JP2012093877A - 遠隔操作システム、遠隔操作方法、および、遠隔操作プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に文字入力の操作し易くすること。
【解決手段】特定処理装置が、タッチパネル(以下TPという)での文字入力受付時に、TPに表示された文字入力画像における操作位置を特定可能な位置特定情報をTPから受付け(S122)この位置特定情報を、文字入力画像の当該位置特定情報で特定される位置の文字に変換し(S123)この文字に応じた処理を実行する(S125)。携帯端末が、入力受付部で文字の入力を受付けるための当該携帯端末に予め備えられた文字入力機能を起動させる(S216)。遠隔操作システムが、起動された文字入力機能により入力受付部で入力が受付けられた文字を、文字入力画像における当該文字の位置特定情報に変換する(S224)。特定処理装置が、特定処理装置のTPからの位置特定情報に替えて、携帯端末で入力が受付けられた文字が位置特定情報に変換された場合は、当該位置特定情報を受付ける(S122)。
【選択図】図7
【解決手段】特定処理装置が、タッチパネル(以下TPという)での文字入力受付時に、TPに表示された文字入力画像における操作位置を特定可能な位置特定情報をTPから受付け(S122)この位置特定情報を、文字入力画像の当該位置特定情報で特定される位置の文字に変換し(S123)この文字に応じた処理を実行する(S125)。携帯端末が、入力受付部で文字の入力を受付けるための当該携帯端末に予め備えられた文字入力機能を起動させる(S216)。遠隔操作システムが、起動された文字入力機能により入力受付部で入力が受付けられた文字を、文字入力画像における当該文字の位置特定情報に変換する(S224)。特定処理装置が、特定処理装置のTPからの位置特定情報に替えて、携帯端末で入力が受付けられた文字が位置特定情報に変換された場合は、当該位置特定情報を受付ける(S122)。
【選択図】図7
Description
この発明は、遠隔操作システム、遠隔操作方法、および、遠隔操作プログラムに関し、特に、タッチパネルを備える特定処理装置の遠隔操作に適した遠隔操作システム、遠隔操作方法、および、遠隔操作プログラムに関する。
従来、サーバコンピュータが、ソフトウェアキーボードを遠隔操作端末装置に送信し、遠隔操作端末装置が、当該ソフトウェアキーボードを画面に表示して、操作を受付け、受付けた文字の入力コードをサーバコンピュータに送信する遠隔操作システムがあった(たとえば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1のシステムにおいては、特定の処理を実行する処理装置側でソフトウェアキーボードを生成し、遠隔操作をする側の端末装置に送信する。このため、必ずしも遠隔操作をする側の端末装置に適したソフトウェアキーボードではないといった問題があった。
たとえば、生成されるソフトウェアキーボードが大きく、端末装置の画面が小さい場合、端末装置の画面ではソフトウェアキーボードを縮小表示しなければならず、1つ1つのキーが小さくなってしまい、操作がし難くなる。
この発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、その目的の1つは、容易に文字入力の操作し易くすることが可能な遠隔操作システム、遠隔操作方法、および、遠隔操作プログラムを提供することである。
上述の目的を達成するために、この発明のある局面によれば、遠隔操作システムは、特定処理装置と携帯端末とを含む。特定処理装置は、タッチパネルと第1の制御部とを備える。携帯端末は、入力受付部と第2の制御部とを備える。第1の制御部は、タッチパネルで文字の入力を受付けるときに、タッチパネルに表示された文字入力画像における操作位置を特定可能な位置特定情報をタッチパネルから受付ける位置受付部と、位置受付部によって受付けられた位置特定情報を、文字入力画像の当該位置特定情報で特定される位置の文字に変換する文字変換部と、文字変換部によって変換された文字に応じた処理を実行する処理実行部とを含む。
第2の制御部は、入力受付部で文字の入力を受付けるための当該携帯端末に予め備えられた文字入力機能を起動させる起動部を含む。遠隔操作システムは、起動部によって起動された文字入力機能によって入力受付部で入力が受付けられた文字を、文字入力画像における当該文字の位置特定情報に変換する位置変換部を含む。位置受付部は、位置変換部によって入力が受付けられた文字が位置特定情報に変換された場合は、当該位置特定情報を受付ける。
この発明に従えば、特定処理装置によって、特定処理装置のタッチパネルで文字の入力を受付けるときに、タッチパネルに表示された文字入力画像における操作位置を特定可能な位置特定情報がタッチパネルから受付けられ、受付けられた位置特定情報が、文字入力画像の当該位置特定情報で特定される位置の文字に変換され、変換された文字に応じた処理が実行される。携帯端末によって、入力受付部で文字の入力を受付けるための当該携帯端末に予め備えられた文字入力機能が起動させられる。遠隔操作システムによって、起動された文字入力機能によって入力受付部で入力が受付けられた文字が、文字入力画像における当該文字の位置特定情報に変換される。特定処理装置によって、特定処理装置のタッチパネルからの位置特定情報に替えて、携帯端末の入力受付部で入力が受付けられた文字が位置特定情報に変換された場合は、当該位置特定情報が受付けられる。
このため、携帯端末に予め備えられた文字入力機能によって文字の入力が受付けられるので、文字入力の操作がし易い。また、特定処理装置のタッチパネルから位置特定情報が受付けられていたのを、特定処理装置のタッチパネルに加えて携帯端末からも受付けられるように変更するだけで、位置特定情報を文字に変換して、変換された文字に応じた処理を実行する部分については、特に変更しなくても、携帯端末から受付けられた位置特定情報を文字に変換して、変換された文字に応じた処理を実行することができる。その結果、容易に文字入力の操作し易くすることが可能な遠隔操作システムを提供することができる。
好ましくは、特定処理装置は、第1の通信部をさらに備える。第1の制御部は、さらに、文字入力画像を、携帯端末に送信するよう第1の通信部を制御する画像送信制御部を含む。第2の制御部は、さらに、画像送信制御部から受信した画像が文字入力画像であるか否かを画像認識により判別する判別部を備える。位置変換部は、受信した画像が判別部によって文字入力画像であると判別されたことを条件として、入力が受付られた文字を、当該文字の位置特定情報に変換する。
この発明に従えば、特定処理装置によって、文字入力画像が、携帯端末に送信される。携帯端末によって、特定処理装置から受信した画像が文字入力画像であるか否かが画像認識により判別され、遠隔操作システムによって、文字入力画像であると判別されたことを条件として、入力が受付られた文字が、当該文字の位置特定情報に変換される。その結果、特定処理装置から携帯端末に送信される画像が文字入力画像である場合に、適切に位置特定情報への変換を行なうことができる。
好ましくは、特定処理装置は、第1の通信部をさらに備える。第1の制御部は、さらに、文字入力画像を携帯端末に送信するよう第1の通信部を制御する画像送信制御部を含む。第2の制御部は、さらに、文字入力画像に基づいて、当該文字入力画像によって入力される文字と位置特定情報との対応付けを示す変換テーブルを生成する生成部を含む。位置変換部は、生成部によって生成された変換テーブルを用いて、入力受付部で入力が受付けられた文字を位置特定情報に変換する。
この発明に従えば、特定処理装置によって、文字入力画像が携帯端末に送信される。携帯端末によって、文字入力画像に基づいて、当該文字入力画像によって入力される文字と位置特定情報との対応付けを示す変換テーブルが生成される。遠隔操作システムによって、生成された変換テーブルが用いられて、携帯端末で入力が受付けられた文字が位置特定情報に変換される。その結果、位置特定情報への変換をより確実に行なうことができる。
さらに好ましくは、第2の制御部は、さらに、生成部によって生成された変換テーブルを保存する保存部を含む。位置変換部は、保存部によって変換テーブルが保存されている場合は、保存されている当該変換テーブルを用いて、位置特定情報に変換する。
この発明に従えば、携帯端末によって、生成された変換テーブルが保存される。遠隔操作システムによって、変換テーブルが保存されている場合は、保存されている当該変換テーブルが用いられて、位置特定情報に変換される。その結果、位置特定情報への変換をより効率よく行なうことができる。
好ましくは、位置変換部は、文字入力画像によって入力される文字と位置特定情報との対応付けを示す予め特定処理装置に記憶された変換テーブルを用いて、入力受付部で入力が受付けられた文字を位置特定情報に変換する。
この発明に従えば、遠隔操作システムによって、文字入力画像によって入力される文字と位置特定情報との対応付けを示す予め特定処理装置に記憶された変換テーブルが用いられて、携帯端末で入力が受付けられた文字が位置特定情報に変換される。その結果、位置特定情報への変換をさらに効率よく行なうことができる。
好ましくは、携帯端末は、第2の通信部をさらに備える。第2の制御部は、位置変換部と、位置変換部によって変換された位置特定情報を、特定処理装置に送信するよう第2の通信部を制御する位置送信制御部とを含む。文字変換部は、位置送信制御部によって送信され受信された位置特定情報を、文字に変換する。
この発明に従えば、携帯端末によって、入力が受付けられた文字が位置特定情報に変換され、変換された位置特定情報が、特定処理装置に送信される。特定処理装置によって、携帯端末から送信され受信された位置特定情報が、文字に変換される。このため、携帯端末で入力された文字の位置特定情報への変換が携帯端末で行なわれる。その結果、特定処理装置の処理負担を軽減することができる。
好ましくは、携帯端末は、第2の通信部をさらに備える。第2の制御部は、入力受付部で入力が受付けられた文字を特定可能な文字特定情報を、特定処理装置に送信するよう第2の通信部を制御する文字送信制御部を含む。第1の制御部は、位置変換部を含む。位置変換部は、文字送信制御部によって送信され受信された文字特定情報で特定された文字を、文字入力画像における当該文字の位置特定情報に変換する。
