JP4167586B2 - 文書処理装置、文書処理方法および文書処理プログラム - Google Patents

文書処理装置、文書処理方法および文書処理プログラム Download PDF

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Description

この発明は、所定の文書に表示された罫線を、他の文書に貼付する文書処理装置、文書処理方法および文書処理プログラムに関する。
従来、文書の処理をおこなうアプリケーションソフトウェアでは、文書中に罫線を表示する罫線機能を備えている。この罫線機能では、垂直・水平な直線、矩形、斜線、軌跡、括弧などをあらわす罫線を用いて、縦横の平行線や斜線を引いたり、文字列の入力が可能な図表を作成したり、段落全体を含むような括弧や連続した軌跡を文書中に描くことができる(下記非特許文献1を参照。)。
ジャストシステム、一太郎のキソのキソ、[online]、[平成15年11月25日検索]、インターネット<http://www.ichitaro.com/kiso/index.html>
しかしながら、一の文書に表示されている罫線を含む罫線行における罫線の表示位置の文字数が、貼付先となる他の文書の一行文字数を超えている場合、当該他の文書にその罫線を貼付することができないという問題があった。また、この罫線を貼付したい場合は、一度貼付コマンドを中止して、貼付先となる他の文書において貼付される行を再設定するか、テキスト形式に変換して貼付しなければならないため、貼付処理に手間がかかるという問題があった。特に、テキスト形式に変換して貼付する場合は、罫線からテキスト変換された線文字間に間隙が生じて見栄えが悪くなり、また、他の文書の一行文字数を超えた部分の罫線については、次の行に折り返すこととなるため、レイアウトが変更してしまうという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、貼付したい罫線を含む罫線行を、貼付先の文書の一行文字数にかかわらず簡単かつ効率的に貼付することができる文書処理装置、文書処理方法および文書処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる文書処理装置は、所定の文書に表示された罫線を含む行(以下、罫線行)の指定を受け付ける罫線行指定手段と、前記罫線行指定手段によって指定された罫線行を貼付する貼付先文書の指定を受け付ける貼付先文書指定手段と、前記罫線行指定手段によって指定された罫線行の行頭から前記罫線の表示位置までの文字数と、前記貼付先文書指定手段によって指定された貼付先文書に設定されている一行文字数と、を比較する文字数比較手段と、前記文字数比較手段によって比較された比較結果に基づいて、前記貼付先文書指定手段によって指定された貼付先文書に設定されている一行文字数を変更する一行文字数変更手段と、前記罫線行指定手段によって抽出された罫線行を、前記一行文字数変更手段によって一行文字数が変更された貼付先文書に表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、貼付先文書の一行文字数にかかわらず、罫線行を貼付することができる。
また、請求項2の発明にかかる文書処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記貼付先文書指定手段は、さらに、前記貼付先文書における前記罫線行を貼付する行の指定を受け付け、前記一行文字数変更手段は、前記貼付先文書指定手段によって指定された貼付先文書に設定されている、前記罫線行を貼付する行の一行文字数を変更することを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、貼付先文書において罫線行が貼付される行の一行文字数にかかわらず、罫線行を貼付することができる。
また、請求項3の発明にかかる文書処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記一行文字数変更手段は、前記貼付先文書に設定されている一行文字数を、少なくとも、前記罫線行の行頭から前記罫線の表示位置までの文字数に変更することを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、貼付元となる所定の文書と同じレイアウトによって罫線行を貼付先文書に貼付することができる。
また、請求項4の発明にかかる文書処理装置は、請求項2に記載の発明において、前記一行文字数変更手段は、前記貼付先文書指定手段によって指定された貼付先文書に設定されている、前記罫線行を貼付する行の一行文字数を、少なくとも、前記罫線行の行頭から前記罫線の表示位置までの文字数に変更することを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、貼付元となる所定の文書と同じレイアウトによって貼付先文書の貼付位置に罫線行を貼付することができる。
