JP2008020806A - 静電荷像現像用トナー及びその製造方法、並びに静電荷像現像剤、画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】特に厚紙を用いた画像形成において、高光沢で光沢むらの発生を抑制し細線再現の良好なフルカラー画像を得ることが可能な静電荷像現像用トナー及びその製造方法、並びに静電荷像現像用、画像形成方法を提供することである。
【解決手段】結着樹脂及び着色剤を含む静電荷像現像用トナーであって、X線光電子分光法により測定される炭素に対するアルミニウム元素の含有率が、0.005atm%以上0.02atm%未満である静電荷像現像用トナーである。
【選択図】なし
Description
このように、前記のようなトナー技術だけでは、光沢むらのない高光沢の獲得と細線再現性の向上との両立はより難しくなってきている。
すなわち、本発明は、特に厚紙を用いた画像形成において、高光沢で光沢むらの発生を抑制し細線再現の良好なフルカラー画像を得ることが可能な静電荷像現像用トナー及びその製造方法、並びに静電荷像現像用、画像形成方法を提供するものである。
<1> 結着樹脂及び着色剤を含む静電荷像現像用トナーであって、
X線光電子分光法により測定される炭素に対するアルミニウム元素の含有率が、0.005atm%以上0.02atm%未満である静電荷像現像用トナーである。
少なくとも1種以上の樹脂粒子分散液と、1種以上の着色剤分散液とを混合し、アルミニウムイオンの存在下で凝集粒子を形成する凝集工程と、前記樹脂粒子のガラス転移点以上の温度に加熱して前記凝集粒子を融合・合一してトナー粒子を形成する融合工程と、を有する静電荷像現像用トナーの製造方法である。
前記現像剤が、<1>または<2>に記載の静電荷像現像用トナーを含む画像形成方法である。
<静電荷像現像用トナー>
本発明の静電荷像現像用トナー(以下、単に「トナー」という場合がある)は、結着樹脂及び着色剤を含む静電荷像現像用トナーであって、X線光電子分光法により測定される炭素に対するアルミニウム元素の含有率が、0.005atm%以上0.02atm%未満であることを特徴とする。
本発明における、ESCAの装置および測定条件は、下記の通りである。
・使用装置:PHI社(Physical Electronics Industries,Inc.)製 1600S型 X線光電子分光装置
・測定条件:X線源 MgKα(400W)
・分光領域:直径800μm
本発明においては、前記のように乳化凝集重合法によるトナー製造時に、キレート剤を凝集粒子に作用させることによりトナー中のアルミニウム量を減少させるが、このときのキレート剤としてアミノポリカルボン酸が好ましく用いられる。
したがって、前記トナー中のアルミニウム含有率を制御し、さらにキレート剤として用いた6価以上のアミノポリカルボン酸を一定量トナーに含有させることにより、光沢むらがなく、細線再現性に優れた画像形成に適したトナーを得ることができる。
含有量が0.1質量%より少ないと、ポスターなどの厚紙を用いたフルカラー画像定着時に高光沢であるが細線再現性は悪くなる場合がある。含有量が10質量%を超えると、ポスターなどの厚紙定着時に細線再現性は良好であるもののオフセットが発生してしまうことがある。
まず、基準試料として、トナー粒子へ測定対象であるアミノポリカルボン酸誘導体を各々0.01質量%、0.10質量%、1.00質量%、3.00質量%、10.0質量%添加したものについて熱分解ガスクロマトグラフィ測定を行ない検量線を作成し、次いで、測定対象試料について同様に測定して、相当するアミノポリカルボン酸誘導体のピーク面積から検量線に基づき算出し。
・分析機器:熱分解ガスクロマトグラフ質量分析計(島津製作所、QR−5000)
・熱分解温度:590℃×12秒
・カラム: DB−1L(長さ:30m、直径:0.25mm、膜厚:0.25μm)
・カラム温度、昇温条件:40℃(保持2分)→(10℃/分昇温)→300℃
・気化室温度:300℃
本発明の静電荷像現像用トナーは、少なくともバインダー樹脂(結着樹脂)及び着色剤を含み、必要に応じて離型剤等その他の成分を含有する。本発明のトナーについて、まず各構成成分に分けて詳細に説明する。
本発明における結着樹脂は、特に限定されないが、定着時にシャープメルト性に優れることが好ましく、定着画像において高光沢性を獲得する観点から、非晶性樹脂と結晶性樹脂とを併用することが好ましい。
