JP2008021091A - 消耗品購入受注システム、消耗品発注装置、消耗品受注装置及び消耗品購入受注方法 - Google Patents

消耗品購入受注システム、消耗品発注装置、消耗品受注装置及び消耗品購入受注方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明は、画像形成装置などの消耗品の発注量の変動幅が小さくなるように複数の日に分散して発注し、受注側での受注消耗品の生産及び供給を容易とする消耗品購入受注システム、消耗品発注装置、消耗品受注装置及び消耗品購入受注方法を提供する。
【解決手段】
受け付けた消耗品の購入要求及び回収要求を記憶する記憶手段と、購入要求に基づき発注する消耗品の発注数を算出する発注数算出手段と、算出した発注数及び記憶した回収要求が示す消耗品の回収数を含む発注情報を送信する送信手段を具備する消耗品発注装置と、消耗品発注装置から送信された発注情報に基づき顧客別に消耗品の受注実績を記憶する受注実績記憶手段と消耗品の回収実績を記憶する回収実績記憶手段と、顧客別の受注実績及び回収実績に基づき消耗品の販売価格を決定する販売価格決定手段とを具備する消耗品受注装置とを通信回線で接続し消耗品の購入受注を管理する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、消耗品購入受注システム、消耗品発注装置、消耗品受注装置及び消耗品購入受注方法に関し、特に、画像形成装置などの消耗品の補充発注に際し、発注量の変動幅を小さくして発注に対する受注側の受注消耗品の生産及び供給を容易とする消耗品購入受注システム、消耗品発注装置、消耗品受注装置及び消耗品購入受注方法に関する。
近年、情報技術の発達によりコンピュータ、印刷装置、複写機、ファクシミリ装置等の装置が広く普及している。
印刷装置、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置には、コンピュータから印刷指示された印刷情報あるいは原稿から読み取った画像情報または通信回線を介して受信された画像情報を印刷出力するための用紙やインク等の消耗品が用いられており、これらの消耗品が画像形成装置の普及により大量に消費されている。
また、これらの装置のユーザは、装置の使用状況や消耗品の残量に応じて消耗品の補充発注を行う必要があり、特に企業等で企業活動で利用される画像形成装置の消耗品については消耗品の在庫状況、過去の使用状況、企業活動スケジュール等の各種情報等を考慮し、過不足なく効率良く補充発注する必要がある。
また、消耗品の中には、正規品以外の安いものも多く出回っており、消耗品を発注する場合は、発注数量だけでなく、発注数量に応じたコストも勘案し、コスト的にも効率の良い発注が望まれる。
しかしながら正規品以外の消耗品の中には粗悪品もあって装置に不具合を与えることもある。
そこでユーザにおける消耗品の発注装置や方法が種々提案されており、例えば特許文献1には過去の使用実績および例外的な使用量の増加を考慮し、効率よく消耗品を自動発注する消耗品自動発注装置が提案されている。
上記特許文献1に示される消耗品自動発注装置は、具体的には曜日、日にちによる使用量のばらつきと、締め日などの毎月の特定日および通常とは例外的に使用量が異なる例外日とを考慮して使用量を試算し、発注から納入までの納入期間と比較して消耗品を発注するように構成されている。
特開2002−032634号公報
しかしながら、上記特許文献1に示される自動発注装置は、使用量のばらつきと、特定日および例外日を考慮して試算した使用量と、発注から納入までの納入期間とに基づき消耗品の最適な発注日を特定して自動発注するようには構成されているが、消耗品の発注量については具体的な提案はなされていない。
そこで、本発明は、画像形成装置などの消耗品の補充発注に際し、発注量の変動幅を小さくして発注に対する受注側の受注消耗品の生産及び供給を容易とする消耗品購入受注システム、消耗品発注装置、消耗品受注装置及び消耗品購入受注方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の消耗品購入受注システムの発明は、顧客側に配置され、消耗品の購入および回収を管理する消耗品発注装置と、受注側に配置され、前記消耗品発注装置と通信回線を介して接続され、消耗品の受注を管理する消耗品受注装置とを具備し、前記消耗品発注装置は、消耗品の購入要求を受け付ける購入要求受付手段と、消耗品の回収要求を受け付ける回収要求受付手段と、前記購入要求受付手段で受け付けた購入要求および前記回収要求受付手段で受け付けた回収要求を記憶する記憶手段と、前記購入要求受付手段で受け付けた購入要求に基づき実際に発注する消耗品の発注数を算出する発注数算出手段と、前記発注数算出手段で算出した発注数および前記記憶手段に記憶した前記回収要求が示す消耗品の回収数を含む発注情報を前記消耗品受注装置に送信する送信手段とを具備し、前記消耗品受注装置は、前記送信手段で送信された発注情報を受け付ける発注情報受付手段と、前記発注情報受付手段で受け付けた発注情報に基づき消耗品の受注実績の履歴を顧客別に記憶する受注実績記憶手段と、前記発注情報受付手段で受け付けた発注情報に基づき消耗品の回収実績の履歴を顧客別に記憶する回収実績記憶手段と、前記受注実績記憶手段に記憶した受注実績および前記回収実績記憶手段に記憶した回収実績に基づき消耗品の販売価格を決定する販売価格決定手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の消耗品購入受注システムの発明は、請求項1の発明において、前記発注数算出手段は、前記購入要求受付手段で受け付けた各日の購入要求が示す発注要求数を複数の日に分散し、該分散した発注要求数を各日毎に加算することにより各日毎の消耗品の発注数を算出することを特徴とする。
また、請求項3の消耗品購入受注システムの発明は、請求項2の発明において、前記消耗品受注装置は、前記受注実績記憶手段に記憶した受注実績に基づき消耗品の生産の指示を行う生産指示手段を具備することを特徴とする。
