JP2008022151A - 検証装置、リモコン装置、検証方法、および該方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

検証装置、リモコン装置、検証方法、および該方法をコンピュータに実行させるプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】テスト作業を含む開発コストの削減および開発期間の短期間化を図ること。
【解決手段】検証装置110は、検証プログラム111と、シナリオデータ112と、反復条件データ113と、制御コード情報114と、を備えている。このうち、シナリオデータ112には、テストシナリオ情報が記録されている。また、反復条件データ113には、反復条件情報が記録されている。そして、制御コード情報114には、学習リモコン120の入力操作ごとに、制御コードが記録されている。検証プログラム111は、組込みプログラム131の機能テストをおこなうため、シナリオデータ112、反復条件データ113および制御コード情報114に基づいて、学習リモコン120に対して制御コードを送信する。
【選択図】図1

Description

この発明は、電子機器などに組み込まれる組込みプログラムをテストするための検証装置、リモコン装置、検証方法、および該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
従来より、たとえばDVDレコーダなどの電子機器には、グラフィック処理などをおこなう様々なプログラム(以下、「組込みプログラム」という)が組み込まれる。そして、このような組込みプログラムが仕様どおりに動作するかどうかを確認するための機能テストにおいては、電子機器専用のリモコンをテスト担当者が操作することによって組込みプログラムを動作させる検証方法が多く用いられている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開平6−139648号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術にあっては、リモコン操作を手間や時間がかかる手作業によっておこなっていた。また、リモコンの操作ミスなどがあった場合にはテストのやり直しをおこなっていた。このように、上記特許文献1に記載の従来技術にあっては、非効率的な検証方法を用いていたため、テスト作業を含む開発コストの増加および開発期間の長期化が問題となっていた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、組込みプログラムの機能テストを効率的におこなうことで、テスト担当者の労力を軽減させることができるうえ、テスト作業を含む開発コストの削減および開発期間の短期間化を図ることができる検証装置、リモコン装置、検証方法、および該方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる検証装置は、ユーザの入力操作を受け付けると当該入力操作に応じた制御コードを検証対象装置に送信するリモコン装置を用いて、前記検証対象装置の動作検証をおこなう検証装置であって、前記リモコン装置の一連の入力操作に関するシナリオデータの入力を受け付ける入力手段と、前記制御コードの集合の中から、前記入力手段によって入力されたシナリオデータにより特定される入力操作ごとに、当該入力操作に関連付けられている制御コードを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された制御コードを、前記シナリオデータにより特定される一連の入力操作手順に従って前記リモコン装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、シナリオデータに基づいた制御コードをリモコン装置から検証対象装置に自動的に送信させることができる。このため、検証対象装置の動作検証を自動的におこなうことができる。
また、請求項2の発明にかかる検証装置は、請求項1に記載の発明において、前記検証対象装置の動作検証を反復しておこなう際の反復条件に関する反復条件データの入力を受け付ける反復条件データ入力手段を備え、前記送信手段は、前記抽出手段によって抽出された制御コードを、前記反復条件データにより特定される送信回数および送信間隔に従って、繰り返し、前記リモコン装置に送信することを特徴とする。
この発明によれば、シナリオデータに基づいた制御コードをリモコン装置から検証対象装置に自動的に繰り返し送信させることができる。このため、検証対象装置の動作検証を自動的に繰り返しおこなうことができる。
また、請求項3の発明にかかるリモコン装置は、ユーザの入力操作を受け付けると当該入力操作に応じた制御コードを検証対象装置に送信するリモコン装置であって、前記リモコン装置の一連の入力操作に関するシナリオデータを取得する取得手段と、前記制御コードの集合の中から、前記取得手段によって取得されたシナリオデータにより特定される入力操作ごとに、当該入力操作に関連付けられている制御コードを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された制御コードを、前記シナリオデータにより特定される一連の入力操作手順に従って前記検証対象装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、シナリオデータに基づいた制御コードをリモコン装置から検証対象装置に自動的に送信させることができる。このため、検証対象装置の動作検証を自動的におこなうことができる。
また、請求項4の発明にかかるリモコン装置は、請求項3に記載の発明において、前記検証対象装置の動作検証を反復しておこなう際の反復条件に関する反復条件データの入力を受け付ける反復条件データ入力手段を備え、前記送信手段は、前記抽出手段によって抽出された制御コードを、前記反復条件データにより特定される送信回数および送信間隔に従って、繰り返し、前記検証対象装置に送信することを特徴とする。
この発明によれば、シナリオデータに基づいた制御コードをリモコン装置から検証対象装置に自動的に繰り返し送信させることができる。このため、検証対象装置の動作検証を自動的に繰り返しおこなうことができる。
