JP2008012954A - 自動車のフロアカーペットの構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多少の取り付け位置のずれを許容し、ブラケットと車載部品との間への挟み込みを防止でき、組み付け性を向上させる自動車のフロアカーペットの構造を提供する。
【解決手段】 部品取付ブラケット2が、上部に部品取付け部21を有するとともに、前記部品取付部21から下方に延びてフロアパネル61に接合される複数の脚部22を有し、前記フロアパネル61上に前記脚部22によって立設状態に配置される。一方で、フロアカーペット1の切り起し部11を構成する切り起し舌片12の幅が、前記脚部22により形成される幅よりも広く形成され、前記切り起し舌片12は前記脚部22の間に入り込まず、前記板状の脚部22の端部に当接して、もたれかかるように立ち上がる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、フロアパネル上面にフロアカーペットが敷設されるとともに、フロアパネルに設けられた部品取り付け用のブラケットがフロアカーペットを貫通して配置される自動車のフロアカーペットの構造に関する。
従来において、自動車の車室の床には、外観性向上、遮音性向上、断熱性向上の為、フロアパネル上面にフロアカーペットが敷設されている。このフロアカーペットはフロアパネル側にフェルト等のパッドが貼り付けられている。
また、車室内の床(例えば、フロントシートの下側の床)に車載部品(例えば、制御装置やオーディオ関係部品)を取付けるブラケットを設け、車載部品へブラケットを介して車室内の床に取付けることが行われている。
その為、フロアパネル上面に取付けられたブラケットは、フロアカーペットに設けられた孔を貫通して、その部品取り付け部をフロアカーペットより上方に突出させ、車載部品へ取付けることが行われている。
しかしながら、その大きさ、部品の精度、組み付け作業からフロアカーペットとブラケットの位置決めを正確に行うことは難しく、また、車載部品の取り付けに際しては、確実な締付固定をする為に、ブラケットと車載部品との間にカーペットを挟みこまないようにする必要がある。
このため、フロアカーペットの位置の修正等に注意を払う必要があって、その作業性の向上が望まれていた。特開2000−177444号公報には、位置決め当接部を設けて、フロアパネルとフロアカーペットとを、位置決め当接部を起点として正しく位置決めすることが開示されている。そして、この従来技術ではブラケット用の開口をカバー部材にて覆い隠していることがあった。
特開2000−177444号公報
前記したフロアカーペットの挟み込みを防止する為に、ブラケットが貫通するカーペットの孔を大きくすることが考えられる。しかし、孔を大きくすると、ブラケットのみならずフロアパネルやフロアカーペット裏側のパッドまでもが乗員の目に触れて、著しく外観性や商品性を損なうことになるとともに、孔に埃やごみが溜まることとなる。また、大きく形成された孔によってフロアカーペットの遮音性や断熱性が低下することになる。また、カバー部材を設けると、部品の増加とその組みつけの工数が必要となり、コストの上昇となる。
そこで、本発明は、別部品のカバー部材を設けることなく、ブラケットの貫通部となるフロアカーペットの開口部周りの見栄えを損なわず、多少の組み付け位置のずれを許容し、ブラケットと車載部品との間への挟み込みを防止できる組み付け性を向上させた自動車のフロアカーペットの構造を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明におけるフロアカーペットおよびその取付構造は、前記フロアカーペットの一部をめくることができるように切断した切り起し部を形成し、前記フロアパネルに取り付けられた部品取付ブラケットが、前記切り起し部をめくることによって形成される前記フロアカーペットの開口部を貫通して、前記フロアカーペットの上方に露出されるような構造としている。
そして、前記部品取付ブラケットが、上部に部品取付け部を有するとともに、前記部品取付部から下方に延びて前記フロアパネルに接合される複数の脚部を有し、前記フロアパネル上に前記脚部によって立設状態に配置され、一方で、前記フロアカーペットの切り起し部を構成する切り起し舌片の幅が、前記脚部により形成される幅よりも広く形成されており、また、フロアカーペットの切り起し舌片が、ブラケットの脚部に当接するように立ち上がる構造をしている。
また、本発明におけるフロアカーペットの構造は、前記フロアカーペットの前記フロアパネル側の下面にパッドが取付けられ、前記切り起し部が前記パッドを有しないとともに、取付状態においては、前記切り起し部の周辺に対して前記フロアパネル側に接近する方向に窪んだ形状の凹部を形成し、前記切り起し舌片が前記凹部の底面部に形成させてもよい。
