JP2008019838A - 舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメント、フィルターおよび濾過装置 - Google Patents

舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメント、フィルターおよび濾過装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008019838A
JP2008019838A JP2006194622A JP2006194622A JP2008019838A JP 2008019838 A JP2008019838 A JP 2008019838A JP 2006194622 A JP2006194622 A JP 2006194622A JP 2006194622 A JP2006194622 A JP 2006194622A JP 2008019838 A JP2008019838 A JP 2008019838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
marine diesel
filter element
heavy oil
oil fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006194622A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Seikai
成明 清海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TTS KK
Original Assignee
TTS KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TTS KK filed Critical TTS KK
Priority to JP2006194622A priority Critical patent/JP2008019838A/ja
Publication of JP2008019838A publication Critical patent/JP2008019838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Filtering Materials (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

【課題】舶用ディーゼル機関の重油燃料中に混入するアルミナ、シリカ、残留炭素等の球状固形不純物を確実に捕捉することができることは勿論、不純物を捕捉する濾過孔の開口率を増大させることができ、この結果、濾過装置を小型化することができ、さらに、濾過孔の内面に形成されるクレーターをなくし、平滑にすることによって、残留炭素等の粘着性不純物の付着による濾過効率の低下を防止することができ、しかも、逆洗により濾過孔に捕捉されたアルミナ、シリカは勿論、粘着性のある残留炭素も確実に除去することができる。
【解決手段】ニッケル薄膜2に間隔をあけて複数個の濾過孔2Aが形成されたものからなるフィルターエレメント3と、フィルターエレメント3の両面に接着された格子状補強部材4と、格子状補強部材4の両面に固定された枠部材5とから構成され、濾過孔2Aは、開口率向上のために長孔に形成され、かつ、重油燃料の流入側から流出側に向かってラッパ状に広がっている。
【選択図】図1