また、請求項5の発明にかかる検証方法は、ユーザの入力操作を受け付けると当該入力操作に応じた制御コードを検証対象装置に送信するリモコン装置を用いて、前記検証対象装置の動作検証をおこなう検証方法であって、前記リモコン装置の一連の入力操作に関するシナリオデータの入力を受け付ける入力工程と、前記制御コードの集合の中から、前記入力工程によって入力されたシナリオデータにより特定される入力操作ごとに、当該入力操作に関連付けられている制御コードを抽出する抽出工程と、前記抽出工程によって抽出された制御コードを、前記シナリオデータにより特定される一連の入力操作手順に従って前記リモコン装置に送信する送信工程と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、シナリオデータに基づいた制御コードをリモコン装置から検証対象装置に自動的に送信させることができる。このため、検証対象装置の動作検証を自動的におこなうことができる。
また、請求項6の発明にかかる検証方法は、ユーザの入力操作を受け付けると当該入力操作に応じた制御コードを検証対象装置に送信するリモコン装置による検証方法であって、前記リモコン装置の一連の入力操作に関するシナリオデータを取得する取得工程と、前記制御コードの集合の中から、前記取得工程によって取得されたシナリオデータにより特定される入力操作ごとに、当該入力操作に関連付けられている制御コードを抽出する抽出工程と、前記抽出工程によって抽出された制御コードを、前記シナリオデータにより特定される一連の入力操作手順に従って前記検証対象装置に送信する送信工程と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、シナリオデータに基づいた制御コードをリモコン装置から検証対象装置に自動的に送信させることができる。このため、検証対象装置の動作検証を自動的におこなうことができる。
また、請求項7の発明にかかるプログラムは、請求項5または6に記載の検証方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この発明によれば、請求項5または6に記載の検証方法を、コンピュータにより実現することができる。
本発明にかかる検証装置、リモコン装置、検証方法、および該方法をコンピュータに実行させるプログラムによれば、組込みプログラムの機能テストを効率的におこなうことで、テスト担当者の労力を軽減させることができるうえ、テスト作業を含む開発コストの削減および開発期間の短期間化を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる検証装置、リモコン装置、検証方法、および該方法をコンピュータに実行させるプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
(テストシステムのシステム構成)
まず、この発明の実施の形態1にかかるテストシステムのシステム構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態1にかかるテストシステムのシステム構成を示すシステム構成図である。
図1において、テストシステム100は、DVDレコーダ130に組み込まれたプログラム(以下、「組込みプログラム」という)131の機能テストをおこなうためのシステムであり、検証装置110と、学習リモコン120と、DVDレコーダ130と、ディスプレイ140と、を備えて構成されており、検証装置110と学習リモコン120とが、通信ケーブル151によって接続されている。また、DVDレコーダ130と、ディスプレイ140とが、通信ケーブル152によって接続されている。
このうち、検証装置110は、テストシステム100の全体の制御を司るパーソナル・コンピュータなどのコンピュータ装置であり、検証プログラム111と、シナリオデータ112と、反復条件データ113と、制御コード情報114と、を備えている。
このうち、シナリオデータ112には、組込みプログラム131の機能テストをおこなう際のテストシナリオに関する情報(以下、「テストシナリオ情報」という)として、リモコン操作の操作手順がテキストデータ形式で記録されている。また、反復条件データ113には、検証プログラム111によって制御コードを反復して送信する場合の条件に関する情報(以下、「反復条件情報」という)がテキストデータ形式で記録されている。
さらに、制御コード情報114には、学習リモコン120に設けられたリモコン操作ごとに、当該リモコン操作を制御する制御コードが、テキストデータ形式で記録されている。ここで、制御コード情報114に記録されている制御コードは、テキストデータ形式で記録されているものに限らず、たとえばバイナリデータ形式で記録されているものであってもよい。
そして、検証プログラム111は、組込みプログラム131の機能テストをおこなうため、学習リモコン120に対して制御コードを送信することによって、学習リモコン120を制御する。このとき、検証プログラム111は、シナリオデータ112、反復条件データ113および制御コード情報114に基づいて、上記制御コードを送信する。
たとえば、検証プログラム111は、シナリオデータ112および制御コード情報114に基づいて、学習リモコン120によるリモコン操作(たとえば、「上下左右方向ボタン」の押下、「決定ボタン」の押下など)のうち、シナリオデータ112に示されたリモコン操作を制御するための制御コードを送信する。
また、たとえば、検証プログラム111は、シナリオデータ112および制御コード情報114に基づく制御コードの送信処理を、反復条件データ113に基づいて、所定回数(たとえば100回)、または所定時間(たとえば20分間)繰り返しおこなう。
この場合、検証プログラム111は、反復条件データ113に設定された送信間隔で、制御コードを繰り返し送信することができる。また、上記送信間隔は、反復条件データ113の設定によって、固定値(たとえば1000msec)、可変値(たとえば初期値を1000msecとして、以降100msecずつ増加)、ランダム値(たとえば1000msec〜2000msecの間でランダムな値)のいずれかとすることができる。
このように、検証プログラム111によって制御コード情報114から抽出された制御コードは、通信ケーブル151を介して学習リモコン120に送信される。そして、上記制御コードを受信した学習リモコン120は、上記制御コードを赤外線通信によってDVDレコーダ130に送信する。さらに、上記制御コードを受信したDVDレコーダ130においては、組込みプログラム131による上記制御コードに対応する処理がおこなわれ、その結果として映像/音声信号が送信される。
