JP3112717U - 体成分分析結果シート - Google Patents

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Abstract

【課題】体成分分析結果を専門家選好結果項目と非専門家選好結果項目とに区分して配置し、必要に応じて非専門家選好結果項目のみを切り取れるようにした。
【解決手段】専門家選好結果項目では、体成分を水分、タンパク質、無機質及び体脂肪にわけて表示する体成分分析、骨格筋量と脂肪量を分析する骨格筋脂肪分析、身体の脂肪率を表示する肥満診断、身体部位別脂肪量と部位別浮腫をそれぞれ表示する身体均衡、浮腫指数、体成分変化などが含まれる。非専門家選好結果項目では、栄養評価、体重管理、肥満診断、身体均衡、身体強度、健康診断、体重調節などが含まれる。体重調節は、適正体重と減量すべき体重とを表示し、体成分分析においては、無機質の量を骨内の無機質と骨外の無機質とに分け、骨外の無機質は筋肉量に含ませて算出し、骨内の無機質は除脂肪量に含ませて算出した結果を表示する。
【選択図】図2

Description

本考案は、体成分分析結果シートに係り、さらに詳細には、インピーダンス測定器を用いて分析した体成分分析結果をグラフや数値でより正確に示す体成分分析結果シートに関する。
人体は水分、タンパク質、骨及び脂肪などからなり、これらを合わせると体重となる。人体成分分析とは、かかる個別成分を定量的に測定することを言う。近年、肥満に対する関心が高まるにつれて、体脂肪量の測定に対する必要性が高まり、体脂肪測定機の開発が盛んになってきている。体内脂肪量は肥満を判断する主要指標で、各種成人病および美容に深く関わっている。特に、水分は身体の重要な構成要素であって、水分の量はエネルギーを発生させる筋肉量と密接な関係を有する。この体内の筋肉量は、個人の栄養状態を示す指標として医学的に幅広く応用されている。なによりも、癌患者や透析患者など栄養状態と深く関係している患者は、体内の筋肉量を周期的に測定することにより、疾病の進行速度や治療效果を診断することができる。他方、小児の成長、発育状態や虚弱・老弱者の栄養状態を診断することもできる。したがって、体成分の構成要素についての把握は、人体の最も基礎的な検診であって、その必要性が高まっている。
体成分を分析する方法として、安価で人体に無害な生体電気インピーダンス法が幅広く採用されている。この方法は、人体に微弱な交流電流を流してインピーダンス(抵抗)を測定するとともに、被検者の身長及び体重を測定して入力し、被検者の年齢、性別をキーボードで入力した後、これら測定値と入力済みの情報とを利用して体液量、筋肉量及び体脂肪量を算出する方法である。
本考案者は、右腕、左腕、胴体、右脚及び左脚の水分の定量化と、細胞内液、細胞外液、タンパク質、無機質、除脂肪の体成分の定量化とを行う測定技術を、部位別インピーダンス、身長及び体重の関数から開発した(例えば、下記の特許文献1,2,3参照)。
人体の各部位別水分の含有量はHt2/Z に比例している。ここでZは各該当部位のインピーダンス値であり、Htは被測定者の身長である。各部位別水分量を合わせると全身の総水分量(TBW)となる。このとき人体の構成成分の中で、体脂肪内の水分量が極めて少ないために、体脂肪内の水分量は勘定に入れない。また、脂肪以外の成分には約73%の水分が含まれているので、脂肪以外の成分(FFM)はTBW/0.73となる。体脂肪量(FAT)は、体重から脂肪以外の成分(FFM)を引いたものである(FAT=体重−FFM)。
従来の体成分分析出力装置から出力される体成分分析結果シートは、図1に示すように、体成分分析10、肥満診断20、体水分検査30、総合評価40の項目で構成される。
