JP5949211B2 - 表示制御装置、遠隔操作システム、遠隔操作方法、および遠隔操作プログラム - Google Patents

表示制御装置、遠隔操作システム、遠隔操作方法、および遠隔操作プログラム Download PDF

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この発明は表示制御装置、遠隔操作システム、遠隔操作方法、および遠隔操作プログラムに関し、特に、機器の遠隔操作を行なう表示制御装置、遠隔操作システム、遠隔操作方法、および遠隔操作プログラムに関する。
近年、様々な機器に、操作入力を受け付けるための操作入力装置として大型のLCD(Liquid Crystal Display)と静電型タッチパネルとが導入されている。このような操作入力装置では、意匠設計の狭額縁化やフラットデザイン化が図られ、ハードウェアキーが極力廃止される傾向にある。そのため、このような操作入力装置ではスマートフォンやタブレット端末での操作に代表されるタッチ操作が主体となってきている。
機器の操作入力装置の分野では、誤操作を回避するための様々な提案がされている。たとえば、特開2009−116583号公報(以下、特許文献1)は、操作画面を表示する表示装置に対する指等の操作手段の近接を検出することによって最も近い指示項目(アイコン)を抽出して他の指示項目と識別可能な表示に変更すること、さらに近接すると該当指示項目(アイコン)を拡大表示することにより、操作指示を容易にする技術を提案している。
また、特開2011−232988号公報(以下、特許文献2)は、指等の入力媒体の接触が2以上の反応領域において同時に検出された場合、各々の接触面積を算出し、最も接触面積が大きい反応領域に対応する表示ボタンを同時検出された他の表示ボタンと異なる表示をさせてユーザーに容易に識別させる技術を提案している。
特開2009−116583号公報 特開2011−232988号公報
ところで、近年、静電型タッチパネルは機器の操作入力装置への普及が著しく、上述の、操作入力の近接やタッチ検出後のボタン表示の改良で誤操作を回避しようとする技術では、静電型タッチパネルを用いた操作入力での誤操作をすべて回避することが難しいという問題があった。
なぜなら、静電型タッチパネルではその検出アルゴリズムの特性上、操作入力するタッチ位置の周辺に複数の検出電極が存在しなければ正しい座標位置を検出することができないためである。その理由は、使用するタッチセンサICや透明電極パターン(ITO(Indium Tin Oxide:酸化インジウムスズ))構造に依存するものの、片側の周囲電極が存在しないため、一般的にタッチパネル周辺領域の座標については位置の検出精度が低下する傾向にあるためである。
また、普及が著しいタブレット端末やスマートフォン等の端末装置を用いて機器の遠隔操作を行ないたいという需要が増している。操作入力装置が操作対象の機器に対して専用の操作入力装置として固定された機器の場合はアイコンの配置やタッチパネルの構造的な対応を施すことで操作上の支障は回避することはできるものの、他の用途にも用いられる不特定な端末装置を用いて対象機器の遠隔操作を行なう場合には、端末装置によっては個々の端末のタッチパネル性能に依存して周辺領域のタッチ位置の検出精度が悪いものがあり、最外周領域に不感応領域が存在するものがある、という問題があった。
さらに、機器の操作入力装置ではすべての操作入力をタッチパネルに集約する傾向から、LCDサイズの大型化が進んでいる。大型化された機器の操作画面をタブレット端末やスマートフォンなどの小型の端末装置に表示して遠隔操作する場合であっても、対象機器の操作画面と操作を統一させるため、端末装置の画面も機器の操作画面と同じ画面が好ましいとされている。
しかしながら、大型のLCD用の操作画面を端末装置の小型の表示装置で表示させようとすると、画面サイズが縮小されるためにアイコンや文字が小さくなり、操作性が著しく劣る、という問題がある。さらに、端末装置の表示装置の解像度が機器の操作入力装置の解像度より小さい場合には、文字品位が劣化することにより可読性が損なわれる場合もある、という問題があった。
また、前述のタッチパネルでのタッチ位置の検出に関しては、周辺領域での検出精度が悪かったり不感応領域があったりする問題に加えて、座標位置を検出するための分解能が不足するという問題がある。なぜなら、小さく表示されたアイコンは、操作する指の大きさに比べ著しく小さくなるためである。そのため、ユーザーが意図したアイコンが選択されずに誤操作に繋がる、といった問題が発生する。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、機器の遠隔操作を行なうシステムにおいて、遠隔操作での使い勝手を向上することのできる表示制御装置、遠隔操作システム、遠隔操作方法、および遠隔操作プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、表示制御装置は、操作対象の機器の操作画面を、遠隔操作を行なう端末装置に表示するためのものであって、操作対象の機器の操作画面のうちの少なくとも一部領域を遠隔操作用の操作画面として端末装置に表示させるための画面データを生成するための画面データ生成手段と、遠隔操作用の操作画面に含まれるアイコンごとに、当該アイコンの表示に応じてその選択を検出するための検出領域を特定するための検出領域特定手段と、端末装置に表示された遠隔操作用の操作画面上にて位置の指定を受け付けることによって、端末装置からその位置を表わす座標データの入力を受け付けるための入力手段と、座標データに表わされる位置と検出領域とを比較することで指示内容を決定するための決定手段とを備える。検出領域特定手段は、アイコンが遠隔操作用の操作画面の周辺部の所定範囲に存在する場合に、当該アイコンの検出範囲を、当該アイコンの表示領域よりも遠隔操作用の操作画面の内側に拡大する。決定手段は、遠隔操作用の操作画面に含まれる第1のアイコンの検出範囲が検出領域特定手段によって拡大された結果、遠隔操作用の操作画面に含まれる第2のアイコンの検出範囲と重複する場合に、遠隔操作用の操作画面における重複した範囲を開始点とする連続的な操作に基づいて、第1のアイコンと第2のアイコンとのうちのいずれのアイコンに対する操作であるかを特定して指示内容を決定する。
好ましくは、画面データ生成手段は、端末装置の表示領域のサイズおよび/または解像度が所定以下である場合に、上記一部領域を拡大して端末装置に表示させるための画面データを生成し、検出領域特定手段は、上記一部領域に含まれるアイコンが遠隔操作用の操作画面の周辺部の所定範囲に存在する場合に、当該アイコンの検出範囲を当該アイコンの表示領域よりも遠隔操作用の操作画面の内側に拡大する。
好ましくは、表示制御装置は、決定手段によって決定された指示内容に応じた処理によって、操作対象の機器の操作画面を特定するための操作画面特定手段をさらに備え、画面データ生成手段は、操作画面特定手段で特定される操作画面ごとに少なくとも一部領域についての画面データを生成し、検出領域特定手段は、操作画面特定手段で特定される操作画面ごとに、当該操作画面の遠隔操作用の操作画面に含まれるアイコンについての検出領域を特定する。
