JP2008011758A - 歩行型作業機 - Google Patents

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Naoki Kamata
直樹 鎌田
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】歩行型作業機において、いかなる状況においても、機体を速やかに停止させることができるようにする。
【解決手段】エンジン7の動力で走行する機体と、該機体から延出するループ状のハンドル9とを備える歩行型作業機1において、ハンドル9の把持部9aに沿って設けられ、ハンドル9と一緒に握られることによりメインクラッチを入りにし、手を放すことによりメインクラッチを切りにするデッドマンクラッチレバー10と、エンジン7を停止させる停止スイッチ11とを併設すると共に、該停止スイッチ11をハンドル9のループ内に配置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、歩行型管理機などの歩行型作業機に関し、特に、機体から延出するハンドルを備え、該ハンドルの把持部をオペレータが握った状態で作業が行われる歩行型作業機に関する。
ロータリなどの作業部を備える歩行型作業機が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。この種の歩行型作業機は、機体から延出するハンドルを備え、該ハンドルの把持部をオペレータが握った状態で作業が行われており、緊急時には速やかに走行を停止できることが好ましい。そして、従来では、歩行型作業機の緊急停止操作手段として、エンジンを停止させる停止スイッチや、手を放すと走行クラッチが切れるデッドマンクラッチレバーが知られている。
特開2004−116352号公報 実用新案登録第2532786号公報
しかしながら、停止スイッチは、オペレータがハンドルから手を放さなければならない状況、例えば、なんらかの障害物に躓いて転倒した場合などにおいては、直ちに操作することが難しいため、速やかに機体を緊急停止できない可能性がある。
一方、デッドマンクラッチレバーは、手を放すだけで機体が停止するので、仮にオペレータが転倒するような状況でも、機体を速やかに停止させることが可能であるが、逆に、オペレータがハンドルをしっかりと握っている状況では、反射的にデッドマンクラッチレバーから手を放すことができず、機体の停止タイミングが遅れる可能性がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、エンジンの動力で走行する機体と、該機体から延出するループ状のハンドルとを備える歩行型作業機において、前記ハンドルの把持部に沿って設けられ、ハンドルと一緒に握られることにより走行クラッチを入りにし、手を放すことにより走行クラッチを切りにするデッドマンクラッチレバーと、前記エンジンを停止させる停止スイッチとを併設すると共に、該停止スイッチをハンドルのループ内に配置したことを特徴とする。このようにすると、デッドマンクラッチレバーと停止スイッチが併設されているので、いかなる状況においても、いずれかの緊急停止操作手段によって、機体を速やかに停止させることができ、しかも、停止スイッチをハンドルのループ内に配置したことにより、デッドマンクラッチレバーを握っている状況でも、とっさの判断で停止スイッチを確実かつ容易に操作することができる。
また、前記停止スイッチを、その上方が他の操作具で隠れない位置に配置したことを特徴とする。このようにすると、停止スイッチの位置をオペレータに確実に視認させることができるだけでなく、他の操作具によって停止スイッチの操作が邪魔される不都合も回避することができる。
また、前記エンジンを始動させる始動スイッチを備えると共に、該始動スイッチと前記停止スイッチを別々に配置したことを特徴とする。このようにすると、始動スイッチと停止スイッチの機能を明確に分けることができるので、緊急時でも迷うことなく停止スイッチを操作し、速やかにエンジンを停止させることができる。
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1は歩行型管理機を構成する歩行型作業機であって、該歩行型作業機1は、機体フレームに兼用されるミッションケース2を備えている。ミッションケース2の前端側には、車軸3を介して左右一対の車輪4が軸支されており、ミッションケース2の後端側には、ロータリ耕耘軸5を備えるロータリ耕耘式の作業部6が構成されている。
ミッションケース2の上部には、エンジン7が搭載されている。エンジン7は、ベルトテンションクラッチ機構からなる図示しないメインクラッチ(走行クラッチ)を介して、ミッションケース2に動力を入力している。ミッションケース2には、走行動力を変速する走行変速機構と、耕耘動力を変速する耕耘変速機構とを含むトランスミッションが内装されている。これにより、本実施形態のミッションケース2は、エンジン7から車輪4に駆動力を伝動する走行伝動ケースと、エンジン7から作業部6に駆動力を伝動する耕転伝動ケースとに兼用されている。
ミッションケース2の後部には、ハンドルブラケット8を介してハンドル9が取り付けられている。ハンドル9は、走行機体から後上方に延出する平面視ループ状のものであり、その後端部分が作業者の把持部9aとなっている。本発明に係る歩行型作業機1のハンドル9には、デッドマンクラッチレバー10及び停止スイッチ11が併設されている。デッドマンクラッチレバー10は、ハンドル9の把持部9aに沿って設けられ、ハンドル9と一緒に握られることによりメインクラッチを入りにし、手を放すことによりメインクラッチを切りにするように構成される緊急停止操作手段であり、停止スイッチ11は、その押下操作により、エンジン7の駆動を強制的に停止させる緊急停止操作手段である。
このようなデッドマンクラッチレバー10と停止スイッチ11を併設すると、いかなる状況においても、いずれかの緊急停止操作手段によって、機体を速やかに停止させることができ、しかも、本発明に係る歩行型作業機1では、停止スイッチ11をハンドル9のループ内に配置するにより、デッドマンクラッチレバー10を握っている状況でも、とっさの判断で停止スイッチ11を確実かつ容易に操作できるようにしている。以下、ハンドル9に設けられるデッドマンクラッチレバー10、停止スイッチ11等の操作具について具体的に説明する。