また、請求項5の発明にかかる文書処理方法は、罫線行指定手段と、貼付先文書指定手段と、文字数比較手段と、一行文字数変更手段と、表示手段と、を備えた文書処理装置が実行する文書処理方法であって、前記罫線行指定手段が、所定の文書に表示された罫線を含む行(以下、罫線行)を指定する罫線行指定工程と、前記貼付先文書指定手段が、前記罫線行指定工程によって指定された罫線行を貼付する貼付先文書の指定をおこなう貼付先文書指定工程と、前記文字数比較手段が、前記罫線行指定工程によって指定された罫線行の行頭から前記罫線の表示位置までの文字数と、前記貼付先文書指定工程によって指定された貼付先文書に設定されている一行文字数と、を比較する文字数比較工程と、前記一行文字数変更手段が、前記文字数比較工程によって比較された比較結果に基づいて、前記貼付先文書指定工程によって指定された貼付先文書に設定されている一行文字数を変更する一行文字数変更工程と、前記表示手段が、前記罫線行指定工程によって抽出された罫線行を、前記一行文字数変更手段によって一行文字数が変更された貼付先文書に表示する表示工程と、を含んだことを特徴とする。
この請求項5の発明によれば、貼付先文書の一行文字数にかかわらず、罫線行を貼付することができる。
また、請求項6の発明にかかる文書処理方法は、請求項5に記載の発明において、前記貼付先文書指定工程は、さらに、前記貼付先文書における前記罫線行を貼付する行の指定をおこない、前記一行文字数変更工程は、前記貼付先文書指定工程によって指定された貼付先文書に設定されている、前記罫線行を貼付する行の一行文字数を変更することを特徴とする。
この請求項6の発明によれば、貼付先文書において罫線行が貼付される行の一行文字数にかかわらず、罫線行を貼付することができる。
また、請求項7の発明にかかる文書処理方法は、請求項5に記載の発明において、前記一行文字数変更工程は、前記貼付先文書に設定されている一行文字数を、少なくとも、前記罫線行の行頭から前記罫線の表示位置までの文字数に変更することを特徴とする。
この請求項7の発明によれば、貼付元となる所定の文書と同じレイアウトによって罫線行を貼付先文書に貼付することができる。
また、請求項8の発明にかかる文書処理方法は、請求項6に記載の発明において、前記一行文字数変更工程は、前記貼付先文書指定工程によって指定された貼付先文書に設定されている、前記罫線行を貼付する行の一行文字数を、少なくとも、前記罫線行の行頭から前記罫線の表示位置までの文字数に変更することを特徴とする。
この請求項8の発明によれば、貼付元となる所定の文書と同じレイアウトによって貼付先文書の貼付位置に罫線行を貼付することができる。
また、請求項9の発明にかかる文書処理プログラムは、請求項5〜請求項8のいずれか一つに記載の文書処理方法を、コンピュータに実行させることを特徴とする。
この請求項9の発明によれば、請求項5〜請求項8のいずれか一つに記載の文書処理方法を、コンピュータを用いて実現することができる。
この発明にかかる文書処理装置、文書処理方法および文書処理プログラムによれば、貼付したい罫線を含む罫線行を、貼付先の文書の一行文字数にかかわらず簡単かつ効率的に貼付することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる文書処理装置、文書処理方法および文書処理プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
(文書処理装置のハードウェア構成)
まず、この発明の実施の形態1にかかる文書処理装置のハードウェア構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態1にかかる文書処理装置のハードウェア構成を示す説明図である。図1において、文書処理装置は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、HDD(ハードディスクドライブ)104と、HD(ハードディスク)105と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)106と、着脱可能な記録媒体の一例としてFD(フレキシブルディスク)107と、ディスプレイ108と、I/F(インターフェース)109と、キーボード110と、マウス111と、スキャナ112と、プリンタ113と、を備えている。また、各構成部は、バス100によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU101は、文書処理装置の全体の制御を司る。ROM102は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。HDD104は、CPU101の制御にしたがってHD105に対するデータのリード/ライトを制御する。HD105は、HDD104の制御で書き込まれたデータを記憶する。
FDD106は、CPU101の制御にしたがってFD107に対するデータのリード/ライトを制御する。FD107は、FDD106の制御で書き込まれたデータを記憶したり、FD107に記憶されたデータを文書処理装置に読み取らせたりする。着脱可能な記録媒体として、FD107のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、フラッシュメモリなどであってもよい。ディスプレイ108は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ108は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等を採用することができる。
