JP6417894B2 - 文字入力システム、文字入力方法、携帯端末装置及び文字入力プログラム - Google Patents

文字入力システム、文字入力方法、携帯端末装置及び文字入力プログラム Download PDF

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Description

この発明は、プリンタ機能、ファクシミリ機能、スキャン機能等の機能を備えた多機能デジタル画像処理装置であるMFP(Multi Function Peripherals)等の画像処理装置と、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末装置とを備えた文字入力システム、同システムで実行される文字入方法、携帯端末装置及び文字入力プログラムに関する。
上述したようなMFP等の画像処理装置として、タッチパネルを備えた表示部に文字入力エリアを有する画面を表示し、ユーザーが文字入力エリアに文字列を入力して実行キーを押すことにより、所定の処理が実行されるものが知られている。例えば、装置の使用時にユーザー名やパスワードの入力画面にユーザー名等の文字を入力してログインする場合や、文字列を入力して検索する場合などである。
このような文字入力エリアへの文字入力は、従来では、次のような方法で行われていた。
即ち、図14に示すように、画像処理装置1の操作パネル130に設けられた表示部131に、図15に示すように、文字入力エリア131a及び文字入力ツールであるキーボード131bを有する文字入力画面D105を表示し、このキーボード131bの文字キーを押下(タッチ)することにより、文字入力エリア131aに文字を入力していた。
しかし、この方法では、表示されたキーボード131bがユーザーが使い慣れた文字入力ツールとは異なり、画像処理装置1のメーカー独自の文字入力ツールであることから、使い勝手がよくないという問題がある。
そこで、装置固有の文字入力ツールを使用しなくてもよい文字入力方法として、ユーザーが普段使用しているスマートフォンやタブレット端末等の携帯端末装置上で文字入力を行うことで、画像処理装置1の文字入力エリア131aに文字を入力する技術が知られている。
より詳細に説明すると、図5(A)の右図に示すように、画像処理装置1の表示部131に初期画面D101を表示させた状態で、同図(B)の左図に示すように、携帯端末装置2のタッチパネルの画面D201上の連携ボタンを操作すると、携帯端末装置2と画像処理装置1とが無線接続され、同図(C)の左図に示すように、画像処理装置1に表示されていた初期画面D101がリモート画面D202として携帯端末装置2に表示される。なお、携帯端末装置2及び画像処理装置1には、相互に連係して動作を行う連携アプリケーションがそれぞれ予めインストールされている。
携帯端末装置2にリモート画面として表示された画像処理装置1の初期画面D202を、ユーザーがタッチ操作すると、タッチ操作情報が画像処理装置1に送信され、画像処理装置はタッチ操作情報を解析して対応する更新画面のデータを携帯端末装置2に送信し、携帯端末装置2はこのデータに基づいてリモート画面を更新する。
こうして、携帯端末装置2にリモート画面として表示される画像処理装置側の操作画面の表示と、ユーザーによるリモート画面のタッチ操作を繰り返すことにより、画像処理装置側の文字入力エリア131aとキーボード131bを有する文字入力画面の画面データが携帯端末装置2に送信されると、図5(D)の左図に示すように、携帯端末装置2はその画面に重ねて、ユーザーが使い慣れた携帯端末装置用の文字入力補助ソフトウェア(IME:Input Method Editor)に基づく文字入力ツール205aを合成し、文字入力画面D203として表示する。なお、図5(D)においてハッチングを施した部分が、合成された携帯端末装置側のIMEに基づく文字入力ツールを示している。
ユーザーは携帯端末装置2に表示された使い慣れた文字入力ツール205aを使用して文字を文字入力エリア131aに入力したのち、入力文字を確定すると、確定された文字列が画像処理装置1に送信される。画像処理装置1は、携帯端末装置2から受信した確定文字列を入力する、というものである。
しかしながら、このようなリモート画面を用いた文字入力方式(第1の文字入力方式という)では、携帯端末装置2に文字入力ツール205aを表示するまでに、画像処理装置1側の操作画面をリモート画面として表示させたり、リモート画面に対するユーザーのタッチ操作が必要であり、文字入力ツール205aを表示するまでの操作が些か面倒であり、時間も要していた。
そこで、最近では、第1の文字入力方式とは異なりリモート画面を用いない第2の文字入力方式が提案されている。
この第2の文字入力方式は、図6(A)の右図に示すように、画像処理装置1の表示部131に初期画面D104を表示させた状態で、ユーザーが画面を操作して更新し、同図(B)の右図に示すように、文字入力エリア131aと画像処理装置独自の文字入力ツールであるキーボード131bを有する文字入力画面D105を表示させる。この状態で、同図(B)の左図に示すように、携帯端末装置2の画面D204を操作して画像処理装置1と無線接続すると、同図(C)の左図に示すように、携帯端末装置2のタッチパネル205に、文字入力エリア205bとユーザーが使い慣れた携帯端末装置側のIMEに基づく文字入力ツール205cを有する文字入力画面D205が表示される。また、同図(C)の右図に示すように、画像処理装置1の文字入力画面には「IME入力開始」ボタン131cが表示される。
ユーザーが画像処理装置1の文字入力画面の「IME入力開始」ボタン131cを押すと、同図(D)に示すように、携帯端末装置2の文字入力エリア205bと画像処理装置1の文字入力エリア131aが同期する。ユーザーは携帯端末装置2に表示された使い慣れた文字入力ツール205cを使用して文字入力エリア205bに文字を入力すると、文字情報が画像処理装置に送信され、同期した画像処理装置1の文字入力エリア131aに文字が入力される、というものであり、画像処理装置1側の操作画面をリモート画面として携帯端末装置2に表示させたり、リモート画面をユーザーが操作する必要はなくなる。
このように、2つの文字入力方式が存在するが、いずれの入力方式にも対応可能なように、携帯端末装置1には両方の入力方式に対応するアプリケーションが搭載され、いずれかの入力方式を選択できるようになっている。
一方、画像処理装置には、第2の文字入力方式に対応できず、第1の入力方式にしか対応できないものが存在する。このような第1の入力方式にしか対応できない画像処理装置に対し、第2の文字入力方式が選択されることがある。つまり、ユーザーが画像処理装置1に表示された操作画面を操作して、文字入力エリア131aと装置独自の文字入力ツールであるキーボード131bを有する画像処理装置側の文字入力画面画面を表示させた状態で、携帯端末装置2の画面をタッチ操作して画像処理装置1と無線接続する。
しかし、画像処理装置1は第1の文字入力方式にしか対応していないため、ユーザーは携帯端末装置2の画面上で第1の文字入力方式を選択し直すことになるが、第1の文字入力方式を選択し直すとユーザーが切り替わったと判断される。このため従来では、第1の文字入力方式において、ユーザーが使い慣れた携帯端末装置用のIMEに基づく文字入力ツール205cを携帯端末装置に表示させるまでの操作を最初からユーザーがやり直さなければならなかった。
つまり、図5で説明したような、画像処理装置1の操作画面を携帯端末装置2にリモート画面として表示させる処理と、該リモート画面に対するユーザー操作を、画像処理装置側の初期画面から繰り返すことにより、携帯端末装置2の文字入力ツール205aを有する文字入力画面D203(図5(D)の左図)を、携帯端末装置1に表示させる必要があった。
