JP2008016980A - デジタルスチルカメラ及び測位データ付き画像記録システム - Google Patents

デジタルスチルカメラ及び測位データ付き画像記録システム Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な操作により、撮影画像データと共に、撮影画像データに付随させる付随データとしての測位データを記録する。
【解決手段】DSC3は、内部に、撮像部31、画像処理部32、データメモリ部33、表示制御部34、タイマ35、文字認識処理部36、パターンデータ格納部37、位置情報抽出部38、スイッチI/F部39、カメラ制御部40を備えている。ここで、カメラ制御部40は、DSC3内の各部を制御する制御部である。
【選択図】図4

Description

本発明は、少なくとも、測位情報を画像データに付随させて記録するデジタルスチルカメラ及び測位データ付き画像記録システムに関する。
近年、写真技術のデジタル化に伴い、撮影画像データに様々な付随データを付加して記録することができるようになっている。この付随データは、一般的に利用される、撮影時の情報記録方法としての、例えばExif等で規格化されたフォーマットに基づいて、撮影画像データに付加されたタグデータとして記録される。
この付随データの1つとして、撮影場所の位置情報(位置座標データ=緯度及び経度)があるが、この位置情報を撮影画像データと共に記録することで、撮影場所の特定、撮影後の撮影位置に基づいた編集等、様々な用途に撮影画像データを活用することができる。
このような位置情報を記録するには、当然のことながら、現在位置を求める(測位ともいう)ことが必要となるが、今日では、測位手段としてGPS(Global
Positioning System )が普及している。
例えば、特開平5−110972号公報や特開平8−129216号公報等では、上記GPSによって得られた位置情報(位置座標データ=緯度及び経度)を撮影した画像に付加して記録するデジタルカメラが提案されている。これら従来技術においては、デジタルカメラにGPS機能を内蔵させることも示唆されている。
ところが、GPSでは、一旦、人工衛星の位置を見失うと、再度、補足するまでに長時間を要するので、人工衛星の位置を常に把握しておく必要がある。そのために、デジタルカメラにGPS機能を内蔵させると、デジタルカメラにおいて常に人口衛星を追尾する必要があり、デジタルカメラ自体の消費電力が増加し、例えば電源が断たれる等が生じ、本来の機能である撮影機能を十分にいかすことができないといった問題等が生じる恐れがある。
そこで、例えば特開2004−125490号公報等では、GPS機能を搭載した携帯電話等を利用し、この携帯電話から測位データを、有線または無線にてデジタルカメラに取り込む方法が提案されている。
一方、デジタルカメラは、その主機能としてレンズを通じて画像を取り込むことができるので、例えば特開2000−306076号公報等では、文章等の文字を撮影して、一旦、文字画像として取り込み、例えばOCR等の文字認識機能を用いることで、文字のコードデータとして記録するデジタルカメラが提案されている。
このようなデジタルカメラを用いることで、例えばGPS機能付き携帯端末のモニタに位置情報を表示させ、その位置情報が表示されたモニタの表示画面を撮影することで、デジタルカメラに位置情報を文字のコードデータとして取り込むことが可能である。
特開平5−110972号公報 特開平8−129216号公報 特開2004−125490号公報 特開2000−306076号公報
しかしながら、GPS機能を搭載した携帯電話等を利用し、デジタルカメラに測位データを有線あるいは無線にて取り込ませる上記従来技術(例えば特許文献3)においては、デジタルカメラ本来の機能である撮影操作と、携帯電話とのデータの送受信操作とは操作内容が異なり、撮影画像と共に測位データを付随データとして記録するには、撮影とデータの取り込むといった異なる操作を連続し行う必要があり、操作が煩雑になるといった問題がある。具体的には、撮影操作では、ユーザは、例えば撮影条件、画像処理条件等を設定し、モニタ等を用いて被写体の構図を決定してシャッタを押下するといった操作を行うこととなる。一方、携帯電話とのデータの送受信操作では、ユーザはモニタ等にメニューを表示させ、このメニュー画面から通信に必要な設定画面を展開し、このような設定画面を用いて、例えば送信先の決定、要求する送信内容の設定等の種々の設定を行うといった操作を行う必要がある。
