JP2008020391A - バイオセンサチップおよびその製造方法 - Google Patents

バイオセンサチップおよびその製造方法 Download PDF

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章 原田
Toshifumi Hosoya
俊史 細谷
Masao Karube
征夫 輕部
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正男 後藤
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秀明 中村
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剛 藤村
Toshihisa Osaki
寿久 大崎
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Abstract

【課題】 測定に必要な試料の採取量を少なくして、使用者の負担を軽減することができるバイオセンサチップおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 中空反応部に空気導通路14を設けるとともに、空気導通路14壁面15には界面活性剤を塗布しているので、試料を先端の試料採取口から容易に中空反応部に導入することができる。少なくとも、空気導通路14の入り口近傍には界面活性剤を塗布していないので試料は空気導通路14に入りにくく、試料の採取量が多くなるのを防止できる。あるいは、空気導通路14の、少なくとも空気孔開口部付近には界面活性剤を塗布していないので、使用者が誤って空気孔に血液を入れることを防ぐことができる。あるいは、中空反応部11と空気導通路14の入り口に段差を設けて空気導通路に試料の侵入を防ぐことで、試料の採取量が多くなるのを防止し、使用者の負担を軽減することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明はバイオセンサチップおよびその製造方法に係り、例えばバイオセンサチップの先端から試料を採取して化学物質の測定や分析を行うことができるバイオセンサチップおよびその製造方法に関するものである。
従来より、試料を採取して化学物質の測定や分析を行うバイオセンサチップが知られている(例えば特許文献1参照)。
図11に示すように、特許文献1に記載のバイオセンサチップ100は、第1の絶縁基板101と第2の絶縁基板102を積層しており、両絶縁基板101、102の間に一対の導電性軌道103、104が設けられている。第2の絶縁基板102の一端には切欠き102aが設けられており、両導電性軌道103、104はバイオセンサチップ100の一端において露出している。また、両絶縁基板101、102の他端側の側縁部には各々凹部105、106が設けられており、さらに第2の絶縁基板102の凹部106には開口部107が設けられている。この開口部107には試薬108が設けられており、開口部107の上には親水性のコーティング109を介して、凹部106と同様の凹部111を有する蓋部材112が取り付けられている。
従って、凹部105、106、111を穿刺された指等に押し付けることにより、試料を開口部107内の試薬108に導いて測定を行う。
特開2004−279433号公報(図1)
ところで、例えば糖尿病患者のように、1日に何度も測定しなければならない者にとっては、試料である採血量が多くなると負担が大きくなるので、測定に必要な試料の採取量を少なくするのが望ましい。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、試料採取の失敗を防ぐと共に、測定に必要な試料の採取量を少なくして、使用者の負担を軽減することができるバイオセンサチップおよびその製造方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明にかかる第1の特徴であるバイオセンサチップは、試料に含まれる物質を測定するバイオセンサチップであって、試料を測定する中空反応部は、試料採取口に連通し、前記中空反応部と、チップ側面にある空気孔開口部とを連通する空気導通路を有し、前記中空反応部と前記試料採取口の内壁に界面活性剤が塗布されており、かつ空気導通路の、少なくとも入り口付近には界面活性剤が塗布されていないことを特徴とする。
