JP2008020636A - 光源装置及び映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】RGB単色光の光量の損失を抑えた光源装置を提供する。
【解決手段】緑色発光ダイオード16と、緑色発光ダイオード16の光軸20上に設けられ、光軸20と直交する軸回りに回動可能な反射鏡18と、反射鏡18に向けて設けられた赤色発光ダイオード12及び青色発光ダイオード14とを備え、反射鏡18は、赤色発光ダイオード12の赤色光を光軸20方向に反射するaの位置、光軸20と平行に向き緑色発光ダイオード16の緑色光を出射するbの位置及び青色発光ダイオード14の青色光を光軸20方向に反射するcの位置に、回動して切り替わるようになっており、反射鏡18の位置の切り替わりに同期して、赤色発光ダイオード12、緑色発光ダイオード16及び青色発光ダイオード14の各単色光を時系列で点灯させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子をRGBの三原色の光源とした光源装置及び該光源装置によるRGBの三原色を選択的に時分割で処理して映像を表示する映像表示装置に関する。
プレゼンテーション又は映像の映写の分野では、画像を形成した液晶パネル又はデジタルマイクロミラーデバイス(以下、「DMD」という。「Digital Micromirror Device」)等の画像デバイスを光で照明し、画像デバイスで反射又は画像デバイスを透過した光をスクリーン又は壁等に投射することによって、画像を投影するプロジェクタが用いられている。通常のプロジェクタでは、放電ランプ等の光源から発光される光を集光し、集光した光を用いて画像を投影する。
DLP(Digital Light Processing)方式の映像プロジェクションシステムでは、RGBの三原色に色分けされたカラーホイールに光源からの光を通し、そこからの単色光と同期させて単色の映像をDMDで作りだし時分割フルカラー表現を行っているが、RGBの時分割精度を向上させ、装置の小型化及び軽量化を図るため、放電ランプ及びカラーホイールに代えて、発光ダイオード(以下、「LED」という)のRGB光源が用いられようとしている。
この種のLED光源を用いたプロジェクタとして以下の提案がある。
特許文献1に示す例では、発光ダイオードによるLED光源は、各々赤、緑、青の光源に対応し、3つの色光をダイクロイックプリズムで合成し、液晶ライトバルブを照明するように構成することにより、高い光利用効率と小型の光学系を両立させている。
また特許文献2の例では、絶縁基板上に赤色LEDを複数個二次元的に配列し、マイクロレンズアレイにて平行収束させた赤色光源と、この光源からの光が照射され赤色の画像を変調する赤色用表示パネルと、絶縁基板上に緑色LEDを複数個二次元的に配列し、マイクロレンズアレイにて平行収束させた緑色光源と、この光源からの光が照射され緑色の画像を変調する緑色用表示パネルと、絶縁基板上に青色LEDを複数個二次元的に配列し、マイクロレンズアレイにて平行収束させた青色光源と、この光源からの光が照射され青色の画像を変調する青色用表示パネルと、各表示パネルを透過した映像光を合成する光学手段と、光学手段で合成されたカラー画像をスクリーンに投影する投写レンズとを備え、高輝度化が図れる投写型カラー液晶表示素子が示されている。
また特許文献3に示す例では、クロスダイクロイックプリズム及びクロスダイクロイックミラーを用いないで、発光ダイオードなどの固体光源を用いた小型化が容易で実用的な照明装置及び投写型映像表示装置が示されている。
さらに特許文献4に示す例では、高輝度化及び光学系のサイズを小さくするため、赤色光(以下、「R光」という)、第1の緑色光(以下、「第1のG光」という)及び青色光(以下、「B光」という)を合成するクロスダイクロイックプリズムと、R光を発生させるLEDと、第2の緑色光(以下、「第2のG光」という)を発生させるLEDと、第2のG光を発生させるLEDに併設されB光を発生させるLEDとを備えており、特に緑色光の輝度を他の色よりも高くするため、第1のG光及び第2のG光を発生させている。
特開2002−244211号公報 特開2004−341554号公報 特開2005−283837号公報 特開2005−321524号公報
