JP2008016285A - シーソースイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】衝突音を低減する効果を十分に得ることができるとともに、コストの低廉化を図ることができるシーソースイッチ装置を提供する。
【解決手段】装置本体2と、装置本体2に傾倒可能に軸支され、レバー両端部にそれぞれ操作力伝達部3C,3Dを有する操作レバー3と、操作レバー3の2つの操作力伝達部3C,3Dにそれぞれ対応して配置され、操作レバー3が傾倒しない中立位置において弾性復帰可能な状態で撓む可動接点部を有する1対のスイッチ4,5と、1対のスイッチ4,5と操作レバー3との間に進退自在に介在し、1対のスイッチ4,5の可動接点部4B,5B及び2つの操作力伝達部3C,3Dにそれぞれ接触して配置された1対のプッシュロッド6,7とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】装置本体2と、装置本体2に傾倒可能に軸支され、レバー両端部にそれぞれ操作力伝達部3C,3Dを有する操作レバー3と、操作レバー3の2つの操作力伝達部3C,3Dにそれぞれ対応して配置され、操作レバー3が傾倒しない中立位置において弾性復帰可能な状態で撓む可動接点部を有する1対のスイッチ4,5と、1対のスイッチ4,5と操作レバー3との間に進退自在に介在し、1対のスイッチ4,5の可動接点部4B,5B及び2つの操作力伝達部3C,3Dにそれぞれ接触して配置された1対のプッシュロッド6,7とを備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、シーソースイッチ装置に関し、特に操作レバーを傾倒させることにより、互いに並列する1対のスイッチのうちいずれか一方のスイッチをスイッチング操作するシーソースイッチ装置に関する。
従来のシーソースイッチ装置として、例えば、プッシュロッドを操作レバーに常時接触させることにより、プッシュロッドと操作レバーとの衝突音を低減するようにしたものがある(特許文献1)。
このシーソースイッチ装置は、レバー両端部にそれぞれ操作面を有する操作レバーと、この操作レバーの両操作面にそれぞれ対応して配置された1対のスイッチと、これら1対のスイッチと操作レバーのレバー両端部との間にそれぞれ介在する1対のプッシュロッドと、これら1対のプッシュロッドを操作レバー側に付勢するばね部材とから構成されている。
操作レバーは、前述した操作面の他に、1対のプッシュロッドにそれぞれ接触する押圧突起を有し、スイッチハウジングにレバー中央部が揺動可能に軸支されている。1対のスイッチは、操作レバーの2つの押圧突起の下方に配置され、スイッチハウジング内に収容されている。そして、操作レバーの初期状態(中立状態)において1対のスイッチの両方がOFF状態となるように構成されている。また、操作レバーの揺動によって1対のスイッチのうち一方のスイッチがスイッチOFF状態からスイッチON状態となるように、他方のスイッチがOFF状態を維持するように構成されている。1対のプッシュロッドは、操作レバーの2つの押圧突起と1対のスイッチとの間にそれぞれ昇降可能に配置されている。ばね部材は、スイッチハウジングの仕切部に押圧接触可能な2つの支点部を有し、スイッチハウジング内で1対のプッシュロッドに係止されている。そして、1対のプッシュロッドをそれぞれ操作レバーの2つの押圧突起に常時接触させるように構成されている。
以上の構成において、操作レバーが1対のプッシュロッドからばね部材の付勢力を受けて中立状態(スイッチOFF状態)に保持される。この状態から操作レバーの2つの操作面のうち一方の操作面が押圧されると、操作レバーが一方側に傾倒する。この場合、操作レバーが傾倒すると、操作レバーへの押圧力が1対のプッシュロッドのうち一方のプッシュロッドに伝達される。そして、プッシュロッドが1対のスイッチのうち一方のスイッチを押圧し、そのスイッチがON状態となる。この場合、他方のスイッチはOFF状態が維持される。一方のスイッチのON状態において、操作レバーへの押圧が解除されると、操作レバーがプッシュロッドを介して一方のスイッチから反撥力を受けて中立状態に戻る。
特開2005−310413号公報