Description

この発明は、舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメント、フィルターおよび濾過装置、特に、舶用ディーゼル機関の重油燃料中に混入するアルミナ、シリカ、残留炭素等の球状固形不純物を確実に捕捉することができることは勿論、不純物を捕捉する濾過孔の開口率を増大させることができ、この結果、濾過装置を小型化することが可能な舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメント、このフィルターエレメントを備えたフィルターおよびこのフィルターを備えた濾過装置に関するものである。
過去、舶用ディーゼル機関の燃料としては、原油を常圧で加熱して軽質分を取り出す常圧分留方式による石油精製時に生じた残渣油が使用されていた。一方、近年の世界的な軽質油の需要の増大に伴い、石油精製法のほとんどが、常圧分留方式による石油精製時に生じた残渣油に、アルミナ、シリカ等の添加剤を添加し、減圧下で加熱して、さらに軽質分を取り出す減圧分留方式が採用されている。
このため、減圧分留方式により分留された後に残る残渣油は、極めて粗悪なものとなる。この極めて粗悪な残渣油に、常圧分留された後の残渣油を混合して粘度を調整した残渣油は、そのほとんどがNOx、SOx規制のない舶用ディーゼル機関の重油燃料として提供されている。
この重油燃料は、極めて粗悪な上に、減圧分留時に使用されたアルミナ、シリカ等の添加剤あるいは残留炭素が減圧分留後、十分に除去されずに、不純物として残留している場合がある。このように、アルミナ、シリカ、残留炭素等の不純物が混入した重油燃料を舶用ディーゼル機関に使用した場合、舶用ディーゼル機関に種々の悪影響を及ぼすことが報告されている。
そこで、舶用ディーゼル機関への重油燃料の供給側に、上記不純物を除去する濾過装置が重油燃料の前処理手段として設置されている。この濾過装置として、実用新案登録第2571402号公報には、下記のような濾過装置が開示されている。以下、この濾過装置を従来濾過装置といい、図面を参照しながら説明する。
図6は、従来濾過装置を示す概略断面図、図7は、従来濾過装置のフィルターを示す分解斜視図、図8は、従来濾過装置のフィルターエレメントを示す部分断面図である。
図6に示すように、従来濾過装置は、タンク6内に、図7に示すようなフィルター7を複数枚、積層して設置したものから構成されている。フィルター7は、フィルターエレメント8とこれを補強する枠部材9とから構成されている。フィルターエレメント8は、円形状濾過孔10Aが間隔をあけて多数、形成された薄膜10から構成されている。
図8に示すように、濾過孔10Aは、ラッパ状に形成されていて、後述するように、重油燃料は、濾過孔10Aの小径側から大径側に向かって流れる。濾過孔10Aがラッパ状に形成されているので、不純物による目詰まりが生じにくく、しかも、後述するフィルター目詰まり時の逆洗も容易に行える。
円形状濾過孔10Aが形成されたフィルターエレメント8は、電気めっき法により製造することができる。すなわち、例えば、ニッケル薄膜に円形状濾過孔が形成されたフィルターエレメントを製造するには、図9の、フィルターエレメントを製造する電気めっき装置を示す概略断面図に示すように、硫酸ニッケルを含むめっき浴中に、ニッケル板12と、濾過孔10Aに対応する非電導部が表面に予め形成されたロール13とを浸漬し、陽極(+)にニッケル板12を、そして、陰極に(−)にロール13を接続し、直流電源14から電圧を印加する。これによって、ニッケルイオン(Ni2+)が陰極側に移動して、ロール13の表面にニッケル皮膜がめっきされる。非電導部には、ニッケル皮膜がめっきされないので、ロール13からめっき膜を剥離すれば、円形状濾過孔10Aが形成されたフィルターエレメント8が製造される。めっきにより形成される円形状濾過孔10Aは、平行孔にはならず、ラッパ状になる。
従来濾過装置によれば、以下のようにして、舶用ディーゼル機関の重油燃料中に混入している固形不純物が濾過される。
図6に示すように、アルミナ、シリカ、残留炭素等の不純物が混入した未処理重油燃料が三方弁11を介してタンク6内に供給されると、未処理重油燃料中の不純物(S)は、フィルター7を通過する過程で、濾過孔10Aに捕捉される。このようにして、不純物(S)が濾過されたクリーンな処理後重油燃料は、タンク6外に排出され、舶用ディーゼル機関に供給される。タンク6内に溜まったスラッジ状の不純物(S)は、適宜、タンク6外に排出される。
濾過処理が進行するに伴い不純物が濾過孔10Aに捕捉されて濾過効率が低下するが、この場合には、三方弁11を切り替えて、未処理重油燃料をタンク6内に逆流させる。このように未処理重油燃料を濾過孔10Aの大径側から小径側に流して、フィルターエレメント8を逆洗することによって、濾過孔10Aに捕捉された不純物が除去され、これにより不純物の濾過効率を復帰させることができる。
実用新案登録第2571402号公報
上述した従来濾過装置によれば、舶用ディーゼル機関の重油燃料中に混入するアルミナ、シリカ、残留炭素等の不純物を目標である90%程度まで除去することができるが、以下のような問題があった。
(1)濾過孔10Aをラッパ状に形成する必要があることから、薄膜10の単位面積当たりに形成する濾過孔5Aの個数が制限され、フィルターエレメント8における濾過孔10Aの開口率は、約1%程度にとどまる。すなわち、開口率を低くせざるを得ない。従って、フィルターエレメント8を多量に使用せざるを得ず、濾過装置の大型化およびコスト高が避けられない。濾過装置が大型化すると、船舶内の限られたスペースへの設置ができず、上記従来濾過装置が舶用ディーゼル機関の重油燃料中に混入するアルミナ、シリカ、残留炭素等の不純物の除去に極めて有効であるにもかかわらず、その採用に至らないことがあった。
(2)薄膜10を、例えば、上述した電気めっき法により製造した場合、その表面には、2〜3μm以下のクレーターが形成されることが避けられない。そして、重油燃料中に混入する不純物の内、特に粘着性の強い物がこのクレーターに入り込むことがある。この現象は起こりにくいが、一旦、不純物がクレーターに入り込むと、これに次の不純物が容易に接着するので、不純物は次第に成長してフィルター表面上に拡がり、特に流入側の孔径は、約20μmと極めて小さいので、拡がった不純物により流入孔が覆われて閉塞されてしまうことがある。しかも、クレーターに入り込んだ不純物の内、極めて強固にフィルターエレメントと密着する物があり、逆洗のみならず、開放して薬品による洗浄によっても除去することができず、フィルターエレメントを廃棄せざるを得ないこともある。
従って、この発明の目的は、舶用ディーゼル機関の重油燃料中に混入するアルミナ、シリカ、残留炭素等の球状固形不純物を確実に捕捉することができることは勿論、不純物を捕捉する濾過孔の開口率を増大させることができる結果、濾過装置を小型化することができ、さらに、フィルターエレメントの表面に形成されるクレーターを無くして平滑にすることによって、粘着性不純物の付着による濾過効率の低下を防止することができ、しかも、濾過孔の内面を平滑にすることによって、逆洗により濾過孔に捕捉されたアルミナ、シリカは勿論、粘着性のある残留炭素も確実に除去することができる、舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメント、このフィルターエレメントを備えたフィルターおよびこのフィルターを備えた濾過装置を提供することにある。
本発明者等は、上述した問題を解決すべく鋭意研究を重ねた。その結果、舶用ディーゼル機関の重油燃料中に混入するアルミナ、シリカ、残留炭素等の固形不純物は、球状であることから、薄膜に形成する濾過孔を、従来の円形から長孔にしても、不純物の捕捉効果は変わらず、長孔にした分、円形の場合に比べて、濾過孔の開口率を大幅に向上させることができ、この結果、濾過装置を小型化することができるといった知見を得た。
