JP2008018316A - 浚渫土の処理方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スクリーン9により大きな混在異物を除去する工程、加水して解砕撹拌機20によりスラリー21とする工程、スラリー21から土砂分離機22を介し所定の粒径の土砂24を分離させる工程、通過したスラリー32をサイクロン28を通し、分離された軽いスラリー30を土砂分離機44を通過させ所定の粒径の土砂45を分離させる工程。さらに土砂分離機22により分離させた土砂24を礫洗浄機34により洗浄して礫35とスラリー36とに分離させる工程。さらに土砂分離機44を通過したスラリー46に凝集剤を添加、混合してスラリー槽49に貯留する工程と、前記スラリー槽49からのスラリー56を高圧フィルタープレス57に打込み脱水ケーキ60と濾水64とに分離する工程とにて構成した。
【選択図】図1−1
Description
浚渫土砂に加水しつつスクリーンを介して大きさn1以上のものを排除する第1の工程と、
大きさn1未満の浚渫土砂を水とともに一方向に回転する回転ドラム内へ投入し、回転ドラムの内周面にその軸方向に沿って取り付けられた複数の掻き上げ羽根と回転ドラム内に偏心して配設され回転ドラムよりも速くかつ逆方向に回転するロータの外周面にその軸方向に沿って取り付けられた保持羽根とで浚渫土砂同士が互いに研磨、破砕し合うようにする第2の破砕工程と、
この破砕工程で処理された浚渫土砂を1つないしいくつかのスクリーンを介して大きさn2(n2<n1)以上のものと未満のものとをふるい分けするとともに、必要に応じてさらに大きさn3(n3<n2)以上のものと未満のものとにふるい分けする第3の工程と、
第3の工程でスクリーンを通らずにそれぞれの大きさにふるい分けられた浚渫土砂を振動しながら進行する無端ゴム帯に加水して投入し、この無端ゴム帯は進行方向に向かって初めはほぼ水平に進行し途中から登り勾配となるようにして浚渫土砂中の比重の大きいものを無端ゴム帯の登り切って反転する個所から排出するとともに比重の小さいものは反対側の反転個所から排出する第4の工程と、
第3の工程でスクリーンを通過して得られたものを1つないしいくつかのスクリーンを介してふるい分けする第5の工程とを有し、
浚渫土砂を、砂、砂利、ゴミ、スラリー状の細かな土にふるい分けするものである。
バケット浚渫汚泥をバースクリーン又は、振動グリズリーバーを用いてゴミ、木片、浮遊物等の挟雑物を除去し、
該汚泥を解砕機にてスラリー化し、
スラリー化した汚泥を振動篩にかけ、石塊、礫と砂分を個別に分離脱水し、
分離した汚泥をサイクロンにより細粒土及び、水分を分離し、
前記サイクロンにより分離された分離浮遊固形物や取り残しの大粒子をさらに細粒振動篩にて除去し、
前記別々に分離された石塊、礫、砂分、分離浮遊固形物や取り残しの大粒子を各成分毎に建設用に材料化するとともに、
最後に残った細粒土を1.9MPa〜5.9MPaの圧力を用いてフィルタープレスにより脱水して、コーン指数4以上の脱水ケーキ(低含水率土)を得て、前記脱水処理により生成したケーキを細粒まで解砕して土と同様に用材化するようにしている。
港湾や湖、河川の底泥を採取して得た浚渫土に水を加えて撹拌し、礫やごみを破砕するとともに、均質な泥水を作り、
この泥水を礫・砂と、ごみと、スラリーとに分別し、
礫・砂を洗浄し、洗浄水をスラリーとして処理し、
礫・砂を取り除いたスラリーに、凝集材とPH調整剤を添加して、これらを撹拌し、
前記凝集剤とPH調整剤を混合したスラリーを高圧フィルタープレスに、高圧で打ち込み、
この高圧フィルタープレスでスラリーを脱水して脱水ケーキを作り、
この高圧フィルタープレスから排出される濾水を酸化して中和し、スラッジを凝集して捕集し、濾布の洗浄水をスラリーとして処理し排水処理をした後、放流し、
前記脱水ケーキを破砕するとともに、破砕ケーキに脱塩素添加剤を撹拌・混合して混合ケーキを作り、
前記混合ケーキを撹拌しつつ移動させ、その間に間接加熱により混合ケーキを加熱して、乾燥・浄化処理を行い、
