JP2008018993A - 段ボール箱における底蓋閉止構造 - Google Patents

段ボール箱における底蓋閉止構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 ロック片等で底蓋をロックする構造では、ロック片等小さな突出片に係合を委ねられるため破断や折ぐせなどにより底抜けしやすくなる。また、ロック片等の差し込みで底面を封緘すると、底面に段差が生じ比較的重量がある商品を収納すると表面に形や傷が付く。
【解決手段】 対向位置に配した長さ面と幅面で周面を形成し、これらの一側に底蓋を形成する底蓋形成フラップを延設した段ボール箱において、該底蓋形成フラップは隣り合う区画域を折罫で区画した一体構造とし、且つ各幅面側の底蓋形成フラップに該幅面との境界部の両端から45°の角度で設けた逆折罫の少なくとも一方の端部から自由端側に至る切込を設け、該逆折罫と該切込との間に一の幅面側底蓋形成フラップ同士が折り重ならない露出部を有する押込片を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、段ボール箱において底上蓋形成フラップによる底蓋を閉じる構造の改良に関するものである。
従来より包装箱として段ボール箱が広く利用されている。段ボール箱として、周面を形成する長さ面と幅面にフラップを延設した、いわゆるA型の段ボール箱が一般的であり、上下のフラップで上蓋及び底蓋が形成される。フラップによる底蓋の封緘方法として、ステープル止めや粘着テープ貼りが一般的に行われている。また、特許文献1に示すように底蓋を構成するフラップに設けたロック片と切込みを係合させて底蓋をロックする構造がある。
特開2005−239174
上述したステープルや粘着テープを用いる封緘方法では、これらのステープラー(ボクサー)などの器具を用意しておかなければならないことや、広い作業現場ではほとんどの場合手元に存在しないため、遠くまで取りに行く必要があり、封緘作業に著しい手間が生じる。また、予め多数の段ボール箱を底組みしておく場合もあるが、嵩張ることによる保管や取り扱いに困難が生じる。特に、ステープル止めの場合は、高齢者にとって負担の大きな作業であると共に、底面に突出部を形成するため収納物に傷を付けやすく、使用後には分別のために取り除かなければならない問題があった。
また、従来のロック片等で底蓋をロックする構造の段ボール箱においては、ステープル等を使用することなく簡単に封緘できるようにしているが、底蓋は上蓋と異なり収納物の重量がかかり封緘構造に高い強度が求められるものの、ロック片等小さな突出片に係合を委ねられているため、破断したり折ぐせが付いて底抜けしやすくなる問題があった。このことは、比較的重量のある収納物を収納して積み卸しを繰り返すと、底面に生じる撓みの反復によってより顕著となる。さらに、従来のロック構造は、底面の内部に差し込んだロック片等を収納物で押さえ込むことによって抜けにくくしていることもあり、収納物の形状や個数により機能しなくなることや汎用性に劣る問題を有していた。
特に、フラップに設けたロック片等の差し込みによって底面を封緘する構造では、底面に段差が生じるという根本的な問題がある。底面に段差があると、キャベツなど比較的重量がある商品を収納すると表面に形や傷が付きやすくなる。しかも、積み卸しの際に底面の撓みに応じてロック片等が移動することによって傷を付けてしまうなど、商品価値を著しく低下させてしまう結果となる。
そこで本発明者等は上記問題に鑑み鋭意研究の結果、本発明を成し得たものでありその特徴とするところは、対向位置に配した長さ面と幅面で周面を形成し、これらの一側に底蓋を形成する底蓋形成フラップを延設した段ボール箱において、該底蓋形成フラップは隣り合う区画域を折罫で区画した一体構造とし、且つ各幅面側の底蓋形成フラップに該幅面との境界部の両端から45°の角度で設けた逆折罫の少なくとも一方の端部から自由端側に至る切込を設け、該逆折罫と該切込との間に一の幅面側底蓋形成フラップ同士が折り重ならない露出部を有する押込片を形成したことにある。
ここで、本明細書中でいう「底蓋形成フラップ」とは、段ボールで形成する箱体において、対向位置に配した周面を構成する長さ面と幅面のそれぞれの一側に延設したフラップをいう。これを折り畳むことによって底蓋を形成する。本発明においては、各長さ面と各幅面から延設されている各長さ面フラップと各幅面フラップは、それぞれ離反させることなく一体的に連設したことが特徴であり、それぞれ折罫によって区画している。この底蓋形成フラップを備えた段ボール箱の形態としては、長さ面と幅面の他側にフラップを延設したA型や他側にフラップを設けずにかぶせ箱としたC型など、特に限定するものではない。