なお、特許文献1には、制御対象の装置に状態変化が生じた場合であっても、ユーザーの不便を抑えて処理の継続を可能とする画像処理システムとして、制御装置としての端末装置が、CPUに、MFPから画面情報を取得するための取得部と、画面情報に基づく操作画面を表示するための第1表示部と、操作画面に対するユーザー指示の位置情報をMFPに送信するための第1送信部と、MFPでの通信に影響を与える状態変化の有無を判断するための判断部と、画面情報に基づいて生成される代替画面を表示するための第2表示部と、代替画面に対するユーザー指示に基づくパラメーターを格納するための格納部と、格納されたパラメーターをMFPに送信するための第2送信部とを含むシステムが提案されている。
特開2014−121031号公報
しかしながら、携帯端末装置により第2の文字入力方式を選択したユーザーが、画像処理装置が第1の文字入力方式にしか対応できないため、第1の文字入力方式を選択し直した場合に、ユーザーが使い慣れた携帯端末装置用のIMEに基づく文字入力ツールを携帯端末装置に表示させるまでの操作を最初からやり直さなければならないのでは、操作が面倒であり使い勝手が良くなかった。
なお、特許文献1に記載の技術は、第1の文字入力方式にしか対応できない画像処理装置に対して、ユーザーが携帯端末装置上で第2の文字入力方式を選択した場合に生じる前記課題を解決することはできなかった。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、第1の文字入力方式にしか対応できない画像処理装置に対して、携帯端末装置上で第2の文字入力方式を選択したユーザーが、第1の文字入力方式を選択し直した場合に、ユーザーが、使い慣れた携帯端末装置用のIMEに基づく文字入力ツールを携帯端末装置に表示させるまでの操作を最初からやり直す必要をなくすことにより、操作性を向上し使い勝手の良い文字入力システム、文字入力方法、携帯端末装置及び文字入力プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)相互に接続可能な画像処理装置と携帯端末装置とを備えた文字入力システムであって、前記画像処理装置は、タッチパネルを有する表示手段と、前記表示手段に表示される自装置の操作画面の画面データを前記携帯端末装置に送信する送信手段と、前記画面データを受信した携帯端末装置でリモート画面として再生された前記操作画面をユーザーが操作したときに、前記携帯端末装置から送信される操作データを受信する受信手段と、前記受信手段により受信した操作データに基づいて、操作データで指示される画面更新処理を含む処理を実行する処理実行手段と、を備え、前記携帯端末装置は、タッチパネルを有する表示手段と、前記画像処理装置からの前記画面データに基づいて前記リモート画面を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段により前記表示手段に表示される画像処理装置の初期画面から開始される複数のリモート画面に対するユーザーの操作を経て、リモート画面中の文字入力エリアと自装置に搭載された複数の文字キー有する文字入力ツールを合成した文字入力画面を前記表示手段に表示させ、前記文字入力ツールの文字キーが、ユーザーによりタッチ操作されたとき、タッチキーに対応する情報を前記画像処理装置に送信することにより、前記画像処理装置に対する文字入力を行う第1の文字入力手段と、自装置に搭載された複数の文字キー有する文字入力ツールを前記表示手段に表示させ、前記文字入力ツールの文字キーが、ユーザーによりタッチ操作されたとき、タッチキーに対応する情報を前記画像処理装置に送信することにより、前記第1の文字入力手段とは異なる方式で、前記画像処理装置に対する文字入力を行う第2の文字入力手段と、前記第1の文字入力手段と前記第2の文字入力手段のいずれで画像処理装置に対する文字入力を行うかを選択する選択手段と、を備え、前記携帯端末装置の表示制御手段は、前記第2の文字入力手段が選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が前記第2の文字入力手段に対応しておらず、ユーザーにより前記第1の文字入力手段が再選択された場合、前記画像処理装置と連携して、前記初期画面から開始されるリモート画面のユーザーによる操作を必要とすることなく、前記第1の文字入力手段における前記文字入力画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする文字入力システム。
(2)前記携帯端末装置は、前記第2の文字入力手段が選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が前記第2の文字入力手段に対応していないことを、前記画像処理装置からの通知により判定する前項1に記載の文字入力システム。
(3)前記携帯端末装置は、前記第2の文字入力手段が選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が前記第2の文字入力手段に対応していないことを、自装置内の記憶手段に記憶された、画像処理装置が第2の文字入力手段に対応可能か否かの情報に基づいて、判定する前項1に記載の文字入力システム。
(4)前記画像処理装置において、表示手段に表示された初期画面に対する操作から始まる複数回のユーザーのタッチ操作を経て、文字入力エリアを有する文字入力画面を前記表示手段に表示させた状態で、前記携帯端末装置と画像処理装置とが接続されることにより、前記携帯端末装置の第2の文字入力手段は有効状態となり、前記画像処理装置は、前記初期画面から前記文字入力画面が表示されるまでに行われた複数回のユーザーのタッチ操作情報を保存するログ保存手段を備え、ユーザーにより前記第1の文字入力手段が再選択されたときに、前記携帯端末装置の表示制御手段は、前記画像処理装置から前記ログ保存手段に保存されたユーザーのタッチ操作情報を取得し、該取得したタッチ操作情報に基づき、前記初期画面から始まる複数のリモート画面に対応するタッチ操作情報を再生して前記画像処理装置に送信することにより、前記第1の文字入力手段における文字入力画面を前記表示手段に表示させる前項1〜3のいずれかに記載の文字入力システム。
(5)前記タッチ操作情報は、タッチされた画面上の位置を示す座標情報と、座標情報に対応する処理内容を含み、前記ログ保存手段には前記座標情報と処理内容がタッチ操作情報の順に時系列に記録されている前項4に記載の文字入力システム。
(6)前記携帯端末装置は、前記取得したタッチ操作情報から初期画面を特定するとともに、特定した初期画面を起点として、前記初期画面から始まる複数のリモート画面に対し対応するタッチ操作情報を再生して前記画像処理装置に送信する前項4または5に記載の文字入力システム。
(7)前記画像処理装置は、表示手段に表示された初期画面に対する操作から始まる複数回のユーザーのタッチ操作を経て、文字入力エリアを有する文字入力画面を表示手段に表示させるとともに、前記文字入力画面が表示されているときの画像処理装置の状態を規定する設定データを保存する設定データ保存手段を備え、前記画像処理装置の表示手段に前記文字入力エリアを有する文字入力画面が表示された状態で、前記携帯端末装置と画像処理装置とが接続されることにより、前記携帯端末装置の第2の文字入力手段は有効状態となり、ユーザーにより前記第1の文字入力手段が再選択されたときに、前記画像処理装置は、前記設定データ保存手段に保存された、文字入力画面が表示されているときの画像処理装置の状態を規定する設定データに基づいて、文字入力画面の画面データを前記携帯端末装置に送信し、前記携帯端末装置は、送信された前記文字入力画面の画面データに基づいて、前記第1の文字入力手段における文字入力画面を前記表示手段に表示させる前項1〜3のいずれかに記載の文字入力システム。
(8)前記携帯端末装置は、前記第2の文字入力手段が選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が前記第2の文字入力手段に対応していない場合は、ユーザーに前記第1の文字入力手段を再選択するかどうかの確認画面を表示する前項1〜7のいずれかに記載の文字入力システム。