好ましくは、画面データ生成手段は、操作対象の機器の操作画面ごとに予め規定された一部領域について画面データを生成する。
好ましくは、画面データ生成手段は、端末装置の表示領域のサイズおよび/または解像度に応じて操作対象の機器の操作画面についての一部領域を特定するための領域特定手段を含む。
好ましくは、上記一部領域は、操作対象の機器の操作画面に含まれるアイコンの少なくとも一部を含む領域である。
好ましくは、端末装置で指定された位置が、遠隔操作用の操作画面において一部のみアイコンが表示されている周辺部に対応した範囲である場合に、画面データ生成手段は、上記一部領域を周辺部の外側に存在する操作画面を含む領域に更新して画面データを生成する。
本発明の他の局面に従うと、遠隔操作システムは、操作対象の機器と、操作対象の機器の操作画面を、遠隔操作を行なう端末装置に表示するための上述の表示制御装置とを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、遠隔操作方法は操作対象の機器を端末装置にて遠隔操作する方法であって、操作対象の機器の操作画面のうちの少なくとも一部領域を遠隔操作用の操作画面として端末装置に表示させるための画面データを生成するステップと、遠隔操作用の操作画面に含まれるアイコンごとに、当該アイコンの表示に応じてその選択を検出するための検出領域を特定するステップと、画面データに基づく遠隔操作用の操作画面を、端末装置に表示するステップと、端末装置に表示された遠隔操作用の操作画面上にて位置の指定を受け付けることによって、端末装置からその位置を表わす座標データの入力を受け付けるステップと、座標データに表わされる位置と検出領域とを比較することで指示内容を決定するステップとを備え、検出領域を特定するステップは、アイコンが遠隔操作用の操作画面の周辺部の所定範囲に存在する場合に、当該アイコンの検出範囲を、当該アイコンの表示領域よりも遠隔操作用の操作画面の内側に拡大することを含む決定するステップは、遠隔操作用の操作画面に含まれる第1のアイコンの検出範囲が検出領域を特定するステップによって拡大された結果、遠隔操作用の操作画面に含まれる第2のアイコンの検出範囲と重複する場合に、遠隔操作用の操作画面における重複した範囲を開始点とする連続的な操作に基づいて、第1のアイコンと第2のアイコンとのうちのいずれのアイコンに対する操作であるかを特定して指示内容を決定することを含む。
本発明のさらに他の局面に従うと、遠隔操作プログラムは操作対象の機器を端末装置にて遠隔操作する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、操作対象の機器の操作画面のうちの少なくとも一部領域を遠隔操作用の操作画面として端末装置に表示させるための画面データを生成するステップと、遠隔操作用の操作画面に含まれるアイコンごとに、当該アイコンの表示に応じてその選択を検出するための検出領域を特定するステップと、画面データに基づく遠隔操作用の操作画面を、端末装置に表示するステップと、端末装置に表示された遠隔操作用の操作画面上にて位置の指定を受け付けることによって、端末装置からその位置を表わす座標データの入力を受け付けるステップと、座標データに表わされる位置と検出領域とを比較することで指示内容を決定するステップとをコンピュータに実行させ、検出領域を特定するステップは、アイコンが遠隔操作用の操作画面の周辺部の所定範囲に存在する場合に、当該アイコンの検出範囲を、当該アイコンの表示領域よりも遠隔操作用の操作画面の内側に拡大することを含む決定するステップは、遠隔操作用の操作画面に含まれる第1のアイコンの検出範囲が検出領域を特定するステップによって拡大された結果、遠隔操作用の操作画面に含まれる第2のアイコンの検出範囲と重複する場合に、遠隔操作用の操作画面における重複した範囲を開始点とする連続的な操作に基づいて、第1のアイコンと第2のアイコンとのうちのいずれのアイコンに対する操作であるかを特定して指示内容を決定することを含む。
この発明によると、携帯電話機やスマートフォンなどの小型の携帯端末を用いて機器の遠隔操作を行なう場合に、その使い勝手を向上させることができる。
実施の形態にかかる遠隔操作システム(以下、システム)の構成の具体例を示す図である。 タンデム型のデジタルカラー複合機である画像形成装置の装置構成を示すための概略断面図である。 画像形成装置のエンジン部分を詳細に説明するための図である。 タンデム型のデジタルカラー複合機である画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 表示画面制御の具体例を表わした図である。 表示画面制御の具体例を表わした図である。 表示画面制御の具体例を表わした図である。 表示画面制御の具体例を表わした図である。 画像形成装置の操作パネル制御部の構成の具体例を表わすブロック図である。 操作パネル制御部の機能構成の具体例を表わすブロック図である。 画像形成装置での動作の流れを表わすフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる遠隔操作システム(以下、システム)の構成の具体例を示す図である。
図1を参照して、システムには、遠隔操作対象の装置としての画像形成装置1と、画像形成装置1のクライアント端末としてのPC(パーソナルコンピュータ)50A,50B,50Cと、タブレット端末やスマートフォンなどの端末装置60とが含まれる。PC50A,50B,50Cを代表させてPC50とも称する。
画像形成装置1は通信機能を備える画像形成装置であればどのようなものであってもよい。一例として、以下の説明ではタンデム型のデジタルカラー複合機であるものとするが、もちろん、他の装置であってもよい。デジタルカラー複合機は、セットされた原稿の画像を読み取ってHDD(Hard Disk Drive)等に蓄積するスキャンジョブ、さらにそれを用紙等に印刷(プリント)するコピージョブ、PC50等の外部端末から印刷指示を受けるとその指示に基づいて用紙に印刷するプリントジョブ、図示しないファクシミリ装置等からファクシミリデータを受信してHDD等に蓄積するファクシミリジョブ、HDD等から画像を用紙等に印刷するジョブ等を実行する機能を有する、いわゆるデジタル複合機と呼ばれる装置である。
画像形成装置1とPC50とはLAN(Local Area Network)等のネットワークに接続されて、相互に通信可能である。上記ネットワークには、さらに無線アクセスポイント70が接続され、無線端末機器である端末装置60と通信可能である。
<装置構成>
図2は、タンデム型のデジタルカラー複合機である画像形成装置1の装置構成を示すための概略断面図であり、図3は、デジタルカラー複合機である画像形成装置1のエンジン部分を詳細に説明するための図である。
図2および図3を参照して、画像形成装置1は、本体の上部に原稿2を一枚ずつ分離した状態で自動的に搬送するための自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)3と、当該自動原稿搬送装置3によって搬送される原稿2の画像を読み取るための画像読取装置4とが配設される。
