JP2008016502A - Rf集積回路及びその製造方法 - Google Patents

Rf集積回路及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008016502A
JP2008016502A JP2006183673A JP2006183673A JP2008016502A JP 2008016502 A JP2008016502 A JP 2008016502A JP 2006183673 A JP2006183673 A JP 2006183673A JP 2006183673 A JP2006183673 A JP 2006183673A JP 2008016502 A JP2008016502 A JP 2008016502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
inductor layer
inductor
insulating film
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006183673A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kinoshita
多賀雄 木下
Kazunori Fujisawa
和徳 藤澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006183673A priority Critical patent/JP2008016502A/ja
Publication of JP2008016502A publication Critical patent/JP2008016502A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】工程数の低減と共に、バービア底部での抵抗値異常や断線を抑制しうるRF集積回路及びその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】基体上にボンディングパッド層と積層インダクタとを備え、該積層インダクタが、最下層インダクタ層上に上層インダクタ層を積層させた構成を有し、前記最下層インダクタ層が、前記ボンディングパッド層と同一の材料からなることを特徴とするRF集積回路により上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、RF集積回路及びその製造方法に関する。更に詳しくは、本発明は、ボンディングパッド層と積層インダクタとを備えたRF集積回路及びその製造方法に関する。
近年、無線通信の分野において、コイル状の配線からなるインダクタを内在させたRF(無線周波数)集積回路が用いられるようになっている。インダクタの性能を向上させるためには、配線の断面積を大きくすることが有効なため、配線の膜厚を大きくすることが望まれている。膜厚を大きくする方法として、例えば、特開2005−210121号公報(特許文献1)に記載された方法がある。
上記公報に記載された方法を概略工程断面図である図5(a)〜(i)を参照して簡単に説明する。
まず、基体500の表面層に、側壁及び底部をバリア膜501で覆われた銅埋め込み配線502からなるパッド下層配線503と埋め込み下層インダクタ層504を形成する。次に、基体500、パッド下層配線503及び埋め込み下層インダクタ層504上に、後に形成される構造物への銅の拡散を防止することを目的とした第1保護膜505と、汚染物(例えば、水分)の浸入防止を目的とした第2保護膜506を形成することで、図5(a)に示す構成が得られる。
次に、パッド下層配線503及び埋め込み下層インダクタ層504上の第1保護膜505及び第2保護膜506を除去することで、図5(b)に示すように、ボンディングパッド層接続部507及びバービア(barvia)508を形成する。
次に、図5(c)に示すように、基体500の全面に、TaN層509、TiN層510、Al層(又はAl合金層)511及びTiN層512をこの順で堆積させる。
次に、フォトリソグラフィ法とリアクティブイオンエッチング(RIE)法により、ボンディングパッド層接続部507上以外のTiN層512、Al層511及びTiN層510を除去することで、ボンディングパッド層513を形成する(図5(d)参照)。このエッチングでは、TaN層509が除去されないので、埋め込み下層インダクタ層504を構成する銅が、後に形成される構造物へ拡散することを防止できる。
次に、図5(e)に示すように、全面に銅めっき用の銅シード膜514を堆積する。
次に、全面にレジスト膜を堆積した後、フォトリソグラフィ法により、上層インダクタ層形成用の開口部を有するレジストパターン515を形成する(図5−1(f)参照)。
次に、図5−1(g)に示すように、開口部を、電解めっき法により、銅で埋め込むことで上層インダクタ層516を形成する。
次に、有機溶剤、又は低温、低パワーO2プラズマを使用してレジストを除去する。この後、ボンディングパッド層513及び上層インダクタ層516をマスクとして、銅シード膜514及びTaN層509をそれぞれスパッタエッチング及びRIE法で除去する(図5−1(h)参照)。
