JP2008011676A - 電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】直付けタイプの電気接続箱を低コストで提供することが可能な技術の提供。
【解決手段】少なくとも1箇所以上のヒューズ・リレー接続部と少なくとも1箇所以上のワイヤーハーネス接続部とを有する平板状のバスバーを介してヒューズ下流側の電源分配を行う電気接続箱であって、前記バスバーは、上流側のヒューズ・リレー接続部が1箇所であり、下流側のワイヤーハーネス接続部が複数であることを特徴とする電気接続箱。
【選択図】図6
【解決手段】少なくとも1箇所以上のヒューズ・リレー接続部と少なくとも1箇所以上のワイヤーハーネス接続部とを有する平板状のバスバーを介してヒューズ下流側の電源分配を行う電気接続箱であって、前記バスバーは、上流側のヒューズ・リレー接続部が1箇所であり、下流側のワイヤーハーネス接続部が複数であることを特徴とする電気接続箱。
【選択図】図6
Description
本発明は、自動車用電気接続箱等の電気接続箱に関する。
従来、自動車用電気接続箱の配線媒体としては、銅系の材料を打ち抜き、曲げ加工などを施したバスバーや電線と圧接端子を用いたものや、プリント基板を用いて自動車の電源分配やジョイント吸収を行うものが提供されている。
従来、自動車用電気接続箱等の電気接続箱に関して、例えば、特許文献1〜6に開示された技術が提案されている。
従来、自動車用電気接続箱等の電気接続箱に関して、例えば、特許文献1〜6に開示された技術が提案されている。
特許文献1には、複数の分割配線板を垂直に配置し且つ板厚方向に積層して成り、分割配線板は垂直方向の複数のバスバーを有し、該バスバーは一方に外部接続用の端子、他方に電源回路接続用の端子を有し、所要のバスバーの中間部を水平方向の分配回路で相互に接続した分割配線ブロックとそれを用いた電気接続箱が開示されている。
特許文献2には、複数本のバスバーが並設されると共に、各バスバーの長手方向の一側縁に沿って所定間隔で穿設された複数の端子保持用開口を備えたバスバー用絶縁基板と、端子保持用開口に装着されてバスバーと電気的に接続される圧接端子部材と、端子保持用開口を貫通した圧接端子部材の先端圧接刃に接続される複数本の電線と、これら電線を配策固定可能な電線保持用絶縁基板と、これらを覆う上下ケースとを備えた分岐ボックスが開示されている。
特許文献3には、合成樹脂材からなる絶縁基板と、その基壁に保持された複数の圧接端子と、該端子を相互に接続し絶縁基板上に配線された電線とを備え、絶縁基板の基壁に、圧接端子に圧接された電線の端部を埋め込ませるための穴を形成し、その穴径を電線より小さい寸法に形成した配線板およびそれを用いた電気接続箱が開示されている。
特許文献4には、電線の絶縁被覆を切り裂かずに絶縁被覆の外周に嵌合する外嵌溝部を両側脚部間に備え、これら脚部を電気接続箱のケース内面あるいはケース内部に配置する絶縁板に支持して取り付けるようにし、該脚部と反対側へ複数の他部を突出し、これら複数のタブを外部回路と接続して、内部回路の電線を介さずに外部回路と接続して、内部回路の電線を介さずに外部回路を接続可能とした端子が開示されている。
特許文献5には、一枚の導電板を所要形状に打抜加工、折り曲げ加工等により製造された電線接続用バスバーと、このバスバーをロアケースおよびアッパーケースの側面に配置して、電気接続箱の内面に沿って夫々布線された電線と圧接接続することにより、内部回路を構成してなる電気接続箱が開示されている。
特許文献6には、X方向の短冊状の縦バスバーを平行配列していると共に、ケース外面に外部電線端末接続用のキャビティをY方向に多数並設した電線接続ブロックを複数列突設し、縦バスバーとキャビティとをX−Y方向の格子状として、縦バスバーと電線とを所要の交差位置で接続して回路形成する一方、連鎖状端子、ショートピンを用いて並列する複数の縦バスバーをジョイントしてなるジャンクションボックスが開示されている。
特開2001−186631号公報
特開2001−186634号公報
特開2005−86909号公報
特開平8−130040号公報
特開2000−188141号公報
特開2003−87943号公報
特許文献2には、複数本のバスバーが並設されると共に、各バスバーの長手方向の一側縁に沿って所定間隔で穿設された複数の端子保持用開口を備えたバスバー用絶縁基板と、端子保持用開口に装着されてバスバーと電気的に接続される圧接端子部材と、端子保持用開口を貫通した圧接端子部材の先端圧接刃に接続される複数本の電線と、これら電線を配策固定可能な電線保持用絶縁基板と、これらを覆う上下ケースとを備えた分岐ボックスが開示されている。
