JP2008020026A - チェーン潤滑構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ピンとブッシュとの間の摺動面の摩耗を低減しつつ、タイミングチェーンの作動音を低減することができるチェーン潤滑構造を提供する。
【解決手段】タイミングチェーン3の進行方向において互いに前後に隣接する外リンクプレート32,32同士の間に、その外リンクプレートの外面32a側を流れる潤滑油を該外リンクプレートの内側に積極的に導く潤滑油導入機構5を設ける。この潤滑油導入機構に、タイミングチェーンの進行方向において互いに前後に隣接する外リンクプレート同士が向き合う対向面部32R,32Fのうちのタイミングチェーンの進行方向前側に位置する外リンクプレート後端の対向面部32Rの外側部分およびタイミングチェーンの進行方向後側に位置する外リンクプレート前端の対向面部32Fの内側部分をタイミングチェーンの進行方向に対し斜め後ろ向きに所定角度傾斜するようにそれぞれ切り欠いた傾斜面51,51を設けている。
【選択図】図3
【解決手段】タイミングチェーン3の進行方向において互いに前後に隣接する外リンクプレート32,32同士の間に、その外リンクプレートの外面32a側を流れる潤滑油を該外リンクプレートの内側に積極的に導く潤滑油導入機構5を設ける。この潤滑油導入機構に、タイミングチェーンの進行方向において互いに前後に隣接する外リンクプレート同士が向き合う対向面部32R,32Fのうちのタイミングチェーンの進行方向前側に位置する外リンクプレート後端の対向面部32Rの外側部分およびタイミングチェーンの進行方向後側に位置する外リンクプレート前端の対向面部32Fの内側部分をタイミングチェーンの進行方向に対し斜め後ろ向きに所定角度傾斜するようにそれぞれ切り欠いた傾斜面51,51を設けている。
【選択図】図3
Description
本発明は、チェーンの潤滑構造に関し、特に、外リンクプレートの内側に潤滑油を積極的に導くようにする対策に係る。
一般に、クランクシャフトとカムシャフトとの間の回転伝達機構として用いられるチェーンは、内リンクプレートと外リンクプレートとをピンおよびブッシュにより連結してなる。
そして、このようなチェーンの潤滑構造としては、従来より、チェーンガイドにオイルジェットのノズルを設け、このノズルから噴射される潤滑油をチェーンに向けて噴射して、チェーンを潤滑するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−93890号公報
しかし、上記従来のチェーン潤滑構造では、オイルジェットのノズルからチェーンに向けて潤滑油を噴射しているものの、ノズルからの噴射される潤滑油はチェーンのピンとブッシュとの間に入り込み難いものであった。そのため、チェーンのピンとブッシュとの間の潤滑が不十分なものとなり、ピンとブッシュとの間の摺動面が摩耗したり、チェーンの作動音が大きくなるおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ピンとブッシュとの間の摺動面の摩耗を低減しつつ、チェーンの作動音を低減することができるチェーン潤滑構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、内リンクプレートと外リンクプレートとをピンおよびブッシュにより連結してなるチェーンの潤滑構造を前提とする。そして、上記チェーンの進行方向において互いに前後に隣接する上記外リンクプレート同士の間に、その外リンクプレートの外面側を流れる潤滑油を該外リンクプレートの内側に積極的に導く潤滑油導入機構、例えば、上記チェーンの進行方向において互いに前後に隣接するチェーン進行方向前側の外リンクプレートの後端およびチェーン進行方向後側の外リンクプレートの前端の少なくとも一方に上記外リンクプレートの外側から内側に向けて上記チェーンの進行方向後側に傾斜する傾斜部を備えてなる潤滑油導入機構を設けている。
この特定事項により、外リンクプレートの外面側を流れる潤滑油は、チェーンの進行方向において互いに前後に隣接するチェーン進行方向前側の外リンクプレートの後端およびチェーン進行方向後側の外リンクプレートの前端の少なくとも一方に設けられかつ上記外リンクプレートの外側から内側に向けて上記チェーンの進行方向後側に傾斜する傾斜部を備えてなる潤滑油導入機構により、チェーンの進行方向において互いに前後に隣接する外リンクプレート同士の間から傾斜部を経て外リンクプレートの内側に積極的に導かれるので、チェーンのピンとブッシュとの間にも潤滑油が入り込み易いものとなる。これにより、チェーンのピンとブッシュとの間の潤滑が十分に行え、ピンとブッシュとの間の摺動面の摩耗を低減させることが可能となる上、チェーンの作動音を低減させることが可能となる。
しかも、外リンクプレートの外面側を流れる潤滑油が積極的に外リンクプレートの内側に導かれることにより、チェーンに向けて潤滑油を噴射するオイルジェットを廃止することも可能となり、オイルポンプの吐出量を低減させることが可能となる上、それに伴ってオイルポンプ内のフリクションを低減させることも可能となる。