さらに、本発明におけるフロアカーペットの構造は、前記部品取付ブラケットが板金パネルを屈曲成形して形成されたものであり、前記切り起し舌片は前記フロアカーペットの前記切り起し部に対して、前記部品取付ブラケットの脚部面と略平行に切り込まれた少なくとも2箇所の切り込みと、取付状態で示すところの前記部品取付ブラケットの部品取付け部下方において、前記略平行な少なくとも2箇所の切り込みを連結する切り込みを有する、車両上方側面から見た場合における略H字形の切り込みによって形成させてもよい。
以上に述べたように、本発明による自動車のフロアカーペットの構造によれば、以下の効果を奏する。
請求項1において、フロアカーペットの切り起し部を構成する切り起し舌片の幅をブラケットの脚部の間隔よりも幅広に形成したので、フロアカーペットの切り起し舌片は、ブラケットの脚部にもたれかかる様に立ち上がり、ブラケットの脚部およびブラケットの脚部の間の空間やフロアパネルを覆い隠す縦壁としての働きをすることとなり、作業性を考慮して比較的大きな孔を形成しても、外観性や商品性を損なうことを防止できるとともに、孔に埃やごみが溜まることを防止できる。また、カバー部材を設けることなく、フロアカーペットの遮音性や断熱性が低下することを最小限にすることが可能となる。
請求項2において、フロアカーペットの開口部は、周辺に対して前記フロアパネル側に接近する窪み形状に形成された凹部であり、前記切り起し舌片は、前記凹部の底面部に形成されているので、切り起し舌片の周囲のカーペットの剛性が向上し、フロアパネル上面にフロアカーペットが敷設される際に、フロアパネル上方からフロアパネルに載置するだけまたは軽く押圧するだけで、切り起し舌片がめくれ上がりフロアカーペットの開口部からブラケットが突出させることができる。また、ブラケットのカーペット上方への突出高さを容易に確保することができて、切り起し舌片の立ち上がりを確実なものとすることができる。さらに、立ち上がり状態が確実なものとなるので、ブラケットの取付け面をカーペットが覆うことがなくなり、ブラケットと車載部品との間の挟み込みを防止できる。
請求項3において、部品取付ブラケットは板金パネルを屈曲成形して形成されたものであり、安価に形成できるブラケット形状とし、切り起し舌片は、部品取付ブラケットの脚部面に略平行に切り込まれ略平行な2箇所の切り込みと、部品取付ブラケットの部品取付け部の下方で前記略平行な2箇所の切り込みを連結する切り込みを有する略H字形の切り込みによって形成されているので、容易に切り起し舌片を作成することができるとともに、ブラケットの両側を切り起し舌片にて覆うことが可能となる。また、切り起し舌片が切り起されなければフロアカーペットの開口部を開口しない状態に維持することが可能となり、フロアカーペットの共通化が可能となる。つまり、当該車載部品の取り付けの必要が無い車種にはブラケットを設けないが、このブラケット無の車両に対しても本発明のフロアカーペットを使用することが可能となり、部品の共通化が可能となって、部品点数の増加を防止できる。フロアカーペットは大物部品であり、組立てライン横に広い部品置きスペースを必要とするので、この共通化は重要となる。
図1は自動車のフロアパネル61の一部を示し、また、シートブラケット63a、63bは前記フロアパネル61等に固定されフロントシートを車両に取付けるための部品である。フロントシートの下方となる前記シートブラケット63a、63bに囲まれた前記フロアパネル61の上面には、車載部品5が取付けられる部品取付ブラケット2がスポット溶接にて固定されている。この車両には図1に対応した一部のみを示す前記フロアパネル61の上面にフロアカーペット1が載置される。
前記フロアカーペット1の前記部品取付ブラケット2に対応した位置には、切り込みによって切り起し舌片12が形成され、部品取付ブラケットの取り付け部21が前記フロアカーペット1の上方に露出するように前記部品取付ブラケット2の貫通を可能とするブラケット用の開口部13が設けられ、図3に示すように、フロントシートと前記フロアカーペット1との間の空間に配置される前記車載部品5についてフロアへの固定を可能としている。
前記部品取付ブラケット2は、図1に斜視形状 および 図4に断面形状を示すように、帯状の材料を屈曲形成した板金部品であり、ボルト挿通孔23と裏面に溶接ナット4が取り付けられボルト3にて、前記車載部品5が締付固定される面状の前記部品取付部21を有し、前記部品取付部21の両端から屈曲形成されて下方に伸びて前記フロアパネル61に達する板面状の第1脚部22aと同じく板面状の第2脚部22bを有し、前記第1脚部22aと前記第2脚部22bの下端からそれぞれ反対方向に前記フロアパネル61に沿って屈曲形成された溶接フランジ24を有する。板面状の前記第1脚部22aと前記第2脚部22bは、その面を部品取付ブラケットの長手方向Dに対して直角な方向に平行な面に形成している。さらに、その面はお互いに平行になるように配置されている。本実施例の前記部品取付ブラケット2では、図4にその断面形状を示すように、断面ハット形状に形成されていて、前記部品取付部21と前記第1脚部22aおよび前記第2脚部22bの屈曲は、略直角の形状に形成され、前記各脚部22a、22bと前記溶接フランジ24の屈曲も略直角の形状に形成されている。これにより、汎用性の高いブラケットを使用することができる。