特許文献3には、合成樹脂材からなる絶縁基板と、その基壁に保持された複数の圧接端子と、該端子を相互に接続し絶縁基板上に配線された電線とを備え、絶縁基板の基壁に、圧接端子に圧接された電線の端部を埋め込ませるための穴を形成し、その穴径を電線より小さい寸法に形成した配線板およびそれを用いた電気接続箱が開示されている。
特許文献4には、電線の絶縁被覆を切り裂かずに絶縁被覆の外周に嵌合する外嵌溝部を両側脚部間に備え、これら脚部を電気接続箱のケース内面あるいはケース内部に配置する絶縁板に支持して取り付けるようにし、該脚部と反対側へ複数の他部を突出し、これら複数のタブを外部回路と接続して、内部回路の電線を介さずに外部回路と接続して、内部回路の電線を介さずに外部回路を接続可能とした端子が開示されている。
特許文献5には、一枚の導電板を所要形状に打抜加工、折り曲げ加工等により製造された電線接続用バスバーと、このバスバーをロアケースおよびアッパーケースの側面に配置して、電気接続箱の内面に沿って夫々布線された電線と圧接接続することにより、内部回路を構成してなる電気接続箱が開示されている。
特許文献6には、X方向の短冊状の縦バスバーを平行配列していると共に、ケース外面に外部電線端末接続用のキャビティをY方向に多数並設した電線接続ブロックを複数列突設し、縦バスバーとキャビティとをX−Y方向の格子状として、縦バスバーと電線とを所要の交差位置で接続して回路形成する一方、連鎖状端子、ショートピンを用いて並列する複数の縦バスバーをジョイントしてなるジャンクションボックスが開示されている。
自動車用電気接続箱は、例えば図1に示すような電源体系図に基づいて、設計が行われる。また、一般に電気接続箱は、電線を直接筐体に嵌合させるタイプ(以下、直付けタイプと記す。)が用いられている。図2は、その直付けタイプの電気接続箱を例示する図であり、図中、符号1は電気接続箱、2は筐体、3は電線である。
実際の電源体系では、図3に示すように、ヒューズの下流側で電源分配を行う必要があるが、従来、直付けタイプの場合、ヒューズの下流側の電源分配が困難なため、図4において符号4で示すように2本の電線3を同時に圧着する方式(以下、W圧着と記す。)が用いられてきた。
実際の電源体系では、図3に示すように、ヒューズの下流側で電源分配を行う必要があるが、従来、直付けタイプの場合、ヒューズの下流側の電源分配が困難なため、図4において符号4で示すように2本の電線3を同時に圧着する方式(以下、W圧着と記す。)が用いられてきた。
しかしながら、このW圧着は自動化することが困難であるため、W圧着を有する電気接続箱を作製する場合は人手に頼らざるを得ないため、加工費が多大にかかるといった問題がある。さらに、分岐がもう一箇所増えてしまうとW圧着できないため、ジョイントコネクタなどの別の接続媒体を使わなければならず、この場合もコストアップが避けられないという問題があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされ、直付けタイプの電気接続箱を低コストで提供することが可能な技術の提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、少なくとも1箇所以上のヒューズ・リレー接続部と少なくとも1箇所以上のワイヤーハーネス接続部とを有する平板状のバスバーを介してヒューズ下流側の電源分配を行う電気接続箱であって、前記バスバーは、上流側のヒューズ・リレー接続部が1箇所であり、下流側のワイヤーハーネス接続部が複数であることを特徴とする電気接続箱を提供する。
また本発明は、少なくとも1箇所以上のヒューズ・リレー接続部と少なくとも1箇所以上のワイヤーハーネス接続部とを有する平板状のバスバーを介してヒューズ下流側の電源分配を行う電気接続箱であって、前記各接続部のうち少なくともワイヤーハーネス接続部は、バネ片が対向配置された複数の端子と該端子に接続された平板バスバーとからなることを特徴とする電気接続箱を提供する。
また本発明は、少なくとも1箇所以上のヒューズ・リレー接続部と少なくとも1箇所以上のワイヤーハーネス接続部とを有する平板状のバスバーを介してヒューズ下流側の電源分配を行う電気接続箱であって、前記各接続部のうち少なくともワイヤーハーネス接続部は、複数の音叉状端子と該音叉状端子に接続された平板バスバーとからなることを特徴とする電気接続箱を提供する。
本発明の電気接続箱において、前記バスバーは、耐熱銅合金板もしくは黄銅板で構成されていることが好ましい。
本発明の電気接続箱において、前記バスバーは、少なくとも一箇所以上の音叉状端子とタブとを有していることが好ましい。
