びウエスト周囲長の測定値と腹部横断面のCT検査による内臓脂肪断面積のデータとに基づいて、回帰分析等の統計的手法により決定される回帰係数であり、d2は上記回帰分析により決定される回帰定数である。この内臓脂肪断面積の推定演算式は周知であるので、これ以上の詳しい説明は省略する。
次に、本実施の形態の変形例1を説明する。なお、本明細書では、変形例には、全ての実施の形態と通じて連続する番号を付す。
実施の形態1において、メタボリックシンドロームに該当しないと診断(判定)された場合でも、入力された収縮期血圧が130mmHg以上であること及び又は入力された拡張期血圧が85mmHg以上であること(条件A)、入力された空腹時血糖値が110mg/dl以上であること(条件B)、及び入力された中性脂肪値が150mg/dl以上であること及び又は入力されたHDLコレステロール値が40mg/dl未満であること(条件C)のうちの2以上の条件が満たされる場合は、それも問題であると考えられる(第40回日本生活習慣病学会において大阪大学船橋氏)。そこで、本発明の実施の形態5では、メタボリックシンドロームに該当しない場合に、さらにメタボリックシンドローム予備軍に該当するか否かの診断を行うものである。
次に、本実施の形態の変形例2を説明する。本変形例では、実施の形態3において、上記と同様に、第1種メタボリックシンドローム予備軍に該当するか否かを診断する。具体的には、図9のフローチャートにおいて、ステップS13で血液データ条件が満たされない場合には、中央処理部19は、被検者がメタボリックシンドローム及び疑似メタボリックシンドローム及び第1種メタボリックシンドローム予備軍に該当しないと判定及び表示し、ステップS16で内臓脂肪断面積条件が満たされない場合には、中央処理部19は、被検者が第1種メタボリックシンドローム予備軍に該当すると判定及び表示する。
実施の形態1において、メタボリックシンドロームに該当しないと診断(判定)された場合でも、被検者の指標がその診断の基準値に近い場合は、これも問題であると考えられる。そこで、本発明の実施の形態6では、メタボリックシンドロームに該当しない場合に、さらに、このような観点からメタボリックシンドローム予備軍に該当するか否かの診断を行うものである。
図17は本実施の形態の変形例3のメタボリックシンドローム診断装置1における緩和された判定条件を示す図である。図18は本実施の形態の変形例3のメタボリックシンドローム診断装置1における診断基準を模式的に示す円グラフである。
図19は本実施の形態の変形例4のメタボリックシンドローム診断装置1における緩和された判定条件を示す図である。図20は本実施の形態の変形例4のメタボリックシンドローム診断装置1における診断基準を模式的に示す円グラフである。
本発明の実施の形態7のメタボリックシンドローム診断装置1と実施の形態3のメタボリックシンドローム診断装置1とは、ハードウエアの構成は同じであるが、動作が異なる。以下、この相違点を説明する。
図24は本発明の実施の形態8に係るメタボリックシンドローム診断装置におけるメタボリックシンドロームに該当するか否かを判定するため主判定条件を示す図である。
本発明の実施の形態9は、所定の制御プログラムをパソコン等のコンピュータにインストールすることによって、このコンピュータを実施の形態1のメタボリックシンドローム診断装置1と同様に動作させるものである。この所定の制御プログラムは、実施の形態1で述べたメタボリックシンドローム診断プログラムと同様に構成されている。
本発明の実施の形態10は、実施の形態1乃至6のメタボリックシンドローム診断装置1を体組成計に備えたものである。体組成計は周知であるので、その説明を省略する。このような構成とすると、体組成計に所要の項目を測定又は入力する機能を付加することで、容易にメタボリックシンドロームの診断が可能となる。また、実施の形態2及4のメタボリックシンドローム診断装置1を体組成計に備えた場合には、体組成計に備え付けてある内臓脂肪断面積計測プログラムを活用することで、容易に内臓脂肪断面積からメタボリックシンドロームを診断することが可能になる。特に、体組成計が、データ入力手段から被検者のウエスト周囲長を入力することが可能なように構成され、かつその入力されたウエスト周囲長を用いて内臓脂肪断面積を推定することが可能なように構成されている場合には、メタボリックシンドローム診断装置の判定手段が、体組成計のデータ入力手段によって入力されたウエスト周囲長を、メタボリックシンドロームに該当するか否かの判定に用いるように、メタボリックシンドローム診断装置を構成することによって、容易に内臓脂肪断面積からメタボリックシンドロームを診断することが可能になる。