そのうち、体成分分析10では、縦の列を細胞内液、細胞外液、タンパク質、無機質、体脂肪に区切り、それぞれの成分を定量化して表示している。前記体成分分析10によれば、細胞内液と細胞外液を合わせると体水分量となり、前記体水分量に蛋白質量を合わせると筋肉量となり、前記筋肉量に無機質を合わせると除脂肪量(体脂肪を除いた成分)となる。さらに、体脂肪と除脂肪量を合わせると体重となる。
また、肥満診断20では、横の行を標準以下、標準、標準以上に区切り、標準を100%とすると、標準の範囲を95%〜105%と設定した。さらに、縦の列を身長、体重、筋肉量、体脂肪量、体脂肪率、腹部脂肪率に区切り、これら各項目に対して標準、標準以
下、標準以上のうちいずれかに属するかを容易に判断できるようにした。
また、体水分検査30では、縦の列を右腕、左腕、胴体、右脚、左脚などの部位に区切り、横の行の部位別水分分布(%)を、前記肥満診断20の場合と同様に標準(80%〜120%)、標準以下(80%以下)、標準以上(120%)に区切る。
一方、体水分は細胞内液と細胞外液とからなり、全体体水分中の細胞外液の割合を浮腫指数と言う。浮腫とは、体の中に水分が余分にたまっている状態のことで、細胞内外の水分の不均衡状態を言う。浮腫は、老化による栄養不足、低筋肉型肥満、疾患による水分不均衡、一時的な疲れ及び腫れがある場合に、その数値が上昇する。
最後に、総合評価40は、体成分分析、肥満診断、体水分検査を総合的に評価したもので、筋肉形態、栄養状態、上下均衡、左右均衡に対してそれぞれ標準(もしくは良好)、標準以下(低体重、不足など)、標準以上(過体重、過多など)の3段階に区分している。被検者は、これらのうちいずれかに∨チェックすることにより、自分の体成分分析結果を総合的に評価することができる。
評価の図表化は、各部位別や測定項目別に区分するのに必要な表示方法である。しかし、前記の従来の体成分分析出力装置から出力される体成分分析結果シートでは、浮腫指数を数字のみで表示しており、無機質の分類が不明確であり、身体均衡を示す筋肉量を絶対値のみで表示しているため、より詳しい情報を得ることができなかった。
とりわけ、前記無機質の分類の不明確性について詳しく説明すると次のようである。無機質は骨内の無機質と骨外の無機質とに分けられ、骨外の無機質は筋肉量に含ませ、骨内の無機質は除脂肪量に含ませる必要がある。しかし、従来の体成分分析出力装置から出力される体成分分析結果シートでは、無機質を単に除脂肪量に含ませるに留まり、無機質の分類が不明確になり、その結果、筋肉量に対する数値も不正確になってしまっていた。
また、従来の体成分分析出力装置から出力される体成分分析結果シートでは、専門家(例えば医者)向けとする結果項目(本明細書では「専門家選好結果項目」という)と、非専門家(被検者、受診者、患者など)向けとする結果項目(本明細書では「非専門家選好結果項目」という)とを別々に表示していない。この理由から、医者は患者を理解させることに困難を感じ、一方、患者にとっては理解できる項目と理解できない項目が混在していると、理解できない項目に対しても検討する必要があるので、これによる混乱が引き起こされるおそれがある。
大韓民国特許第123,408号 大韓民国特許第161,602号 大韓民国特許第323,838号
したがって、本考案の目的は、体成分分析結果を非専門家選好結果項目と医者向けの専門家選好結果項目とに区分して配置し、必要に応じて非専門家選好結果項目のみを切り取れるようにした体成分分析結果シートを提供することにある。
本考案の他の目的は、被検者に成分分析結果をわかりやすくするために、無機質量を骨内の無機質量と骨外の無機質量とに分けて、その数値を明確に表示する体成分分析結果シートを提供することにある。
本考案のまた他の目的は、被検者に体成分分析結果をわかりやすくするために、各部位
別筋肉量に対する過不足程度をグラフや数値で明確に表示する体成分分析結果シートを提供することにある。