この発明に従えば、携帯端末によって、入力が受付けられた文字を特定可能な文字特定情報が、特定処理装置に送信される。特定処理装置によって、携帯端末から受信された文字特定情報で特定された文字が、携帯端末に送信した文字入力画像における当該文字の位置特定情報に変換される。このため、携帯端末で入力された文字の位置特定情報への変換が特定処理装置で行なわれる。その結果、携帯端末の処理負担を軽減することができる。
この発明の他の局面によれば、遠隔操作方法は、特定処理装置と携帯端末とを含む遠隔操作システムで実行される。特定処理装置は、タッチパネルと第1の制御部とを備える。携帯端末は、入力受付部と第2の制御部とを備える。遠隔操作方法は、第1の制御部が、タッチパネルで文字の入力を受付けるときに、タッチパネルに表示された文字入力画像における操作位置を特定可能な位置特定情報をタッチパネルから受付けるステップと、受付けられた位置特定情報を、文字入力画像の当該位置特定情報で特定される位置の文字に変換するステップと、変換された文字に応じた処理を実行するステップとを含む。遠隔操作方法は、第2の制御部が、入力受付部で文字の入力を受付けるための当該携帯端末に予め備えられた文字入力機能を起動させるステップを含む。遠隔操作方法は、遠隔操作システムが、起動された文字入力機能によって入力受付部で入力が受付けられた文字を、文字入力画像における当該文字の位置特定情報に変換するステップを含む。位置特定情報を受付けるステップは、タッチパネルからの位置特定情報に替えて、入力が受付けられた文字が位置特定情報に変換された場合は、当該位置特定情報を受付ける。
この発明に従えば、容易に文字入力の操作し易くすることが可能な遠隔操作方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、遠隔操作プログラムは、入力受付部と制御部と通信部とを備える携帯端末で実行され、特定処理装置を遠隔操作するためのプログラムである。特定処理装置によって、当該特定処理装置に備えられたタッチパネルで文字の入力を受付けるときに、タッチパネルに表示された文字入力画像における操作位置を特定可能な位置特定情報がタッチパネルから受付けられ、受付けられた位置特定情報が、文字入力画像の当該位置特定情報で特定される位置の文字に変換され、変換された文字に応じた処理が実行される。遠隔操作プログラムは、入力受付部で文字の入力を受付けるための当該携帯端末に予め備えられた文字入力機能を起動させるステップと、起動された文字入力機能によって入力受付部で入力が受付けられた文字を、受信した文字入力画像における当該文字の位置特定情報に変換するステップと、変換された位置特定情報を、特定処理装置に送信するよう通信部を制御するステップとを携帯端末に実行させる。特定処理装置によって、タッチパネルからの位置特定情報に替えて、携帯端末から特定処理装置に送信された位置特定情報が、文字入力画像の当該位置特定情報で特定される位置の文字に変換され、変換された文字に応じた処理が実行される。
この発明に従えば、容易に文字入力の操作し易くすることが可能な遠隔操作プログラムを提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、遠隔操作方法は、入力受付部と制御部と通信部とを備える携帯端末で、特定処理装置を遠隔操作するための方法である。特定処理装置によって、当該特定処理装置に備えられたタッチパネルで文字の入力を受付けるときに、タッチパネルに表示された文字入力画像における操作位置を特定可能な位置特定情報がタッチパネルから受付けられ、受付けられた位置特定情報が、文字入力画像の当該位置特定情報で特定される位置の文字に変換され、変換された文字に応じた処理が実行される。遠隔操作方法は、制御部が、入力受付部で文字の入力を受付けるための当該携帯端末に予め備えられた文字入力機能を起動させるステップと、起動された文字入力機能によって入力受付部で入力が受付けられた文字を、受信した文字入力画像における当該文字の位置特定情報に変換するステップと、変換された位置特定情報を、特定処理装置に送信するよう通信部を制御するステップとを含む。特定処理装置によって、タッチパネルからの位置特定情報に替えて、携帯端末から特定処理装置に送信された位置特定情報が、文字入力画像の当該位置特定情報で特定される位置の文字に変換され、変換された文字に応じた処理が実行される。
この発明に従えば、容易に文字入力の操作し易くすることが可能な遠隔操作方法を提供することができる。
この発明に従えば、容易に文字入力の操作し易くすることが可能な遠隔操作システム、遠隔操作方法、および、遠隔操作プログラムを提供することができる。
[第1の実施の形態]
図1は、この発明の実施の形態における遠隔操作システム10の概略を示す図である。図1を参照して、遠隔操作システム10は、複合機(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」という)100と携帯電話200とを含む。MFP100および携帯電話200は、ネットワーク900を介して通信可能である。ネットワーク900には、インターネット、携帯電話網、および、LAN(Local Area Network)などが含まれる。
図1は、この発明の実施の形態における遠隔操作システム10の概略を示す図である。図1を参照して、遠隔操作システム10は、複合機(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」という)100と携帯電話200とを含む。MFP100および携帯電話200は、ネットワーク900を介して通信可能である。ネットワーク900には、インターネット、携帯電話網、および、LAN(Local Area Network)などが含まれる。
MFP100は、複写機能、プリント機能、ファクシミリ(以下、「FAX(facsimile)」という)機能、およびスキャナ機能といった複数の機能を搭載する。
なお、この実施の形態においては、遠隔操作システム10において用いられるのは、MFP100であることとするが、これに限定されず、タッチパネルを備える特定処理装置であれば、他の画像形成装置、たとえば、コピー機、レーザプリンタ、および、ファクシミリなどであってもよい。また、タッチパネルを備える特定処理装置であれば、画像形成装置に限定されず、いかなる装置であってもよく、たとえば、タッチパネルを備えるパーソナルコンピュータ(以下、「PC(Personal Computer)」という)または携帯端末であってもよい。
また、この実施の形態においては、遠隔操作システム10において用いられるのは、携帯電話200であることとするが、これに限定されず、タッチパネル、操作キーまたは音声入力装置などの入力受付部を備えるものであれば、他の携帯端末、たとえば、PDA(Personal Digital Assistants)または携帯PCであってもよい。
図2は、この発明の実施の形態の遠隔操作システムに含まれるMFP100の概略構成を示す模式的断面図である。図2を参照して、MFP100は、原稿から画像データを読取るイメージリーダ部101と、画像処理装置111と、用紙上に画像を印刷するプリンタ部102とを含む。
イメージリーダ部101の原稿台103上に載置された原稿は、スキャナ104の備える露光ランプ105により照射される。スキャナ104は、スキャナモータ112により矢印方向に移動して原稿全体を走査する。原稿面からの反射光は、ミラー106〜108および集光レンズを介してCCD(Charge Coupled Device)110上に像を結ぶ。CC
D110は、原稿面からの反射光をRGBの色データ(アナログ信号)に変換して、さらにデジタルのRGBデータに変換して、画像処理装置111に出力する。CCD110が画像処理装置111に出力する色データを、画像データという。
D110は、原稿面からの反射光をRGBの色データ(アナログ信号)に変換して、さらにデジタルのRGBデータに変換して、画像処理装置111に出力する。CCD110が画像処理装置111に出力する色データを、画像データという。
画像処理装置111は、CCD110から入力される画像データに所定の画像処理を施してレーザ装置113にデジタル信号を出力する。
ここで画像処理装置111からレーザ装置113に出力されるデジタル信号は、シアン用の画像色データCと、マゼンタ用の画像色データMと、イエロー用の画像色データYと、ブラック用の画像色データKである。レーザ装置113は、入力された画像色データC,M,Y,Kに基づいて、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックそれぞれの感光体ドラム115C,115M,115Y,115Kにレーザビームを出力する。
プリンタ部102において、レーザ装置113から出力されるレーザビームは、帯電チャージャ114C,114M,114Y,114Kによって帯電された感光体ドラム115C,115M,115Y,115Kを露光し、静電潜像を形成する。シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの4色の現像器116C,116M,116Y,116Kにより、感光体ドラム115C,115M,115Y,115K上の静電潜像が現像される。
一方、無端ベルト130は、駆動ローラ133Aと固定ローラ133B,133C,133Dとにより弛まないように懸架されている。駆動ローラ133Aが図中で反時計回りに回転すると、無端ベルト130が所定速度で図中で反時計回りに回転する。
給紙カセット120〜122より適当な用紙が搬送され、タイミングローラ131から無端ベルト130に用紙が供給される。無端ベルト130に供給された用紙は、無端ベルト130上に担持され、図中で左方向に搬送される。これにより、用紙がシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの順に感光体ドラム115C,115M,115Y,115Kと接触する。用紙がそれぞれの感光体ドラム115C,115M,115Y,115Kと接触したときに、感光体ドラムと対をなす転写チャージャ117C,117M,117Y,117Kにより感光体ドラム上に現像されたトナー像が用紙に転写される。