この発明は、上記知見に基づきなされたものであり、下記を特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、ニッケル薄膜に間隔をあけて複数個の濾過孔が形成されたものからなり、前記濾過孔は、長孔に形成され、重油燃料の流入側から流出側に向かってラッパ状に広がっていることに特徴を有するものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記流入側の前記濾過孔の寸法は、幅が15〜25μm、長さが200〜1000μmであることに特徴を有するものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明は、チタンまたはクロムメッキが施されていることに特徴を有するものである。
請求項4記載の発明は、請求項1から3の何れか1つに記載の発明において、前記濾過孔は、前記ニッケル薄膜に千鳥状に配列されていることに特徴を有するものである。
請求項5記載の発明は、請求項1から4の何れか1つのフィルターエレメントと、フィルターエレメントの両面に配される格子状補強部材と、前記補強部材の両面に配される枠部材とからなることに特徴を有するものである。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明は、前記格子状補強部材は、ステンレス製であることに特徴を有するものである。
請求項7記載の発明は、請求項5または6記載の発明において、前記格子状補強部材の格子の寸法は、縦、横がそれぞれ5〜20mm、高さが200〜500μmであることに特徴を有するものである。
請求項8記載の発明は、複数枚、積層された請求項5から7の何れか1つに記載のフィルターと、前記フィルターが収容されるタンクとを備え、前記タンク内に供給された、舶用ディーゼル機関の重油燃料中に混入する粒径約10μm以上の球状固形不純物は、前記フィルターにより濾過されることに特徴を有するものである。
この発明によれば、舶用ディーゼル機関の重油燃料中に混入するアルミナ、シリカ、残留炭素等の球状固形不純物を確実に捕捉することができることは勿論、不純物を捕捉する濾過孔の開口率を増大させることができ、この結果、濾過装置を小型化することができ、さらに、濾過孔の内面に形成されるクレーターをなくし、平滑にすることによって、残留炭素等の粘着性不純物の付着による濾過効率の低下を防止することができ、しかも、濾過孔の内面を平滑にすることによって、逆洗により濾過孔2Aに捕捉されたアルミナ、シリカは勿論、粘着性のある残留炭素も確実に除去することができる。
以下、この発明の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の、舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターを燃料流入側から見た斜視図、図2は、図1の部分拡大図、図3は、この発明の、舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターを燃料流出側から見た斜視図、図4は、図3の部分拡大図、図5は、この発明の、舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメントを燃料流入側から見た拡大正面図である。
図1から図4において、1は、この発明の、舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターである。フィルター1は、複数個の濾過孔2Aが形成されたニッケル薄膜2からなるフィルターエレメント3と、フィルターエレメント3の両面に接着された格子状補強部材4と、補強部材4の両面に固定された鉄製の枠部材5とからなっている。
濾過孔2Aは、ニッケル薄膜2に千鳥状に配列されている。濾過孔2Aは、長孔に形成され、重油燃料の流入側から流出側に向かってラッパ状に広がっている。濾過孔2Aがラッパ状に広がっていることにより、不純物による目詰まりが生じにくく、しかも、後述するフィルター目詰まり時の逆洗も容易に行える。ラッパ状に広がった濾過孔2Aは、フィルターエレメント3を、上述した図9の電気めっき法によって製造することにより形成される。濾過孔2Aを長孔に形成することによって、円形孔の場合に比べて開口率が大幅に向上する。不純物(S)は、球状であるので、濾過孔2Aが長孔であっても、濾過孔2Aが円形孔の場合と同様に濾過孔2Aに捕捉される。
濾過孔2Aの流入側の寸法は、幅が15〜25μm、好ましくは、20μm、長さが200〜1000μm、好ましくは、500μm、厚さは、50〜100μmである。濾過孔2Aの流出側の寸法は、流入側の寸法に比べて数十μm広がっている。このような濾過孔2Aが形成されたニッケル薄膜2の表面には、チタンまたはクロムメッキが施されている。これによって、濾過孔2Aの内面は、平滑に形成されるので、残留炭素等の粘着性不純物の付着による濾過効率の低下を防止することができる。
図5に、濾過孔2Aの寸法および配列の一例を、その平面図で示す。図示のように、この例の濾過孔2Aは、幅が約20μm、長さが約400μmで、これが千鳥状に配列されている。濾過孔2Aの長手方向の間隔は、約150μm、幅方向の間隔は、約150μmである。
格子状補強部材4は、板厚約1mmのステンレス製で、格子の寸法は、縦、横がそれぞれ5〜20mm、好ましくは、10mm、高さが200〜500μm、好ましくは、300μmである。
以上のように構成されている、この発明のフィルター1を、図6に示すように、複数枚、積層し、これを未処理重油燃料が濾過孔2Aの大径側から小径側に流れるように、タンク6に設置することによって、この発明の濾過装置が構成される。
この発明の濾過装置によれば、アルミナ、シリカ、残留炭素等の不純物が混入した未処理重油燃料が三方弁11を介してタンク6内に供給されると、未処理重油燃料中の不純物(S)は、フィルターエレメント3を通過する過程で、濾過孔2Aに捕捉される。このようにして、不純物(S)が濾過されたクリーンな処理後重油燃料は、タンク6外に排出され、舶用ディーゼル機関に供給される。タンク6内に溜まったスラッジ状の不純物(S)は、適宜、タンク6外に排出される。
濾過処理が進行するに伴い不純物が濾過孔2Aに捕捉されて濾過効率が低下するが、この場合には、三方弁11を切り替えて、未処理重油燃料をタンク6内に逆流させる。このように未処理重油燃料を濾過孔2Aの大径側から小径側に流して、フィルターエレメント3を逆洗することによって、濾過孔2Aに捕捉された不純物が除去され、これにより不純物の濾過効率を復帰させることができる。なお、濾過孔2Aの表面は、チタンまたはクロムメッキが施され、平滑になっているので、逆洗により濾過孔2Aに捕捉されたアルミナ、シリカは勿論、粘着性のある残留炭素も確実に除去することができる。
以上のように、この発明によれば、濾過孔2Aを長孔に形成することによって、円形孔の場合に比べて、開口率を大幅に向上させることができるので、濾過装置を小型化することができる。さらに、ニッケル薄膜2にチタンまたはクロムメッキを施して、濾過孔2Aの内面に形成されるクレーターをなくし、平滑にすることによって、残留炭素等の粘着性不純物の付着による濾過効率の低下を防止することができる。しかも、このように濾過孔2Aの表面を平滑にすることによって、逆洗により濾過孔2Aに捕捉されたアルミナ、シリカは勿論、粘着性のある残留炭素も確実に除去することができる。
この発明の、舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターを燃料流入側から見た斜視図である。 図1の部分拡大図である。 この発明の、舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターを燃料流出側から見た斜視図である。 図3の部分拡大図である。 この発明の、舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメントを燃料流入側から見た拡大正面図である。 従来濾過装置を示す概略断面図である。 従来濾過装置のフィルターを示す分解斜視図である。 従来濾過装置のフィルターエレメントを示す部分断面図である。 フィルターエレメントを製造する電気めっき装置を示す概略断面図である。
符号の説明
1:フィルター
2:薄膜
2A:濾過孔
3:フィルターエレメント
4:補強部材
5:枠部材
6:タンク
7:フィルター
8:フィルターエレメント
9:枠部材
10:薄膜
10A:濾過孔
11:三方弁
12:ニッケル板
13:ロール
14:直流電源