そのうえ、上記映像/音声信号を受信したディスプレイ140においては、上記映像/音声信号に対応する映像/音声が出力される。このように、ディスプレイ140から出力された映像/音声によって、ユーザは組込みプログラム131の機能テストの結果を確認することができる。
(テストシナリオの一例)
つぎに、この発明の実施の形態1にかかるテストシステム100に用いられるテストシナリオの一例について、DVDレコーダ130による録画予約を用いて説明する。図2、図3および図4は、この発明の実施の形態1にかかるテストシステム100に用いられるテストシナリオの一例を示す説明図である。
図2において、画面200は、DVDレコーダ130と接続されたディスプレイ140の画面上に表示されたものであり、テレビ映像などのコンテンツ210と、メニュー画面220とによって構成されている。
このうち、メニュー画面220は、DVDレコーダ130に実装された機能(基本設定機能または録画予約機能)を選択するため、DVDレコーダ130に組み込まれた組込みプログラム131によるグラフィック処理によって、コンテンツ210と重なるように表示された画面である。
また、図3において、録画予約画面300は、DVDレコーダ130による録画予約設定をおこなうため、同じくDVDレコーダ130に組み込まれた組込みプログラム131によるグラフィック処理によって、DVDレコーダ130と接続されたディスプレイ140の画面上に表示された画面である。
ここで、録画予約画面300においては、録画予約設定として、4件の録画予約を設定することができる。また、それぞれの録画予約に対して、「録画日」、「CH(チャンネル)」、「開始(時刻)」、「終了(時刻)」、「モード」、「録画先」を設定することができる。
また、図4においては、録画予約設定を終了するか否かを確認するための確認画面400が、同じくDVDレコーダ130に組み込まれた組込みプログラム131によるグラフィック処理によって、録画予約画面300上に重なるように表示されている。この確認画面400は、録画予約設定を終了する際に押下される「はい」ボタン401と、引き続き録画予約設定をおこなう際に押下される「いいえ」ボタン402とを備えている。
DVDレコーダ130による録画予約をおこなう場合は、(1)まず、ディスプレイ140の画面上にコンテンツ210が表示されている状態から、学習リモコン120に設けられた「メニューボタン」を押下することによって、図2に示したように、ディスプレイ140の画面上にメニュー画面220を表示させる。
(2)そして、学習リモコン120に設けられた「上下左右方向ボタン」を操作することによって、カーソル221を「録画予約」の位置にあわせる。(3)さらに、学習リモコン120に設けられた「決定ボタン」を押下することによって、図3に示したように録画予約画面300をディスプレイ140の画面上に表示させる。
(4)さらに、学習リモコン120に設けられた「上下左右方向ボタン」や「数字入力ボタン」などを操作することによって、録画予約設定をおこなう。(5)そして、録画予約設定がおこなわれると、図4に示したように確認画面400が自動的に表示される。(6)そのうえ、学習リモコン120に設けられた「上下左右方向ボタン」を操作することによって、確認画面400に設けられた「はい」ボタン401を選択し、(7)さらに、学習リモコン120に設けられた「決定ボタン」を押下することによって、録画予約設定が終了する。
(シナリオデータ112の一例)
つぎに、この発明の実施の形態1にかかる検証装置110に用いられるシナリオデータ112の一例について説明する。図5は、この発明の実施の形態1にかかる検証装置110に用いられるシナリオデータ112の一例を示す説明図である。
図5において、シナリオデータ112は、図2、図3および図4を用いて説明したテストシナリオによる、DVDレコーダ130に組み込まれた組込みプログラム131の機能テストをおこなうためのテストシナリオ情報が、ファイルなどの所定の記録媒体に定義されたものである。
図5において、シナリオデータ112は、学習リモコン120による入力操作と、当該入力操作の操作回数が、入力操作順に示されている。たとえば、シナリオデータ112には、まず「メニューボタン」を1回押下して、つぎに「上下左右方向ボタン」を下方向に2回押下して、以下同様に所定のボタンを所定回数押下して、最後に「決定ボタン」を1回押下することが示されている。
ここで、シナリオデータ112は、上述したフォーマットに限らず、学習リモコン120の操作内容を判別することができる形式であれば、どのようなフォーマットによって記録されたものであってもよい。また、シナリオデータ112は、ファイルに記録されているものに限らず、データベースなどに記録されているものであってもよい。
また、シナリオデータ112の入力方法は、テキストエディタや表計算ソフトなどによってシナリオデータ112を入力する方法、図6に示すようなシナリオデータ入力画面600によってシナリオデータ112を入力する方法、ユーザがおこなった学習リモコン120の操作に基づいてシナリオデータ112を自動的に生成するプログラムを用いてシナリオデータ112を入力する方法など、あらゆる方法を用いてもよい。
(反復条件データ113の一例)
つぎに、この発明の実施の形態1にかかる検証装置110に用いられる反復条件データ113の一例について説明する。図7は、この発明の実施の形態1にかかる検証装置110に用いられる反復条件データ113の一例を示す説明図である。
図7において、反復条件データ113は、図2、図3および図4を用いて説明したテストシナリオによる、DVDレコーダ130に組み込まれた組込みプログラム131の機能テストをおこなうため際の反復条件情報が、ファイルなどの所定の記録媒体に定義されたものである。
図7において、反復条件データ113は、連続実行に関する反復条件(以下、「連続送信条件」という)と、送信間隔に関する反復条件(以下、「送信間隔条件」という)とによって構成されている。たとえば、反復条件データ113には、10回連続してテストを実行する連続送信条件が示されている。また、たとえば、反復条件データ113には、1000(msec)間隔で連続してテストを実行する送信間隔条件が示されている。