本発明の電気接続箱において、前記バスバーと、ヒューズ側接続用端子及び下流側接続用端子とが圧着により接続されたことが好ましい。
本発明の電気接続箱において、前記バスバーと、ヒューズ側接続用端子及び下流側接続用端子とを圧接により接続してもよい。
本発明の電気接続箱において、前記バスバーと、ヒューズ側接続用端子及び下流側接続用端子とを抵抗溶接により接続してもよい。
本発明の電気接続箱において、前記バスバーと、ヒューズ・リレー側接続用端子及び下流側接続用端子とを超音波溶着により接続してもよい。
また、前記バスバーと、ヒューズ・リレー側接続用端子及び下流側接続用端子とをレーザ溶接により接続してもよい。
さらに、前記バスバーと、ヒューズ・リレー側接続用端子及び下流側接続用端子とをはんだにより接続してもよい。
また、前記バスバーと、ヒューズ・リレー側接続用端子及び下流側接続用端子とをレーザ溶接により接続してもよい。
さらに、前記バスバーと、ヒューズ・リレー側接続用端子及び下流側接続用端子とをはんだにより接続してもよい。
本発明の電気接続箱によれば、直付けタイプの電気接続箱の電源分配機能を安価で実現することができるようになり、材料費・加工費トータルでのコストダウンを実現できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図5は、本発明の電気接続箱の第1実施形態を示す図であり、(a)はキャビティーの平面図、(b)はキャビティーの正面図、(c)はキャビティーの側面図、(d)はバスバーの正面図、(e)はバスバーの側面図、(f)は電気接続箱の斜視図である。
図5は、本発明の電気接続箱の第1実施形態を示す図であり、(a)はキャビティーの平面図、(b)はキャビティーの正面図、(c)はキャビティーの側面図、(d)はバスバーの正面図、(e)はバスバーの側面図、(f)は電気接続箱の斜視図である。
本実施形態の電気接続箱10は、キャビティー11と、このキャビティー11に取り付けられ、ヒューズ・リレー側接続用端子と接続されるヒューズ・リレー接続部となるタブと、下流側接続用端子13と接続される3つに分岐したワイヤーハーネス接続部とを有する平板状のバスバー12とを備えて構成され、このバスバー12を介してヒューズ下流側の電源分配を行うように構成されている。
前記キャビティー11は、合成樹脂を箱形に成形してなり、図5(f)に示すようにバスバー12を取り付けた状態で、このバスバー12のタブとワイヤーハーネス接続部に下流側接続用端子13などを圧接により接続できるようになっている。
前記バスバー12は、耐熱銅合金板もしくは黄銅板で構成され、本例示では1枚の幅広板状のタブと、3枚の短冊状に分岐されたワイヤーハーネス接続部とを有する平板状に形成されている。
本実施形態の電気接続箱10は、バスバー12の係止と下流側接続用端子12の係止の機能を電気接続箱10の筐体であるキャビティー11に持たせ、1枚の幅広板状のタブと3枚の短冊状に分岐されたワイヤーハーネス接続部とを有する平板状のバスバー12によってヒューズ下流側の電源分配を行う構成としたので、バスバー12のみで電源分配することができ、直付けタイプの電気接続箱の電源分配機能を安価で実現することができるようになり、材料費・加工費トータルでのコストダウンを実現できる。
図6は、本発明の電気接続箱の第2実施形態を示す図である。本実施形態の電気接続箱14は、筐体内に、複数個の下流側接続用端子15及びヒューズ接続用端子16が配置され、且つそれぞれの端子15,16の接続部にバスバー18及びヒューズ17の接続部を挿入可能な開口が穿設されてなり、これらの開口に3つの分岐した接続部を有する平板状のバスバー18と、2つの接続端子を有するヒューズ17とが挿入され、ヒューズ下流側の電源分配を行うように構成されている。
本実施形態の電気接続箱14は、ヒューズ17の片方の接続端子とヒューズ接続用端子16とが接続され、このヒューズ接続用端子16と電線19Aを介して接続された端子と、下流分岐用の2つの接続用端子15とがバスバー18を介して接続され、2つの接続用端子15に接続された2本の分岐用の電線19B,19Cとに電源分配できるようになっている(図6中、分岐1,分岐2と記す。)。
本実施形態の電気接続箱14は、各端子15,16の係止とヒューズ17及びバスバー18の係止とを筐体に持たせ、3つに分岐した接続部を持つ平板状のバスバー18によってヒューズ下流側の電源分配を行う構成としたので、バスバー18のみで電源分配することができ、直付けタイプの電気接続箱の電源分配機能を安価で実現することができるようになり、材料費・加工費トータルでのコストダウンを実現できる。