また、請求項4の消耗品購入受注システムの発明は、請求項1の発明において、前記販売価格決定手段は、前記受注実績記憶手段に記憶された過去の所定の日の消耗品の受注の和と前記回収実績記憶手段に記憶されたの過去の所定の日の消耗品の回数数の和との重み付け加算値を実績情報として顧客別に算出する実績情報算出手段と、前記実績情報算出手段で算出した実績情報の基づき顧客別に消耗品の販売価格を決定する決定手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項5の消耗品発注装置の発明は、複数の消耗品の購入元から消耗品の購入要求を受け付ける購入要求受付手段と、複数の消耗品の回収元から消耗品の回収要求を受け付ける回収要求受付手段と、前記購入要求受付手段で受け付けた購入要求および前記回収要求受付手段で受け付けた回収要求を記憶する記憶手段と、前記記憶手段で記憶した各日の購入要求が示す発注要求数を複数の日に分散し、該分散した発注要求数を各日毎に加算することにより各日毎の消耗品の発注数を算出する発注数算出手段と、前記発注数算出手段で算出した各日毎の消耗品の発注数および前記記憶手段に記憶した前記回収要求が示す各日毎の消耗品の回収数を含む発注情報を作成する発注情報作成手段と、前記発注情報作成手段で作成した前記発注情報を各日毎に受注側に配置された消耗品受注装置に送信する送信手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項6の消耗品受注装置の発明は、消耗品の購入および回収を管理する顧客側の消耗品発注装置から消耗品の発注数および消耗品の回収数を含む発注情報を受け付ける発注情報受付手段と、前記発注情報受付手段で受け付けた発注情報に基づき消耗品の受注実績の履歴を顧客別に記憶する受注実績記憶手段と、前記発注情報受付手段で受け付けた発注情報に基づき消耗品の回収実績の履歴を顧客別に記憶する回収実績記憶手段と、前記受注実績記憶手段に記憶した受注実績および前記回収実績記憶手段に記憶した回収実績に基づき消耗品の販売価格を決定する販売価格決定手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項7の消耗品購入受注方法の発明は、顧客側に配置され、消耗品の購入および回収を管理する消耗品発注装置で、複数の消耗品の購入元から消耗品の購入要求を購入要求受付手段により受け付け、複数の消耗品の回収元から消耗品の回収要求を回収要求受付手段により受け付け、前記購入要求受付手段で受け付けた購入要求および前記回収要求受付手段で受け付けた回収要求を記憶手段に記憶し、前記記憶手段で記憶した各日の購入要求が示す発注要求数を複数の日に分散し、該分散した発注要求数を各日毎に加算することにより各日毎の消耗品の発注数を発注数算出手段により算出し、前記発注数算出手段で算出した各日毎の消耗品の発注数および前記記憶手段に記憶した前記回収要求が示す各日毎の消耗品の回収数を含む発注情報を発注情報作成手段により作成し、前記発注情報作成手段で作成した前記発注情報を送信手段により各日毎に受注側に配置された消耗品受注装置に送信し、前記消耗品受注装置は、前記送信手段で送信された発注情報を発注情報受付手段により受け付け、前記発注情報受付手段で受け付けた発注情報に基づき消耗品の受注実績の履歴を受注実績記憶手段により顧客別に記憶するとともに、前記発注情報受付手段で受け付けた発注情報に基づき消耗品の回収実績の履歴を回収実績記憶手段により顧客別に記憶し、前記受注実績記憶手段に記憶した受注実績および前記回収実績記憶手段に記憶した回収実績に基づき消耗品の販売価格を販売価格決定手段により決定することを特徴とする。
本発明の消耗品購入受注システム、消耗品発注装置、消耗品受注装置及び消耗品購入受注方法によれば、発注者は、購入する消耗品の発注数を複数の日に分散し、発注数の変動幅が小さくなるように発注するので大量の消耗品を一度に購入する必要がなく、大量消耗品の保管スペースが不要となる。
また、発注者は、要求元から購入要求のあった消耗品の要求数に応じて消耗品の発注数を複数の日に分散し、発注数の変動幅が小さくなるように発注するので見込み発注をしなくて済む。
また、発注者が消耗品の発注数の変動幅を小さくし、複数の日に分散して発注することで受注者は、受注消耗品の生産作業の変動が小さくなり、受注消耗品の供給と生産計画が容易となるので、その分を受注者が消耗品の販売価格に反映させることで発注者は、一度に大量の消耗品を購入しなくてもボリュームディスカウントが期待できるようになる。
受注者は、発注者から消耗品の発注数の変動幅を小さくし、複数の日に分散して発注させることで発注消耗品の生産のばらつき(大量の発注消耗品の生産や少量の発注消耗品の生産)が抑えられ、受注消耗品の生産効率の向上、コスト削減等の効果を奏する。
以下、本発明に係わる消耗品購入受注システム、消耗品発注装置、消耗品受注装置及び消耗品購入受注方法の一実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる消耗品発注装置と消耗品受注装置及び画像形成装置で構成された消耗品購入受注システム100のシステム構成の一例を示す図である。
図1に示すように、消耗品購入受注システム100は、発注側7の顧客(会社)に設置された消耗品発注装置の集中購買管理サーバ2と、受注側8の会社に設置された消耗品受注装置の受注管理サーバ3とが通信回線5で接続されている。
また、発注側7の集中購買管理サーバ2には、社内の各部門に設置された複数の画像形成装置1−1、画像形成装置1−2、・・・(総称して「画像形成装置1−n」という。)がLAN等のネットワーク4で接続されており、集中購買管理サーバ2は、画像形成装置1−nから通知される画像形成装置1−nの消耗品の購入要求や回収要求に基づき消耗品の発注数量や回収数量に関する発注情報を作成して受注側8の受注管理サーバ3に自動発注する。
一方、受注管理サーバ3は、顧客(例えば発注側7の集中購買管理サーバ2)からの発注内容と、当該顧客の過去の実績に応じて販売価格を決定し、その情報を発注のあった顧客(発注側7の集中購買管理サーバ2)に自動通知する。
また、顧客(例えば発注側7の集中購買管理サーバ2)からの発注内容に基づき発注された消耗品を生産するための生産数やその種類の情報を作成して出力し、生産指示を行う。
また、消耗品購入受注システム100を構成する画像形成装置1−nには消耗品管理ソフト101が、集中購買管理サーバ2には集中購買管理ソフト102が、受注管理サーバ3には受注管理ソフト103がそれぞれインストールされており、これらの各ソフトがそれぞれの装置上で実行されることで本発明の動作制御が実現する。