本考案のまた他の目的は、被検者に体成分分析結果をわかりやすくするために、体成分分析結果のうち浮腫指数の項目をグラフで表示し、その正確な数値を前記グラフ上に表示する体成分分析結果シートを提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案に係る体成分分析結果シートは、
被検者の身体末端に接触する電流電極、電圧電極、電流印加回路、電圧測定回路よりなるインピーダンス測定回路19と、演算及び制御機能を行う中央制御部22とからなる生体電気インピーダンス測定器を用いて分析した体成分分析結果を示す体成分分析結果シートにおいて、体成分分析結果を専門家にわかりやすくするために数値とグラフなどで表示し、結果シートの一側に配置した専門家選好結果項目100と、体成分分析結果を非専門家にわかりやすくするために標準量を基準として標準より上の値または標準より下の値を含んで表示し、前記専門家選好結果項目100の反対側に配置した非専門家選好結果項目200と、専門家選好結果項目100と非専門家選好結果項目200との間に表示した切取線300と、を備えることを特徴とする。
また、本考案において、前記専門家選好結果項目100は、体成分分析、骨格筋脂肪、肥満診断、身体均衡、浮腫指数、及び体成分変化のうちいずれか一つ以上を含むことを特徴とする。
また、本考案において、前記非専門家選好結果項目200は、栄養評価、体重管理、肥満診断、身体均衡、身体強度、健康診断、体重調節のうちいずれか一つ以上を含むことを特徴とする。
本考案に係る他の体成分分析結果シートは、
被検者の身体末端に接触する電流電極、電圧電極、電流印加回路、電圧測定回路よりなるインピーダンス測定回路19と、身体の測定対象部位を選択する電子スィッチ18と、演算及び制御機能を行う中央制御部22と、出力部11とからなる生体電気インピーダンス測定器を用いて分析した体成分分析結果を示す体成分分析結果シートにおいて、体成分を水分、タンパク質、無機質及び体脂肪にわけて表示する体成分分析と、骨格筋量と脂肪量を分析する骨格筋脂肪分析と、身体の脂肪率を表示する肥満診断と、身体部位別脂肪量と部位別浮腫をそれぞれ表示する身体均衡と、浮腫指数と、適正体重および減量すべき体重を表示する体重調節とを含んで表示し、前記体成分分析のうち無機質の量を骨内の無機質と骨外の無機質とに分け、骨外の無機質は筋肉量に含ませて算出し、骨内の無機質は除脂肪量に含ませて算出した結果を表示することを特徴とする。
本考案に係るまた他の体成分分析結果シートは、
被検者の身体末端に接触する電流電極、電圧電極、電流印加回路、電圧測定回路よりなるインピーダンス測定回路19と、演算及び制御機能を行う中央制御部22とを有する生体電気インピーダンス測定器を用いて分析した体成分分析結果を示す体成分分析結果シートにおいて、前記体成分分析のうち、身体の各部位別筋肉量の絶対値をある棒グラフで表示し、被検者の体重に対比した理想的な筋肉量を基準値100にするとき、被検者の体重に対比した理想的な筋肉量に対する現在筋肉量の占有率を各部位別に他の棒グラフで表示することを特徴とする。
また、本考案において、前記それぞれの棒グラフの隣接位置に数値を表示することを特徴とする。
本考案に係るまた他の体成分分析結果シートは、
被検者の身体末端に接触する電流電極、電圧電極、電流印加回路、電圧測定回路よりなるインピーダンス測定回路19と、演算及び制御機能を行う中央制御部22とを有する生体電気インピーダンス測定器を用いて分析した体成分分析結果を示す体成分分析結果シートにおいて、前記体成分分析のうち浮腫指数を、それぞれ全体体水分中の細胞外水分の占有率を示すECW/TBWと、全体体液中の細胞外液の占有率を示すECF/TBFとの二つの項目で表示し、両者の数値を同一のグラフ上に対向位置に配置することを特徴とする。