また、上記従来技術(例えば特許文献4)のように、位置情報が表示されたモニタの表示画面を撮影することで、デジタルカメラに位置情報を取り込むことが可能であるが、上述したように、取り込んだ位置情報は文字のコードデータであり、このコードデータは測位データとは異なるために撮影画像と記録する付随データとして扱うことができないといった問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単な操作により、撮影画像データと共に、撮影画像データに付随させる付随データとしての測位データを記録することのできるデジタルスチルカメラ及び測位データ付き画像記録システムを提供することを目的としている。
本発明のデジタルスチルカメラは、
被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段が撮像した撮像信号を信号処理し画像データを生成する信号処理手段と、
前記画像データを格納する画像格納手段と、
前記撮像手段が撮像した、現在位置情報を取得し前記現在位置情報を表示部に表示した位置情報表示手段の前記表示部の位置情報画像より、前記現在位置情報の数値データを抽出する位置情報抽出手段と、
前記位置情報抽出手段が抽出した前記数値データを前記画像格納手段への格納を制御する数値データ格納制御手段と
を備えて構成される。
本発明の測位データ付き画像記録システムは、
被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段が撮像した撮像信号を信号処理し画像データを生成する信号処理手段と、
前記画像データを格納する画像格納手段と、
現在位置情報を取得し前記現在位置情報を表示部に表示した位置情報表示手段と、
前記撮像手段が撮像した、前記位置情報表示手段の前記表示手段に表示された前記現在位置情報を取得し前記現在位置情報を表示部に表示した位置情報表示手段の前記表示部の位置情報画像より、前記現在位置情報の数値データを抽出する位置情報抽出手段と
前記位置情報抽出手段が抽出した前記数値データを前記画像格納手段への格納を制御する数値データ格納制御手段と
を備えて構成される。
本発明によれば、簡単な操作により、撮影画像データと共に、撮影画像データに付随させる付随データとしての測位データを記録することができるという効果がある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について述べる。
図1ないし図12は本発明の実施例1に係わり、図1は測位データ付き画像記録システムの概要を説明する図、図2は図1のDSCの前面の外観を示す図、図3は図1のDSCの敗面の外観を示す図、図4は図1のDSCの内部構成を示すブロック図、図5は図3のDSCの処理を説明するフローチャート、図6は図5の処理を説明する第1の図、図7は図5の処理を説明する第2の図、図8は図5の測位データ取得処理を説明するフローチャート、図9は図8の処理を説明する第1の図、図10は図8の処理を説明する第2の図、図11は図8の処理を説明する第3の図、図12は図1のDSCの応用例を説明する図である。
図1に示すように、本実施例の測位データ付き画像記録システムは、地球の所定軌道に配置された複数の人工衛星1によるGPS(Global Positioning
System
)を用いて現在位置を測位することのできる位置情報表示手段としてのGPS機能付き携帯電話(以下、単に携帯電話と記す)2と、この携帯電話2の表示モニタ2aに表示されたGPSによる測位結果である文字画像からなる位置情報を撮影し、数値データからなる測位データを抽出・算出するデジタルスチルカメラ(以下、DSCと記す)3とを備えて構成される。
DSC3は、図2に示すように、前面に被写体像を入射するレンズ部3aと、上部にファインダ部3b及びシャッタ3cを備えて構成される。また、DSC3は、図3に示すように、背面に、例えば液晶モニタからなる表示モニタ部10、GPSスイッチ11、十字キー12を有して構成される。液晶モニタ部10は撮像した被写体のデジタル画像データや各種メニュー画面を表示するようになっている。また、GPSスイッチ11は、DSC3のモードを通常撮影モードとGPSによる測位データを抽出・算出を行うGPSモードとを切り替える。十字キー12は、表示モニタ部10上の各種メニュー画面を操作する操作キーとして作用するようになっている。また、十字キー12は、「↑」キー12a、「↓」キー12b、「←」キー12c、「→」キー12dから構成される。