次に、例えばポリイミドイソインドールキナゾリンジオンのような有機物を全面に塗布して保護膜517を形成する。次いで、図5−1(i)に示すように、ボンディングパッド層513上部に外部素子との接続端子用のパッド開口部518を形成する。こうしてボンディングパッド部519と、下層インダクタ層504及び上層インダクタ層516から構成される積層インダクタ520とを備えたRF集積回路が得られる。
なお、RF集積回路の一例の概略平面図を図1に示す。図1では、複数のボンディングパッド100と、スパイラル状のインダクタ101とからなっている。
上記方法では、工程数を減らす目的から、ボンディングパッド層形成時のRIE法によるドライエッチングの際に、TaN層509をエッチングストッパー膜として使用している。この使用により、使用しない場合より、マスク枚数を低減できるので、工程数が低減できるとされている。
特開2005−210121号公報
しかしながら、RIE法を用いてTiN層512/Al層511/TiN層510を除去するためには、バービアにおいて、ボンディングパッド層513の形成に必要な時間以上のオーバーエッチングが必要である。その際、バービアの底部のTaN層509が除去され埋め込み下層インダクタ層504が露出することがある。露出した下層インダクタ層504は、後工程であるレジスト層除去工程でその表面が酸化される(図6参照)。そのため、上層インダクタ層の形成時に、接続孔底部の銅が消失することや、酸化銅が存在することによる、抵抗値異常や断線が引き起こされることがあった。
本発明によれば、ボンディングパッド層形成と同一工程で、下層インダクタ層を作製することで、工程数の低減と共に、バービア底部での抵抗値異常や断線を抑制しうるRF集積回路及びその製造方法を提供する。
かくして本発明によれば、基体上にボンディングパッド層と積層インダクタとを備え、該積層インダクタが、最下層インダクタ層上に上層インダクタ層を積層させた構成を有し、前記最下層インダクタ層が、前記ボンディングパッド層と同一の材料からなることを特徴とするRF集積回路が提供される。
また、本発明によれば、基体上にボンディングパッド層と最下層インダクタ層の形成用の同一材料からなる単一層を形成する工程と、該単一層をパターニングすることで、最下層インダクタ層とボンディングパッド層とを同時に形成する工程と、前記最層インダクタ層上に上層インダクタ層を積層する工程とを含むことを特徴とするRF集積回路の製造方法が提供される。
本発明によれば、下層インダクタ層が、ボンディングパッド層と同一の材料からなることで、上層インダクタ層形成時に、バービア底部での抵抗値異常や断線を生じ難いRF集積回路を提供できる。その結果、高性能インダクタを提供できる。
また、本発明によれば、同一材料からなる単一層をパターニングすることで、下層インダクタ層とボンディングパッド層と同時に形成する工程を含むので、工程数の低減と共に、バービア底部での抵抗値異常や断線を抑制できる。
更に、上層インダクタ層が銅又は銅合金からなる場合、上層インダクタ層を有機膜上に設けられたエッチングマスクを用いて、上層インダクタ層形成用の開口部を有機膜に形成し、この開口部を電解めっき法により銅で埋め込むことで上層インダクタ層を形成できる。この形成方法によれば、上面の最短幅のより狭い上層インダクタ層を形成することが可能となる。
本発明のRF集積回路は、基体上にボンディングパッド層と積層インダクタとを備えている。ここで、基体としては、特に限定されず、既知の基体をいずれも使用できる。例えば、シリコン、ゲルマニウム等の元素半導体、シリコンゲルマニウム、GaAs、InGaAs、ZnSe、GaN等の化合物半導体によるバルク基板を絶縁膜で覆った基体や、ガラス基体やプラスチック基体等が挙げられる。絶縁膜としては、例えば、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、PSG、BPSG等の無機膜、ポリイミド、ポリイミドイソインドールキナゾリンジオン等の有機膜が挙げられる。
絶縁膜の下部には、種々の部材を備えていてもよい。部材としては、例えば、トランジスタ、キャパシタ、抵抗等の素子、配線等が挙げられる。
ボンディングパッド層は、基板上又は表面層に形成された配線層上に通常形成されている。表面層に形成される配線層は、例えばダマシン法により、基体に埋め込まれた構成を有していてもよい。この配線層を構成する材料には、特に限定されず既知の材料を使用できる。この材料の具体例としては、銅、Al、金、銀等の金属や、これら金属の合金や、タングステン、チタン、コバルト、タンタル等の高融点金属や、これら高融点金属のシリサイドや、シリコンや、ITO、NESA等の導電性金属酸化物等が挙げられる。なお、銅のような拡散しやすい金属を使用する場合は、基体と配線層との界面にTaN、TiN、WN、Ru等の材料からなるバリア膜を備えていてもよい。
ボンディングパッド層を構成する材料には、特に限定されず既知の材料を使用できる。この材料の具体例としては、上記配線層と同様の材料を使用できる。この内、Al及びその合金が好ましい。Alと合金を形成しうる他の金属としては、例えば、銅が挙げられる。更に、合金中の他の金属割合は、5重量%以下であることが好ましい。
ボンディングパッド層の形状は、特に限定されない。例えば、四角形を含む多角形、楕円形を含む円形、不定形等の種々の平面形状が挙げられる。