また、上記チェーンの進行方向において互いに前後に隣接するチェーン進行方向前側の外リンクプレートの後端およびチェーン進行方向後側の外リンクプレートの前端にそれぞれ上記傾斜部を備えてなる潤滑油導入機構の場合には、チェーンの進行方向において互いに前後に隣接する外リンクプレート同士の間からそれぞれ傾斜部を経て外リンクプレートの内側により積極的に導かれることになり、チェーンのピンとブッシュとの間に潤滑油がより入り込み易いものとなる。これにより、チェーンのピンとブッシュとの間の潤滑が確実に行え、ピンとブッシュとの間の摺動面の摩耗をより一層低減させることが可能となる上、チェーンの作動音をより一層低減させることが可能となる。
更に、上記傾斜部を、上記チェーンの進行方向に対し斜め後ろ向きに所定角度傾斜する傾斜面となるように切り欠いて構成している場合には、傾斜面となるように切り欠くだけで傾斜部が構成され、傾斜部を簡単に形成することが可能となる。
以上、要するに、チェーンの進行方向において互いに前後に隣接するチェーン進行方向前側の外リンクプレートの後端およびチェーン進行方向後側の外リンクプレートの前端の少なくとも一方に外リンクプレートの外側から内側に向けてチェーンの進行方向後側に傾斜する傾斜部などを備えてなる潤滑油導入機構を設けることで、外リンクプレートの外面側を流れる潤滑油をチェーンの進行方向において互いに前後に隣接する外リンクプレート同士の間から外リンクプレートの内側に積極的に導いてチェーンのピンとブッシュとの間の潤滑を十分に行え、ピンとブッシュとの間の摺動面の摩耗を低減させることができる上、チェーンの作動音を低減させることができる。しかも、チェーンに潤滑油を噴射するオイルジェットを廃止することもでき、オイルポンプの吐出量を低減させることができる上、それに伴ってオイルポンプ内のフリクションを低減させることもできる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るチェーンの潤滑構造を適用した直列4気筒型DOHCタイプのエンジンの全体を示す斜視図、図2はエンジンをフロント側から見た概略図を示し、図1において、エンジン1は、シリンダヘッド11、シリンダブロック12、クランクシャフト13、並びに吸気用および排気用カムシャフト14,15を備えている。また、上記シリンダブロック12の下端にはオイルポンプ16が設けられ、このオイルポンプ16から吐出されてメインギャラリ20に導入されたオイルは、クランクシャフト13や吸気用および排気用カムシャフト14,15などのジャーナル部13a,14a,15aを軸受するクランクシャフト用軸受やカムシャフト用軸受に供給されるようになっている。
上記メインギャラリ20には、クランクシャフト13のクランクシャフト用軸受にオイルを個々に供給する第1オイル通路21,21,…が連結されており、このクランクシャフト用軸受に供給されたオイルによってクランクシャフト13の各ジャーナル部13aを潤滑するようになされている。また、メインギャラリ20には、吸気用および排気用カムシャフト14,15のカムシャフト用軸受にオイルを供給する第2オイル通路22が連結されており、このカムシャフト用軸受に供給されたオイルによって吸気用および排気用カムシャフト14,15の各ジャーナル部14a,15aを潤滑するようになされている。この第2オイル通路22は、エンジン1のフロント側(図1では左側)を上方へ延びて設けられ、エンジン1のリヤ側(図1では右側)には、メインギャラリ20に連結されて上方へ延びる第3オイル通路23が設けられている。この第3オイル通路23には、吸気用および排気用カムシャフト14,15の最リヤ側のカムシャフト用軸受を迂回してさらに下流側の摺動部や冷却部位にオイルを供給する第4オイル通路24(オイル通路)が連結されている。
そして、図2に示すように、上記クランクシャフト13の前端には前後一対のクランクスプロケット131,132が回転一体に連結されているとともに、上記吸気用および排気用カムシャフト14,15の前端には吸気用および排気用カムスプロケット141,151が回転一体に連結されている。上記前側のクランクスプロケット131と吸気用および排気用カムスプロケット141,151とには、タイミングチェーン3が巻き掛けられ、クランクシャフト13の回転が吸気用および排気用カムシャフト14,15に伝達されるようになっている。また、上記オイルポンプ16より前方に突出するポンプ軸16aにはオイルポンプスプロケット16bが回転一体に連結されている。そして、上記後側のクランクスプロケット132と上記オイルポンプスプロケット16bとには、オイルポンプドライブチェーン4が巻き掛けられ、クランクシャフト13の回転がポンプ軸16aを介してオイルポンプ16に伝達されるようになっている。
また、図3に示すように、上記タイミングチェーン3は、左右一対の内リンクプレート31,31と、この各内リンクプレート31の外側に配置された左右一対の外リンクプレート32,32と、上記各内リンクプレート31と各外リンクプレート32とを回転自在に連結するピン33と、上記一対の内リンクプレート31,31間においてピン33の外周面に摺動自在に支持された円環状のブッシュ34とを備えている。上記ピン33は、上記タイミングチェーン3の進行方向(図3に示す矢印方向)において互いに前後に隣接する左右の内リンクプレート31,31の後端部に対し上記タイミングチェーン3の進行方向において互いに前後に隣接する左右の外リンクプレート32,32の前端部を回転自在に連結しているとともに、上記タイミングチェーン3の進行方向において互いに前後に隣接する左右の内リンクプレート31,31の前端部に対し上記タイミングチェーン3の進行方向において互いに前後に隣接する左右の外リンクプレート32,32の後端部を回転自在に連結している。なお、オイルポンプドライブチェーン4もタイミングチェーン3とほぼ同じ構成となるので、その説明は省略する。