混合ケーキが含有するダイオキシンなどの有機塩素化合物を分解するとともに、分解析出した塩素成分と添加混合した脱塩素添加剤とを接触化学反応させて、無害な塩化物に置換生成することで、混合ケーキが含有するダイオキシンなどの有機塩素化合物を除去して浄化土を作り、
前記混合ケーキの加熱処理時に分解析出する水蒸気ガス、分解ガスを高温で燃焼させ、かつ粉塵を捕集し、排ガスを浄化処理して大気中に排出するようにしている。
(1)第1の工程「土砂溜め槽に溜められた浚渫土を撹拌兼積込機により撹拌混合する工程」が無いため、細粒分の大きな塊が有れば、それが邪魔をして周辺にある鉄片を吸着出来ない。
(2)第2の工程「浚渫土をスクリーン(振動グリズリーバー)により、大礫、粗大ごみ、木片などの大径な混在異物を除去する工程」の前に選磁機があるため、大礫、粗大ごみ、木片などの大径な混在異物が邪魔をして、鉄片を吸着する選磁機の機能がうまく働かない。
(1)細粒分およびゴミが混在しているので、単一粒径として骨材販売店から購入する「砂」または「礫」と同等の材料として、路床材、裏込め材、海浜材、コンクリートの骨材などには使用できない。
(2)ダイオキシン類や有害重金属類などの有害物質は、細粒分に付着または細粒分として存在しており、砂や礫などの粗粒分にはほとんど存在していない場合が多い。「細粒分に存在するダイオキシン類や有害重金属などの有害物質を分離するシステムの前処理工程」として、有害物質など除去したい物質を多量に含有した細粒分を十分分離できないので、そういう処理システムとして採用することができない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の浚渫土の処理方法において、前記土砂運搬装置12に磁力選別装置13を設け、前記第1の土砂11中の鉄片18を除去することを特徴とした。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の浚渫土の処理方法において、前記第3、第4の土砂分離機31、44より分離された第4、第5の土砂33、45を加水しながら前記砂洗浄機41により洗浄して砂42と第7のスラリー43とに分離させることを特徴とした。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の浚渫土の処理方法において、前記第8のスラリー38は泥水受け槽40内に投入され、かつ第8のスラリー38は前記解砕撹拌機20に循環されることを特徴とした。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の浚渫土の処理方法において、前記スラリー槽49と前記高圧フィルタープレス57との間に第10のスラリー52に含まれる微小鉄片74を除去する磁力選別装置54を設けたことを特徴とした。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の浚渫土の処理方法において、前記第1のスラリー21から第1の土砂分離機22を介し所定の粒径の第2の土砂24を分離させる工程と、前記第1の土砂分離機22を通過したスラリーから第2の土砂分離機23を介し所定の粒径の第3の土砂25を分離させる工程とによって得られた第2、第3の土砂24、25を礫洗浄機34で処理する前、または処理後、前記解砕撹拌機20に投入し、再度前記解砕撹拌機20で処理することを特徴とした。
請求項7記載の浚渫土砂処理装置は、土砂溜め槽3に溜められた浚渫土2を撹拌兼積込機4により撹拌混合した土砂5、または土砂圧送浚渫船6によって浚渫され、かつパイプ輸送管7で運ばれてきた浚渫土8中から大礫、粗大ごみ、木片などの大きな混在異物を除去するスクリーン9と、このスクリーン9を通過した第1の土砂11を土砂搬送装置12により所定の場所まで搬送し、加水して第1のスラリー21とする解砕撹拌機20と、前記第1のスラリー21から所定の粒径の第2の土砂24を分離させる第1の土砂分離機22と、この第1の土砂分離機22を通過したスラリー中から所定の粒径の第3の土砂25を分離させる第2の土砂分離機23と、前記第2の土砂分離機23