トナー像が転写された用紙は、定着ローラ対132により加熱される。これにより、トナーは溶かされて用紙に定着する。その後、用紙はプリンタ部102から排出される。
図3は、この実施の形態におけるMFP100の概略構成を示すブロック図である。図3を参照して、図2で説明したように、MFP100は、画像処理装置111と、イメージリーダ部101と、プリンタ部102とを含む。
画像処理装置111は、MFP100の全体を制御するための全体制御部151と、画像データを記憶するための画像メモリ152と、MFP100のユーザによる操作を受付けるとともにMFP100の所定の情報を表示する操作パネル153と、イメージリーダ部101から受信した画像を処理するスキャン画像処理部154と、ネットワークに接続して外部の装置と情報を通信するためのネットワークインターフェイス(以下「ネットワークI/F(InterFace)」という)155と、プリンタ部102に送信する画像を処理するプリント画像処理部160とを含む。
操作パネル153は、各種設定に関する操作の入力を受付けるための、タッチパネル141、および、テンキーボタン、スタートボタン、ストップボタン、および、リセットボタンなどのハードウェアの操作ボタン142で構成される。操作パネル153は、タッチパネル141または操作ボタン142によってユーザから受付けられた操作に応じた操作信号を全体制御部151に送信する。
また、操作パネル153のタッチパネル141の液晶ディスプレイ(以下、「LCD(Liquid Crystal Display)」という)は、ユーザによる操作パネル153の操作に応じて全体制御部151から受信した操作画面、設定画面、エラー画面または説明画面などを表示する。
全体制御部151は、MFP100の制御処理および画像処理の演算処理などの各種処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、CPUが各種処理を実行するときのワークメモリおよび各種ユーザ設定値を記憶するメモリであるRAM(Random Access Memory)と、CPUに各種処理を実行させる制御プログラムおよび設定値の初期値を記憶するROM(Read Only Memory)とを含む。
全体制御部151のCPUは、ROMに記憶された制御プログラムに従って、操作パネル153からの操作信号に応じて、コピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、および、FAX機能を実行するよう、イメージリーダ部101、プリンタ部102、画像メモリ152、スキャン画像処理部154、プリント画像処理部160、ネットワークI/Fを制御したり、画像データに対する画像処理を実行するよう、スキャン画像処理部154およびプリント画像処理部160を制御したりする。
MFP100でコピー機能が用いられる場合、画像データは、イメージリーダ部101、スキャン画像処理部154、画像メモリ152、プリント画像処理部160、および、プリンタ部102の順に送られる。
MFP100でスキャナ機能やFAX送信機能が用いられる場合、画像データは、イメージリーダ部101、スキャン画像処理部154、画像メモリ152、ネットワークI/F155、および、外部装置(PC、サーバ、または、FAX装置)の順に送られる。
MFP100でプリンタ機能やFAX受信機能が用いられる場合、画像データは、外部装置(PC、サーバ、または、FAX装置)、画像メモリ152、プリント画像処理部160、および、プリンタ部102の順に送られる。
スキャン画像処理部154は、イメージリーダ部101からのRGBデータに対して、シェーディング補正処理、倍率補正処理、領域判別処理(文字領域や網点領域の検出、モノクロ領域やカラー領域の判別など)、色変換処理(RGBからCMYKへ)、および、画像補正処理(スムージングや強調)を選択的に行ない、処理されていないRGBデータ、処理後のRGBデータ、または、CMYKデータを画像メモリ152に一時保存させる。
プリント画像処理部160は、プリンタ部102のCMYKの色ずれ補正およびスクリーン処理などを選択的に行ない、CMYKデータをプリンタ部102に送信する。プリント画像処理部160については、後述する図3で詳細に説明する。
ネットワークI/F155は、MFP100をLANなどの通信ネットワークと接続するためのインターフェイスである。ネットワークI/F155は、画像処理装置111の各部で処理された画像データを、通信ネットワークを介して、PC、サーバおよびFAX装置などの外部装置に送信したり、外部装置から受信された画像データを画像処理装置111の各部に送る。
図4は、この実施の形態におけるMFP100の操作パネル153の概観を示す図である。操作パネル153は、前述したように、タッチパネル141および操作ボタン142を含む。
図5は、この実施の形態における携帯電話200の概観を示す図である。携帯電話200は、タッチパネル241、ならびに、通話ボタン、終話ボタンおよびダイヤルボタンなどの操作ボタン242を含む。
図6は、この実施の形態における携帯電話200の概略構成を示すブロック図である。図6を参照して、携帯電話200は、制御部210と、記憶部220と、入力部230と、出力部240と、通信部250と、音声入出力部260とを含む。
制御部210は、CPUおよびその補助回路を含み、携帯電話200の各部を制御し、記憶部220に記憶されたプログラムおよびデータに従って所定の処理を実行し、入力部230および通信部250から入力されたデータを処理し、処理したデータを、記憶部220に記憶させたり、出力部240で表示させたり、通信部250から出力させたりする。また、制御部210は、音声入出力部260から入力された音声を処理し、処理した音声信号を通信部250から出力させたり、通信部250から入力された音声信号を処理し、処理した音声を音声入出力部260から出力させたりする。
記憶部220は、制御部210でプログラムを実行するために必要な作業領域として用いられるRAMと、制御部210で実行するための基本的なプログラムを記憶するためのROMとを含む。また、RAMには、所定の処理を実行するためのデータまたはスクリプトなどのプログラムが、通信部250から読込まれて記憶される。さらに、記憶部220の記憶領域を補助するための補助記憶装置の記憶媒体として、磁気ディスク(HD(Hard Disk))、または、半導体メモリ(メモリカード、SSD(Solid State Drive))などが用いられてもよい。
入力部230は、タッチパネル241および操作ボタン242から入力された情報を受付け、ユーザによる操作を示す操作信号を制御部210に送信する。
通信部250は、制御部210からの情報をネットワーク900を介して他の装置などに送信するとともに、他の装置などからネットワーク900を介して送信されてきた情報を受信して制御部210に受け渡す。また、通信部250は、音声入出力部260から入力され制御部210で処理された音声信号を携帯電話網を介して他の携帯電話または電話に送信するとともに、他の携帯電話または電話から携帯電話網を介して送信されてきた音声信号を受信して制御部210で処理して音声入出力部260から出力する。
出力部240は、制御部210によって制御されて、タッチパネル241に所定の情報を表示させる。
図7は、第1の実施の形態におけるMFP100で実行される外部操作受付処理および携帯電話200で実行される外部操作処理の流れを示すフローチャートである。図7を参照して、MFP100において、ステップS111で、全体制御部151は、操作パネル153が操作されることによって、文字入力画面が選択されたか否かを判断する。
文字入力画面は、たとえば、スキャンされた画像をメールで送信するためのメールアドレスを入力するためのメールアドレス入力画面、または、スキャンされた画像をFAX送信するためのFAX番号を入力するためのFAX番号入力画面などである。
文字入力画面が選択されていないと判断した場合(ステップS111でNOと判断した場合)、ステップS112で、全体制御部151は、選択された画面のパネル画像(文字入力画像以外の画像)を、タッチパネル141に表示するよう制御するとともに、携帯電話200に送信するようネットワークI/F155を制御する。
図10は、第1の実施の形態におけるMFP100および携帯電話200のタッチパネル141,241でそれぞれ表示される文字入力画面以外の第1の画面を示す図である。図10(A)は、MFP100のタッチパネル141で表示される文字入力画面以外の第1の画面を示す図である。図10(A)を参照して、この画面は、原稿をコピーするかスキャンするかを選択するための画面である。
図11は、第1の実施の形態におけるMFP100および携帯電話200のタッチパネル141,241でそれぞれ表示される文字入力画面以外の第2の画面を示す図である。図11(A)は、MFP100のタッチパネル141で表示される文字入力画面以外の第2の画面を示す図である。図11(A)を参照して、この画面は、原稿の宛先をアドレス帳から選ぶか、アドレス帳から検索するか、直接入力するかを選択するための画面である。この画面は、たとえば、図10(A)のスキャンボタンが操作されることにより表示される。
図7に戻って、一方、文字入力画面が選択されたと判断した場合(ステップS111でYESと判断した場合)、ステップS121で、全体制御部151は、選択された画面のパネル画像(文字入力画像)を、タッチパネル141に表示するよう制御するとともに、携帯電話200に送信するようネットワークI/F155を制御する。
図12は、第1の実施の形態におけるMFP100および携帯電話200のタッチパネル141,241でそれぞれ表示される文字入力画面の一例を示す図である。図12(A)は、MFP100のタッチパネル141で表示される文字入力画面の一例を示す図である。図12(A)を参照して、この画面は、MFP100のソフトウェアキーボード機能によって、文字を入力するための画面である。この画面には、文字を入力するためのキーボードが表示される。この画面は、たとえば、図11(A)の直接入力を選択するための入力ボタンが操作されることにより表示される。つまり、この入力ボタンの操作が、文字入力画面を選択するための操作である。