前記非晶性樹脂の具体例としては、スチレン、パラクロロスチレン、α−メチルスチレン等のスチレン類の単独重合体または共重合体;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等のビニル基を有するエステル類の単独重合体または共重合体;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のビニルニトリル類の単独重合体または共重合体;ビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等のビニルエーテル類の単独重合体または共重合体;ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルイソプロペニルケトン類の単独重合体または共重合体;エチレン、プロピレン、ブタジエン、イソプレン等のオレフィン類の単独重合体または共重合体;またはこれらの混合物などが挙げられる。
本発明に使用できる着色剤としては、色相角、彩度、明度、耐候性、OHP透明性、トナー中での分散性の観点から選択される。
例えば、黒色顔料としては、カーボンブラック、酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、活性炭、非磁性フェライト、マグネタイト等が挙げられる。
緑色顔料としては、酸化クロム、クロムグリーン、ピグメントグリーン、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンG等が挙げられる。
体質顔料としては、バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、アルミナホワイト等が挙げられる。また、染料としては、塩基性、酸性、分散、直接染料等の各種染料、例えば、ニグロシンが挙げられる。
更に、これらの着色剤が後述する乳化凝集法等に用いられる場合には、極性を有する界面活性剤を用い、前記ホモジナイザーによって水系に分散される。
使用できる離型剤の具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等の低分子量ポリオレフィン類;軟化点を有するシリコーン類;オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、リシノール酸アミド、ステアリン酸アミド等の脂肪酸アミド類;カルナウバワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス、木ロウ、ホホバ油等の植物系ワックス;ミツロウ等の動物系ワックス類;モンタンワックス、 オゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス等の鉱物・石油系ワックス類;ステアリン酸ステアリル、ベヘン酸ベヘニル等の高級脂肪酸と高級アルコールとのエステルワックス類;ステアリン酸ブチル、オレイン酸プロピル、モノステアリン酸グリセリド、ジステアリン酸グリセリド、ペンタエリスリトールテトラベヘネート等の高級脂肪酸と単価または多価低級アルコールとのエステルワックス類;ジエチレングリコールモノステアレート、ジプロピレングリコールジステアレート、ジステアリン酸ジグリセリド、テトラステアリン酸トリグリセリド等の高級脂肪酸と多価アルコール多量体とからなるエステルワックス類;ソルビタンモノステアレート等のソルビタン高級脂肪酸エステルワックス類;コレステリルステアレート等のコレステロール高級脂肪酸エステルワックス類などが挙げられる。
本発明において、これらの離型剤は1種単独で用いてもよく、2種以上を併用して用いても良い。
前記金属酸化物粒子の具体例としては、シリカ、チタニア、酸化亜鉛、酸化ストロンチウム、酸化アルミニウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化セリウム、またはこれらの複合酸化物等が挙げられる。このうちシリカ、チタニアが、粒径、粒度分布、製造性の観点から好ましく用いられる。これらの金属酸化物粒子は、疎水化等の表面改質を行なう方が好ましく、該表面改質の手段としては従来公知の方法を用いることができる。具体的にはシラン、チタネート、アルミネート等の各カップリング処理が挙げられる。
上記金酸化物粒子や有機粒子は、せん断をかけながらトナー粒子表面に添加することが好ましい。
形状係数SF1が110未満であると、感光体上の転写残トナーのブレードクリーニング性を損ない、145を超えるとトナーの流動性が低下し、初期から転写性に悪影響を及ぼすことがある。
SF1=(ML2/A)×(π/4)×100 ・・・ 式(1)
上記式(1)中、MLはトナー粒子の絶対最大長、Aはトナー粒子の投影面積を各々示す。