DSC3は、内部に、図4に示すように、撮像手段としての撮像部31、画像処理部32、画像格納手段としてのデータメモリ部33、表示制御部34、タイマ35、文字認識処理部36、パターンデータ格納部37、位置情報抽出手段としての位置情報抽出部38、スイッチI/F部39、数値データ格納制御手段としてのカメラ制御部40を備えている。
前記撮像部31は、前記レンズ部3aを介して被写体を撮像する撮像素子(図示せず)を備えた撮像ユニットであって、前記撮像素子は、例えばCCDあるいはC-MOSセンサから構成される。
前記画像処理部32は、前記撮像部31からの撮像信号を画像処理する信号処理部である。前記データメモリ部33は、前記画像処理部32にて処理され、生成された画像データを、例えばExif形式のフォーマットで格納するメモリ部であって、DSC3に対して着脱自在な、公知のメモリカード等の可搬なメモリ媒体から構成されている。
したがって、データメモリ部33に格納されたデータは、データメモリ部33をDSC3より取り外し、データメモリ部33をパーソナルコンピュータ(以下、PC:図示せず)に装着することで、PCに容易に移動させることができる。
前記表示制御部34は、前記画像処理部33からの画像データあるいは、前記データメモリ部33に格納されている画像データを前記表示モニタ10に表示させる制御部である。
前記タイマ35は、現在時刻をリアルタイムにカウントする時間計測部であって、現在の時刻情報を時刻データとして前記データメモリ部33、前記表示制御部34、前記カメラ制御部40に出力する。前記データメモリ部33は、画像データの格納時にこの時刻データを、例えばExif形式のフォーマットにおける付随データとして、画像データと共に格納する。また、前記表示制御部34は、表示モニタ10に表示させる画像データに時刻データに基づく時刻を示す時刻文字画像を重畳させて表示する。
前記文字認識処理部36は、前記GPSスイッチ11によって前記DSC3のモードがGPSモードの場合に、前記携帯電話2の表示モニタ2aに表示されたGPSによる測位結果である文字画像を撮像した際の画像データから文字情報を認識し、測位結果である文字画像上の全文字の文字コードを生成する情報処理部である。
前記位置情報抽出部38は、前記パターンデータ格納部37に格納されているパターンデータを用いて前記文字認識処理部36が認識した文字コードから、位置情報データの文字コードのみを抽出し、抽出した位置情報データの文字コードより数値データを算出して前記データメモリ部33に出力する情報処理部である。
ここで、位置情報抽出部38が最初に抽出した位置情報データの文字コードは、緯度及び経度の数字の、例えばアスキーコードであり、位置情報抽出部38は、この緯度及び経度の数字の文字コードから、本来の緯度及び経度の数値データを算出する。前記データメモリ部33は、この数値データを、例えばExif形式のフォーマットにおける付随データとして、画像データと共に格納する。
スイッチI/F部39は、シャッタ3c、GPSスイッチ11、十字キー12(「↑」キー12a、「↓」キー12b、「←」キー12c、「→」キー12d)の操作状態をカメラ制御部40に送信するI/F部である。
次に、このように構成された本実施例の作用について図5及び図8のフローチャートを用い、図6、図7及び図9ないし図12を参照して説明する。
ここで、図5の処理の概略を先に説明すると、図5の処理は被写体を撮影した後に、撮影した場所の位置情報を撮影画像と共にデータメモリ部33に付随データとして格納する処理である。
DSC3では電源がオンされると、図5に示すように、カメラ制御部40は、ステップS1にて通常撮影モードとなって、通常撮影処理の動作を開始する。この通常撮影処理動作は、公知の通常のデジタルカメラの撮影処理操作と同じであるので詳細な説明は省略する。
この通常撮影処理の動作が開始されると、カメラ制御部40は、ステップS2にて表示制御34を制御し、画像処理部32にて処理され、生成された、図6に示すような、撮像部31が撮像した被写体の動画の画像データを表示モニタ10に表示させる。
図6に示すように、表示モニタ10は、上述したように、撮像部31が撮像した被写体の動画の画像データ50を表示すると共に、測位データ表示画像51を動画の画像データ50に重畳表示する。なお、この段階では、カメラ制御部40が測位データを有していないので、図6では、測位データ表示画像51の数値データ部分には「−−」という表示となっている。