ここで、反復条件データ113は、上述したフォーマットに限らず、制御コードの反復条件を判別することができる形式であれば、どのようなフォーマットによって記録されたものであってもよい。また、反復条件データ113は、ファイルに記録されているものに限らず、データベースなどに記録されているものであってもよい。
また、反復条件データ113の入力方法は、テキストエディタや表計算ソフトなどによって反復条件データ113を入力する方法、図8に示すような反復条件データ入力画面800によって反復条件データ113を入力する方法など、あらゆる方法を用いてもよい。さらに、反復条件データ113には、上記以外の反復条件を設定することができるようにしてもよい。
(制御コード情報114の一例)
つぎに、この発明の実施の形態1にかかる検証装置110に用いられる制御コード情報114の一例について説明する。図9は、この発明の実施の形態1にかかる検証装置110に用いられる制御コード情報114の一例を示す説明図である。ここで、制御コード情報114とは、学習リモコン120による入力操作ごとに、当該入力操作を制御する制御コードが、ファイルなどの所定の記録媒体に定義されたものである。
図9において、たとえば、入力操作「メニュー」には、制御コード「11110000・・・」が関連付けられていることが示されている。また、入力操作「メニュー」には、制御コード「11110001・・・」が関連付けられていることが示されている。
ここで、制御コード情報114は、上述したフォーマットに限らず、学習リモコン120による入力操作ごとに当該入力操作を制御する制御コードを判別することができる形式であれば、どのようなフォーマットによって記録されたものであってもよい。また、制御コード情報114は、ファイルに記録されているものに限らず、データベースなどに記録されているものや、検証プログラム111のソースコードに埋め込まれているものであってもよい。
(検証装置110のハードウェア構成)
つぎに、この発明の実施の形態1にかかる検証装置110のハードウェア構成について説明する。図10は、この発明の実施の形態1にかかる検証装置110のハードウェア構成を示すブロック図である。
図10において、検証装置110は、CPU1001と、ROM1002と、RAM1003と、HDD(ハードディスクドライブ)1004と、HD(ハードディスク)1005と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)1006と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フレキシブルディスク)1007と、ディスプレイ1008と、I/F(インターフェース)1009と、キーボード1010と、マウス1011と、スキャナ1012と、プリンタ1013と、を備えており、各構成部はバス1020によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU1001は、検証装置110の全体の制御を司る。ROM1002は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM1003は、CPU1001のワークエリアとして使用される。HDD1004は、CPU1001の制御にしたがってHD1005に対するデータのリード/ライトを制御する。HD1005は、HDD1004の制御で書き込まれたデータを記憶する。
FDD1006は、CPU1001の制御にしたがってFD1007に対するデータのリード/ライトを制御する。FD1007は、FDD1006の制御で書き込まれたデータを記憶したり、FD1007に記憶されたデータを読み取らせたりする。
また、着脱可能な記録媒体として、FD1007のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。ディスプレイ1008は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文章、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ1008は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F1009は、通信回線を通じてインターネットなどのネットワークに接続され、このネットワークを介してユーザ端末装置などの外部装置に接続される。また、I/F1009は、通信ケーブル151を用いたUSB通信やシリアル通信などによって、学習リモコン120に接続される。そして、I/F1009は、ネットワークおよび通信ケーブル151と検証装置110内部とのインターフェースを司り、外部装置および学習リモコン120からのデータの送受信を制御する。I/F1009には、たとえばモデム、LANアダプタ、USBポート、シリアルポートなどを採用することができる。
キーボード1010は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス1011は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ1012は、画像を光学的に読み取り、検証装置110内に画像データを取り込む。なお、スキャナ1012は、OCR機能を持たせてもよい。また、プリンタ1013は、画像データや文章データを印刷する。プリンタ1013には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
(検証装置110の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態1にかかる検証装置110の機能的構成について説明する。図11は、この発明の実施の形態1にかかる検証装置110の機能的構成を示すブロック図である。図11において、検証装置110は、シナリオデータ入力部1101と、反復条件データ入力部1102と、制御コード情報取得部1103と、抽出部1104と、決定部1105と、判断部1106と、送信部1107と、から構成されている。
図11において、シナリオデータ入力部1101は、シナリオデータ112の入力を受け付ける。具体的には、ファイルやデータベースなど所定の記録媒体などから、図5に示したように入力操作の操作手順がテストシナリオ情報として設定されているシナリオデータ112を読み取る。