なお、受注側8の会社は、発注側7の顧客(会社)の他にも複数の顧客と取引されており、これらの各顧客も発注側7の顧客(会社)と同様に構成された集中購買管理サーバと複数の画像形成装置とがネットワーク接続され、各顧客の集中購買管理サーバと受注側8の受注管理サーバ3とが通信回線5で接続され、画像形成装置には消耗品管理ソフト101が、集中購買管理サーバには集中購買管理ソフト102がインストールされるが、本実施例では、主に発注側7と受注側8の各構成と、その制御動作について説明する。
ところで、集中購買管理ソフト102がインストールされた集中購買管理サーバ2(本発明の消耗品発注装置)及び受注管理ソフト103がインストールされた受注管理サーバ3(本発明の消耗品受注装置)は、画像形成装置1−nの消耗品の補充発注に際し、発注量の変動幅を小さくして発注に対する受注側8の受注消耗品の生産及び供給を容易とするように消耗品の発注、受注が行なわれるように構成されている。
図2は、画像形成装置1−n、集中購買管理サーバ2及び受注管理サーバ3の要部の機能的なブロックを示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置1−nは、制御部10と、ユーザI/F部13と、消耗品残量検知部11と、記憶部12と、画像読取部14と、印刷処理部15と、ネットワークI/F部16とを備えており、ユーザI/F部13は、表示画面や操作ボタンを備え、メッセージの表示や画像形成装置1−nの各種設定や指示操作等を行うためのユーザと画像形成装置1−nとのインタフェース制御を行う。
消耗品残量検知部11は、画像形成装置1−nが備えるインクやトナー、用紙等の消耗品の検知センサー等による残量検知と、その残量情報の記憶部12への記憶保持及びその制御を行う。
記憶部12は、ROM、RAM、画像メモリ等を備え、これらのメモリによる各種データ、プログラム、印刷指示された画像データ等の記憶保持及びその制御を行う。
前述した消耗品管理ソフト101は、この記憶部12のROMに記憶保持されており、制御部10が消耗品管理ソフト101をROMから読み込み実行することで画像形成装置1−nの消耗品の残量に応じた消耗品の購入要求または指示操作による回収要求が集中購買管理サーバ2に要求される。
画像読取部14は、画像形成装置1−nの図示せぬ原稿台に置かれた原稿等の表面を光学的に走査し、原稿に形成された画像の読み取り及びその制御を行う。
印刷処理部15は、印刷指示され、転送されてくる画像データに対して画像処理を施し、用紙等の記録媒体上への画像データの印刷及びその制御を行う。
ネットワークI/F部16は、画像形成装置1−nとネットワーク4で接続された他の装置(以下、「外部装置」という。)との間のデータ信号や制御信号の授受及びインタフェース制御を行う。
制御部10は、前述した各部を制御し、画像形成装置1−nを統括制御する。
また、集中購買管理サーバ2及び受注管理サーバ3は、入力装置、出力装置、中央処理装置、記憶装置、通信制御装置等を備えた一般的なコンピュータであり、集中購買管理サーバ2が制御部20と、ネットワークI/F部21と、記憶部22と、入力部23と、出力部24とを備え、受注管理サーバ3が制御部30と、ネットワークI/F部31と、記憶部32と、入力部33と、出力部34とを備えている。
各サーバのネットワークI/F部21、ネットワークI/F部31は、前述の通信制御装置に対応し、各サーバとネットワーク4で接続された外部装置または通信回線5で接続された外部装置との間のデータ信号や制御信号の授受及びそのインタフェース制御を行う。
また、各サーバの記憶部22、記憶部32は、前述の記憶装置に対応し、ROM、RAM、ハードディスク等を備え、これらの装置による各種データ、プログラム等の記憶保持及びその制御を行う。
前述した集中購買管理ソフト102は、集中購買管理サーバ2の記憶部22のROMに記憶保持され、前述した受注管理ソフト103は、受注管理サーバ3の記憶部32のROMに記憶保持されている。
また、制御部20により集中購買管理ソフト102が集中購買管理サーバ2上で実行されることで集中購買管理サーバ2が受注側8の受注管理サーバ3に対して画像形成装置1−nから通知される画像形成装置1−nの消耗品の購入や回収要求に応じた発注を自動的に行う。
また、制御部30により受注管理ソフト103が集中購買管理サーバ2上で実行されることで受注管理サーバ3が集中購買管理サーバ2からの発注内容に応じた販売価格を決定し、その情報を発注側7の集中購買管理サーバ2に自動通知する。
また、各サーバの入力部23、入力部33は、前述の入力装置に対応するキーボード、マウス等を備え、これらの機器で入力されるデータの取り込み及びその制御を行う。
また、各サーバの出力部24、出力部34は、前述の出力装置に対応するディスプレイ等を備え、各種処理結果のディスプレイへの出力及びその制御を行う。
また、集中購買管理サーバ2の制御部20は、前述したネットワークI/F部21、記憶部22、入力部23、出力部24の各部の制御及び集中購買管理サーバ2の統括制御を行う。
また、受注管理サーバ3の制御部30は、ネットワークI/F部31、記憶部32と、入力部33と、出力部34の各部の制御及び受注管理サーバ3の統括制御を行う。
このように構成された画像形成装置1−n、集中購買管理サーバ2及び受注管理サーバ3は、前述したように各装置にそれぞれ記憶保持された消耗品管理ソフト101、集中購買管理ソフト102、受注管理ソフト103が各装置上で実行されることで本発明に係わる動作制御を実現する。
消耗品管理ソフト101、集中購買管理ソフト102、受注管理ソフト103の各機能的な構成とその制御動作について図3乃至図9を参照して説明する。
図3は、消耗品管理ソフト101の機能的な構成を示すブロック図である。
図3に示すように消耗品管理ソフト101は、主制御部1011と、消耗品残量情報取得部1012と、消耗品購入要求部1013と、消耗品回収要求部1014とで構成されている。
主制御部1011は、消耗品管理ソフト1011の各部の制御動作を統括制御する。