Claims (8)

  1. ニッケル薄膜に間隔をあけて複数個の濾過孔が形成されたものからなり、前記濾過孔は、長孔に形成され、重油燃料の流入側から流出側に向かってラッパ状に広がっていることを特徴とする、舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメント。
  2. 前記流入側の前記濾過孔の寸法は、幅が15〜25μm、長さが200〜1000μmであることを特徴とする、請求項1記載の舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメント。
  3. チタンまたはクロムメッキが施されていることを特徴とする、請求項1または2記載の舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメント。
  4. 前記濾過孔は、前記ニッケル薄膜に千鳥状に配列されていることを特徴とする、請求項1から3の何れか1つに記載の舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメント。
  5. 請求項1から4の何れか1つのフィルターエレメントと、フィルターエレメントの両面に配される格子状補強部材と、前記補強部材の両面に配される枠部材とからなることを特徴とする、舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルター。
  6. 前記格子状補強部材は、ステンレス製であることを特徴とする、請求項5記載の、舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルター。
  7. 前記格子状補強部材の格子の寸法は、縦、横がそれぞれ5〜20mm、高さが200〜500μmであることを特徴とする、請求項5または6記載の、舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルター。
  8. 複数枚、積層された請求項5から7の何れか1つに記載のフィルターと、前記フィルターが収容されるタンクとを備え、前記タンク内に供給された、舶用ディーゼル機関の重油燃料中に混入する粒径約10μm以上の球状固形不純物は、前記フィルターにより濾過されることを特徴とする濾過装置。
JP2006194622A 2006-07-14 2006-07-14 舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメント、フィルターおよび濾過装置 Pending JP2008019838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006194622A JP2008019838A (ja) 2006-07-14 2006-07-14 舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメント、フィルターおよび濾過装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006194622A JP2008019838A (ja) 2006-07-14 2006-07-14 舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメント、フィルターおよび濾過装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008019838A true JP2008019838A (ja) 2008-01-31

