JP2008019049A - 自動原稿送り装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

自動原稿送り装置及びこれを備える画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な構成にて、原稿面に対して負荷をかけることなく、使用後の原稿束の綴じ辺合わせを可能とし、使用者による原稿整理の手間を最小限にすることができる自動原稿送り装置の提供。
【解決手段】 被複写体である原稿が積載される給紙トレイと、給紙トレイに積載される原稿を一枚ずつ分離して原稿読取部に向けて搬送する原稿給送手段と、原稿読取部により画像情報を読取られた原稿が排出される排紙トレイとを備える自動原稿送り装置であって、排紙トレイに排出される原稿を排出の方向に且つ排紙トレイ外に押出す原稿押出機構と、排紙トレイの排出方向側の端部に押出される原稿を取入れる開口部を有すると共に開口部から取入れられた原稿を自由落下させて略垂直方向に配向させて収容する原稿収容トレイとを具備してなる自動原稿送り装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動原稿送り装置及びこれを備える画像形成装置に関し、より詳しくは、異なるサイズの原稿が混載された状態にある原稿束の原稿送りに際して、原稿送り後の原稿束の綴じ辺合わせを可能とし、使用者による原稿整理の手間を最小限にすることができる自動原稿送り装置及びこれを備える画像形成装置に関するものである。
従来、複写機やファクシミリ等に代表される画像形成装置には、給紙トレイ上の原稿を搬送して原稿読取部に給送する自動原稿送り装置を備えているものが存在する。
このような自動原稿送り装置は、給紙トレイに積載された複数枚の原稿からなる原稿束を給紙ローラによって一枚ずつ分離しながら順次原稿読取部へと搬送して、該原稿読取部において画像情報の読取りが完了した原稿を順次排紙トレイへと排出するように構成されている。
従って、使用者においては、被複写体となる原稿の束を給紙トレイに載置するのみで良いので、手間がかからず使い勝手が良いと言える。
ところで、この自動原稿送り装置において給紙トレイに載置されて原稿読取部へと搬送される原稿束としては、サイズが一定に揃ったもの(例えば、A4サイズのみ)以外に、異なるサイズが混載している(例えば、A4サイズの中にA3サイズが混載している)状態のものもある。
ここで、自動原稿送り装置は、一般的に、給紙トレイの下部に設けられる原稿読取部に対して給紙ローラによって原稿を搬送して、その状態のまま、排紙トレイへと排出を行うので、搬送方向が180度逆転することとなり、従って、異なるサイズが混載している原稿束の搬送を行うと、給紙の段階と排紙の段階において、揃っている辺が逆転することとなる。
即ち、図6を参照して説明すると、同サイズの原稿(11,12)に異サイズの原稿(13)を混載してなる(図6(a)参照)原稿束(1)の読取りを行う際、原稿束(1)は、初期状態において揃っている綴じ辺を搬送方向へ向けると共に原稿(11,12,13)の読取面を上向きとして給紙トレイ(2)に載置される(図6(b)上図参照)。この状態において、給紙トレイ(2)の下部に設けられる原稿読取部(図示せず)へ給送を行うと、原稿(11,12,13)は、図示しない給送ローラにより先ず左向きに搬送され、次いで弧を描いて右方向へとその搬送の方向を逆転させて原稿読取部へと給送され、その後、排紙トレイ(3)に排出される(図6(b)、点線矢印参照)。
従って、原稿送りが完了した時、原稿束(1)は、上記した綴じ辺と反対側の辺が揃った状態となって排紙トレイ(3)に載置される(図6(b)下図参照)ので、使用者としては、原稿束(1)の綴じ辺を揃えなおす必要がある。しかも、異サイズが混在する原稿束(1)の綴じ辺の揃えなおしは、意外に手間がかかる上、容易とは言えない。
この実情を鑑みて、自動原稿送りに対する使用者の負担を軽減するための技術が提案されており、例えば、下記特許文献1には、画像読み取り部で画像の読み取りを行うために給紙搬送する原稿給紙搬送手段と、読み取りを終えた原稿を搬送路に沿って排紙する原稿排紙手段と、排紙された原稿を収納する排紙トレイと、排紙手段の上流側で前記原稿の送り方向の長さを判別する原稿長判別手段を備え、原稿排出手段が、各終端が同一の排紙トレイに連なる複数の分岐搬送路と、該分岐搬送路の上流側にあって前記原稿長判別手段によって判別された原稿長に従って原稿を送る分岐搬送路を選択する切り替え手段を有している自動原稿送り装置が開示されている。