しかしながら、特許文献1のシーソースイッチ装置によると、操作レバーとプッシュロッドとを常時接触させるものであるが、操作レバーの傾倒によってばね部材の2つの支点部のうち一方の支点部がスイッチハウジング(仕切部)から、1対のプッシュロッドのうち一方のプッシュロッドが対応するスイッチからそれぞれ離間する構造であるため、操作レバーが中立状態に戻る場合にばね部材(支点部)及びプッシュロッドがそれぞれスイッチハウジングとスイッチに衝突し、衝突音を低減する効果を十分に得ることができないという問題があった。
また、特許文献1のシーソースイッチ装置によると、プッシュロッドを操作レバー側に付勢するばね部材を必要とするばかりか、装置組立時にばね部材を1対のプッシュロッドに係止する構造であるため、部品点数のみならず組立工程数が嵩み、コスト高になるという問題もあった。
従って、本発明の目的は、衝突音を低減する効果を十分に得ることができるとともに、コストの低廉化を図ることができるシーソースイッチ装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、装置本体と、前記装置本体に傾倒可能に軸支され、レバー両端部にそれぞれ操作力伝達部を有する操作レバーと、前記操作レバーの2つの操作力伝達部にそれぞれ対応して配置され、前記操作レバーが傾倒しない中立位置において弾性復帰可能な状態で撓む可動接点部を有する1対のスイッチと、前記1対のスイッチと前記操作レバーとの間に進退自在に介在し、前記1対のスイッチの前記可動接点部及び前記2つの操作力伝達部にそれぞれ接触して配置された1対のプッシュロッドとを備えたことを特徴とするシーソースイッチ装置を提供する。
本発明によると、衝突音を低減する効果を十分に得ることができるとともに、コストの低廉化を図ることができる。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係るシーソースイッチ装置の全体を説明するために示す断面図である。図2は、本発明の実施の形態に係るシーソースイッチ装置の使用状態を示す正面図である。
図1は、本発明の実施の形態に係るシーソースイッチ装置の全体を説明するために示す断面図である。図2は、本発明の実施の形態に係るシーソースイッチ装置の使用状態を示す正面図である。
〔シーソースイッチ装置の全体構成〕
図1において、符号1で示すシーソースイッチ装置は、車両A(図2に示す)におけるステアリングホイールW(図2に示す)の一部を構成する装置本体2と、外部に露出する2つの操作部3A,3Bを有する操作レバー3と、固定接点部4A,5A及び可動接点部4B,5Bを有する1対のスイッチ4,5と、1対のスイッチ4,5と操作レバー3との間に介在する1対のプッシュロッド6,7と、1対のプッシュロッド6,7及び1対のスイッチ4,5等を搭載するプリント配線板8とから大略構成されている。シーソースイッチ装置1は例えば車両用電話機ON・OFFスイッチ装置に適用される。
図1において、符号1で示すシーソースイッチ装置は、車両A(図2に示す)におけるステアリングホイールW(図2に示す)の一部を構成する装置本体2と、外部に露出する2つの操作部3A,3Bを有する操作レバー3と、固定接点部4A,5A及び可動接点部4B,5Bを有する1対のスイッチ4,5と、1対のスイッチ4,5と操作レバー3との間に介在する1対のプッシュロッド6,7と、1対のプッシュロッド6,7及び1対のスイッチ4,5等を搭載するプリント配線板8とから大略構成されている。シーソースイッチ装置1は例えば車両用電話機ON・OFFスイッチ装置に適用される。
なお、図2に示すように、車両A内の天井部には防眩ミラーM1(インナミラー)が、また車両A(ドアパネルD1,D2)外の運転席側及び助手席側には防眩ミラーM2,M3(アウタミラー)が後写鏡としてそれぞれ角度調整可能に取り付けられている。
(装置本体2の構成)
装置本体2は、図1に示すように、上方に開口する貫通窓2A及びこの貫通窓2Aに連通する収容空間2Bを有し、全体が例えば合成樹脂材料によって形成されている。装置本体2内(収容空間2B)には、プッシュロッド6,7を進退可能に挿通するロッド挿通孔50A,51Aを有するガイド50,51が収容されている。
装置本体2は、図1に示すように、上方に開口する貫通窓2A及びこの貫通窓2Aに連通する収容空間2Bを有し、全体が例えば合成樹脂材料によって形成されている。装置本体2内(収容空間2B)には、プッシュロッド6,7を進退可能に挿通するロッド挿通孔50A,51Aを有するガイド50,51が収容されている。