画像読取装置4は、プラテンガラス5上に載置された原稿2を光源6によって照明し、原稿2からの反射光像をフルレートミラーおよびハーフレートミラー8、9および結像レンズ10からなる縮小光学系を介してCCD(Charge Coupled Device)等からなる画像読取素子11上に走査露光して、画像読取素子11によって原稿2の色材反射光像を所定のドット密度(たとえば16ドット/mm)で読み取るようになっている。
画像読取装置4は、ファクシミリ送信原稿の読み取りやScan to E−Mailと呼ばれる読み取りデータをメール送信する機能、Scan to Box保存と呼ばれる読み取りデータを所定の記憶領域に記憶させる機能、などの複合機としての原稿読み取り機能を備えている。
画像読取装置4によって読み取られた原稿2の色材反射光像は、たとえば各8bitの赤(R)、緑(G)、および青(B)の3色の原稿反射率データとして画像処理部12に送られる。画像処理部12は、原稿2の反射率データに対してシェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、カンマ補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理を施す。画像処理部12は、PC50等から送られてくる画像データに対しても所定の画像処理を行なうようになっている。そして、画像処理部12で所定の画像処理が施された画像データは、同じく画像処理部12によって各8bitのイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)の4色の原稿再現色材階調データに変換される。
画像形成装置1の本体の内部には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)の各色の画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kが水平方向に一定の間隔をおいて並列的に配置されている。これらの4つの画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kはすべて同様に構成されており、所定の速度で回転駆動される像担持体としての感光体ドラム15と、感光体ドラム15の表面を一様に帯電するための一次帯電用の帯電ロール16と、感光体ドラム15上に形成された静電潜像を所定の色のトナーで現像するための現像器17と、感光体ドラム15の表面を清掃するためのクリーニング装置18とを含む。また、感光体ドラム15の表面に所定の色に対応した画像を露光して静電潜像を形成するための画像露光装置としてのプリントヘッド部14が画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kに共通に構成されている。なお、プリントヘッド部14は、複数の画像形成ユニットごとに個別に構成されてもよい。
画像処理部12で変換された原稿再現色材階調データはプリントヘッド部14に送られる。プリントヘッド部14は、図示しない4つの半導体レーザーを各色の原稿再現色材階調データに応じて変調して、これらの半導体レーザーからレーザービームLB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kを階調データに応じて出射する。
4つの半導体レーザーそれぞれから出射されたレーザービームLB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kは、1つの回転多面鏡19に照射され、回転多面鏡19によって偏向走査される。その際、4つの半導体レーザーそれぞれから出射されたレーザービームLB−Y,LB−M,LB−C,LB−KのうちレーザービームLB−YとレーザービームLB−Mとは回転多面鏡19の一方の側面に照射され、他のレーザービームLB−CとレーザービームLB−Kとは回転多面鏡19の上記一方の面とは反対側の側面に照射される。その結果、レーザービームLB−Y,LB−MとレーザービームLB−C,LB−Kとでは、回転多面鏡19によって偏向走査される方向が互いに逆方向となる。
回転多面鏡19によって偏向走査されたレーザービームLB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kは、図示しないf−θレンズを介して複数枚の反射ミラー201〜203によって反射され、各画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kの感光体ドラム15上にウィンドウ21を通して斜め下方から走査露光される。
画像処理部12からはプリントヘッド部14に対して各色の画像データが順次出力される。プリントヘッド部14から画像データに応じて出射されたレーザービームLB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kは対応する感光体ドラム15の表面に走査露光され、その表面に静電潜像を形成する。
本実施の形態にかかる画像形成装置1では、図3に示されるように、図示しない4つの半導体レーザーから出射された4本のレーザービームLB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kを2つの画像形成ユニット13Y,13Mと他の2つの画像形成ユニット13C,13Kとで回転多面鏡19の反対側に位置する面に照射して偏向走査するものであるため、回転多面鏡19の片側に位置する面で偏向走査されるレーザービームLB−Y,LB−Mと回転多面鏡19の反対側に位置する面で偏向走査されるレーザービームLB−C,LB−Kとでは、感光体ドラム15上に走査露光されるレーザービームの走査方向が互いに反対方向となる。
画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kの上方には中間転写ベルトユニット22が配置されている。中間転写ベルトユニット22には中間転写ベルト25が含まれる。中間転写ベルト25は、ドライブロール27と、バックアップロール28と、テンションロール24との間に一定のテンションで掛け回されており、図示しない定速性に優れた専用の駆動モーターによって回転駆動されるドライブロール27により、矢印方向に所定の速度で循環駆動されるようになっている。
中間転写ベルト25としては、たとえば、可視性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、帯状に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等の手段によって接続することにより無端ベルト状に形成したものが用いられる。
中間転写ベルト25の上方には、画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kそれぞれの現像器17に対応するトナーを供給するためのトナーカードリッジ44Y,44M,44C,44Kが配置されている。