本実施形態のデッドマンクラッチレバー10は、ハンドル9の把持部9aに沿うように平面視凵字状に形成されており、その両端部が回動支軸12を介してハンドル9に上下回動自在に支持されると共に、一端部がワイヤ13を介してメインクラッチに連繋されている。そして、非操作状態のデッドマンクラッチレバー10は、ワイヤ13を介して伝達されるメインクラッチの切り位置復帰力(又はデッドマンクラッチレバー10に連繋される切り位置復帰スプリングの付勢力)により、ハンドル9に対して約60°立ち上がった姿勢を維持しており、この状態ではメインクラッチが切りとなる。デッドマンクラッチレバー10を下方に倒してハンドル9と一緒に握ると、ワイヤ13を介してメインクラッチが入り操作され、機体が走行を開始する。また、走行状態でハンドル9から手を放すと、デッドマンクラッチレバー10が立ち上がり姿勢に自動的に戻り、機体の走行が停止する。
本実施形態の停止スイッチ11は、押しボタン式の操作スイッチであり、その押下操作に応じてエンジン7の駆動が強制的に停止するように、図3に示すエンジン停止・始動回路に組み込まれる。この図に示すように、本実施形態の歩行型作業機1は、スタータモータ14を備えるセル仕様であり、該スタータモータ14の駆動によりエンジン7を始動させる始動スイッチ15が設けられている。従来、この種の始動スイッチ15は、停止スイッチ11と一体的に構成されていたが、本実施形態では別々に配置している。これにより、始動スイッチ15と停止スイッチ11の機能を明確に分けることができるので、緊急時でも迷うことなく停止スイッチ11を操作し、速やかにエンジン7を停止させることができる。
また、本実施形態の停止スイッチ11は、エンジン始動規制スイッチとしても機能するように構成されている。すなわち、停止スイッチ11の押しボタン部分は、押下操作状態(エンジン停止操作状態)で回し操作すると、押下状態にロックされる構造を有している。これにより、エンジン停止操作状態を維持し、始動スイッチ15によるエンジン7の始動を規制することが可能になる。なお、図5において、16はスタータモータ14を駆動させるバッテリである。
停止スイッチ11及び始動スイッチ15は、ハンドル9のループ内に配置される操作パネル17に設けられている。具体的には、ハンドル9のループ内における右端位置であり、この位置には、デフロックレバー18やエンジンコントロールレバー19も配置されている。デフロックレバー18は、左右車輪4の差動機構(図示せず)を作動状態と非作動状態とに切換操作するための操作具であり、エンジンコントロールレバー19は、エンジン7の回転数を調節するための操作具である。本実施形態では、停止スイッチ11を配置するにあたり、その上方が他の操作具で隠れない位置、すなわちデッドマンクラッチレバー10、デフロックレバー18及びエンジンコントロールレバー19の作動範囲がオーバーラップしない位置に停止スイッチ11を配置している。このようにすると、停止スイッチ11の位置をオペレータに確実に視認させることができるだけでなく、他の操作具によって停止スイッチ11の操作が邪魔される不都合も回避することができる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、エンジン7の動力で走行する機体と、該機体から延出するループ状のハンドル9とを備える歩行型作業機1において、ハンドル9の把持部9aに沿って設けられ、ハンドル9と一緒に握られることによりメインクラッチを入りにし、手を放すことによりメインクラッチを切りにするデッドマンクラッチレバー10と、エンジン7を停止させる停止スイッチ11とを併設すると共に、該停止スイッチ11をハンドル9のループ内に配置したので、いかなる状況においても、いずれかの緊急停止操作手段によって、機体を速やかに停止させることができ、しかも、停止スイッチ11をハンドル9のループ内に配置したことにより、デッドマンクラッチレバー10を握っている状況でも、とっさの判断で停止スイッチ11を確実かつ容易に操作することができる。
また、停止スイッチ11を、その上方が他の操作具で隠れない位置に配置したので、停止スイッチ11の位置をオペレータに確実に視認させることができるだけでなく、他の操作具によって停止スイッチ11の操作が邪魔される不都合も回避することができる。
また、エンジン7を始動させる始動スイッチ15を備えると共に、該始動スイッチ15と停止スイッチ11を別々に配置したので、始動スイッチ15と停止スイッチ11の機能を明確に分けることができ、その結果、緊急時でも迷うことなく停止スイッチ11を操作し、速やかにエンジン7を停止させることができる。
歩行型作業機の側面図である。 歩行型作業機の平面図である。 エンジン停止・始動回路を示す回路図である。
符号の説明
1 歩行型作業機
7 エンジン
9 ハンドル
9a 把持部
10 デッドマンクラッチレバー
11 停止スイッチ
15 始動スイッチ
18 デフロックレバー
19 エンジンコントロールレバー

Claims (3)

  1. エンジンの動力で走行する機体と、該機体から延出するループ状のハンドルとを備える歩行型作業機において、前記ハンドルの把持部に沿って設けられ、ハンドルと一緒に握られることにより走行クラッチを入りにし、手を放すことにより走行クラッチを切りにするデッドマンクラッチレバーと、前記エンジンを停止させる停止スイッチとを併設すると共に、該停止スイッチをハンドルのループ内に配置したことを特徴とする歩行型作業機。
  2. 前記停止スイッチを、その上方が他の操作具で隠れない位置に配置したことを特徴とする請求項1記載の歩行型作業機。
  3. 前記エンジンを始動させる始動スイッチを備えると共に、該始動スイッチと前記停止スイッチを別々に配置したことを特徴とする請求項1又は2記載の歩行型作業機。
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