JP2008017392A - 受信装置およびチャンネルサーチ方法 - Google Patents
受信装置およびチャンネルサーチ方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008017392A JP2008017392A JP2006189010A JP2006189010A JP2008017392A JP 2008017392 A JP2008017392 A JP 2008017392A JP 2006189010 A JP2006189010 A JP 2006189010A JP 2006189010 A JP2006189010 A JP 2006189010A JP 2008017392 A JP2008017392 A JP 2008017392A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel search
- received
- broadcast wave
- receiving
- broadcast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
【課題】現在位置で本来受信可能な放送波のチャンネルが選局リストを作成すること。
【解決手段】受信装置1は、放送波を受信する受信部7と、所定の人工衛星からの電波を受信可能であると判断すると、放送波のチャンネルサーチの実行を開始して、受信部7が現在受信可能なチャンネルのリストを作成する制御部11とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】受信装置1は、放送波を受信する受信部7と、所定の人工衛星からの電波を受信可能であると判断すると、放送波のチャンネルサーチの実行を開始して、受信部7が現在受信可能なチャンネルのリストを作成する制御部11とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、受信可能な放送波を自動的に検出する受信装置およびチャンネルサーチ方法に関する。
従来の受信装置は、現在受信中の放送波が受信不可能になったことを検出すると、チャンネルサーチを開始し、その時点で受信可能な放送波をサーチして、受信レベルと受信可能な放送波のチャンネル番号とを含む選局リストを作成している(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−59706号公報
上記のようなチャンネルサーチの開始タイミングであると、受信装置の現在位置が例えば地下駐車場、屋内又は高架下のように放送波が届きにくい場所である場合、現在位置で本来受信可能な放送波のチャンネルが選局リストに書き込まれなくなるという問題があった。
それ故に、本発明は、現在位置で本来受信可能な放送波のチャンネルの選局リストを作成可能な受信装置およびチャンネルサーチ方式を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る受信装置は、放送波を受信する放送波受信部と、所定の人工衛星からの電波を受信可能であると判断すると、放送波のチャンネルサーチの実行を開始して、放送波受信部が現在受信可能なチャンネルのリストを作成する制御部とを備える。
本発明は、受信装置のほかに、チャンネルサーチ方法および集積回路として実現可能である。
本発明は、所定の人工衛星からの電波を受信可能と判断すると、チャンネルサーチを開始することにより、放送波の届きにくい場所でのチャンネルサーチの実行を避けることが可能となる。これによって、現在位置で本来受信可能な放送波のチャンネルの選局リストを作成可能な受信装置およびチャンネルサーチ方式を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る受信装置及びチャンネルサーチ方法について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る受信装置の構成を示すブロック図である。図1において、受信装置1には、受信機2と、放送用アンテナ3と、スピーカ4と、表示装置5とが接続される。
受信機2は、所定の人工衛星からの電波を、アンテナ6を介して受信する。所定の人工衛星は、本実施形態では、GPS(Global Positioning System)の人工衛星(以下、GPS衛星という)である。この場合、受信機2は、所定数のGPS衛星から送出された電波を捕捉して、受信装置1の現在位置を示す緯度及び経度を導出する。また、受信機2は、少なくとも1つのGPS衛星からの電波を受信できているか否かを示す信号(以下、単に「受信状態」という)を受信装置1に出力する。なお、電波の受信電界強度が所定の基準値以上の場合に、受信状態は「受信可」を示し、そうでない場合に、受信状態は「受信不可」を示す。他にも、受信機2が現在位置を導出できた場合に、受信状態は「受信可」を示し、そうでない場合に、受信状態は「受信不可」を示していても構わない。
放送用アンテナ3は、テレビ又はラジオの放送局(図示せず)からの放送波を受信する。
スピーカ4は、受信装置1から出力された音声信号に基づき音声を出力する。
表示装置5は、受信装置1から出力された映像信号に基づき映像を出力する。
また、受信装置1は、放送波用の受信部(以下、単に受信部という)7と、復調部8と、音声処理部9と、映像処理部10と、制御部11と、選局リストメモリ12とを備える。
受信部7は、制御部11により設定されたチャンネルの放送波を、放送用アンテナ3を介して受信する。
復調部8は、受信部7の出力信号を復調して、音声信号及び映像信号を分離して、音声処理部9及び映像処理部10に出力する。
音声処理部9は、復調部8から出力された音声信号に対して、所定の処理(例えば増幅)を行って、処理済みの音声信号をスピーカ4に出力する。