具体的には、消耗品管理ソフト1011を構成する各部の実行指示及び各部から通知される情報に基づき各部の制御動作を統括制御する。
消耗品残量情報取得部1012は、画像形成装置1−nでインクやトナー、用紙等の消耗品が消費される毎に主制御部1011から発せられる指示に基づき消耗品残量検知部11で画像形成装置1−nの消耗品の残量を検知させ、その残量情報を記憶部12に記憶保持させる制御を行う。
消耗品購入要求部1013は、記憶部12に記憶保持された消耗品の残量情報を参照して残量が発注レベルに達しているか否かを判断し、発注レベルに達している場合は、集中購買管理サーバ2宛てに当該消耗品の購入を要求する制御を行う。
具体的には、画像形成装置1−nには消耗品の残量を検知する各種センサーが配置されており、例えば画像形成装置1−nのトナー量をトナー量検知センサーで検知し、その残量が予め設定された設定値(発注レベル)以下であれば消耗品(トナー)の残量が発注レベルに達していると判断し、そうでない場合は、消耗品(トナー)の残量が発注レベルに達していないと判断する。
また、消耗品(トナー)の残量が発注レベルに達していると判断した場合は、消耗品の種類(トナー)を示す情報と、購入要求を示す情報及び画像形成装置1−nの識別情報とで構成される消耗品購入要求情報を作成し、集中購買管理サーバ2宛てに送信する。
なお、設定値(発注レベル)情報は、集中購買管理サーバ2の管理者等により予め設定されて記憶部12に記憶保持されている。
消耗品回収要求部1014は、画像形成装置1−nの回収対象の消耗品を交換する際に、画像形成装置1−nのユーザI/F部13から入力された消耗品の回収要求に基づき集中購買管理サーバ2に対して消耗品の回収を要求する。
具体的には、ユーザが画像形成装置1−nの消耗品を交換後、ユーザI/F部13の図示せぬ指示操作画面で交換した消耗品の種類(トナー)と、回収要求を選択指示することで消耗品の種類(トナー)と、その回収要求及び当該画像形成装置1−nの識別情報とで構成される消耗品回収要求情報を作成し、集中購買管理サーバ2宛てに送信する。
次に集中購買管理ソフト102の機能的な構成とその制御動作について説明する。
図4は、集中購買管理ソフト102の機能的な構成を示すブロック図であり、図4に示すように集中購買管理ソフト102は、主制御部1021と、購入/回収要求受付部1022と、受付情報保持部1023と、発注情報作成部1024と、発注部1025とで構成されている。
主制御部1021は、集中購買管理ソフト102の各部の制御動作を統括制御する。
具体的には、集中購買管理ソフト102を構成する各部の実行指示及び各部から通知される情報に基づき各部の制御動作を統括制御する。
購入/回収要求受付部1022は、社内に複数設置された画像形成装置1−nのそれぞれが備える消耗品の残量が発注レベルに達している際に当該画像形成装置1−nから発信される消耗品購入要求情報を受信し、記憶部22に記憶保持する。
また、社内に複数設置された画像形成装置1−nそれぞれの回収対象の消耗品を交換する際に、ユーザの指示操作により画像形成装置1−nから発信される消耗品回収要求情報を受信し、記憶部22に記憶保持する。
受付情報保持部1023は、購入/回収要求受付部1022で受信され記憶保持された消耗品購入要求情報、消耗品回収要求情報に基づきいつ、何処の誰から、何の消耗品を、どれだけの数量等の情報で構成された受付情報一覧表を作成し、記憶部22に記憶保持する。
具体的には、受け付けた消耗品購入要求情報、消耗品回収要求情報に基づきこれらの要求情報を発信した画像形成装置1−nの管理部署毎に要求情報の種別と消耗品の種類別に分類集計し、例えば図5に示すような受付情報一覧表500を作成し、記憶保持する。
図5に示すように受付情報一覧表500は、「NO.」501、「受付日」502、「要求種別」503、「消耗品の種類」504、「数量」505、「要求部署」506の各項目に対応する情報で構成されており、「NO.」501は、受付情報の番号を示し、「受付日」502は、集中購買管理サーバ2が画像形成装置1−nからの消耗品購入要求情報または消耗品回収要求情報を受け付けた日を示し、「要求種別」503は、受け付けた要求情報が消耗品購入要求情報または消耗品回収要求情報の何れであるかの情報を示し、「消耗品の種類」504は、購入または回収が要求された消耗品の種類の情報を示し、「数量」505は、購入または回収が要求された消耗品の数量の情報を示し、「要求部署」506は、消耗品の購入または回収を要求した部署の情報を示している。
例えば受付情報一覧表500の受付情報510は、2006年04月04日(「受付日」502)に、A技術部(「要求部署」506)からAタイプ消耗品A(「消耗品の種類」504)を15個(「数量」505)購入(「要求種別」503)の要求を受け付けた旨を示している。
発注情報作成部1024は、受付情報保持部1023で作成され記憶保持された受付情報一覧表の情報に基づき受付日毎の購入消耗品と回収消耗品の各要求数量を集計し、集計結果に基づき発注日及び発注日前日に受け付けた購入消耗品の各要求数量からその平均値を購入消耗品の発注数量として算出する。
また、発注日に受け付けた回収消耗品の要求数量を回収消耗品の発注数量とし、この回収消耗品の発注数量と購入消耗品の発注数量を含む発注情報を作成する。
具体例をある月の受付日別に集計された消耗品の購入要求数量と回収要求数量の情報を示す図6(a)の受付日別要求数情報600と、受付日別要求数情報600に基づき作成される図6(b)の各発注日の発注情報601と、発注日に集中購買管理サーバ2から受注サーバ3へ発注される図6(c)の発注情報602の一例を参照して説明する。
発注情報作成部1024は、受付情報保持部1023で作成され記憶保持された例えば受付情報一覧表500(図5参照)の情報に基づき受付日毎の消耗品の購入要求数と回収要求数を集計して図6(a)に示すような受付日別要求数情報600を作成する。
そして受付日別要求数情報600(6(a)参照)の情報に基づき発注日及び発注日前日に受け付けた各日の購入要求数からその平均値を購入消耗品の発注数とし、発注日に受け付けた回収要求数を回収消耗品の発注数として図6(b)に示すような各発注日の発注情報601を作成する。