I/F109は、通信回線を通じてインターネットなどのネットワークに接続され、このネットワークを介して他の装置に接続される。そして、I/F109は、ネットワークと内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F109には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード110は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス111は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ112は、画像を光学的に読み取り、文書処理装置内に画像データを取り込む。また、プリンタ113は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ113には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
つぎに、この発明の実施の形態1にかかる文書処理装置に用いられる文書について説明する。図2は、この発明の実施の形態1にかかる文書処理装置に用いられる貼付元の文書を示す説明図であり、図3は、この発明の実施の形態1にかかる文書処理装置に用いられる貼付先の文書を示す説明図である。
図2において、この貼付元文書Xは、一行文字数aに設定されている。そして、この貼付元文書Xには、罫線の一例として矩形の罫線201が表示されている。この矩形の罫線201内には、文字列202が入力されている。この矩形の罫線201の文字数は文字数cとされており、たとえば、罫線の左端201aは、行頭200から文字数b+1に位置しており、右端201bは文字数b+cに位置している。また、図の斜線の領域は、ユーザによって指定された矩形の罫線201を含む行、すなわち罫線行203である。また、図3において、貼付先文書Yは、一行文字数dに設定されている。図2および図3に示した文書は、具体的には、たとえば、図1に示したディスプレイ108に表示されている。
(文書処理装置の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態1にかかる文書処理装置の機能的構成について説明する。図4は、この発明の実施の形態1にかかる文書処理装置400の機能的構成を示すブロック図である。図4において、文書処理装置400は、罫線行指定部401と、罫線行抽出部402と、罫線文字数抽出部403と、貼付先文書指定部404と、文字数比較部405と、一行文字数変更部406と、表示部407と、から構成されている。
罫線行指定部401は、貼付元文書Xに表示された罫線行203の指定を受け付ける。具体的には、たとえば、図2に示した矩形の罫線201を含む行203を指定する。この指定は、図1に示したキーボード110またはマウス111を操作することによって指定することができる。
罫線行抽出部402は、罫線行指定部401によって指定された罫線行203を抽出する。具体的には、たとえば、罫線行指定部401によって指定された罫線行203を、図1に示したRAM103に保持する。罫線文字数抽出部403は、罫線行指定部401によって指定された罫線行203の行頭200から罫線201の表示位置までの文字数を抽出する。具体的には、たとえば、罫線201の右端201bの文字数b+cを抽出する。抽出した文字数b+cは、図1に示したRAM103に保持される。
貼付先文書指定部404は、罫線行指定部401によって指定された罫線行203を貼付する貼付先文書Yの指定を受け付ける。具体的には、たとえば、図3に示した貼付先文書Yの任意の表示位置にカーソルを入力することによって指定することができる。
文字数比較部405は、罫線行203の行頭200から罫線201の表示位置までの文字数b+cと、貼付先文書Yに設定されている一行文字数dと、を比較する。また、貼付先文書Yにおいて貼付される行が指定された場合は、罫線行203の行頭200から罫線201の表示位置までの文字数b+cと、貼付先文書Yに設定されている、罫線行203を貼付する行の一行文字数dと比較する。
また、一行文字数変更部406は、文字数比較部405によって比較された比較結果に基づいて、貼付先文書指定部404によって指定された貼付先文書Yに設定されている一行文字数dを変更する。たとえば、罫線行203の行頭200から罫線201の表示位置までの文字数b+cが、貼付先文書Yに設定されている一行文字数dより大きい場合、貼付先文書Yに設定されている一行文字数を変更する。また、貼付先文書Yに設定されている一行文字数を、少なくとも、罫線行203の行頭200から罫線201の表示位置までの文字数に変更する。変更する文字数は、貼付元文書Xに設定されている一行文字数aとしてもよい。