しかしながら従来の特許文献1〜3のようにLED光源を用いたプロジェクタでは、緑色光(以下「G光」という)の光量が赤色光(以下、「R光」という)及び青色光(以下、「B光」という)に比べ少ないという問題がある。具体的には照明光量を最大限確保しようとして各色のLED光源のR光、G光及びB光を独立に最大定格で発光させると、映像画面のホワイトバランスがくずれ、演色性が劣化する。
一方、白色光はR光、G光及びB光が約2:7:1の割合で合成されたものであるが、ホワイトバランスを適正に保とうとすると、緑を発光するG光のLED光源からの発光量が他の二原色に比べ不足して明るくできない。
そこで特許文献4では、光源装置において、緑色光の輝度を他の色よりも高くする目的で、ダイクロイックミラーで第1のG光と第2のG光とを合成することにより、緑色光で高輝度を得るようにしているが、LEDで発生するR光、B光、第1のG光及び第2のG光はクロスダイクロイックプリズムを透過するため、必ず透過光量に損失が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、RGBの各単色光を所定位置で反射する反射鏡を備えることにより、光量の損失を抑えた光源装置を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、反射鏡の各位置を順次時系列で切り替えて緑色光の出射回数を多くすることにより、緑色光の光量を他の二原色よりも増大させてホワイトバランスの良い光源装置を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、RGB三原色の光量の損失を抑え、緑色光の光量が他の二原色よりも増大可能でホワイトバランスの良い光源装置を使用することにより、高輝度でホワイトバランスのよい映像表示装置を提供することにある。
本発明の光源装置は、緑色発光素子と、該緑色発光素子の光軸上に設けられ、該光軸と直交する軸回りに回動可能な反射鏡と、該反射鏡に向けて設けられた赤色発光素子及び青色発光素子とを備え、前記反射鏡は、前記赤色発光素子の赤色光を前記光軸方向に反射する第1の位置、前記光軸と平行に向き前記緑色発光素子の緑色光を出射する第2の位置及び前記青色発光素子の青色光を前記光軸方向に反射する第3の位置に、回動して切り替わるようになっており、前記反射鏡の位置の切り替わりに同期して、前記赤色発光素子、緑色発光素子及び青色発光素子を点灯させるように構成してあることを特徴とする。
このような構成の本発明の光源装置では、反射鏡の所定回動位置の切り替わりに同期して、赤色光、緑色光及び青色光の各単色光が時系列に光軸方向に出射する。
さらに本発明の光源装置は、前記赤色発光素子及び青色発光素子が、前記反射鏡に対して等距離の位置に設けられていることを特徴とする。
このような構成の本発明の光源装置では、赤色光及び青色光が同等の光路を進む。
また本発明の光源装置は、前記反射鏡が回動して、前記第1の位置、第2の位置、第3の位置及び第2の位置に順次反復して切り替わることを特徴とする。
このような構成の本発明の光源装置では、反射鏡の回動したそれぞれの位置に同期してそれぞれの位置に対応する発光素子が点灯し、順次反復するときに緑色光を出射する第2の位置に反射鏡が二回出現して停止し、この停止時間中に緑色発光素子が点灯する。
また本発明の光源装置は、前記反射鏡が、前記第1の位置、第2の位置及び第3の位置で停止し、各位置での停止時間が同一又は、前記第2の位置での停止時間が前記第1の位置での停止時間及び第3の位置での停止時間のいずれよりも短くないことを特徴とする。
このような構成の本発明の光源装置では、各単色光の光量を反射鏡の回動した位置での停止時間で各発光素子のオン・オフを制御して、照明光の光量を制御する。
本発明の映像表示装置は、前述のいずれか一つの光源装置と、映像表示素子とを備え、前記光源装置により赤、緑及び青の三原色の各単色光が前記映像表示素子に照射されて、該映像表示素子が各単色の映像を時分割で作り出すことにより時分割フルカラー表示可能としたことを特徴とする。
このような構成の本発明の映像表示装置では、赤、緑、青の各色の発光素子の発光のオン・オフ制御で照明を発し、この各単色光と同期させて単色の映像を映像表示素子の例えばDMDで作り出して時分割フルカラー表示をする。
本発明の光源装置は、反射鏡の位置の切り替わりに応じてRGBの各単色光を出射しているので、光量の損失を抑えることができるという効果を有する。