この場合、シナリオデータ112が記録された所定の記録媒体は、たとえば図10に示したHD1005、FD1007など、シナリオデータ入力部1101によるデータの読み取り可能な記録媒体であればどのような形態のものであってもよい。なお、シナリオデータ入力部1101は、具体的には、たとえば図10に示したROM1002、RAM1003、HD1005、FD1007に記憶されたプログラムをCPU1001が実行することによってその機能を実現する。
反復条件データ入力部1102は、反復条件データ113の入力を受け付ける。具体的には、ファイルやデータベースなど所定の記録媒体などから、図7に示したように反復条件情報が設定されている反復条件データ113を読み取る。
この場合、反復条件データ113が記録された所定の記録媒体は、たとえば図10に示したHD1005、FD1007など、反復条件データ入力部1102によるデータの読み取り可能な記録媒体であればどのような形態のものであってもよい。なお、反復条件データ入力部1102は、具体的には、たとえば図10に示したROM1002、RAM1003、HD1005、FD1007に記憶されたプログラムをCPU1001が実行することによってその機能を実現する。
制御コード情報取得部1103は、制御コード情報114を取得する。具体的には、ファイルやデータベースなど所定の記録媒体などから、図10に示したように学習リモコン120による入力操作ごとに制御コードが設定されている制御コード情報114を読み取る。
この場合、制御コード情報114が記録された所定の記録媒体は、たとえば図10に示したHD1005、FD1007など、制御コード情報取得部1103によるデータの読み取り可能な記録媒体であればどのような形態のものであってもよい。なお、反復条件データ入力部1102は、具体的には、たとえば図10に示したROM1002、RAM1003、HD1005、FD1007に記憶されたプログラムをCPU1001が実行することによってその機能を実現する。
抽出部1104は、シナリオデータ入力部1101によって入力されたシナリオデータ112に示された入力操作ごとに、当該入力操作を制御する制御コードを、制御コード情報取得部1103によって入力された制御コード情報114の中から抽出する。なお、抽出部1104は、具体的には、たとえば図10に示したROM1002、RAM1003、HD1005、FD1007に記憶されたプログラムをCPU1001が実行することによってその機能を実現する。
決定部1105は、反復条件データ入力部1102によって入力された反復条件データ113に示されている反復条件(送信間隔条件)に基づいて、制御コードの送信間隔を決定する。また、決定部1105は、反復条件データ入力部1102によって入力された反復条件データ113に示されている反復条件(送信間隔条件)に基づいて、既に決定された制御コードの送信間隔を更新する。
なお、決定部1105は、具体的には、たとえば図10に示したROM1002、RAM1003、HD1005、FD1007に記憶されたプログラムをCPU1001が実行することによってその機能を実現する。
判断部1106は、反復条件データ入力部1102によって入力された反復条件データ113に示されている反復条件(連続送信条件)に基づいて、当該反復条件(連続送信条件)が満たされたか否かを判断する。また、判断部1106は、決定部1105によって決定または更新された制御コードの送信間隔に基づいて、当該制御コードの送信間隔に達したか否かを判断する。
なお、判断部1106は、具体的には、たとえば図10に示したROM1002、RAM1003、HD1005、FD1007に記憶されたプログラムをCPU1001が実行することによってその機能を実現する。
送信部1107は、上記制御コードの送信間隔に達したと判断部1106によって判断された場合、抽出部1104によって抽出された制御コードを送信する。なお、送信部1107は、具体的には、たとえば図10に示したROM1002、RAM1003、HD1005、FD1007に記憶されたプログラムをCPU1001が実行することによって制御されたI/F1009によってその機能を実現する。
(制御コードの送信処理手順)
つぎに、この発明の実施の形態1にかかる検証装置110による制御コードの送信処理手順について説明する。図12は、この発明の実施の形態1にかかる検証装置110による制御コードの送信処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、シナリオデータ入力部1101によって、シナリオデータ112の入力を受け付ける(ステップS1201)。つぎに、反復条件データ入力部1102によって、反復条件データ113の入力を受け付ける(ステップS1202)。つぎに、制御コード情報取得部1103によって、制御コード情報114を取得する(ステップS1203)。
つぎに、決定部1105によって、ステップS1202で入力された反復条件データ113に基づいて、制御コードの送信間隔を決定する(ステップS1204)。つぎに、抽出部1104によって、ステップS1201で入力されたシナリオデータ112の先頭行に示されたデータを読み取る(ステップS1205)。
つぎに、抽出部1104によって、ステップS1205で読み取られたデータ、およびステップS1203で取得された制御コード情報114に基づいて、学習リモコン120による入力操作のうち、上記データに示された入力操作を制御する制御コードを抽出する(ステップS1206)。
ここで、ステップS1206で抽出された制御コードを、所定の記録媒体(たとえば図10に示したRAM1003)に記録するようにしてもよい。これにより、反復して制御コードを送信する場合、2回目以降の送信処理においてステップS1201〜ステップS1206を省略し、代わりに上記所定の記録媒体に記録された制御コードを読み取ることによって、当該送信処理の処理効率を向上させることができる。特に、シナリオデータ112、反復条件データ113および制御コード情報114のデータ量が多い場合に有効である。
つぎに、判断部1106によって、ステップS1204によって決定された制御コードの送信間隔に達したか否かを判断する(ステップS1207)。ステップS1207において、制御コードの送信間隔に達していないと判断した場合(ステップS1207:No)は、制御コードの送信間隔に達したと判断されるまで繰り返しステップS1207の判断処理をおこなう。