画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kそれぞれの感光体ドラム15の上方に、中間転写ベルト25を間に挟んで、一次転写ロール26Y,26M,26C,26Kが配置される。これらを代表させて一次転写ロール26と称する。また、バックアップロール28の側方には二次転写ロール29がバックアップロール28に圧接可能に配置されている。バックアップロール28および二次転写ロール29の上方には定着器31が配置されている。
感光体ドラム15上に形成された静電潜像は現像器17によって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)の各色のトナー像として現像される。画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kの感光体ドラム15上に順次形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)の各色のトナー像は、中間転写ベルト25上に一次転写ロール26によって多重に転写される。
本体の下部には転写用紙30を格納するための給紙カセット34が配置される。給紙カセット34から所定のサイズの転写用紙30が給紙ロール35および用紙分離搬送用のロール対36により用紙搬送路37を通ってレジストロール38まで搬送され、一旦停止する。レジストロール38は所定のタイミングで回転し、転写用紙30を中間転写ベルト25の二次転写位置へ送出する。
中間転写ベルト25上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)の各色のトナー像は、バックアップロール28に圧接する二次転写ロール29による圧接力および静電気力で、転写材としての転写用紙30上に一括して二次転写される。
トナー像が転写された転写用紙30は、上方に位置する定着器31へと搬送され、定着器31での熱および圧力で定着処理を受ける。その後、排出ロール32によって本体の上部に設けられた排出トレイ33上に排出される。
なお、デジタルカラー複合機においてフルカラー等の両面コピーを行なう場合には、片面に画像が定着された転写用紙30を排出ロール32によって排出トレイ33上にそのまま排出せずに、図示しない切替ゲートによって搬送方向を切り替え、用紙搬送用のロール対39を介して両面用搬送ユニット40へと搬送する。そして、両面用搬送ユニット40では、搬送経路41に沿って設けられた図示しない搬送用のロール対により転写用紙30の表裏が反転された状態で再度レジストロール38へと搬送され、今度は、当該転写用紙30の裏面に画像が転写・定着された後、排出トレイ33上に排出される。
図4は、デジタルカラー複合機である画像形成装置1の制御構成を示すブロック図である。
図4を参照して、画像形成装置1は、操作パネル100、入力装置200、認証装置300、および画像出力装置400を含む。
操作パネル100には、たとえば液晶(LCD)などの各種ディスプレイ装置とタッチパネルと制御CPU(Central Processing Unit)とハードウェアキーとが含まれる。
入力装置200は図示しないキーボードやマウスなどを含む。
認証装置300は、接触型/非接触型のICカード認証装置や、指静脈認証装置等のいずれか、またはこれらの組み合わせなどであってよい。
画像出力装置400は、プリンター出力機能に相当する。
さらに図4を参照して、画像形成装置1はCPU101を含み、CPU101のバスには、記憶装置としてのROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、およびハードディスクドライブ(HDD)104が接続される。さらに、通信制御部105、操作パネル制御部106、入力装置制御部107、認証装置制御部108、および画像出力装置制御部109が接続されている。
CPU101は画像形成装置1全体の動作を統括制御し、その動作プログラムはROM102に格納されている。また、ROM102には、予め各操作画面が記憶されている。
RAM103はCPU101が動作する際の作業領域を提供する。HDD104はコピー画像やPC等のプリント指示端末からの画像データなどを一時的に格納したり、スキャン画像等のデータをBOXと呼ばれる記憶領域に保存したり、などの処理を行なう。
通信制御部105はLAN等のネットワークに接続され、クライアント端末であるPC50や、無線アクセスポイント70を介した端末装置60との通信を制御する。
通信制御部105、操作パネル制御部106、入力装置制御部107、認証装置制御部108、および画像出力装置制御部109は、CPU101がROM102に記憶される動作プログラムを読み出して実行することで、主にCPU101上に形成される機能であってもよいし、少なくとも一部が電気回路などのハードウェアで構成されてもよい。
<動作概要>
本実施の形態にかかるシステムでは、無線アクセスポイント70を介してLAN等の無線ネットワークに接続される端末装置60から画像形成装置1のオペレーション操作を遠隔で行なう。
遠隔操作では、端末装置60にて専用のアプリケーションを実行することで画像形成装置1と通信して画像形成装置1の操作画面を表わす描画データを取得し、端末装置60に表示する。その操作画面での操作に基づいて検出された座標データが画像形成装置1に送信される。画像形成装置1では端末装置60からの座標データに基づいて操作画面を操作された場合の処理を実行すると共に、操作画面を遷移して新たな画面のための描画データを端末装置60に送信する。これにより、端末装置60では画像形成装置1の本体パネルと同等の操作を遠隔で実現できる。
図5〜図8は、本システムでの動作概要を説明するための、表示画面制御の具体例を表わした図である。図5および図7において上方の画面は画像形成装置1本体パネルに表示される操作画面を表わし、下方の画面は端末装置60に表示される操作画面を表わしている。図6は、図5の下方に表わされた端末装置60の操作画面をさらに説明するための図である。図8は、図7の下方に表わされた端末装置60の操作画面の変化を説明するための図である。
ここでは、画像形成装置1本体パネルに対して端末装置60の操作パネル100の表示領域が著しく小さい場合を想定する。たとえば、画像形成装置1本体のLCDを800×480dotのいわゆる8.5型のWVGA(ワイドビデオグラフィックスアレイ)であるものとし、端末装置60の操作パネル100のLCDをスマートフォンの一般的なサイズであるいわゆる4.3型とすると800×480dotの場合は解像度は同じであるものの表示サイズが対角寸法で約半分であるため、画像形成装置1本体のLCDの表示サイズと比べると約1/4の表示サイズとなる。そのため、画像形成装置1本体パネルに表示される操作画面をそのまま端末装置60の操作パネル100で表示すると、各アイコンが1/4サイズに小さくなって、人の指でのアイコン選択が困難となる。また、表示される文字サイズも1/4サイズとなり、可読が困難となる。
そこで、本システムでは、遠隔操作を行なう際に、画像形成装置1本体パネルに表示される操作画面のうちの一部領域を拡大して端末装置60の操作パネル100に表示させる。この制御を拡大表示制御とも称する。また、上記一部領域を拡大領域とも称する。