上記本発明の静電荷像現像用トナーの製造方法は、特に制限されないが、前述のように本発明のトナーの特性が、トナーのアルミニウム元素含有率を限定するものであり、それらの元素が存在すること及びその制御の容易性等から、乳化重合凝集法により製造する方法が好ましい。
以下、本発明の静電荷像現像用トナーの製造方法について、乳化重合凝集法により詳細に説明する。
前記樹脂粒子分散液は、原料としてビニル系単量体を用いる場合は、イオン性界面活性剤などを用いて乳化重合させて作製することができる。その他の樹脂の場合は、油性で水への溶解度の比較的低い溶剤に溶解するものを用い、樹脂をそれらの溶剤に解かして水中にイオン性の界面活性剤や高分子電解質とともにホモジナイザーなどの分散機により水中に粒子を分散させ、その後加熱又は減圧して溶剤を蒸散することにより、樹脂粒子分散液を作製することができる。
水系媒体としては、例えば、蒸留水、イオン交換水等の水、アルコールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用しても良いし、2種以上を併用しても良い。
上記界面活性剤としては、例えば硫酸エステル塩系、スルホン酸塩系、リン酸エステル系、せっけん系等のアニオン界面活性剤;アミン塩型、4級アンモニウム塩型等のカチオン界面活性剤;ポリエチレングリコール系、アルキルフェノールエチレンオキサイド付加物系、多価アルコール系等の非イオン系界面活性剤;などが挙げられる。これらの中でもイオン性界面活性剤が好ましく、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤がより好ましい。
非イオン系界面活性剤は、前記アニオン系界面活性剤またはカチオン系界面活性剤と併用されるのが好ましい。前記界面活性剤は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して使用してもよい。
なお、樹脂粒子分散液等の粒子径は、例えばレーザー回析式粒度分布測定装置(LA−700堀場製作所製)で測定することができる。
前記凝集剤としては、特に制限されないが、凝集粒子の安定性、凝集剤の熱や経時に対する安定性、洗浄時の除去を考慮し、凝集剤としては、無機酸の金属塩が用いられる。具体的には塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、硫酸アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸アンモニウム、硝酸アルミニウム、硝酸銀、硫酸銅、炭酸ナトリウム等の無機酸の金属塩などが挙げられるが、本発明では、最終的なトナー粒子の定着時の粘度をコントロールする観点から、アルミニウムを含む凝集剤(例えば、ポリ塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、カリミョウバン等)が用いられる。
本発明の静電荷像現像剤は、前記本発明の静電潜像現像用トナーを含有する以外は特に制限はなく、目的に応じて適宜の成分組成をとることができる。本発明の静電荷像現像剤は、静電荷像現像用トナーを、単独で用いると一成分系の静電荷像現像剤となり、また、キャリアと組み合わせて用いると二成分系の静電荷像現像剤となる。
また、上記樹脂被覆キャリアの被覆樹脂としては、例えば、スチレン、パラクロロスチレン、α−メチルスチレン等のスチレン類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等のα−メチレン脂肪酸モノカルボン酸類;ジメチルアミノエチルメタクリレート等の含窒素アクリル類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のビニルニトリル類;2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン等のビニルピリジン類;ビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルイソプロぺニルケトン等のビニルケトン類;エチレン、プロピレン等のオレフィン類;弗化ビニリデン、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロエチレン等のビニル系フッ素含有モノマー;などの単独重合体、または2種類以上のモノマーからなる共重合体、さらに、メチルシリコーン、メチルフェニルシリコーン等を含むシリコーン樹脂類、ビスフェノール、グリコール等を含有するポリエステル類、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリカーボネート樹脂等が挙げられる。これらの樹脂は、1種単独で用いてもよいし、あるいは2種以上併用してもよい。被覆樹脂の被覆量としては、前記核体粒子100質量部に対して0.1〜10質量部程度の範囲が好ましく、0.5〜3.0質量部の範囲がより好ましい。