を通過した第2のスラリー26を重い第3のスラリー29と軽い第4のスラリー30とに分離させるサイクロン28と、前記第3のスラリー29から所定の粒径の第4の土砂33を分離させる第3の土砂分離機31と、前記サイクロン28により分離された軽い前記第4のスラリー30から所定の粒径の第5の土砂45を分離させる第4の土砂分離機44と、前記第1、第2の土砂分離機22、23により分離された前記第2、第3の土砂24、25を加水しながら洗浄して礫35と第6のスラリー36とに分離させる礫洗浄機34と、前記礫洗浄機34および砂洗浄機41より分離された第6のスラリー36、第7のスラリー43を、第8のスラリー38とゴミ39に分離するゴミ・土砂分離機37と、前記第4の土砂分離機44を通過した第9のスラリー46に凝集剤を添加、混合して貯留するスラリー槽49と、前記スラリー槽49からの第10のスラリー52を高圧ポンプ55に供給し、高圧ポンプ55からの第11のスラリー56を脱水ケーキ60と濾水64とに分離する高圧フィルタープレス57とを備えてなることを特徴とした。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の浚渫土砂処理装置において、前記土砂運搬装置12に、運搬されている前記第1の土砂11に含まれている鉄片18を除去する磁力選別装置13を設けたことを特徴とした。
請求項9記載の発明は、請求項7記載の浚渫土砂処理装置において、前記第3、第4の土砂分離機31、44より分離された第3、第4の土砂33、45を洗浄して砂42と第7のスラリー43とに分離させる前記砂洗浄機41を設けたことを特徴とした。
請求項10記載の発明は、請求項7記載の浚渫土砂処理装置において、前記スラリー槽49と前記高圧フィルタープレス57との間に第10のスラリー52に含まれる微小鉄片74を除去する磁力選別装置54を設けたことを特徴とした。
請求項11記載の発明は、請求項7記載の浚渫土砂処理装置において、前記第1、第2の土砂分離機22、23からの第2、第3の土砂24、25を礫洗浄機34で処理する前、または前記礫洗浄機34での処理後の土砂を前記解砕撹拌機20に投入する搬送手段80を設けたことを特徴とした。
また、解砕撹拌機20、第1〜第nの土砂分離機、サイクロン28等により、礫、砂のような粒径の異なる土砂をそれぞれ取り出し、それらを洗浄して有効な資材として利用することができる。
また、礫洗浄機34、砂洗浄機41からの排出物をゴミ・土砂分離機37により処理するようにしているため、容易にゴミを取り出し処理することができる。
また、前述のように、礫、砂を取り出し資材として活用できるようにし、かつ高圧フィルタープレス57により、脱水ケーキ60と濾水64とに分離するので、浚渫土を大幅に減容化することができる。
請求項2、5、8、10記載の発明によれば、含まれている鉄片18または微小鉄片74を確実に除去することができる。
請求項4記載の発明によれば、泥水受け槽40の水を循環して利用するようにしているため、使用する水の量を低減することができる。また、大幅な減水化を図ることができる。さらに、この水に含まれる細粒土を解砕撹拌機20を経て最終的に脱水ケーキ60とすることで再資源化ができる。
請求項6、11の発明によれば、浚渫土2が硬質粘土であっても解砕撹拌機20の設備を大幅に改良する必要がなく、設備費や設備の設置スペースの増大を招くことなく容易に処理することができる。
2 浚渫土
3 土砂溜め槽
4 撹拌兼積込機
5 土砂
6 土砂圧送浚渫船
7 パイプ輸送管
8 浚渫土
9 スクリーン
10 (受入れホッパー)
11 土砂
12 土砂搬送装置
13 磁力選別装置
14 ベルトコンベア
15 マグネット
16 鉄片
17 シュート
18 鉄片
19 清水槽
20 解砕撹拌機
21 スラリー
22 土砂分離機
23 土砂分離機
24 土砂
25 土砂
26 スラリー
27 泥水受け槽
28 サイクロン
29 スラリー
30 スラリー
31 土砂分離機
32 スラリー
33 土砂
34 礫洗浄機
35 礫
36 スラリー
37 ゴミ土砂分離機