本発明の実施の形態11は、実施の形態1乃至6のメタボリックシンドローム診断装置1を血圧計に備えたものである。血圧計は周知であるので、その説明を省略する。このような構成とすると、血圧計で測定した血圧値をメタボリックシンドローム診断に用いることができるので、血圧値を入力する必要が無くなる。その結果、メタボリックシンドロームの診断をより簡便にすることが可能になる。
2 本体
3 表示部
4a,4b,5a,5b 電極
6 電源スイッチ
7 診断モードスイッチ
8 データ入力設定モードスイッチ
9a インクリメントキー
9b ディクリメントキー
10 メタボリックシンドローム判定表示領域
12 入力データ表示領域
15 操作部
16 インピーダンス測定回路
17 I/O
19 中央処理部
20 記憶部
101 ウエスト周囲長条件充足領域
102 血液データ条件充足領域
103 メタボリックシンドローム該当領域
104 内臓断面積条件充足領域
105 疑似メタボリックシンドローム該当領域
106 第1種メタボリックシンドローム予備軍該当領域
108 緩和ウエスト周囲長条件充足領域
109 緩和血液データ条件充足領域
110 第2種メタボリックシンドローム予備軍該当領域
111 緩和内臓断面積条件充足領域
Claims (24)
- 被検者の性別、内臓脂肪蓄積に関する情報、高血圧に関する情報、インスリン抵抗性に関する情報、動脈硬化惹起性リポ蛋白異常に関する情報を入力するための入力手段と、
少なくとも内臓脂肪蓄積条件と血液データ条件とが満たされるか否かによって前記被検者がメタボリックシンドロームに該当するか否かを判定する判定手段と、を備え、
前記内臓脂肪蓄積条件は、入力された情報から内臓脂肪が蓄積されていると診断されることであり、
前記血液データ条件は、条件A〜条件Cのうちの2以上の条件が満たされることであり、前記条件Aは、入力された情報から高血圧であると診断されることであり、前記条件Bは、入力された情報からインスリン抵抗性であると診断されることであり、かつ、前記条件Cは、入力された情報から動脈硬化惹起性リポ蛋白異常であると診断されることである、メタボリックシンドローム診断装置。 - 被検者の性別、前記内臓脂肪蓄積に関する情報としてのウエスト周囲長、前記高血圧に関する情報としての収縮期血圧及び拡張期血圧、前記インスリン抵抗性に関する情報としての空腹時血糖値、前記動脈硬化惹起性リポ蛋白異常に関する情報としての中性脂肪値及びHDLコレステロール値を入力するための入力手段と、
少なくとも前記内臓脂肪蓄積条件としてのウエスト周囲長条件と血液データ条件とが満たされるか否かによって前記被検者がメタボリックシンドロームに該当するか否かを判定する判定手段と、を備え、
前記ウエスト周囲長条件は、前記被検者の入力されたウエスト周囲長が基準値以上であることであり、
前記血液データ条件は、条件A〜条件Cのうちの2以上の条件が満たされることであり、前記条件Aは、前記入力された収縮期血圧が基準値以上であること及び又は前記入力された拡張期血圧が基準値以上であることであり、前記条件Bは、前記入力された空腹時血糖値が基準値以上であることであり、かつ、前記条件Cは、前記入力された中性脂肪値が基準値以上であること及び又は前記入力されたHDLコレステロール値が基準値未満であることである、メタボリックシンドローム診断装置。 - 前記ウエスト周囲長条件は、前記被検者が男性である場合には前記入力されたウエスト周囲長が85cm以上であり、かつ、前記被検者が女性である場合には前記入力されたウエスト周囲長が90cm以上であることであり、
前記血液データ条件は、条件A〜条件Cのうちの2以上の条件が満たされることであり、前記条件Aは、前記入力された収縮期血圧が130mmHg以上であること及び又は前記入力された拡張期血圧が85mmHg以上であることであり、前記条件Bは、前記入力された空腹時血糖値が110mg/dl以上であることであり、かつ、前記条件Cは、前記入力された中性脂肪値が150mg/dl以上であること及び又は前記入力されたHDLコレステロール値が40mg/dl未満であることである、請求項2に記載のメタボリックシンドローム診断装置。 - 前記判定手段は、前記ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件とが満たされる場合には、前記被検者がメタボリックシンドロームに該当すると判定し、前記ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件との少なくともいずれかが満たされない場合には、前記被検者がメタボリックシンドロームに該当しないと判定する、請求項2に記載のメタボリックシンドローム診断装置。