そして、カメラ制御部40は、ステップS3にてスイッチI/F部39を介してシャッタ3cがオンされたかどうか判断する。シャッタ3cがオンされると、カメラ制御部40は、ステップS4にてシャッタ3cオンのタイミングで撮像部31が撮像した被写体の静止画の画像データをデータメモリ部33に格納してステップS5に進む。シャッタ3cがオンされない場合にはステップS3よりステップS5に処理が移行される。
ステップS5では、カメラ制御部40は、スイッチI/F部39を介してGPSスイッチ11がオンされたかどうか判断する。GPSスイッチ11がオンされると、カメラ制御部40は、ステップS100にて測位データ取得処理を実行してステップS6に進む。このステップS100における測位データ取得処理については、後述する。なお、測位データ取得処理により取得された測位データ(緯度及び経度の数値データ)は、位置情報抽出部38内の図示しないメモリ部に格納される。
GPSスイッチ11がオンされない場合には、カメラ制御部40は、ステップS5よりステップS9に処理を移行する。
ステップS6では、カメラ制御部40は、撮影時刻t0と測位時刻tとを比較する。ここで、撮影時刻t0とはステップS3にてシャッタ3cがオンされたと判断した際に、カメラ制御部40がタイマ35より取得した時刻データであって、カメラ制御部40内の図示しないデータレジスタに格納されているデータである。また、測位時刻tとはステップS100にて測位データ取得処理によりカメラ制御部40が測位データ(緯度及び経度の数値データ)を算出した際の、カメラ制御部40がタイマ35より取得した時刻データであって、カメラ制御部40内の図示しないデータレジスタに格納されているデータである。
そして、カメラ制御部40は、ステップS7にて、t-t0>ΔTかどうか、すなわち、測位時刻tは撮影時刻t0より所定時間ΔT経過した時刻かどうか判断する。つまり、撮影時刻t0より測位時刻tが所定時間ΔTを超えている場合には、ユーザが撮影した位置より違う位置に移動した可能性が高い。
この処理は、このような移動が行われたどうかを判断するための判断処理である。本実施例では、一例として例えばΔT=6時間としているが、これに限らない。
t-t0>ΔTでないと判断すると、カメラ制御部40は、ステップS8にて位置情報抽出部38を制御し、位置情報抽出部38内の図示しないメモリ部の測位データ(緯度及び経度の数値データ)をステップS4において格納した画像データと共に、例えばExif形式のフォーマットにおける付随データとして格納し、ステップS9に進む。
また、t-t0>ΔTと判断すると、カメラ制御部40は、ステップS10にて位置情報抽出部38を制御し、位置情報抽出部38内の図示しないメモリ部から測位データ(緯度及び経度の数値データ)を消去しステップS1に戻る。
そして、カメラ制御部40は、このようなステップS1〜ステップS10の一連の処理をステップS9にて撮影終了(電源オフ)を検知するまで繰り返す。
このようにして撮影後に、GPSスイッチ11がオンされ、カメラ制御部40が測位データ(緯度及び経度の数値データ)を算出し、測位データ(緯度及び経度の数値データ)をステップS4において格納した画像データと共に、例えばExif形式のフォーマットにおける付随データとして格納した場合、例えば撮影した画像を再生すると、図7に示すような撮影した静止画50aが表示モニタ10に表示される。このとき表示モニタ10には撮影した静止画50aの直下に重畳表示された測位データ表示画像52上に、撮影した場所の、測位データ(緯度及び経度の数値データ)に基づく位置情報が表示される。
なお、図7では測位データ(緯度及び経度の数値データ)が「35,39,51,80、139,21,52,25」のとき、この測位データに基づいて、位置情報が「北緯35度39分51秒80、東経139度21分52秒25」と表示された例を示している。
つぎに、上記ステップS100における測位データ取得処理について説明する。この測位データ取得処理では、図8に示すように、カメラ制御部40は、ステップS101にて測位データ画像を表示モニタ10に表示させる。
測位データ画像は、携帯電話2の表示モニタ2a(図1参照)に表示されたGPSによる測位結果である文字画像であって、図9に示すように、DSC3は、携帯電話2の表示モニタ2aを撮像部31にて撮像することで、表示モニタ2a上の測位データ画像75を表示モニタ10に表示する。
ここで、GPSスイッチ11がオンされると、カメラ制御部40は、表示モニタ10にガイドライン枠54を重畳表示させ、このガイドライン枠54に測位データ画像75を収めた構図をユーザに促すようになっている。
そして、カメラ制御部40は、ステップS102にてシャッタ3cがオンされたかどうか判断し、シャッタ3cがオンされたと判断すると、カメラ制御部40は、ステップS103にて撮像部31を介して携帯電話2の表示モニタ2aを被写体とした画像を取り込み、画像処理部32を経て文字認識部36に出力する。
そして、カメラ制御部40は、ステップS104にて文字認識部36を制御し、文字認識部36が文字認識処理を実行する。この文字認識処理では、文字認識部36は、携帯電話2の表示モニタ2aを被写体とした画像から文字画像のみを抽出し、文字画像を公知のパターンマッチング手法によりコード化し、コード化された文字コードを位置情報抽出部38に出力する。
続いて、カメラ制御部40は、ステップS105にて位置情報抽出部38を制御し、位置情報抽出部38が測位データ部分の文字コードを抽出する。具体的には、図10に示すように、位置情報抽出部38は、文字認識部36からの文字認識結果である文字コードと、パターンデータ格納部37に格納されているパターンデータとを比較し、同一パターンの文字コード列である測位データの文字コードを抽出(パターン抽出)する。
そして、カメラ制御部40は、ステップS106にて位置情報抽出部38を制御し、位置情報抽出部38がパターン抽出できたかどうか判断し、パターン抽出できた場合には、ステップS107に進み、パターン抽出できない場合には、カメラ制御部40は、ステップS109にて、例えば表示モニタ10を用いユーザに告知等を行うエラー処理を行いステップS101に戻る。
ステップS107では、カメラ制御部40は、位置情報抽出部38を制御し、位置情報抽出部38がステップS105において抽出した測位データの文字コードを、図10に示すように、数値化した数値データに変換して算出する。
なお、このとき、カメラ制御部40は、表示制御部34を制御し、図11に示すように、位置情報抽出部38が算出した測位データの数値データに基づく、確認画像55を表示モニタ10に表示させ、ユーザに対してOKボタン57あるいはキャンセルボタン56を選択させて、数値データのユーザによる確認を行うようにしてもよい。
そして、カメラ制御部40は、ステップS108にデータイマ35より位置情報抽出部38が算出した時刻データである測位時刻tを取り込み、この測位時刻tをカメラ制御部40内の図示しないデータレジスタに格納すると共に、位置情報抽出部38が算出した測位データの数値データを位置情報抽出部38内の図示しないメモリ部に格納し処理を終了する。
このように本実施例では、DSC3は被写体が撮影され、GPSスイッチ11がオンされる通常撮影モードからGPSモードに切り替わる。そして、現在位置の測位はGPS機能付きの携帯電話2に実行させ、この測位データを有する測位データ画像を携帯電話2の表示モニタ2aに表示させる。その後、表示モニタ2aを撮影し、測位データ画像に対して、文字認識処理、測位データの文字コード抽出処理、文字コードの数値数値化処理を実行し、データメモリ部33に格納した画像データと共に、例えばExif形式のフォーマットにおける付随データとしてデータメモリ部33に格納する。したがって、通常撮影と同様な操作にて、簡単に、測位データを付随データとしてデータメモリ部33に格納することができる。
また、図12に示すように、データメモリ部33は、上述したように、例えばDSC3に対して着脱自在な、公知のメモリカード等の可搬なメモリ媒体から構成しているので、データメモリ部33に格納されている、Exif形式のフォーマットに従っている画像データ及び付随データとしての測位データをPC200に転送でき、PC200上で画像データを編集したり、測位データに基づき撮影された撮影場所の地図を展開でき、画像データと地図情報をリンクさせて画像データをファイル化することも容易に行うことができる。
図13ないし図15は本発明の実施例2に係わり、図13はDSCの処理を説明するフローチャート、図14は図13の処理を説明する第1の図、図15は図13の処理を説明する第2の図である。
実施例2は、実施例1と構成は同一であり、処理が異なるのみであるから、異なる点のみ説明する。
実施例1では、被写体を撮影した後に、撮影した場所の位置情報を撮影画像と共にデータメモリ部33に付随データとして格納するとしたが、本実施例は、測位データを取得した後に、被写体を撮影して、画像データと付随データとして測位データとを同時にデータメモリ部33に格納する(以下、測位撮影と記す)。
具体的には、本実施例では、図13に示すように、カメラ制御部40は、実施例1で説明したステップS1〜S100の処理を行った後、ステップS21にて、図14に示すように、取得した測位データを表示モニタ10に、撮像部31が撮像している被写体の動画像に重畳して表示する。
この図14の状態では、ユーザは、撮影の構図のために。表示モニタ10に被写体の動画を表示している段階で、測位データを確認できる。
そして、カメラ制御部40は、ステップS22にて現在時刻Tと測位時刻tとを比較する。続いてカメラ制御部40は、ステップS23にて、T-t>ΔT0かどうか、すなわち、現在時刻Tは測位時刻tより所定時間ΔT0経過した時刻かどうか判断する。つまり、測位時刻tからの現在時刻Tの経過時間が長くなれれば、ユーザが測位した位置と違う位置いる可能性が高い。本実施例では、一例としてΔT0=6時間としているが、これに限らない。
さらに、現在時刻Tは測位時刻tより所定時間ΔT0経過していれば、カメラ制御部40は、ステップS24にてT-t>ΔT1(>ΔT0)かどうか、すなわち、現在時刻Tは測位時刻tより所定時間ΔT1(>ΔT0)経過した時刻かどうか判断する。つまり、測位時刻tからの現在時刻Tの経過時間がΔT0よりも長いΔT1経過すると、測位時刻tに測位した測位データの信頼性が低下し、この現在時刻Tにおける測位データが意味をなさないと考えられる。本実施例では、一例としてΔT0=12時間としているが、これに限らない。
ステップS23において、現在時刻Tは測位時刻tより所定時間ΔT0経過していない、すなわち、0<=T-t<=ΔT0ならば、カメラ制御部40は、ステップS25にて、例えば図14及び図15に示すように、経過時間に応じた測位データが表示される測位データ表示画像51の表示形態を変更(例えば、(1)表示色を変える:0分<=T-t<10分なら青色表示(図14:第1のハッチングで示している)、10分<=T-t<30分なら黄色表示(図示せず)、30分<=T-t<=90分なら赤色表示(図15:第2のハッチングで示している)、(2)マーカを点滅重畳表示させ、点滅間隔を変える等)して表示モニタ10に表示することで時間経過をユーザに警告する処理を実行する。
例えば図14の状態の被写体の動画50ときの現在時刻Tに近い測位時刻tでの測位データは信頼できるが、図15に示すように例えば測位時刻tから60分以上経過した状態の動画50ときの現在時刻Tの測位データの信頼度は低下するため、測位データの表示形態を変更することで、再度、測位データを取得することをユーザに促すことができる。
また、ステップS24においてT-t>ΔT1(>ΔT0)と判断すると、実施例1で説明したように、カメラ制御部40は、ステップS26にて測位データの消去を行い、ステップS1に戻る。
ステップS25の警告表示を行っている間に、カメラ制御部40は、ステップS27にて表示モニタ10に表示されている中止ボタン80(図14参照)がユーザに操作されたことを検知すると、測位撮影中止と判断しステップS1に戻る。
また、中止ボタン80の操作が検知されない場合は、カメラ制御部40は、ステップS28にてシャッタ3cがオンされたかどうか判断する。そして、カメラ制御部40は、ステップS29にて画像データに測位データを付加(付随)させてデータメモリ部33に格納する。そして、カメラ制御部40は、上記の処理をステップS29にて撮影終了を検知する間で繰り返す。
このように本実施例では、実施例1と同様な効果を得ると共に、撮影前に測位しているので、測位データを表示モニタ10の撮影対象である被写体像上に表示でき、ユーザが撮影画像に測位データを付加(付随)させるかどうかが選択できる。
また、ユーザは測位データ表示画像51の表示形態を確認することで、容易に測位データの信頼度が判断できる。
なお、上記各実施例では、ステップS100における測位データ取得処理において、形態電話2の表示モニタ2aの画像を文字画像としたが、これに限らす、例えば図16に示すように、文字画像の代わりに測位データを規格化したバーコード75aを形態電話2の表示モニタ2aに表示させ、この規格に基づきDSC3にてバーコード75aを撮像し、数値データである測位データを取得するようにしてもよいし、バーコード75aに限らず、例えば2次元コードである、QRコードを表示させ、この規格に基づきDSC3にてバーコード75aを撮像し、数値データである測位データを取得するようにしてもよい。