更に、ボンディングパッド層は、配線層上に直接形成されていてもよく、配線層上の絶縁膜に設けられた接続孔に形成されていてもよい。後者の方法は、配線層の上面の幅が広い場合に有効な方法である。この絶縁膜は、特に限定されず既知の絶縁膜を使用できる。この接続孔は、配線層と、ボンディングパッド層上に形成されるプラグとの電気的接続を良好にするために、断面において、その底面が配線層の幅より狭く、上面が配線層の幅より広いことが好ましい。
ボンディングパッド層の厚さは、0.5〜10μmであることが好ましい。 10μmより厚い場合は、エッチングが困難なので好ましくない。より好ましい厚さは、1〜2μmである。
次に、積層インダクタは、下層インダクタ層上に上層インダクタ層を積層させた構成を有している。更に、積層インダクタの平面構造は、特に限定されず、既知の構造をいずれも採用できる。例えば、図1のRF集積回路の場合、積層インダクタは八角形のスパイラル状の構造を有している。積層インダクタの構造は図1の構造以外に、円形のスパイラル状、四角形のスパイラル状等の種々の構成を採用できる。例えば、図1のスパイラル状の積層インダクタの場合、平面における、積層インダクタの線幅W、線間隔S、直径d、スパイラル回数Lとすると、Wは1〜50μm、Sは1〜50μm、dは10〜500μm、Lは1〜6回の範囲であることが好ましい。
特に本発明では、最下層インダクタ層が、ボンディングパッド層と同一の材料からなっている。
最下層インダクタ層は、基体上に直接形成されていてもよく、基体上に絶縁膜を介して形成されていてもよい。ここで、絶縁膜としては、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜等が挙げられる。
最下層インダクタ層の厚さは、0.5〜10μmであることが好ましい。より好ましい厚さは、1〜2μmである。
次に、上層インダクタ層を構成する材料には、特に限定されず既知の材料を使用できる。この材料の具体例としては、上記配線層と同様の材料を使用できる。この内、銅及びその合金が好ましい。銅と合金を形成しうる他の金属としては、例えば、Al、Ti、Sn等が挙げられる。更に、合金中の他の金属割合は、1重量%以下であることが好ましい。
上層インダクタ層は、1層からなっていてもよく、2層以上の積層体からなっていてもよい。
上層インダクタ層の厚さは、0.5〜10μmであることが好ましい。低抵抗のインダクタを形成するためには上層インダクタ層を厚く堆積することが好ましいが、10μmより厚い場合は、上層インダクタ形状を形成するレジスト膜や有機系塗布膜の堆積、及び上層インダクタを覆う保護絶縁膜の堆積が困難なので好ましくない。より好ましい厚さは、3〜8μmである。なお、2層以上の積層体からなる場合、上記厚さは合計値である。
上層インダクタ層と下層インダクタ層の断面方向の幅は、同一でもよく、異なっていてもよい。
更に、下層インダクタ層とボンディングパッド層とが第1絶縁膜で覆われ、下層インダクタ層と上層インダクタ層とが第1絶縁膜に形成されたバービアを介して接続されていてもよい。
第1絶縁膜としては、例えば、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、PSG、BPSG等の無機膜、ポリイミド、ポリイミドイソインドールキナゾリンジオン等の有機膜が挙げられる。この内、平坦化工程の必要のない、塗布法で形成された有機膜が好ましい。
バービアの断面形状は、両インダクタ層が導通できさえすれば特に限定されない。例えば、バービアは、両インダクタ層の電気的接続を良好にするために、バービアの幅はインダクタ層の幅を超えない程度の広い幅であることが好ましい。
ここで、銅のような拡散しやすい金属を上層インダクタ層に使用する場合は、上層インダクタ層の下にTiN、Ti、WN、W等の材料からなるバリア膜を配置することが好ましい。バリア膜の厚さは、30〜300nmであることが好ましい。30nmより薄い場合は、第一絶縁膜への銅の拡散を防止できないので好ましくなく、300nmより厚い場合は、下層インダクタ層との接続が高抵抗のバリア膜を介在させるために高抵抗となるので好ましくない。より好ましい厚さは、50〜200nmである。
上層インダクタ層の側壁を覆い第1絶縁膜上に形成された第2絶縁膜を備えていてもよい。第2絶縁膜としては、例えば、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、PSG、BPSG等の無機膜、ポリイミド、ポリイミドイソインドールキナゾリンジオン等の有機膜が挙げられる。この内、平坦化工程の必要のない、塗布法で形成された有機膜が好ましい。
更に、本発明のRF集積回路は、ボンディングパッド層と最下層インダクタ層が、両層形成用の同一材料からなる単一層を形成する工程と、単一層をパターニングすることで、最下層インダクタ層とボンディングパッド層と同時に形成する工程とを経ることにより形成できる。
単一層の形成方法は、特に限定されず、スパッタ法、CVD(化学気相成長)法等の既知の方法を使用できる。また、基体と配線層との界面にバリア膜を形成する場合、その形成方法は、特に限定されず、反応性スパッタ法、CVD法等の既知の方法を使用できる。更に、パターニングは、既知のフォトリソグラフィ法とエッチング法により行うことができる。
次に、下層インダクタ層上に上層インダクタ層を積層するが、積層方法は、特に限定されず、スパッタ法、CVD法、電解めっき法等の既知の方法を使用できる。この内、電解めっき法が好ましい。