38 スラリー
39 ゴミ
40 泥水受け槽
41 砂洗浄機
42 砂
43 スラリー
44 土砂分離機
45 土砂
46 スラリー
47 泥水受け槽
48 貯泥槽
49 スラリー槽
50 PAC
51 消石灰
52 スラリー
53 (給泥ポンプ)
54 磁力選別装置
55 高圧ポンプ
56 スラリー
57 高圧フィルタープレス
59 ベルトコンベア
60 脱水ケーキ
61 粉砕機
62 土砂ホッパー
63 粉砕土
64 濾水
65 濾水槽
66 中和槽
67 中和剤
68 凝集槽
69 凝集剤
70 シックナー
71 スラリー
72 放流槽
73 放流水
74 微小鉄片
80 搬送手段
a 円筒容器
b、c 配管
d 磁石
Claims (11)
- 土砂溜め槽(3)に溜められた浚渫土(2)を撹拌兼積込機(4)により撹拌混合した土砂(5)、または土砂圧送浚渫船(6)によって浚渫され、かつパイプ輸送管(7)で運ばれてきた浚渫土(8)を、スクリーン(9)により大礫、粗大ごみ、木片などの大きな混在異物を除去する工程と、
前記スクリーン(9)を通過した第1の土砂(11)を土砂搬送装置(12)により所定の場所まで搬送し、加水して解砕撹拌機(20)により第1のスラリー(21)とする工程と、
前記第1のスラリー(21)から第1の土砂分離機(22)を介し所定の粒径の第2の土砂(24)を分離させる工程と、
前記第1の土砂分離機(22)を通過したスラリーから第2の土砂分離機(23)を介し所定の粒径の第3の土砂(25)を分離させる工程と、
前記第2の土砂分離機(23)を通過した第2のスラリー(26)をサイクロン(28)により重い第3のスラリー(29)と軽い第4のスラリー(30)とに分離させる工程と、
前記第3のスラリー(29)から第3の土砂分離機(31)を介し所定の粒径の第4の土砂(33)を分離させる工程と、
前記第3の土砂分離機(31)を通過した第5のスラリー(32)を再度前記第1、第2の土砂分離機(22)、(23)、前記サイクロン(28)を経由させる工程と、
前記サイクロン(28)により分離された軽い前記第4のスラリー(30)を第4の土砂分離機(44)を通過させ所定の粒径の第5の土砂(45)を分離させる工程と、
前記第1、第2の土砂分離機(22)、(23)により分離させた前記第2、第3の土砂(24)、(25)を加水しながら礫洗浄機(34)により洗浄して礫(35)と第6のスラリー(36)とに分離させる工程と、
前記礫洗浄機(34)および砂洗浄機(41)より分離させた第6のスラリー(36)、第7のスラリー(43)を、ゴミ・土砂分離機(37)により第8のスラリー(38)とゴミ(39)に分離させる工程と、
前記第4の土砂分離機(44)を通過した第9のスラリー(46)に凝集剤を添加、混合してスラリー槽(49)に貯留する工程と、
前記スラリー槽(49)からの第10のスラリー(52)を高圧ポンプ(55)に供給し、高圧ポンプ(55)からの第11のスラリー(56)を高圧フィルタープレス(57)に打込み脱水ケーキ(60)と濾水(64)とに分離することを特徴とする浚渫土の処理方法。 - 請求項1記載の浚渫土の処理方法において、
前記土砂運搬装置(12)に磁力選別装置(13)を設け、前記第1の土砂(11)中の鉄片(18)を除去することを特徴とする浚渫土の処理方法。 - 請求項1記載の浚渫土の処理方法において、
前記第3、第4の土砂分離機(31)、(44)より分離された第4、第5の土砂(33)、(45)を加水しながら前記砂洗浄機(41)により洗浄して砂(42)と第7のスラリー(43)とに分離させることを特徴とする浚渫土の処理方法。 - 請求項1記載の浚渫土の処理方法において、
前記第8のスラリー(38)は泥水受け槽(40)内に投入され、かつ第8のスラリー(38)は前記解砕撹拌機(20)に循環されることを特徴とする浚渫土の処理方法。 - 請求項1記載の浚渫土の処理方法において、
前記スラリー槽(49)と前記高圧フィルタープレス(57)との間に第10のスラリー(52)に含まれる微小鉄片(74)を除去する磁力選別装置(54)を設けたことを特徴とする浚渫土の処理方法。 - 請求項1記載の浚渫土の処理方法において、