(9)相互に接続可能な画像処理装置と携帯端末装置とを備えた文字入力システムで実行される文字入力方法であって、前記画像処理装置は、タッチパネルを有する表示手段に表示される自装置の操作画面の画面データを前記携帯端末装置に送信する送信ステップと、前記操作画面の画面データを受信した携帯端末装置でリモート画面として再生された前記操作画面をユーザーが操作したときに、前記携帯端末装置から送信される操作データを受信する受信ステップと、前記受信ステップにより受信した操作データに基づいて、操作データで指示される画面更新処理を含む処理を実行する処理実行ステップと、を実行し、前記携帯端末装置は、前記画像処理装置からの前記画面データに基づいて前記リモート画面をタッチパネルを有する表示手段に表示させる表示制御ステップと、前記表示制御ステップにより前記表示手段に表示される画像処理装置の初期画面から開始される複数のリモート画面に対するユーザーの操作を経て、リモート画面中の文字入力エリアと自装置に搭載された複数の文字キー有する文字入力ツールを合成した文字入力画面を前記表示手段に表示させ、前記文字入力ツールの文字キーが、ユーザーによりタッチ操作されたとき、タッチキーに対応する情報を前記画像処理装置に送信することにより、前記画像処理装置に対する文字入力を行う第1の文字入力ステップと、自装置に搭載された複数の文字キー有する文字入力ツールを前記表示手段に表示させ、前記文字入力ツールの文字キーが、ユーザーによりタッチ操作されたとき、タッチキーに対応する情報を前記画像処理装置に送信することにより、前記第1の文字入力ステップとは異なる方式で、前記画像処理装置に対する文字入力を行う第2の文字入力ステップと、前記第1の文字入力ステップと前記第2の文字入力ステップのいずれで画像処理装置に対する文字入力を行うかを選択する選択ステップと、を実行し、前記携帯端末装置の表示制御ステップでは、前記第2の文字入力ステップが選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が前記第2の文字入力ステップに対応しておらず、ユーザーにより前記第1の文字入力ステップが再選択された場合、前記画像処理装置と連携して、前記初期画面から開始されるリモート画面のユーザーによる操作を必要とすることなく、前記第1の文字入力ステップにおける前記文字入力画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする文字入力方法。
(10)前項1〜8のいずれかに記載の文字入力システムに用いられる携帯端末装置。
(11)前項1〜8のいずれかに記載の文字入力システムに用いられる携帯端末装置のコンピュータに、前記文字入力システムに用いられる画像処理装置と接続するための接続ステップと、前記画像処理装置の表示手段に表示される画像処理装置の操作画面の画面データを受信する受信ステップと、前記受信ステップにより受信した前記画面データに基づいて、前記操作画面をリモート画面としてタッチパネルを有する表示手段に表示させる表示制御ステップと、前記表示制御ステップにより前記表示手段に表示される画像処理装置の初期画面から開始される複数のリモート画面に対するユーザーの操作を経て、リモート画面中の文字入力エリアと自装置に搭載された複数の文字キー有する文字入力ツールを合成した文字入力画面を前記表示手段に表示させ、前記文字入力ツールの文字キーが、ユーザーによりタッチ操作されたとき、タッチキーに対応する情報を前記画像処理装置に送信することにより、前記画像処理装置に対する文字入力を行う第1の文字入力ステップと、自装置に搭載された複数の文字キー有する文字入力ツールを前記表示手段に表示させ、前記文字入力ツールの文字キーが、ユーザーによりタッチ操作されたとき、タッチキーに対応する情報を前記画像処理装置に送信することにより、前記第1の文字入力ステップとは異なる方式で、前記画像処理装置に対する文字入力を行う第2の文字入力ステップと、前記第1の文字入力ステップと前記第2の文字入力ステップのいずれで画像処理装置に対する文字入力を行うかを選択する選択ステップと、を実行させ、前記表示制御ステップでは、前記第2の文字入力ステップが選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が前記第2の文字入力ステップに対応しておらず、ユーザーにより前記第1の文字入力ステップが再選択された場合、前記画像処理装置と連携して、前記初期画面から開始されるリモート画面のユーザーによる操作を必要とすることなく、前記第1の文字入力ステップにおける文字入力画面を前記表示手段に表示させる処理を前記コンピュータに実行させるための文字入力プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、携帯端末装置において、ユーザーにより第2の文字入力手段が選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が第2の文字入力手段に対応しておらず、ユーザーにより第1の文字入力手段が再選択された場合、画像処理装置と連携して、初期画面から開始されるリモート画面のユーザーによる操作を必要とすることなく、ユーザーが使い慣れた携帯端末装置側の文字入力ツールを有する文字入力画面が携帯端末装置の表示手段に表示されるから、ユーザーは前記文字入力ツールを携帯端末装置に表示させるまでの操作を最初からやり直す必要はなくなる。このため、操作性を向上でき使い勝手の良い文字入力システムとなる。
前項(2)に記載の発明によれば、携帯端末装置は、第2の文字入力手段が選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が第2の文字入力手段に対応していないことを、画像処理装置からの通知により確実に判定することができる。
前項(3)に記載の発明によれば、携帯端末装置は、第2の文字入力手段が選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が第2の文字入力手段に対応していないことを、自装置内の記憶手段に記憶された、画像処理装置が第2の文字入力手段に対応可能か否かの情報に基づいて、確実に判定することができる。
前項(4)に記載の発明によれば、ユーザーにより第1の文字入力手段が再選択されたときに、携帯端末装置は画像処理装置からログ保存手段に保存されたユーザーのタッチ操作情報を取得し、該取得したタッチ操作情報に基づき、初期画面から始まる複数のリモート画面に対応するタッチ操作情報を画像処理装置に送信することにより、ユーザーが使い慣れた携帯端末装置側の文字入力ツールを有する文字入力画面を携帯端末装置の表示手段に表示させるから、ユーザーは携帯端末装置側の文字入力ツールを携帯端末装置に表示させるまでの操作を最初からやり直す必要はなくなる。
前項(5)に記載の発明によれば、タッチ操作情報は、タッチされた画面上の位置を示す座標情報と、座標情報に対応する処理内容を含み、ログ保存手段には前記座標情報と処理内容がタッチ操作情報の順に時系列に記録されているから、携帯端末装置はユーザーが使い慣れた携帯端末装置側の文字入力ツールを有する文字入力画面を容易に表示することができる。
前項(6)に記載の発明によれば、取得したタッチ操作情報から初期画面が特定され、この特定された初期画面を起点として、初期画面から始まる複数のリモート画面に対応するタッチ操作情報が画像処理装置に送信される。
前項(7)に記載の発明によれば、ユーザーにより第1の文字入力手段が再選択されたときに、画像処理装置は、設定データ保存手段に保存された文字入力画面が表示されているときの画像処理装置の状態を規定する設定データに基づいて、文字入力画面の画面データを携帯端末装置に送信し、携帯端末装置は、送信された文字入力画面の画面データに基づいて、ユーザーが使い慣れた携帯端末装置側の文字入力ツールを有する文字入力画面を携帯端末装置の表示手段に表示させるから、ユーザーは携帯端末装置側の文字入力ツールを携帯端末装置に表示させるまでの操作を最初からやり直す必要はなく、しかも画像処理装置からの画面データの送信や携帯端末装置からのリモート画面のタッチ操作情報の送信を繰り返すことなく短時間で、ユーザーが使い慣れた携帯端末装置側の文字入力ツールを有する文字入力画面を携帯端末装置の表示手段に表示させることができる。
