JP2008017780A - 消毒液タンクの取付構造 - Google Patents
消毒液タンクの取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008017780A JP2008017780A JP2006193106A JP2006193106A JP2008017780A JP 2008017780 A JP2008017780 A JP 2008017780A JP 2006193106 A JP2006193106 A JP 2006193106A JP 2006193106 A JP2006193106 A JP 2006193106A JP 2008017780 A JP2008017780 A JP 2008017780A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- disinfecting liquid
- liquid tank
- disinfectant
- movement restricting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
【課題】消毒液タンクの上方への移動を阻止することができ、バンド部材の負担を軽減できる取付構造を提供する。
【解決手段】農作業車に固定されるタンク載置台2と、該タンク載置台2の側部から立上り、断面円形をなす消毒液タンク11の周面に当接して該消毒液タンク11の横方向三方への移動を規制する二つの横移動規制部材3,3と、該横移動規制部材3,3の上部から前記消毒液タンク11の上面と向き合うべき位置へ延出され、該消毒液タンク11の上方への移動を規制する上移動規制部材4と、前記横移動規制部材3,3の途中に取着され、前記消毒液タンク11を抱持するバンド部材5とを備え、消毒液タンク11の上方への移動を阻止することができ、バンド部材5の負担を軽減できるようにした。
【選択図】図4
【解決手段】農作業車に固定されるタンク載置台2と、該タンク載置台2の側部から立上り、断面円形をなす消毒液タンク11の周面に当接して該消毒液タンク11の横方向三方への移動を規制する二つの横移動規制部材3,3と、該横移動規制部材3,3の上部から前記消毒液タンク11の上面と向き合うべき位置へ延出され、該消毒液タンク11の上方への移動を規制する上移動規制部材4と、前記横移動規制部材3,3の途中に取着され、前記消毒液タンク11を抱持するバンド部材5とを備え、消毒液タンク11の上方への移動を阻止することができ、バンド部材5の負担を軽減できるようにした。
【選択図】図4
Description
本発明は消毒液を土壌に散布することにより土壌を消毒する土壌消毒装置に使用される消毒液タンクの取付構造に関する。
圃場等の土壌を消毒し、土壌中の病原菌、害虫を駆除する土壌消毒装置は、トラクタ等の農作業車の前部に搭載される消毒液タンク、及び該消毒液タンク内の消毒液を吸込むポンプと、前記農作業車の後部に装着され、前記ポンプが送液する消毒液を圃場等の土壌に散布する複数のノズル(散布部)とを備える(例えば、特許文献1参照)。
また、土壌消毒装置は、トラクタ等の農作業車の後部に三点リンク機構により装着される支持台に、消毒液タンクと、該消毒液タンク内の消毒液を吸込むポンプと、該ポンプが送液する消毒液を圃場等の土壌に散布する複数のノズルと、該ノズルから土壌表面に散布された消毒液を土壌に混和する混和ロータリとを備えるものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
ところで、土壌消毒液は臭化メチル剤が用いられており、この臭化メチル剤を水で希釈して散布されていた。しかし、臭化メチル剤は刺激臭が比較的強く、また、引火性が比較的高いため、最近では臭化メチル剤の代替剤として開発されたカーバムナトリウム塩からなる土壌消毒液が使用されている。
この代替剤は原液が消毒液タンク内に収容され、原液を散布することが可能になっている。また、代替剤が収容された消毒液タンクは、上部の天壁に開設された入出口が蓋体により閉塞されている密閉構造の円筒形をなしている。従って、この円筒形をなす消毒液タンクが農作業車に取付けられる。
図7は消毒液タンクの従来の取付構造を示す概略横断平面図である。従来の取付構造は、前記農作業車に固定されるタンク載置台100と、該タンク載置台100の側部から立上り、前記消毒液タンクAのほぼ半分を受入れて消毒液タンクAの横方向への移動を規制する横移動規制壁101と、該横移動規制壁101の上部に取着され、消毒液タンクAの外周部を抱持するバンド部材102とを備え、該バンド部材102の抱持力により消毒液タンクAを固定するように構成されている。
特開2001−178348号公報
実開平5−53482号公報