さらに、端子を圧着した電線19A,19B,19Cを介してバスバー18との接続を行うことにより、ヒューズ接続用端子16とバスバー18とが隣り合う必要もなく、自由な配置を実現することができる。
さらに、端子を圧着した電線19A,19B,19Cを介してバスバー18との接続を行うことにより、ヒューズ接続用端子16とバスバー18とが隣り合う必要もなく、自由な配置を実現することができる。
図7は、本発明の電気接続箱の第3実施形態を示す図であり、(a)はキャビティーの平面図、(b)はキャビティーの正面図、(c)はキャビティーの側面図、(d)はバスバーの正面図、(e)はバスバーの側面図、(f)はバスバーの平面図、(g)は電気接続箱の斜視図である。
本実施形態の電気接続箱20は、合成樹脂を箱状に成形してなるキャビティー21と、このキャビティー21に取り付けられ、図7(f)に示すように平面視L字状をなし、ヒューズ・リレー側接続用端子がメス端子(音叉状端子)とされたバスバー22と、このバスバー22の下流側接続用端子13と接続される3つに分岐したワイヤーハーネス接続部とを有する平板状のバスバー12とを備えて構成され、このバスバー12を介してヒューズ下流側の電源分配を行うように構成されている。
本実施形態の電気接続箱20は、バスバー22の全体形状と端子形状とを変更したこと以外は、前述した第1実施形態の電気接続箱10と同様の構成になっており、第1実施形態の電気接続箱10と同様の効果を得ることができる。
図8は、本発明の電気接続箱の第4実施形態を示す図であり、(a)はヒューズ側に電線(図示略)を圧着接続可能な圧着部を有するバスバー24を示し、(b)はヒューズ側に端子(図示略)と圧接接続が可能なバネ式接続部を有するバスバー25を示している。このように、ヒューズ側を音叉状端子以外の形状にしてもよい。なお、図8ではバスバーのみを図示しているが、これらのバスバー24,25は、前述した第1〜第3実施形態と同様に、キャビティーや筐体に取り付けて本発明に係る電気接続箱を構成できることは言うまでもない。
図9は、本発明の電気接続箱の第5実施形態を示す図である。なお、図9は本実施形態の特徴部分の理解を容易化するために、電気接続箱の筐体部分を無くして図示している。本実施形態の電気接続箱は、端子16と電線19Aに代えて専用FF端子28を用いた以外は、図6に示す第2実施形態の電気接続箱14とほぼ同様である。本実施形態の電気接続箱は、図示していない筐体内に、下流側接続用端子29A,29Bと専用FF端子28とが配置され、この専用FF端子28の一方の圧着部にヒューズ26の一方の接続部が圧着されると共に、専用FF端子28の他方の圧着部と2つの下流側接続用端子29A,29Bに、バスバー27の3つの分岐した接続部が接続された構成になっている。
この専用FF端子28は、銅や銅合金などの導電性の良好な金属板をコ字状に折り曲げ、その両端にタブ状の凸部を圧着可能な圧着部が形成されている。なお、専用FF端子28の形状や端子構造は本例示に限定されず、全体をU字状やS字状などの別な形状としたり、端子部として図6に示す端子16の接続部のようなバネ式の接続部や音叉状端子とすることもできる。
本実施形態では、ヒューズ26の片方の接続部と専用FF端子28の一方の圧着部とが接続され、この専用FF端子28の他方の圧着部と下流側接続用端子29A,29Bとがバスバー27を介して接続され、2つの接続用端子29A,29Bに接続された2本の分岐用の電線に電源分配できるようになっている(図9中、分岐1,分岐2と記す。)。
本実施形態の電気接続箱は、図6に示す第2実施形態の電気接続箱14とほぼ同様の効果を得ることができる。
本実施形態の電気接続箱は、図6に示す第2実施形態の電気接続箱14とほぼ同様の効果を得ることができる。
図10は、本発明の電気接続箱の第6実施形態を示す図である。本実施形態の電気接続箱30は、筐体内に、ヒューズ接続用端子33Aと2つの下流側接続用端子33B,33Cとが接続部を開口に向けた状態で配置され、このヒューズ接続用端子33Aに2つの端子部31A,31Bを持ったヒューズ31の下流側端子部31Bが接続され、2つの下流側接続用端子33B,33Cと平板バスバー32が接続され、ヒューズ側の電線34Aを下流側の2本の電線34B,34Cに分岐して電源分配できるようになっている。
このように、両端にヒューズ用端子を接続した電線34Aと少なくも一本以上の下流側接続用端子33B,33Cを用い、両側にヒューズ用端子を接続した電線34Aのヒューズ接続側でない部分の端子と下流側接続用端子とを横並びにし、平板バスバー32を用いてこれらを接続する。これらの接続用端子33A,33B,33Cは全て同じものとし、2箇所のバネ片が対向したものを用いることによって、バスバー32を非常に単純な形状にすることができる。