前項(8)に記載の発明によれば、第2の文字入力手段が選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が第2の文字入力手段に対応していない場合は、ユーザーに第1の文字入力手段を再選択するかどうかの確認画面が表示されるから、ユーザーは文字入力対象の画像処理装置が第2の文字入力手段に対応していないことを容易に認識できる。
前項(9)に記載の発明によれば、ユーザーにより第1の文字入力手段が再選択された場合、画像処理装置と連携して、初期画面から開始されるリモート画面のユーザーによる操作を必要とすることなく、ユーザーが使い慣れた携帯端末装置側の文字入力ツールを有する文字入力画面が携帯端末装置の表示手段に表示されるから、ユーザーは前記文字入力ツールを携帯端末装置に表示させるまでの操作を最初からやり直す必要はなくなり、操作性を向上できる。
前項(10)に記載の発明によれば、ユーザーにより第1の文字入力手段が再選択された場合、画像処理装置と連携して、初期画面から開始されるリモート画面のユーザーによる操作を必要とすることなく、ユーザーが使い慣れた携帯端末装置側の文字入力ツールを有する文字入力画面を表示手段に表示できる携帯端末装置となる。
前項(11)に記載の発明によれば、ユーザーにより第1の文字入力手段が再選択された場合、画像処理装置と連携して、初期画面から開始されるリモート画面のユーザーによる操作を必要とすることなく、ユーザーが使い慣れた携帯端末装置側の文字入力ツールを有する文字入力画面を表示手段に表示する処理を、携帯端末装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係る文字入力システムの構成図である。 画像処理装置の内部構成を示す図である。 携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 画像処理装置の操作画面を携帯端末装置にリモート画面として表示し、このリモート画面をユーザーが操作することにより携帯端末装置から画像処理装置をリモート操作する場合の動作の概要を説明するための図である。 第1の文字入力方式により携帯端末装置から画像処理装置に文字入力を行う場合の説明図である。 第2の文字入力方式により携帯端末装置から画像処理装置に文字入力を行う場合の説明図である。 携帯端末装置の表示部に第1の文字入力方式と第2の文字入力方式の選択キーが表示されている状態を示す図である。 第1の文字入力方式にしか対応していない画像処理装置に、ユーザーが携帯端末装置で第2の文字入力方式を選択した場合の動作を説明するための図である。 図8の続きである。 図9の続きである。 第1の文字入力方式にしか対応していない画像処理装置に、ユーザーが携帯端末装置で第2の文字入力方式を選択した場合の画像処理装置と携帯端末装置との間のやりとりを示すシーケンス図である。 ユーザーが携帯端末装置で第2の文字入力方式を選択したときの携帯端末装置の動作を示すフローチャートである。 図12のフローチャートのステップS38のタッチイベント復元処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 画像処理装置の外観斜視図である。 図14の画像処理装置の表示部に、文字入力画面を表示した状態の図である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る文字入力システムの構成図である。
本システムは、それぞれ複数の画像処理装置1と携帯端末装置2と情報処理装置3から構成される。画像形成装置1、携帯端末装置2、情報処理装置3は、いずれもネットワーク4を介して接続されている。
ここで、ネットワーク4は、LAN(Local Area Network)などの専用回線を用いたネットワーク、一般回線を用いたネットワーク、無線通信によるネットワーク、のいずれであっても構わない。また、ネットワーク4は、外部ネットワークを介して、他のネットワークと接続されている。
画像形成装置1は、走査した原稿画像、および情報処理装置3から送信されたプリントデータから生成した画像の複写画像を用紙上に形成する装置であり、この実施形態では、プリンタ機能、ファクシミリ機能、スキャン機能等の機能を備えた多機能デジタル画像処理装置である前述したMFPが用いられている。以下、画像処理装置をMFPともいう。ここで、プリントデータとは、情報処理装置3のオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムが発行する描画命令を、プリンタドライバによって画像形成装置1が処理可能なページ記述言語に変換したページ記述言語による描画命令、もしくは、PDF、TIFF、JPEG、XPS等のファイルフォーマットで記述された文書データである。
また、走査した原稿画像は、ネットワーク4を介して、情報処理装置3、さらにはその他のMFPに送信することもできる。さらには、外部ネットワークを介して、別のネットワークに接続された他のMFPや情報処理装置に原稿画像を送信することもできる。さらに、操作した原稿画像や情報処理装置から受信した文書データを固定記憶装置に蓄積することもできる。
携帯端末装置2は、CPU、RAM、固定記憶装置(ハードディスク装置など)、モニタ、タッチ操作可能な液晶パネル等を有する携帯型のコンピュータ装置である。電子化された文書を蓄積して持ち運び、どこでも閲覧、編集を行うことができる。また、無線通信する手段を有し、MFP1や情報処理装置3との間で文書の送受信を行うことができるほか、MFP1を遠隔操作する手段を有する。以下の説明では携帯端末装置を単に携帯端末とも言う。
情報処理装置3は、CPU、RAM、固定記憶装置(ハードディスク装置など)、モニタ、キーボード、マウス等の接続された一般的なコンピュータ装置である。情報処理装置3は、ユーザの指示によリプリントデータを生成し、生成したプリントデータをMFP1に送信する。
図2は、MFP1の内部構成を示す図である。MFP1のCPU101には、制御プログラムの格納されたROM102、作業用のS−RAM(Static Random Access Memory)103、画像形成に関わる各種の設定を記憶するバッテリバックアップされたNV−RAM(不揮発性メモリ)104、時計IC105がバスを介して接続され、MFP1の全体を統括的に制御する制御部100を構成している。
制御部100には、原稿画像を読み取る画像読取装置120、各種の入力を行うテンキー、プリントキー、ログアウトキーなどの各種キーや表示部131を備えた操作パネル130、ネットワーク4を介して接続された情報処理装置3−yをはじめとする外部の装置との間で各種の情報を送受信する為のネットワークインターフェース(ネットワークI/F)160、該ネットワークインターフェース160により受信したプリントデータから複写画像を生成するプリンタコントローラ150、複写画像を用紙上に形成する画像出力装置140がそれぞれバスを介して接続されている。
また、制御部100には、固定記憶装置110がバスを介して接続されている。固定記憶装置110とは例えばハードディスク装置である。この固定記憶装置110には、各種のデータが記憶されている。
また、ワイヤレスインターフェース(WirelessI/F)170と短距離無線インターフェース(短距離無線I/F)180が、バスを介して制御部100に接続されている。ワイヤレスインターフェース170は、ネットワークとの通信や携帯端末装置2との通信に利用され、短距離無線インターフェース180は例えばブルートゥースや赤外線通信(IrDA:Infrared Data Association)等の短距離無線通信を行うためのインターフェースである。
図3は携帯端末2の構成を示すブロック図である。携帯端末2は、例えばタブレット端末や携帯電話などからなり、CPU201、制御プログラムの格納されたROM202、作業用のRAM203を備え、ROM202及びRAM203はそれぞれバスを介してCPU201に接続されている。また、CPU201、ROM202及びRAM203により、携帯端末2の全体を統括的に制御する制御部200を形成している。