下層インダクタ層とボンディングパッド層とを覆う第1絶縁膜の形成方法は、特に限定されず、この膜に使用する材料に応じて適切な方法を採用できる。特に、塗布法は、その後の平坦化工程が不要であるため好ましい。次いで、第1絶縁膜に形成されるバービアは、特に限定されることなく、既知のフォトリソグラフィ法とエッチング法により形成できる。
更に、上層インダクタ層が銅(銅合金を含む)からなる場合、以下の方法により上層インダクタ層を形成してもよい。
(1)バービア内壁を含む基体表面をバリア膜と銅シード膜の順で覆う工程と、銅シード膜上に上層インダクタ層の形状の開口部を有するレジストパターンを形成する工程と、開口部を銅電解めっき法により銅又は銅合金で埋め込むことにより上層インダクタ層を形成する工程と、レジスト膜除去後に上層インダクタ層をマスクとして銅シード膜及びバリア膜を除去する工程と、第1絶縁膜上に上層インダクタ層を覆う第2絶縁膜を形成する工程とからなる方法
(2)バービア内壁を含む基体表面をバリア膜と銅シード膜の順で覆う工程と、銅シード膜上に有機塗布膜を堆積する工程と、有機塗布膜上に上層インダクタ層形成領域が開口したエッチングマスクを形成する工程と、エッチングマスクを用いて有機塗布膜をエッチングして開口部を形成する工程と、開口部を電解めっき法により銅又は銅合金で埋め込む工程と、レジスト膜、エッチングマスク及び有機塗布膜除去後に上層インダクタ層をマスクとして銅シード膜及びバリア膜を除去する工程と、第1絶縁膜上に上層インダクタ層の側壁及び上部を覆う第2絶縁膜を形成する工程とからなる方法
上記方法において、銅シード膜の厚さは、30〜300nmであることが好ましい。30nmより薄い場合は、銅シード膜が高抵抗になるため、ウェハの中心と外周部で銅の堆積速度が異なり、厚さの異なる上層インダクタが同一ウェハ内に形成されるので好ましくなく、300nmより厚い場合は、銅シードを除去が困難になるので好ましくない。より好ましい厚さは、100〜200nmである。
第2絶縁膜の形成方法は、特に限定されず、この膜に使用する材料に応じて適切な方法を採用できる。特に、塗布法は、高さのある上層インダクタ層の側壁を覆う厚い膜を高速に、安価に堆積できるため好ましい。
方法(1)及び(2)中、銅シード膜及びバリア膜の除去方法としては、特に限定されないが、例えば、ウエットエッチング法が挙げられる。
方法(2)中、エッチングマスクを構成する材料としては、フォトレジストが挙げられる。エッチングマスクの形成方法は、特に限定されず、このマスクに使用する材料に応じて適切な方法(例えば、フォトリソグラフィ法)を採用できる。また、有機塗布膜のエッチング方法としては、特に限定されないが、特に、O2ガス、N2ガス、Arガス、F含有ガス、又はこれらガスの混合物に由来するプラズマを利用したドライエッチングであることが好ましい。この方法では、側壁が垂直でかつ微細(例えば、10μm以下のパターン幅)な大きさで上層インダクタ層形成用の開口部を形成することができる。
以下の実施の形態において、RF集積回路をより詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態により限定されるものではない。
(実施の形態1)
図2(a)〜(k)は、実施の形態1のRF集積回路用の概略工程断面図である。
まず、図2(a)に示すように、Si製の基体200の表面層の、側壁及び底部をバリア膜201で覆われた銅からなる埋め込み配線層202の上に、厚さ10〜50nmの窒化シリコン膜203と厚さ100〜500nmの酸化シリコン膜204をプラズマCVD法により形成する。
次に、図2(b)に示すように、既知のフォトリソグラフィ法とドライエッチング法により、窒化シリコン膜203と酸化シリコン膜204をパターニングすることで、ボンディングパッド層が形成される接続孔205を埋め込み配線層202上に開口する。
次に、図2(c)に示すように、厚さ10〜50nmの窒化タンタル膜206を反応性スパッタリング法で形成した後、1〜2μmのAl膜又はAl合金膜207をスパッタリング法で堆積させる。
次に、図2(d)に示すように、既知のフォトリソグラフィ法とリアクティブイオンエッチング法により、ボンディングパッド層208と下層インダクタ層209を同時に形成する。
次に、図2(e)に示すように、ボンディングパッド層208と下層インダクタ層209上に、既知のスピンコート法により2〜3μmの第1絶縁膜210を形成する。第1絶縁膜210は、例えばポリイミド膜を単層で使用してもよく、窒化シリコン膜及び/又は酸化シリコン膜を堆積し、その上に堆積させてもよい。
次に、図2(f)に示すように、既知のフォトリソグラフィ法とドライエッチング法により、下層インダクタ層209の上面に開口を有するバービア211を形成する。バービア211の形成は、下層インダクタの線幅が10μm以上の場合には、ウエットエッチングを使用することも可能である。
次に、図2(g)に示すように、バービア211が開口された基体上に、50〜200nmの窒化チタニウム層(上層インダクタ層用のバリア膜)212を反応性スパッタリング法で形成した後、100〜200nmの銅又は銅合金膜(シード膜)213をスパッタリング法で堆積させる。
次に、図2−1(h)に示すように、既知のフォトリソグラフィ法により、上層インダクタ層に対応する形状の開口部を有するレジストパターン214を形成する。
次に、図2−1(i)に示すように、既知の電解めっき法で、レジストパターン214の開口部を銅で選択的に埋め込むことで、上層インダクタ層215を形成する。