しかしながら、このような装置では、原稿長判別手段、複数の分岐搬送路及び切り替え手段を必要とするため、装置の構成が複雑なものとなり、制御が複雑化する。
また、切り替え手段によって原稿の搬送方向を規制するので、この切り替え手段で原稿面が折曲がったり損傷したり、負荷を受ける虞がある。
特開2005−239361号公報
本発明は上記実情を鑑みてなされたものであって、簡単な構成にて、原稿面に対して負荷をかけることなく、使用後の原稿束の綴じ辺合わせを可能とし、使用者による原稿整理の手間を最小限にすることができる自動原稿送り装置及びこれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、被複写体である原稿が積載される給紙トレイと、該給紙トレイに積載される原稿を一枚ずつ分離して原稿読取部に向けて搬送する原稿給送手段と、前記原稿読取部により画像情報を読取られた原稿が排出される排紙トレイとを備える自動原稿送り装置であって、前記排紙トレイに排出される原稿を当該排出の方向に且つ前記排紙トレイ外に押出す原稿押出機構と、前記排紙トレイの前記排出方向側の端部に前記押出される原稿を取入れる開口部を有すると共に該開口部から取入れられた原稿を自由落下させて略垂直方向に配向させて収容する原稿収容トレイとを具備してなることを特徴とする自動原稿送り装置に関する。
請求項2に係る発明は、前記原稿押出機構が、前記原稿を押出すための押出部材と、該押出部材を駆動させる駆動手段とからなり、前記押出部材は、前記原稿が排紙トレイに排出されるまでの間、前記排紙トレイの前記排出方向側と反対側の端部に位置しており、前記原稿の排出が完了すると前記駆動手段により前記排出方向側の端部へと移動することを特徴とする請求項1記載の自動原稿送り装置に関する。
請求項3に係る発明は、前記原稿収容トレイの垂直方向の高さが、前記原稿読取部が読取り可能な原稿の最大長さ以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の自動原稿送り装置に関する。
請求項4に係る発明は、前記原稿収容トレイにおいて、前記排出方向側の面に前記原稿を取り出すための原稿取出口が形成されており、前記原稿取出口の高さが、前記原稿読取部が読取り可能な原稿の最大長さ以上に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の自動原稿送り装置に関する。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4いずれかに記載の自動原稿送り装置を備えてなることを特徴とする画像形成装置に関する。
請求項1に係る発明によれば、排紙トレイに排出される原稿を排出の方向に且つ排紙トレイ外に押出す原稿押出機構と、排紙トレイの排出方向側の端部に押出される原稿を取入れる開口部を有すると共に開口部から取入れられた原稿を自由落下させて略垂直方向に配向させて収容する原稿収容トレイとを具備していることにより、簡単な構成にて、原稿面に対して負荷をかけることなく、使用後の原稿束の綴じ辺合わせを可能とし、使用者による原稿整理の手間を省くことができる。
請求項2に係る発明によれば、原稿押出機構が、原稿を押出すための押出部材と、押出部材を駆動させる駆動手段とからなり、押出部材は、原稿が排紙トレイに排出されるまでの間、排紙トレイの排出方向側と反対側の端部に位置しており、原稿の排出が完了すると駆動手段により前記排出方向側の端部へと移動することにより、使用者による原稿整理の手間を最小限にすることができる。
請求項3に係る発明によれば、原稿収容トレイの垂直方向の高さが、原稿読取部が読取り可能な原稿の最大長さ以上であることにより、原稿読取部において読取り可能な全てのサイズの原稿の束を確実に収容することができる。
請求項4に係る発明によれば、原稿収容トレイにおいて、排出方向側の面に原稿を取り出すための原稿取出口が形成されており、原稿取出口の高さが、原稿読取部が読取り可能な原稿の最大長さ以上に形成されていることにより、原稿読取部において読取り可能な全てのサイズの原稿の束を、綴じ辺を揃えた状態で、容易に使用者が取出すことが可能となる。
請求項5に係る発明によれば、簡単な構成にて、原稿面に対して負荷をかけることなく、使用後の原稿束の綴じ辺合わせを可能とし、使用者による原稿整理の手間を最小限にすることができる画像形成装置を提供することが可能となる。
以下、本発明に係る自動原稿送り装置及びこれを備える画像形成装置の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