制御部200には、各種の情報を表示するとともに画面を直接タッチして操作入力を行うタッチパネル205、ワイヤレスランインターフェース206、短距離無線インターフェース207が、バスを介してそれぞれ接続されている。ワイヤレスランインターフェース206は、ネットワークとの通信やMFP1との通信に利用され、短距離無線インターフェース207は例えばブルートゥースや赤外線通信等の短距離無線通信を行うためのインターフェースである。
さらに、制御部200には固定記憶装置204がバスを介して接続されている。固定記憶装置204とは例えばハードディスク装置である。この固定記憶装置204には、各種のデータが記憶されている。
図4は、MFP1の操作画面を携帯端末2にリモート画面として表示し、このリモート画面をユーザーが操作することにより携帯端末2からMFP1をリモート操作する場合の動作の概要を説明するための図である。
MFP1の表示部131に初期画面が表示されている状態で、携帯端末2とMFP1を無線接続すると、MFP1から携帯端末2へ初期画面の画面データが送信される(ステップS105)。携帯端末2は画面データを受信すると(ステップS201)、画面データに基づいて画像を展開したのち(ステップS202)、タッチパネル205にリモート画面として描画する(ステップS203)。
ユーザーが表示されたリモート画面に対してタッチパネル205上でタッチ操作すると(ステップS204)、携帯端末2はタッチ位置の座標を検出・特定したのち(ステップS205)、ジャスチャーの種類判定を行うとともに座標をMFP1側の表示部131の座標に変換し(ステップS206)、座標データを含む操作情報(タッチイベント)をMFP1に送信する(ステップS207)。
MFP1はタッチイベントの受信処理を行ったのち(ステップS106)、タッチイベント処理によりタッチイベントの内容を解析し(ステップS107)、解析されたタッチイベントに応じた次の表示画面を内部処理により特定する(ステップS101)。そして、特定された画面を構成するために必要な例えばボタン等のパーツを画面作成処理(ステップS102)により合成して画面データを作成した後、この画面データを圧縮して(ステップS103)、携帯端末2に送信する(ステップS104)。
携帯端末2は、初期画面の場合と同様にして、受信した画面データに基づいてリモート画面を表示する。ユーザーがリモート画面にタッチ操作すると、タッチイベントがMFP1に送信され、MFP1は対応する次の画面を作成し、あるいは対応する処理を実行する。以下、必要に応じて、MFP1でのタッチイベントに基づく画面データの作成や処理の実行と、携帯端末2でのリモート画面の表示及びタッチイベントの送信等が繰り返されることにより、携帯端末2からMFP1が操作される。
このようなリモート画面を利用し、かつ携帯端末2に搭載されている携帯端末2側のIMEに基づく文字入力ツールを携帯端末2のタッチパネル205に表示させて、MFP1に文字入力を行う場合の動作を図5を用いて説明する。図5では、左側に携帯端末2の画面を右側にMFP1の画面をそれぞれ示す。
図5(A)の右図に示すように、MFP1の表示部131に初期画面D101が表示されている状態で、携帯端末2を操作してMFP1と無線接続し、図5(B)の左図に示すように、携帯端末2のタッチパネル205に表示された文字入力モード選択画面D201上で文字入力モードキーを押す。
すると、MFP1から初期画面の画面データが携帯端末2に送信され、図5(C)の左図に示すように、携帯端末2のタッチパネル205には初期画面に対応するリモート画面D202が表示される。携帯端末2にリモート画面として表示されたMFP1の初期画面D202をユーザーが操作すると、タッチイベントがMFP1に送信され、MFP1はタッチイベントを解析して対応する更新画面のデータを携帯端末2に送信し、携帯端末2はこのデータに基づいてリモート画面を更新する。
こうして、携帯端末2におけるリモート画面の表示とユーザー操作を繰り返すことにより、MFP1の文字入力エリアを有する画面が、リモート画面として携帯端末2に送信されると、携帯端末2は図5(D)の左図に示すように、その画面に重ねて、ユーザーが使い慣れた携帯端末装置2側のIMEに基づく文字入力ツール205aを有する文字入力画面D203が表示される。この文字入力画面D203には、携帯端末装置2側の文字入力ツール205aの他に、MFP側の文字入力エリア131aとキーボード131bがリモート画面の一部として表示されている。なお、図5(D)の左図においてハッチングを施した部分が、合成された携帯端末装置2側のIMEに基づく文字入力ツール205aを示している。
携帯端末2との無線接続後は、MFP1の表示部131には無線接続中であることを示す画面D102が表示される。
ユーザーは携帯端末装置2に表示された使い慣れた文字入力ツール205aの文字キーを使用して文字を入力したのち、入力文字を確定すると、確定された文字列がMFP1に送信される。MFP1は、携帯端末2から受信した確定文字列を文字入力エリアに入力する。
一方、いくつかのMFP1には、上記の図5で説明した文字入力方式(第1の文字入力方式)とは異なる別の文字入力方式(第2の文字入力方式)により、文字入力が可能となっている。なお、以下の説明では、第1の文字入力方式を第1のモード、第2の文字入力方式を第2のモードともいう。
この第2のモードを図6を用いて説明する。図6では、左側に携帯端末2の画面を右側にMFP1の画面をそれぞれ示す。
図6(A)の右図に示すように、MFP1の表示部131に初期画面D104を表示させた状態で、ユーザーが画面を操作して更新し、図6(B)の右図に示すように、文字入力エリア131aとMFP1の独自の文字入力ツールであるキーボード131bを有する画面を表示させる。つまり、文字入力可能な画面に遷移させる。
この状態で、図6(B)の左図に示すように、携帯端末2の画面D204を操作してMFP1と無線接続すると、図6(C)の左図に示すように、携帯端末2のタッチパネル205に、ユーザーが使い慣れた携帯端末2のIMEに基づく文字入力ツール205cが文字入力エリア205bと共に表示される。この状態では、MFP1と携帯端末2とはまだ同期しておらず、図6(C)の右図に示すように、ユーザーがMFP1の表示画面に表示された「IME入力開始」キー131cをタッチすると、図6(D)に示すように、MFP1と携帯端末2が同期する。また、MFP1の表示部131には、文字入力エリア131aと「端末入力中」のメッセージと「IME入力終了」キー131dが表示される。
MFP1と携帯端末2が同期した状態で、ユーザーは携帯端末2に表示された使い慣れた文字入力ツール205cの文字キーを使用して文字を入力すると、入力された文字情報がMFP1に送信され、携帯端末2と同期したMFP1の文字入力エリア131aにも文字が入力される。
この第2のモードは、MFP1の表示部131の画面を操作しつつ、携帯端末2を外部キーボードのように利用するため、MFP1の設定画面はMFP1の表示部131に、文字入力ツール205cは携帯端末2に表示される。また、MFP1の操作ユーザーと携帯端末2の操作ユーザーは同一であるため、MFP1の設定や画面を維持したまま、携帯端末2側の文字入力ツール205cを利用できる。
このように、文字入力方式として第1のモードと第2のモードが存在するが、携帯端末2にはいずれのモードにも対応するためのアプリケーションが搭載されている。このため、MFP1への文字入力を行う場合は、図7に示すように、第1のモードの選択キーである第1のモードキー205fと第2のモードの選択キーである第2のモードキー205gがタッチパネル205に表示され、いずれかのモードキーを操作して選択するようになっている。
一方、MFP1によっては、第1のモードと第2のモードのいずれにも対応可能なアプリケーションが搭載されている装置もあれば、第1のモードにしか対応しておらず、第2のモードには対応できない装置もある。
このような第1のモードにしか対応していないMFP1に、ユーザーが携帯端末2で第2のモードを選択した場合の動作を、図8〜図10を用いて説明する。これらの図において、左側の画面が携帯端末2のタッチパネル205の画面を示しており、右側の図がMFP1の表示部131の画面を示している。