図7に戻って、携帯電話200において、ステップS211で、制御部210は、MFP100からパネル画像を受信したか否かを判断する。受信していないと判断した場合(ステップS211でNOと判断した場合)、制御部210は、実行する処理を、後述するステップS221の処理に進める。一方、パネル画像を受信したと判断した場合(ステップS211でYESと判断した場合)、ステップS212で、制御部210は、図8で後述する文字入力画像判別処理を実行する。
図8は、第1の実施の形態における携帯電話200で実行される文字入力画像判別処理の流れを示すフローチャートである。図8を参照して、ステップS231で、制御部210は、受信した画像における色、形状などからボタン状の対象物を探索する。たとえば、背景と色が違う矩形や楕円などの形状でその矩形の中に文字が記載されている対象物がボタン状の対象物として探索される。そして、ステップS232で、制御部210は、未処理の対象物が有るか否かを判断する。
未処理の対象物が有ると判断した場合(ステップS232でYESと判断した場合)、ステップS233で、制御部210は、当該受信画像における当該対象物の座標を特定する。たとえば、後述する図16で示すように、文字入力画像の左下の角が座標(0,0)とされ、たとえば、「h」のキーの中心点の位置が座標(8,1)とされる。
そして、ステップS234で、制御部210は、ステップS233で特定した座標を記憶部220に記憶させ、実行する処理をステップS231の処理に戻す。
一方、未処理の対象物が無いと判断した場合(ステップS232でNOと判断した場合)、ステップS241で、制御部210は、探索された対象物群のそれぞれの対象物の代表座標(たとえば、中心点)を解析する。
そして、ステップS242で、制御部210は、ステップS241で解析された解析結果から、一列に所定数(たとえば、3)以上、対象物が並んでいる列が複数列(たとえば、2列以上)有るか否かを判断する。
所定数以上、対象物が並んでいる列が複数列有ると判断した場合(ステップS242でYESと判断した場合)、ステップS243で、制御部210は、受信した画像が文字入力画像であるか否かを示す文字入力画像フラグを、文字入力画像であることを示すオン状態にする。
一方、所定数以上、対象物が並んでいる列が複数列無いと判断した場合(ステップS242でNOと判断した場合)、ステップS244で、制御部210は、文字入力画像フラグを、文字入力画像でないことを示すオフ状態にする。ステップS243およびステップS244の後、制御部210は、実行する処理をこの文字入力画像判別処理の呼出元の図7の外部操作処理に戻す。
図7に戻って、ステップS213で、制御部210は、図8の文字入力画像判別処理で設定された文字入力画像フラグがオン状態であるか否かを判断することによって、ステップS211で受信された画像が文字入力画像であるか否かを判断する。
文字入力画像でないと判断した場合(ステップS213でNOと判断した場合)、ステップS214で、制御部210は、受信した文字入力画像以外の画像を、携帯電話200のタッチパネル241の画面に合わせた倍率で表示するよう出力部240を制御する。その後、制御部210は、実行する処理を、後述するステップS221の処理に進める。
図10(B)および図11(B)は、それぞれ、携帯電話200のタッチパネル241で表示される文字入力画面以外の第1および第2の画面を示す図である。図10(B)および図11(B)を参照して、携帯電話200のタッチパネル241で表示される画面は、MFP100に表示される画面が画面の倍率に応じた倍率で縮小(または拡大)されて表示される。
図7に戻って、一方、文字入力画像であると判断した場合(ステップS213でYESと判断した場合)、ステップS215で、制御部210は、図9で後述する変換テーブル生成処理を実行する。
図9は、第1の実施の形態における携帯電話200で実行される変換テーブル生成処理の流れを示すフローチャートである。図9を参照して、ステップS251で、制御部210は、受信した文字入力画像が、記憶部220に当該文字入力画像に対応して位置情報変換テーブルが保存されている今までに受信したものであるか否かを判断する。
今までに受信した文字入力画像であると判断した場合(ステップS251でYESと判断した場合)、ステップS252で、制御部210は、当該文字入力画像に対応する位置情報変換テーブルを記憶部220から読出して、使用する位置情報変換テーブルとして設定する。その後、制御部210は、実行する処理をこの変換テーブル生成処理の呼出元の図7の外部操作処理に戻す。
一方、今までに受信した文字入力画像でないと判断した場合(ステップS251でNOと判断した場合)、ステップS253で、制御部210は、受信した文字入力画像における色、形状などからボタンの画像を探索する。たとえば、背景と色が違う矩形や楕円などの形状でその形状の中に文字が記載されている画像がボタンの画像として探索される。
そして、ステップS254で、制御部210は、未処理のボタンが有るか否かを判断する。未処理のボタンが有ると判断した場合(ステップS254でYESと判断した場合)、ステップS255で、制御部210は、OCR(Optical Character Reader)のような文字認識機能で当該ボタンに記載された文字を特定する。
次に、ステップS256で、制御部210は、当該文字入力画像における当該ボタンの座標を特定する。たとえば、後述する図16で示すように、文字入力画像の左下の角が座標(0,0)とされ、たとえば、「h」のキーの中心点の位置が座標(8,1)とされる。
次いで、ステップS257で、制御部210は、ステップS255で特定した文字とステップS256で特定した座標とを対応付けて、位置情報変換テーブルの一部として記憶させ、実行する処理をステップS253の処理に戻す。
一方、未処理のボタンが無いと判断した場合(ステップS254でNOと判断した場合)、ステップS258で、制御部210は、生成された位置情報変換テーブルを記憶部220に保存する。
そして、ステップS259で、制御部210は、ステップS258で保存した位置情報変換テーブルを、使用する位置情報変換テーブルとして設定する。その後、制御部210は、実行する処理をこの変換テーブル生成処理の呼出元の図7の外部操作処理に戻す。
図7に戻って、ステップS216で、制御部210は、当該携帯電話に予め組み込まれている文字入力機能であるソフトウェアキーボード機能を起動させるようOSに要求する。その後、制御部210は、実行する処理を、後述するステップS221の処理に進める。
図12(B)は、MFP100のタッチパネル141で表示される文字入力画面を携帯電話200のタッチパネル241に縮小表示した場合を示す図である。図12(B)を参照して、一般的に、MFP100のタッチパネル141の方が、携帯電話200のタッチパネル241よりも大きいので、MFP100のタッチパネル141で表示される文字入力画面を携帯電話200のタッチパネル241に縮小表示した場合、携帯電話200のタッチパネル241の大きさによっては、文字ボタンの操作が非常にし難くなってしまう。
図13は、携帯電話200のタッチパネル241の大きさに応じたソフトウェアキーボードの例を示す図である。図13を参照して、携帯電話に予め組み込まれているソフトウェアキーボードは、たとえば、横長の状態で使用する場合、および、縦長の状態で使用する場合のいずれにおいても、比較的大きいタッチパネルの場合よりも、比較的小さいタッチパネルの方が、表示される文字ボタンの数が少なくされる。
これにより、携帯電話200の比較的大きいタッチパネル241であっても、比較的小さいタッチパネル241であっても、MFP100のタッチパネル141よりも小さいので、携帯電話200に予め組み込まれたソフトウェアキーボードが起動されることによって、操作をし易くできる。
図7に戻って、ステップS221に処理が進められた場合、制御部210は、タッチパネル241の画面がタッチされたか否かを判断する。タッチされていないと判断した場合(ステップS221でNOと判断した場合)、制御部210は、実行する処理をこの外部操作処理の呼出元の処理に戻す。
一方、タッチパネル241がタッチされたと判断した場合(ステップS221でYESと判断した場合)、ステップS222で、制御部210は、ステップS213と同様、図8の文字入力画像判別処理で設定された文字入力画像フラグがオン状態であるか否かを判断することによって、ステップS211で受信された画像が文字入力画像であるか否かを判断する。
文字入力画像でないと判断した場合(ステップS222でNOと判断した場合)、ステップS214で表示された文字入力画像以外の画像がタッチパネル241に表示されていることになるので、ステップS223で、制御部210は、タッチされた座標を当該画像の表示倍率に応じて変換する。たとえば、受信された画像がステップS214で1/3の倍率で表示された場合、タッチされた座標の値を、1/3の逆数の3倍の座標データに変換する。
一方、文字入力画像であると判断した場合(ステップS222でYESと判断した場合)、ステップS216で起動されたソフトウェアキーボードの画面がタッチパネル241に表示されていることになるので、ステップS224で、制御部210は、タッチされた文字を携帯電話200のOS(Operating System)から取得して、ステップS215で実行された図9の変換テーブル生成処理で生成された位置情報変換テーブルに基づいて、当該文字に対応する座標データに変換する。
ステップS223およびステップS224の後、ステップS225で、制御部210は、ステップS223またはステップS224で変換した座標データを、ステップS211で受信された画像の送信元のMFP100に送信するよう通信部250を制御する。その後、制御部210は、実行する処理をこの外部操作処理の呼出元の処理に戻す。
MFP100において、文字入力画像以外の画像がタッチパネル141に表示されている場合、ステップS113で、全体制御部151は、MFP100のタッチパネル141からタッチされた座標データを受付けたか、ステップS112でパネル画像を送信した携帯電話200から座標データを受信したか、否かを判断する。座標データを、受付けていない、かつ、受信していないと判断した場合(ステップS113でNOと判断した場合)、全体制御部151は、ステップS113の処理を繰返す。