- 前記入力手段は、さらに被検者の前記内臓脂肪蓄積に関する情報としての内臓脂肪断面積を入力するためのものであり、
前記判定手段は、前記ウエスト周囲長条件及び前記血液データ条件の他に、前記入力された内臓脂肪断面積が基準値以上であることという内臓脂肪断面積条件を用い、これらの条件が満たされる又は満たされない態様に応じて、前記被検者がメタボリックシンドローム及び又は疑似メタボリックシンドロームに該当するか否か判定する、請求項2に記載のメタボリックシンドローム診断装置。 - 前記内臓脂肪断面積の基準値が100cm2以上である、請求項5に記載のメタボリックシンドローム診断装置。
- 前記判定手段は、前記ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件とが満たされる場合には、前記被検者がメタボリックシンドロームに該当すると判定し、前記ウエスト周囲長条件が満たされずかつ前記内臓脂肪断面積条件と前記血液データ条件とが満たされる場合には、前記被検者が疑似メタボリックシンドロームに該当すると判定し、前記血液データ条件が満たされず及び又は前記ウエスト周囲長条件と前記内臓脂肪断面積条件との双方が満たされない場合には、前記被検者がメタボリックシンドローム及び疑似メタボリックシンドロームに該当しないと判定する、請求項6に記載のメタボリックシンドローム診断装置。
- 前記判定手段は、前記ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件とが満たされる場合には、前記被検者がメタボリックシンドロームに該当すると判定し、前記ウエスト周囲長条件が満たされずかつ前記血液データ条件が満たされる場合には、前記被検者が第1種メタボリックシンドローム予備軍に該当すると判定し、前記血液データ条件が満たされない場合には、前記被検者がメタボリックシンドローム及び第1種メタボリックシンドローム予備軍に該当しないと判定する、請求項7に記載のメタボリックシンドローム診断装置。
- 前記判定手段は、前記ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件とが満たされる場合には、前記被検者がメタボリックシンドロームに該当すると判定し、前記ウエスト周囲長条件が満たされずかつ前記内臓脂肪断面積条件と前記血液データ条件とが満たされる場合には、前記被検者が疑似メタボリックシンドロームに該当すると判定し、前記ウエスト周囲長条件と前記内臓脂肪断面積条件との双方が満たされずかつ前記血液データ条件が満たされる場合には、前記被検者が第1種メタボリックシンドローム予備軍に該当すると判定し、前記血液データ条件が満たされない場合には、前記被検者がメタボリックシンドローム及び疑似メタボリックシンドローム及び第1種メタボリックシンドローム予備軍に該当しないと判定する、請求項6に記載のメタボリックシンドローム診断装置。
- 前記判定手段は、前記ウエスト周囲長条件及び前記血液データ条件の他に、前記ウエスト周囲長条件をその条件が満たされるか否かの基準データ値を変えて緩和してなる緩和ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件をその条件が満たされるか否かの基準データ値を変えて緩和してなる緩和血液データ条件との少なくとも一方の緩和条件を用い、これらの条件が満たされる又は満たされない態様に応じて、前記被検者がメタボリックシンドローム及び又は第2種メタボリックシンドローム予備軍に該当するか否か判定する、請求項2に記載のメタボリックシンドローム診断装置。
- 前記判定手段は、前記ウエスト周囲長と前記血液データ条件と、前記緩和ウエスト周囲長条件とを用い、
かつ、前記判定手段は、前記ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件とが満たされる場合には、前記被検者がメタボリックシンドロームに該当すると判定し、前記ウエスト周囲長条件が満たされずかつ前記緩和ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件とが満たされる場合には、前記被検者が第2種メタボリックシンドローム予備軍に該当すると判定し、前記緩和ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件との少なくともいずれかが満たされない場合には、前記被検者がメタボリックシンドローム及び第2種メタボリックシンドローム予備軍に該当しないと判定する、請求項10に記載のメタボリックシンドローム診断装置。 - 前記判定手段は、前記ウエスト周囲長と前記血液データ条件と前記緩和血液データ条件とを用い、