ユーザーは、図8(A)の右図に示すように、MFP1の表示部131に初期画面D104を表示させた状態で該画面を操作して、同図(B)の右図に示すように、画面D108を更新し、さらに操作を行って同図(C)の右図に示すように、文字入力エリア131aとMFP1の独自の文字入力ツールであるキーボード131bを有する文字入力画面D105を表示させる。つまり、文字入力可能な画面に遷移させる。
この状態で、同図(C)の左図に示すように、ユーザーが携帯端末2のタッチパネル205に表示された画面上の文字入力モードボタン2aを操作する。すると、図9(D)の左図に示すように、第1のモードでの接続連携を要求する第1のモードキー205fと、第2のモードでの接続連携を要求する第2のモードキー205gが表示される。
ここで、同図(D)の左図にハッチングで示すように、ユーザーが第2のモードキー205gを選択操作したとする。すると、携帯端末2からMFP1へ第2のモードでの接続連携(第2の文字入力方式による連携)が要求されるが、MFP1は第2のモードに対応していないため、MFP1は前記連携要求に対して対応できない旨の不可通知を携帯端末2に送信する。
この通知を受けて、携帯端末2は同図(E)の左図に示すように、「第2のモードは利用できないこと、第1のモードであれば利用できること、を示すメッセージをタッチパネルに表示すると共に、第1のモードを使用するかどうかの選択キー(YESキーとNOキー)を表示する。このように、第2のモードが選択されたときに、MFP1が第2のモードに対応していない場合は、ユーザーに第1のモードを再選択するかどうかの確認画面が表示されるから、ユーザーはMFP1が第2のモードに対応していないことを容易に認識できる。
ユーザーが第1のモードを使用するためにYESキーを押すと、MFP1へ操作ログ情報を要求し、MFP1は操作ログ情報を携帯端末2に送信する。この操作ログ情報は、ユーザーが表示部131に表示された操作画面に対して行ったタッチ操作の内容を示すものであり、具体的には、タッチされた画面上の位置を示す座標情報と、座標情報に対応する処理内容を含み、MFP1はユーザーによる操作が行われるたびに、これらの座標情報と処理内容をタッチ操作の順に時系列に固定記憶装置110等に記録している。従って、図8(A)〜(C)の右図に示した初期画面から文字入力画面までの各画面についての操作ログ情報も保存されている。
操作ログ情報の取得後、携帯端末2は図9(F)の左図にハッチングで示すように、第1のモードキー205fを押し、MFP1に対して第1のモードでの接続連携(第1の文字入力方式による連携)を要求する。
第2のモードから第1のモードへの切り替えは、ユーザーの切り替わりを意味し、前記要求を受けてMFP1は最初から第1のモードによる接続連携が要求された場合と同様に、初期画面の画面データを携帯端末2に送信する。
携帯端末2は初期画面の画面データを受信すると、図10の左図に示すように、この初期画面D202をリモート画面としてタッチパネル205に表示する。なお、以後、MFP1の表示部131には無線接続中であることを示す画面D102が表示される。
携帯端末2は、既に取得してあるMFP1の操作ログ情報を解析し、図8(A)〜(C)に示した初期画面D104から文字入力画面D105までの操作ログ情報を抽出する。そして、ユーザーが初期画面D104に対してMFP1で行った操作ログ情報を特定し、その操作ログ情報で示される操作と同じ操作内容のタッチイベントを再生して、MFP1に送信する。
なお、初期画面D104から文字入力画面D105までの操作ログ情報の抽出、及びユーザーが初期画面D104に対してMFP1で行った操作ログ情報の特定の仕方は、特に限定されないが、例えば、携帯端末2にMFP1の初期画面D104を予め認識可能に設定しておき、この初期画面D104を基に、操作ログ情報の中から初期画面D104を特定して初期画面D104に対して行われた操作のログ情報を特定し、この特定されたログ情報から最新の操作ログ情報までを抽出することにより行うことができる。
タッチイベントを受信したMFP1は、受信したタッチイベントに対応する画面データを生成して携帯端末2に送信すると、携帯端末2は図10(I)の左図に示すように、受信した画面データに基づいてリモート画面D209を更新する。
そして、操作ログ情報の中から、初期画面の次の画面に対して行われた操作ログ情報を特定し、この操作ログ情報で示される操作と同じ操作内容のタッチイベントを再生して、MFP1に送信する。このような操作を繰り返し、第1のモードが直接に選択された場合と同じように、図10(J)の左図に示すような、携帯端末2側の文字入力エリア131aと文字入力ツール131bが表示されるとともに、ハッチングで示したような携帯端末2側の文字入力ツール205aが重ねて表示された文字入力画面D210が、携帯端末2のタッチパネル205に表示される。
このように、この実施形態では、第1のモードにしか対応していないMFP1に対して、ユーザーが携帯端末2から第2のモードを選択してMFP1と接続したのち、第1のモードを選択し直した場合において、MFP1から送信される画面データに基づいて携帯端末2に表示されるリモート画面に対して、MFP1から取得した操作ログ情報を基に、ユーザーが操作したのと同じ操作内容のタッチイベントを携帯端末2が自動的に再生してMFP1に送信し、最終的に携帯端末2の文字入力ツール205aを有する文字入力画面D210を自動的に表示する。このため、ユーザーはリモート画面に対するタッチ操作を行う必要はなくなるから、操作性が向上し、使い勝手が良くなる。
図11は、第1のモードにしか対応していないMFP1に、ユーザーが携帯端末2で第2のモードを選択した場合のMFP1と携帯端末2との間のやりとりを示すシーケンス図である。
ユーザー操作に基づいて、携帯端末1は第2のモードでの接続連携をMFP1に要求する(ステップS11)。MFP1は、第1のモードにしか対応できない旨の不可通知を携帯端末2に送信する(ステップS12)。
この不可通知を受けた携帯端末2は、不可通知によりMFP1が第2のモードに対応できないと判断し、MFP1に操作ログを要求し(ステップS13)、MFP1は携帯端末2に操作ログを送信する(ステップS14)。
携帯端末2は受信した操作ログから、初期画面から文字入力画面の表示に至るまでのタッチイベントを抽出したのち(ステップS15)、第1のモードでの接続連携を要求する(ステップS16)。この要求を受けて、MFP1は初期画面の画面データを携帯端末2に送信する(ステップS17)。
初期画面の画面データを受信した携帯端末2は、操作ログ情報の中から抽出したタッチイベントのうち、初期画面に対して行われたタッチイベントを再生してMFP1に送信する(ステップS18)。このタッチイベントを受信したMFP1は、タッチイベントを実行して次画面を生成するとともに、必要な設定を行う(ステップS19)。そして、生成した画面のデータを携帯端末2に送信する(ステップS20)。
携帯端末2は画面データを受信して、操作ログ情報の中から抽出したタッチイベントのうち、該画面に対して行われたタッチイベントを再生してMFP1に送信する(ステップS21)。このようなMFP1からの画面データの送信と携帯端末2からのタッチイベントの送信を繰り返して、最終的に、MFP1は文字入力エリアとMFP自身のIMEに基づく文字入力ツールとを有する文字入力画面を生成するとともに、必要な設定を行い、IMEを起動する(ステップS22)。そして、生成した画面のデータを携帯端末1に送信する(ステップS23)。
携帯端末2は、抽出したタッチイベントを全て送信完了していることを確認し、携帯端末2側の文字入力ツールを合成した文字入力画面を表示する(ステップS24)。そして、ユーザーはこの文字入力画面を用いて文字入力を行う(ステップS25)。
図12は、ユーザーが携帯端末1で第2のモードを選択したときの携帯端末2の動作を示すフローチャートである。なお、この動作は携帯端末2のCPU201がROM202や固定記憶装置204等の記憶媒体に格納された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
ステップS31で、MFP1からの通知に基づいてMFP1が対応できる文字入力方式を判定する。次いで、ステップS32で、第2のモードに対応可能かどうかを判定する。対応可能であれば(ステップS32でYES)、ステップS39で、第2のモードによる接続連携を開始する。従って、この場合は、第2のモードでMFP1に対する文字入力が行われる。
第2のモードに対応可能でなければ(ステップS32でNO)、ステップS33で、第1のモードに対応可能かどうかを判定する。対応可能でなければ(ステップS33でNO)、ステップS40で、使用不可のメッセージをタッチパネル205に表示する。
対応可能な場合は(ステップS33でYES)、ステップS34で、第2のモードから第1のモードに切り替えるかどうかの確認画面をタッチパネルに表示する。次いで、ステップS35で、ユーザーが切り替えを選択したかどうか、換言すれば第1のモード選択キー205fを操作したかどうかを判断する。選択しなかった場合は(ステップS35でNO)、処理を終了する。選択した場合は(ステップS35でYES)、ステップS36で、MFP1から操作ログ情報を取得した後、ステップS37で、MFP1と第1のモードでの接続連携を開始する。そして、ステップS38で、タッチイベント復元処理を実行する。
図13は、ステップS38のタッチイベント復元処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS381では、操作ログ情報から必要なタッチイベントを抽出し、再生リストを作成する。次いで、ステップS382で、初期画面の画面データを受信したことを確認したのち、ステップS383で、確認結果に基づいて画面データを受信したかどうかを判断する。受信していなければ(ステップS383でNO)、受信するまで待つ。受信していれば(ステップS383でYES)、ステップS384で、再生していないタッチイベントがあるかどうかを、ステップS381で作成した再生リストから判定する。再生していないタッチイベントがあれば(ステップS384でYES)、もっとも古いタッチイベントをMFP1に送信した後、ステップS386で、最も古いタッチイベントを再生リストから削除して、ステップS383に戻る。ステップS383〜S386の動作を画面データが送られてくるたびに行う。再生していないタッチイベントがなくなると(ステップS384でNO)、ステップS387で、携帯端末装置2自身のIMEに基づく文字入力ツールを有する文字入力画面を、タッチパネル205に表示したのち、リターンする。
ユーザーは、この表示された文字入力画面から第1のモードによりMFP1に対する文字入力を行うことができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはない。
例えば、MFP1が第1、第2の文字入力方式に対応しているかどうかを、MFP1からの通知に基づいて判定したが、携帯端末2にMFP1毎に第1、第2の文字入力方式に対応しているかどうかの情報を予め保持しておき、この情報に基づいて、接続先のMFP1が第1、第2の文字入力方式に対応しているかどうかを判定しても良い。
また、MFP1が第1の文字入力方式にのみ対応している場合は、MFP1から操作ログ情報を取得し、初期画面及び初期画面から遷移する各画面の画面データのMFP1からの取得と、操作ログ情報から抽出し再生された各画面に対応するタッチイベントのMFP1への送信とを繰り返して、携帯端末2に自装置の文字入力ツールを有する文字入力画面を表示させる例を示した。
その他の方法として、MFP1の表示部131に文字入力エリア131aとMFP1側の文字入力ツール131bを有する文字入力画面が表示されているときのMFP1の状態を規定する設定データをMFP1が保存しておく。換言すれば、初期画面から順に文字入力画面が表示されるまでのユーザー操作に基づく設定値をMFP1が保存しておき、第1の文字入力方式に切り替えられたときに、MFP1が内部でこの設定値を復元することにより文字入力画面を復元し、その画面データを携帯端末2に送信し、携帯端末2は受信した画面データに自装置の文字入力ツールを合成して第1の文字入力方式による文字入力画面を表示しても良い。
この場合は、画面データとタッチイベントの複数回のやりとりを行う必要はなくなり、短時間で第1の文字入力方式による文字入力画面を携帯端末2に表示することができる。
1 画像処理装置
100 制御部
101 CPU
131 表示部
2 携帯端末装置
201 CPU
202 ROM
203 RAM
205 表示部
206 ワイヤレスLANインターフェース
207 短距離無線インターフェース

Claims (11)

  1. 相互に接続可能な画像処理装置と携帯端末装置とを備えた文字入力システムであって、
    前記画像処理装置は、
    タッチパネルを有する表示手段と、
    前記表示手段に表示される自装置の操作画面の画面データを前記携帯端末装置に送信する送信手段と、
    前記画面データを受信した携帯端末装置でリモート画面として再生された前記操作画面をユーザーが操作したときに、前記携帯端末装置から送信される操作データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した操作データに基づいて、操作データで指示される画面更新処理を含む処理を実行する処理実行手段と、
    を備え、
    前記携帯端末装置は、
    タッチパネルを有する表示手段と、
    前記画像処理装置からの前記画面データに基づいて前記リモート画面を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により前記表示手段に表示される画像処理装置の初期画面から開始される複数のリモート画面に対するユーザーの操作を経て、リモート画面中の文字入力エリアと自装置に搭載された複数の文字キー有する文字入力ツールを合成した文字入力画面を前記表示手段に表示させ、前記文字入力ツールの文字キーが、ユーザーによりタッチ操作されたとき、タッチキーに対応する情報を前記画像処理装置に送信することにより、前記画像処理装置に対する文字入力を行う第1の文字入力手段と、
    自装置に搭載された複数の文字キー有する文字入力ツールを前記表示手段に表示させ、前記文字入力ツールの文字キーが、ユーザーによりタッチ操作されたとき、タッチキーに対応する情報を前記画像処理装置に送信することにより、前記第1の文字入力手段とは異なる方式で、前記画像処理装置に対する文字入力を行う第2の文字入力手段と、
    前記第1の文字入力手段と前記第2の文字入力手段のいずれで画像処理装置に対する文字入力を行うかを選択する選択手段と、
    を備え、
    前記携帯端末装置の表示制御手段は、前記第2の文字入力手段が選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が前記第2の文字入力手段に対応しておらず、ユーザーにより前記第1の文字入力手段が再選択された場合、前記画像処理装置と連携して、前記初期画面から開始されるリモート画面のユーザーによる操作を必要とすることなく、前記第1の文字入力手段における前記文字入力画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする文字入力システム。
  2. 前記携帯端末装置は、前記第2の文字入力手段が選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が前記第2の文字入力手段に対応していないことを、前記画像処理装置からの通知により判定する請求項1に記載の文字入力システム。
  3. 前記携帯端末装置は、前記第2の文字入力手段が選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が前記第2の文字入力手段に対応していないことを、自装置内の記憶手段に記憶された、画像処理装置が第2の文字入力手段に対応可能か否かの情報に基づいて、判定する請求項1に記載の文字入力システム。