また、アイコンは本体表示と比較すると小さいサイズであり、タッチパネル周辺部の構造的な不感応領域にアイコンが配置される場合がある。そこで、本システムでは、さらに、画面周辺部にアイコンが配置される場合に、そのアイコンでの検出領域を表示中央方向に拡大する。この制御を拡大検出制御とも称する。
さらに、上述の拡大表示制御を行なうことで画像形成装置1本体パネルの操作画面の一部が端末装置60の操作パネル100には表示し切れなくなる。そこで、本システムでは、端末装置60に操作パネル100に表示されていない領域付近が操作された場合には上記拡大領域をスライド(更新)して端末装置60の操作パネル100に表示させる。この制御をスライド制御とも称する。
なお、拡大領域のスライドは、表示画面全体を表示させるためのズームの一例であり、スライドのみに限定されるものではない。そのため、表示画面全体をズームできる制御であれば、スライド以外の方法であってもよい。
以下、各制御について図を用いて詳しく説明する。
(1)拡大表示制御
画像形成装置1では、操作画面の描画データを端末装置60に対して転送する際に、該操作画面に対して予め拡大表示制御を実行する領域として規定されている領域(拡大領域)を拡大して描画データを転送する。拡大領域は予め画面ごとに規定されており、図5および図7の画像形成装置1本体パネルに表示される操作画面(上方の画面)において点線で囲まれた領域が拡大領域を表わしている。
図5の例の場合、上方の画面のうち点線で囲まれた領域を拡大した描画データを生成し、その描画データを端末装置60に転送する。そのため、図5下方の端末装置60の表示では、上方の画面で4.3型点線で囲まれた領域のみが表示されることになる。図7の例も同様である。これにより、各装置の表示サイズに起因する使い勝手の悪さが緩和される。
拡大領域は、予め、操作画面ごとに、当該操作画面の重要な範囲であって、かつ、画像形成装置1の表示サイズと一般的な端末装置の表示サイズとの比率や解像度の比率に応じて、端末装置の表示サイズで表示されると拡大される範囲が規定されている。
なお、拡大領域は、予め規定されているものに限定されず、初期接続時に取得した端末装置60の表示装置の解像度またはサイズ情報などの表示装置情報に基づいて決定される拡大倍率に基づいて特定されたり、変更されたりしてもよい。たとえば、画像形成装置1本体の表示装置のサイズが上述の8.5型、端末装置60の表示装置のサイズが上述の4.3型であった場合には、画像形成装置1本体の表示装置のサイズに対して端末装置60の表示装置のサイズが著しく小さい。そのため、これら表示装置のサイズ比率から拡大倍率を自動決定する。この例では8.5/4.3倍であることから、解像度変換処理が容易な整数比に丸め込み処理を行なって縦横2倍のサイズに拡大すると決定することができる。
また、拡大倍率の決定方法の他の例として、さらに解像度に基づく方法であってもよい。たとえば、端末装置60のLCDの解像度が1280×720dotであり、画像形成装置1のLCDの解像度が800×480dotである場合には、ある程度の自動拡大でも画質劣化を避けることができるが、縦横2倍の解像度を有しているわけではないため端末装置60の解像度情報から拡大倍率の制限を設ける必要がある。すなわち、長辺の解像度比は1280/800=1.6倍、短辺の解像度比は720/480=1.5倍であるため、この例の場合には解像度の制約から縦横1.5倍の拡大倍率で表示するよう決定することができる。
上述の自動拡大倍率の決定方法は表示装置のサイズ情報と解像度情報との両方の情報を元にした方法の一例であるが、表示装置サイズだけで決定したり、解像度情報だけで決定したりしてもよい。
さらに、画像形成装置1の表示サイズや解像度に対する端末装置60の表示サイズや解像度の比率が所定以下となった場合に、拡大倍率を決定して拡大領域を特定するようにしてもよい。
なお、拡大領域を特定する際には、好ましくは、図7の上方に点線で示されたように、アイコンの少なくとも一部を含むような領域とする。このようにすることで、図7の下方に表わされたように端末装置60のLCDの周辺部にアイコンがユーザーが識別可能なように少なくとも一部分が表示されることになるからである。
(2)拡大検出制御
たとえば、図7の例では、上方の画面で点線で囲まれた領域を拡大することによって端末装置60の表示ではアイコンがタッチパネル周辺部の不感応領域に配置されることになる。そこで、本システムでは、これらアイコンでの図7下方の図において点線で囲まれた領域に示されるように、画面中央方向に拡大する。これは、操作画面のデザインはそのままでアイコンの検出領域(選択領域)の制御だけで実施できるため、容易に実現できる。
しかしながらアイコンの検出領域を拡大することによって、近接するアイコンの検出領域に影響する場合がある。図5の下方の画面では、タッチパネル周辺部に配置されたアイコンの検出領域を点線に表わされたように表示中央方向に拡大すると、操作画面の内側に配置されたアイコンの検出領域に重なることになる。
この場合、図6に表わされたように、ユーザーは、タッチパネル周辺部に配置されたアイコンの検出領域と操作画面の内側に配置されたアイコンの検出領域との重なり部分をタッチした場合には、タッチを解除する操作(リリース操作)までに選択したいアイコンが表示されている方向に指を移動させる操作(スライドジェスチャー操作)を行なう。この操作は、フリッグ操作やスクロール操作であってもよい。図6では、内側のアイコンを選択する場合には上向きの矢印で表わされた方向、周辺部に配置されたアイコンを選択する場合には下向きの矢印で表わされた方向に指を移動させることが示されている。
本システムでは、ユーザーのジェスチャー(タッチを開始した位置からリリース位置までの方向である移動方向)に基づいて対象のアイコンを判別し、そのアイコンを選択状態とする。これにより、アイコンの検出領域が重複した領域が存在しても、表示エリアが小さな端末装置60であっても確実なユーザー操作を実現することができる。
(3)スライド制御
上述の拡大表示制御によって操作画面の重要な領域を端末装置60で拡大表示させるものとしているが、それによってタッチパネル周辺部に配置されることになった重要度の低いと思われるアイコンの存在をユーザーに認識させる必要もある。そのため、先述のように、拡大領域を特定する際にはアイコンの少なくとも一部を含むように領域が特定される。
図7の例において、表示拡大制御が行なわれることで上方の画面で点線で囲まれた領域が拡大され、端末装置60では下方の画面に表わされたように表示される。この例の場合、端末装置60の画面ではタッチパネル周辺部にアイコンの一部分のみが表示され、それよりも右側の領域が表示されていない。これにより、その位置にアイコンが存在することをユーザーが認識することができる。
この場合、これらアイコンを選択しやすくさせるための制御の一つとして上述の検出拡大制御が行なわれて、検出領域が図7の下方の画面で点線で表わされるように表示中央方向に拡大される。
他の制御としてスライド制御を行なって、端末装置60の操作画面において周辺部が操作された場合に拡大領域をその操作された周辺部に対応した方向にスクロール(移動)する。