一方、ステップS1207において、制御コードの送信間隔に達したと判断した場合(ステップS1207:Yes)は、送信部1107によって、ステップS1205で読み取られたデータに基づいて、当該データに示されている回数、ステップS1206で抽出された制御コードを送信する(ステップS1208)。
そして、抽出部1104によって、ステップS1201で入力されたシナリオデータ112のすべてのデータが読み取られたか否かを判断する(ステップS1209)。ステップS1209において、すべてのデータが読み取られていないと判断した場合(ステップS1209:No)は、抽出部1104によって、ステップS1201で入力されたシナリオデータ112の次行に示されたデータを読み取って(ステップS1210)、ステップS1206へ戻る。
一方、ステップS1209において、すべてのデータが読み取られたと判断した場合(ステップS1209:Yes)は、判断部1106によって、ステップS1202で入力された反復条件データ113に示された連続送信条件を満たしたか否かを判断する(ステップS1211)。
ステップS1211において、連続送信条件を満たしたと判断した場合(ステップS1211:Yes)は、一連の処理を終了する。一方、ステップS1211において、連続送信条件を満たしていないと判断した場合(ステップS1211:No)は、決定部1105によって、ステップS1202で入力された反復条件データ113に基づいて、制御コードの送信間隔を更新して(ステップS1212)、ステップS1205へ戻る。
このように、制御コード情報114から抽出された制御コードは、通信ケーブル151を介して学習リモコン120に送信される。そして、上記制御コードを受信した学習リモコン120は、上記制御コードに対応する制御コードをDVDレコーダ130に送信する。
さらに、上記制御コードを受信したDVDレコーダ130においては、組込みプログラム131による上記制御コードに対応する処理(たとえば、図2、図3および図4に示した録画予約処理など)がおこなわれ、その結果として映像/音声信号がディスプレイ140に送信される。
そのうえ、上記映像/音声信号を受信したディスプレイ140においては、上記映像/音声信号に対応する映像/音声(たとえば、図2に示したメニュー画面200、図3に示した録画予約画面300、図4に示した確認画面400など)が出力される。このように、ディスプレイ140から出力された映像/音声によって、ユーザは組込みプログラム131の機能テストの結果を容易に確認することができる。
以上説明したように、この発明の実施の形態1にかかる検証装置、リモコン装置、検証方法、および該方法をコンピュータに実行させるプログラムによれば、シナリオデータ112、反復条件データ113および制御コード情報114をあらかじめ作成したうえで、検証プログラム111を起動するだけといった簡単な作業によって、組込みプログラム131のテストを反復しておこなうことができる。
また、シナリオデータ112、反復条件データ113および制御コード情報114を保存しておくことによって、再テストをおこなう場合であっても、再び検証プログラム111を起動するだけといった簡単な作業によって、組込みプログラム131の機能テストを反復しておこなうことができる。
また、組込みプログラム131を動作させるための送信デバイスとして、学習リモコン120を用いたため、メーカーおよび機種が異なる様々なDVDレコーダ130に対して、組込みプログラム131の機能テストをおこなう場合であっても、各DVDレコーダ130の制御コードを学習リモコン120に学習させるだけで、同一のテスト内容による、組込みプログラム131の機能テストを反復しておこなうことができる。
(実施の形態2)
(テストシステムのシステム構成)
つぎに、この発明の実施の形態2にかかるテストシステムのシステム構成について説明する。図13は、この発明の実施の形態2にかかるテストシステムのシステム構成を示すシステム構成図である。なお、以降において、既に実施の形態1で説明した部分と重複する箇所には同一の符号を附して説明を省略する。
図13において、テストシステム1300は、DVDレコーダ130に組み込まれた組込みプログラム131の機能テストをおこなうためのシステムであり、学習リモコン1310と、DVDレコーダ130と、ディスプレイ140と、を備えて構成されており、検証装置110を備えていない点が、実施の形態1(図1)に示したテストシステム100のシステム構成と異なる。
また、学習リモコン120の代わりに学習リモコン1310を備えており、検証プログラム111、シナリオデータ112、反復条件データ113および制御コード情報114が、学習リモコン1310に備えられている点が、実施の形態1(図1)に示したテストシステム100のシステム構成と異なる。
さらに、学習リモコン1310に備えられた検証プログラム111は、組込みプログラム131の機能テストをおこなうため、DVDレコーダ130に対して制御コードを送信することによって、DVDレコーダ130を制御する点が、実施の形態1(図1)に示したように検証装置110に備えられた検証プログラム111と異なる。
ここで、シナリオデータ112、反復条件データ113および制御コード情報114は、学習リモコン1310の入力操作によって、学習リモコン1310に入力される。なお、パーソナル・コンピュータなどの外部装置によって入力された上記各種情報を、有線通信、無線通信、着脱可能な記録媒体などを介して上記外部装置から、取得するようにしてもよい。
このようなシステム構成によるテストシステム1300において、学習リモコン1310に備えられた検証プログラム111によって制御コード情報114から抽出された制御コードは、赤外線通信によってDVDレコーダ130に送信される。そして、上記制御コードを受信したDVDレコーダ130においては、組込みプログラム131による上記制御コードに対応する処理がおこなわれ、その結果として映像/音声信号がディスプレイ140に送信される。
そのうえ、上記映像/音声信号を受信したディスプレイ140においては、上記映像/音声信号に対応する映像/音声が送信される。このように、ディスプレイ140から送信された映像/音声によって、ユーザは組込みプログラム131の機能テストの結果を確認することができる。
(学習リモコン1310のハードウェア構成)