  4. 前記画像処理装置において、表示手段に表示された初期画面に対する操作から始まる複数回のユーザーのタッチ操作を経て、文字入力エリアを有する文字入力画面を前記表示手段に表示させた状態で、前記携帯端末装置と画像処理装置とが接続されることにより、前記携帯端末装置の第2の文字入力手段は有効状態となり、 前記画像処理装置は、前記初期画面から前記文字入力画面が表示されるまでに行われた複数回のユーザーのタッチ操作情報を保存するログ保存手段を備え、
    ユーザーにより前記第1の文字入力手段が再選択されたときに、前記携帯端末装置の表示制御手段は、前記画像処理装置から前記ログ保存手段に保存されたユーザーのタッチ操作情報を取得し、該取得したタッチ操作情報に基づき、前記初期画面から始まる複数のリモート画面に対応するタッチ操作情報を再生して前記画像処理装置に送信することにより、前記第1の文字入力手段における文字入力画面を前記表示手段に表示させる請求項1〜3のいずれかに記載の文字入力システム。
  5. 前記タッチ操作情報は、タッチされた画面上の位置を示す座標情報と、座標情報に対応する処理内容を含み、前記ログ保存手段には前記座標情報と処理内容がタッチ操作情報の順に時系列に記録されている請求項4に記載の文字入力システム。
  6. 前記携帯端末装置は、前記取得したタッチ操作情報から初期画面を特定するとともに、特定した初期画面を起点として、前記初期画面から始まる複数のリモート画面に対し対応するタッチ操作情報を再生して前記画像処理装置に送信する請求項4または5に記載の文字入力システム。
  7. 前記画像処理装置は、表示手段に表示された初期画面に対する操作から始まる複数回のユーザーのタッチ操作を経て、文字入力エリアを有する文字入力画面を表示手段に表示させるとともに、前記文字入力画面が表示されているときの画像処理装置の状態を規定する設定データを保存する設定データ保存手段を備え、
    前記画像処理装置の表示手段に前記文字入力エリアを有する文字入力画面が表示された状態で、前記携帯端末装置と画像処理装置とが接続されることにより、前記携帯端末装置の第2の文字入力手段は有効状態となり、
    ユーザーにより前記第1の文字入力手段が再選択されたときに、前記画像処理装置は、前記設定データ保存手段に保存された、文字入力画面が表示されているときの画像処理装置の状態を規定する設定データに基づいて、文字入力画面の画面データを前記携帯端末装置に送信し、
    前記携帯端末装置は、送信された前記文字入力画面の画面データに基づいて、前記第1の文字入力手段における文字入力画面を前記表示手段に表示させる請求項1〜3のいずれかに記載の文字入力システム。
  8. 前記携帯端末装置は、前記第2の文字入力手段が選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が前記第2の文字入力手段に対応していない場合は、ユーザーに前記第1の文字入力手段を再選択するかどうかの確認画面を表示する請求項1〜7のいずれかに記載の文字入力システム。
  9. 相互に接続可能な画像処理装置と携帯端末装置とを備えた文字入力システムで実行される文字入力方法であって、
    前記画像処理装置は、
    タッチパネルを有する表示手段に表示される自装置の操作画面の画面データを前記携帯端末装置に送信する送信ステップと、
    前記操作画面の画面データを受信した携帯端末装置でリモート画面として再生された前記操作画面をユーザーが操作したときに、前記携帯端末装置から送信される操作データを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信した操作データに基づいて、操作データで指示される画面更新処理を含む処理を実行する処理実行ステップと、
    を実行し、
    前記携帯端末装置は、 前記画像処理装置からの前記画面データに基づいて前記リモート画面をタッチパネルを有する表示手段に表示させる表示制御ステップと、
    前記表示制御ステップにより前記表示手段に表示される画像処理装置の初期画面から開始される複数のリモート画面に対するユーザーの操作を経て、リモート画面中の文字入力エリアと自装置に搭載された複数の文字キー有する文字入力ツールを合成した文字入力画面を前記表示手段に表示させ、前記文字入力ツールの文字キーが、ユーザーによりタッチ操作されたとき、タッチキーに対応する情報を前記画像処理装置に送信することにより、前記画像処理装置に対する文字入力を行う第1の文字入力ステップと、
    自装置に搭載された複数の文字キー有する文字入力ツールを前記表示手段に表示させ、前記文字入力ツールの文字キーが、ユーザーによりタッチ操作されたとき、タッチキーに対応する情報を前記画像処理装置に送信することにより、前記第1の文字入力ステップとは異なる方式で、前記画像処理装置に対する文字入力を行う第2の文字入力ステップと、
    前記第1の文字入力ステップと前記第2の文字入力ステップのいずれで画像処理装置に対する文字入力を行うかを選択する選択ステップと、
    を実行し、
    前記携帯端末装置の表示制御ステップでは、前記第2の文字入力ステップが選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が前記第2の文字入力ステップに対応しておらず、ユーザーにより前記第1の文字入力ステップが再選択された場合、前記画像処理装置と連携して、前記初期画面から開始されるリモート画面のユーザーによる操作を必要とすることなく、前記第1の文字入力ステップにおける前記文字入力画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする文字入力方法。
  10. 請求項1〜8のいずれかに記載の文字入力システムに用いられる携帯端末装置。
  11. 請求項1〜8のいずれかに記載の文字入力システムに用いられる携帯端末装置のコンピュータに、
    前記文字入力システムに用いられる画像処理装置と接続するための接続ステップと、
    前記画像処理装置の表示手段に表示される画像処理装置の操作画面の画面データを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信した前記画面データに基づいて、前記操作画面をリモート画面としてタッチパネルを有する表示手段に表示させる表示制御ステップと、
    前記表示制御ステップにより前記表示手段に表示される画像処理装置の初期画面から開始される複数のリモート画面に対するユーザーの操作を経て、リモート画面中の文字入力エリアと自装置に搭載された複数の文字キー有する文字入力ツールを合成した文字入力画面を前記表示手段に表示させ、前記文字入力ツールの文字キーが、ユーザーによりタッチ操作されたとき、タッチキーに対応する情報を前記画像処理装置に送信することにより、前記画像処理装置に対する文字入力を行う第1の文字入力ステップと、
    自装置に搭載された複数の文字キー有する文字入力ツールを前記表示手段に表示させ、前記文字入力ツールの文字キーが、ユーザーによりタッチ操作されたとき、タッチキーに対応する情報を前記画像処理装置に送信することにより、前記第1の文字入力ステップとは異なる方式で、前記画像処理装置に対する文字入力を行う第2の文字入力ステップと、
    前記第1の文字入力ステップと前記第2の文字入力ステップのいずれで画像処理装置に対する文字入力を行うかを選択する選択ステップと、
    を実行させ、
    前記表示制御ステップでは、前記第2の文字入力ステップが選択されたときに、文字入力対象の画像処理装置が前記第2の文字入力ステップに対応しておらず、ユーザーにより前記第1の文字入力ステップが再選択された場合、前記画像処理装置と連携して、前記初期画面から開始されるリモート画面のユーザーによる操作を必要とすることなく、前記第1の文字入力ステップにおける文字入力画面を前記表示手段に表示させる処理を前記コンピュータに実行させるための文字入力プログラム。
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