そして、上記タイミングチェーン3の進行方向において互いに前後に隣接する前後の外リンクプレート32,32同士の間には、その外リンクプレート32の外面32a側を流れる潤滑油を該外リンクプレート32の内側に積極的に導く潤滑油導入機構5が設けられている。上記潤滑油導入機構5は、上記タイミングチェーン3の進行方向において互いに前後に隣接する前後の外リンクプレート32,32同士の互いに対向する対向面部32R,32Fのうちの上記タイミングチェーン3の進行方向前側(図3では上側)に位置する前側の外リンクプレート32後端の対向面部32Rの外側部分および上記タイミングチェーン3の進行方向後側(図3では下側)に位置する後側の外リンクプレート32前端の対向面部32Fの内側部分を上記タイミングチェーン3の進行方向に対し斜め後ろ向きに所定角度傾斜(例えば、外リンクプレート32の外面32aに対して略45°傾斜)するようにそれぞれ切り欠いた傾斜部としての傾斜面51,51を備えている。
したがって、上記実施形態では、タイミングチェーン3の外リンクプレート32の外面32a側を流れる潤滑油は、タイミングチェーン3の進行方向(図3に示す矢印方向)において互いに前後に隣接する前後の外リンクプレート32,32同士の対向面部32R,32Fのうちのタイミングチェーン3の進行方向前側に位置する前側の外リンクプレート32後端の対向面部32Rの外側部分およびタイミングチェーン3進行方向後側に位置する後側の外リンクプレート32前端の対向面部32Fの内側部分をタイミングチェーン3の進行方向に対し斜め後ろ向きに所定角度傾斜(例えば、外リンクプレート32の外面32aに対して略45°傾斜)するようにそれぞれ切り欠いた傾斜面51,51を備えた潤滑油導入機構5により、タイミングチェーン3の進行方向において互いに前後に隣接する前後の外リンクプレート32,32同士の間から傾斜面51,51に案内されて外リンクプレート32の内側に積極的に導かれるので、タイミングチェーン3のピン33とブッシュ34との間にも潤滑油が入り込み易いものとなる。これにより、タイミングチェーン3のピン33とブッシュ34との間の潤滑が確実に行え、ピン33とブッシュ34との間の摺動面の摩耗を低減させることができる上、タイミングチェーン3の作動音を低減させることができる。
しかも、外リンクプレート32の外面32a側を流れる潤滑油が積極的に外リンクプレート32の内側に導かれることにより、タイミングチェーン3に向けて潤滑油を噴射するオイルジェットを廃止することもでき、オイルポンプ16の吐出量を低減させることができる上、それに伴ってオイルポンプ16内のフリクションを低減させることもできる。
更に、タイミングチェーン3の進行方向前側の外リンクプレート32後端の対向面部32Rの外側部分およびタイミングチェーン3進行方向後側の外リンクプレート32前端の対向面部32Fの内側部分をタイミングチェーン3の進行方向に対し斜め後ろ向きに所定角度傾斜するようにそれぞれ切り欠いた傾斜面51,51を潤滑油導入機構5に備えていることにより、傾斜面51,51がそれぞれ切り欠くだけで形成され、潤滑油導入機構5の傾斜面51,51を簡単に構成することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含している。例えば、上記実施形態では、直列4気筒DOHCタイプのエンジン1のタイミングチェーン3に適用した場合について述べたが、V型エンジンやOHCタイプのエンジンのタイミングチェーンにも適用できるのはもちろんである。また、オイルポンプドライブチェーンに適用してもよい。
また、上記実施形態では、タイミングチェーン3の進行方向前側に位置する前側の外リンクプレート32後端の対向面部32Rの外側部分およびタイミングチェーン3進行方向後側に位置する後側の外リンクプレート32前端の対向面部32Fの内側部分をタイミングチェーン3の進行方向に対し斜め後ろ向きに所定角度傾斜するようにそれぞれ切り欠いた傾斜面51,51を潤滑油導入機構5に備えたが、タイミングチェーンの進行方向前側の外リンクプレート後端の対向面部の外側部分およびタイミングチェーン進行方向後側の外リンクプレート前端の対向面部の内側部分のいずれか一方に傾斜面を備えた潤滑油導入機構であってもよい。その場合、潤滑油導入機構は、タイミングチェーンの進行方向に対し斜め後ろ向きに所定角度傾斜した傾斜面を備えたものに限定されることはなく、外リンクプレートの外側から内側に向けてチェーンの進行方向後側に円弧状に傾斜する曲面形状の傾斜部を備えたものであってもよい。また、潤滑油導入機構が、タイミングチェーンの進行方向前側に位置する前側の外リンクプレート後端の対向面部の全域およびタイミングチェーン進行方向後側に位置する後側の外リンクプレート前端の対向面部の全域をタイミングチェーンの進行方向に対し斜め後ろ向きに所定角度傾斜するようにそれぞれ切り欠いた傾斜面を備えたものであってもよい。