静電荷像現像剤における前記本発明の静電潜像現像用トナーとキャリアとの混合比としては特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
本発明の画像形成方法は、潜像形成工程、現像工程、転写工程及び定着工程を含む。前記各工程は、それ自体一般的な工程であり、例えば特開昭56−40868号公報、特開昭49−91231号公報等に記載されている。なお本発明の画像形成方法は、それ自体公知のコピー機、ファクシミリ機等の画像形成装置を用いて実施することができる。
特に本発明では、ポスターなどの厚紙を用いた高画質なフルカラー画像形成に適している。すなわち、厚紙を用いて通常の加熱加圧定着を行う場合には、記録材へ熱が伝わりにくいため定着性そのものが低下し、光沢むらも発生する。しかし、本発明の画像形成方法は、本発明のトナーを含む現像剤を用いているため、厚紙定着の場合でも定着性に優れ高光沢でむらのない画像が得られ、さらに、細線の再現にも優れるため、写真により近い高画質フルカラー画像を得ることができる。
まず、実施例、比較例で用いたトナー等の物性測定方法について説明する。
(トナー粒度及び粒度分布測定方法)
本発明におけるトナー粒度及び粒度分布測定は、測定装置としてはコールターマルチサイザーII型(ベックマン−コールター社製)を用い、電解液はISOTON−II(ベックマン−コールター社製)を使用した。
トナー形状係数SF1は、スライドグラス上に散布したトナーの光学顕微鏡像をビデオカメラを通じてルーゼックス画像解析装置に取り込み、10個のトナーの最大長の2乗(ML2)、投影面積(A)とから、以下の式で求めた各々のトナーの形状係数SF1を計算し、平均値を求めることにより得られたものである。
SF1=(ML2/A)×(π/4)×100 (πは円周率)
本発明において、結着樹脂等の分子量、分子量分布は以下の条件で行ったものである。GPCは「HLC−8120GPC、SC−8020(東ソー(株)社製)装置」を用い、カラムは「TSKgel、SuperHM−H(東ソー(株)社製6.0mmID×15cm)」を2本用い、溶離液としてTHF(テトラヒドロフラン)を用いた。実験条件としては、試料濃度0.5%、流速0.6ml/min、サンプル注入量10μl、測定温度40℃、IR検出器を用いて実験を行った。また、検量線は東ソー社製「polystylene標準試料TSK standard」:「A−500」、「F−1」、「F−10」、「F−80」、「F−380」、「A−2500」、「F−4」、「F−40」、「F−128」、「F−700」の10サンプルから作製した。
樹脂微粒子、着色剤粒子等の体積平均粒子径は、レーザー回析式粒度分布測定装置(堀場製作所製、LA−700)で測定した。
非晶性樹脂のガラス転移点(Tg)は、ASTMD3418−8に準拠して、示差走査熱量計(マックサイエンス社製:DSC3110、熱分析システム001)を用い、室温から150℃まで昇温速度10℃/分の条件下で測定することにより求めた。なお、ガラス転移点は吸熱部におけるベースラインと立ち上がりラインとの延長線の交点の温度とした。
実施例、比較例に用いたトナーは、下記の樹脂粒子分散液、着色剤分散液をそれぞれ調製し、これらを所定の割合で混合し攪拌しながら、これに少なくともアルミニウムを含む無機金属塩の重合体を添加しイオン的に中和して凝集粒子を形成した。その後、キレート剤、及び無機水酸化物で系内のpHを弱酸性から中性に調整した後、前記樹脂微粒子のガラス転移温度以上に加熱して融合・合一させた。その後、十分な洗浄、固液分離、乾燥の各工程を経て所望のトナーを得た。
・スチレン(和光純薬製):315部
・n−ブチルアクリレート(和光純薬製):75部
・β−カルボキシエチルアクリレート(ローディア日華製):9部
・1’10−デカンジオールジアクリレート(新中村化学製):1.5部
・ドデカンチオール(和光純薬製):2.7部
以上を混合溶解し、これをアニオン性界面活性剤ダウファックス(ダウケミカル社製)4部を含有するイオン交換水550部に溶解し、さらにフラスコ中で分散、乳化し10分間ゆっくりと攪拌・混合しながら、過硫酸アンモニウム6部を溶解したイオン交換水50部を投入した。
樹脂粒子分散液1の調製において、スチレンを330部、n−ブチルアクリレートを70部、β−カルボキシエチルアクリレートを9.5部としたこと以外は、樹脂粒子分散液1の調製と同様にして樹脂粒子分散液2を得た。体積平均粒径は199nm、重量平均分子量は47000、ガラス転移点は58.8℃であった。