尚、本明細書において、原稿の長さとは、原稿送りの方向と平行な方向の長さのことを意味し、また、原稿の幅とは、原稿の長さに直交する方向の長さのことを意味している。
図1は、本発明に係る自動原稿送り装置を備える画像形成装置を示す部分省略正面図であり、(a)は原稿送りが完了した状態を示しており、(b)は原稿束を原稿収容トレイへと押出している状態を示しており、(c)は原稿束が原稿収容トレイに収容された状態を示している。
自動原稿送り装置(DP)は、複数枚の原稿からなる原稿束(1)から原稿を一枚ずつ給紙して、画像形成装置(M)上部に備えられる原稿読取部(図示せず)に順次送り込むものであり、該原稿読取部の上面に配設されている。
この自動原稿送り装置(DP)は、被複写体である複数枚の原稿(図示例においては三枚)からなる原稿束(1)が積載される給紙トレイ(2)と、給紙トレイ(2)に積載される原稿束(1)から一枚ずつ原稿を分離して原稿読取部に向けて搬送する原稿給送手段(図示せず)と、原稿読取部により画像情報を読取られた原稿が順次排出される排紙トレイ(3)とを備えている。
給紙トレイ(2)は、上記した如く、原稿を載置するためのものであり、該原稿が無理なく給紙されるように、若干量、給紙口(21)へ向けて(図1においては右上がりに)傾斜して設けられている。
この給紙トレイ(2)に積載された原稿束(1)は、上記した給紙口(21)を介して原稿給送手段により一枚ずつピックアップされて搬送される。
尚、給紙トレイ(2)に載置される原稿の枚数に特に限定はないが、一般的には、100〜200枚程度であれば問題なく給紙することができる。
原稿給送手段は、一対のピックアップローラであり、給紙トレイ(2)に積載された原稿を一枚ずつ給紙して、図示しない複数の中間ローラに送り込む。
給紙された原稿は、複数の中間ローラを経由する間に、その搬送方向が初期方向から反転(図示例においては、左方向から右方向へと反転)すると共に上記原稿読取り部上を通過して、原稿読取部にて画像情報が読み取られる。
この後、原稿は、最下流の中間ローラより排紙ローラ(図示せず)に送り込まれ、排紙口(31)を介して排紙トレイ(3)へと順次排出され、一連の原稿送りが完了する。
ここで、「背景技術」の項において図6を参照して説明した通り、従来の自動原稿送り装置を用いて異なるサイズの原稿が混在する原稿束の原稿送りを行うと、初期(原稿送り前)に揃っている綴じ辺と反対の辺が揃った状態で原稿束が排紙トレイに載置されることとなる。
以下、綴じ辺を揃えるための構成についての説明を行う。
本発明に係る自動原稿送り装置(DP)は、排紙トレイ(3)に排出される原稿を当該排出の方向に且つ排紙トレイ(3)外に押出す原稿押出機構(4)と、排紙トレイ(3)の前記排出方向側の端部に押出される原稿を取入れる開口部(51)を有すると共に開口部(51)から取入れられた原稿を自由落下させて略垂直方向に配向させて収容する原稿収容トレイ(5)とを具備している。
図2は、本発明に係る自動原稿送り装置及びこれに備えられる原稿押出機構を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は右側面図である。
また、図3は、原稿押出機構の概略構成を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は右側面図である。
尚、図2において、給紙トレイの図示は省略している。
原稿押出機構(4)は、原稿を押出すための押出部材(41)と、押出部材(41)を駆動させる駆動手段(42)とから構成されている。
押出部材(41)は、排紙トレイ(3)上を駆動手段(42)によって移動する板状体であり、その長手方向の長さが、排紙口(31)の長手幅よりもやや短く形成されており、排出された原稿束(1)の排紙口(31)側の辺を押出面(41a)にて原稿の排出方向へと押出すものである。
尚、この押出部材(41)の高さを給紙トレイ(2)に積載できる原稿の高さよりも若干量高く形成することは言うまでもない。
駆動手段(42)は、排紙トレイ(3)の下部に、且つ原稿の排紙方向と略平行に内装されて押出部材(41)を駆動させるものであり、ベルト(421)とプーリ(422)とを備えている。
また、このプーリ(422)には、減速ギヤ(423)を介してモータ等の駆動源(424)が取付けられており、駆動源(424)によりベルト(421)が間接的に駆動するように構成されている。
以上により駆動手段(42)が構成される。