前記第1のスラリー(21)から第1の土砂分離機(22)を介し所定の粒径の第2の土砂(24)を分離させる工程と、前記第1の土砂分離機(22)を通過したスラリーから第2の土砂分離機(23)を介し所定の粒径の第3の土砂(25)を分離させる工程とによって得られた第2、第3の土砂(24)、(25)を礫洗浄機(34)で処理する前、または処理後、前記解砕撹拌機(20)に投入し、再度前記解砕撹拌機(20)で処理することを特徴とする浚渫土の処理方法。 - 土砂溜め槽(3)に溜められた浚渫土(2)を撹拌兼積込機(4)により撹拌混合した土砂(5)、または土砂圧送浚渫船(6)によって浚渫され、かつパイプ輸送管(7)で運ばれてきた浚渫土(8)中から大礫、粗大ごみ、木片などの大きな混在異物を除去するスクリーン(9)と、
このスクリーン(9)を通過した第1の土砂(11)を土砂搬送装置(12)により所定の場所まで搬送し、加水して第1のスラリー(21)とする解砕撹拌機(20)と、
前記第1のスラリー(21)から所定の粒径の第2の土砂(24)を分離させる第1の土砂分離機(22)と、
この第1の土砂分離機(22)を通過したスラリー中から所定の粒径の第3の土砂(25)を分離させる第2の土砂分離機(23)と、
前記第2の土砂分離機(23)を通過した第2のスラリー(26)を重い第3のスラリー(29)と軽い第4のスラリー(30)とに分離させるサイクロン(28)と、
前記第3のスラリー(29)から所定の粒径の第4の土砂(33)を分離させる第3の土砂分離機(31)と、
前記サイクロン(28)により分離された軽い前記第4のスラリー(30)から所定の粒径の第5の土砂(45)を分離させる第4の土砂分離機(44)と、
前記第1、第2の土砂分離機(22)、(23)により分離された前記第2、第3の土砂(24)、(25)を加水しながら洗浄して礫(35)と第6のスラリー(36)とに分離させる礫洗浄機(34)と、
前記礫洗浄機(34)および砂洗浄機(41)より分離された第6のスラリー(36)、第7のスラリー(43)を、第8のスラリー(38)とゴミ(39)に分離するゴミ・土砂分離機(37)と、
前記第4の土砂分離機(44)を通過した第9のスラリー(46)に凝集剤を添加、混合して貯留するスラリー槽(49)と、
前記スラリー槽(49)からの第10のスラリー(52)を高圧ポンプ(55)に供給し、高圧ポンプ(55)からの第11のスラリー(56)を脱水ケーキ(60)と濾水(64)とに分離する高圧フィルタープレス(57)とを備えてなることを特徴とする浚渫土砂処理装置。 - 請求項7記載の浚渫土砂処理装置において、
前記土砂運搬装置(12)に、運搬されている前記第1の土砂(11)に含まれている鉄片(18)を除去する磁力選別装置(13)を設けたことを特徴とする浚渫土砂処理装置。 - 請求項7記載の浚渫土砂処理装置において、
前記第3、第4の土砂分離機(31)、(44)より分離された第3、第4の土砂(33)、(45)を洗浄して砂(42)と第7のスラリー(43)とに分離させる前記砂洗浄機(41)を設けたことを特徴とする浚渫土砂処理装置。 - 請求項7記載の浚渫土砂処理装置において、
前記スラリー槽(49)と前記高圧フィルタープレス(57)との間に第10のスラリー(52)に含まれる微小鉄片(74)を除去する磁力選別装置(54)を設けたことを特徴とする浚渫土砂処理装置。 - 請求項7記載の浚渫土砂処理装置において、
前記第1、第2の土砂分離機(22)、(23)からの第2、第3の土砂(24)、(25)を礫洗浄機(34)で処理する前、または前記礫洗浄機(34)での処理後の土砂を前記解砕撹拌機(20)に投入する搬送手段(80)を設けたことを特徴とする浚渫土砂処理装置。
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JP4364889B2 (ja) | 2009-11-18 |
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