ガイド50,51は、可動接点部4B,5B(後述する接点本体4b,5b)上に配置され、全体が固定接点部側に開口する略キャップ状部材によって形成されている。そして、可動接点部4B,5B(後述するスイッチ機能子4c,5c)及びプッシュロッド6,7を案内するように構成されている。ガイド50,51内には、ロッド挿通孔50A,51Aに連通する円柱状のガイド部50B,51B及び可動接点部4B,5Bの一部を収容する截頭円錐形状の収容部50C,51Cが設けられている。
(操作レバー3の構成)
操作レバー3は、図1に示すように、操作部3A,3Bの他に、収容空間2Bに突出する2つの操作力伝達部3C,3Dをそのレバー両端部に有し、貫通窓2A内に配置され、装置本体2に枢支ピン60を介して傾倒(揺動)可能に軸支されている。そして、操作部3A,3Bへの押圧操作によって傾倒し、押圧操作の解除によって中立位置に復帰するように構成されている。操作力伝達部3C,3Dは、所定の間隔をもって並列し、操作部3A,3Bにそれぞれ対応する位置に配置されている。操作力伝達部3C,3Dのロッド側端面(プッシュロッド6,7に対する接触部)3c,3dは、操作レバー3の裏面に対して傾斜する扁平面で形成されている。
操作レバー3は、図1に示すように、操作部3A,3Bの他に、収容空間2Bに突出する2つの操作力伝達部3C,3Dをそのレバー両端部に有し、貫通窓2A内に配置され、装置本体2に枢支ピン60を介して傾倒(揺動)可能に軸支されている。そして、操作部3A,3Bへの押圧操作によって傾倒し、押圧操作の解除によって中立位置に復帰するように構成されている。操作力伝達部3C,3Dは、所定の間隔をもって並列し、操作部3A,3Bにそれぞれ対応する位置に配置されている。操作力伝達部3C,3Dのロッド側端面(プッシュロッド6,7に対する接触部)3c,3dは、操作レバー3の裏面に対して傾斜する扁平面で形成されている。
(スイッチ4,5の構成)
スイッチ4,5は、前述したように固定接点部4A,5A及び可動接点部4B,5Bを有し、2つの操作部3A,3Bにそれぞれ対応して配置され、かつ収容空間2Bに収容されている。
スイッチ4,5は、前述したように固定接点部4A,5A及び可動接点部4B,5Bを有し、2つの操作部3A,3Bにそれぞれ対応して配置され、かつ収容空間2Bに収容されている。
固定接点部4A,5Aは、複数の導電部からなり、所定の間隔をもって互いに並設され、かつプリント配線板8上に形成されている。
可動接点部4B,5Bは、固定接点部4A,5Aを収容する貫通孔a,bを有する接点部本体4b,5bと、固定接点部4A,5Aに対応する導電部m,nを有するスイッチ機能子4c,5cと、スイッチ機能子4c,5c及び接点部本体4b,5bに連接する連接片4d,5dとを含み、プリント配線板8上に配置され、全体がラバー部材によって形成されている。
接点部本体4b,5bは、それぞれ互いに一体に形成され、プリント配線板8の固定接点部側に貼付されている。スイッチ機能子4c,5cは、固定接点部4A,5Aに対応する位置に配置され、全体が段状の円柱部材によって形成されている。そして、ガイド部50B,51B内を進退し、導電部m,nの固定接点部4A,5Aへの接触によってスイッチ4,5がON状態になるように、また導電部m,nの固定接点部4A,5Aからの離間によってスイッチ4,5がOFF状態になるように構成されている。連接片4c,5cは、操作レバー3が傾倒しない中立位置において弾性復帰可能な状態で撓む略キャップ状部材によって形成され、貫通孔a,bのレバー側開口周縁及びスイッチ機能子4c,5cの外周面に一体に設けられている。そして、操作レバー3の一方側への傾倒によって屈曲し、その他方側への傾倒によって弾性復帰するように構成されている。
(プッシュロッド6,7の構成)
1対のプッシュロッド6,7は、固定接点部側にフランジ6A,7Aを有する合成樹脂製の円柱部材からなり、可動接点部4Bと操作力伝達部3C及び可動接点部5Bと操作力伝達部3Dにそれぞれ接触して配置され、かつ収容空間2Bに進退自在に収容されている。そして、操作レバー3からの押圧操作力をスイッチ4,5に伝達し、可動接点部4B,5B(連接片4d,5d)の弾性復帰力を操作レバー3に伝達するように構成されている。