上記した押出部材(41)は、排紙トレイ(3)に形成されるガイド穴(図示せず)を挿通してベルト(421)に長手方向の辺を直交させて(図2(a)参照)固定されており、ベルト(421)の駆動に連動して排紙トレイ(3)上面に沿って原稿の排出方向と略平行(図2(a)においては左右方向)に移動可能となっている。
ここで、押出部材(41)は、原稿が排紙トレイ(3)に排出されるまでの間、排紙トレイ(3)の原稿の排出方向側と反対側の端部(図2(a)においては左端)に位置しており、原稿の排出が完了すると駆動手段(42)により原稿の排出方向側の端部(図2(a)においては右端)へと移動するように構成されている(駆動状態については図4参照)。
以上により、排紙口(31)より排紙トレイ(3)に排出された原稿束(1)は、原稿押出機構(4)により排紙トレイ(3)の原稿排出方向側の端部(図2(a)においては右端)から原稿収容トレイ(5)へと押出される。
尚、上記移動の制御は、公知のセンサを用いてプログラム制御することで達成される。
図5は、本発明に係る自動原稿送り装置を備える画像形成装置に設けられる原稿収容トレイを示す一部省略図であり、(a)は正面図であり、(b)は右側面図である。
原稿収容トレイ(5)は、図5に示される如く、略直方体に形成されており、自動原稿送り装置(DP)の原稿排出方向側の面に設けられている。
この原稿収容トレイ(5)は、自動原稿送り装置(DP)側の面(図5(a)においては左側の面)の上部に開口部(51)を有しており、上記押出された原稿束(1)をこの開口部(51)より内部に取入れると共に自由落下させて略垂直方向に配向させる。
ここで、原稿収容トレイ(5)の垂直方向の高さは、原稿読取部が読取り可能な原稿の最大長さ以上に形成されている。これにより、原稿読取部において読取り可能な全てのサイズの原稿を確実に収容することができる。
また、原稿収容トレイ(5)には、原稿排出方向側(図5(a)においては右側)の面の使用者側方向の端部(図5(b)においては左端部)に収容された原稿束(1)を取り出すための原稿取出口(52)が形成されている。
この原稿取出口(52)は、その高さが、原稿読取部が読取り可能な原稿の最大長さ以上に形成されている。
このことにより、原稿読取部において読取り可能な全てのサイズの原稿の束を、綴じ辺を揃えた状態で、容易に使用者が取出すことが可能となる。
以上により、原稿収容トレイ(5)が構成される。
尚、原稿収容トレイ(5)は、自動原稿送り装置(DP)と画像形成装置(M)のいずれかに配設して構成すれば良いが、サイズ的な面等から画像形成装置(M)に配設するほうがより好ましい。
また、原稿収容トレイ(5)の開口部(51)の下辺としては、原稿のスムーズな移動を考慮して、排紙トレイ(3)の上面と略同高さに形成することが好ましい。
更に、原稿収容トレイ(5)の原稿の排出方向における厚みは、原稿の長さよりも極めて短く且つ原稿束(1)の厚みよりも厚く形成しておくことが好ましく、更に原稿収容トレイ(5)において、開口部(51)が形成される面と対向する面の上部は正面視、弧状に形成することが好ましい。
これにより、押出された原稿束(1)を開口部(51)が形成される面と対向する面の上記弧状の部分により、その移動方向を下方に緩やかに規制して自由落下させることができ、またこの自由落下の際、原稿の頁数が入れ替わってしまうことを防止することができる。
以上の構成を踏まえ、図1及び図6を再度参照しつつ、本発明に係る自動原稿送り装置を備える画像形成装置の原稿送りの一連の流れについて説明する。
先ず、複数枚の原稿(11,12,13)からなる原稿束(1)を給紙トレイ(2)に載置する。この際、原稿束(1)は、綴じ辺が揃った状態となっている。(図6(b)上図参照)
次いで、画像形成装置(M)の前面に設けられる操作パネル(M1)のスタートボタン(M2)を押すと、給紙ローラが、給紙口(21)から原稿束(1)の1頁目の原稿を給紙する。
次いで、給紙された原稿は、中間ローラへと搬送され、この搬送時に原稿読取部にて画像情報が読取られる。
次いで、原稿は、最下流の中間ローラより排紙ローラへと搬送されて、排紙口を介して排紙トレイ(3)へと排出される。
この後、原稿束(1)の残りの原稿が、順次、上記同様の工程を繰り返して、原稿読取りが完了する。この段階で、原稿束(1)は、綴じ辺と逆の辺が揃った状態となっている。(図6(b)下図参照)
次に、排紙トレイ(3)上の排紙口(31)側の端部(ホームポジション)に位置していた押出部材(41)が、駆動手段(42)により原稿排出方向(図示例においては右方向)へと移動を開始し、原稿束(1)を原稿排出方向へと押出し始める。
これにより、原稿束(1)は、原稿収容トレイ(5)の開口部(51)へと導かれて取入れられる。