電線34A,34B,34Cと端子33A,33B,33Cとの接続部は圧着、圧接、超音波溶着、抵抗溶接、レーザ溶接、はんだなどの手法を用いることができる。
このような構造にすることで、少ない部品点数で電源分配を行うことができるので、安価なコストで実現することができる。
このような構造にすることで、少ない部品点数で電源分配を行うことができるので、安価なコストで実現することができる。
図11は、本発明の電気接続箱の第7実施形態を示す図である。本実施形態の電気接続箱35は、音叉状端子35A,35B,35Cを用いたこと以外は、前述した第6実施形態の電気接続箱30と同じ構成要素を備えて構成され、同一の構成要素には同一符号を付してある。
本実施形態の電気接続箱35は、前述した第6実施形態の電気接続箱30と同様の効果を得ることができ、さらに接続部を音叉状端子とした構成なので、より安価で軽量な電気接続箱35を提供することができる。
10,14,20,30,35…電気接続箱、11,21…キャビティー、12,18,22,24,25,27…バスバー、13,15,16,23,29A,29B,33A,33B,33C,35A,35B,35C…接続用端子、17,26,31…ヒューズ、19A,19B,19C,34A,34B,34C…電線、28…専用FF端子、32…平板バスバー。
Claims (11)
- 少なくとも1箇所以上のヒューズ・リレー接続部と少なくとも1箇所以上のワイヤーハーネス接続部とを有する平板状のバスバーを介してヒューズ下流側の電源分配を行う電気接続箱であって、
前記バスバーは、上流側のヒューズ・リレー接続部が1箇所であり、下流側のワイヤーハーネス接続部が複数であることを特徴とする電気接続箱。 - 少なくとも1箇所以上のヒューズ・リレー接続部と少なくとも1箇所以上のワイヤーハーネス接続部とを有する平板状のバスバーを介してヒューズ下流側の電源分配を行う電気接続箱であって、
前記各接続部のうち少なくともワイヤーハーネス接続部は、バネ片が対向配置された複数の端子と該端子に接続された平板バスバーとからなることを特徴とする電気接続箱。 - 少なくとも1箇所以上のヒューズ・リレー接続部と少なくとも1箇所以上のワイヤーハーネス接続部とを有する平板状のバスバーを介してヒューズ下流側の電源分配を行う電気接続箱であって、
前記各接続部のうち少なくともワイヤーハーネス接続部は、複数の音叉状端子と該音叉状端子に接続された平板バスバーとからなることを特徴とする電気接続箱。 - 前記バスバーは、耐熱銅合金板もしくは黄銅板で構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気接続箱。
- 前記バスバーは、少なくとも一箇所以上の音叉状端子とタブとを有していることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
- 前記バスバーと、ヒューズ側接続用端子及び下流側接続用端子とが圧着により接続されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電気接続箱。
- 前記バスバーと、ヒューズ側接続用端子及び下流側接続用端子とが圧接により接続されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電気接続箱。
- 前記バスバーと、ヒューズ側接続用端子及び下流側接続用端子とが抵抗溶接により接続されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電気接続箱。
- 前記バスバーと、ヒューズ・リレー側接続用端子及び下流側接続用端子とが超音波溶着により接続されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電気接続箱。
- 前記バスバーと、ヒューズ・リレー側接続用端子及び下流側接続用端子とがレーザ溶接により接続されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電気接続箱。
- 前記バスバーと、ヒューズ・リレー側接続用端子及び下流側接続用端子とがはんだにより接続されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電気接続箱。
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