次に、図2−1(j)に示すように、有機溶剤、又は低温及び低パワーO2プラズマ(例えば、50℃、500W)を用いてレジストパターン214を剥離し、銅シード膜213を硫酸と過酸化水素の混合液である硫酸加水を用いた湿式エッチング法を用いて除去し、続いてバリア膜212を湿式エッチング法により除去する。
この実施の形態によれば、バービア底部の最下層インダクタ層の上面がレジストパターン214除去時に酸化されることがない。そのため、酸化により引き起こされる最下層インダクタ層と上層インダクタ層間の抵抗値異常や断線の発生を抑制できる。
また、上層インダクタ層の形成時に、ボンディングパッド層は、湿式エッチングで用いる薬液やプラズマに曝されることがない。そのため、ボンディングパッド層表面の腐食や変質を抑制でき、ワイヤボンディング部の抵抗異常を防ぐことができる。
次に、図2−1(k)に示すように、上層インダクタ層215を覆うような膜厚で第2絶縁膜216を既知のスピンコート法により形成する。この後、既知のフォトリソグラフィ法とドライエッチング法により、ボンディングパッド層208上を開口することで、外部素子との接続端子用の開口部を形成できる。こうしてボンディングパッド部218と積層インダクタ219とを備えたRF集積回路が得られる。217はパッド開口部である。
なお、実施の形態1で得られるRF集積回路の一例の概略平面図を図1に示す。図1において、ボンディングパッド100は長軸方向の幅が50〜300nmであり、短軸方向の幅が30〜200nmである。また、インダクタ101は、1〜50μmの積層インダクタの線幅W、1〜50μmの線間隔S、10〜500μmの直径d、1〜6回のスパイラル回数Lを有する。
(実施の形態2)
図3(a)〜(g)は、実施の形態2のRF集積回路用の概略工程断面図である。
TiN層302、Al層303及びTiN層304の積層体を基体300上にこの順で堆積させた後、この積層体を既知の方法でパターニングすることで、ビア層301上にボンディングパッド層305と、下層インダクタ層306とを形成する。次いで、保護膜として、厚さ10〜50nmの窒化シリコン膜307と厚さ100〜500nmの酸化シリコン膜308をプラズマCVD法により基体300の全面に堆積する。更に、既知のスピンコート法により、1000〜2000nmの第1絶縁膜309を形成することで図3(a)の構成を得る。第1絶縁膜309は、例えば塗布法で形成されたポリイミド膜からなる。この実施の形態では、実施の形態1と異なり、ボンディングパッド層305と下層インダクタ層306の下面は、同一の高さに位置する。
次に、図3(b)に示すように、既知のフォトリソグラフィ法とドライエッチング法により、TiN層302の上面が露出するバービア310を形成する。バービア310の形成は、下層インダクタの線幅が10μm以上の場合には、ウエットエッチングを使用することも可能である。
以降、図2(g)〜(k)と同様にして、図3(c)〜(g)の工程を経ることにより、外部素子との接続用のパッド開口部316を備え、ボンディングパッド部317と積層インダクタ318とを備えたRF集積回路が得られる。なお、この実施例で得られるRF集積回路の平面形状は、実施の形態1と同様である。
図中、311はバリア膜、312は銅又は銅合金膜、313はレジストパターン、314は上層インダクタ層、315は第2絶縁膜である。
(実施の形態3)
図2−1(h)以降の実施の形態1の上層インダクタ層の形成方法に代えて、以下に説明する図4(a)〜(c)の形成方法を使用してもよい。
3000nm以上の有機塗布膜414を既知のスピンコート法により形成した後、100〜500nmのエッチングマスク415を既知のスピンコート法により形成する。次いで、既知のフォトリソグラフィ法により上層インダクタ層の形成位置に開口部を有するレジストパターン416を形成することで図4(a)に示す構成を得る。ここで、有機塗布膜414には有機BARCを使用し、エッチングマスク415には有機塗布膜414とエッチング選択比が異なるフォトレジストを使用している。
続いて、図4(b)に示すように、ドライエッチング法により、上層インダクタ層用の開口部を形成する。このエッチング用のエッチャントには、例えばArガス、N2ガス、O2ガス、F含有ガス、これらガスの混合物に由来するプラズマを使用してもよい。このエッチング法により、側面が垂直で、かつより微細な大きさで、上層インダクタ層用の開口部を形成できる。
この後、図4(c)に示すように、図2−1(i)と同様にして、有機塗布膜414膜の開口部を既知の電解めっき法により選択的に銅で埋め込むことで、上層インダクタ層417を形成することにより、ボンディングパッド部418と積層インダクタ419とを備えたRF集積回路が得られる。
なお、図示しないが、図2−1(k)と同様にして、外部素子との接続用のパッド開口部を形成することができる。
図中、400は基体、401はバリア膜、402は埋め込み配線層、403は窒化シリコン膜、404は酸化シリコン膜、406は窒化タンタル膜、407はAl膜又はAl合金膜、408はボンディングパッド層、409は下層インダクタ層、410は第1絶縁膜、412はバリア膜、413は銅又は銅合金膜を意味する。