また本発明の光源装置は、反射鏡が赤色発光素子及び青色発光素子から等距離の位置にあるので、空間を進む光量損失が同一になり、各単色光の光量損失を同等に抑えることができるという効果を有する。
さらに本発明の光源装置は、反射鏡の各位置を順次時系列で切り替えて、緑色光の出射回数を他の二原色光よりも多くしているので、緑色光の光量が他の二原色光よりも増大できるという効果を有し、ホワイトバランスが良くなる。
また本発明の光源装置は、緑色光を出射する位置での反射鏡の停止時間が他の二原色光を反射する位置での停止時間よりも長いので、停止時間中に出射する緑色光の光量を他の二原色の光量よりも確実に大きくすることができるという効果を有する。
また本発明の映像表示装置は、RGB三原色の光量の損失を抑え、緑色光の光量が他の二原色よりも増大可能でホワイトバランスのよい光源装置を使用しているので、高輝度で演色性の高い映像表示をすることができるという効果を有する。
以下、図1及び図2に基づき、本発明による光源装置及び映像表示装置の好適な実施の形態を説明する。
本発明の映像表示装置は、本発明に係る光源装置を使用した表示装置であり、例えばデジタルライトプロセッシング方式(以下、「DLP方式」という)のプロジェクタ及びリアプロジェクタ等に適用可能である。
図1は、本発明の実施の形態に係る映像表示装置の概略構成模式図である。
本実施の形態に係る映像表示装置1は、光源2と、制御部3と、映像信号処理部4と、反射型の映像表示素子(DMD)6と、投射光学系8とを備え、スクリーン10に映像を映すようになっている。
制御部3は、インターフェース5を介して入力されたV/H同期信号及びビデオ信号に基づいて、RGBの各単色発光素子をオン・オフ制御して発光させる光源2、各ピクセルでRGB光を選択的に反射する映像表示素子6にビデオ信号を処理して復号したデジタル画像信号を供給する映像信号処理部4及び反射鏡18の回転軸を駆動するステッピングモータ7を制御する。
光源2は、RGBの各単色光を出射する発光素子12、14、16を有する。発光素子としては発光ダイオード及びレーザダイオード等が使用できる。
本実施の形態に係る光源2は、赤色発光ダイオード12と(以下、「R光LED12」という)、青色発光ダイオード14と(以下、「B光LED14」という)、緑色発光ダイオード16と(以下、「G光LED16」という)、G光LEDの緑色光が出射する光軸20上に設けられ、光軸20と直行する軸回りに回動可能な反射鏡18とを備える。
R光LED、G光LED及びB光LEDは、それぞれ複数のLEDがマトリックス状に配設されたLEDアレイでもよい。
反射鏡18は、G光LED16の前方にて光軸20上に設けられており、反射鏡18の回転軸19は光軸20と直交する。反射鏡18は極めて薄い板状であって、R光LED12及びB光LED14と対面する面が鏡面に形成されているが、両面が鏡面の方が好ましい。本実施の形態における反射鏡18は両面が鏡面になっている。
本実施の形態では反射鏡18に向かって光軸20から等距離で、光軸20に対して対称の位置に、R光LED12及びB光LED14が設けられている。
反射鏡18は、R光LED12の赤色光が光軸20方向に反射するaの位置(第1の位置)、光軸20と平行に向きG光LED16の緑色光が出射するbの位置(第2の位置)及びB光LED14の青色光が光軸20方向に反射するcの位置(第3の位置)に回動して、各位置が切り替わるようになっている。
図1に示すaの位置の反射鏡18は、光軸20と平行に向く位置を基準に(角度0度)、光軸20と直交する反射鏡18の回転軸19に対して一方向回りに45度の角度をなし、R光LED12の出射光をDMD6に向けて反射するようになっている。
また図1に示すbの位置の反射鏡18は、光軸20と平行に向く基準の位置にあり、G光LED16の出射光を妨げずDMD6に向けて出射するようになっている。
さらに図1に示すcの位置の反射鏡18は、光軸20と平行に向く位置を基準に、光軸20と直交する反射鏡18の回転軸19に対して他方向回りに45度の角度をなし、B光LED14の出射光をDMD6に向けて反射するようになっている。
図1に示した例では、反射鏡18の位置が、aの位置(第1の位置)、bの位置(第2の位置)、cの位置(第3の位置)、bの位置(第2の位置)、aの位置(第1の位置)・・・の順に反復して、往復回動して切り替わるようになっている。