・フタロシアニン顔料(大日精化社製、PVFASTBLUE):90部
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬社製、ネオゲンSC):10部
・イオン交換水:240部
以上を混合し、ホモジナイザー(IKA社製、ウルトラタラックスT50)を用いて15分間分散した後、循環式超音波分散機(日本精機製作所製、RUS−600TCVP)にかけて着色剤粒子分散液1を調製した。着色剤分散液1における着色剤の数平均粒径は145nmであった。
・カーボンブラック(CABOT社製、R330):90部
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬社製:ネオゲンSC):10部
・イオン交換水:240部
以上を混合し、着色剤分散液1と同様の条件にて着色剤粒子分散液2を調製した。着色剤分散液2における着色剤の数平均粒径は150nmであった。
(トナー1の製造)
・イオン交換水:500部
・樹脂粒子分散液1:175部
・着色剤分散液1:35部
・凝集剤(浅田化学社製、ポリ塩化アルミニウム):0.5部
以上成分を混合し、丸型ステンレス製フラスコ中で、ホモジナイザー(ウルトラタラックスT50、IKA社製)で混合分散した。次いで、加熱用オイルバスでフラスコを撹拌しながら凝集温度を50℃まで加熱し30分間保持した。その後、52℃まで加熱し1.5時間保持した。上記調製した凝集粒子を含む分散液に、樹脂粒子分散液1を25部を緩やかに添加し、加熱用オイルバスの温度を上げて53℃で1時間保持した。
これをポリメチルメタクリレート(綜研化学社製、Mw:76000)を1%コートした体積平均粒径50μmのフェライトキャリアに対し、トナー濃度(現像剤100に対するトナーの割合)が5%になるように秤量し、ボールミルで5分間攪拌・混合し現像剤(1)を調製した。
現像剤(1)を、定着器を取り外したカラー複写機DocuColor1250(富士ゼロックス社製)に装填し、トナー載り量が0.20mg/cm2となるように調整して未定着画像を出力した。なお、出力画像は40mm×40mmの大きさのハーフトーン画像、及び、縦2.8mm、横3.1mmの「願」という文字で、用紙はポスターなどに使用されることもある厚紙の「OKプリンス上質紙」(富士ゼロックスオフィスサプライ社製)を用いた。
この条件で、前記未定着画像を定着器の温度を140℃から210℃まで5℃ずつ適宜変えて定着し定着画像を得た。
画像グロスの測定はJIS Z 8741に基づき、オフセットの発生していない画像について最大の光沢度を示した。なお、Gloss Meter GM−26D(村上色彩技術研究所)を用い、入射角75°で測定した。
なお、画像光沢度の評価は以下のようにランク付けした。
◎:グロスが90%以上
○:グロスが80〜90%未満の範囲
△:グロスが70〜80%未満の範囲
×:グロスが70%未満
上記定着画像(ハーフトーン)について、画像光沢度が最大になる温度の定着温度について、目視により以下の基準により光沢むらを評価した。
◎:画像荒れが全く観察されない。
○:画像荒れが軽微に観察される。
△:画像荒れが観察されるが実用上問題ない。
×:画像荒れが明らかに観察される。
ホットオフセットの発生温度を確認した。最高温度である210℃で発生しないものが良いのはいうまでもないが、発生温度が200℃までを合格とした。
前述のオフセットが発生した最低温度よりも5℃低い定着温度(210℃でオフセットが発生していない場合は210℃)での前述の「願」の文字のつぶれを目視で確認し細線再現性とした。
○:細線再現性に優れる。
△:細線再現性に劣るが問題なし
×:再現性悪く問題あり。
結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、加えるキレート剤の量を2%とした以外は、同様にしてトナー2及び現像剤(2)を作製し、同様の評価を行った。
トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、加えるキレート剤の量を1%とした以外は、同様にしてトナー3及び現像剤(3)を作製し、同様の評価を行った。
トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、樹脂粒子分散液1の代わりに樹脂粒子分散液2を、着色剤分散液1の代わりに着色剤分散液2を、凝集剤としてポリ塩化アルミニウムの代わりに硫酸アルミニウムを各々用いた以外は、同様にしてトナー4及び現像剤(4)を作製し、同様の評価を行なった。
トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、キレート剤として3価のアミノポリカルボン酸の代わりに6価のアミノポリカルボン酸であるトリエチレンテトラアミン6酢酸Na塩(中部キレスト社、キレストQ)を1%添加した以外は、同様にしてトナー5及び現像剤(5)を作製し、同様の評価を行った。
トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例5におけるトナーの製造において、加えるキレート剤の量を8%とした以外は、同様にしてトナー6及び現像剤(6)を作製し、同様の評価を行った。
トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例5におけるトナーの製造において、加えるキレート剤の量を15%とした以外は、同様にしてトナー7及び現像剤(7)を作製し、同様の評価を行った。
トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例5におけるトナーの製造において、樹脂粒子分散液1の代わりに樹脂粒子分散液2を、着色剤分散液1の代わりに着色剤分散液2を、凝集剤としてポリ塩化アルミニウムの代わりに硫酸アルミニウムを各々用いた以外は、同様にしてトナー8及び現像剤(8)を作製し、同様の評価を行なった。
トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例5におけるトナーの製造において、加えるキレート剤の量を0.08%とした以外は、同様にしてトナー9及び現像剤(9)を作製し、同様の評価を行った。
トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例5におけるトナーの製造において、加えるキレート剤の量を20%とした以外は、同様にしてトナー10及び現像剤(10)を作製し、同様の評価を行った。
トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、加えるキレート剤の量を10%とした以外は、同様にしてトナー11及び現像剤(11)を作製し、同様の評価を行った。
トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、加えるキレート剤の量を0.05%とした以外は、同様にしてトナー12及び現像剤(12)を作製し、同様の評価を行った。
トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
一方、比較例1のトナーに関しては、アルミニウム量が所望の範囲以下であるため、ハーフトーンの光沢むらは発生しないものの、ホットオフセットが発生した。また、比較例2のトナーに関しては、アルミニウム量が所望の範囲以上であるため、ハーフトーンの光沢むらが発生した。
Claims (5)
- 結着樹脂及び着色剤を含む静電荷像現像用トナーであって、
X線光電子分光法により炭素に対するアルミニウム元素の含有率が、0.005atm%以上0.02atm%未満であることを特徴とする静電荷像現像用トナー。 - 熱分解ガスクロマトグラフィ質量分析により測定される6価のアミノポリカルボン酸誘導体を含有し、その含有量が、0.1〜10質量%の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
- 請求項1または2に記載の静電荷像現像用トナーを含むことを特徴とする静電荷像現像剤。
- 請求項1または2に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法であって、
少なくとも1種以上の樹脂粒子分散液と、1種以上の着色剤分散液とを混合し、アルミニウムイオンの存在下で凝集粒子を形成する凝集工程と、前記樹脂粒子のガラス転移点以上の温度に加熱して前記凝集粒子を融合・合一してトナー粒子を形成する融合工程と、を有することを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法。 - 静電荷像担持体表面に潜像を形成する潜像形成工程と、トナーを含む現像剤で前記静電荷像担持体表面の潜像を現像してトナー像を得る現像工程と、該トナー像を被転写体表面に転写する転写工程と、転写されたトナー像を被転写体表面に熱定着する定着工程と、を有する画像形成方法において、
前記現像剤が、請求項1または2に記載の静電荷像現像用トナーを含むことを特徴とする画像形成方法。
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