以上のように構成された前記部品取付ブラケット2は、図1の斜視図に示すように、前記フロアパネル61上に車両の左右方向(車両前方向Cについては図1参照)に沿って配設されてサイドシルとフロアトンネル部65を連結し、その上部にフロントシートの前部を固定する前記シートブラケット63aが固定されたクロスメンバの後方であって、前記フロアパネル61や前記フロアトンネル部65に配設されフロントシートの後部を固定する前記シートブラケット63bの前方となる前記フロアパネル61の上面に固定されている。つまり、フロントシートの下方となる前記フロアパネル61の上面に、前記溶接フランジ24を溶接固定することで取付られている。なお、前記フロアパネル61の上面には前記フロアパネル61の剛性の向上を目的に、ビード62が車両の前後方向に沿って形成されており、前記部品取付ブラケット2は、前記ビード62に沿って配置されている。つまり、前記第1脚部22aと前記第2脚部22bから屈曲成形された前記溶接フランジ24を車両の前後方向に並べて配置して、異なる前記ビード部分62への固定とならぬよう前記フロアパネル61の上面に溶接固定してある。
前記フロアカーペット1は、図2に示すように車両搭載状態で前記部品取付ブラケット2に対応する位置に、前記部品取付ブラケット2が貫通配置される前記開口部13を有している。そして、前記開口部13は、その周辺に対して裏面にパッド16(断熱性、遮音性を向上する目的で取付けられるフェルト等)が取付けられずに、前記フロアパネル61側に接近するような窪み形状に形成された凹部である底面17が形成され、前記フロアカーペット1の一部がめくれるように切断して切り起し部11を形成し、前記切り起し部11がめくれることによって形成されている。
詳細には、前記部品取付ブラケットの脚部面に略平行に切り込まれ略平行な2箇所の切り込み14と、前記部品取付ブラケットの部品取付け部21の下方で前記略平行な2箇所の切り込みを連結する切り込みを有する略H字形の切り込みによって切り起し舌片12が形成されている。脚部面に略平行に切り込まれた2箇所の切り込みは、前記脚部22の幅よりも長く形成されているとともに、その間隔は前記部品取付ブラケットの脚部22の間隔よりも広くなっており、これによって、前記切り起し舌片12の幅を前記脚部22の間隔よりも幅広に形成している。本実施例の前記切り起し部11は、前記部品取付ブラケット2の形状配置に合致させるために、前記略平行な2箇所の切り込み14が車両の左右方向に沿って形成され、2箇所の切り込みを連結する切り込み15は車両の前後方向に沿って形成されている。なお、本実施例では前記部品取付ブラケット2の配置間隔が狭いため、一つの窪み形状に形成された凹部の前記底面17に車両上方側面から見た場合における2箇所の略H字形の切り込みを設け、一つの凹部の前記底面17に2箇所の部品取付ブラケット用前記開口部13を形成している。
以上のように構成された前記フロアカーペット1は、図3、図4に示すように車両の前記フロアパネル61上に載置されると、前記部品取付ブラケット2が前記開口部13(前記切り起し舌片12)に当接し、フロアカーペットの自重や軽く押さえる事で(特に図2に示した範囲F)前記部品取付ブラケット2が図2に示した方向Eへ開口部13を押し広げ、前記部品取付ブラケット2が前記フロアカーペット1の上方へ突出する。詳細には、前記部品取付ブラケット2が前記開口13に挿入されることで前記切り起し舌片12がめくれ上がる。この時、前記切り起し舌片12の幅を前記脚部の間隔よりも幅広に形成しているので、前記切り起し舌片12は前記脚部22の間に入り込まず、前記板状の脚部22の端部に当接して、もたれかかるように立ち上がることとなる。
また、図3に示すように前記車載部品5は、前記部品取付部21上に配置され、前記部品取付部21と重ねて締付固定される。
前記車載部品5を取付ける際、前記車載部品5の前記部品取付部21に取り付けられる部分は、立ち上げられた前記切り起し舌片12の端部に当接し、前記切り起し舌片12を前記フロアパネル61側へ押し込むことができる。これにより、前記切り起し舌片12が、部品取付ブラケット2と車載部品5との間に挟み込まれることを防止できるとともに、前記フロアカーペット1が正規の位置より浮き上がった状態となった場合でも、前記フロアカーペット1を正規の位置へ押し込むことができる。このときの状態は、図3で示されたようなものとなる。