また、本考案では、ECW/TBWとECF/TBFの各項目の数値を、右腕、左腕、胴体、右脚、左脚の各部位に対応させて表示することを特徴とする。
また、本考案では、前記浮腫指数のECW/TBWとECF/TBFの各項目の標準範囲を陰影あるいは色相で区分することを特徴とする。
また、本考案では、前記標準範囲は第1標準範囲と、第1標準範囲を有する第2標準範囲とを含むことを特徴とする。
本考案の体成分分析結果シートは、体成分分析結果を専門家選好結果項目と非専門家選好結果項目とに区分して配置し、その間に切取線を設けることにより、非専門家選好結果項目のみを切り取って被検者に提供することができる。
また、本考案の体成分分析結果シートは、被検者の体成分分析結果のうち無機質を骨内の無機質と骨外の無機質とに分けて、除脂肪量と筋肉量とにそれぞれ含ませ、しかも、 身体均衡項目に、被検者の筋肉量の絶対値を表示することはもとより、 被検者の体重に対比する理想的な筋肉量に対する現在の筋肉量の占有率を、棒グラフを用いてパーセント単位で表示することにより、一層明確でわかりやすくなる。しかも、浮腫指数の二つの項目を同一のグラフ上に対向位置に配置することにより、わかりやすくなっている。
このような情報を有する本考案の体成分分析結果シートは、被検者に本人の健康状態を一目瞭然に確認させることができる。
以下、添付した図2〜図6を参照して、本考案の好適な実施例を詳細に説明する。
本考案に係る体成分分析結果シートは、インピーダンス法を利用して体成分を分析しうる装置に基づく。この装置としては部位別に体成分を測定し得るインピーダンス測定器が多用されており、このインピーダンス測定器は図6に概略的に示されている。
図6におけるインピーダンス測定器は、一般的な方法と同様に手と足に接触する電極31〜38、電流印加回路、電圧測定回路よりなるインピーダンス測定回路19と、身体の測定対象部位を選択する電子スィッチ18と、被検者の性別、年齢及び身体計測データなどの情報を入力するキーパッドを有する入力部12と、測定状態及び結果を表示する表示部39と、体重を測定する体重測定部16と、アンプ23と、A/D変換器21と、演算及び制御機能を行う中央制御部22と、出力部11とからなる。
生体インピーダンスを測定する前に、性別、年齢、身長などの被検者の情報を入力する。
身長のように計測可能な情報は、超音波身長計あるいは変位測定計などの別途の測定道具により自動入力することができる。また、性別、年齢などの個人情報は、被検者の健康履歴が入力された個人カード(図示せず)のデータをインピーダンス測定器により読み取る
ことができる。本考案に係る体成分分析結果シートは、インピーダンス測定器を用いた生体分析に限定されるものであるが、前記インピーダンス測定器の構成要素をいずれも限定する意味ではない。すなわち、本考案の具体例はスィッチを含んでいるが、別途のスィッチ装置を含まないこともあることは言うまでもない。
一方、出力部11から結果シートが出力される図2は、本考案の一実施例に係る体成分分析結果シートを示す。
図2を参照すれば、本考案の体成分分析結果シートは二つの領域に分けられる。
専門家や医者に結果を確認させやすくするための専門家選好結果項目100と、被検者や患者に結果を確認させやすくするための非専門家選好結果項目200とに分けられ、二つの項目の間には切取線300が表示される。
専門家選好結果項目100は、体成分分析110、骨格筋脂肪分析120、肥満診断130、身体均衡140、浮腫指数150および体成分変化160を含み、非専門家選好結果項目200は栄養評価210、体重管理220、肥満診断230、身体均衡240、身体強度250、健康診断260および体重調節270を含む。
前記体成分分析110では、縦の列を細胞内水分、細胞外水分、タンパク質、無機質、体脂肪の項目に区切り、横の行を測定値、体水分、筋肉量、除脂肪量、体重の項目に区切る。