つぎに、この発明の実施の形態2にかかる学習リモコン1310のハードウェア構成について説明する。図14は、この発明の実施の形態2にかかる学習リモコン1310のハードウェア構成を示すブロック図である。
図14において、学習リモコン1310は、CPU1401と、ROM1402と、RAM1403と、ディスプレイ1404と、I/F(インターフェース)1405と、操作ボタン1406と、を備えており、各構成部はバス1410によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU1401は、学習リモコン1310の全体の制御を司る。ROM1402は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM1403は、CPU1401のワークエリアとして使用される。ディスプレイ1404は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文章、画像、機能情報などのデータを表示する。
I/F1405は、通信ケーブルなどの通信媒体によってパーソナル・コンピュータなどの外部装置に接続される。また、I/F1405は、上記通信媒体と学習リモコン1310とのインターフェースを司り、外部装置および学習リモコン1310からのデータの入送信を制御する。操作ボタン1406は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。
(学習リモコン1310の機能的構成)
この発明の実施の形態2にかかる学習リモコン1310の機能的構成については、実施の形態1(図11)に示した検証装置110の機能的構成と同様の機能的構成を用いることができるため、説明を省略する。
なお、学習リモコン1310の機能的構成において、シナリオデータ入力部1101および反復条件データ入力部1102は、具体的には、たとえば図14に示した操作ボタン1406によってその機能を実現する。
また、学習リモコン1310の機能的構成において、制御コード情報取得部1103、抽出部1104、決定部1105および判断部1106は、具体的には、たとえば図14に示したROM1402およびRAM1403に記憶されたプログラムをCPU1401が実行することによってその機能を実現する。
そして、学習リモコン1310の機能的構成において、送信部1107は、具体的には、たとえば図14に示したI/F1405によってその機能を実現する。
(制御コードの送信処理手順)
この発明の実施の形態2にかかる学習リモコン1310による制御コードの送信処理手順については、実施の形態(図12)に示した検証装置110による制御コードの送信処理手順と同様の送信手順を用いることができるため、説明を省略する。
以上説明したように、この発明の実施の形態2にかかる検証装置、リモコン装置、検証方法、および該方法をコンピュータに実行させるプログラムによれば、シナリオデータ112、反復条件データ113および制御コード情報114を学習リモコン1310の入力操作によって入力したうえで、学習リモコン1310に備えられた検証プログラム111を起動するだけといった簡単な作業によって、組込みプログラム131のテストを反復しておこなうことができる。
また、シナリオデータ112、反復条件データ113および制御コード情報114を学習リモコン1310に保存しておくことによって、再テストをおこなう場合であっても、再び学習リモコン1310に備えられた検証プログラム111を起動するだけといった簡単な作業によって、組込みプログラム131の機能テストを反復しておこなうことができる。
また、組込みプログラム131を動作させるための送信デバイスとして、学習リモコン1310を用いたため、メーカーおよび機種が異なる様々なDVDレコーダ130に対して、組込みプログラム131の機能テストをおこなう場合であっても、各DVDレコーダ130の制御コードを学習リモコン1310に学習させるだけで、同一のテスト内容による、組込みプログラム131の機能テストを反復しておこなうことができる。
このように、この発明の実施の形態2にかかる検証装置、リモコン装置、検証方法、および該方法をコンピュータに実行させるプログラムによれば、実施の形態(図1)に示したようなパーソナル・コンピュータなどの検証装置110を必要とせず、上述したように組込みプログラム131の機能テストを効率的におこなうことができるため、テスト担当者の労力を軽減させることができるうえ、テスト作業を含む開発コストの削減および開発期間の短期間化を図ることができる。
なお、本実施の形態2においては、組込みプログラム131を動作させるための送信デバイスの一例として、学習リモコン1310を用いたが、これに限らず、たとえば学習機能を有しないリモコンや、制御コードを送信することが可能な赤外線送信デバイスなどを用いてもよい。
なお、実施の形態1および実施の形態2で説明した検証方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション、CAD等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる検証装置、リモコン装置、検証方法、および該方法をコンピュータに実行させるプログラムは、組込みプログラムのテスト作業を含む開発業務などに有用であり、特に、多くの機能を備えた組込みプログラムの開発業務などへの利用に適している。
この発明の実施の形態1にかかるテストシステムのシステム構成を示すシステム構成図である。 この発明の実施の形態1にかかるテストシステムに用いられるテストシナリオの一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1にかかるテストシステムに用いられるテストシナリオの一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1にかかるテストシステムに用いられるテストシナリオの一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1にかかる検証装置に用いられるシナリオデータの一例を示す説明図である。 シナリオデータ入力画面の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1にかかる検証装置に用いられる反復条件データの一例を示す説明図である。 反復条件データ入力画面の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1にかかる情報提供装置に用いられる制御コード情報の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1にかかる検証装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1にかかる検証装置の機能的構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1にかかる検証装置による制御コードの送信処理手順の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2にかかるテストシステムのシステム構成を示すシステム構成図である。 この発明の実施の形態2にかかる学習リモコンのハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 テストシステム