また、貼付先文書Yにおいて貼付される行が指定された場合は、指定された貼付先文書Yに設定されている、罫線行203を貼付する行の一行文字数dを変更する。そして、貼付先文書指定部404によって指定された貼付先文書Yに設定されている、罫線行203を貼付する行の一行文字数dを、少なくとも、罫線行203の行頭200から罫線の表示位置までの文字数に変更する。また、変更する文字数は、貼付元文書Xに設定されている一行文字数aとしてもよい。
また、表示部407は、文字数比較部405によって比較された比較結果に基づいて、罫線行抽出部402によって抽出された罫線行203を、貼付先文書指定部404によって指定された貼付先文書Yに表示する。また、表示部407は、罫線行指定部401によって抽出された罫線行203を、一行文字数変更部406によって一行文字数が変更された貼付先文書Yに表示することがきる。
この図4に示した罫線行指定部401、罫線行抽出部402、罫線文字数抽出部403、貼付先文書指定部404、文字数比較部405、一行文字数変更部406および表示部407は、それぞれ、図1に示したROM102からRAM103に読み出されたプログラムの命令にしたがって、CPU101が命令処理を実行することにより、各部の機能を実現するものである。このプログラムはROM102のほか、HD105、FD107、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、フラッシュメモリなどの各種記録媒体に格納することができ、またネットワークを介した配布も可能である。
(文書処理装置の文書処理手順)
つぎに、この発明の実施の形態1にかかる文書処理装置400の文書処理手順について説明する。図5は、この発明の実施の形態1にかかる文書処理装置400の文書処理手順を示すフローチャートである。
まず、罫線行203が指定されたか否かを判定する(ステップS501)。罫線行203が指定された場合(ステップS501:Yes)、罫線行203を抽出し(ステップS502)、罫線文字数を抽出する(ステップS503)。そして、貼付先文書Yが指定されたか否かを判定する(ステップS504)。貼付先文書Yが指定された場合(ステップS504:Yes)、貼付先文書Yの貼付される行を設定する(ステップS505)。
そして、罫線文字数と、貼付される行の一行文字数とを比較する(ステップS506)。罫線文字数の方が大きい場合(ステップS507:Yes)、選択ウィンドウを表示する(ステップS508)。図6は、選択ウィンドウ600の表示例を示す説明図である。図6において、選択ウィンドウ600には、たとえば、罫線文字数の方が大きい旨および選択を促す旨を示す表示601を有する。また、「再設定」ボタン602、「いいえ」ボタン603および「はい」ボタン604を有する。
「再設定」ボタン602が押下された場合(ステップS509:再設定)、ステップS505に移行する。また、「いいえ」ボタン603が押下された場合(ステップS509:いいえ)、ステップS501に移行する。さらに、「はい」ボタン604が押下された場合(ステップS509:はい)、貼付される行の文字数を変更する(ステップS510)。そして、貼付される行の文字数が変更された場合、または罫線文字数の方が少ない場合(ステップS507:No)、貼付先文書Yに罫線行203を表示する(ステップS511)。これにより、貼付先文書Yに設定されている一行文字数にかかわらず、貼付元文書Xに表示されている罫線行203を貼付先文書Yに貼付することができる。
ここで、この実施の形態1にかかる文書処理装置400の文書処理手順によって罫線行203が貼付された貼付先文書Yの貼付例について説明する。図7は、この実施の形態1にかかる文書処理装置400の文書処理手順によって罫線行203が貼付された貼付先文書Yの貼付例を示す説明図であり、図2に示した罫線行203を、図3に示した貼付先文書Yに貼付した例である。罫線行203が貼付される図3に示した貼付先文書Yは、一行文字数dに設定されている。
ここで図7において、一行文字数aの罫線行203を貼付するとき、罫線行203の文字数aが、貼付先文書において貼付される行の一行文字数dより大きい場合は、貼付される行の一行文字数を罫線行203の一行文字数aに変更して、罫線行203を貼付する。したがって、図7において、罫線行203が貼付された領域Aの一行文字数はaとなり、それ以外の領域Dの一行文字数はdのままである。
以上説明したように、この実施の形態1にかかる文書処理装置400によれば、一の文書に表示されている罫線を含む罫線行203における罫線の表示位置の文字数が、貼付先となる他の文書の一行文字数を超えている場合でも、一度貼付コマンドを中止して、貼付先となる他の文書において貼付される行を再設定したり、テキスト形式に変換して貼付するという作業をする必要がなく、効率的な貼付作業をおこなうことができる。また、貼付元の文書に表示されている状態でそのまま貼付することができ、貼付元の文書のレイアウトを保持することができる。したがって、貼付先の文書の一行文字数の大きさにかかわらず、罫線行203の貼付処理を容易かつ効率的におこなうことができる。
(実施の形態2)
つぎに、この発明の実施の形態2にかかる文書処理装置、文書処理方法および文書処理プログラムについて説明する。この実施の形態2にかかる文書処理装置、文書処理方法および文書処理プログラムは、インデント情報を含む文字列を貼付先の文書にテキスト形式によって貼付する場合、貼付の際に欠落してしまうインデント情報をスペースに変換して貼付する機能を備えている。なお、この実施の形態2にかかる文書処理装置のハードウェア構成は、図1に示した実施の形態1にかかる文書処理装置のハードウェア構成と同一であるため、その説明を省略する。