以下、図3を参照して、体成分分析110について詳細に説明する。
図3において、除脂肪量は生体電気インピーダンス測定により求める。上記のように除脂肪量の73%を水分と仮定する。一応全体的な体水分量が得られると、低周波数電流を適用して細胞外水分を得、高周波数電流を適用して総体水分を得る。細胞内水分の測定値18.3と細胞外水分の測定値12.1とを足すと体水分30.4になる。そして、体水分の30.4にタンパク質の7.9と無機質のうち骨外の無機質量(non-osseous mineral)0.47とを足すと筋肉量38.7になる。言い換えれば、筋肉量38.7は除脂肪量41.2から骨内の無機質量(osseous mineral)2.47を引いたものである。ここで、骨外の無機質量は全体無機質量2.94から骨内の無機質量2.47を引いたものである。すなわち、図3のボックス111を参照すると、全体無機質は骨内の無機質と骨外の無機質とに分けられ、骨外の無機質は筋肉量に属する必要がある。つまり、骨内の無機質と骨外の無機質とを合わせると全体無機質量となり、骨外の無機質を筋肉量に含ませる。よって、除脂肪量41.2は筋肉量38.7に骨内の無機質2.47を加えたものである。体重58.0から前記除脂肪量41.2を引けば体脂肪量16.8となる。
このような体成分分析結果から、無機質のうち骨外の無機質を筋肉量に含ませ、骨内の無機質を除脂肪量に含ませることにより、正確な体成分分析結果が得られることが分かる。
また、図2を参照すると、体成分分析110項目の下段にある骨格筋脂肪分析120では、縦の列を体重、骨格筋量、体脂肪量の項目に区切り、横の行を標準以下、標準、標準以上の項目に区切る。縦の列の体重、骨格筋肉量、体脂肪量のそれぞれの項目に対して、横の行の標準範囲、標準以下、標準以上のうちいずれかに属するかを判断しやすくする。
骨格筋脂肪分析120項目の下段にある肥満診断130では、縦の列をBMI(Body Mass Index)、体脂肪率(Percent Body Fat)、腹部脂肪率(Waist-Hip Ratio)の項目に区切り、横の行を標準以下、標準、標準以上の項目に区切る。縦の列のBMI、体脂肪率、腹部脂肪率各項目に対して、横の行の標準範囲、標準以下、標準以上のうちいずれかに属する
かを判断しやすくする。
肥満診断130項目の下段にある身体均衡140では、縦の列を右腕、左腕、胴体、右脚、左脚の項目に区切り、横の行を標準以下、標準、標準以上の項目に区切る。
以下、図4を参照して、身体均衡140についてさらに詳しく説明する。
図4において、身体均衡140は部位別筋肉量を示す。各部位別に二つの横棒グラフで、すなわち、非連続棒141と連続棒142で区分して表現する。非連続棒141は被検者の筋肉量の絶対値を示すもので、キログラムの単位で表示する。すなわち、図4において、右腕の筋肉量は、非連続棒141で表示すると1.44キログラムとなる。この非連続棒141の長さを決定する基準線である横の行の標準100%線は、被検者の身長対比理想体重(すなわち被検者の身長に対比する理想体重)における理想的な筋肉量であって、被検者の体重を考慮していないものである。一方、連続棒142は、被検者の体重対比理想筋肉量に対する現在筋肉量の占有率を示すもので、パーセント(%)単位で表示する。連続棒142の長さを決定する基準線である100%線は、被検者の体重対比理想筋肉量と被検者の筋肉量が同じであることを意味する。すなわち、図4において、右腕の筋肉量は、連続棒142で表示すると、被検者の体重対比理想筋肉量を100%とするとき、それに及ばない87%となる。例えば、過体重や肥満、すなわち、理想体重に比べて体重が多い場合、非連続棒141の長さが100%線の付近まで達することから、実際に被検者の体重に比べて好ましくない体成分構成であるのに被検者の筋肉量の状態を良好であると誤認するおそれがある。