一方、タッチパネル141から座標データを受付けた、または、携帯電話200から座標データを受信したと判断した場合(ステップS113でYESと判断した場合)、ステップS114で、全体制御部151は、座標操作変換処理を実行する。
座標操作変換処理は、MFP100のタッチパネル141から受付けた座標データを引数として、タッチパネルに表示されている画像の当該座標データに対応する操作ボタンを特定するための、従来からMFP100に組み込まれている処理である。この実施の形態においては、この従来から組み込まれている座標操作変換処理に、引数として、タッチパネル141から受付けた座標データ、または、携帯電話200から受信した座標データを渡すようにする。
このようにしているので、従来からMFP100に組み込まれている信頼性のある座標操作変換処理を、極力、変更しないようにして、タッチパネル141から受付けた座標データに対応する操作ボタンを特定可能なことに加えて、携帯電話200から受信した座標データに対応する操作ボタンを特定可能なようにすることができる。
新たに座標操作変換処理のような処理のプログラムを作成する場合、実際にプログラムを作成する工数に加えて、信頼性を向上させるために膨大なテスト工数が必要となる。この実施の形態においては、座標操作変換処理を全く変更しないようにしているため、携帯電話200から受信した座標データに対応するためのプログラムを作成するための工数を大幅に削減することができる。
次に、ステップS115で、全体制御部151は、ステップS114で特定された操作に応じた処理を実行する。たとえば、特定された操作が図11で説明した入力ボタンの操作である場合、図12で説明したソフトウェアキーボード機能により文字を入力するための画面を、タッチパネル141に表示するよう制御する処理を実行する。その後、全体制御部151は、実行する処理をこの外部操作受付処理の呼出元の処理に戻す。
文字入力画像がタッチパネル141に表示されている場合、ステップS122で、全体制御部151は、MFP100のタッチパネル141からタッチされた座標データを受付けたか、ステップS121でパネル画像を送信した携帯電話200から座標データを受信したか、否かを判断する。座標データを、受付けていない、かつ、受信していないと判断した場合(ステップS122でNOと判断した場合)、全体制御部151は、ステップS122の処理を繰返す。
一方、タッチパネル141から座標データを受付けた、または、携帯電話200から座標データを受信したと判断した場合(ステップS122でYESと判断した場合)、ステップS123で、全体制御部151は、座標文字変換処理を実行する。
座標文字変換処理は、MFP100のタッチパネル141から受付けた座標データを引数として、タッチパネル141に表示されている文字入力画像の当該座標データに対応する文字のボタンを特定するための、従来からMFP100に組み込まれている処理である。この実施の形態においては、この従来から組み込まれている座標文字変換処理に、引数として、タッチパネル141から受付けた座標データ、または、携帯電話200から受信した座標データを渡すようにする。
このようにしているので、従来からMFP100に組み込まれている信頼性のある座標文字変換処理を、極力、変更しないようにして、タッチパネル141から受付けた座標データに対応する文字を特定可能なことに加えて、携帯電話200から受信した座標データに対応する文字を特定可能なようにすることができる。
新たに座標文字変換処理のような処理のプログラムを作成する場合、実際にプログラムを作成する工数に加えて、信頼性を向上させるために膨大なテスト工数が必要となる。この実施の形態においては、座標文字変換処理を全く変更しないようにしているため、携帯電話200から受信した座標データに対応するためのプログラムを作成するための工数を大幅に削減することができる。
次に、ステップS124で、全体制御部151は、ステップS123の座標文字変換処理によって文字入力が終了した旨の改行文字などの文字コードが特定されることによって、当該文字入力画像において文字入力が終了したか否かを判断する。
文字入力が終了していないと判断した場合(ステップS124でNOと判断した場合)、ステップS121で、全体制御部151は、今までに入力された文字を入力文字の表示欄に表示した状態の文字入力画像を携帯電話200に送信するようネットワークI/F155を制御する。
一方、文字入力が終了したと判断した場合(ステップS124でYESと判断した場合)、ステップS125で、全体制御部151は、ステップS123で特定された文字に応じた処理を実行する。たとえば、図12のようなスキャン画像の送信先のアドレスを入力する画面がタッチパネル141に表示されている場合、入力された文字列で示されるアドレスにスキャン画像を送信する処理を実行する。その後、全体制御部151は、実行する処理をこの外部操作受付処理の呼出元の処理に戻す。
図14は、第1の実施の形態におけるMFP100および携帯電話200の機能の一部を示す機能ブロック図である。図14を参照して、図7から図9までで説明した処理がMFP100および携帯電話200でそれぞれ実行されることによって、MFP100の全体制御部151および携帯電話200の制御部210のそれぞれに、以下で説明する機能を発揮する仮想的な部分が構成される。
MFP100の全体制御部151には、文字入力画像表示制御部1511と、パネル画像送信制御部1512と、位置情報受信制御部1513と、文字変換部1514と、処理実行部1515とが構成される。
また、携帯電話200の制御部210には、受信画像判別部211と、ソフトウェアキーボード起動部212と、ソフトウェアキーボード機能を実行するOS213と、位置情報変換部214と、位置情報変換部214に含まれる変換テーブル生成部215と、位置情報送信制御部216とが構成される。
文字入力画像表示制御部1511は、図7のステップS121の処理が実行されることにより構成され、文字を入力するために選択された文字入力画像をタッチパネル141に表示するよう制御する。
パネル画像送信制御部1512は、図7のステップS112およびステップS121の処理が実行されることにより構成され、文字入力画像およびそれ以外の画像を、携帯電話200に送信するようネットワークI/F155を制御する。
受信画像判別部211は、図7のステップS212で実行される図8の文字入力画像判別処理が実行されることにより構成され、MFP100から受信した画像が文字入力画像であるか否かを画像認識により判別する。
ソフトウェアキーボード起動部212は、図7のステップS216の処理が実行されることにより構成され、受信画像判別部211によって文字入力画像が受信されたと判断した場合、タッチパネル241で文字の入力を受付けるための当該携帯電話200に予め備えられた文字入力機能であるソフトウェアキーボード機能を起動させるようOSに要求する。
ソフトウェアキーボード機能は、OS213によって構成され、タッチパネル241で入力が受付けられた文字を示す文字コードを位置情報変換部214に受け渡す。
図15は、第1の実施の形態における携帯電話200のソフトウェアキーボードで入力された文字を位置情報に変換することを説明するための図である。図15を参照して、携帯電話200のタッチパネル241で入力された文字を示す文字コードは、OS213によって、位置情報変換部214に受け渡される。
図14に戻って、変換テーブル生成部215は、図7のステップS215で実行される図9の変換テーブル生成処理が実行されることにより構成され、MFP100から受信された文字入力画像に基づいて、当該文字入力画像によって入力される文字と当該文字の当該文字入力画像における位置を特定する情報である座標データとの対応付けを示す位置情報変換テーブルを生成する。
図16は、第1の実施の形態における位置情報変換テーブルの生成を説明するための図である。図16を参照して、たとえば、文字入力画像の左下の角が座標(0,0)とされ、たとえば、「a]のキーの中心点が座標(1,1)とされ、「b」のキーの中心点が座標(2,1)とされ、「h」のキーの中心点が座標(8,1)とされる。
図14に戻って、位置情報変換部214は、図7のステップS224の処理が実行されることにより構成され、変換テーブル生成部215によって生成された位置情報変換テーブルを用いて、OS213のソフトウェアキーボード機能でタッチパネル241で入力が受付けられた文字を、文字入力画像における当該文字の座標データに変換する。
図15を再び参照して、OS213から受けた文字データは、位置情報変換テーブルが用いられて、MFP100のタッチパネル141で表示される文字入力画像の当該文字の位置情報である座標データに変換される。たとえば、「h」の文字コードが、OS213から位置情報変換部214に受け渡され、位置情報変換テーブルで「h」の文字に対応する座標データ(8,1)に変換される。
位置情報送信制御部216は、図7のステップS225の処理が実行されることにより構成され、位置情報変換部214によって変換された座標データを、MFP100に送信するよう通信部250を制御する。
位置情報受信制御部1513は、図7のステップS113およびステップS122の処理が実行されることにより構成され、携帯電話200から送信されてきた座標データを受信するようネットワークI/F155を制御する。
文字変換部1514は、図7のステップS123で座標文字変換処理が実行されることにより構成され、タッチパネル141によって受付けられた文字入力画像のタッチされた位置を示す座標データ、または、位置情報受信制御部1513によって受信された座標データを、文字入力画像の当該座標データで特定される位置の文字に変換する。
処理実行部1515は、図7のステップS125の処理が実行されることにより構成され、文字変換部1514によて変換された文字に応じた処理を実行する。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態においては、図8で説明したように文字入力画像判別処理において、MFP100から携帯電話200に送信された画像において一列に所定数以上ボタン状の対象物が並んでいる列が複数列有れば、文字入力画像であると判別するようにした。第2の実施の形態においては、第1の実施の形態の画像認識と異なる画像認識の方法で、文字入力画像を判別する。