図7の下方に表わされた画面の例において周辺部に配置されたアイコンの検出領域が操作された場合には操作画面の右側が操作されたことになるため、拡大領域が横(右)方向にスライドされることになる。ここでは、たとえばアイコン全体が拡大領域に入る程度スライドすればよい。
これにより、先の画面で周辺部に配置されていたアイコンの機能が明確にユーザーに判別可能な状態となる。そのため、ユーザーは前述のスライドジェスチャー判別のように選択したいアイコンが表示されている方向に指を移動させる操作を行なうことで意図したアイコンを選択することができる。
さらにその状態で他の周辺部が操作された場合には、再度、その周辺部に対応した方向に拡大領域をスクロールするようにしてもよい。
図8の上方に表わされた端末装置60の操作画面において点線で表わされた右側の周辺部が操作されると拡大領域が右側にスライドされ、下方に表わされたように、端末装置60の操作画面が右側にスライドするように変化する。
逆に、図8の下方に表わされた端末装置60の操作画面において点線で表わされた左側の周辺部が操作されると拡大領域が左側にスライドされ、上方に表わされたように、端末装置60の操作画面が左側にスライドするように変化する。
さらに、スライド制御と拡大検出制御とは、アイコンの表示具合に応じて実施し分けられてもよい。すなわち、アイコンの一部のみが拡大領域に含まれて端末装置60の画面に表示されている場合には、その検出領域を操作画面の内側に拡大させる拡大検出制御が実行され、アイコンの全体が拡大領域に含まれて端末装置60の画面に表示されている場合には、そのアイコンの検出領域を拡大させることなく(拡大検出制御を無効として)、(そのアイコンの配置されている)周辺部の操作を受け付けることでスライド制御が実行されてもよい。
このように制御されることでも、意図するアイコンが端末装置60の操作画面において周辺部に配置された場合であっても確実に選択することが可能となる。
<機能構成>
図9は、遠隔操作を行なうための画像形成装置1の操作パネル制御部106の構成の具体例を表わすブロック図である。
操作パネル制御部106は画像形成装置1の操作パネル100と接続され、通常は操作パネル100に搭載されるタッチパネルや液晶モジュールおよびハードウェアキーやLED(Light Emitting Diode)等の制御を行なっている。すなわち、操作入力に対する画面遷移や液晶モジュールへ表示する描画データの生成と、操作パネルへの転送制御を行なっている。
図9を参照して、操作パネル制御部106は、操作画面制御部106−1、操作情報制御部106−2、および画像転送制御部106−3を含む。
遠隔操作時には、通信制御部105を経由して入力される端末装置60からの操作座標位置情報(座標データ)等は操作情報制御部106−2に入力される。また、端末装置60の表示装置に関する解像度やサイズ情報などの表示装置情報も同じ経路で操作情報制御部106−2に入力される。操作画面制御部106−1はこの座標位置情報に基づいて画面遷移させ、遠隔操作における描画画面を生成する。
生成された描画画面データは、画像転送制御部106−3にてハードウェア圧縮処理が施されて通信制御部105を介してネットワーク経由で端末装置60へ転送される。
図10は、さらに、上述の拡大表示制御、拡大検出制御、およびスライド制御を行なうための操作パネル制御部106の構成の具体例を表わすブロック図である。
図10を参照して、ROM102等の記憶装置の所定領域には、予め操作画面ごとの画面データを記憶するための記憶領域である画面データ記憶部1021が設けられている。
さらに図10を参照して、操作パネル制御部106は、端末装置60の表示装置に関する解像度やサイズ情報などの表示装置情報の入力を受け付けるための表示装置情報入力部61と、端末装置60の操作画面での操作位置を表わす座標データの入力を端末装置60から受け付けるための選択座標入力部62と、端末装置60の表示装置情報から拡大倍率を決定するための拡大倍率決定部63と、予め画面ごとに拡大領域を記憶しておき、端末装置60に表示させる操作画面の拡大領域を特定するための拡大領域特定部64と、端末装置60に操作画面の拡大領域を表示させるための描画データを生成するための描画データ生成部65と、拡大領域のうち、アイコンごとにそのアイコンが選択されたとする範囲を検出領域として特定するための検出領域特定部66と、端末装置60からの座標データに基づいて端末装置60の操作画面で選択された位置を特定するための選択位置特定部67と、選択された位置とアイコンごとの検出領域とを比較することで選択されたアイコン等、指示の内容を決定するための選択内容決定部68とを含む。CPU101は、選択内容決定部68で決定された指示の内容に従った処理を行なうと共に、拡大領域特定部64は、その処理に応じた操作画面のうちの拡大領域を特定する。
拡大領域特定部64は、操作画面に対して設定された拡大領域を読み出してその操作画面の拡大領域と特定して描画データ生成部65に渡す。また、拡大倍率決定部63が端末装置60の表示装置情報から拡大倍率を決定してその拡大倍率に応じて記憶されている拡大領域のうちから端末装置60の操作画面として用いる拡大領域を特定して描画データ生成部65に渡す。これにより、操作画面のその領域が拡大されて端末装置60に表示されることになるため、拡大領域特定部64は拡大表示制御を行なう機能に含まれる。
また、端末装置60で選択された座標が操作画面の周辺部であった場合に、拡大領域特定部64は、操作画面中の拡大領域を選択された座標の方向にスライドして新たな拡大領域を特定する。これにより、端末装置60では操作画面が選択された座標の方向にスライドして更新されるため、拡大領域特定部64はスライド制御を行なう機能にも含まれる。
検出領域特定部66は、拡大領域においてタッチパネル周辺部に相当する周辺部に配置されるアイコンに関しては、検出領域を拡大領域の中央方向に拡大した領域と特定する。このため、検出領域特定部66は検出拡大制御を行なう機能に含まれる。なお、複数のアイコンについての検出領域が重複する場合、選択内容決定部68は、上記重複した検出領域が端末装置60で選択され、かつ選択された座標の変化がいずれかのアイコンを特定する方向のものであった場合には、上述のスライドジェスチャー操作などが行なわれたものとして、その操作で特定されるアイコンを選択されたアイコンと決定する。そのため、選択内容決定部68も検出拡大制御を行なう機能に含まれる。
<動作フロー>
図11は、遠隔操作される際の画像形成装置1での動作の流れを表わすフローチャートである。図11のフローチャートに表わされる動作は、端末装置60において予めインストールされている画像形成装置1を遠隔操作するためのアプリケーションが起動し、そのアプリケーションの実行によって画像形成装置1に対して操作画面を要求したタイミング、などに開始される。この動作は、CPU101がROM102に記憶されているプログラムを読み出して実行して操作パネル制御部106に制御信号を出力し、図9および図10の各機能を発揮させることによって実現される。
図11を参照して、ステップS101でCPU101は現在表示している操作画面を端末装置60に表示させる操作画面として特定する。