よって、上記のように被検者の筋肉量の絶対値はもとより、被検者の体重を考慮した理想的な筋肉量を百分率で表示することにより、かかる誤認を防止することができる。換言すると、筋肉量よりも体脂肪が原因で体重が増加した場合、連続棒142の長さが短くなり、その結果、被検者の筋肉量に対するより現実的な診断が可能となる。要するに、体重対比筋肉量が正常である場合は、非連続棒141の長さと連続棒142の長さがほとんど同じであり、体重対比筋肉量が少ない場合は、連続棒142の長さが短くなる。また、低体重なのに筋肉量が適正である場合は、連続棒142の長さが非連続棒141の長さよりも長くなる。
したがって、各部位別筋肉量の絶対値と、被検者の体重対比理想筋肉量に対する現在筋肉量の占有率とを共に表示することにより、一層正確な体成分分析結果を得ることができる。
また、図2を参照すると、身体均衡140項目の右側の浮腫指数150は、細胞外水分が細胞内水分に比べて一定の水準以上に増加した場合に現われる現象を数値化したものである。浮腫指数150はECW/TBWとECF/TBFの二つの項目で表示する。ここでECW(extracellular water)とTBW(total body water)は、それぞれ細胞外水分量と身体の総水分量を、ECF(extracellular fluid)とTBF(total body fluid)は、それぞれ水分以外に各種有機質、無機質を含めている他の細胞外液量と身体の総液量を示す。ECW/TBWは全体体水分中の細胞外水分の占有率を示し、 ECF/TBFは、全体体液中の細胞外液の占有率を示す。ECW/TBWはだいたい生体で0.33が正常数値として知られていて、ECF/TBFは0.38程度が正常数値として知られている。
以下、図5を参照して、浮腫指数150をより詳しく説明する。
図5を参照すれば、浮腫指数150は浮腫指数を示す二つの項目であるECW/TBWとECF/TBFの数値を、同一のグラフ上に対向位置に表示する。ECW/TBWが0.351、ECF/TBFが0.399である場合、二つの浮腫指数の標準範囲のうち第1の標準偏差の範囲をaとし、第2の標準偏差の範囲をbとする。また、二つの浮腫指数値をcとする。よって、相異なるECW/TBWとECF/TBFとを同一のグラフ上に表示することにより、その結果を一目瞭然に知らせる。このような浮腫指数(150)の左
側をみると、部位別浮腫を表示している(図2)。このような部位別浮腫はECW/TBWとECF/TBFの各項目に対して、左腕、右腕、胴体、右脚、左脚の各部位別に対応させてその値を表示する。
その他、専門家選好項目100として研究項目、身体均衡などを結果シートに表示しても良い。
以上、専門家選好項目について説明したが、これと対比するもので、非専門家である被検者にわかりやすくする非専門家選好結果項目200を結果シートの他の領域に表示することができる。図2では、結果シートの右側に 非専門家選好結果項目を、結果シートの左側に専門家選好結果項目をそれぞれ配置しているが、両者をそれぞれ上下に配置しても良い。
非専門家選好結果項目200には体重調節項目270を表示することができる。前記体重調節項目270には適正体重、体重調節、脂肪調節、筋肉調節、身体発達を表示する。前記適正体重欄には被検者の適正体重を表示し、前記体重調節欄には、適正体重と現在体重を比較した上、体重調節を要する場合、適正体重に達するまでに必要な減量値を表示する。そして、前記脂肪調節欄および筋肉調節欄には、減量方法として脂肪調節および筋肉緒節を採用するとき、その脂肪減量値および筋肉減量値をそれぞれ表示する。このとき、各調節量はキログラム(kg)単位で表示し、身体発達はポイント(point)で表示する。また、図2の専門家選好結果項目100には、測定日による体成分の変化をわかりやすく表示する体成分変化項目160を含ませる。