「押込片」とは、各幅面フラップの中央部に形成した部分であり、この部分を内方に押し曲げることによって底蓋形成フラップが連動して折り畳む方向に移動する。この押込片は、幅面との境界部の両端から45°の角度で設けた逆折罫と、該逆折罫の少なくとも一方の端部から自由端迄設けた切込との間に形成される。
逆折罫と切込とによって形成される押込片には、底蓋形成時に一の幅面フラップ同士が折り重ならない露出部が存在することになる。ここでいう露出部とは、
押込片上に逆折罫で折り曲げられた折り重ね部より上方(自由端側)に存在する部分をいう。押込片に露出部を存在させることにより、幅面フラップの幅や長さによって限定される押込片の大きさを任意に設定することができ、底蓋形成フラップの折り畳み操作を向上させることができる。また、折り重なることなく単独で存在する露出部には、押込片を幅面の内面側に係止させる際の係止部を設け易く、大きさも任意に設定できるため係止部を設ける位置の自由度が高まる。
露出部を形成するための切込は、幅面フラップに設けた逆折罫と交わるように設ける。幅面フラップの長さ(幅面から突き出す方向の長さ)によっては、底蓋形成フラップを折り畳んだ際に、幅面フラップの自由端同士が折り重なることがあるため、逆折罫で折り曲げられる部分の一方若しくは両方の長さを短くして重ならないようにするのが好ましい。
「係止部」とは、底蓋形成フラップで底蓋を形成した後、押込片を起立させて幅面の内面側に係止させる部分をいう。底蓋形成後は、押込片を幅面側に移動させることで底面がフラットになり、前述したように収納物によっては底面に生じる段差で傷が付きやすくなるのを防止できる。押込片を幅面側に保持させるために係止部を設けるが、係止部を設けることなく押込片を立たせた状態で収納物を詰め込んで保持させてもよい。係止部としては、基本的に差込片と差込孔の組み合わせである。幅面には手掛け孔を設けることが多いため、この手掛け孔や手掛け孔形成片を利用して係止させてもよい。
本発明においては、段ボール箱の上蓋の閉止手段は、特に限定するものではなく、粘着テープや上蓋フラップの一側を隣り合う他側に重ね合わせる方法などで閉止する。本発明の目的とするところは、折り畳まれている段ボール箱を、封緘器具や封緘資材などを利用することなく迅速に効率よく容器状に形成することにあり、梱包作業における収納物の詰め込み作業の作業性を高める。
本発明に係る段ボール箱における底蓋閉止構造は、底蓋形成フラップを構成する各区画域を折罫で区画した一体構造としているため、強度が極めて高く従来に比し重量物の収納も可能となる。また、各幅面フラップに45°の逆折罫と該逆折罫に連続して設けた切込との間に押込片を形成した構造であるため、両押込片を内方に押し込むだけでステープラーなどの器具を用いることなく極めて簡単に底蓋を組むことができ、梱包作業のみならず、収穫作業や搬出作業の効率化を図ることができる。
特に、本発明では底面上にほとんど段差を生じさせることなく底蓋をロックすることができるため、段差による傷や形を防止し商品価値を低下させずに梱包することが可能となる。しかも、差込片など破損しやすい部分を設けることなく底蓋をロックする構造であるため、梱包開梱の繰り返しにも耐えることができ、再利用の頻度が高くなるなど実用上極めて有益な効果を有するものである。
段ボール箱における底蓋形成フラップを、隣り合う区画域を折罫で区画した一体構造とし、且つ各幅面側の底蓋形成フラップに該幅面との境界部の両端から45°の角度で設けた逆折罫の少なくとも一方の端部から自由端側に至る切込を設け、該逆折罫と該切込との間に露出部を有する押込片を形成する。
図1(a)は、本発明に係る段ボール箱における底蓋閉止構造の一実施例を示す段ボール箱1である。この段ボール箱1は対向位置に配した長さ面2と幅面3で周面を形成し、これらの一側から底蓋を構成する底蓋形成フラップ4を延設し、他側のそれぞれから上蓋形成フラップ5を延設した、いわゆるA型の段ボール箱である。本発明においては、底蓋形成フラップ4を構成する各長さ面フラップ41と各幅面フラップ42は折罫で区画した一体構造としている。
各幅面フラップ42には、幅面3との境界部両端から45°の逆折罫43を設けると共に、自由端側から各逆折罫43に至る切込45を入れている。切込45を入れたことにより、該逆折罫43と該切込45との間の部分に、一の幅面フラップ42同士が折り重ならない露出部46を有する押込片44が形成される。この押込片44を矢印の方向に押し込むことにより、同図(b)のように長さ面フラップ41も連動して折り畳まれる方向に移動し、底蓋が組まれる。