次に、ステップS103でCPU101は、画像形成装置1の表示装置のサイズと端末装置60の表示装置のサイズとから拡大倍率を決定する。ここで端末装置60の解像度等の表示装置情報を用いて拡大倍率を決定する場合には、初期接続時や端末装置60に要求することなどによって取得した表示装置情報を読み出して拡大倍率を決定する。なお、この処理は、遠隔操作用の操作画面を表示させるための処理を繰り返す場合には最初の1回のみ行なわれてもよい。
ステップS105でCPU101は、上記ステップS101で特定された操作画面のうち、端末装置60に表示させる領域である拡大領域をステップS103で決定された拡大倍率に基づいて特定する。また、ステップS107でCPU101は、拡大領域に配置されるアイコンについてそのアイコンを選択されたと認識するための検出領域を特定する。
ステップS109でCPU101は、拡大領域を操作画面として端末装置60に表示させるための描画データを生成し、ステップS111で端末装置60に対して送信する。
その後、端末装置60から座標データを受信すると(ステップS113でYES)、CP101は、上記ステップS107で設定された検出領域と比較して選択されたアイコンを特定することで指示内容を特定する。すなわち、選択された座標が検出領域内である場合には(ステップS115でYES)、ステップS117でCPU101は指示内容を特定し、ステップS119でその指示に従う処理を実行する。
その後、CPU101は処理をステップS101に戻して、以降の動作を繰り返す。すなわち、上記ステップS119での処理に伴って、ステップS101で再度操作画面を特定(更新し)、その画面を端末装置60に遠隔操作用の画面として表示させるための処理を行なう。このとき、先述のように、ステップS103の拡大倍率を決定する処理をスキップしてもよい。
一方、選択された座標が検出領内でなく指示内容が特定できない場合には(ステップS115でNO)、CPU101はさらにその位置と操作画面との位置関係を検討する。その結果、選択(タッチ)された位置が操作画面の周辺部であった場合(ステップS121でYES)、CPU101は操作画面を選択された座標位置方向にスライドさせるものとして、動作をステップS105に戻して拡大領域を再度特定する。このときは、先に特定していた拡大領域を選択された座標方向にスライドさせるように拡大領域を特定(更新)し、以降の動作を繰り返す。
なお、端末装置60で選択された座標がアイコンの検出範囲でもなく、また操作画面の周辺部でもない場合には、その操作は無効な操作であるものとし、次の座標データの受信を待機するようにしてもよい。
<実施の形態の効果>
本システムでは、画像形成装置1において上述の動作が行なわれることによって、携帯電話機やスマートフォンなどである端末装置60の表示装置に画像形成装置1の操作画面を表示して遠隔操作を受け付ける際に、端末装置60の表示装置(表示画面)のサイズや解像度が画像形成装置1の表示画面に対して著しく小さい場合であっても、画像形成装置1の操作パネルのうちの重要な領域が拡大して表示されるため、操作性や視認性を損なうことなく誤操作を防止でき、閲覧や編集などの遠隔操作での操作性を向上させることができる。
また、端末装置60の表示装置がタッチパネルであって、操作画面においてアイコンが検出精度の悪いタッチパネル周辺部(端部)に配置される場合であっても、その座標データが転送された画像形成装置1ではそのアイコンの検出範囲を操作画面の内側に拡大して設定するため、ユーザーの意図した操作を確実に検出することができる。これにより、誤操作を防止し、タッチパネルを搭載した端末装置60を用いた遠隔操作での操作性を向上させることができる。
さらに、検出範囲を上述のように拡大して近接するアイコンの検出領域が重複した場合に、ユーザーがスライドジェスチャー操作のようなタッチ開始からリリースまでにタッチ位置を連続して変化させる操作を行なうことで、座標データの転送された画像形成装置1ではその方向から対象のアイコンを特定することができる。これにより、ユーザーの意図した操作が確実に検出されることになり、誤操作を防止し、遠隔操作での操作性をより向上させることができる。
また、上記拡大表示制御によって操作画面の一部が拡大されたことでアイコンの一部が端末装置60の操作画面で表示されない場合であっても、その付近を選択することで操作画面がその方向にスライドして表示(更新)されることになる。そのため、遠隔操作での操作性を向上させることができる。
なお、以上の説明は、遠隔操作の対象として画像形成装置1を挙げているが、対象の機器は画像形成装置に限定されるものでなく、通信機能を有するいかなる装置であってもよい。この場合、その対象の機器が図9および図10の機能を有すればよい。
さらに、遠隔操作のために遠隔操作を行なう装置に対して遠隔操作される機器の操作画面を表示させる上述の処理は、遠隔操作される機器(画像形成装置1)で行なわれるものに限定されず、たとえばサーバー等の他の装置で行なわれてもよい。すなわち、この処理を行なう、図9および図10の機能を有する表示制御装置は、上の例では操作対象の機器である画像形成装置1に含まれているものとしたが、操作対象の機器とは異なるサーバー等の装置であってもよい。
さらに、上述の処理を画像形成装置1のCPU101に実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置、2 原稿、3 自動原稿搬送装置、4 画像読取装置、5 プラテンガラス、6 光源、8 ハーフレートミラー、10 結像レンズ、11 画像読取素子、12 画像処理部、13Y,13M,13C,13K 画像形成ユニット、14 プリントヘッド部、15 感光体ドラム、16 帯電ロール、17 現像器、18 クリーニング装置、19 回転多面鏡、21 ウィンドウ、22 中間転写ベルトユニット、24 テンションロール、25 中間転写ベルト、26,26Y,26M,26C,26K 一次転写ロール、27 ドライブロール、28 バックアップロール、29 二次転写ロール、30 転写用紙、31 定着器、32 排出ロール、33 排出トレイ、34 給紙カセット、35 給紙ロール、36,39 ロール対、37 用紙搬送路、38 レジストロール、40 両面用搬送ユニット、41 搬送経路、44Y,44M,44C,44K トナーカードリッジ、60 端末装置、61 表示装置情報入力部、62 選択座標入力部、63 拡大倍率決定部、64 拡大領域特定部、65 描画データ生成部、66 検出領域特定部、67 選択位置特定部、68 選択内容決定部、70 無線アクセスポイント、100 操作パネル、101 CPU、102 ROM、103 RAM、105 通信制御部、106 操作パネル制御部、106−1 操作画面制御部、106−2 操作情報制御部、106−3 画像転送制御部、107 入力装置制御部、108 認証装置制御部、109 画像出力装置制御部、200 入力装置、201〜203 反射ミラー、300 認証装置、400 画像出力装置、1021 画面データ記憶部。

Claims (10)

  1. 操作対象の機器の操作画面を、遠隔操作を行なう端末装置に表示するための表示制御装置であって、
    前記操作対象の機器の操作画面のうちの少なくとも一部領域を遠隔操作用の操作画面として前記端末装置に表示させるための画面データを生成するための画面データ生成手段と、