例えば発注日が4月4日の場合、発注日(4月4日)に対応する受付日別要求数情報600(図6(a))の4月4日(受付日)の消耗品の購入要求数「20」と、発注日前日(4月3日)に対応する4月3日(受付日)の消耗品の購入要求数「10」とに基づきその平均値「15」を算出して消耗品の購入発注数「15」(6(b)参照)とし、発注日(4月4日)に対応する受付日別要求数情報600(図6(a))の4月4日(受付日)の消耗品の回収要求数「4」を消耗品の回収発注数「4」(6(b)参照)として図6(c)に示すような発注日「4月4日」の消耗品の購入発注数「15」と、消耗品の回収発注数「4」との発注情報を作成する。
なお、消耗品の購入発注数に端数がある場合は、例えば端数を切り上げた数を購入発注数とする。
発注部1025は、発注情報作成部1024で作成された発注情報を受注側8の受注サーバ3宛てに送信する。
具体的には、発注情報作成部1024で作成された発注情報を予め選択設定された受注側8の受注サーバ3宛てに通信回線5を介して送信する。
次に受注管理ソフト103の機能的な構成とその制御動作について説明する。
図7は、受注管理ソフト103の機能的な構成を示すブロック図であり、図7に示すように受注管理ソフト103は、主制御部1031と、受注情報受付部1032と、受注受付情報保持部1033と、顧客実績情報作成部1034と、販売価格算出部1035と、受注情報通知部1036と、生産指示部1037とで構成されている。
主制御部1031は、受注管理ソフト103の各部の制御動作を統括制御する。
具体的には、受注管理ソフト103を構成する各部の実行指示及び各部から通知される情報に基づき各部の制御動作を統括制御する。
受注情報受付部1032は、顧客(例えば発注側7の集中購買管理サーバ2)から受注管理サーバ3宛てに送信された発注情報を受信し、顧客の受注情報として記憶部32に記憶保持する。
具体的には、ネットワークI/F部31で受信された受注情報を記憶部32に記憶保持する。
受注受付情報保持部1033は、受注情報に基づく顧客別の消耗品の購入実績と回収実績を受注受付日別に集計して図8に示すような顧客別実績履歴情報800を作成し、顧客別の実績履歴として記憶部32に記憶保持する。
具体的には、顧客別実績履歴情報800(図8参照)は、「顧客名」801、「受注種別」802、「4月7日」、「4月6日」、「4月5日」、「・・・・」の受注日の日付けを示す「受注日」803の各項目に対応する情報で構成されており、受注受付情報保持部1033は、受注情報に基づき顧客別に購入消耗品と回収消耗品の各受注数を受注受付日毎に蓄積保持する。
なお、受注情報には、顧客からの発注情報を受信した際に、発注情報の発信元として特定される発信元のアドレス情報や識別情報等に基づき特定される顧客情報(例えば顧客A、顧客Bなど)が含まれており、この顧客情報別の消耗品の購入実績と回収実績の履歴情報に基づき顧客別実績履歴情報800を作成する。
顧客別実績履歴情報800の「顧客名」801は、消耗品の購入実績または回収実績のある顧客の情報を示し、「受注種別」802は、購入消耗品または回収消耗品の各受注数の情報を示し、「受注日」803は、購入消耗品または回収消耗品の受注を受け付けた日付を示している。
例えば、顧客A(顧客名801)は、4月7日(受注日803)に購入消耗品の受注数が「25」、回収消耗品の受注数が「8」の実績があり、顧客B(顧客名801)は、4月6日(受注日803)に購入消耗品の受注数が「25」、回収消耗品の受注数が「30」の実績があることを示している。
顧客実績情報作成部1034は、顧客からの消耗品の購入受注があった場合に、顧客別実績履歴情報800(図8参照)を参照し、当該顧客のある一定期間の購入実績と回収実績に基づく実績値を算出し、その実績値を当該顧客の実績情報として記憶部32に記憶保持する。
実績値の算出方法の一例としては、例えば消耗品の購入受注のあった顧客の受注日当日と前日の2日間の購入実績と回収実績に基づき実績値を算出する。
すなわち、購入受注のあった顧客の受注日当日と前日の購入消耗品の各受注数を加算した値に一定の係数a(例えば2)を積算した値と、受注日当日と前日の回収消耗品の各受注数を加算した値に一定の係数b(例えば1)を積算した値とを加算して算出する。
具体的には、顧客別実績履歴情報800(図8参照)で示される顧客Aから4月7日に受注を受け付けた場合は、顧客Aの実績値を次式1で算出する。
4月7日の発注日における顧客Aの実績値=(25+20)×2+(8+10)×1=108と算出する。
なお、4月7日の発注日における顧客Aの購入消耗品の受注数は「25」、受注日前日(4月6日)の受注数は「20」、受注日当日(4月7日)の回収消耗品の受注数は「8」、受注日前日(4月6日)の受注数は「10」である。
なお、実績値の算出方法は、上式1に限定されるものではなく、顧客の実績情報には受注数と回収数とがあるので、どちらかを採用してもよいし、両者を採用し、重み付けをしてもよいし、他の方法を用いてもよく、顧客の実績が数値化できればよい。
販売価格算出部1035は、顧客実績情報作成部1034で算出された顧客の実績値に基づき販売価格決定表を参照して実績値に応じた発注消耗品の販売価格を決定する。
具体的には、受注サーバ3の記憶部32には図9に示すような値に幅を持たせた実績値に対応する販売価格を示す販売価格決定表900が記憶保持されており、例えば顧客実績情報作成部1034で算出された顧客Aの実績値(例えば108)に応じた販売価格を販売価格決定表900を参照して決定(例えば12800円)する。
なお、顧客実績情報作成部1034で算出された例えば実績値「108」は、販売価格決定表900の実績値「101〜120」に該当し、販売価格「12800円」に対応する。
また、本実施例では、販売価格決定表900を利用し、顧客の受注数と回収数に基づく実績値から販売価格を設定する例を示しているが、他の要素をさらに付加して販売価格を決定してもよい。
受注情報通知部1036は、販売価格算出部1035で算出された販売価格の情報を含む受注情報を作成し、受注情報を発注のあった顧客(例えば発注側7の集中購買管理サーバ2)へ通知する。
生産指示部1037は、受注側8のユーザによる受注サーバ3の指示操作に基づき顧客毎に発注される発注情報から得られる受注受付日毎の顧客別の購入消耗品の発注数量や回収消耗品の発注数量からこれらの発注数量をそれぞれ集計して受注受付日毎の購入消耗品の総受注数量と、回収消耗品の総受注数量を算出し、受注受付日毎の顧客別の購入消耗品の発注数量と、購入消耗品の総受注数量と、回収消耗品の発注数量と、回収消耗品の総受注数量との各情報を含む一覧表を作成して出力する。