反射鏡18はステッピングモータ7の回転軸19に又はこの回転軸19を介して設けられており、このステッピングモータ7と同期した停止時に停止させて、停止時間中、各LED12、14、16を発光させている。
したがって、反射鏡18の停止位置aに同期してR光LED12が発光し、反射鏡18の停止位置bに同期してG光LED16が発光し、反射鏡18の停止位置cに同期してB光LED14が発光する。
なお、図1で示した例では、aの位置を開始点(ホームポジション)としているが、ホームポジションは適宜設定してもよい。
また本実施の形態では、aの位置及びcの位置における光軸20に対する反射鏡18の設置角度を45度としているが、これに限られず、適宜の設置角度で設定可能である。
映像表示素子6が反射型のDMD6の場合には、映像信号に応じて時分割で選択的に反射するように、RGBの光源2のオン・オフが制御される。
本実施の形態では、制御部3により映像信号処理部4に基づいてDMD6の各ピクセルが駆動制御される。
映像信号処理部4は、水平及び垂直信号と同期して、一定周期のビデオ信号をデジタル画像信号に復号し、映像表示素子6のDMDビットに対応して、重みを付けられたデジタルデータを生成し、この重みつきデジタルデータに応じた各DMDビットのミラーオン時間を調節するものである。本実施の形態の映像表示素子6では、映像信号に応じて選択的にDMDの各ピクセルによりRGB光を反射し、時分割フルカラー表示をしている。
このとき、DMDのミラー床にミラーが当たる状態を“1”とし、この状態で絵を出し、反射のミラーがまっすぐ状態では“0”として絵を出さないようにしている。
階調は“1”の状態の時間をパルス変調(PWM)すること、つまり各DMDビットのミラーオン時間に、単位時間に明滅させる頻度で階調を表現し、この明滅による階調表現をRGBの三原色で行ってカラー画像を再生している。
投射光学系8は投影レンズ及びプリズムなどがDMD6とスクリーン10との光軸22上に設けられたものであり、スクリーン10に映像を投影する。
次にLED光源の動作について説明する。
図2は各LEDの時分割動作タイミングを示す図である。図2において、横軸は時間tを示し、縦軸は光量(任意スケール)を示す。
なお、図2中、a、b、cは、図1中の反射鏡18の各位置a、b、cにおける各LEDの光量と発光時間との対応を示す。また、反射鏡18の停止時間に対応する各LEDの発光時間を示すTR 、TG 、TB は同一としている。
先ず、反射鏡18がホームポジションのaの位置にあるとき、R光LED12がオン状態になって、TR 時間発光後、オフ状態になる。
次に、反射鏡18が高速に、図1に示した例では左回りに45度回転移動し、反射鏡18の停止位置bと同期してG光LED16がオン状態になって、TG 時間発光後、オフ状態になる。
次いで、反射鏡18が高速に、図1に示すように左回りに45度回転移動し、反射鏡18の停止位置cと同期してB光LED14がオン状態になって、TB 時間発光後、オフ状態になる。
そして、反射鏡18が高速に、図1に示す右回り、つまり逆方向に45度回転移動し、反射鏡18の停止位置bと同期してG光LED16がオン状態になって、TG 時間発光後、オフ状態になる。
このようにして、1フレーム分の画像を生成する時間で、反射鏡18、R光LED12、G光LED16及びB光LED14が駆動制御された1サイクルが終了する。
反射鏡18が回転移動して切り替わるaの位置、bの位置及びcの位置は、aの位置がホームポジションの場合、aの位置→bの位置→cの位置→bの位置の順に1サイクルで切り替わり、これらの位置の切り替わりに同期して各位置での停止時間中、各LEDがオンする。
したがって、本実施の形態では、1サイクル中に、反射鏡18が回転移動してbの位置を二度出現させる。
このように本実施の形態に係る光源装置では、反射鏡18が回転移動した各位置で、緑色光が光軸20に平行に出射し、赤色光及び青色光が反射鏡18で光軸方向に反射する。
したがって、本実施の形態の光源装置は、色光を反射するだけで透過する媒体がないので光量の損失を抑えることができる。