    前記遠隔操作用の操作画面に含まれるアイコンごとに、当該アイコンの表示に応じてその選択を検出するための検出領域を特定するための検出領域特定手段と、
    前記端末装置に表示された前記遠隔操作用の操作画面上にて位置の指定を受け付けることによって、前記端末装置からその位置を表わす座標データの入力を受け付けるための入力手段と、
    前記座標データに表わされる位置と前記検出領域とを比較することで指示内容を決定するための決定手段とを備え、
    前記検出領域特定手段は、前記アイコンが前記遠隔操作用の操作画面の周辺部の所定範囲に存在する場合に、当該アイコンの検出範囲を、当該アイコンの表示領域よりも前記遠隔操作用の操作画面の内側に拡大
    前記決定手段は、前記遠隔操作用の操作画面に含まれる第1のアイコンの検出範囲が前記検出領域特定手段によって拡大された結果、前記遠隔操作用の操作画面に含まれる第2のアイコンの検出範囲と重複する場合に、前記遠隔操作用の前記操作画面における前記重複した範囲を開始点とする連続的な操作に基づいて、前記第1のアイコンと前記第2のアイコンとのうちのいずれのアイコンに対する操作であるかを特定して指示内容を決定する、表示制御装置。
  2. 前記画面データ生成手段は、前記端末装置の表示領域のサイズおよび/または解像度が所定以下である場合に、前記一部領域を拡大して前記端末装置に表示させるための前記画面データを生成し、
    前記検出領域特定手段は、前記一部領域に含まれるアイコンが前記遠隔操作用の操作画面の周辺部の所定範囲に存在する場合に、当該アイコンの検出範囲を当該アイコンの表示領域よりも前記遠隔操作用の操作画面の内側に拡大する、請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記決定手段によって決定された指示内容に応じた処理によって、前記操作対象の機器の操作画面を特定するための操作画面特定手段をさらに備え、
    前記画面データ生成手段は、前記操作画面特定手段で特定される操作画面ごとに前記少なくとも一部領域についての前記画面データを生成し、
    前記検出領域特定手段は、前記操作画面特定手段で特定される操作画面ごとに、当該操作画面の遠隔操作用の操作画面に含まれるアイコンについての前記検出領域を特定する、請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記画面データ生成手段は、前記操作対象の機器の操作画面ごとに予め規定された前記一部領域について前記画面データを生成する、請求項1〜3のいずれかに記載の表示制御装置。
  5. 前記画面データ生成手段は、前記端末装置の表示領域のサイズおよび/または解像度に応じて前記操作対象の機器の操作画面についての前記一部領域を特定するための領域特定手段を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の表示制御装置。
  6. 前記一部領域は、前記操作対象の機器の操作画面に含まれるアイコンの少なくとも一部を含む領域である、請求項1〜のいずれかに記載の表示制御装置。
  7. 前記端末装置で指定された位置が、前記遠隔操作用の操作画面において一部のみアイコンが表示されている周辺部に対応した範囲である場合に、前記画面データ生成手段は、前記一部領域を、前記周辺部の外側に存在する操作画面を含む領域に更新して前記画面データを生成する、請求項1〜のいずれかに記載の表示制御装置。
  8. 操作対象の機器と、
    前記操作対象の機器の操作画面を、遠隔操作を行なう端末装置に表示するための、請求項1〜のいずれかに記載の表示制御装置とを備える、遠隔操作システム。
  9. 操作対象の機器を端末装置にて遠隔操作する方法であって、
    前記操作対象の機器の操作画面のうちの少なくとも一部領域を遠隔操作用の操作画面として前記端末装置に表示させるための画面データを生成するステップと、
    前記遠隔操作用の操作画面に含まれるアイコンごとに、当該アイコンの表示に応じてその選択を検出するための検出領域を特定するステップと、
    前記画面データに基づく遠隔操作用の操作画面を、前記端末装置に表示するステップと、
    前記端末装置に表示された前記遠隔操作用の操作画面上にて位置の指定を受け付けることによって、前記端末装置からその位置を表わす座標データの入力を受け付けるステップと、
    前記座標データに表わされる位置と前記検出領域とを比較することで指示内容を決定するステップとを備え、
    前記検出領域を特定するステップは、前記アイコンが前記遠隔操作用の操作画面の周辺部の所定範囲に存在する場合に、当該アイコンの検出範囲を、当該アイコンの表示領域よりも前記遠隔操作用の操作画面の内側に拡大することを含み
    前記決定するステップは、前記遠隔操作用の操作画面に含まれる第1のアイコンの検出範囲が前記検出領域を特定するステップによって拡大された結果、前記遠隔操作用の操作画面に含まれる第2のアイコンの検出範囲と重複する場合に、前記遠隔操作用の前記操作画面における前記重複した範囲を開始点とする連続的な操作に基づいて、前記第1のアイコンと前記第2のアイコンとのうちのいずれのアイコンに対する操作であるかを特定して指示内容を決定することを含む、遠隔操作方法。
  10. 操作対象の機器を端末装置にて遠隔操作する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記操作対象の機器の操作画面のうちの少なくとも一部領域を遠隔操作用の操作画面として前記端末装置に表示させるための画面データを生成するステップと、
    前記遠隔操作用の操作画面に含まれるアイコンごとに、当該アイコンの表示に応じてその選択を検出するための検出領域を特定するステップと、
    前記画面データに基づく遠隔操作用の操作画面を、前記端末装置に表示するステップと、
    前記端末装置に表示された前記遠隔操作用の操作画面上にて位置の指定を受け付けることによって、前記端末装置からその位置を表わす座標データの入力を受け付けるステップと、
    前記座標データに表わされる位置と前記検出領域とを比較することで指示内容を決定するステップとを前記コンピュータに実行させ、
    前記検出領域を特定するステップは、前記アイコンが前記遠隔操作用の操作画面の周辺部の所定範囲に存在する場合に、当該アイコンの検出範囲を、当該アイコンの表示領域よりも前記遠隔操作用の操作画面の内側に拡大することを含み
    前記決定するステップは、前記遠隔操作用の操作画面に含まれる第1のアイコンの検出範囲が前記検出領域を特定するステップによって拡大された結果、前記遠隔操作用の操作画面に含まれる第2のアイコンの検出範囲と重複する場合に、前記遠隔操作用の前記操作画面における前記重複した範囲を開始点とする連続的な操作に基づいて、前記第1のアイコンと前記第2のアイコンとのうちのいずれのアイコンに対する操作であるかを特定して指示内容を決定することを含む、遠隔操作プログラム。
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