JP2008021022A - 印刷システム及び印刷方法 - Google Patents

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Tetsuya Morizumi
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和雄 黒沢
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Abstract

【課題】各ユーザID毎にどの文書ファイルが印刷可能かを決定することにより、不正な印刷を未然に防止することができる印刷システムを提供する。
【解決手段】制御手段8は、識別情報付加文書ファイル6を読み込むと、その中に付加されている識別情報を識別情報抽出手段9により抽出する。そしてDB2を検索してユーザID1「U001」と識別情報「N001」の交点の指示情報を検索する。そこには「OK」と記録されているので、印刷手段10に対して印刷許可を与え、識別情報付加文書ファイル6の情報を文書12として印刷する。また、ユーザID1「U002」と識別情報「N001」の交点の指示情報を検索した結果、「NG」と記録されている場合は、印刷手段10に対して印刷禁止を与え、識別情報付加文書ファイル6の情報を印刷しないようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、印刷システム及び印刷方法に関し、さらに詳しくは、印刷を許可されたユーザIDと識別情報に基づいて印刷の可否を判断する印刷システムに関するものである。
従来からデータベースに記録された情報を、許可されないユーザが不正に読み取る不正行為、所謂カバートチャネルを防止する方法は多く提案されている。また、データのセキュリティ方法として、ネットワークを介してデータを送受信する際に、パスワードを設定して送信し、受信側ではそのパスワードを入力することによりデータを読み取ることができる簡易な方法が実用化されている。また、データそのものを所定のアルゴリズムに従って暗号化して送信し、受信側では、キーワードにより解読してデータを読み取る方法も良く利用されている。
しかしながら、データベースを有する比較的小さなシステムにおいて、例えば、一つのプリンタをLANによって接続された複数のPCにより共用するシステムにおいては、プリンタコントローラやデータベース内に保管されているドキュメント及びフォルダに対して、PCから全操作が可能であるため、保管されたドキュメントはユーザの区別なく利用することができるので、ドキュメントやフォルダの保護或いは管理といった点で多くの課題を抱えている。
これらの課題を解決する従来技術として特許文献1には、クライアント端末により、印刷対象ファイルをプリンタ用の印刷データに変換すると共に、ユーザ名と印刷データの属性情報とを付加データとして付加してプリントサーバに送信し、プリントサーバでは、受信した付加データを解析すると共に、解析した付加データのユーザ名に対応する印刷許否条件を印刷許否条件テーブルから抽出し、抽出した印刷許否条件と付加データの属性情報とに基づいて印刷データの印刷許否を判定する印刷管理システムについて開示されている。
特開2005−288879公報
しかしながら、特許文献1に開示されている従来技術は、抽出した印刷許否条件と付加データの属性情報とに基づいて印刷データの印刷許否を判定することはできるが、その条件に基づいて印刷した印刷文書を複写する場合には、印刷許否条件が付加されていないため、不正な印刷か否かを判断することができないので、不正印刷を未然に防止することができないといった問題がある。
本発明は、かかる課題に鑑み、電子データ又は記録紙に印刷された印刷データにより構成された文書ファイルに、その文書を識別する識別情報を付加し、更に、印刷を許可するユーザにユーザIDを与え、各ユーザID毎にどの文書ファイルが印刷可能かを決定することにより、不正な印刷を未然に防止することができる印刷システムを提供することを目的とする。