このように構成された消耗品管理ソフト101、集中購買管理ソフト102、受注管理ソフト103の各制御による画像形成装置1−n、集中購買管理サーバ2、受注サーバ3の各動作により発注側7では、画像形成装置1−nの消耗品の購入及び回収の発注を毎日行い、その日々の発注量の変動幅を小さくしてディスカウント価格での消耗品の購入を実現し、一方受注側8では、発注量の変動幅の小さい発注を毎日受注することで受注消耗品の生産及び生産計画が容易となる。
画像形成装置1−nからの消耗品の購入や回収の要求に基づき消耗品の購入及び回収を発注先8へ発注し、その発注に対する消耗品の購入価格が発注先8から通知されるまでの画像形成装置1−n、集中購買管理サーバ2、受注サーバ3の各動作について図10の流れ図を参照して説明する。
図10に示すように、画像形成装置1−nは、画像形成装置1−nが備えるインクやトナー、用紙等の消耗品が消費される毎に主制御部1011から発せられる指示に基づき消耗品残量検知部11で消耗品の残量を検知し、残量が発注レベルに達しているか否かを判断する(ステップS1001、ステップS1002)。
消耗品の残量が発注レベルに達していると判断した場合は(ステップS1002でYES)、消耗品の種類と、購入要求及び画像形成装置1−nの識別情報とで構成される消耗品購入要求情報を作成し、集中購買管理サーバ2宛てに送信する(ステップS1003)。
また、画像形成装置1−nのユーザI/F部13から消耗品の回収要求が指示操作されたかを判断し、消耗品の回収要求が指示操作された場合は(ステップS1004でYES)、消耗品の種類と、回収要求及び画像形成装置1−nの識別情報とで構成される消耗品回収要求情報を作成し、集中購買管理サーバ2宛てに送信する(ステップS1005)。
ステップS1006において、消耗品の残量が発注レベルに達せず、消耗品の回収要求の指示操作も無ければ画像形成装置1−nは、自装置が備える消耗品が消費される毎に前述のステップS1001乃至ステップS1006の動作を繰り返す。
また、集中購買管理サーバ2は、社内に複数設置された画像形成装置1−nからそれぞれ送信されてくる消耗品の購入または回収の要求を示す消耗品購入要求情報、消耗品回収要求情報を受信して受け付け(ステップS1006でYES、ステップS1007)、受け付けた消耗品購入要求情報、消耗品回収要求情報に基づき受付情報一覧表を作成する(ステップS1008)。
ステップS1008で作成された受付情報一覧表の情報に基づき消耗品購入要求情報または消耗品回収要求情報の受付日毎にそれらの消耗品の各要求数量を集計し、発注日及び発注日前日に受け付けた購入消耗品の各要求数量からその平均値を購入消耗品の発注数として算出する。
また、発注日に受け付けた回収消耗品の要求数量を回収消耗品の発注数とし、回収消耗品の発注数と購入消耗品の発注数とを含む発注情報を作成し、受注側8の受注サーバ3宛てに送信して自動発注する(ステップS1009)。
一方、受注側8の受注サーバ3は、顧客(例えば発注側7の集中購買管理サーバ2)から送信された発注情報を受信して受け付け(ステップS1010)、受注情報に基づく顧客別の消耗品の過去の購入実績と回収実績の履歴情報から顧客別実績履歴情報を作成する(ステップS1011)。
ステップS1011で作成された顧客別実績履歴情報を参照し、当該顧客の購入実績と回収実績の各履歴情報に基づき当該顧客の実績値を所定の計算式で算出する(ステップS1012)。
ステップS1012で算出された実績値に基づき販売価格決定表を参照して実績値に応じた発注消耗品の販売価格を決定する(ステップS1013)。
ステップS1013で決定された販売価格の情報を含む受注情報を作成し、受注情報を発注のあった顧客(発注側7の集中購買管理サーバ2)へ通知する(ステップS1014)。
このように消耗品購入受注システム100を構成する集中購買管理サーバ2(発注側7)は、画像形成装置1−nから通知される消耗品の購入要求や回収要求に基づき消耗品の購入及び回収の発注を毎日行い、その日々の発注量の変動幅を小さくすることでディスカウント価格での消耗品の購入を実現し、一方、受注サーバ3(受注側8)は、発注側7からの発注内容と、過去の発注実績に応じて販売価格をディスカウントして決定し、発注に対する販売価格を発注側7に通知するとともにその販売価格で発注消耗品を供給することで顧客離れを防止することができる。
これまでの説明では、発注日当日と発注日前日の2日間の購入消耗品の要求数量の平均値を購入消耗品の発注数量とし、毎日発注することで購入消耗品の発注数量の日々の変動幅を小さくするような例を示したが、回収消耗品の発注数量についても購入消耗品の発注と同様に発注日当日と発注日前日の2日間の回収消耗品の要求数量の平均値を回収消耗品の発注数量とし、回収消耗品の発注数量の日々の変動幅を小さくして発注する構成としてもよい。
この場合は、集中購買管理サーバ2にインストールされる集中購買管理ソフト102の発注情報作成部1024を次のような制御動作を行う構成する。
すなわち、受付情報一覧表(図5参照)の情報に基づき受付日毎の購入消耗品と回収消耗品の各要求数量を集計し、集計結果に基づき発注日当日と発注日前日の2日間で受け付けた購入消耗品の要求数量の平均値を購入消耗品の発注数量とし、また、発注日当日と発注日前日の2日間で受け付けた回収消耗品の要求数量の平均値を回収消耗品の発注数量としてそれぞれ算出し、算出した回収消耗品の発注数量と購入消耗品の発注数量とを含む発注情報を作成する構成とする。
このように制御動作させることで作成される発注情報の一例を図11を参照して説明する。
図11(a)は、ある月の受付情報一覧表1100を示す図であり、図11(b)は、ある月の受付日別に集計された消耗品の購入要求数量と回収要求数量の情報を示す受付日別要求数情報1101を示す図であり、図11(c)は、受付日別要求数情報1101に基づき作成される各発注日の発注情報1102を示す図であり、図11(d)は、発注日に集中購買管理サーバ2から受注サーバ3へ発注される発注情報1103を示す図である。
例えば受付情報一覧表1100(図11(a)参照)の情報に基づき受付日毎の消耗品の購入要求数と回収要求数を集計して図11(b)に示すような受付日別要求数情報1101を作成する。
そして受付日別要求数情報1101(図11(b)参照)の情報に基づき発注日と発注日前日の2日間で受け付けた各購入要求数の平均値を購入消耗品の発注数とし算出し、発注日と発注日前日の2日間で受け付けた各回収要求数の平均値を回収消耗品の発注数として算出して図11(c)に示すような各発注日の発注情報1102が作成される。
例えば各発注日の発注情報1102(図11(c)参照)において、発注日が4月14日の場合、発注日(4月14日)に対応する受付日別要求数情報1101(図11(b)参照)の4月14日(受付日)の消耗品の購入要求数「30」と、発注日前日(4月13日)に対応する4月13日(受付日)の消耗品の購入要求数「20」との平均値「25」を算出して消耗品の購入発注数「25」とし、発注日(4月14日)に対応する受付日別要求数情報1101の4月14日(受付日)の消耗品の回収要求数「20」と、発注日前日(4月13日)に対応する4月13日(受付日)の消耗品の回収要求数「6」との平均値「13」を算出して消耗品の回収発注数「13」とする発注情報1102(図11(c)参照)を作成する。
また、発注日(4月14日)には、図11(d)に示すような発注日「4月14日」の消耗品の購入発注数「25」と、消耗品の回収発注数「13」との発注情報を作成する。
なお、消耗品の購入発注数及び回収発注数に端数がある場合は、例えば端数を切り上げた数を各発注数とする。
このように作成された発注情報は、集中購買管理サーバ2から受注サーバ3へ送信されて発注され、受注サーバ3では、図12に示すような顧客別実績履歴情報1200として記憶保持される。
図12に示すように、発注側7の集中購買管理サーバ2からは購入消耗品の受注数と、回収消耗品の回収数の各数量の日々の変動幅が小さくなるように毎日発注されるので受注側8では、次のようなメリットが得られる。
例えば、受注側8が購入発注のあった消耗品を配送する場合もしくは回収発注のあった消耗品を回収する場合、一般的には消耗品の配送車や回収車を定時、定ルートで顧客先を巡回させて発注消耗品の配送または回収を行なっている。
顧客(発注側7)からは購入消耗品や回収消耗品の各発注量の日々の変動幅が小さくなるように消耗品の購入と回収の発注が毎日あるので顧客先を定時、定ルートで巡回する配送車や回収車が積載できない数量の消耗品の発注が発生し、臨時の配送車や回収車の手配を必要とする事態を防止することができる。
また、顧客先を定時、定ルートで巡回する配送車や回収車が殆ど空車状態で顧客先を巡回するような無駄を排除することができるようになる。
このような無駄を排除することで無駄に費やしていたコストを、消耗品の販売や回収価格に反映させ、発注側7からの発注内容と発注実績に応じて販売価格を更にディスカウントするように構成し、発注側7に還元するようにしてもよい。
この場合は、受注管理サーバ3にインストールされる受注管理ソフト103の販売価格算出部1035に前述の無駄に費やしていたコストの要素を付加して販売価格を決定する構成とする。
また、これまでの説明では、発注日当日と発注日前日の2日間の購入消耗品の要求数量の平均値または回収消耗品の要求数量の平均値をそれぞれ購入消耗品の発注数量、回収消耗品の発注数量とし、毎日発注する構成としたが一定期間の購入消耗品の要求数量の平均値または回収消耗品の要求数量の平均値をそれぞれ購入消耗品の発注数量、回収消耗品の発注数量とし、一定期間毎に発注する構成としてもよい。
また、これまでの説明では、画像形成装置1−nには消耗品管理ソフト101が、集中購買管理サーバ2には集中購買管理ソフト102が、受注管理サーバ3には受注管理ソフト103がそれぞれインストールされ、これらの各ソフトがそれぞれの装置上で実行されることで本発明の動作制御が実現する例を示したが、画像形成装置1−nの制御部10で消耗品管理ソフト101と同様な制御動作を実現し、集中購買管理サーバ2の制御部20で集中購買管理ソフト102と同様な制御動作を実現し、受注管理サーバ3の制御部30で受注管理ソフト103と同様な制御動作を実現する構成とし、各装置への各ソフトのインストールを不要とする構成にしてもよい。
本発明に係わる消耗品発注装置と消耗品受注装置及び画像形成装置で構成された消耗品購入受注システム100のシステム構成図 画像形成装置1−n、集中購買管理サーバ2及び受注管理サーバ3の各装置の要部の機能的な構成を示すブロック図 消耗品管理ソフト101の機能的な構成を示すブロック図 集中購買管理ソフト102の機能的な構成を示すブロック図 受付情報一覧表500の一例を示す図 受付日別要求数情報600と、各発注日の発注情報601と、発注日の発注情報602の一例を示す図 受注管理ソフト103の機能的な構成を示すブロック図 顧客別実績履歴情報800の一例を示す図 販売価格決定表900の一例を示す図 画像形成装置1−n、集中購買管理サーバ2、受注サーバ3の各動作の流れ図 受付情報一覧表1100と、受付日別要求数情報600と、各発注日の発注情報601と、発注日の発注情報602の一例を示す図 顧客別実績履歴情報1200の一例を示す図
符号の説明
1−1、1−2、1−n 画像形成装置
2 集中購買管理サーバ
3 受注サーバ
4、6 LAN等のネットワーク
5 通信回線
10 制御部(画像形成装置1−n)
11 消耗品残量検知部
12 記憶部(画像形成装置1−n)
13 ユーザI/F部
14 画像読取部
15 印刷処理部
16 ネットワークI/F部(画像形成装置1−n)
20 制御部(集中購買管理サーバ2)
21 ネットワークI/F部(集中購買管理サーバ2)
22 記憶部(集中購買管理サーバ2)
23 入力部(集中購買管理サーバ2)
24 出力部(集中購買管理サーバ2)
30 制御部(受注管理サーバ3)
31 ネットワークI/F部(受注管理サーバ3)
32 記憶部(受注管理サーバ3)
33 入力部(受注管理サーバ3)
34 出力部(受注管理サーバ3)
100 消耗品購入受注システム
101 消耗品管理ソフト
1011 主制御部(消耗品管理ソフト101)
1012 消耗品残量情報取得部
1013 消耗品購入要求部
1014 消耗品回収要求部
102 集中購買管理ソフト
1021 主制御部(集中購買管理ソフト102)
1022 購入/回収要求受付部
1023 受付情報保持部
1024 発注情報作成部
103 受注管理ソフト
1031 主制御部(受注管理ソフト103)
1032 受注情報受付部
1033 受注受付情報保持部
1034 顧客実績情報作成部
1035 販売価格算出部
1036 受注情報通知部
1037 生産指示部
500 受付情報一覧表
600 受付日別要求数情報
800 顧客別実績履歴情報
900 販売価格決定表

Claims (7)

  1. 顧客側に配置され、消耗品の購入および回収を管理する消耗品発注装置と、
    受注側に配置され、前記消耗品発注装置と通信回線を介して接続され、消耗品の受注を管理する消耗品受注装置と
    を具備し、
    前記消耗品発注装置は、
    消耗品の購入要求を受け付ける購入要求受付手段と、
    消耗品の回収要求を受け付ける回収要求受付手段と、
    前記購入要求受付手段で受け付けた購入要求および前記回収要求受付手段で受け付けた回収要求を記憶する記憶手段と、
    前記購入要求受付手段で受け付けた購入要求に基づき実際に発注する消耗品の発注数を算出する発注数算出手段と、
    前記発注数算出手段で算出した発注数および前記記憶手段に記憶した前記回収要求が示す消耗品の回収数を含む発注情報を前記消耗品受注装置に送信する送信手段と
    を具備し、
    前記消耗品受注装置は、
    前記送信手段で送信された発注情報を受け付ける発注情報受付手段と、
    前記発注情報受付手段で受け付けた発注情報に基づき消耗品の受注実績の履歴を顧客別に記憶する受注実績記憶手段と、
    前記発注情報受付手段で受け付けた発注情報に基づき消耗品の回収実績の履歴を顧客別に記憶する回収実績記憶手段と、
    前記受注実績記憶手段に記憶した受注実績および前記回収実績記憶手段に記憶した回収実績に基づき消耗品の販売価格を決定する販売価格決定手段と
    を具備する消耗品購入受注システム。
  2. 前記発注数算出手段は、
    前記購入要求受付手段で受け付けた各日の購入要求が示す発注要求数を複数の日に分散し、該分散した発注要求数を各日毎に加算することにより各日毎の消耗品の発注数を算出する請求項1記載の消耗品購入受注システム。
  3. 前記消耗品受注装置は、
    前記受注実績記憶手段に記憶した受注実績に基づき消耗品の生産の指示を行う生産指示手段
    を具備する請求項2記載の消耗品購入受注システム。
  4. 前記販売価格決定手段は、
    前記受注実績記憶手段に記憶された過去の所定の日の消耗品の受注の和と前記回収実績記憶手段に記憶されたの過去の所定の日の消耗品の回数数の和との重み付け加算値を実績情報として顧客別に算出する実績情報算出手段と、
    前記実績情報算出手段で算出した実績情報の基づき顧客別に消耗品の販売価格を決定する決定手段と
    を具備する請求項1記載の消耗品購入受注システム。
  5. 複数の消耗品の購入元から消耗品の購入要求を受け付ける購入要求受付手段と、
    複数の消耗品の回収元から消耗品の回収要求を受け付ける回収要求受付手段と、
    前記購入要求受付手段で受け付けた購入要求および前記回収要求受付手段で受け付けた回収要求を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段で記憶した各日の購入要求が示す発注要求数を複数の日に分散し、該分散した発注要求数を各日毎に加算することにより各日毎の消耗品の発注数を算出する発注数算出手段と、
    前記発注数算出手段で算出した各日毎の消耗品の発注数および前記記憶手段に記憶した前記回収要求が示す各日毎の消耗品の回収数を含む発注情報を作成する発注情報作成手段と、
    前記発注情報作成手段で作成した前記発注情報を各日毎に受注側に配置された消耗品受注装置に送信する送信手段と
    を具備する消耗品発注装置。
  6. 消耗品の購入および回収を管理する顧客側の消耗品発注装置から消耗品の発注数および消耗品の回収数を含む発注情報を受け付ける発注情報受付手段と、
    前記発注情報受付手段で受け付けた発注情報に基づき消耗品の受注実績の履歴を顧客別に記憶する受注実績記憶手段と、
    前記発注情報受付手段で受け付けた発注情報に基づき消耗品の回収実績の履歴を顧客別に記憶する回収実績記憶手段と、
    前記受注実績記憶手段に記憶した受注実績および前記回収実績記憶手段に記憶した回収実績に基づき消耗品の販売価格を決定する販売価格決定手段と、
    を具備する消耗品受注装置。
  7. 顧客側に配置され、消耗品の購入および回収を管理する消耗品発注装置で、複数の消耗品の購入元から消耗品の購入要求を購入要求受付手段により受け付け、
    複数の消耗品の回収元から消耗品の回収要求を回収要求受付手段により受け付け、
    前記購入要求受付手段で受け付けた購入要求および前記回収要求受付手段で受け付けた回収要求を記憶手段に記憶し、
    前記記憶手段で記憶した各日の購入要求が示す発注要求数を複数の日に分散し、該分散した発注要求数を各日毎に加算することにより各日毎の消耗品の発注数を発注数算出手段により算出し、
    前記発注数算出手段で算出した各日毎の消耗品の発注数および前記記憶手段に記憶した前記回収要求が示す各日毎の消耗品の回収数を含む発注情報を発注情報作成手段により作成し、
    前記発注情報作成手段で作成した前記発注情報を送信手段により各日毎に受注側に配置された消耗品受注装置に送信し、
    前記消耗品受注装置は、前記送信手段で送信された発注情報を発注情報受付手段により受け付け、
    前記発注情報受付手段で受け付けた発注情報に基づき消耗品の受注実績の履歴を受注実績記憶手段により顧客別に記憶するとともに、
    前記発注情報受付手段で受け付けた発注情報に基づき消耗品の回収実績の履歴を回収実績記憶手段により顧客別に記憶し、
    前記受注実績記憶手段に記憶した受注実績および前記回収実績記憶手段に記憶した回収実績に基づき消耗品の販売価格を販売価格決定手段により決定する消耗品購入受注方法。
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