以上のように構成された従来の土壌消毒装置において、特許文献2のように農作業車の後部に三点リンク機構により装着される支持台に消毒液タンクが取付けられるものにあっては、農作業車が圃場で走行し土壌消毒作業が行われるとき、前記支持台が比較的大きく振動するため、バンド部材の抱持力では消毒液タンクの固定状態を維持することが困難である。
また、特許文献1のように農作業車の前部に消毒液タンクが取付けられるものにあっては、土壌消毒作業時に消毒液タンクが振動するのを低減できる。しかし、圃場周りの畦超えとか、溝超え等比較的大きい凹凸部を走行するとき、比較的大きい押上力が急激に消毒液タンクに加わることがある。従って、図7のように構成された取付構造により消毒液タンクが取付けられる場合、前記押上力によりバンド部材が破損し、消毒液タンクが離脱したり、損傷したりすることになり、改善策が要望されていた。
本発明は上述のような事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は消毒液タンクの周面に当接して該消毒液タンクの横方向への移動を規制する横移動規制部材と、消毒液タンクの上方への移動を規制する上移動規制部材と、前記横移動規制部材の途中に取着されるバンド部材とを備えることにより、消毒液タンクの上方への移動を阻止することができ、バンド部材の負担を軽減できる消毒液タンクの取付構造を提供することにある。
また、他の目的は横方向へ離隔する二つの位置に横移動規制部材を配設し、横移動規制部材の上部に上移動規制部材を跨設することにより、比較的少ない材料で横移動規制部材を構成することができるに拘らず、横移動規制部材の耐強度を高めることができる消毒液タンクの取付構造を提供することにある。
また、他の目的はタンク載置台を農作業車の左右両側に摺動を可能に支持し、タンク載置台の摺動位置を調整する調整部材を設けることにより、消毒液タンクが搭載される農作業車の種類に対応して消毒液タンクの離隔距離を調整することができる消毒液タンクの取付構造を提供することにある。
第1発明に係る消毒液タンクの取付構造は、農作業車に搭載される消毒液タンクを前記農作業車に取付ける取付構造において、前記農作業車に固定されるタンク載置台と、該タンク載置台の側部から立上り、前記消毒液タンクの周面に当接して該消毒液タンクの横方向三方への移動を規制する横移動規制部材と、該横移動規制部材の上部から前記消毒液タンクの上面と向き合うべき位置へ延出され、該消毒液タンクの上方への移動を規制する上移動規制部材と、前記横移動規制部材の途中に取着され、前記消毒液タンクを抱持するバンド部材とを備えることを特徴とする。
第1発明にあっては、タンク載置台に載置されている消毒液タンクに押上力が加わるとき、該消毒液タンクの上面が上移動規制部材に当接し、該上移動規制部材により消毒液タンクの上面への移動を阻止することができる。従って、バンド部材の負担を軽減でき、バンド部材の破損をなくすることができるとともに、消毒液タンクの損傷を防ぐことができる。
第2発明に係る消毒液タンクの取付構造は、前記横移動規制部材は、横方向へ離隔する二つの位置に配設されており、前記上移動規制部材は前記横移動規制部材の上部に跨設されていることを特徴とする。
第2発明にあっては、バンド部材により抱持された消毒液タンクの周方向の一部を二つの横移動規制部材の間から外部へ突出させ、消毒液タンクの横方向三方への移動を阻止することが可能であるため、バンド部材の負担をより一層軽減でき、押上力によるバンド部材の破損、及び消毒液タンクの損傷をより一層防ぐことができる。しかも、横移動規制部材の上部に上移動規制部材が跨設されているため、二つの横移動規制部材の間が空洞であり、横移動規制部材を小形にできるに拘らず横移動規制部材及び上移動規制部材の前記押上力に対する剛性を高めることができ、コストを低減できる。
第3発明に係る消毒液タンクの取付構造は、前記農作業車の前部に取着され、前記タンク載置台を前記農作業車の左右両側に左右方向への摺動を可能に支持する支持部材と、前記タンク載置台の摺動位置を調整する調整部材とを備えることを特徴とする。
第3発明にあっては、農作業車の前部の左右両側に消毒液タンクを配置することができ、しかも調整部材を操作することにより前記左右両側の消毒液タンクの左右方向位置を調整することができる。従って、消毒液タンクが搭載される農作業車の種類に対応して消毒液タンクの離隔距離を調整することができ、消毒液タンクが農作業車の前方視界の邪魔になるのを防ぐことができる。
第1発明によれば、タンク載置台に載置されている消毒液タンクに押上力が加わるとき、該消毒液タンクの上方への移動を上移動規制部材により阻止することができるため、バンド部材の負担を軽減でき、バンド部材の破損をなくすることができるとともに、消毒液タンクの損傷を防ぐことができる。