第1の実施の形態においては、図8で説明したように文字入力画像判別処理において、MFP100から携帯電話200に送信された画像において一列に所定数以上ボタン状の対象物が並んでいる列が複数列有れば、文字入力画像であると判別するようにした。第2の実施の形態においては、第1の実施の形態の画像認識と異なる画像認識の方法で、文字入力画像を判別する。
このため、第2の実施の形態において第1の実施の形態と異なるのは、図8で説明した文字入力画像判別処理である。第2の実施の形態においては、図7のステップS212で、図17で後述する文字入力画像判別処理が実行される。
図17は、第2の実施の形態における携帯電話200で実行される文字入力画像判別処理の流れを示すフローチャートである。図17を参照して、ステップS231Aで、制御部210は、予め記憶部220に記憶された1または複数のソフトウェアキーボードの画像のテンプレートと、MFP100から受信した画像との類似度を、従来から用いられているテンプレートマッチングの手法によって算出する。
そして、ステップS242Aで、制御部210は、ステップS231Aで算出された類似度が、ソフトウェアキーボードを含む文字入力画像であると判断できる所定値以上であるか否かを判断する。
類似度が所定値以上であると判断した場合(ステップS242でYESと判断した場合)、図8と同様、ステップS243で、制御部210は、受信した画像が文字入力画像であるか否かを示す文字入力画像フラグを、文字入力画像であることを示すオン状態にする。
一方、類似度が所定値未満であると判断した場合(ステップS242でNOと判断した場合)、図8と同様、ステップS244で、制御部210は、文字入力画像フラグを、文字入力画像でないことを示すオフ状態にする。ステップS243およびステップS244の後、制御部210は、実行する処理をこの文字入力画像判別処理の呼出元の図7の外部操作処理に戻す。
[第3の実施の形態]
第1の実施の形態においては、携帯電話200のタッチパネル241で入力された文字をMFP100のタッチパネル141の当該文字の座標データに変換する処理を、携帯電話200で実行するようにした。第3の実施の形態においては、当該処理を、MFP100で実行するようにする。
第1の実施の形態においては、携帯電話200のタッチパネル241で入力された文字をMFP100のタッチパネル141の当該文字の座標データに変換する処理を、携帯電話200で実行するようにした。第3の実施の形態においては、当該処理を、MFP100で実行するようにする。
図18は、第3の実施の形態におけるMFP100で実行される外部操作受付処理および携帯電話200で実行される外部操作処理の流れを示すフローチャートである。図18を参照して、MFP100の側で実行される処理のうち、ステップS111からステップS115、および、ステップS121の処理は、図7で説明した第1の実施の形態における処理と同様であるので、重複する説明は繰返さない。
また、携帯電話200の側で実行される処理のうち、ステップS211からステップS216、ステップS221からステップS223、および、ステップS225の処理は、ステップS215の変換テーブル生成処理を図18では含まないことを除いては、図7で説明した第1の実施の形態における処理と同様であるので、重複する説明は繰返さない。
携帯電話200において、ステップS211で受信された画像が文字入力画像であると判断した場合(ステップS222でYESと判断した場合)、ステップS216で起動されたソフトウェアキーボードの画面がタッチパネルに表示されていることになるので、ステップS226で、制御部210は、タッチされた文字を携帯電話200のOSから取得して、当該文字の文字コードを、ステップS211で受信された画像の送信元のMFP100に送信するよう通信部250を制御する。その後、制御部210は、実行する処理をこの外部操作処理の呼出元の処理に戻す。
MFP100において、ステップS121の後、ステップS126で、全体制御部151は、第1の実施の形態の図16で説明したものと同様の予め記憶している位置情報変換テーブルを読出して、使用するよう設定する。
次に、ステップS127で、全体制御部151は、MFP100のタッチパネル141からタッチされた座標データを受付けたか、ステップS121でパネル画像を送信した携帯電話200から文字コードを受信したか、否かを判断する。座標データを受付けていない、かつ、文字コードを受信していないと判断した場合(ステップS127でNOと判断した場合)、全体制御部151は、ステップS127の処理を繰返す。
一方、タッチパネル141から座標データを受付けた、または、携帯電話200から文字コードを受信したと判断した場合(ステップS127でYESと判断した場合)、ステップS128で、文字コードを受信した場合は、ステップS126で設定された位置情報変換テーブルに基づき文字コードで特定される文字を、座標データに変換する。
そして、ステップS123で、全体制御部151は、座標操作変換処理を実行する。座標文字変換処理は、第1の実施の形態で前述したように、MFP100のタッチパネル141から受付けた座標データを引数として、タッチパネルに表示されている文字入力画像の当該座標データに対応する文字のボタンを特定するための、従来からMFP100に組み込まれている処理である。この実施の形態においては、この従来から組み込まれている座標文字変換処理に、引数として、タッチパネル141から受付けた座標データ、または、携帯電話200から受信した文字コードをMFP100で変換した座標データを渡すようにする。
このようにしているので、従来からMFP100に組み込まれている信頼性のある座標文字変換処理を、極力、変更しないようにして、タッチパネル141から受付けた座標データに対応する文字を特定可能なことに加えて、携帯電話200から受信した文字コードを変換した座標データに対応する文字を特定可能なようにすることができる。
新たに座標文字変換処理のような処理のプログラムを作成する場合、実際にプログラムを作成する工数に加えて、信頼性を向上させるために膨大なテスト工数が必要となる。この実施の形態においては、座標文字変換処理を全く変更しないようにしているため、携帯電話200から受信した座標データに対応するためのプログラムを作成するための工数を大幅に削減することができる。
ステップS123の後のステップS124およびステップS125の処理は、図7で説明した第1の実施の形態における処理と同様であるので、重複する説明は繰返さない。
図19は、第3の実施の形態におけるMFP100および携帯電話200の機能の一部を示す機能ブロック図である。図19を参照して、図18、図8および図9で説明した処理がMFP100および携帯電話200でそれぞれ実行されることによって、MFP100の全体制御部151および携帯電話200の制御部210のそれぞれに、以下で説明する機能を発揮する仮想的な部分が構成される。
MFP100の全体制御部151には、文字入力画像表示制御部1511と、パネル画像送信制御部1512と、文字情報受信制御部1516と、位置情報変換部1517と、文字変換部1514と、処理実行部1515とが構成される。
また、携帯電話200の制御部210には、受信画像判別部211と、ソフトウェアキーボード起動部212と、ソフトウェアキーボード機能を実行するOS213と、文字情報送信制御部217とが構成される。
文字入力画像表示制御部1511、パネル画像送信制御部1512、および、処理実行部1515、ならびに、受信画像判別部211、ソフトウェアキーボード起動部212、および、ソフトウェアキーボード機能を実行するOS213は、第1の実施の形態の図14で説明したものと同様であるので、重複する説明は繰返さない。
文字情報送信制御部217は、図18のステップS226の処理が実行されることにより構成され、OS213のソフトウェアキーボード機能でタッチパネル241で入力が受付けられた文字をOS213から取得し、当該文字の文字コードを、MFP100に送信するよう通信部250を制御する。
文字情報受信制御部1516は、図7のステップS127の処理が実行されることにより構成され、携帯電話200から送信されてきた文字コードを受信するようネットワークI/F155を制御する。
位置情報変換部1517は、図7のステップS128の処理が実行されることにより構成され、第1の実施の形態の図16で前述したものと同様の予め記憶された位置情報変換テーブルを用いて、文字情報受信制御部1516で受信された文字コードを、パネル画像送信制御部1512で送信した文字入力画像における当該文字の座標データに変換する。
図20は、第3の実施の形態における携帯電話200のソフトウェアキーボードで入力された文字を位置情報に変換することを説明するための図である。携帯電話200のタッチパネル241で入力された文字を示す文字コードは、OS213によって、文字情報送信制御部217に受け渡され、MFP100に送信される。
携帯電話200から送信された文字コードは、位置情報変換テーブルが用いられて、MFP100のタッチパネル141で表示される文字入力画像の当該文字の位置情報である座標データに変換される。たとえば、「h」の文字コードが、携帯電話200からMFP100に送信され、位置情報変換テーブルで「h」の文字に対応する座標データ(8,1)に変換される。
図19に戻って、文字変換部1514は、図7のステップS123で座標文字変換処理が実行されることにより構成され、タッチパネル141によって受付けられた文字入力画像のタッチされた位置を示す座標データ、または、位置情報変換部1517によって変換された座標データを、文字入力画像の当該座標データで特定される位置の文字に変換する。
次に、前述した実施の形態の効果について説明する。