RF集積回路の概略平面図である。 実施の形態1のRF集積回路の概略工程断面図である。 実施の形態1のRF集積回路の概略工程断面図である。 実施の形態2のRF集積回路の概略工程断面図である。 実施の形態2のRF集積回路の概略工程断面図である。 実施の形態3のRF集積回路の概略工程断面図である。 従来のRF集積回路の概略工程断面図である。 従来のRF集積回路の概略工程断面図である。 従来のRF集積回路の課題を説明するための最下層インダクタ層周辺の概略断面図である。
符号の説明
100 ボンディングパッド
101 インダクタ
200、300、400、500 基体
201、311、401、501 バリア膜
202、402、502 埋め込み配線層
203、403、307 窒化シリコン膜
204、404、308 酸化シリコン膜
205 接続孔
206、406 窒化タンタル膜
207、407 Al膜又はAl合金膜
208、305、408、513 ボンディングパッド層
209、306、409、504 下層インダクタ層
210、309、410 第1絶縁膜
211、310、508 バービア
212、311、401、412 バリア膜
213、312、413 銅又は銅合金膜
214、313、416、515 レジストパターン
215、314、417、516 上層インダクタ層
216、315 第2絶縁膜
217、316、518 パッド開口部
218、317、418、519 ボンディングパッド部
219、318、419、520 積層インダクタ
302、304、510、512 TiN層
303 Al層
301 ビア層
414 有機塗布膜
415 エッチングマスク
503 パッド下層配線
505 第1保護膜
506 第2保護膜
507 ボンディングパッド層接続部
509 TaN層
511 Al層(又はAl合金層)
514 銅シード膜
517 保護膜
W 線幅
S 線間隔
d 直径
L スパイラル回数

Claims (11)

  1. 基体上にボンディングパッド層と積層インダクタとを備え、該積層インダクタが、最下層インダクタ層上に上層インダクタ層を積層させた構成を有し、前記最下層インダクタ層が、前記ボンディングパッド層と同一の材料からなることを特徴とするRF集積回路。
  2. 前記最下層インダクタ層とボンディングパッド層とがAl又はその合金からなる層であり、前記上層インダクタ層が銅又はその合金からなる層である請求項1に記載のRF集積回路。
  3. 前記最下層インダクタ層とボンディングパッド層とが、同一の材料からなる単一層をパターニングすることにより同時に得られた層である請求項1に記載のRF集積回路。
  4. 前記最下層インダクタ層とボンディングパッド層とが第1絶縁膜で覆われ、前記最下層インダクタ層と上層インダクタ層とが前記第1絶縁膜に形成されたバービアを介して接続されている請求項1に記載のRF集積回路。
  5. 前記最下層インダクタ層と上層インダクタ層との間に配置されたパッシベーション膜と、前記上層インダクタ層の側壁を覆い前記第1絶縁膜上に形成された第2絶縁膜とを更に備える請求項4に記載のRF集積回路。
  6. 基体上にボンディングパッド層と最下層インダクタ層の形成用の同一材料からなる単一層を形成する工程と、該単一層をパターニングすることで、最下層インダクタ層とボンディングパッド層とを同時に形成する工程と、前記最下層インダクタ層上に上層インダクタ層を積層する工程とを含むことを特徴とするRF集積回路の製造方法。
  7. 前記最下層インダクタ層とボンディングパッド層とがAl又はその合金からなる層であり、前記上層インダクタ層が銅又はその合金からなる層である請求項6に記載のRF集積回路の製造方法。
  8. 前記最下層インダクタ層とボンディングパッド層とが第1絶縁膜で覆われ、前記最下層インダクタ層と上層インダクタ層とが前記第1絶縁膜に形成されたバービアを介して接続されており、
    前記上層インダクタ層を積層する工程が、前記最下層インダクタ層とボンディングパッド層とを前記第1絶縁膜で覆う工程と、該第1絶縁膜の前記最下層インダクタ層上に前記バービアを形成する工程と、該バービアを介して前記最下層インダクタ層と接続する前記上層インダクタ層を形成する工程とからなる請求項6に記載のRF集積回路の製造方法。
  9. 前記最下層インダクタ層と上層インダクタ層との間に配置されたパッシベーション膜と、前記上層インダクタ層の側壁を覆い前記第1絶縁膜上に形成された第2絶縁膜とを更に備え、前記上層インダクタ層が銅又は銅合金からなり、
    前記上層インダクタ層を形成する工程が、前記バービアをパッシベーション膜と銅シード膜の順で覆う工程と、該銅シード膜上に上層インダクタ層の形状の開口部を有するレジスト膜を形成する工程と、前記開口部を銅電解めっき法により銅又は銅合金で埋め込むことにより上層インダクタ層を形成する工程と、前記レジスト膜除去後に上層インダクタ層をマスクとしてパッシベーション膜及び銅シード膜を除去する工程と、前記第1絶縁膜上に前記上層インダクタ層の側壁を覆う第2絶縁膜を形成する工程とからなる請求項8に記載のRF集積回路の製造方法。
  10. 前記最下層インダクタ層と上層インダクタ層との間に配置されたパッシベーション膜と、前記上層インダクタ層の側壁を覆い前記第1絶縁膜上に形成された第2絶縁膜とを更に備え、前記上層インダクタ層が銅からなり、