また、図2に示す体成分分析結果シート右側の非専門家選好結果項目200には、栄養評価210、体重管理220、肥満診断230、身体均衡240、身体強度250、健康診断260のうちいずれか一つ以上を含むことができる。前記栄養評価210では、タンパク質量、脂肪質量、無機質量をそれぞれ、良好などの正常と、不足や過多などの異常とに区分し、その後、好ましくは該当部分に∨チェックする。また同様に、前記体重管理220では、体重、筋肉量、体脂肪をそれぞれ、標準または良好などの正常と、不足や過多などの異常とに区分し、その後、好ましくは該当部分に∨チェックする。一方、前記肥満診断230では、BMI量、体脂肪率、WHRをそれぞれ標準の正常と、不足や過多などの異常とに区分し、その後、好ましくは該当部分に∨チェックする。
また、身体均衡240、身体強度250、健康診断260も非専門家選好結果項目200に含まれている。 前記身体均衡240は、さらに、上体均衡、下体均衡、上下均衡に対してそれぞれ均衡、激しい不均衡、やや不均衡に区分し、その後、好ましくは該当部分に∨チェックする。さらに、身体強度250では、上体強度、下体強度、筋肉強度に対してそれぞれ標準、発達、虚弱に区分し、その後、好ましくは該当部分∨チェックする。前記健康診断260では、体水分量、浮腫数値、生活習慣に対して、それぞれ例えば正常と異常とに区分し、その後、該当部分に∨チェックする。その結果、被検者は自分の体成分分析結果を自ら評価することができるようになる。
以上の実施例に係る体成分分析結果シートは、上述した項目はもとより、その外に様々な項目をさらに含め得ることは言うまでもない。すなわち、体成分分析分野で多様に適用するさらなるデータとして、インピーダンス量、血圧及び浮腫指数の変形である部分別浮腫指数などを含むことができる。
また、前述した項目のうち体成分分析、骨格筋脂肪分析及び肥満診断は、正常範囲をともに表示しても良い。
また、図3の結果シートの一側に広告向けの項目をさらに備え、各種医療機器や医療機関等の商業的広告はもとより、公益公告などの多様な広告を併存させても良い。
従来技術に係る体成分分析結果シートを示す図である。 本考案に係る体成分分析結果シートを示す図である。 図2における体成分分析項目を詳細に説明するための図である。 図2における身体均衡項目を詳細に説明するための図である。 図2における浮腫指数項目を詳細に説明するための図である。 本考案に適用されたインピーダンス測定器を示す概路図である。
符号の説明
100 専門家選好結果項目
110 体成分分析
120 骨格筋脂肪分析
130 肥満診断
140 身体均衡
150 浮腫指数
160 体成分変化
200 非専門家選好結果項目
210 栄養評価
220 体重管理
230 肥満診断
240 身体均衡
250 身体強度
260 健康診断
270 体重調節
300 切取線
111 筋肉量に含まれた無機質
141 筋肉量
142 理想的な筋肉割合
a,b 第1及び第2の標準範囲
c 浮腫指数

Claims (10)

  1. 被検者の身体末端に接触する電流電極、電圧電極、電流印加回路、電圧測定回路よりなるインピーダンス測定回路と、演算及び制御機能を行う中央制御部とを有する生体電気インピーダンス測定器を用いて分析した体成分分析結果を示す体成分分析結果シートにおいて、
    体成分分析結果を専門家にわかりやすくするために数値とグラフなどで表示し、結果シートの一側に配置した専門家選好結果項目(100)と、体成分分析結果を非専門家にわかりやすくするために標準量を基準として標準より上の値または標準より下の値を含んで表示し、前記専門家選好結果項目(100)の反対側に配置した非専門家選好結果項目(200)と、専門家選好結果項目(100)と非専門家選好結果項目(200)との間に表示した切取線(300)と、を備えることを特徴とする体成分分析結果シート。