第2発明によれば、消毒液タンクの横方向三方への移動を阻止することが可能であるため、押上力によるバンド部材の破損、及び消毒液タンクの損傷をより一層防ぐことができ、しかも、横移動規制部材の上部に上移動規制部材が跨設されているため、横移動規制部材を小形にできるに拘らず横移動規制部材及び上移動規制部材の前記押上力に対する剛性を高めることができ、コストを低減できる。
第3発明によれば、農作業車の前部の左右両側に配置される消毒液タンクの左右方向位置を調整することができるため、消毒液タンクが搭載される農作業車の種類に対応して消毒液タンクの離隔距離を調整することができ、消毒液タンクが農作業車の前方視界の邪魔になるのを防ぐことができる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る消毒液タンクの取付構造を備える土壌消毒装置の構成を示す概略側面図、図2は消毒液タンクの取付構造の構成を示す正面図、図3は取付構造の構成を示す平面図、図4は取付構造の構成を示す拡大した側面図、図5は要部の構成を示す簡略斜視図、図6は要部の構成を示す簡略横断平面図である。
土壌消毒装置は、運転席10aを有し、前後左右の車輪10b,10cにより支持された機体10と、該機体10の前部で、且つ左右両側に搭載された二つの消毒液タンク11,11及び消毒液タンク11,11内の消毒液を第1吸込管21により吸込むポンプ12と、機体10の後部に装着される支持台13と、該支持台13に装着され、ポンプ12の吐出路に送液管により接続されて圃場等の土壌に消毒液を散布する複数の散布部14(ノズル)とを備える。尚、第1吸込管21はポンプ12の吸込口に接続される元管と、該元管に後記する管保持具20により連なる先管とを有する。
支持台13には、散布部14から消毒液が散布された土壌を耕耘して前記消毒液を土壌に混和する混和ロータリ15と、該混和ロータリ15が混和した混和土壌部の高さに支持台13を支持する左右一対のゲージ輪16,16と、該ゲージ輪16,16間の耕耘土壌部を被覆するマルチシートのロール17と、該ロール17から引出されたマルチシートの幅方向両側部を押さえる左右一対のシート押え輪18,18と、該シート押え輪18,18が押さえたマルチシートの両側部に土寄せする左右一対の土寄輪19,19とを、この順序で機体10の進行方向前方から順次配設されている。
消毒液タンク11は上部の天壁に入出口を有し、該入出口を閉塞する蓋体を備える密閉構造の円筒形をなしており、臭化メチル剤の代替剤として開発されたカーバムナトリウム塩からなる土壌消毒液の原液が収容されている。そして、ポンプ12の吸込口に接続されるとき、前記蓋体を取外し、前記入出口の夫々に管保持具20が嵌着される。また、消毒液タンク11内の上部には空気溜りがある。
機体10には後側の車輪10c,10cを駆動するエンジンが搭載されており、該エンジンの出力軸にクラッチを介してポンプ12及び混和ロータリ15が連動連結されている。また、機体10の前部にはその長手方向が左右方向となるように配置された杆状のヒッチが設けられている。
消毒液タンク11を取付ける取付構造は、前記ヒッチに取外しを可能に取着される支持部材1と、該支持部材1の両端側に左右方向への摺動を可能に固定されるタンク載置台2と、該タンク載置台2の側部から立上り、消毒液タンク11の二つの周方向位置に当接して該消毒液タンク11の横方向三方への移動を規制する二つの横移動規制部材3,3と、該横移動規制部材3,3の上部から前記消毒液タンク11の上面と向き合うべき位置へ延出され、該消毒液タンク11の上方への移動を規制する上移動規制部材4と、前記横移動規制部材3,3の途中に取着され、前記消毒液タンク11を抱持するバンド部材5とを備える。
支持部材1は前記ヒッチに複数本のボルトにより取着されるベース部1aと、該ベース部1aから左右両側へ延出された二つの第1の角杆部1b,1bと、上下に離隔して一つの第1の角杆部1bと平行的に延出された第2の角杆部1cとを有し、第1の角杆部1b,1bにタンク載置台2が支持され、第2の角杆部1cにポンプ台6及び該ポンプ台6に載置固定されるポンプ12を被覆するポンプカバー7が取付けられている。
タンク載置台2は、平面視矩形をなし、機体10の進行方向に対して上下に傾斜する台部2aと、該台部2aの下面に固定された環部2bとを有し、該環部2bが第1の角杆部1b,1bに摺動可能に挿嵌され、環部2bの周方向一箇所に螺着された調整螺子8を操作することによりタンク載置台2の摺動位置を調整することができるように構成されている。
横移動規制部材3,3はタンク載置台2の一辺から左右に離隔して立上り、消毒液タンク11の二つの周方向位置に当接して該消毒液タンク11の機体進行方向前方及び左右方向への移動を規制する杆状をなし、該横移動規制部材3,3の上下方向の途中にバンド部材5が取着される取着部3aが設けられている。また、一方の横移動規制部材3には第1吸込管21の先管に設けられているストレーナを受止めるストレーナ受部9が取着部3aに取着されている。