    前記上層インダクタ層を形成する工程が、前記バービアをパッシベーション膜と銅シード膜の順で覆う工程と、該銅シード膜上に前記第2絶縁膜を形成する工程と、該第2絶縁膜上に上層インダクタ層形成領域が開口したエッチングマスクを形成する工程と、該エッチングマスクを用いて前記第2絶縁膜をエッチングして開口部を形成する工程と、該開口部を電解めっき法により銅又は銅合金で埋め込むことにより上層インダクタ層を形成する工程とからなる請求項8に記載のRF集積回路の製造方法。
  11. 前記第2絶縁膜のエッチングが、O2ガス、N2ガス、Arガス、F含有ガス、又はこれらガスの混合物に由来するプラズマを利用したドライエッチングである請求項10に記載のRF集積回路の製造方法。
JP2006183673A 2006-07-03 2006-07-03 Rf集積回路及びその製造方法 Pending JP2008016502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006183673A JP2008016502A (ja) 2006-07-03 2006-07-03 Rf集積回路及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006183673A JP2008016502A (ja) 2006-07-03 2006-07-03 Rf集積回路及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008016502A true JP2008016502A (ja) 2008-01-24

Family

ID=39073266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006183673A Pending JP2008016502A (ja) 2006-07-03 2006-07-03 Rf集積回路及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008016502A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2014069662A1 (ja) * 2012-11-05 2016-09-08 大日本印刷株式会社 配線構造体

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002164468A (ja) * 2000-11-29 2002-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2003347410A (ja) * 2002-05-27 2003-12-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2005175434A (ja) * 2003-09-30 2005-06-30 Agere Systems Inc 集積回路内に形成されたインダクタ
JP2005210121A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ボンディング・パッドと高性能銅インダクタの集積化
JP2005207797A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Hitachi Ltd 生体および化学試料検査装置
JP2005217419A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 高qファクタ(q値)の集積回路インダクタ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002164468A (ja) * 2000-11-29 2002-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2003347410A (ja) * 2002-05-27 2003-12-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2005175434A (ja) * 2003-09-30 2005-06-30 Agere Systems Inc 集積回路内に形成されたインダクタ
JP2005207797A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Hitachi Ltd 生体および化学試料検査装置
JP2005210121A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ボンディング・パッドと高性能銅インダクタの集積化
JP2005217419A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 高qファクタ(q値)の集積回路インダクタ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2014069662A1 (ja) * 2012-11-05 2016-09-08 大日本印刷株式会社 配線構造体
US10121748B2 (en) 2012-11-05 2018-11-06 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Line structure and a method for producing the same