1対のプッシュロッド6,7は、固定接点部側にフランジ6A,7Aを有する合成樹脂製の円柱部材からなり、可動接点部4Bと操作力伝達部3C及び可動接点部5Bと操作力伝達部3Dにそれぞれ接触して配置され、かつ収容空間2Bに進退自在に収容されている。そして、操作レバー3からの押圧操作力をスイッチ4,5に伝達し、可動接点部4B,5B(連接片4d,5d)の弾性復帰力を操作レバー3に伝達するように構成されている。
(プリント配線板8の構成)
プリント配線板8は、収容空間2Bに収容されている。そして、前述したようにプッシュロッド6,7及びスイッチ4,5等を搭載するように構成されている。プリント配線板8には、固定接点部4B,5Bの出力によってスイッチ4,5のON状態を検出するスイッチ回路(図示せず)が形成されている。また、プリント配線板8には、スイッチ回路に接続するマイクロコンピュータからなる制御装置(図示せず)が搭載されている。
プリント配線板8は、収容空間2Bに収容されている。そして、前述したようにプッシュロッド6,7及びスイッチ4,5等を搭載するように構成されている。プリント配線板8には、固定接点部4B,5Bの出力によってスイッチ4,5のON状態を検出するスイッチ回路(図示せず)が形成されている。また、プリント配線板8には、スイッチ回路に接続するマイクロコンピュータからなる制御装置(図示せず)が搭載されている。
〔シーソースイッチ装置1の動作〕
図3は、本発明の実施の形態に係るシーソースイッチ装置の動作を説明するために示す断面図である。図3(a)は操作レバーの中立状態を、図3(b)はその一方側への傾倒状態を、図3(c)はその他方側への傾倒状態をそれぞれ示す。
図3は、本発明の実施の形態に係るシーソースイッチ装置の動作を説明するために示す断面図である。図3(a)は操作レバーの中立状態を、図3(b)はその一方側への傾倒状態を、図3(c)はその他方側への傾倒状態をそれぞれ示す。
図3(a)に示すように、可動接点部4B,5Bの連接片4d,5dが弾性復帰可能な状態にあり、このため操作レバー3が1対のプッシュロッド6,7から連接片4d,5dの付勢力を受けて中立状態(スイッチ4,5のOFF状態)に保持される。
一方、図3(b)に示すように、操作レバー3の中立状態から操作部3Bが押圧されると、操作レバー3が一方側(時計回り)に傾倒する。この場合、操作レバー3が傾倒すると、操作レバー3への押圧力が操作力伝達部3Dを介してプッシュロッド7に伝達される。そして、プッシュロッド7が下降して可動接点部5Bを押圧し、これに伴い可動接点部5B(連接片5d)がその付勢力に抗して固定接点部側にさらに撓んでスイッチ機能子5cを固定接点部5Aに接触させ、スイッチ5がON状態となる。同時に、可動接点部4B(連接片4d)がその付勢力によってプッシュロッド6を押圧し、これに伴いプッシュロッド6が操作レバー3の傾倒に追随して上昇し、スイッチ4のOFF状態が維持される。スイッチ5のON状態において、操作レバー3への押圧が解除されると、操作レバー3がプッシュロッド7を介して連接片5dから付勢力を受けて傾倒状態から中立状態に戻る。
また、図3(c)に示すように、操作レバー3の中立状態から操作部3Aが押圧されると、操作レバー3が一方側(反時計回り)に傾倒する。この場合、操作レバー3が傾倒すると、操作レバー3への押圧力が操作力伝達部3Cを介してプッシュロッド6に伝達される。そして、プッシュロッド6が下降して可動接点部4Bを押圧し、これに伴い可動接点部4B(連接片4d)がその付勢力に抗して固定接点部側にさらに撓んでスイッチ機能子4cを固定接点部4Aに接触させ、スイッチ4がON状態となる。同時に、可動接点部5B(連接片5d)がその付勢力によってプッシュロッド7を押圧し、これに伴いプッシュロッド7が操作レバー3の傾倒に追随して上昇し、スイッチ5のOFF状態が維持される。スイッチ4のON状態において、操作レバー3への押圧が解除されると、操作レバー3がプッシュロッド6を介して連接片4dから付勢力を受けて傾倒状態から中立状態に戻る。
[実施の形態の効果]
以上説明した実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
以上説明した実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
(1)操作レバー3とプッシュロッド6,7及びプッシュロッド6,7とスイッチ4,5(可動接点部4B,5B)を常時接触させるものであるため、操作レバー3が傾倒状態から中立状態に戻る場合に従来のようには構成部品同士が衝突せず、衝突音を低減する効果を十分に得ることができる。