次いで、押出部材(41)が更に移動して原稿排出方向側の端部付近に至ると、開口部(51)より取入れられた原稿束(1)は、自重により略垂直方向へと自由落下して、原稿収容トレイ(5)へと収容される。
この際、原稿束(1)は、揃い辺が逆転して初期の綴じ辺が揃った状態へと復帰する。(図1(c)参照)
この後、押出部材(41)は、ホームポジションへと移動復帰し、原稿送りの一連の流れが完了する。
最後に、使用者側に設けられた原稿取出口(52)より、原稿束(1)を取り出すことで、全工程が完了する。
以上により、本発明に係る自動原稿送り装置およびこれを備える画像形成装置は、簡単な構成にて、原稿面に対して負荷をかけることなく、使用後の原稿束の綴じ辺合わせを可能とし、使用者による原稿整理の手間を最小限にすることが可能となる。
本発明は、複写機、ファクシミリ等に代表される画像形成装置に配設される自動原稿送り装置として好適に利用可能である。
本発明に係る自動原稿送り装置を備える画像形成装置を示す部分省略正面図であり、(a)は原稿送りが完了した状態を示しており、(b)は原稿束を原稿収容トレイへと押出している状態を示しており、(c)は原稿束が原稿収容トレイに収容された状態を示している。 本発明に係る自動原稿送り装置及びこれに備えられる原稿押出機構を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は右側面図である。 原稿押出機構の概略構成を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は右側面図である。 原稿押出機構の駆動を示すフロー図である。 本発明に係る自動原稿送り装置を備える画像形成装置に設けられる原稿収容トレイを示す一部省略図であり、(a)は正面図であり、(b)は右側面図である。 従来の自動原稿送り装置における原稿送りを示す図であり、(a)は原稿送りされる原稿であり、(b)は原稿送りの前後での原稿の積載状態を示している。
符号の説明
DP 自動原稿送り装置
M 画像形成装置
1 原稿束
11,12,13 原稿
2 給紙トレイ
3 排紙トレイ
4 原稿押出機構
41 押出部材
42 駆動手段
5 原稿収容トレイ
51 開口部
52 原稿取出口

Claims (5)

  1. 被複写体である原稿が積載される給紙トレイと、
    該給紙トレイに積載される原稿を一枚ずつ分離して原稿読取部に向けて搬送する原稿給送手段と、
    前記原稿読取部により画像情報を読取られた原稿が排出される排紙トレイとを備える自動原稿送り装置であって、
    前記排紙トレイに排出される原稿を当該排出の方向に且つ前記排紙トレイ外に押出す原稿押出機構と、
    前記排紙トレイの前記排出方向側の端部に前記押出される原稿を取入れる開口部を有すると共に該開口部から取入れられた原稿を自由落下させて略垂直方向に配向させて収容する原稿収容トレイとを具備してなることを特徴とする自動原稿送り装置。
  2. 前記原稿押出機構が、
    前記原稿を押出すための押出部材と、
    該押出部材を駆動させる駆動手段とからなり、
    前記押出部材は、前記原稿が排紙トレイに排出されるまでの間、前記排紙トレイの前記排出方向側と反対側の端部に位置しており、前記原稿の排出が完了すると前記駆動手段により前記排出方向側の端部へと移動することを特徴とする請求項1記載の自動原稿送り装置。
  3. 前記原稿収容トレイの垂直方向の高さが、前記原稿読取部が読取り可能な原稿の最大長さ以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の自動原稿送り装置。
  4. 前記原稿収容トレイにおいて、前記排出方向側の面に前記原稿を取り出すための原稿取出口が形成されており、
    前記原稿取出口の高さが、前記原稿読取部が読取り可能な原稿の最大長さ以上に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の自動原稿送り装置。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の自動原稿送り装置を備えてなることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114189592A (zh) * 2020-09-14 2022-03-15 佳能株式会社 图像处理装置及其控制方法

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