また、上記各実施例では、GPS機能付きの携帯電話2を例に説明したが、これに限らず。GPS機能付きのPDAや車搭載型のカーナビゲーションシステムの端末に測位データを表示させ、DSC3にて表示画像を撮影しても同様な作用/効果を得ることができることは言うまでもない。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
本発明の実施例1に係る測位データ付き画像記録システムの概要を説明する図 図1のDSCの前面の外観を示す図 図1のDSCの敗面の外観を示す図 図1のDSCの内部構成を示すブロック図 図3のDSCの処理を説明するフローチャート 図5の処理を説明する第1の図 図5の処理を説明する第2の図 図5の測位データ取得処理を説明するフローチャート 図8の処理を説明する第1の図 図8の処理を説明する第2の図 図8の処理を説明する第3の図 図1のDSCの応用例を説明する図 本発明の実施例2に係るDSCの処理を説明するフローチャート 図13の処理を説明する第1の図 図13の処理を説明する第2の図 本発明の変形例を説明する図
符号の説明
1…人工衛星
2…携帯電話
2a…表示モニタ
3…DSC
31…撮像部
32…画像処理部
33…データメモリ部
34…表示制御部
35…タイマ
36…文字認識処理部
37…パターンデータ格納部
38…位置情報抽出部
39…スイッチI/F部
40…カメラ制御部

Claims (5)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像した撮像信号を信号処理し画像データを生成する信号処理手段と、
    前記画像データを格納する画像格納手段と、
    前記撮像手段が撮像した、現在位置情報を取得し前記現在位置情報を表示部に表示した位置情報表示手段の前記表示部の位置情報画像より、前記現在位置情報の数値データを抽出する位置情報抽出手段と、
    前記位置情報抽出手段が抽出した前記数値データを前記画像格納手段への格納を制御する数値データ格納制御手段と
    を備えたことを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  2. 前記信号処理手段は、所定フォーマット形式の画像データを生成し、
    前記位置情報抽出手段は、前記所定フォーマット形式の付随データとして前記現在位置情報を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデジタルスチルカメラ。
  3. 前記所定フォーマット形式は、Exif形式フォーマットである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のデジタルスチルカメラ。
  4. 位置情報表示手段は、携帯電話である
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のデジタルスチルカメラ。
  5. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像した撮像信号を信号処理し画像データを生成する信号処理手段と、
    前記画像データを格納する画像格納手段と、
    現在位置情報を取得し前記現在位置情報を表示部に表示した位置情報表示手段と、
    前記撮像手段が撮像した、前記位置情報表示手段の前記表示手段に表示された前記現在位置情報を取得し前記現在位置情報を表示部に表示した位置情報表示手段の前記表示部の位置情報画像より、前記現在位置情報の数値データを抽出する位置情報抽出手段と
    前記位置情報抽出手段が抽出した前記数値データを前記画像格納手段への格納を制御する数値データ格納制御手段と
    を備えたことを特徴とする測位データ付き画像記録システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011030689A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Nidek Co Ltd 眼底撮影システム及び立体眼底画像処理方法
JP2016040890A (ja) * 2014-08-13 2016-03-24 株式会社リコー 撮像装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

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