このように構成されたバイオセンサチップにおいては、試料採取口と中空反応部の壁面には界面活性剤を塗布しているので、試料と馴染む界面活性剤の働きで、試料を試料採取口から中空反応部に容易に導入することができる。このとき、空気導通路の入り口付近には界面活性剤を塗布していないので、試料は空気導通路に入りにくくなっており、試料が空気導通路に入り込むことにより試料の採取量が多くなるのを防止して、使用者の負担を軽減することができる。
また、本発明にかかる第2の特徴であるバイオセンサチップは、試料に含まれる物質を測定するバイオセンサチップであって、試料を測定する中空反応部は、試料採取口に連通し、前記中空反応部と、チップ側面にある空気孔開口部とを連通する空気導通路を有し、前記中空反応部と前記試料採取口の内壁に界面活性剤が塗布されており、かつ空気導通路の、少なくとも空気孔開口部付近には界面活性剤が塗られていないことを特徴とする。
このように構成されたバイオセンサチップにおいては、試料採取口と中空反応部の壁面には界面活性剤を塗布しているので、試料と馴染む界面活性剤の働きで、試料を試料採取口から中空反応部に容易に導入することができる。また、空気孔開口部の付近には界面活性剤を塗布しないことにより、使用者が誤って空気孔に血液を入れようとしても注入されず、誤測定を防ぐことができる。
また、本発明にかかる第3の特徴であるバイオセンサチップは、試料に含まれる物質を測定するバイオセンサチップであって、試料を測定する中空反応部は、試料採取口に連通し、前記中空反応部と、チップ側面にある空気孔開口部とを連通する空気導通路を有し、前記中空反応部と前記空気導通路の間に段差を有することを特徴とする。
このように構成されたバイオセンサチップにおいては、中空反応部と空気導通路の間に段差を有することにより、段差部分で試料の侵入が防がれるため、中空反応部に入った試料が、空気導通路に入りにくくなっており、試料が空気導通路に入り込むことにより試料の採取量が多くなるのを防止して、使用者の負担を軽減することができる。
また、本発明にかかる第4の特徴であるバイオセンサチップは、本発明の第一または第二の特徴において、前記中空反応部と前記空気導通路の間に段差を有することを特徴とする。
このように構成されたバイオセンサチップにおいては、試料採取口と中空反応部の壁面には界面活性剤を塗布しているので、試料と馴染む界面活性剤の働きにより、試料を試料採取口から中空反応部に容易に導入することができる。このとき、空気導通路の入り口付近には界面活性剤を塗布していないので、試料は空気導通路に入りにくくなっており、試料が空気導通路に入り込むことにより試料の採取量が多くなるのを防止して、使用者の負担を軽減することができる。さらに、中空反応部と空気導通路の間に段差を有することにより、段差部分で試料の侵入が防がれるため、中空反応部に入った試料が、空気導通路に入りにくくなっており、試料が空気導通路に入り込むことにより試料の採取量が多くなるのを防止して、使用者の負担を軽減することができる。さらに、中空反応部に界面活性剤を塗布したり、試薬を塗布する際、この段差があるため、中空反応部から界面活性剤や試薬をはみ出すことなく塗布できるというメリットもある。
または、空気孔開口部の付近には界面活性剤を塗布しないことにより、使用者が誤って空気孔に血液を入れようとしても注入されず、誤測定を防ぐことができる。さらに、中空反応部と空気導通路の間に段差を有することにより、段差部分で試料の侵入が防がれるため、中空反応部に入った試料が、空気導通路に入りにくくなっており、試料が空気導通路に入り込むことにより試料の採取量が多くなるのを防止して、使用者の負担を軽減することができる。さらに、中空反応部に界面活性剤を塗布したり、試薬を塗布する際、この段差があるため、中空反応部から界面活性剤や試薬をはみ出すことなく塗布できるというメリットもある。
また、本発明にかかる第5の特徴であるバイオセンサチップの製造方法は、一枚の電気絶縁性の平面基板の一方の表面に検知用電極を所定の形状で形成するとともに絶縁層および粘着層といったスペーサ層を所定の形状で形成し、前記平面基板の折曲線において折り曲げて上下基板を形成し、外部と連通する空気導通路を有するバイオセンサチップの製造方法であって、空気導通路の、少なくとも入り口付近には界面活性剤を塗布しないことを特徴とする。
このように構成されたバイオセンサチップの製造方法においては、検知用電極やスペーサ層を形成した平面基板を、粘着層の表面同士が接触するように折り返してバイオセンサチップを製造する。この際、予め平面基板において中空反応部に設けられている空気導通路の入り口の近傍に界面活性剤を塗布しないことにより、試料が空気導通路に入り込んで試料の採取量が多くなるのを防止して、使用者の負担を軽減することができるバイオセンサチップを製造可能である。
また、本発明にかかる第6の特徴であるバイオセンサチップの製造方法は、一枚の電気絶縁性の平面基板の一方の表面に検知用電極を所定の形状で形成するとともに絶縁層および粘着層といったスペーサ層を所定の形状で形成し、前記平面基板の折曲線において折り曲げて上下基板を形成し、外部と連通する空気導通路を有するバイオセンサチップの製造方法であって、空気導通路の、少なくとも空気孔開口部付近には界面活性剤を塗布しないことを特徴とする。
このように構成されたバイオセンサチップの製造方法においては、検知用電極やスペーサ層を形成した平面基板を、粘着層の表面同士が接触するように折り返してバイオセンサチップを製造する。この際、空気孔開口部付近には界面活性剤を塗布しないことにより、使用者が誤って空気孔に血液を入れようとしても注入されず、誤測定を防ぐことができるバイオセンサチップを製造可能である。
また、本発明にかかる第7の特徴であるバイオセンサチップの製造方法は、一枚の電気絶縁性の平面基板の一方の表面に検知用電極を所定の形状で形成するとともに絶縁層や粘着層といったスペーサ層を所定の形状で形成し、前記平面基板の折曲線で折り曲げて上下基板を形成し、外部と連通する空気導通路を有するバイオセンサチップの製造方法であって、前記中空反応部と前記空気導通路の間に段差を設けることを特徴とする。
このように構成されたバイオセンサチップの製造方法においては、検知用電極やスペーサ層を形成した平面基板を、粘着層の表面同士が接触するように折り返してバイオセンサチップを製造する。この際、予め平面基板において中空反応部と空気導通路の間に段差を設けておくことにより段差部分で試料の侵入が防がれるため、試料が空気導通路に入り込んで試料の採取量が多くなるのを防止して、使用者の負担を軽減することができる。また、中空反応部に界面活性剤を塗布したり、試薬を塗布する際、この段差があるため、中空反応部から界面活性剤や試薬をはみ出すことなく塗布できるというメリットもある。
本発明によれば、バイオセンサチップの先端から試料を採取するため、試料を採取する際に失敗することを防ぐと共に、空気導通路の入り口近傍には界面活性剤を塗布していないので、試料は空気導通路に入りにくくなっており、試料が空気導通路に入り込むことにより試料の採取量が多くなるのを防止して、使用者の負担を軽減することができるという効果が得られる。あるいは、空気孔開口部の付近には界面活性剤を塗布しないことにより、使用者が誤って空気孔に血液を入れようとしても注入されず、誤測定を防ぐことができる。あるいは、中空反応部の内壁における空気導通路入り口に試料の段差を設けることにより、試料の採取量が多くなるのを防止することが可能である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1(A)は本発明の第1実施形態に係るバイオセンサチップを示す平面図、図1(B)は図1(A)においてB方向から見た側面図、図1(C)は図1においてC方向から見た端面図、図2(A)は中空反応部および空気導通路の斜視図、図2(B)は図2(A)中B−B位置の断面図、図2(C)は図2(A)中C−C位置の断面図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態であるバイオセンサチップ10Aは、試料採取口11aを先端に開口して有する。試料採取口はバイオセンサチップの先端に設けられていると試料を採取しやすいので、好ましい。また、本発明の第1実施形態であるバイオセンサチップ10Aは、この試料採取口11aに連続して検知用電極12および試薬13を有する中空反応部11を有し、さらに、中空反応部11と外部とを連通する空気導通路14を有している。そして、図2に示すように、試料採取口11aおよび中空反応部11の内壁15に界面活性剤16を塗布してある。
試料採取口11aから採取された試料は、空気導通路14の存在によって、中空反応部11に流れ込み、試薬13と反応する。また、界面活性剤16も中空反応部11への試料の導入を容易にしている。
図1(A)〜(C)に示すように、バイオセンサチップ10Aは、下基板21と上基板22との間にスペーサ層26を挟装した積層構造をしている。バイオセンサチップ10Aの先端部は幅細状に形成されており、内部にはスペーサ層26を切り欠いて中空反応部11が形成されていて、中空反応部11の先端が試料採取口11aとなっている。下基板21の上面には、一対の検知用電極12a、12bが設けられており、バイオセンサチップ10Aの先端部において互いに接近する側へ屈曲して、中空反応部11において所定間隔で対向している。そして、中空反応部11において対向している検知用電極12a、12bの間あるいは近傍には、試料と反応する試薬13が設けられている。また、バイオセンサチップ10Aの後端部においては、上基板22およびスペーサ層26から下基板21が突出しており、下基板21の上面には検知用電極12a、12bの後端部が上面に露出している。本発明において、スペーサ層とは、絶縁層と粘着層から成る。
図1に示すように、中空反応部11の後端部(図1(A)、(B)において左側端部)には、中空反応部11と外部とを連通する空気導通路14が設けられている。図2に示すように、空気導通路14は、バイオセンサチップ10Aを左右に横切って貫通するように、空気導通路14と中空反応部11を合わせた形状が、T字状になるように設けるのが望ましい。空気導通路の空気孔開口部18は、バイオセンサチップの側面に設けられている。中空反応部11の内壁15には、界面活性剤16が塗布されている。ここで、内壁15とは、中空反応部11の底面15a(下基板21の上面、図2(B)参照)のみならず、側面15b(図2(C)参照)および上面にも塗布して、バイオセンサチップ10Aの使用時における方向性を考慮する必要性がないようにするのが望ましい。
このように、中空反応部11の内壁15には、界面活性剤16を塗布しているので、試料を先端の試料採取口11aから容易に中空反応部11に導入することができるが、空気導通路14の入り口14a近傍には界面活性剤16を塗布していないので、試料は空気導通路14に入りにくくなる。このため、試料が空気導通路14に入り込むことにより試料の採取量が多くなるのを防止して、使用者の負担を軽減することができる。
あるいは、このように、中空反応部11の内壁15には、界面活性剤16を塗布しているので、試料と馴染む界面活性剤の働きにより、試料を先端の試料採取口11aから容易に中空反応部11に導入することができるが、空気導通路14の空気孔開口部18近傍には界面活性剤16が塗布されていないので、使用者が誤って空気孔に血液を入れようとしても注入されず、誤測定を防ぐことができる。
次に、前述したバイオセンサチップ10Aの製造方法について説明する。
図3は第1実施形態に係るバイオセンサチップの製造方法における検知用電極を設ける工程を示す平面基板を示す平面図、図4は第1実施形態に係るバイオセンサチップの製造方法における絶縁層を設ける工程を示す平面基板を示す平面図、図5は第1実施形態に係るバイオセンサチップの製造方法における粘着層を設ける工程を示す平面基板を示す平面図である。
まず、図3に示すように、一枚の電気絶縁性の平面基板20によって一度に複数個のバイオセンサチップ10Aを作成することができるようになっている。平面基板20は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)で作成することができる。平面基板20の中央部には折曲線24が左右に設けられており、この折曲線24の下側(図3において下側)には、下基板21が先端部を上にして配置され、折曲線24の上側には、上基板22が先端部を下にして配置されている。下基板21の長さは上基板22の長さよりも長くなっており、平面基板20を折曲線24で折り返して重ねたときに、図1(A)において前述したように、下基板21の上面が上基板22の後端から露出するようになっている。平面基板20の一方の表面20aにおける下基板21の上面に、検知用電極12a、12bを所定の形状(図1(A)参照)で形成する。検知用電極12a、12bは、例えば、カーボンを所定形状で印刷等することにより形成することができる。
続いて、図4に示すように、検知用電極12a、12bが設けられた平面基板20の上に、絶縁層23を設ける。絶縁層23は、折曲線24に沿った幅細の部分24a、中空反応部11に対応する部分23a、空気導通路14に対応する23b、および上基板22から露出する下基板21の後端部21aを除いて全面に形成する。そして、中空反応部11に対応する部分に界面活性剤16を塗布する(図2参照)。
続いて、図5に示すように、絶縁層23の上から粘着層25を形成する。粘着層25は、平面基板20を折曲線24に沿って折り曲げ、絶縁層23を介して上下の基板21、22を一体化するためのものであり、接着剤を用いることができる。平面基板20を折曲線24に沿って折り曲げ、重ねることにより、絶縁層23および粘着層25といったスペーサ層が設けられていない部分23aによって中空反応部11が形成されるとともに、絶縁層23および粘着層25といったスペーサ層が設けられていない部分23bによって空気導通路14が形成されることになる。すなわち、中空反応部11および空気導通路14では、絶縁層23および粘着層25といったスペーサ層が設けられていないので、2層の絶縁層23と2層の粘着層25といったスペーサ層の厚さを合計した高さの空間が形成されることになる。なお、絶縁層23の形成後に塗布するようにした界面活性剤16は、粘着層25の形成後に塗布するようにすることもできる。
その後、平面基板20を折曲線24に沿って折り曲げ、不要部分を切断して各バイオセンサチップ10Aを切り出して、バイオセンサチップを形成する。あるいは、折曲線24に沿った部分を残して先に切断した後、折曲線24に沿って折り曲げた後に折曲線に沿って切断して、バイオセンサチップ10Aを形成することもできる。
図4に示すように、空気導通路14と中空反応部11を合わせた形状がT字上になるように設けることにより、何枚かのバイオセンサチップを一度に製造する場合に、隣り合うバイオセンサチップ同士の空気導通路14を一度に設けることが可能であり、高い製造効率でバイオセンサチップを製造することが可能である。
以上、説明したバイオセンサチップ10Aおよびその製造方法によれば、中空反応部11の壁面15に界面活性剤16を塗布しているので、中空反応部11の先端に設けられている試料採取口11aから採取された試料を、容易に中空反応部11に導入することができる。このとき、空気導通路14の入り口14aの近傍には界面活性剤16を塗布していないので、試料は空気導通路14に達するのを阻止されて空気導通路14に入りにくくなっている。このため、試料が空気導通路14に入り込むことにより試料の採取量が多くなるのを防止して、使用者の負担を軽減することができるようになっている。あるいは、空気孔開口部18の付近には界面活性剤を塗布しないことにより、使用者が誤って空気孔に血液を入れようとしても注入されず、誤測定を防ぐことができる。
次に、本発明に係る第2実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図6(A)は本発明の第2実施形態に係るバイオセンサチップを示す平面図、図6(B)は図6(A)においてB方向から見た側面図、図6(C)は図1においてC方向から見た端面図、図7(A)は中空反応部および空気導通路の斜視図、図7(B)は図7(A)中B−B位置の断面図、図7(C)は図7(A)中C−C位置の断面図である。なお、第1実施形態において前述した部位と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図6に示すように、本発明の第2実施形態であるバイオセンサチップ10Bは、試料採取口11aを先端に開口して有するとともに、この試料採取口11aに連続して検知用電極12および試薬13を有する中空反応部11を有し、さらに、中空反応部11と外部とを連通する空気導通路14を有している。そして、図7に示すように、中空反応部11の内壁15における空気導通路14の入り口14aに段差17を設けた。
このように、中空反応部11に空気導通路14を設けるとともに、空気導通路14の入り口14aに段差17を設けたので、段差部分で試料の侵入が防止され、試料は空気導通路14に入りにくくなっている。このため、試料が空気導通路14に入り込むことにより試料の採取量が多くなるのを防止して、使用者の負担を軽減することができる。さらに、中空反応部に界面活性剤を塗布したり、試薬を塗布する際、この段差があるため、中空反応部から界面活性剤や試薬をはみ出すことなく塗布できるというメリットもある。
次に、前述したバイオセンサチップ10Bの製造方法について説明する。
図8は第2実施形態に係るバイオセンサチップの製造方法における検知用電極を設ける工程を示す平面基板を示す平面図、図9は第2実施形態に係るバイオセンサチップの製造方法における絶縁層を設ける工程を示す平面基板を示す平面図、図10は第2実施形態に係るバイオセンサチップの製造方法における粘着層を設ける工程を示す平面基板を示す平面図である。なお、バイオセンサチップ10Bの製造方法は、大部分が第1実施形態に係るバイオセンサチップ10Aの製造方法と同様なので、共通な工程に付いては概略を説明することとする。
まず、図8に示すように、平面基板20の中央部に左右方向(図8において左右)に設けられている折曲線24の下側には、下基板21が先端部を上にして配置され、折曲線24の上側には、上基板22が先端部を下にして配置されている。下基板21の長さは上基板22の長さよりも長くなっている。平面基板20の一方の表面20aにおける下基板21の上面に、検知用電極12a、12bを所定の形状(図6(A)参照)で形成する。
続いて、図9に示すように、検知用電極12a、12bが設けられた平面基板20の上に、絶縁層23を設ける。この際、中空反応部11に該当する部分を除いて絶縁層23を設ける。これにより、図7(C)に示すように、中空反応部11に対応する部分は、他の部分よりも絶縁層23の厚さ分だけ低くなるので、中空反応部11と、中空反応部11の後端に連続して設けられている空気導通路14の入り口14aとの間には段差17が形成されることになる。
続いて、図10に示すように、絶縁層23の上から粘着層25を形成する。この際、中空反応部11に該当する部分および空気導通路14に該当する部分の絶縁層23bの上には、粘着層25を設けないようにする。そして、平面基板20を折曲線24に沿って折り曲げて粘着層25を接着する。そして、不要部分を切断してバイオセンサチップ10Bを製造する。
これにより、センサチップ10Bの厚さは、全体で2枚の基板21、22、2層の絶縁層23および2層の粘着層25といったスペーサ層の厚さを合計したものとなる。そして、中空反応部11では、絶縁層23および粘着層25といったスペーサ層が設けられていないので、2層の絶縁層23と2層の粘着層25といったスペーサ層の厚さを合計した高さの空間が形成されることになる。さらに、空気導通路14においては、粘着層25のみ設けられていないので、2層の粘着層25の厚さに等しい高さの空間が形成されることになる。これに伴い、中空反応部11と、空気導通路14との境界には、絶縁層23の厚さに対応した段差17が形成されることになる。
以上、説明した第2実施形態に係るバイオセンサチップ10Bおよびその製造方法によれば、中空反応部11と空気導通路14との段差17は、図9に示したように、空気導通路14に対応する部分に絶縁層23を設けることにより、容易に設けることができ、段差17によって、前述した第1実施形態に係るバイオセンサチップ10Aの場合と同様に、試料が空気導通路14に入り込むことにより試料の採取量が多くなるのを防止して、使用者の負担を軽減することができる。
図9に示すように、空気導通路14と中空反応部11を合わせた形状がT字上になるように設けることにより、何枚かのバイオセンサチップを一度に製造する場合に、隣り合うバイオセンサチップ同士の空気導通路14を一度に設けることが可能であり、高い製造効率でバイオセンサチップを製造することが可能である。
なお、本発明のバイオセンサチップおよびその製造方法は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した第1実施形態において界面活性剤16を塗布した範囲や、第2実施形態において段差17を設けた位置等に付いては前述したものに限らず、ともに採取した試料が空気導通路14に侵入するのを防止することができれば良い。また、中空反応部の内壁の前記空気導通路入り口近傍以外の壁面に塗る試薬としては、界面活性剤以外の物も適宜用いられる。
また、第2実施形態においては、バイオセンサチップの先端からではなく、側面から試料を採取する構造とすることも可能である。
以上のように、本発明に係るバイオセンサチップおよびその製造方法は、空気導通路の入り口近傍には界面活性剤を塗布していないので、試料は空気導通路に入りにくくなっており、試料が空気導通路に入り込むことにより試料の採取量が多くなるのを防止して、使用者の負担を軽減することができるという効果を有する。または、空気導通路の、少なくとも空気孔開口部付近には界面活性剤が塗られていないので、使用者が誤って空気孔に血液を入れようとしても注入されず、誤測定を防ぐことができる。または、前記中空反応部と前記空気導通路の間に段差を有することにより、試料は空気導通路に入りにくくなっており、試料が空気導通路に入り込むことにより試料の採取量が多くなるのを防止して、使用者の負担を軽減することができるという効果を有する。したがって、バイオセンサチップの先端から試料を採取して化学物質の測定や分析を行うことができるバイオセンサチップおよびその製造方法等として有用である。
(A)は本発明の第1実施形態に係るバイオセンサチップを示す平面図である。 (B)は図1(A)においてB方向から見た側面図である。 (C)は図1においてC方向から見た端面図である。 (A)は中空反応部および空気導通路の斜視図である。 (B)は図2(A)中B−B位置の断面図である。 (C)は図2(A)中C−C位置の断面図である。 第1実施形態に係るバイオセンサチップの製造方法における検知用電極を設ける工程を示す平面基板を示す平面図である。 第1実施形態に係るバイオセンサチップの製造方法における絶縁層を設ける工程を示す平面基板を示す平面図である。 第1実施形態に係るバイオセンサチップの製造方法における粘着層を設ける工程を示す平面基板を示す平面図である。 (A)は本発明の第2実施形態に係るバイオセンサチップを示す平面図である。 (B)は図6(A)においてB方向から見た側面図である。 (C)は図6においてC方向から見た端面図である。 (A)は中空反応部および空気導通路の斜視図である。 (B)は図7(A)中B−B位置の断面図である。 (C)は図7(A)中C−C位置の断面図である。 第2実施形態に係るバイオセンサチップの製造方法における検知用電極を設ける工程を示す平面基板を示す平面図である。 第2実施形態に係るバイオセンサチップの製造方法における絶縁層を設ける工程を示す平面基板を示す平面図である。 第2実施形態に係るバイオセンサチップの製造方法における粘着層を設ける工程を示す平面基板を示す平面図である。 従来のバイオセンサチップを示す分解斜視図である。
符号の説明
10A,10B バイオセンサチップ
11 中空反応部
11a 試料採取口
12a、12b 検知用電極
13 試薬
14 空気導通路
14a 入り口
15 内壁
16 界面活性剤
17 段差
18 空気孔開口部
20 平面基板
20a 一方の表面
23 絶縁層
24 折曲線
25 粘着層
26 スペーサ層

Claims (7)

  1. 試料に含まれる物質を測定するバイオセンサチップであって、
    試料を測定する中空反応部は、試料採取口に連通し、
    前記中空反応部と、チップ側面にある空気孔開口部とを連通する空気導通路を有し、
    前記中空反応部と前記試料採取口の内壁に界面活性剤が塗布されており、かつ空気導通路の、少なくとも入り口付近には界面活性剤が塗布されていないことを特徴とするバイオセンサチップ。
  2. 試料に含まれる物質を測定するバイオセンサチップであって、
    試料を測定する中空反応部は、試料採取口に連通し、
    前記中空反応部と、チップ側面にある空気孔開口部とを連通する空気導通路を有し、
    前記中空反応部と前記試料採取口の内壁に界面活性剤が塗布されており、かつ空気導通路の、少なくとも空気孔開口部付近には界面活性剤が塗られていないことを特徴とするバイオセンサチップ。
  3. 試料に含まれる物質を測定するバイオセンサチップであって、
    試料を測定する中空反応部は、試料採取口に連通し、
    前記中空反応部と、チップ側面にある空気孔開口部とを連通する空気導通路を有し、
    前記中空反応部と前記空気導通路の間に段差を有することを特徴とするバイオセンサチップ。
  4. 前記中空反応部と前記空気導通路の間に段差を有することを特徴とする請求項1または2に記載のバイオセンサチップ。
  5. 一枚の平面基板の一方の表面に検知用電極を所定の形状で形成するとともにスペーサ層を所定の形状で形成し、前記平面基板の折曲線において折り曲げて上下基板を形成し、中空反応部および外部と連通する空気導通路を有するバイオセンサチップの製造方法であって、
    前記空気導通路の、少なくとも入り口付近には界面活性剤を塗布しないことを特徴とするバイオセンサチップの製造方法。
  6. 一枚の平面基板の一方の表面に検知用電極を所定の形状で形成するとともにスペーサ層を所定の形状で形成し、前記平面基板の折曲線において折り曲げて上下基板を形成し、中空反応部および外部と連通する空気導通路を有するバイオセンサチップの製造方法であって、
    前記空気導通路の、少なくとも空気孔開口部付近には界面活性剤を塗布しないことを特徴とするバイオセンサチップの製造方法。
  7. 一枚の平面基板の一方の表面に検知用電極を所定の形状で形成するとともにスペーサ層を所定の形状で形成し、前記平面基板の折曲線において折り曲げて上下基板を形成し、中空反応部および外部と連通する空気導通路を有するバイオセンサチップの製造方法であって、
    前記中空反応部と前記空気導通路の間に段差を設けることを特徴とするバイオセンサチップの製造方法。
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