かつ、前記判定手段は、前記ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件とが満たされる場合には、前記被検者がメタボリックシンドロームに該当すると判定し、前記血液データ条件が満たされずかつ前記ウエスト周囲長条件と前記緩和血液データ条件とが満たされる場合には、前記被検者が第2種メタボリックシンドローム予備軍に該当すると判定し、前記ウエスト周囲長条件と前記緩和血液データ条件との少なくともいずれかが満たされない場合には、前記被検者がメタボリックシンドローム及び第2種メタボリックシンドローム予備軍に該当しないと判定する、請求項10に記載のメタボリックシンドローム診断装置。 - 前記判定手段は、前記ウエスト周囲長と前記血液データ条件と前記緩和ウエスト周囲長と前記緩和血液データ条件とを用い、
かつ、前記判定手段は、前記ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件とが満たされる場合には、前記被検者がメタボリックシンドロームに該当すると判定し、前記ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件とが満たされずかつ前記緩和ウエスト周囲長条件と前記緩和血液データ条件とが満たされる場合には、前記被検者が第2種メタボリックシンドローム予備軍に該当すると判定し、前記緩和ウエスト周囲長条件と前記緩和血液データ条件との少なくともいずれかが満たされない場合には、前記被検者がメタボリックシンドローム及び第2種メタボリックシンドローム予備軍に該当しないと判定する、請求項10に記載のメタボリックシンドローム診断装置。 - 前記判定手段は、前記ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件と前記内臓脂肪断面積条件の他に、前記ウエスト周囲長条件をその条件が満たされるか否かの基準データ値を変えて緩和してなる緩和ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件をその条件が満たされるか否かの基準データ値を変えて緩和してなる緩和血液データ条件と前記内臓脂肪断面積条件をその条件が満たされるか否かの基準データ値を変えて緩和してなる緩和内臓脂肪断面積条件との少なくともいずかの緩和条件を用い、これらの条件が満たされる又は満たされない態様に応じて、前記被検者がメタボリックシンドローム及び又は疑似メタボリックシンドローム及び又は第2種メタボリックシンドローム予備軍に該当するか否か判定する、請求項5に記載のメタボリックシンドローム診断装置。
- 前記判定手段は、前記ウエスト周囲長と前記血液データ条件と前記内臓脂肪断面積条件と前記緩和ウエスト周囲長と前記緩和血液データ条件と前記緩和内臓脂肪断面積条件とを用い、
かつ、前記判定手段は、前記ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件とが満たされる場合には、前記被検者がメタボリックシンドロームに該当すると判定し、前記ウエスト周囲長条件が満たされずかつ前記内臓脂肪断面積条件と前記血液データ条件とが満たされる場合には、前記被検者が疑似メタボリックシンドロームに該当すると判定し、前記血液データ条件が満たされず及び又は前記ウエスト周囲長条件と前記血液データ条件との双方が満たされず、かつ、前記緩和ウエスト周囲長条件及び又は前記緩和内臓脂肪断面積条件が満たされかつ前記緩和血液データ条件が満たされる場合には、前記被検者が第2種メタボリックシンドローム予備軍に該当すると判定し、前記緩和血液データ条件が満たされず及び又は前記緩和ウエスト周囲長条件と前記緩和内臓脂肪断面積条件との双方が満たされない場合には、前記被検者がメタボリックシンドローム及び疑似メタボリックシンドローム及び第2種メタボリックシンドローム予備軍に該当しないと判定する、請求項14に記載のメタボリックシンドローム診断装置。 - 前記被検者の生体インピーダンスを測定するための生体インピーダンス測定手段と、前記測定された生体インピーダンスに基づいて前記被検者のウエスト周囲長を推定するウエスト周囲長推定手段と、を備え、