110 検証装置
111 検証プログラム
112 シナリオデータ
113 反復条件データ
114 制御コード情報
120 学習リモコン
130 DVDレコーダ
131 組込みプログラム
140 ディスプレイ
151 通信ケーブル
152 通信ケーブル
200 画面
210 コンテンツ
220 メニュー画面
300 録画予約画面
400 確認画面
401 「はい」ボタン
402 「いいえ」ボタン
600 シナリオデータ入力画面
800 反復条件データ入力画面
1101 シナリオデータ入力部
1102 反復条件データ入力部
1103 制御コード情報取得部
1104 抽出部
1105 決定部
1106 判断部
1107 送信部
1300 テストシステム
1310 学習リモコン

Claims (7)

  1. ユーザの入力操作を受け付けると当該入力操作に応じた制御コードを検証対象装置に送信するリモコン装置を用いて、前記検証対象装置の動作検証をおこなう検証装置であって、
    前記リモコン装置の一連の入力操作に関するシナリオデータの入力を受け付ける入力手段と、
    前記制御コードの集合の中から、前記入力手段によって入力されたシナリオデータにより特定される入力操作ごとに、当該入力操作に関連付けられている制御コードを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された制御コードを、前記シナリオデータにより特定される一連の入力操作手順に従って前記リモコン装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする検証装置。
  2. 前記検証対象装置の動作検証を反復しておこなう際の反復条件に関する反復条件データの入力を受け付ける反復条件データ入力手段を備え、
    前記送信手段は、
    前記抽出手段によって抽出された制御コードを、前記反復条件データにより特定される送信回数および送信間隔に従って、繰り返し、前記リモコン装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の検証装置。
  3. ユーザの入力操作を受け付けると当該入力操作に応じた制御コードを検証対象装置に送信するリモコン装置であって、
    前記リモコン装置の一連の入力操作に関するシナリオデータを取得する取得手段と、
    前記制御コードの集合の中から、前記取得手段によって取得されたシナリオデータにより特定される入力操作ごとに、当該入力操作に関連付けられている制御コードを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された制御コードを、前記シナリオデータにより特定される一連の入力操作手順に従って前記検証対象装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするリモコン装置。
  4. 前記検証対象装置の動作検証を反復しておこなう際の反復条件に関する反復条件データの入力を受け付ける反復条件データ入力手段を備え、
    前記送信手段は、
    前記抽出手段によって抽出された制御コードを、前記反復条件データにより特定される送信回数および送信間隔に従って、繰り返し、前記検証対象装置に送信することを特徴とする請求項3に記載のリモコン装置。
  5. ユーザの入力操作を受け付けると当該入力操作に応じた制御コードを検証対象装置に送信するリモコン装置を用いて、前記検証対象装置の動作検証をおこなう検証方法であって、
    前記リモコン装置の一連の入力操作に関するシナリオデータの入力を受け付ける入力工程と、
    前記制御コードの集合の中から、前記入力工程によって入力されたシナリオデータにより特定される入力操作ごとに、当該入力操作に関連付けられている制御コードを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって抽出された制御コードを、前記シナリオデータにより特定される一連の入力操作手順に従って前記リモコン装置に送信する送信工程と、
    を含むことを特徴とする検証方法。
  6. ユーザの入力操作を受け付けると当該入力操作に応じた制御コードを検証対象装置に送信するリモコン装置による検証方法であって、
    前記リモコン装置の一連の入力操作に関するシナリオデータを取得する取得工程と、
    前記制御コードの集合の中から、前記取得工程によって取得されたシナリオデータにより特定される入力操作ごとに、当該入力操作に関連付けられている制御コードを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって抽出された制御コードを、前記シナリオデータにより特定される一連の入力操作手順に従って前記検証対象装置に送信する送信工程と、
    を含むことを特徴とする検証方法。
  7. 請求項5または6に記載の検証方法をコンピュータに実行させるプログラム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011223346A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Mitsumi Electric Co Ltd 評価システム、評価装置、評価方法及び評価プログラム

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