(2)プッシュロッド6,7を操作レバー側に付勢するばね部材が不要になるため、部品点数及び製造工程数を削減することができ、コストの低廉化を図ることができる。
(3)可動接点部4B,5B(連接片4d,5d)は、操作レバー3の一方側への傾倒によって屈曲し、その他方側への傾倒によって弾性復帰するラバー部材からなるため、操作レバー3の押圧操作時にクリック感を得ることができる。
(4)可動接点部4B,5B(接点部本体4b,5b)は互いに一体に形成されているため、部品点数を削減することができ、この点においてもコストの低廉化を図ることができる。
以上、本発明のシーソースイッチ装置を上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば次に示すような変形も可能である。
(1)本実施の形態では、操作力伝達部3C,3Dのロッド側端面(接触部)3c,3dが操作レバー3の裏面に対して傾斜する扁平面で形成されている場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、球面によって形成してもよい。この場合、プッシュロッドに対する操作レバー(操作力伝達部)の安定した接触力を得ることができる。
(2)本実施の形態では、装置本体2がステアリングホイールWの一部を構成する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば車両用ドアパネルにおけるアームレストの一部を構成するものでもよく、この他にシーソースイッチ装置専用のケースであっても勿論よい。
(3)本実施の形態では、車両用電話機ON・OFFスイッチ装置に適用する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば車両用音響機器の音量調整スイッチ装置,ソース切替スイッチ装置や空調機器のON・OFFスイッチ装置,温度調整スイッチ装置にも本実施の形態と同様に適用可能である。
1…シーソースイッチ装置、2…装置本体、2A…貫通窓、2B…収容空間、3…操作レバー、3A,3B…操作部、3C,3D…操作力伝達部、3c,3d…ロッド側端面、4,5…スイッチ、4A,5A…固定接点部、4B,5B…可動接点部、4b,5b…接点部本体、4c,5c…スイッチ機能子、4d,5d…連結片、6,7…プッシュロッド、6A,7A…フランジ、8…プリント配線板、50,51…ガイド、50A,51A…ロッド挿通孔、50B,51B…ガイド部、50C,51C…収容部、60…枢支ピン、A…車両、a,b…貫通孔、m,n…導電部、D1,D2…ドアパネル、M1…インナミラー、M2,M3…アウタミラー、W…ステアリングホイール
Claims (6)
- 装置本体と、
前記装置本体に傾倒可能に軸支され、レバー両端部にそれぞれ操作力伝達部を有する操作レバーと、
前記操作レバーの2つの操作力伝達部にそれぞれ対応して配置され、前記操作レバーが傾倒しない中立位置において弾性復帰可能な状態で撓む可動接点部を有する1対のスイッチと、
前記1対のスイッチと前記操作レバーとの間に進退自在に介在し、前記1対のスイッチの前記可動接点部及び前記2つの操作力伝達部にそれぞれ接触して配置された1対のプッシュロッドと
を備えたことを特徴とするシーソースイッチ装置。 - 前記1対のスイッチの前記可動接点部は、前記1対のスイッチの一方のスイッチのON状態で他方のスイッチにおいて弾性復帰し、前記一方のスイッチのOFF状態で前記他方のスイッチにおいて更に撓んで前記他方のスイッチをON状態にする請求項1に記載のシーソースイッチ装置。
- 前記装置本体は、車両用ステアリングホイールの一部を構成する請求項1に記載のシーソースイッチ装置。
- 前記操作レバーの前記2つの操作力伝達部における前記1対のプッシュロッドに対する接触部は、球面によって形成されている請求項1に記載のシーソースイッチ装置。
- 前記1対のスイッチの可動接点部は、前記操作レバーの一方側への傾倒によって屈曲し、その他方側への傾倒によって弾性復帰するラバー部材からなる請求項1に記載のシーソースイッチ装置。
- 前記1対のスイッチの前記可動接点部は互いに一体に形成されている請求項1に記載のシーソースイッチ装置。
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