ストレーナ受部9は下端にフランジ9aを有し、内部に前記先管が挿入される筒形をなし、フランジ9aが複数のボルト23により取着部3aに取着されることにより、フランジ9aと横移動規制部材3との間でバンド部材5の途中を挾着するように構成されている。
バンド部材5は一端にバックル5aを有し、途中が前記したように挾着されており、他端側をバックル5aに挿通して締込むことができるように構成されている。
上移動規制部材4は両端部が横移動規制部材3,3の上端部に結合される杆板状をなしている。
以上のように構成された消毒液タンクの取付構造はタンク載置台2,2が支持部材1の第1の角杆部1b,1bに摺動を可能に取着されているため、機体前部の幅寸法が比較的狭い機種の場合、調整螺子8を操作してタンク載置台2,2の離隔距離を短くし、機体前部の幅寸法が比較的広い機種の場合、調整螺子8を操作してタンク載置台2,2の離隔距離を長くする。そして、左右のタンク載置台2,2に消毒液タンク11,11を載置する。この消毒液タンク11は周方向の一側が横移動規制部材3,3の間の空洞に嵌まり、消毒液タンク11の周方向の二箇所が横移動規制部材3,3に当接し、横方向三方(機体走行方向後方、左右方向)への移動を規制することができ、また、消毒液タンク11の上面が上移動規制部材4と僅かに接触する。この状態でバンド部材5を操作し、該バンド部材5により消毒液タンク11の周部を抱持し、該バンド部材5と横移動規制部材3,3とにより消毒液タンク11を固定する。
このように消毒液タンク11が取付けられた状態で散布する場合等、消毒液タンク11に上方へ大きな押上力が加わったとき、この押上力を上移動規制部材4で受止めることができ、バンド部材5に加わる負荷を低減することができる。
尚、以上のように二つの消毒液タンク11が取付けられた土壌消毒装置において、市販の消毒液タンク11は入出口に蓋体が取着され、密閉構造になっているため、前記蓋体を取外し、第1及び第2の貫通孔を有する管保持具20を蓋体に替えて前記入出口に嵌着する。そして、一方の消毒液タンク11の管保持具20の第1の貫通孔に、一端がポンプ12の吸込口に接続される第1吸込管21の元管の他端側を挿通し、該元管に前記先管を内嵌し、前記第2の貫通孔に第2吸込管22の一端側を挿通する。また、他方の消毒液タンク11の管保持具20の第1の貫通孔に第2吸込管22の他端側を挿通し、第2の貫通孔に吸気管を挿通する。
この作業準備の後、エンジンにより後輪10c,10c、ポンプ12及び混和ロータリ15が駆動され、運転席10aに搭乗した作業者が機体10を走行させつつ散布部14から消毒液を散布することにより土壌の消毒作業を行う。
ポンプ12の駆動により一方の消毒液タンク11内の消毒液が第1吸込管21を経てポンプ12に吸込まれつつ一方の消毒液タンク11内の上部の空気溜りが負圧となり、二つの消毒液タンク11,11の間で差圧が発生し、この差圧(負圧による吸込作用)により他方の消毒液タンク11内の消毒液が第2吸込管22を経て一方の消毒液タンク11内に流入し、経時に伴い他方の消毒液タンク11内の消毒液がなくなり、続いて一方の消毒液タンク11内の消毒液が第1吸込管21を経てポンプ12に吸込まれ、一方の消毒液タンク11内の消毒液がなくなるまで連続して土壌消毒を行うことができる。このように途中で消毒液タンク11,11を交換することなく、二つの消毒液タンク11,11内の消毒液がなくなるまで連続して土壌消毒を行うことができるため、連続消毒作業時間を長くすることができ、しかも、二つの消毒液タンク11,11間で吸込みが途切れることなく、連続して吸込むことができるため、途中で空気がポンプ12に吸込まれるのを防ぐことができ、また、二つの消毒液タンク11,11間で消毒液タンク11,11を交換する必要がないため、消毒液タンク11の交換時機に気配りする必要がなく、消毒作業性を向上できる。
また、一つの消毒液タンク11内の消毒液が消費される時間、即ち、散布作業時間は散布部14から単位時間当たりに散布される散布量と、機体の走行速度とによりほぼ推察することができるため、二つの消毒液タンク11の液容量以上の消毒液を連続して散布する場合、第2の消毒液タンク11内の消毒液が消費される散布作業時間が経過したとき、ポンプ12に空気を吸込ませることなく他方の消毒液タンク11を交換することができる。このような連続散布作業を行う場合、予備の管保持具20の第1貫通孔に予備の第2吸込管22の他端側が挿通され、第2貫通孔に予備の吸気管が挿通されている一つ又は複数の吸込ユニットが準備される。