また本実施の形態では、反射鏡18の回転移動は、aの位置がホームポジションの場合、aの位置→bの位置→cの位置→bの位置の順に1サイクルで切り替わり、これらの位置の切り替わりに同期して各位置での停止時間中、各LEDがオンする。すなわち、1サイクル中に、反射鏡18の各位置に同期して各位置に対応する各LEDが点灯し、1サイクル中に緑色光の発光が二度出現する。
したがって、本実施の形態では、1サイクルでDMD6に向けて出射する照明光のうち、G光の光量が、他の二原色の光量の倍となってG光の光量が増加し、光量低下を防ぐことができる。
このように本実施の形態では、1サイクルにG光を出射する回数を他の二原色より多くして、G光の光量を他の二原色の光量の倍にできるので、ホワイトバランスが良くなる。
さらに本実施の形態に係る映像表示装置1では、赤、緑、青の各色のLEDの発光のオン・オフで照明を発し、この各単色光と同期させて単色の映像を例えばDMDで作り出して時分割フルカラー表示可能である。
したがって、本実施の形態の映像表示装置1では、光量の損失を抑え、緑色光の光量が他の二原色よりも増大可能で、ホワイトバランスのよい光源装置を使用しているので、高輝度で演色性の高い映像表示をすることができる。
なお、本実施の形態における反射鏡18の各停止時間及び各LEDの発光時間のTR 、TG 及びTB は同一としているが、TG はTR 及びTB に比べて短くないのが望ましい。反射鏡18の各停止時間及び各LEDの発光時間は適宜設定することが可能である。
また本実施の形態では、R光LED12とB光LED14とを光軸20に対して対称の位置に設けたが対称の位置に限られず、また各LEDと反射鏡18とは等距離でなくてもよいが、R光LED12及びB光LED14の反射光がG光LED16の光軸方向と同一でDMD6に入射可能に配設されていればよい。
以上のように、本発明に係る光源装置は、緑色光の光量を他の二原色の光量の倍にするだけでなく、光量損失及び偏光のない画像用光源として極めて有用であり、種々のプロジェクタに利用可能である。
また、このような光源を用いた本発明に係る映像表示装置は、演色性の高いプロジェクタとして極めて有用である。
本発明の実施の形態に係る映像表示装置の概略構成模式図である。 各LEDの時分割動作タイミングを示す図である。
符号の説明
1 映像表示装置
2 光源
6 映像表示素子
12 R光LED(赤色発光ダイオード)
14 B光LED(青色発光ダイオード)
16 G光LED(緑色発光ダイオード)
18 反射鏡
20 光軸

Claims (5)

  1. 緑色発光素子と、該緑色発光素子の光軸上に設けられ、該光軸と直交する軸回りに回動可能な反射鏡と、該反射鏡に向けて設けられた赤色発光素子及び青色発光素子とを備え、
    前記反射鏡は、前記赤色発光素子の赤色光を前記光軸方向に反射する第1の位置、前記光軸と平行に向き前記緑色発光素子の緑色光を出射する第2の位置及び前記青色発光素子の青色光を前記光軸方向に反射する第3の位置に、回動して切り替わるようになっており、前記反射鏡の位置の切り替わりに同期して、前記赤色発光素子、緑色発光素子及び青色発光素子を点灯させるように構成してあることを特徴とする光源装置。
  2. 前記赤色発光素子及び青色発光素子は、前記反射鏡に対して等距離の位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記反射鏡は回動して、前記第1の位置、第2の位置、第3の位置及び第2の位置に順次反復して切り替わることを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置。
  4. 前記反射鏡は、前記第1の位置、第2の位置及び第3の位置で停止し、各位置での停止時間が同一又は、前記第2の位置での停止時間が前記第1の位置での停止時間及び第3の位置での停止時間のいずれよりも短くないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の光源装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の光源装置と、映像表示素子とを備え、前記光源装置により赤、緑及び青の三原色の各単色光が前記映像表示素子に照射されて、該映像表示素子が各単色の映像を時分割で作り出すことにより時分割フルカラー表示可能としたことを特徴とする映像表示装置。
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