  2. 前記専門家選好結果項目(100)は、体成分分析、骨格筋脂肪、肥満診断、身体均衡、浮腫指数、及び体成分変化のうちいずれか一つ以上を含むことを特徴とする請求項1記載の体成分分析結果シート。
  3. 前記非専門家選好結果項目(200)は、栄養評価、体重管理、肥満診断、身体均衡、身体強度、健康診断、体重調節のうちいずれか一つ以上を含むことを特徴とする請求項1記載の体成分分析結果シート。
  4. 被検者の身体末端に接触する電流電極、電圧電極、電流印加回路、電圧測定回路よりなるインピーダンス測定回路(19)と、身体の測定対象部位を選択する電子スィッチ(18)と、演算及び制御機能を行う中央制御部(22)と、出力部(11)とからなる生体電気インピーダンス測定器を用いて分析した体成分分析結果を示す体成分分析結果シートにおいて、
    体成分を水分、タンパク質、無機質及び体脂肪にわけて表示する体成分分析と、骨格筋量と脂肪量を分析する骨格筋脂肪分析と、身体の脂肪率を表示する肥満診断と、身体部位別脂肪量と部位別浮腫をそれぞれ表示する身体均衡と、浮腫指数と、適正体重と減量すべき体重を表示する体重調節とを含んで表示し、前記体成分分析のうち無機質の量を骨内の無機質と骨外の無機質とに分け、骨外の無機質は筋肉量に含ませて算出し、骨内の無機質は除脂肪量に含ませて算出した結果を表示することを特徴とする体成分分析結果シート。
  5. 被検者の身体末端に接触する電流電極と電圧電極、電流印加回路、電圧測定回路よりなるインピーダンス測定回路(19)と、演算及び制御機能を行う中央制御部(22)とを有する生体電気インピーダンス測定器を用いて分析した体成分分析結果を示す体成分分析結果シートにおいて、
    前記体成分分析のうち、身体の各部位別筋肉量の絶対値をある棒グラフで表示し、被検者の体重に対比した理想的な筋肉量を基準値100にするとき、被検者の体重に対比した理想的な筋肉量に対する現在筋肉量の占有率を各部位別に他の棒グラフで表示することを特徴とする体成分分析結果シート。
  6. 前記筋肉量の絶対値と、前記被検者の体重対比理想的な筋肉量に対する現在筋肉量の占有率とを、各部位別にそれぞれの棒グラフと、それぞれの棒グラフ末端付近の数値とで表示することを特徴とする請求項5記載の体成分分析結果シート。
  7. 被検者の身体末端に接触する電流電極、電圧電極、電流印加回路、電圧測定回路よりなるインピーダンス測定回路(19)と、演算及び制御機能を行う中央制御部(22)とを有する生体電気インピーダンス測定器を用いて分析した体成分分析結果を示す体成分分析結果シートにおいて、
    前記体成分分析のうち浮腫指数を、それぞれ全体体水分中の細胞外水分の占有率を示すECW/TBWと、全体体液中の細胞外液の占有率を示すECF/TBFとの二つの項目で表示し、両者の数値を同一のグラフ上に対向位置に配置することを特徴とする体成分分析結果シート。
  8. 前記浮腫指数のECW/TBWとECF/TBFの各項目の数値を、右腕、左腕、胴体、右脚、左脚の各部位に対応させて表示することを特徴とする請求項7記載の体成分分析結果シート。
  9. 前記浮腫指数のECW/TBWとECF/TBFの項目の標準範囲を陰影あるいは色相で区分することを特徴とする請求項7記載の体成分分析結果シート。
  10. 前記標準範囲は、第1標準範囲と、第1標準範囲を有する第2標準範囲とを含むことを特徴とする請求項9記載の体成分分析結果シート。
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JP2014087712A (ja) * 2007-05-14 2014-05-15 Impedimed Ltd インジケータを用いるインピーダンス分析方法と分析装置

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