また他の目的は、印刷された印刷文書に識別情報を埋め込むことにより、その識別情報を読み取って複写の可否を判定し、印刷文書の不正な複写を防止することである。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、電子文書ファイルを特定する識別情報を当該電子文書ファイルに付加する識別情報付加手段と、印刷を許可された使用者に与えるユーザID及び前記識別情報に基づいて印刷の許可又は禁止を指示する指示情報を登録するデータベースと、当該電子文書ファイルに付加された識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、制御手段と、を備え、所定の前記ユーザIDに基づいて前記識別情報が付加された識別情報付加文書ファイルに対して印刷要求が発生した場合、前記制御手段は、前記識別情報付加文書ファイルに付加された識別情報を前記識別情報抽出手段により抽出し、該抽出された識別情報と前記ユーザIDとに基づいて前記データベースを検索し、検索によって得られた前記指示情報に基づいて当該識別情報付加文書ファイルの印刷を許可又は禁止することを特徴とする。
本発明においては、電子データにより構成された文書ファイルに、その文書ファイルを特定する識別情報を付加する。また、予め印刷を許可されたユーザにユーザIDを与えておき、そのユーザIDと識別情報に基づいて、どのユーザIDがどの文書ファイルを印刷できるか否かの情報をユーザIDと識別情報と共にデータベースに格納しておく。そして、あるユーザから文書ファイルの印刷要求が発生されると、制御手段は、データベースを検索して、印刷要求があったユーザIDが文書ファイルの印刷が許可されているか否かを判断するものである。
請求項2は、前記制御手段は、前記データベースに新たな識別情報を登録する際、前記データベースに登録済みの前記ユーザIDと識別情報との指示情報に反しないように前記ユーザID毎に新たな識別情報に対する前記指示情報を決定して登録することを特徴とする。
制御手段は、データベースにユーザIDや識別情報を登録するとき、ユーザID毎に、この識別情報の文書ファイルはこのユーザIDが印刷してよいか否かを示す指示情報を決定して併せて登録する。
請求項3は、前記制御手段は、前記文書ファイルのヘッダー又はフッターに前記識別情報を付加するように前記識別情報付加手段を制御することを特徴とする。
電子データに識別情報を付加する場合、付加する位置を予め決めておくと便利である。そこで本発明では、文書ファイルのヘッダー又はフッターに識別情報を付加するものである。
請求項4は、前記制御手段は、前記文書ファイルを構成する文字又は図に前記識別情報を組み込むように前記識別情報付加手段を制御することを特徴とする。
電子データを印刷した場合、識別情報が一見して判らないほうが好ましい。例えば透かし文字や暗号化文字を付加することも考えられるが、本発明では、文書ファイルに存在する文字又は図に組み込むようにして付加するものである。
請求項5は、前記文書ファイルを印刷した印刷文書ファイルの印刷データを読み取る文書ファイル読取手段を更に備え、所定の前記ユーザIDにより前記印刷文書ファイルに対して複写要求が発生した場合、前記制御手段は、前記文書ファイル読取手段により前記印刷データを読み取り、該読み取られた印刷データに含まれる識別情報と前記ユーザIDに基づいて前記データベースを検索し、検索によって得られた指示情報に基づいて当該印刷文書ファイルの複写を許可又は禁止することを特徴とする。
電子データにより構成された文書ファイルを印刷したものを、後で複数部数複写する場合がある。そのとき、この印刷データには、識別情報が文字や図に組み込まれている。そこで本発明では、この組み込まれた識別情報を読み取る読取手段を更に備えている。そして、あるユーザから文書ファイルの複写要求が発生されると、制御手段は、読取手段により組み込まれた識別情報を読んでその情報から識別情報を抽出する。そしてデータベースを検索して、複写要求があったユーザIDが、抽出した識別情報の文書ファイルを印刷することを許可されているか否かを判断するものである。
請求項6は、電子データにより構成される電子文書ファイルを特定する識別情報を当該電子文書ファイルに付加する識別情報付加ステップと、印刷を許可された使用者に与えるユーザID及び前記識別情報に基づいて印刷の許可又は禁止を指示する指示情報を登録する登録ステップと、当該電子文書ファイルに付加された識別情報を抽出する識別情報抽出ステップと、を備え、所定の前記ユーザIDにより前記識別情報が付加された識別情報付加文書ファイルに対して印刷要求が発生した場合、前記識別情報付加文書ファイルに付加された識別情報を前記識別情報抽出ステップにより抽出し、該抽出された識別情報と前記ユーザIDに基づいて前記登録ステップにより検索し、検索によって得られた指示情報に基づいて当該識別情報付加文書ファイルの印刷を許可又は禁止することを特徴とする。
本発明は請求項1と同様の作用効果を奏する。
本発明によれば、電子データにより構成される電子文書ファイルを特定する識別情報を当該電子文書ファイルに付加する識別情報付加手段と、印刷を許可された使用者に与えるユーザID及び識別情報に基づいて印刷の許可又は禁止を指示する指示情報を登録するデータベースと、当該電子文書ファイルに付加された識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、制御手段と、を備え、所定のユーザIDにより識別情報が付加された識別情報付加文書ファイルに対して印刷要求が発生した場合、制御手段は、識別情報付加文書ファイルに付加された識別情報を識別情報抽出手段により抽出し、抽出された識別情報とユーザIDに基づいてデータベースを検索し、検索によって得られた指示情報に基づいて当該識別情報付加文書ファイルの印刷を許可又は禁止するので、許可されたユーザで且つ許可された文書ファイルのみ印刷を実行することができ、不正印刷を未然に防止することができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の印刷システムにおけるユーザIDと識別情報を登録する際の構成を模式的に示す図である。この例では、電子データ(以下、電子文書ファイルと記す)に識別情報を付加する場合について説明する。ユーザIDと識別情報を登録する場合は、対象となる電子文書ファイル5を、例えばPCからネットワークを介して読み取る。その情報は、識別情報付加手段4に入力される。この識別情報付加手段4は、電子データにより構成される電子文書ファイル5を特定する識別情報3を当該電子文書ファイル5に付加する機能を有している。この例では識別情報3を「N001」とする。そして識別情報3が付加された識別情報付加文書ファイル6が生成される。
また、印刷を許可された使用者に与えるユーザID1が併せてデータベース(DB)2に登録される。ユーザIDは、例えば、企業の組織体であれば、管理者にはここまでの文書ファイルを印刷しても良いが、それ以外の者には印刷を許可しないといったように、文書ファイルの内容と役職に応じて印刷許可の可否が決定される。この例ではユーザID1を「U001」、「U002」とする。このときのDB2に登録されるデータはテーブル7に示すように、例えば、ユーザIDと識別情報とをマトリックス状にして、各交点に印刷の可否を示す指示情報(後述)を記録しておく。このDB2には、ユーザID「U001」「U002」、識別情報「N001」「N002」が記録され、ユーザID「U001」を付与されたユーザに対しては識別情報「N001」「N002」が付された電子文書ファイルの印刷を許可し、ユーザID「U002」を付与されたユーザに対しては識別情報「N001」が付された電子文書ファイルは印刷を許可しないが、識別情報「N002」が付された電子文書ファイルの印刷を許可するといった指示情報を記録しておく。このようにして、ユーザIDと識別情報をDB2に予め記録しておく。尚、DB2内の情報は適宜、追加や更新が行なわれる。これらの制御は全て制御手段8により制御される。
即ち、本実施形態においては、電子データにより構成された電子文書ファイル5に、その電子文書ファイル5を特定する識別情報「N001」を付加する。また、予め印刷を許可されたユーザにユーザID1を与えておき、そのユーザID1と識別情報「N001」に基づいて、どのユーザID1がどの電子文書ファイルを印刷できるか否かの情報をユーザID(役職に対応)と識別情報と共にDB2にテーブル7として格納しておく。そして、あるユーザIDから電子文書ファイル5の印刷要求が発生されると、制御手段8は、DB2を検索して、印刷要求があったユーザID1に対して電子文書ファイル5の印刷が許可されているか否かを判断するものである。また、電子データに識別情報を付加する場合、付加する位置を予め決めておくと便利である。そこで本実施形態では、電子文書ファイル5のヘッダー又はフッターに識別情報を付加するものである。また、電子データを印刷した場合、識別情報が一見して判らないほうが好ましい。例えば透かし文字や暗号化文字を付加することも考えられるが、文書ファイルに存在する文字(フォント)又は図に組み込むようにして付加するようにしても良い。
図2は本発明の印刷システムにおいて識別情報付加文書ファイルの印刷を行なう場合の構成を模式的に示す図である。ここで、識別情報付加文書ファイル6には、図1で説明した識別情報付加手段4により識別情報「N001」が付加され、DB2には予めテーブル7が記録されているとする。本実施形態では、ユーザID1として「U001」を与えられたユーザが識別情報付加文書ファイル6の印刷要求をした場合について説明する。制御手段8は、識別情報付加文書ファイル6を読み込むと、その中に付加されている識別情報を識別情報抽出手段9により抽出する。その結果、識別情報「N001」が抽出される。そしてDB2を検索してユーザID1「U001」と識別情報「N001」の交点の指示情報を検索する。そこには「OK」と記録されているので、印刷手段10に対して印刷許可を与え、識別情報付加文書ファイル6の情報を文書12として印刷する。ここで、ユーザID1として「U002」を与えられたユーザが識別情報付加文書ファイル6の印刷要求をした場合は、制御手段8は、識別情報付加文書ファイル6を読み込むと、その中に付加されている識別情報を識別情報抽出手段9により抽出する。その結果、識別情報「N001」が抽出される。そしてDB2を検索してユーザID1「U002」と識別情報「N001」の交点の指示情報を検索する。そこには「NG」と記録されているので、印刷手段10に対して印刷禁止を与え、識別情報付加文書ファイル6の情報を印刷しないようにする。
図3は本発明の印刷システムにおける識別情報を追加登録する際の構成を模式的に示す図である。この例では、予めユーザID「U001」、「U002」と2種類の識別情報「N001」、「N002」との印刷可否に関する指示情報がテーブル7として登録されており、新たな電子文書ファイル5に新たな識別情報「N003」を自動付与する場合について説明する。
ここで、新たな電子文書ファイル5には、識別情報「N001」が付与された電子文書ファイルの一部又は全部が引用されており、更に識別情報「N002」が付与された電子文書ファイルからもその一部又は全部が引用されているものとする。
まず、電子文書ファイル5を読み込むと、制御手段8は、その中に付加されている識別情報を識別情報抽出手段9により抽出する。その結果、電子文書ファイル5の引用部分から識別情報「N001」、「N002」が抽出される。
次に、抽出した識別情報「N001」、「N002」に関連する指示情報がどの様な内容なのかDB2に問い合わせる。するとDB2のテーブル7より、識別情報「N001」、「N002」とユーザID「U001」、「U002」との印刷可否に関する指示情報が読み出される。
つまり「N001」に対しては識別情報「N001」、「N002」が付与された電子文書ファイルの印刷が共に「OK」であることが読み出される。一方、「U002」に対しては識別情報「N001」が付与された電子文書ファイルの印刷が「NG」であり、識別情報「N002」が付与された電子文書ファイルの印刷が「OK」であることが読み出される。
この結果から、識別情報「N001」と「N002」に係わる情報を両方とも含む新たな電子文書ファイル5は、「U001」に対して印刷を許可出来るが、「U002」に対しては印刷を拒否することになる。(「U002」に印刷を許可すると識別情報「N001」が付与された電子文書ファイルの一部が印刷されてテーブル7に記述された指示情報に反することになるため)よって、新たな電子文書ファイル5に対して自動付与される新たな識別情報「N003」に関する指示情報は、「U001」に対して「OK」、「U002」に対して「NG」となるから、DB2のテーブル7はテーブル7aのように更新される。そして、電子文書ファイル5に対しては、識別情報付加手段4によって新たな識別情報「N003」が付加される。
図4は識別情報付加文書ファイルを印刷した印刷文書ファイルの複写を行なう場合の構成を模式的に示す図である。ここで、印刷文書ファイル14には、図2で説明した識別情報付加手段4により識別情報「N001」が付加され、DB2には予めテーブル7が記録されているものとする。本実施形態では、ユーザID1として「U001」を与えられたユーザが印刷文書ファイル14の複写要求をした場合について説明する。制御手段8は、印刷文書ファイル14を文書ファイル読取手段13により読み込むと、その中に付加されている識別情報を識別情報抽出手段9により抽出する。その結果、識別情報「N001」が抽出される。そしてDB2を検索してユーザID1「U001」と識別情報「N001」の交点の指示情報を検索する。そこには「OK」と記録されているので、印刷手段10に対して複写許可を与え、印刷文書ファイル14の情報を文書12として複写する。ここで、ユーザID1として「U002」を与えられたユーザが印刷文書ファイル14の複写要求をした場合は、制御手段8は、印刷文書ファイル14を文書ファイル読取手段13により読み込むと、その中に付加されている識別情報を識別情報抽出手段9により抽出する。その結果、識別情報「N001」が抽出される。そしてDB2を検索してユーザID1「U002」と識別情報「N001」の交点の指示情報を検索する。そこには「NG」と記録されているので、印刷手段10に対して複写禁止を与え、印刷文書ファイル14の情報を複写しないようにする。
尚、識別情報抽出手段9は、印刷文書ファイル14のヘッダーあるいはフッターに記録された識別情報の場合は、その決められた位置に記録された識別情報を抽出し、文字や図に組み込まれた識別情報を抽出する場合は、所定のアルゴリズムに従って解読して抽出するようにする。
図5は図2により説明した識別情報付加文書ファイルの印刷を行なう場合の動作を説明するフローチャートである。制御手段8は、電子文書ファイルの印刷要求が発生すると(S1)、識別情報付加文書ファイル6を読み込み、その中に付加されている識別情報を識別情報抽出手段9により抽出する(S2)。その結果、識別情報が抽出される。そしてDB2を検索してユーザID1と識別情報の交点の指示情報を検索する(S3)。そこに「OK」と記録されている場合は(S4でYESのルート)、印刷手段10に対して印刷許可を与え、識別情報付加文書ファイル6の情報を文書12として印刷する(S5)。一方、ステップS4で、「NG」と記録されている場合は(S4でNOのルート)、印刷手段10に対して印刷禁止を与え、識別情報付加文書ファイル6の情報を印刷しないようにする(S6)。
図6は図4により説明した印刷文書ファイルの複写を行なう場合の動作を説明するフローチャートである。制御手段8は、印刷文書ファイルの印刷要求が発生すると(S11)、印刷文書ファイル14を文書ファイル読取手段13により読み込み(S12)、その中に付加されている識別情報を識別情報抽出手段9により抽出する。その結果、識別情報が抽出される。そしてDB2を検索してユーザID1と識別情報の交点の指示情報を検索する(S13)。そこに「OK」と記録されている場合は(S14でYESのルート)、印刷手段10に対して印刷許可を与え、印刷文書ファイル14の情報を文書12として印刷する(S15)。一方、ステップS14で、「NG」と記録されている場合は(S14でNOのルート)、印刷手段10に対して印刷禁止を与え、印刷文書ファイル14の情報を印刷しないようにする(S16)。
以上の通り本発明によれば、電子データにより構成される電子文書ファイル5を特定する識別情報を当該電子文書ファイル5に付加する識別情報付加手段4と、印刷を許可された使用者に与えるユーザID及び識別情報に基づいて印刷の許可又は禁止を指示する指示情報を登録するDB2と、当該電子文書ファイル5に付加された識別情報を抽出する識別情報抽出手段9と、制御手段8と、を備え、所定のユーザIDにより識別情報が付加された識別情報付加文書ファイル6に対して印刷要求が発生した場合、制御手段8は、識別情報付加文書ファイル6に付加された識別情報を識別情報抽出手段9により抽出し、抽出された識別情報とユーザID1に基づいてDB2を検索し、検索によって得られた指示情報に基づいて当該識別情報付加文書ファイル6の印刷を許可又は禁止するので、許可されたユーザで且つ許可された文書ファイルのみ印刷を実行することができ、不正印刷を未然に防止することができる。
また、制御手段8は、DB2にユーザID1及び識別情報を登録する際、ユーザID1毎に識別情報に対する指示情報を決定して、その決定内容も併せて登録するので、ユーザID1毎に各文書ファイルに対する印刷可否を即座に判断することができる。
また、制御手段8は、文書ファイルのヘッダー又はフッターに識別情報を付加するように識別情報付加手段4を制御するので、識別情報の位置を容易に探すことができる。
また、制御手段8は、文書ファイルを構成する文字又は図に識別情報を組み込むように識別情報付加手段4を制御するので、電子データにより構成された文書ファイルを印刷したときに、識別情報を秘匿することができる。
また、文書ファイルを印刷した印刷文書ファイル14の印刷データを読み取る文書ファイル読取手段13を更に備え、所定のユーザIDにより印刷文書ファイル14に対して複写要求が発生した場合、制御手段8は、文書ファイル読取手段13により印刷データを読み取り、読み取られた印刷データに含まれる識別情報とユーザIDに基づいてDB2を検索し、検索によって得られた指示情報に基づいて当該印刷文書ファイル14の複写を許可又は禁止するので、電子データにより構成された文書ファイルを印刷した場合でも、識別情報を抽出することができる。
本発明の印刷システムにおけるユーザIDと識別情報を登録する際の構成を模式的に示す図である。 本発明の印刷システムにおいて識別情報付加文書ファイルの印刷を行なう場合の構成を模式的に示す図である。 本発明の印刷システムにおける識別情報を追加登録する際の構成を模式的に示す図である。 識別情報付加文書ファイルを印刷した印刷文書ファイルの複写を行なう場合の構成を模式的に示す図である。 図2により説明した識別情報付加文書ファイルの印刷を行なう場合の動作を説明するフローチャートである。 図4により説明した印刷文書ファイルの複写を行なう場合の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 ユーザID、2 DB、3 識別情報、4 識別情報付加手段、5 電子文書ファイル、6 識別情報付加文書ファイル、7 テーブル、8 制御手段、9 識別情報抽出手段、10 印刷手段、12 紙文書、13 文書ファイル読取手段、14 印刷文書ファイル

Claims (6)

  1. 電子文書ファイルを特定する識別情報を当該電子文書ファイルに付加する識別情報付加手段と、印刷を許可された使用者に与えるユーザID及び前記識別情報に基づいて印刷の許可又は禁止を指示する指示情報を登録するデータベースと、当該電子文書ファイルに付加された識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、制御手段と、を備え、
    所定の前記ユーザIDに基づいて前記識別情報が付加された識別情報付加文書ファイルに対して印刷要求が発生した場合、前記制御手段は、前記識別情報付加文書ファイルに付加された識別情報を前記識別情報抽出手段により抽出し、該抽出された識別情報と前記ユーザIDとに基づいて前記データベースを検索し、検索によって得られた前記指示情報に基づいて当該識別情報付加文書ファイルの印刷を許可又は禁止することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記制御手段は、前記データベースに新たな識別情報を登録する際、前記データベースに登録済みの前記ユーザIDと識別情報との指示情報に反しないように前記ユーザID毎に新たな識別情報に対する前記指示情報を決定して登録することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記制御手段は、前記文書ファイルのヘッダー又はフッターに前記識別情報を付加するように前記識別情報付加手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷システム。
  4. 前記制御手段は、前記文書ファイルを構成する文字又は図に前記識別情報を組み込むように前記識別情報付加手段を制御することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の印刷システム。
  5. 前記文書ファイルを印刷した印刷文書ファイルの印刷データを読み取る文書ファイル読取手段を更に備え、
    所定の前記ユーザIDにより前記印刷文書ファイルに対して複写要求が発生した場合、前記制御手段は、前記文書ファイル読取手段により前記印刷データを読み取り、該読み取られた印刷データに含まれる識別情報と前記ユーザIDに基づいて前記データベースを検索し、検索によって得られた指示情報に基づいて当該印刷文書ファイルの複写を許可又は禁止することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の印刷システム。
  6. 電子データにより構成される電子文書ファイルを特定する識別情報を当該電子文書ファイルに付加する識別情報付加ステップと、印刷を許可された使用者に与えるユーザID及び前記識別情報に基づいて印刷の許可又は禁止を指示する指示情報を登録する登録ステップと、当該電子文書ファイルに付加された識別情報を抽出する識別情報抽出ステップと、を備え、
    所定の前記ユーザIDにより前記識別情報が付加された識別情報付加文書ファイルに対して印刷要求が発生した場合、前記識別情報付加文書ファイルに付加された識別情報を前記識別情報抽出ステップにより抽出し、該抽出された識別情報と前記ユーザIDに基づいて前記登録ステップにより検索し、検索によって得られた指示情報に基づいて当該識別情報付加文書ファイルの印刷を許可又は禁止することを特徴とする印刷方法。
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