前記判定手段は、前記推定されたウエスト周囲長を前記入力されたウエスト周囲長として前記判定に用い、
前記生体インピーダンス測定手段及び前記ウエスト周囲長推定手段が前記入力手段の一部を構成している、請求項3に記載のメタボリックシンドローム診断装置。 - 前記被検者の生体インピーダンスを測定するための生体インピーダンス測定手段と、前記測定された生体インピーダンスと前記入力されたウエスト周囲長とに基づいて前記被検者の内臓脂肪断面積を推定する内臓脂肪断面積推定手段と、を備え、
前記判定手段は、前記推定された内臓脂肪断面積を前記入力された内臓脂肪断面積として前記判定に用い、
前記生体インピーダンス測定手段及び前記内臓脂肪断面積推定手段が前記入力手段の一部を構成している、請求項5に記載のメタボリックシンドローム診断装置。 - 前記判定手段による前記判定の結果を表示するための表示手段を備える、請求項1に記載のメタボリックシンドローム診断装置。
- 被検者の性別、前記内臓脂肪蓄積に関する情報としての内臓脂肪断面積、前記高血圧に関する情報としての収縮期血圧及び拡張期血圧、前記インスリン抵抗性に関する情報としての空腹時血糖値、前記動脈硬化惹起性リポ蛋白異常に関する情報としての中性脂肪値及びHDLコレステロール値を入力するための入力手段と、
少なくとも前記内臓脂肪蓄積条件としての内臓脂肪断面積条件と血液データ条件とが満たされるか否かによって前記被検者がメタボリックシンドロームに該当するか否かを判定する判定手段と、を備え、
前記内臓脂肪断面積条件は、前記被検者の入力された内臓脂肪断面積が基準値以上であることであり、
前記血液データ条件は、条件A〜条件Cのうちの2以上の条件が満たされることであり、前記条件Aは、前記入力された収縮期血圧が基準値以上であること及び又は前記入力された拡張期血圧が基準値以上であることであり、前記条件Bは、前記入力された空腹時血糖値が基準値以上であることであり、かつ、前記条件Cは、前記入力された中性脂肪値が基準値以上であること及び又は前記入力されたHDLコレステロール値が基準値未満であることである、メタボリックシンドローム診断装置。 - 前記内臓脂肪断面積条件は、前記入力された内臓脂肪断面積が100cm2以上であることであり、
前記血液データ条件は、条件A〜条件Cのうちの2以上の条件が満たされることであり、前記条件Aは、前記入力された収縮期血圧が130mmHg以上であること及び又は前記入力された拡張期血圧が85mmHg以上であることであり、前記条件Bは、前記入力された空腹時血糖値が110mg/dl以上であることであり、かつ、前記条件Cは、前記入力された中性脂肪値が150mg/dl以上であること及び又は前記入力されたHDLコレステロール値が40mg/dl未満であることである、請求項19に記載のメタボリックシンドローム診断装置。 - コンピュータを、被検者の性別、内臓脂肪蓄積に関する情報、高血圧に関する情報、インスリン抵抗性に関する情報、動脈硬化惹起性リポ蛋白異常に関する情報を入力するための入力手段と、少なくとも内臓脂肪蓄積条件と血液データ条件とが満たされるか否かによって前記被検者がメタボリックシンドロームに該当するか否かを判定する判定手段として機能させるためのプログラムであって、
前記内臓脂肪蓄積条件は、入力された結果から内臓脂肪が蓄積されていると診断されることであり、
前記血液データ条件は、条件A〜条件Cのうちの2以上の条件が満たされることであり、前記条件Aは、入力された結果から高血圧であると診断されることであり、前記条件Bは、入力された結果からインスリン抵抗性であると診断されることであり、かつ、前記条件Cは、入力された結果から動脈硬化惹起性リポ蛋白異常であると診断されることである、メタボリックシンドローム診断プログラム。 - 請求項2に記載のメタボリックシンドローム診断装置を備えた体組成計。
- 前記体組成計は、被検者の体組成を演算するために必要な被検者のウエスト周囲長を
含むデータを入力するための体組成計データ入力手段を有し、
前記メタボリックシンドローム診断装置の前記判定手段は、前記体組成計データ入力手段によって入力されたウエスト周囲長を、前記メタボリックシンドロームに該当するか否かの判定に用いる、請求項22に記載の体組成計。 - 請求項2に記載のメタボリックシンドローム診断装置を備えた血圧計。
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