そして、他方の消毒液タンク11内の消毒液が消費されたとき、一方の消毒液タンク11の入出口に嵌着されている管保持具20の第2貫通孔から第2吸込管22の一端側を抜き出し、他方の消毒液タンク11の入出口に嵌着されている管保持具20とともに他方の消毒液タンク11を、未使用の消毒液タンク11と交換し、該消毒液タンク11の入出口に前記吸込ユニットの管保持具20を嵌着し、該吸込ユニットの第2吸込管22の一端側を、一方の消毒液タンク11の管保持具20の第2貫通孔に挿通する。このとき、第2吸込管22の一端は一方の消毒液タンク11内の上部の空気溜りに開口するため、上述したようにポンプ12に空気を吸込ませることなく他方の消毒液タンク11を交換することができ、空気抜き作業は不必要である。また、他方の消毒液タンク11内の消毒液がなくなり、一方の消毒液タンク11内の消毒液を消費し始める程度の散布作業時間で他方の消毒液タンク11の交換を行えば、他方の消毒液タンク11内の消毒液を完全に使い切ることができ、消毒液の無駄を最小限に抑えることができる。
尚、以上説明した実施の形態では、トラクタからなる機体10の後部に支持台13が装着された農作業車の前部に消毒液タンク11を取付ける構造について説明したが、その他、消毒液タンク11は前記支持台13に取付けられるものであってもよい。また、走行型農作業車に消毒液タンク11が取付けられる構成である他、歩行型農作業車に消毒液タンク11が取付けられる構成であってもよい。
1 支持部材
2 タンク載置台
3 横移動規制部材
4 上移動規制部材
5 バンド部材
8 調整螺子(調整部材)
10 機体(農作業車)
11 消毒液タンク
2 タンク載置台
3 横移動規制部材
4 上移動規制部材
5 バンド部材
8 調整螺子(調整部材)
10 機体(農作業車)
11 消毒液タンク
Claims (3)
- 農作業車に搭載される消毒液タンクを前記農作業車に取付ける取付構造において、前記農作業車に固定されるタンク載置台と、該タンク載置台の側部から立上り、前記消毒液タンクの周面に当接して該消毒液タンクの横方向三方への移動を規制する横移動規制部材と、該横移動規制部材の上部から前記消毒液タンクの上面と向き合うべき位置へ延出され、該消毒液タンクの上方への移動を規制する上移動規制部材と、前記横移動規制部材の途中に取着され、前記消毒液タンクを抱持するバンド部材とを備えることを特徴とする消毒液タンクの取付構造。
- 前記横移動規制部材は、横方向へ離隔する二つの位置に配設されており、前記上移動規制部材は前記横移動規制部材の上部に跨設されている請求項1記載の消毒液タンクの取付構造。
- 前記農作業車の前部に取着され、前記タンク載置台を前記農作業車の左右両側に左右方向への摺動を可能に支持する支持部材と、前記タンク載置台の摺動位置を調整する調整部材とを備える請求項1又は2記載の消毒液タンクの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006193106A JP2008017780A (ja) | 2006-07-13 | 2006-07-13 | 消毒液タンクの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006193106A JP2008017780A (ja) | 2006-07-13 | 2006-07-13 | 消毒液タンクの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008017780A true JP2008017780A (ja) | 2008-01-31 |
Family
ID=39074250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006193106A Pending JP2008017780A (ja) | 2006-07-13 | 2006-07-13 | 消毒液タンクの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008017780A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010119359A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Agritecno Yazaki Co Ltd | 土壌消毒機 |
JP2015159742A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | アグリテクノ矢崎株式会社 | 複合作業機 |