映像処理部10は、復調部8から出力された映像信号に対して、所定の処理(例えば増幅)を行って、処理済みの映像信号を表示装置5に出力する。
制御部11は、後述する処理を行う。
選局リストメモリ12は、制御部11により作成された選局リストを格納する。
以上のように構成された受信装置1について、図2のフローチャートを用いて、制御部11の動作を中心に説明する。
まず、制御部11は、チャンネルサーチ要求の有無を判断する(ステップS201)。
チャンネルサーチ要求がなければ、図2の処理は終了する。それに対し、チャンネルサーチ要求があれば、制御部11は、受信機2から受信状態を取得する(ステップS202)。
制御部11は、取得した受信状態が「受信可」を示すか否かを判断する(ステップS203)。
「受信不可」を示していれば、制御部11はチャンネルサーチの実行を保留し、再度、ステップS202が実行される。それに対し、「受信可」を示していれば、制御部11は、ステップS204に移行し、チャンネルサーチの実行を開始する。
制御部11は、受信部7に未サーチのチャンネル(周波数)を設定する(ステップS204)。
受信部7は、制御部11により設定されたチャンネル(周波数)の受信電界強度を制御部11に返す。こうして、制御部11は、現在設定中のチャンネルについて受信電界強度を受け取る(ステップS205)。
制御部11は、受け取った受信電界強度が所定の基準値以上であるかどうかを判断する(ステップS206)。
所定の基準値以上であれば、制御部11は、現在設定されたチャンネルを選局リストメモリ12に書き込む(ステップS207)。
ステップS206で所定の基準値未満と判断した場合、又は、ステップS207を行った後、制御部11は、ステップS204に戻って、受信部7のチャンネルを、未サーチのものに更新して、以降、同様の処理を繰り返す。なお、チャンネルサーチの実行中、ユーザは音声及び映像を必要としない場合があるので、復調部8、音声処理部9、映像処理部10、スピーカ4及び表示装置5は能動化されていなくても良い。
上記のようなチャンネルサーチが終了すると(ステップS208)、選局リストメモリ12には、選局リストが完成している。この選局リストは、GPS衛星が受信可能な位置において、受信部7が受信可能なチャンネルが全て記述されている。制御部11は、選局リストメモリ12に書き込まれた受信可能チャンネルをユーザに通知するために、例えば受信可能チャンネルを示す画像を生成して、表示装置5に表示する。
他にも、制御部11は、選局リストから任意の1チャンネルを選択し、選択したものを受信部7に設定しても構わない。この場合、設定されたチャンネル上を伝送されてくる放送波に基づいて、スピーカ4は音声を出力し、表示装置5は映像を出力する。
以上のとおり、トンネル、地下の駐車場、又は高架下など受信条件が良くない場所でチャンネルサーチの要求があっても、GPS衛星からの電波が受信不可の間、制御部11は、チャンネルサーチの実行を保留し、選局リストを作成しない。制御部11は、GPS衛星からの電波を受信可になった時点で、上空の見通しが良くなったとして、チャンネルサーチを開始し、選局リストを作成する。このように本実施の形態によれば、受信装置1の現在位置で本来受信可能な放送波のチャンネルが記述された選局リストを作成可能となる。
なお、チャンネルサーチ要求は、ユーザの操作に応答して図示しない入力装置が制御部11に要求しても構わないし、上記受信装置1を搭載可能な車両のエンジンスタート時又は受信装置1の電源投入時のように予め定められた時期に制御部11に対して要求しても構わない。
また、受信機2は、GPS受信機に限らず、例えば放送衛星又は通信衛星からの電波を受信するものであっても構わない。受信機2には、テレビ放送又はラジオ放送局の送信アンテナよりも、良い見通しが得られる人工衛星からの電波を受信可能であることが要求される。
また、受信機2は、受信装置1に接続されるとして説明したが、これに限らず、受信装置1に内蔵されていても構わない。
本実施の形態では、制御部11は、チャンネルサーチの要求があった後、GPS衛星からの電波が受信可能になるまで、チャンネルサーチの実行を保留する。しかし、これに限らず、制御部11は、GPS衛星からの電波が受信可能な場合のみチャンネルサーチを行っても構わない。
また、制御部11は、一旦開始されたチャンネルサーチの途中に、GPS衛星からの電波の受信状態が悪くなった場合、実行中のチャンネルサーチを中止しても構わない。この場合、チャンネルサーチは、GPS衛星からの電波の受信状態が良くなった場合、再開されればよい。
また、制御部11は、集積回路で実現されても構わない。
本発明に係る受信装置は、現在位置で本来受信可能な放送波のチャンネルが選局リストを作成可能という効果を有し、テレビジョン受像機及びラジオ受信機等として有用である。
1 受信装置
2 受信機
3 放送用アンテナ
4 スピーカ
5 表示装置
6 アンテナ
7 受信部
8 復調部
9 音声処理部
10 映像処理部
11 制御部
12 選局リストメモリ
2 受信機
3 放送用アンテナ
4 スピーカ
5 表示装置
6 アンテナ
7 受信部
8 復調部
9 音声処理部
10 映像処理部
11 制御部
12 選局リストメモリ
Claims (6)
- 放送波を受信する放送波受信部と、
所定の人工衛星からの電波を受信可能であると判断すると、放送波のチャンネルサーチの実行を開始して、前記放送波受信部が現在受信可能なチャンネルのリストを作成する制御部とを備える、受信装置。 - 前記制御部は、前記人工衛星からの電波を受信不可能であると判断すると、放送波のチャンネルサーチの実行を保留又は中止する、請求項1に記載の受信装置。
- 前記制御部は、前記人工衛星からの電波を受信不可能であると判断している間、放送波のチャンネルサーチの実行を保留し、前記人工衛星からの電波を受信可能であると判断すると、放送波のチャンネルサーチの実行を開始する、請求項1に記載の受信装置。
- 前記チャンネルサーチについて実行要求を受け付けた場合又は予め設定されている開始時が来た場合に、前記人工衛星からの電波を受信不可能であると判断すると、放送波のチャンネルサーチの実行を保留又は中止する、請求項2に記載の受信装置。
- 放送波を受信する放送波受信ステップと、
所定の人工衛星からの電波を受信可能であると判断すると、放送波のチャンネルサーチの実行を開始して、前記放送波受信ステップで現在受信可能なチャンネルのリストを作成するリスト作成ステップとを備える、チャンネルサーチ方法。 - 放送波を受信する放送波受信装置と共に用いられる集積回路であって、
所定の人工衛星からの電波を受信可能か否かを判断する判断部と、
前記判断部が前記電波を受信可能と判断すると、放送波のチャンネルサーチの実行を開始して、前記放送波受信部が現在受信可能なチャンネルのリストを作成するリスト作成部とを備える、集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006189010A JP2008017392A (ja) | 2006-07-10 | 2006-07-10 | 受信装置およびチャンネルサーチ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006189010A JP2008017392A (ja) | 2006-07-10 | 2006-07-10 | 受信装置およびチャンネルサーチ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008017392A true JP2008017392A (ja) | 2008-01-24 |
Family
ID=39073971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006189010A Pending JP2008017392A (ja) | 2006-07-10 | 2006-07-10 | 受信装置およびチャンネルサーチ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008017392A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011087051A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Clarion Co Ltd | 受信装置 |
-
2006
- 2006-07-10 JP JP2006189010A patent/JP2008017392A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011087051A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Clarion Co Ltd | 受信装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1865608A1 (en) | Reception control device, reception device, reproduction device, reception control method, program thereof, and recording medium containing the program | |
JP2006262126A (ja) | 受信装置 | |
JP2008017392A (ja) | 受信装置およびチャンネルサーチ方法 | |
JP6381411B2 (ja) | 放送受信システム及びそのリスト作成方法 | |
JP2011049662A (ja) | 情報端末、接続切り替え方法、および接続切り替えプログラム | |
JP3812545B2 (ja) | 自動選局装置 | |
JP2007251807A (ja) | 放送受信システム | |
JP2010268333A (ja) | 受信装置、及び、受信制御方法 | |
JP2011004242A (ja) | 放送受信装置及び中継局情報処理方法 | |
JP2010141420A (ja) | デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法 | |
JPWO2008117447A1 (ja) | 受信装置、受信方法、受信プログラムおよび記録媒体 | |
JP2001255157A (ja) | カーナビゲーション装置 | |
JP4402984B2 (ja) | 地上波デジタル放送受信装置およびナビゲーション装置 | |
JP5375759B2 (ja) | デジタル放送受信装置、受信方法およびプログラム | |
JP5875547B2 (ja) | 移動体用受信装置および系列局サーチ開始タイミング判定方法 | |
JP2006060303A (ja) | デジタル放送受信機 | |
JP3391294B2 (ja) | 受信アンテナ設置サポート方法および装置 | |
JP2005151193A (ja) | 情報処理システムおよびプログラム実行方法 | |
JP2022044251A (ja) | 地上デジタルテレビ放送受信装置、地上デジタルテレビ放送受信方法、及び、地上デジタルテレビ放送受信プログラム | |
JP2005191998A (ja) | 放送受信装置 | |
JP2012205225A (ja) | 画像再生装置 | |
JP2010263447A (ja) | 受信装置、及び、受信制御方法 | |
JP2007129389A (ja) | 受信装置 | |
JP2006132953A (ja) | 測位システム、測位装置、測位装置の制御方法、測位端末装置の制御プログラム | |
JP2014143503A (ja) | 移動体用放送波受信装置 |