US10586768B2 (en) 2012-11-05 2020-03-10 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Line structure and a method for producing the same
JP2020038982A (ja) * 2012-11-05 2020-03-12 大日本印刷株式会社 配線構造体
US11069618B2 (en) 2012-11-05 2021-07-20 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Line structure and a method for producing the same
US11217530B2 (en) 2012-11-05 2022-01-04 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Line structure and a method for producing the same
US11862564B2 (en) 2012-11-05 2024-01-02 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Multi-layer line structure and method for manufacturing thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7068138B2 (en) High Q factor integrated circuit inductor
EP1831918B1 (en) Fabrication of a ferromagnetic inductor core and capacitor electrode in a single photo mask step
US8120181B2 (en) Post passivation interconnection process and structures
US7807337B2 (en) Inductor for a system-on-a-chip and a method for manufacturing the same
US8110342B2 (en) Method for forming an opening
CN106030819A (zh) 具有选择性过孔接线柱的可缩放互连结构
TW201742227A (zh) 半導體結構的製造方法
US7053165B2 (en) Semiconductor integrated circuit including an inductor and method of manufacturing the same
JP2001217242A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP3659112B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
US10263064B2 (en) Semiconductor devices and methods of forming the same
TWI598970B (zh) 半導體結構及其形成方法
US20170194246A1 (en) Mimcap structure in a semiconductor device package
JP2004221498A (ja) 半導体装置の製造方法および半導体装置
JP5090688B2 (ja) 半導体装置
US20120193793A1 (en) Semiconductor device and method of fabricating the same
TWI828985B (zh) 完全自對準減法蝕刻
JP2008016502A (ja) Rf集積回路及びその製造方法
KR20010094954A (ko) 반도체 디바이스내 캐패시터 및 이의 제조 방법
US10510661B2 (en) Semiconductor devices and methods of forming the same
JP2010080551A (ja) 半導体装置
TWI701793B (zh) 電子元件及其製造方法
KR100478487B1 (ko) 반도체 소자 및 그 제조 방법
KR20050081008A (ko) 인덕터의 제조 방법
US20110108987A1 (en) Semiconductor device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080806

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111212

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20111220

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120203

A02 Decision of refusal

Effective date: 20120410

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02