本願発明の前記部品取付ブラケット2 および 前記フロアカーペット1を用いると、組み付け工数や部品点数を増やすことなく、前記部品取付ブラケット2の内部(前記フロアパネル61、部品取付ブラケットの前記脚部22、部品取付部21に囲まれた内部および内部空間)を、フロアカーペットの前記切り起し舌片12および前記部品取付ブラケット2の脚部にて取り囲むことができ、前記部品取付ブラケット2の内部を覆い隠して、外観の向上となる。特に、部品取付ブラケット用前記開口13が開成される前記切り起し部11がその周辺に対して前記フロアパネル61側に接近するように窪み形状に形成された凹部となっているため、周辺部分や取付けられる前記車載部品5によっても隠されるので、より外観上の不具合を防止できる。
前記切り起し舌片12の幅を前記脚部22の間隔よりも幅広に形成したので、前記切り起し舌片12のめくれ上がりによる前記開口13は、当然脚前記部22の間隔よりも幅広となり、大きな開口を形成することができる。その為、前記フロアパネル61(前記部品取付ブラケット2)に対する前記フロアカーペット1の位置のずれを許容することが可能となり、組み付け工数の削減が可能となる。
なお、以上の実施例においては相互に平行な板状の脚部で説明したが、部品取付ブラケットの脚部は、その間隔を上方の部品取付部に近づくほど狭くしたり、脚部の側端縁や部品取付部から切り起し舌片に当接してささえるフランジを形成しても良い。こうすることで、立ち上がった切り起し舌片の姿勢が確実になる。
そして、フロアカーペットの一つの凹部の底面に形成された部品取付ブラケット用の開口部を、本実施例で述べた2箇所の場合だけでなく、部品取付ブラケットの設置箇所および設置個数に応じて、1箇所または複数箇所に形成してもよい。
また、フロアカーペットに対して部品取付ブラケットの脚部面に略平行に切り込まれた切り込みをさらに複数設けることも可能であり、この複数の切り込みを連結する切り込みを設けることで連なって形成される複数の略H字形の切り込みによって、切り起し舌片を形成することも可能である。
さらに、略H字型は車両上方側面から見た場合だけでなく、車両上方前後方向から見た場合にその形状を形成してもよい。
本発明の一実施例による自動車のフロアを示す斜視図である。 図1のフロアパネルに敷設されるフロアカーペットの切り起こし部を示す上面図である。 フロアカーペットを敷設した図1のA−A線断面図である。 フロアカーペットを敷設した図1のB−B線断面図である。
符号の説明
1 フロアカーペット
2 部品取付ブラケット
3 ボルト
4 溶接ナット
5 車載部品
11 切り起し部
12 切り起し舌片
13 ブラケット用の開口
14 略平行な2箇所の切り込み
15 連結する切り込み
16 パッド
17 凹部底面
21 部品取付ブラケットの取り付け面
22 脚部
22a 第1脚部
22b 第2脚部
23 ボルト挿通孔
24 溶接フランジ
61 フロアパネル
62 ビード
63a シートブラケット
63b シートブラケット
64 クロスメンバ
65 フロアトンネル部
C 車両の前方向
D 部品取付ブラケットの長手方向
E 開口部押し広げ方向
F カーペットを指で押す範囲

Claims (3)

  1. 自動車のフロアパネル上面に敷設されるフロアカーペットには前記フロアカーペットの一部をめくることができるように切断した切り起し部が形成され、前記フロアパネルに取り付けられた部品取付ブラケットが、前記切り起し部をめくることによって形成される前記フロアカーペットの開口部を貫通して、前記フロアカーペットの上方に露出するようにした自動車のフロアカーペットにおいて、
    前記部品取付ブラケットが、上部に部品取付け部を有するとともに、前記部品取付部から下方に延びて前記フロアパネルに接合される複数の脚部を有し、前記フロアパネル上に前記脚部によって立設状態に配置され、一方で、前記フロアカーペットの切り起し部を構成する切り起し舌片の幅が、前記脚部により形成される幅よりも広く形成されていることを特徴とする自動車のフロアカーペットの構造。
  2. 前記フロアカーペットの前記フロアパネル側の面にはパッドが取付けられ、前記切り起し部が、前記パッドを有しないとともに、前記切り起し部の周辺に対して前記フロアパネル側へ接近する方向に窪んだ形状の凹部を形成し、前記切り起し舌片が、前記凹部の底面部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車のフロアカーペットの構造。
  3. 前記部品取付ブラケットは板金パネルを屈曲成形して形成されたものであり、一方で、前記切り起し舌片は、前記フロアカーペットの前記切り起し部に対して、前記部品取付ブラケットの脚部面と略平行に切り込まれた少なくとも2箇所の切り込みと、前記部品取付ブラケットの部品取付け部の下方において、前記略平行に切り込まれた少なくとも2箇所の切り込みを連結する切り込みを有する略H字形の切り込みによって形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動車のフロアカーペットの構造。
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