JP2016007150A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | 株式会社丸山製作所 | 薬剤散布装置 |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52112478A (en) * | 1976-03-18 | 1977-09-20 | Shiyouzou Shimomura | Method of filling and sealing vessels |
JPS52116572A (en) * | 1976-03-26 | 1977-09-30 | Glory Kogyo Kk | Device for throwing out article |
JPS52143379A (en) * | 1976-05-21 | 1977-11-29 | Girling Ltd | Servomotor assembly in vehicle braking system |
JPS57203786A (en) * | 1981-06-09 | 1982-12-14 | Citizen Watch Co Ltd | Gold alloy plating liquid for thick plating |
JPS6094082A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-27 | Oozeki Syuzo Kk | 米糠を原料としたアルコ−ル含有乳酸菌飲料およびその製造法 |
JPS63151712A (ja) * | 1986-12-16 | 1988-06-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 地盤強化材 |
JPH02111281A (ja) * | 1988-10-18 | 1990-04-24 | Toshiba Corp | 電力変換装置の電流制御装置 |
JPH0343362A (ja) * | 1989-06-28 | 1991-02-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 密封袋用注出口 |
JPH07223447A (ja) * | 1994-02-10 | 1995-08-22 | Toyota Autom Loom Works Ltd | Lpgボンベの取り付け装置 |
JP2003070406A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-11 | Matsudaira Seisakusho:Kk | 高枝切り及びその薬剤噴霧用アタッチメント |
JP2005185209A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Kioritz Corp | 土壌注液装置 |
JP2005238874A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Honda Motor Co Ltd | 車載用気体燃料タンクモジュール |
-
2006
- 2006-07-13 JP JP2006193106A patent/JP2008017780A/ja active Pending
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52112478A (en) * | 1976-03-18 | 1977-09-20 | Shiyouzou Shimomura | Method of filling and sealing vessels |
JPS52116572A (en) * | 1976-03-26 | 1977-09-30 | Glory Kogyo Kk | Device for throwing out article |
JPS52143379A (en) * | 1976-05-21 | 1977-11-29 | Girling Ltd | Servomotor assembly in vehicle braking system |
JPS57203786A (en) * | 1981-06-09 | 1982-12-14 | Citizen Watch Co Ltd | Gold alloy plating liquid for thick plating |
JPS6094082A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-27 | Oozeki Syuzo Kk | 米糠を原料としたアルコ−ル含有乳酸菌飲料およびその製造法 |
JPS63151712A (ja) * | 1986-12-16 | 1988-06-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 地盤強化材 |