底蓋形成後は図2(a)の状態となり、これをひっくり返すと同図(b)のように底面上に押込片44が載置された状態となる。そして、同図(c)のように押込片44を幅面3側に起立させて収納物を収納する。本例に示す段ボール箱1のブランクシートを図3(a)に示す。また、各逆折罫43にそれぞれ切込45を入れて露出部46を形成させる必要はなく、同図(b)のように一方の逆折罫43側にのみ切込45を入れるだけでもよい。
図4(a)は本発明に係る段ボール箱における底蓋閉止構造の他の実施例を示す段ボール箱1である。この段ボール箱1は底蓋形成フラップ4の各長さ面フラップ41を長くし、底蓋形成時に重なり合うようにしたもので、より重いものを収納する場合に用いる。この段ボール箱1のブランクシートを同図(b)に示す。
底蓋形成後に押込片44を幅面3側に保持する手段としては、収納物の詰め込みによって保持させる他、係止部を設けて相互に係合させるようにする。例えば図5に示すように幅面3に設けた手掛け孔31の形成片32を露出部46に設けた係止孔47に挿通係合させることで、幅面3側に別途差込片や差込孔を設けることなく保持させることができる。
本発明に係る段ボール箱における底蓋閉止構造は、折り重なる部分が多くなって底組みするときに反発して折り畳みしにくくなる場合がある。このため、図6のハッチング部分を圧縮して薄くする、いわゆる段潰ししておくのが好ましい。本例に示す段ボール箱1のブランクシートでは、側端部に位置する幅面フラップ42の逆折罫43で折り曲げられる部分の長さを、ブランクシートの幅に合わせることで、製函時におけるズレの軽減を図っている。この部分を長くしたことにより、底蓋形成時に重ならないように反対側を短くしている。また、本例では、隣り合う上蓋形成フラップの一部に約45°の折罫6を設けている。これは、各フラップの一側を隣り合うフラップの他側に交互に重ねて上蓋を閉じる場合において、折罫6を設けた部分を最後にして閉じ易くしたものである。
係止部としては、図7に示すように露出部46側に係止片48を設け、該係止片48を手掛け孔31に係合させるようにしてもよい。本例の上蓋形成フラップでは、一方のフラップを折罫6に代えてその部分を切除した台形としている。また、上蓋形成フラップの全てを同じ側を切除した台形にしてもよい。
本発明に係る段ボール箱における底蓋閉止構造の一実施例を示すもので、(a)は折り畳んだ段ボール箱を広げた状態の斜視図、(b)は底蓋を組み始めた状態の斜視図である。(実施例1) (a)は底蓋を形成した状態の斜視図、(b)は底蓋を組んで下にした平面図、(c)は押込片を幅面側に起立させた状態の断面図である。 (a)は図1に示した段ボール箱のブランクシート、(b)は本発明に係る段ボール箱における底蓋閉止構造の他の実施例を示すブランクシートである。 本発明に係る段ボール箱における底蓋閉止構造のさらに他の実施例を示す段ボール箱であり、(a)は斜視図、(b)はそのブランクシートである。(実施例2) 本発明に係る段ボール箱における底蓋閉止構造のさらに他の実施例を示すもので、係止部の一例を示す断面図である。(実施例3) 本発明に係る段ボール箱における底蓋閉止構造のさらに他の実施例を示すブランクシートである。(実施例4) 本発明に係る段ボール箱における底蓋閉止構造のさらに他の実施例を示すブランクシートである。(実施例5)
符号の説明
1 段ボール箱
2 長さ面
3 幅面
31 手掛け孔
32 形成片
4 底蓋形成フラップ
41 長さ面フラップ
42 幅面フラップ
43 逆折罫
44 押込片
45 切込
46 露出部
47 係止孔
48 係止片
5 上蓋形成フラップ
6 折罫

Claims (3)

  1. 対向位置に配した長さ面と幅面で周面を形成し、これらの一側に底蓋を形成する底蓋形成フラップを延設した段ボール箱において、該底蓋形成フラップは隣り合う区画域を折罫で区画した一体構造とし、且つ各幅面側の底蓋形成フラップに該幅面との境界部の両端から45°の角度で設けた逆折罫の少なくとも一方の端部から自由端側に至る切込を設け、該逆折罫と該切込との間に一の幅面側底蓋形成フラップ同士が折り重ならない露出部を有する押込片を形成したことを特徴とする段ボール箱における底蓋閉止構造。
  2. 押込片の露出部と幅面に、該押込片を該幅面の内面側に係止させる係止部を設けた請求項1記載の段ボール箱における底蓋閉止構造。
  3. 係止部は、幅面に設けた手掛け孔若しくは該手掛け孔形成折曲片である請求項2記載の段ボール箱における底蓋閉止構造。
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