(1) MFP100によって、図7のステップS122および図18のステップS127、ならびに、図14および図19の文字変換部1514で説明したように、MFP100のタッチパネル141で文字の入力を受付けるときに、タッチパネル141に表示された文字入力画像における当該文字の操作ボタンの位置を特定可能な座標データがタッチパネル141から受付けられる。
(1) MFP100によって、図7のステップS122および図18のステップS127、ならびに、図14および図19の文字変換部1514で説明したように、MFP100のタッチパネル141で文字の入力を受付けるときに、タッチパネル141に表示された文字入力画像における当該文字の操作ボタンの位置を特定可能な座標データがタッチパネル141から受付けられる。
MFP100によって、図7および図18のステップS123、ならびに、図14および図19の文字変換部1514で説明したように、受付けられた座標データが、文字入力画像の当該座標データで特定される位置の文字に変換される。
MFP100によって、図7および図18のステップS125、ならびに、図14および図19の処理実行部1515で説明したように、変換された文字に応じた処理が実行される。
携帯電話200によって、図7および図18のステップS216、ならびに、図14および図19のソフトウェアキーボード起動部212で説明したように、タッチパネル241で文字の入力を受付けるための当該携帯電話200に予め備えられたソフトウェアキーボード機能が起動させられる。
遠隔操作システム10に含まれるMFP100または携帯電話200によって、図7のステップS224および図18のステップS128、ならびに、図14の位置情報変換部214および図19の位置情報変換部1517で説明したように、起動されたソフトウェアキーボード機能によって携帯電話200のタッチパネル241で入力が受付けられた文字が、文字入力画像における当該文字の座標データに変換される。
MFP100によって、図7のステップS122および図18のステップS127、ならびに、図14および図19の文字変換部1514で説明したように、MFP100のタッチパネル141からの座標データに替えて、携帯電話200のタッチパネル241で入力が受付けられた文字が座標データに変換された場合は、当該座標データが受付けられる。
このため、携帯電話200に予め備えられたソフトウェアキーボード機能によって文字の入力が受付けられるので、文字入力の操作がし易い。また、MFP100のタッチパネル141から座標データが受付けられていたのを、MFP100のタッチパネル141に加えて携帯電話200からも受付けられるように変更するだけで、座標データを文字に変換して、変換された文字に応じた処理を実行する部分については、特に変更しなくても、携帯電話200から受付けられた座標データを文字に変換して、変換された文字に応じた処理を実行することができる。その結果、容易に文字入力の操作し易くすることが可能な遠隔操作システム10を提供することができる。
(2) MFP100によって、図7および図18のステップS121、ならびに、図14および図19のパネル画像送信制御部1512で説明したように、文字入力画像が、携帯電話200に送信される。
携帯電話200によって、図7および図18のステップS212、ならびに、図14および図19の受信画像判別部211で説明したように、MFP100から受信した画像が文字入力画像であるか否かが画像認識により判別される。
遠隔操作システム10に含まれるMFP100または携帯電話200によって、図7のステップS224および図18のステップS128、ならびに、図14の位置情報変換部214および図19の位置情報変換部1517で説明したように、文字入力画像であると判別されたことを条件として、入力が受付られた文字が、当該文字の座標データに変換される。
その結果、MFP100から携帯電話200に送信される画像が文字入力画像である場合に、適切に座標データへの変換を行なうことができる。
(3) MFP100によって、図7および図18のステップS121、ならびに、図14および図19のパネル画像送信制御部1512で説明したように、文字入力画像が携帯電話200に送信される。
携帯電話200によって、図7および図18のステップS215、ならびに、図9、ならびに、図14および図19の受信画像判別部211、ならびに、図16で説明したように、文字入力画像に基づいて、当該文字入力画像によって入力される文字と座標データとの対応付けを示す位置情報変換テーブルが生成される。
遠隔操作システム10に含まれるMFP100または携帯電話200によって、生成された位置情報変換テーブルが用いられて、携帯電話200で入力が受付けられた文字が座標データに変換される。その結果、座標データへの変換をより確実に行なうことができる。
(4) 携帯電話200によって、図9のステップS258で説明したように、生成された位置情報変換テーブルが保存される。遠隔操作システム10に含まれるMFP100または携帯電話200によって、図7のステップS224および図18のステップS128、ならびに、図14の位置情報変換部214および図19の位置情報変換部1517で説明したように、位置情報変換テーブルが保存されている場合は、保存されている当該位置情報変換テーブルが用いられて、座標データに変換される。その結果、座標データへの変換をより効率よく行なうことができる。
(5) MFP100によって、図18のステップS126およびステップS128、ならびに、図19の位置情報変換部1517で説明したように、文字入力画像によって入力される文字と座標データとの対応付けを示す予めMFP100に記憶された位置情報変換テーブルが用いられて、携帯電話200で入力が受付けられた文字が座標データに変換される。その結果、座標データへの変換をさらに効率よく行なうことができる。
(6) 携帯電話200によって、図7のステップS224、ならびに、図14の位置情報変換部214で説明したように、携帯電話200で入力が受付けられた文字が座標データに変換される。
携帯電話200によって、図7のステップS225、ならびに、図14の位置情報送信制御部216で説明したように、変換された座標データが、MFP100に送信される。
MFP100によって、図7のステップS123、ならびに、図14の文字変換部1514で説明したように、携帯電話200から送信され受信された座標データが、文字に変換される。
このため、携帯電話200で入力された文字の座標データへの変換が携帯電話200で行なわれる。その結果、MFP100の処理負担を軽減することができる。
(7) 携帯電話200によって、図18のステップS226、ならびに、図19の文字情報送信制御部217で説明したように、携帯電話200で入力が受付けられた文字を特定可能な文字コードが、MFP100に送信される。
MFP100によって、図18のステップS128、ならびに、図19の位置情報変換部1517で説明したように、携帯電話200から受信された文字コードで特定された文字が、携帯電話200に送信した文字入力画像における当該文字の座標データに変換される。
このため、携帯電話200で入力された文字の座標データへの変換がMFP100で行なわれる。その結果、携帯電話200の処理負担を軽減することができる。
次に、前述した実施の形態の変形例について説明する。
(1) 前述した実施の形態においては、図7のステップS216および図14のソフトウェアキーボード起動部212で説明したように、携帯電話200に予め備えられた文字入力機能であるソフトウェアキーボード機能を起動させ、タッチパネル241で文字の入力を受付けるようにした。
(1) 前述した実施の形態においては、図7のステップS216および図14のソフトウェアキーボード起動部212で説明したように、携帯電話200に予め備えられた文字入力機能であるソフトウェアキーボード機能を起動させ、タッチパネル241で文字の入力を受付けるようにした。
しかし、これに限定されず、携帯電話200に予め備えられた音声入力機能を起動させ、音声入力装置で文字の入力を受付けるようにしてもよい。また、ソフトウェアキーボードではなくハードウェアの操作ボタン242から文字の入力を受付けるようにしてもよい。
(2) 前述した第1および第2の実施の形態においては、携帯電話200で位置情報変換テーブルを生成して、生成した位置情報変換テーブルを用いて、携帯電話200で入力が受付けられた文字を座標データに変換するようにした。
しかし、これに限定されず、MFP100は、MFP100に予め記憶された位置情報変換テーブルを携帯電話200に送信するようにして、携帯電話200は、受信した位置情報変換テーブルを用いて、携帯電話200で入力が受付けられた文字を座標データに変換するようにしてもよい。その結果、座標データへの変換をさらに効率よく行なうことができる。
(3) 前述した第1および第2の実施の形態においては、図14で説明したように、図14のそれぞれの機能を発揮する部分が、それぞれ、図7から図9および図17で説明した処理を実行するソフトウェアがMFP100の全体制御部151および携帯電話200の制御部210でそれぞれ実行されることによって、全体制御部151および制御部210にそれぞれ構成されることとした。
また、前述した第3の実施の形態においては、図19で説明したように、図19のそれぞれの機能を発揮する部分が、それぞれ、図18、図8および図9で説明した処理を実行するソフトウェアがMFP100の全体制御部151および携帯電話200の制御部210でそれぞれ実行されることによって、全体制御部151および制御部210にそれぞれ構成されることとした。
しかし、これに限定されず、図14および図19で説明したそれぞれの機能を発揮する部分が、それぞれ、MFP100の全体制御部151および携帯電話200の制御部210に、ハードウェア回路で構成されるようにしてもよい。
(4) 前述した実施の形態においては、遠隔操作システム10として発明を説明した。しかし、これに限定されず、遠隔操作システム10に含まれるMFP100または携帯電話200の装置、遠隔操作システム10、MFP100または携帯電話200で実行される遠隔操作方法、または、MFP100または携帯電話200で実行される遠隔操作プログラムもしくは当該遠隔操作プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体として発明を捉えることができる。