(文書処理装置の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態2にかかる文書処理装置の機能的構成について説明する。図8は、この発明の実施の形態2にかかる文書処理装置の機能的構成を示すブロック図である。図8において、文書処理装置800は、文字列指定部801と、貼付先文書指定部802と、変換入力部803と、テキスト形式変換部804と、スペース変換部805と、表示部806と、から構成されている。
文字列指定部801は、貼付したい文字列を指定する。具体的には、任意の文書から、貼付した文字列をコピーすることによって指定する。また、貼付先文書指定部802は、文字列指定部801によって指定された文字列の貼付先となる文書を指定する。具体的には、図1に示したキーボード110またはマウス111などで文書の貼付位置をカーソルで選択することによって、その選択された文書が貼付先の文書として指定される。変換入力部803は、貼付先文書指定部802によって指定された貼付先文書に貼付される文字列を、テキスト形式に変換するための入力をおこなう。
テキスト形式変換部804は、入力された文字列をテキスト形式の文字列に変換する。スペース変換部805は、入力された文字列にインデント情報が含まれているか否かを判定し、インデント情報が含まれている場合、インデント情報をスペースに変換する。具体的には、インデントが設定された文字列の行頭から先頭の文字までの文字数を検出し、その検出された文字数分のスペースを生成して置換する。表示部806は、テキスト形式に変換された文字列と、スペース変換部805から得られたスペースとを貼付先文書に表示する。
また、この図8に示した文字列指定部801、貼付先文書指定部802、変換入力部803、テキスト形式変換部804、スペース変換部805および表示部806は、それぞれ、図1に示したROM102からRAM103に読み出されたプログラムの命令にしたがって、CPU101が命令処理を実行することにより、各部の機能を実現するものである。このプログラムはROM102のほか、HD105、FD107、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、フラッシュメモリなどの各種記録媒体に格納することができ、またネットワークを介した配布も可能である。
(文書処理装置の文書処理手順)
つぎに、この発明の実施の形態2にかかる文書処理装置800の文書処理手順について説明する。図9は、この発明の実施の形態にかかる文書処理装置800の文書処理手順を示すフローチャートである。まず、文字列が指定されたか否かを判定する(ステップS901)。文字列が指定された場合(ステップS901:Yes)、貼付先文書が指定されたか否かを判定する(ステップS902)。貼付先文書が指定された場合(ステップS902:Yes)、変換入力があったか否かを判定する(ステップS903)。
変換入力があった場合(ステップS903:Yes)、指定された文字列にインデント情報が含まれているか否かを判定する(ステップS904)。インデント情報が含まれている場合(ステップS904:Yes)、インデント情報をスペースに変換する(ステップS905)。そして、インデント情報がスペースに変換された文字列をテキスト形式に変換する(ステップS906)。一方、指定された文字列にインデント情報が含まれていない場合(ステップS904:No)、指定された文字列をそのままテキスト形式に変換する(ステップS906)。そして、変換された文字列を表示する(ステップS907)。これにより、インデント情報を含む文字列をテキスト形式によって文書に貼付する場合、インデント情報をスペースに変換して貼付することができる。
以上説明したように、この実施の形態2にかかる文書処理装置800によれば、コピーした文字列を任意の文書に貼付する場合、インデント情報をスペースに変換することができるため、文字列の書式は受け継がないが、レイアウトを受け継ぎたい場合に有効である。これにより、コピー元の文字列のレイアウトに近似したレイアウトを得ることができる。
なお、上述した実施の形態1および2で説明した文書処理方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる文書処理装置、文書処理方法および文書処理プログラムは、たとえば、オペレーションシステム、ワードプロセッサアプリケーションプログラム、ワードプロセッサ装置に有用である。