更に、上記実施形態では、傾斜面51,51を外リンクプレート32の外面32aに対して略45°傾斜させたが、外リンクプレートの外面側を流れる潤滑油が外リンクプレートの内側に積極的に導かれるような傾斜角度であれば特に規定されるものではなく、例えば、外リンクプレートの外面に対して45°以下の傾斜角度に設定されていてもよい。
3 タイミングチェーン(チェーン)
31 内リンクプレート
32 外リンクプレート
32a 外面
32R タイミングチェーンの進行方向前側の外リンクプレート後端の対向面部
32F タイミングチェーンの進行方向後側の外リンクプレート前端の対向面部
33 ピン
34 ブッシュ
5 潤滑油導入機構
51 傾斜面(傾斜部)
31 内リンクプレート
32 外リンクプレート
32a 外面
32R タイミングチェーンの進行方向前側の外リンクプレート後端の対向面部
32F タイミングチェーンの進行方向後側の外リンクプレート前端の対向面部
33 ピン
34 ブッシュ
5 潤滑油導入機構
51 傾斜面(傾斜部)
Claims (4)
- 内リンクプレートと外リンクプレートとをピンおよびブッシュにより連結してなるチェーンの潤滑構造であって、
上記チェーンの進行方向において互いに前後に隣接する上記外リンクプレート同士の間には、その外リンクプレートの外面側を流れる潤滑油を該外リンクプレートの内側に積極的に導く潤滑油導入機構が設けられていることを特徴とするチェーン潤滑構造。 - 請求項1に記載のチェーン潤滑構造において、
上記潤滑油導入機構は、上記チェーンの進行方向において互いに前後に隣接するチェーン進行方向前側の外リンクプレートの後端およびチェーン進行方向後側の外リンクプレートの前端の少なくとも一方に設けられ、かつ上記外リンクプレートの外側から内側に向けて上記チェーンの進行方向後側に傾斜する傾斜部を備えていることを特徴とするチェーン潤滑構造。 - 請求項1に記載のチェーン潤滑構造において、
上記潤滑油導入機構は、上記チェーンの進行方向において互いに前後に隣接するチェーン進行方向前側の外リンクプレートの後端およびチェーン進行方向後側の外リンクプレートの前端にそれぞれ設けられ、かつ上記外リンクプレートの外側から内側に向けて上記チェーンの進行方向後側に傾斜する傾斜部を備えていることを特徴とするチェーン潤滑構造。 - 請求項2または請求項3に記載のチェーン潤滑構造において、
上記傾斜部は、上記チェーンの進行方向に対し斜め後ろ向きに所定角度傾斜する傾斜面となるように切り欠いて構成されていることを特徴とするチェーン潤滑構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006193889A JP2008020026A (ja) | 2006-07-14 | 2006-07-14 | チェーン潤滑構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008020026A true JP2008020026A (ja) | 2008-01-31 |
Family
ID=39076122
Family Applications (1)
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JP2006193889A Pending JP2008020026A (ja) | 2006-07-14 | 2006-07-14 | チェーン潤滑構造 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2008020026A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013024315A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Mitsubishi Motors Corp | ローラチェーン |
WO2014072816A3 (en) * | 2012-11-08 | 2014-09-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Lubricating oil supply structure for timing chain |
JP2015137687A (ja) * | 2014-01-21 | 2015-07-30 | 株式会社椿本チエイン | リンクプレートおよびチェーン |
-
2006
- 2006-07-14 JP JP2006193889A patent/JP2008020026A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013024315A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Mitsubishi Motors Corp | ローラチェーン |
WO2014072816A3 (en) * | 2012-11-08 | 2014-09-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Lubricating oil supply structure for timing chain |
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