この記録媒体は、磁気テープ、フレキシブルディスク,ハードディスクなどの磁気ディスク、CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVD−R,DVD−RW,DVD−RAM,DVD+R,DVD+RWなどの光ディスク、MOなどの光磁気ディスク、メモリカード、または、USBメモリなどの固定的にプログラムを担持する媒体であってもよいし、ASP(Application Service Provider)などのサーバから通信ネットワークを介してプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
(5) 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 遠隔操作システム、100 MFP、101 イメージリーダ部、102 プリンタ部、103 原稿台、104 スキャナ、105 露光ランプ、106〜108 ミラー、111 画像処理装置、112 スキャナモータ、113 レーザ装置、114C,114M,114Y,114K 帯電チャージャ、115C,115M,115Y,115K 感光体ドラム、116C,116M,116Y,116K 現像器、117C,117M,117Y,117K 転写チャージャ、120〜122 給紙カセット、130 無端ベルト、131 タイミングローラ、132 定着ローラ対、133A 駆動ローラ、133B,133C,133D 固定ローラ、141,241 タッチパネル、142,242 操作ボタン、151 全体制御部、152 画像メモリ、153 操作パネル、154 スキャン画像処理部、155 ネットワークI/F、160 プリント画像処理部、200 携帯電話、210 制御部、211 受信画像判別部、212 ソフトウェアキーボード起動部、214,1517 位置情報変換部、215 変換テーブル生成部、216 位置情報送信制御部、217 文字情報送信制御部、220 記憶部、230 入力部、240 出力部、250 通信部、260 音声入出力部、900 ネットワーク、1511 文字入力画像表示制御部、1512 パネル画像送信制御部、1513 位置情報受信制御部、1514 文字変換部、1515 処理実行部、1516 文字情報受信制御部。
Claims (10)
- 特定処理装置と携帯端末とを含む遠隔操作システムであって、
前記特定処理装置は、タッチパネルと第1の制御部とを備え、
前記携帯端末は、入力受付部と第2の制御部とを備え、
前記第1の制御部は、
前記タッチパネルで文字の入力を受付けるときに、前記タッチパネルに表示された文字入力画像における操作位置を特定可能な位置特定情報を前記タッチパネルから受付ける位置受付手段と、
前記位置受付手段によって受付けられた前記位置特定情報を、前記文字入力画像の当該位置特定情報で特定される位置の文字に変換する文字変換手段と、
前記文字変換手段によって変換された前記文字に応じた処理を実行する処理実行手段とを含み、
前記第2の制御部は、
前記入力受付部で文字の入力を受付けるための当該携帯端末に予め備えられた文字入力機能を起動させる起動手段を含み、
前記遠隔操作システムは、
前記起動手段によって起動された前記文字入力機能によって前記入力受付部で入力が受付けられた文字を、前記文字入力画像における当該文字の位置特定情報に変換する位置変換手段を含み、
前記位置受付手段は、前記タッチパネルからの前記位置特定情報に替えて、前記位置変換手段によって入力が受付けられた文字が前記位置特定情報に変換された場合は、当該位置特定情報を受付ける、遠隔操作システム。 - 前記特定処理装置は、第1の通信部をさらに備え、
前記第1の制御部は、さらに、
前記文字入力画像を、前記携帯端末に送信するよう前記第1の通信部を制御する画像送信制御手段を含み、
前記第2の制御部は、さらに、
前記画像送信制御手段から受信した画像が前記文字入力画像であるか否かを画像認識により判別する判別手段を備え、
前記位置変換手段は、受信した画像が前記判別手段によって前記文字入力画像であると判別されたことを条件として、入力が受付られた文字を、当該文字の前記位置特定情報に変換する、請求項1に記載の遠隔操作システム。 - 前記特定処理装置は、第1の通信部をさらに備え、
前記第1の制御部は、さらに、
前記文字入力画像を、前記携帯端末に送信するよう前記第1の通信部を制御する画像送信制御手段を含み、
前記第2の制御部は、さらに、
前記文字入力画像に基づいて、当該文字入力画像によって入力される文字と前記位置特定情報との対応付けを示す変換テーブルを生成する生成手段を含み、
前記位置変換手段は、前記生成手段によって生成された前記変換テーブルを用いて、前記入力受付部で入力が受付けられた文字を前記位置特定情報に変換する、請求項1に記載の遠隔操作システム。 - 前記第2の制御部は、さらに、
前記生成手段によって生成された前記変換テーブルを保存する保存手段を含み、
前記位置変換手段は、前記保存手段によって前記変換テーブルが保存されている場合は、保存されている当該変換テーブルを用いて、前記位置特定情報に変換する、請求項3に記載の遠隔操作システム。 - 前記位置変換手段は、前記文字入力画像によって入力される文字と前記位置特定情報との対応付けを示す予め特定処理装置に記憶された変換テーブルを用いて、前記入力受付部で入力が受付けられた文字を前記位置特定情報に変換する、請求項1に記載の遠隔操作システム。
- 前記携帯端末は、第2の通信部をさらに備え、
前記第2の制御部は、
前記位置変換手段と、
前記位置変換手段によって変換された前記位置特定情報を、前記特定処理装置に送信するよう前記第2の通信部を制御する位置送信制御手段とを含み、
前記文字変換手段は、前記位置送信制御手段によって送信され受信された前記位置特定情報を、文字に変換する、請求項1に記載の遠隔操作システム。 - 前記携帯端末は、第2の通信部をさらに備え、
前記第2の制御部は、
前記入力受付部で入力が受付けられた文字を特定可能な文字特定情報を、前記特定処理装置に送信するよう前記第2の通信部を制御する文字送信制御手段を含み、
前記第1の制御部は、
前記位置変換手段を含み、
前記位置変換手段は、前記文字送信制御手段によって送信され受信された前記文字特定情報で特定された文字を、前記文字入力画像における当該文字の前記位置特定情報に変換する、請求項1に記載の遠隔操作システム。 - 特定処理装置と携帯端末とを含む遠隔操作システムで実行される遠隔操作方法あって、
前記特定処理装置は、タッチパネルと第1の制御部とを備え、
前記携帯端末は、入力受付部と第2の制御部とを備え、
前記第1の制御部が、
前記タッチパネルで文字の入力を受付けるときに、前記タッチパネルに表示された文字入力画像における操作位置を特定可能な位置特定情報を前記タッチパネルから受付けるステップと、
受付けられた前記位置特定情報を、前記文字入力画像の当該位置特定情報で特定される位置の文字に変換するステップと、
変換された前記文字に応じた処理を実行するステップとを含み、
前記第2の制御部が、
前記入力受付部で文字の入力を受付けるための当該携帯端末に予め備えられた文字入力機能を起動させるステップを含み、
前記遠隔操作システムが、
起動された前記文字入力機能によって前記入力受付部で入力が受付けられた文字を、前記文字入力画像における当該文字の位置特定情報に変換するステップを含み、
前記位置特定情報を受付けるステップは、前記タッチパネルからの前記位置特定情報に替えて、入力が受付けられた文字が前記位置特定情報に変換された場合は、当該位置特定情報を受付ける、遠隔操作方法。 - 入力受付部と制御部と通信部とを備える携帯端末で実行され、特定処理装置を遠隔操作するための遠隔操作プログラムであって、
前記特定処理装置によって、当該特定処理装置に備えられたタッチパネルで文字の入力を受付けるときに、前記タッチパネルに表示された文字入力画像における操作位置を特定可能な位置特定情報が前記タッチパネルから受付けられ、受付けられた前記位置特定情報が、前記文字入力画像の当該位置特定情報で特定される位置の文字に変換され、変換された前記文字に応じた処理が実行され、
前記入力受付部で文字の入力を受付けるための当該携帯端末に予め備えられた文字入力機能を起動させるステップと、
起動された前記文字入力機能によって前記入力受付部で入力が受付けられた文字を、受信した前記文字入力画像における当該文字の位置特定情報に変換するステップと、
変換された前記位置特定情報を、前記特定処理装置に送信するよう前記通信部を制御するステップとを前記携帯端末に実行させ、
前記特定処理装置によって、前記タッチパネルからの前記位置特定情報に替えて、前記携帯端末から前記特定処理装置に送信された前記位置特定情報が、前記文字入力画像の当該位置特定情報で特定される位置の文字に変換され、変換された前記文字に応じた処理が実行される、遠隔操作プログラム。 - 入力受付部と制御部と通信部とを備える携帯端末で、特定処理装置を遠隔操作するための遠隔操作方法であって、
前記特定処理装置によって、当該特定処理装置に備えられたタッチパネルで文字の入力を受付けるときに、前記タッチパネルに表示された文字入力画像における操作位置を特定可能な位置特定情報が前記タッチパネルから受付けられ、受付けられた前記位置特定情報が、前記文字入力画像の当該位置特定情報で特定される位置の文字に変換され、変換された前記文字に応じた処理が実行され、
前記制御部が、
前記入力受付部で文字の入力を受付けるための当該携帯端末に予め備えられた文字入力機能を起動させるステップと、
起動された前記文字入力機能によって前記入力受付部で入力が受付けられた文字を、受信した前記文字入力画像における当該文字の位置特定情報に変換するステップと、
変換された前記位置特定情報を、前記特定処理装置に送信するよう前記通信部を制御するステップとを含み、
前記特定処理装置によって、前記タッチパネルからの前記位置特定情報に替えて、前記携帯端末から前記特定処理装置に送信された前記位置特定情報が、前記文字入力画像の当該位置特定情報で特定される位置の文字に変換され、変換された前記文字に応じた処理が実行される、遠隔操作方法。
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