この発明の実施の形態1にかかる文書処理装置のハードウェア構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態1にかかる文書処理装置に用いられる貼付元の文書を示す説明図である。 この発明の実施の形態1にかかる文書処理装置に用いられる貼付先の文書を示す説明図である。 この発明の実施の形態1にかかる文書処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1にかかる文書処理装置の文書処理手順を示すフローチャートである。 選択ウィンドウの表示例を示す説明図である。 この実施の形態1にかかる文書処理装置の文書処理手順によって罫線行が貼付された貼付先文書の貼付例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2にかかる文書処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2にかかる文書処理装置の文書処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
X 貼付元文書
Y 貼付先文書
200 行頭
201 罫線
203 罫線行
400 文書処理装置
401 罫線行指定部
402 罫線行抽出部
403 罫線文字数抽出部
404 貼付先文書指定部
405 文字数比較部
406 一行文字数変更部
407 表示部

Claims (9)

  1. 所定の文書に表示された罫線を含む行(以下、罫線行)の指定を受け付ける罫線行指定手段と、
    前記罫線行指定手段によって指定された罫線行を貼付する貼付先文書の指定を受け付ける貼付先文書指定手段と、
    前記罫線行指定手段によって指定された罫線行の行頭から前記罫線の表示位置までの文字数と、前記貼付先文書指定手段によって指定された貼付先文書に設定されている一行文字数と、を比較する文字数比較手段と、
    前記文字数比較手段によって比較された比較結果に基づいて、前記貼付先文書指定手段によって指定された貼付先文書に設定されている一行文字数を変更する一行文字数変更手段と、
    前記罫線行指定手段によって抽出された罫線行を、前記一行文字数変更手段によって一行文字数が変更された貼付先文書に表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする文書処理装置。
  2. 前記貼付先文書指定手段は、さらに、前記貼付先文書における前記罫線行を貼付する行の指定を受け付け、
    前記一行文字数変更手段は、前記貼付先文書指定手段によって指定された貼付先文書に設定されている、前記罫線行を貼付する行の一行文字数を変更することを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
  3. 前記一行文字数変更手段は、前記貼付先文書に設定されている一行文字数を、少なくとも、前記罫線行の行頭から前記罫線の表示位置までの文字数に変更することを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
  4. 前記一行文字数変更手段は、前記貼付先文書指定手段によって指定された貼付先文書に設定されている、前記罫線行を貼付する行の一行文字数を、少なくとも、前記罫線行の行頭から前記罫線の表示位置までの文字数に変更することを特徴とする請求項2に記載の文書処理装置。
  5. 罫線行指定手段と、貼付先文書指定手段と、文字数比較手段と、一行文字数変更手段と、表示手段と、を備えた文書処理装置が実行する文書処理方法であって、
    前記罫線行指定手段が、所定の文書に表示された罫線を含む行(以下、罫線行)を指定する罫線行指定工程と、
    前記貼付先文書指定手段が、前記罫線行指定工程によって指定された罫線行を貼付する貼付先文書の指定をおこなう貼付先文書指定工程と、
    前記文字数比較手段が、前記罫線行指定工程によって指定された罫線行の行頭から前記罫線の表示位置までの文字数と、前記貼付先文書指定工程によって指定された貼付先文書に設定されている一行文字数と、を比較する文字数比較工程と、
    前記一行文字数変更手段が、前記文字数比較工程によって比較された比較結果に基づいて、前記貼付先文書指定工程によって指定された貼付先文書に設定されている一行文字数を変更する一行文字数変更工程と、
    前記表示手段が、前記罫線行指定工程によって抽出された罫線行を、前記一行文字数変更手段によって一行文字数が変更された貼付先文書に表示する表示工程と、
    を含んだことを特徴とする文書処理方法。
  6. 前記貼付先文書指定工程は、さらに、前記貼付先文書における前記罫線行を貼付する行の指定をおこない、
    前記一行文字数変更工程は、前記貼付先文書指定工程によって指定された貼付先文書に設定されている、前記罫線行を貼付する行の一行文字数を変更することを特徴とする請求項5に記載の文書処理方法。
  7. 前記一行文字数変更工程は、前記貼付先文書に設定されている一行文字数を、少なくとも、前記罫線行の行頭から前記罫線の表示位置までの文字数に変更することを特徴とする請求項5に記載の文書処理方法。
  8. 前記一行文字数変更工程は、前記貼付先文書指定工程によって指定された貼付先文書に設定されている、前記罫線行を貼付する行の一行文字数を、少なくとも、前記罫線行の行頭から前記罫線の表示位置までの文字数に変更することを特徴とする請求項6に記載の文書処理方法。
  9. 請求項5〜請求項8のいずれか一つに記載の文書処理方法を、コンピュータに実行させることを特徴とする文書処理プログラム。
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