Family

ID=39075973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006194622A Pending JP2008019838A (ja) 2006-07-14 2006-07-14 舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメント、フィルターおよび濾過装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008019838A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009297643A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Noritake Co Ltd 濾過用フィルターエレメント及び濾過装置
WO2012057182A1 (ja) * 2010-10-29 2012-05-03 株式会社谷垣商会 舶用ディーゼル機関の重油燃料用濾過装置
JP2015143920A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 株式会社ニコン 画像評価サーバ、及び画像評価システム
JP2019135676A (ja) * 2019-05-14 2019-08-15 株式会社ニコン サーバ
JP2021143611A (ja) * 2020-03-11 2021-09-24 愛三工業株式会社 キャニスタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0397965U (ja) * 1990-01-27 1991-10-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0397965U (ja) * 1990-01-27 1991-10-09

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009297643A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Noritake Co Ltd 濾過用フィルターエレメント及び濾過装置
WO2012057182A1 (ja) * 2010-10-29 2012-05-03 株式会社谷垣商会 舶用ディーゼル機関の重油燃料用濾過装置
JP2012097591A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Tanigaki Shokai Co Ltd 舶用ディーゼル機関の重油燃料用濾過装置
JP2015143920A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 株式会社ニコン 画像評価サーバ、及び画像評価システム
JP2019135676A (ja) * 2019-05-14 2019-08-15 株式会社ニコン サーバ
JP2021143611A (ja) * 2020-03-11 2021-09-24 愛三工業株式会社 キャニスタ
JP7317751B2 (ja) 2020-03-11 2023-07-31 愛三工業株式会社 キャニスタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008019838A (ja) 舶用ディーゼル機関の重油燃料用フィルターエレメント、フィルターおよび濾過装置
DE4209588C2 (de) Ölabscheider mit integrierter Mikrofiltrations-Einrichtung und Verfahren zu ihrer Reinigung
DE102005000658A1 (de) Kraftstofffilter, insbesondere für Kraftfahrzeuge
DE102012013743A1 (de) Wasserabscheidevorrichtung, Filterelement eines Kraftstoff-Filters und Kraftstofffilter
WO2012057182A1 (ja) 舶用ディーゼル機関の重油燃料用濾過装置
DE10224223A1 (de) Filterelement, insbesondere zur Flüssigkeitsfilterung aus einem Gasstrom
KR101413303B1 (ko) 선박용 일체형 유수분리기용 필터
CN210495522U (zh) 一种污水处理沉淀池
JP6253602B2 (ja) 濾過用フィルター
WO2013120753A1 (de) Filterkomponente und herstellung der filterkomponente mit hydrophoben und hydrophilen bereichen zur kolloidalen-trennung
CN102580564A (zh) 一种可变弹性阶梯管式动态膜元件的制作及使用方法
JP6316228B2 (ja) 金属回収装置及び金属回収方法
JP6334426B2 (ja) 濾過用フィルター
JP2018122303A (ja) 処理システム、処理方法およびフィルター
CN204798984U (zh) 智能水处理沉淀过滤池
DE102017212901A1 (de) Flüssigkeitsfilter und Tankfiltersystem mit einem Flüssigkeitsfilter
WO2016017196A1 (ja) 濾過用フィルターおよび処理方法
US8790528B2 (en) Manufacture filtration elements
KR20210041183A (ko) 유수 처리용 복합필터링 장치
JP6203167B2 (ja) 濾過用フィルター
CN103848510A (zh) 一种加强型过滤器
WO2016042959A1 (ja) 処理システムおよび処理方法
JPH11235508A (ja) 金属箔を用いたハニカム状フィルター
JP6270772B2 (ja) 濾過用フィルターユニット
CN212559687U (zh) 一种可实现自冲洗的净水水路及净水机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100617

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110308