JPH02111281A (ja) * | 1988-10-18 | 1990-04-24 | Toshiba Corp | 電力変換装置の電流制御装置 |
JPH0343362A (ja) * | 1989-06-28 | 1991-02-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 密封袋用注出口 |
JPH07223447A (ja) * | 1994-02-10 | 1995-08-22 | Toyota Autom Loom Works Ltd | Lpgボンベの取り付け装置 |
JP2003070406A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-11 | Matsudaira Seisakusho:Kk | 高枝切り及びその薬剤噴霧用アタッチメント |
JP2005185209A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Kioritz Corp | 土壌注液装置 |
JP2005238874A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Honda Motor Co Ltd | 車載用気体燃料タンクモジュール |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010119359A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Agritecno Yazaki Co Ltd | 土壌消毒機 |
JP2015159742A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | アグリテクノ矢崎株式会社 | 複合作業機 |
JP2016007150A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | 株式会社丸山製作所 | 薬剤散布装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102388072B1 (ko) | 농약 살포 장치 | |
JP2008017780A (ja) | 消毒液タンクの取付構造 | |
JP4627223B2 (ja) | 液体散布装置 | |
JP2007215520A (ja) | 乗用型田植機 | |
JP2011030488A (ja) | 走行作業機 | |
JP2007020490A (ja) | 乗用管理機用潅水装置及び乗用管理機 | |
JP4879651B2 (ja) | 土壌消毒装置 | |
JP3151115U (ja) | 薬液散布装置 | |
JP2005204571A (ja) | 乗用型田植機 | |
JP5910398B2 (ja) | 薬液散布車両 | |
JP2009247280A (ja) | 田植機 | |
JP2008061578A (ja) | マット施薬機 | |
CN112439568A (zh) | 一种全方位重症护理科室院感防控用杀毒喷雾装置 | |
JP5446072B2 (ja) | 中耕散布作業機 | |
JP2000135046A (ja) | 薬液散布装置 | |
JP2009131177A (ja) | 潅水仕様の野菜苗移植機 | |
KR20160003343U (ko) | 멀티 회전 송풍기를 갖는 트랙터 탑재식 원거리용 방제기 | |
JP4816001B2 (ja) | 作業車両 | |
JP2014027900A5 (ja) | ||
CN214736888U (zh) | 一种便于调节切割尺寸的口罩机 | |
JP2009291144A (ja) | 土壌消毒装置 | |
JP5136716B2 (ja) | 乗用作業機 | |
JP4862215B2 (ja) | 乗用作業機 | |
CN211985339U (zh) | 一种负压式雾化清洁消毒鞋踏 | |
JP5437955B2 (ja) | 土壌消毒機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20090508 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20110711 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110726 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20111129 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |