JP2008010492A - 発光素子固定用ホルダおよび光ヘッド装置 - Google Patents

発光素子固定用ホルダおよび光ヘッド装置 Download PDF

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幸弘 牛沢
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Abstract

【課題】半導体レーザからの放熱性に優れ、かつ、十分な接着強度を確保することのできる発光素子固定用ホルダ、および光ヘッド装置を提供すること。
【解決手段】光ヘッド装置のレーザ光源装置において、発光素子固定用ホルダ6では、素子側ホルダ61の凸曲面613、および固定側ホルダ62の凹曲面623は断面円弧状で、かつ、凹曲面623は、曲率半径が異なる第1の凹曲面621と第2の凹曲面622とによって構成されている。また、凸曲面613と第1の凹曲面621とは曲率半径が等しいので、接触面積が広い。従って、半導体レーザ31が点灯時に発生した熱を素子側ホルダ61および固定側ホルダ62を介して装置フレーム2まで効率よく逃がすことができる。凸曲面613と第2の凹曲面622が対向する隙間領域67は、隙間寸法が狭く、かつ、面積が広いので、そこに嫌気性接着剤を注入した場合に確実に硬化する。
【選択図】図5

Description

本発明は、発光素子を機器本体側に固定するための発光素子固定用ホルダ、およびこの発光素子固定用ホルダを介して発光素子が装置本体側に搭載された光ヘッド装置に関するものである。
CDやDVDなどの光記録ディスク(光記録媒体)の再生、記録に用いられる光ヘッド装置では、発光素子および受光素子を含む複数の光学素子が装置フレーム(装置本体側)が搭載されている。
このような光ヘッド装置では、従来、発光素子として、円筒状容器内にレーザチップが収納された半導体レーザが用いられるが、半導体レーザでは、光軸方向の調整が必要である。このため、例えば、図9(a)、(b)に示すような発光素子固定用ホルダ6′の使用が検討されている。ここに示す発光素子固定用ホルダ6′は、半導体レーザ31を保持する素子側ホルダ61′と、この素子側ホルダ61′を保持して装置フレーム側に固定される固定側ホルダ62′とを備えており、素子側ホルダ62′は、半導体レーザ31からの出射光が通過する開口部610′をもって前方に膨らむ断面円弧状の凸曲面613′を備えている。これに対して、固定側ホルダ62′は、半導体レーザ31からの出射光が通過する開口部620′をもって凸曲面613′を受け入れる凹錐面623′を備えている。このため、半導体レーザ31′を保持した素子側ホルダ61′の前側部分を固定側ホルダ62′に嵌めると、素子側ホルダ61′の凸曲面613′は、固定側ホルダ62′の凹錐面623′で支持される。この状態で、素子側ホルダ61′を光軸周りあるいは光軸に直交する方向にずらすと、半導体レーザ31の光軸方向を調整することができる。例えば、半導体レーザ31の光軸を固定側ホルダ62′の前端面67′に直交する方向に調整することができるので、調整後、凸曲面613′と凹錐面623′との間に接着剤を塗布して素子側ホルダ61′を固定側ホルダ62′に固定した後、固定側ホルダ62′の前端面67′を装置フレームに当接させた状態で固定側ホルダ62′を装置フレームに固定すれば、装置フレーム上での半導体レーザ31の光軸方向が調整されたことになる。
また、固定側ホルダ62′の側において、素子側ホルダ62′の凸曲面613′を受け入れる凹部を凸曲面613′の曲率半径よりも大きな凹曲面とした構成が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−311203号公報
しかしながら、素子側ホルダ61′の断面円弧状の凸曲面613′を固定側ホルダ62′の凹錐面623′、あるいは曲率半径の大きな凹曲面で支持した場合には、接触面積が狭いため、半導体レーザ31が点灯時に発生した熱を素子側ホルダ61′および固定側ホルダ62′を介して装置フレームまで逃がすことができないという問題点があり、かかる問題は、半導体レーザ31の寿命を低下させる原因となるため好ましくない。
また、凸曲面613′と凹錐面623′あるいは曲率半径の大きな凹曲面との間に接着剤を塗布して素子側ホルダ61′と固定側ホルダ62′とを固定した場合、隙間寸法の狭い部分の面積が狭いので、接着強度が低いという問題点がある。特に、接着剤として嫌気性接着剤を用いた場合には、隙間寸法の狭い部分の面積が狭く、注入した接着剤のほとんどが空気と接触する状態になってしまい、接着剤が十分、硬化しないという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、半導体レーザからの放熱性に優れた発光素子固定用ホルダ、およびこの発光素子固定用ホルダを用いた光ヘッド装置を提供することにある。
次に、本発明の課題は、十分な接着強度を確保することのできる発光素子固定用ホルダ、およびこの発光素子固定用ホルダを用いた光ヘッド装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、発光素子を機器本体側に固定するための発光素子固定用ホルダにおいて、前記発光素子を保持する素子側ホルダと、該素子側ホルダを保持して機器本体側に固定される固定側ホルダとを備え、前記素子側ホルダは、前記発光素子からの出射光が通過する開口部をもって前方に膨らむ断面円弧状の凸曲面を備え、前記固定側ホルダは、前記発光素子からの出射光が通過する開口部をもって前記凸曲面を受け入れる断面円弧状の凹曲面を備え、前記凸曲面および前記凹曲面のうちの一方の曲面は、曲率半径が相違する複数の曲面を備えていることを特徴とする。
本発明に係る発光素子固定用ホルダでは、発光素子を保持した素子側ホルダの前側部分が固定側ホルダの凹曲面で支持された状態で、固定側ホルダは機器本体側に固定される。ここで、素子側ホルダの凸曲面、および固定側ホルダの凹曲面はいずれも断面円弧状であるため、素子側ホルダを光軸周りあるいは光軸に直交する方向にずらすと、発光素子の出射光軸の方向を調整することができる。また、素子側ホルダの凸曲面、および固定側ホルダの凹曲面はいずれも断面円弧状で、かつ、前記凸曲面および前記凹曲面のうちの一方の曲面は、曲率半径が相違する複数の曲面を備えているため、広い面積にわたって、互いに接しているか近接していることになる。従って、半導体レーザが点灯時に発生した熱を素子側ホルダおよび固定側ホルダを介して装置フレームまで効率よく逃がすことができるので、半導体レーザの寿命を延ばすことができる。
本発明において、前記凸曲面および前記凹曲面のうちの他方の曲面と、前記一方の曲面において前記他方の曲面とが接する部分同士は、曲率半径が等しいことが好ましい。このように構成すると、接触面積が常に広いので、半導体レーザが点灯時に発生した熱を素子側ホルダおよび固定側ホルダを介して装置フレームまで効率よく逃がすことができる。
本発明において、前記一方の曲面では、前記複数の曲面の曲率中心が略一致していることが好ましい。
本発明において、前記凸曲面と前記凹曲面との間には、前記凸曲面と前記凹曲面とが接する環帯状の位置決め領域と、前記素子側ホルダと前記固定側ホルダとを固定するための接着剤が充填される環帯状の隙間領域とが形成されていることが好ましい。すなわち、前記凸曲面と前記凹曲面との間には、前記凸曲面と前記凹曲面とが接する環帯状の位置決め領域と、環帯状の隙間領域とが形成され、当該隙間領域に前記素子側ホルダと前記固定側ホルダとを固定するための接着剤が充填されていることが好ましい。本発明では、前記凸曲面と前記凹曲面との間に形成される隙間領域は、隙間寸法が狭く、かつ、面積が広いので、凸曲面と凹曲面との間に接着剤を塗布して素子側ホルダと固定側ホルダとを固定した際、接着強度が大きい。
本発明では、前記接着剤として、嫌気性接着剤を用いた場合でも、接着強度が大きい。すなわち、隙間寸法の狭い部分の面積が広いので、注入した接着剤のほとんどが空気と接触しないので、嫌気性接着剤が十分、硬化する。
本発明において、前記隙間領域は、前記位置決め領域の外周側に位置していることが好ましい。このように構成すると、前記隙間領域に接着剤を注入する作業を行いやすい。
本発明において、前記発光素子の出射光軸上に前記凸曲面の中心が位置していることが好ましい。
本発明に係る発光素子固定用ホルダは、例えば、光ヘッド装置の前記機器本体側に前記発光素子を搭載するのに用いられる。この場合、前記装置フレームには、前記発光素子から出射されたレーザ光を対物レンズに導く光学系が搭載されている。
本発明では、発光素子固定用ホルダを構成する素子側ホルダの凸曲面、および固定側ホルダの凹曲面はいずれも断面円弧状であるため、素子側ホルダを光軸周りあるいは光軸に直交する方向にずらすと、発光素子の出射光軸の方向を調整することができる。また、素子側ホルダの凸曲面、および固定側ホルダの凹曲面はいずれも断面円弧状で、かつ、前記凸曲面および前記凹曲面のうちの一方の曲面は、曲率半径が相違する複数の曲面を備えているため、広い面積にわたって、互いに接しているか近接していることになる。従って、半導体レーザが点灯時に発生した熱を素子側ホルダおよび固定側ホルダを介して装置フレームまで効率よく逃がすことができるので、半導体レーザの寿命を延ばすことができる。また、前記凸曲面および前記凹曲面のいずれかを曲率半径が相違する複数の曲面で構成すると、凸曲面と凹曲面との間には、前記凸曲面と前記凹曲面とが接する環帯状の位置決め領域と、前記素子側ホルダと前記固定側ホルダとを固定するための接着剤が充填される環帯状の隙間領域とが形成され、かかる隙間領域では、隙間寸法が狭い部分の面積が広いので、接着強度が大きい。
以下に図面を参照して、本発明を適用した光ヘッド装置について説明する。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1は、本発明を適用した光ヘッド装置を対物レンズから光が出射される側からみた斜視図である。図2は、図1に示す光ヘッド装置の分解斜視図である。図3は、図1に示す光ヘッド装置から金属カバーや対物レンズ駆動装置を外した状態の斜視図である。
図1〜図3に示す本形態の光ヘッド装置1は、CDおよびDVD等の光記録媒体に対する情報の再生または/および記録を行うものである。光ヘッド装置1は、マグネシウムや亜鉛などのダイカスト品からなる金属製の装置フレーム2を有しており、この装置フレーム2の両端の各々には、ディスク駆動装置のガイド軸や送りねじ軸が係合する第1の軸受21および第2の軸受22が形成されている。装置フレーム2の一方側の側面は、ディスク駆動機構のスピンドルモータ(図示せず)に接近した際の干渉を防止するために円弧状に湾曲している。
装置フレーム2の上面側では略中央に対物レンズ91が位置している。対物レンズ91に対して第1の軸受21が位置する側には金属製の本体カバー80が被せられている。本体カバー80は、装置フレーム2の上面を覆う上板部81と、この上板部81の一方の側端縁から下方に屈曲して装置フレーム2の側面に形成されている突起28に係合する側板部82とを有しており、上面部に形成された小穴83には、装置フレーム2から上方に突出した位置決め突起29が嵌っている。
本形態の光ヘッド装置11は、波長が650nm帯の第1のレーザ光、および波長が780nm帯の第2のレーザ光を用いてDVD系ディスクおよびCD系ディスクに対する情報の記録、再生が可能な2波長光ヘッド装置1であり、装置フレーム22上には、波長が650nm帯の第1のレーザ光を出射するAlGaInP系の半導体レーザ(レーザダイオード)を備えた第1のレーザ光源装置30と、波長が780nm帯の第2のレーザ光を出射するAlGaAs系の半導体レーザ(レーザダイオード)を備えた第2のレーザ光源装置30とが搭載されている。ここで、第1のレーザ光および第2のレーザ光は、レーザ光源装置30、40から光記録ディスクに向かう光路に配置された複数の光学素子からなる光学系を介して光記録ディスクであるDVD系ディスクあるいはCD系ディスクに導かれ、この光学系を構成する光学素子も装置フレーム2上に搭載されている。また、光記録ディスクからの戻り光も、光学系を介して共通の信号検出用受光素子50に導かれ、かかる戻り光に対する光路を規定する光学素子、および信号検出用受光素子50も装置フレーム2に搭載されている。
本形態の光ヘッド装置1において、光学系には、第1のレーザ光源装置30から出射されたレーザ光を透過する一方、第2のレーザ光源装置30から出射されたレーザ光を反射する光路合成用の偏光プリズム52と、この偏光プリズム52から出射されたレーザ光を部分反射するハーフミラー53と、ハーフミラー53で反射されたレーザ光に対する1/4波長板55と、1/4波長板55を透過してきたレーザ光を平行光にするコリメートレンズ56と、この平行光を光記録ディスクに向けて立ち上げる立ち上げミラー57と、立ち上げミラー57からのレーザ光を光記録ディスクの記録面に収束させる対物レンズ91とが含まれている。また、光学系には、光記録ディスクの記録面で反射された戻り光が立ち上げミラー57、コリメートレンズ56、1/4波長板55、ハーフミラー53を介して信号検出用受光素子50に導かれる際に非点収差を付与するためのセンサーレンズ(図示せず)も含まれている。偏光プリズム52からみてハーフミラー53の背後にはモニター用受光素子51が配置されている。なお、第1のレーザ光源装置30と偏光プリズム52との間には、1/2波長板が一体に構成された回折素子54が配置され、第2のレーザ光源装置30と偏光プリズム52との間には、回折素子58およびリレーレンズ59が配置されている。
対物レンズ91は、対物レンズ駆動機構9によってトラッキング方向およびフォーカシング方向の位置がサーボ制御されるようになっており、このような対物レンズ駆動機構9も装置フレーム2に搭載されている。本形態では、対物レンズ駆動機構9としてワイヤサスペンション方式のものを用いており、かかる対物レンズ駆動機構9としては周知のものを用いることができるので、詳細な説明を省略するが、対物レンズ91を保持するレンズホルダ92と、このレンズホルダ92を複数本のワイヤ93でトラッキング方向およびフォーカシング方向に移動可能に支持しているホルダ支持部94と、装置フレーム2に固定されたヨーク95とを備えている。また、対物レンズ駆動機構9は、レンズホルダ92に取り付けられた駆動コイル(図示せず)と、ヨーク95に取り付けられた駆動マグネット98により構成される磁気駆動回路を備えており、駆動コイルに対する通電を制御することにより、レンズホルダ92に保持された対物レンズ91を光記録ディスクに対してトラッキング方向およびフォーカシング方向に駆動する。なお、対物レンズ駆動機構9は、対物レンズ91のジッタ方向の傾きを調整するチルト制御も可能である。なお、対物レンズ91の周りは、矩形枠状のアクチュエータカバー85で覆われている。
フレーム2の上面には、可撓性基板70が重ねて配置されており、この可撓性基板70には駆動用ICなどが実装されている。また、可撓性基板70の端部などを利用して、第1のレーザ光源装置30、第2のレーザ光源装置30、信号検出用受光素子50、およびモニター用受光素子51への電気的な接続が行われている。さらに、可撓性基板70の上には、本体カバー80およびアクチュエータカバー85が重ねて配置されている。
(第1のレーザ光源装置30の構成)
図4および図5は、本形態の光ヘッド装置1に用いた第1のレーザ光源装置30の分解斜視図、およびその断面図である。
図3に示すように、本形態の光ヘッド装置1において、第1のレーザ光源装置30は、半導体レーザ31と、この半導体レーザ31を保持する発光素子固定用ホルダ6とを備えており、半導体レーザ31は、発光素子固定用ホルダ6を介して装置フレーム2の側面に固定されている。
図4および図5に示すように、発光素子固定用ホルダ6は、半導体レーザ31を保持する素子側ホルダ61と、この素子側ホルダ61の前部分が接着固定される固定側ホルダ62とから構成されている。
半導体レーザ31は、複数の端子311がステム312に固定されており、この端子311の前端部分に半導体チップ313が搭載されている。また、ステム312の前方には半導体チップ313の周りを部分的に囲む素子カバー314が配置されている。
素子側ホルダ61は、その後面側にステム312が装着される略円形の凹部615が形成されている一方、この凹部615の前方には、半導体チップ313および素子カバー314が挿入される開口部610が形成されている。ここで、素子側ホルダ61の前面は、前方に膨らんだ断面円弧状の凸曲面613になっており、その中央に開口部610が位置している。
固定側ホルダ62は、その中央部分に半導体チップ313および素子カバー314が挿入される円形の開口部620が形成されており、前端面627は、装置フレーム2の側面に当接可能な平坦面628と、この平坦面628から突出する位置決め突起629とを備えている。
また、固定側ホルダ62の後面側では、開口部620の周りが素子側ホルダ61の前面側(凸曲面613)を受け入れる断面円弧状の凹曲面623になっている。
このように構成した発光素子固定用ホルダ6を用いて半導体レーザ31を装置フレーム2に搭載するにあたっては、半導体レーザ31を素子側ホルダ61に挿入した後、ステム312と素子側ホルダ61とを接着剤により固定する。次に、素子側ホルダ61の凸曲面613を固定側ホルダ62の凹曲面623に嵌める。その結果、素子側ホルダ61の凸曲面613は、固定側ホルダ62の凹曲面623で支持される。次に、素子側ホルダ61の凸曲面613と固定側ホルダ62の凹曲面623とを摺動面にして、素子側ホルダ61を光軸周りあるいは光軸に直交する方向にずらすと、半導体レーザ31の光軸方向を調整することができる。例えば、半導体レーザ31の光軸を固定側ホルダ62の前端面627に直交する方向に調整することができる。従って、調整後、凸曲面613と凹曲面623との間に接着剤を塗布して素子側ホルダ61を固定側ホルダ62に固定した後、固定側ホルダ62の前端面627を装置フレーム2に当接させた状態で固定側ホルダ62を装置フレーム2に固定する。その結果、装置フレーム2上での半導体レーザ31の光軸方向が調整されたことになる。
このようにして第1のレーザ光源装置30を構成するにあたって、本形態では、素子側ホルダ61の凸曲面613は、曲率半径SR1が一定の連続した面になっている。
これに対して、固定側ホルダ62の凹曲面623は、内周側の第1の凹曲面621と、この第1の凹曲面621の外周側で環状段差624を介して接続する第2の凹曲面622とによって構成されている。ここで、素子側ホルダ61の凸曲面613、固定側ホルダ62の第1の凹曲面621、および第2の凹曲面622は、曲率中心が略一致しているが、第1の凹曲面621の曲率半径SR2は、第2の凹曲面622の曲率半径SR3よりも小さい。また、素子側ホルダ61の凸曲面613の曲率半径SR1は、固定側ホルダ62の第1の凹曲面621の曲率半径SR2と等しいか、あるいは第1の凹曲面621の曲率半径SR2より大きいが、第2の凹曲面622の曲率半径SR3よりも小さい。
すなわち、凸曲面613の曲率半径SR1、第1の凹曲面621の曲率半径SR2、および第2の凹曲面622の曲率半径SR3は、以下の式
曲率半径SR2≦曲率半径SR1<曲率半径SR3
で示される条件を満たすように設定されている。
従って、素子側ホルダ61の凸曲面613を固定側ホルダ62の凹曲面623に嵌めた状態で、凸曲面613と凹曲面623との間には、凸曲面613と第1の凹曲面621とが接する環帯状の位置決め領域66と、凸曲面613と第2の凹曲面622とが対向する環帯状の隙間領域67とが形成される。従って、隙間領域67に嫌気性の接着剤を注入して硬化させれば、素子側ホルダ61と固定側ホルダ62とを固定することができる。
(本形態の効果)
以上説明したように、本形態の発光素子固定用ホルダ6では、素子側ホルダ61の凸曲面613、および固定側ホルダ62の凹曲面623はいずれも断面円弧状であるため、素子側ホルダ61を光軸周りあるいは光軸に直交する方向にずらすと、発光素子の出射光軸の方向を調整することができる。
また、素子側ホルダ61の凸曲面613、および固定側ホルダ62の凹曲面623はいずれも断面円弧状で、かつ、固定側ホルダ62の凹曲面623は、曲率半径が異なる第1の凹曲面621と第2の凹曲面622とによって構成されているため、素子側ホルダ61の凸曲面613と固定側ホルダ62の凹曲面623とは、広い面積にわたって、接しているか近接している。特に、素子側ホルダ61の凸曲面613と固定側ホルダ62の第1の凹曲面621とにおいて曲率半径が等しい場合には、素子側ホルダ61の凸曲面613と固定側ホルダ62の第1の凹曲面621とは広い面積にわたって接することになる。従って、半導体レーザ31が点灯時に発生した熱を素子側ホルダ61および固定側ホルダ62を介して装置フレーム2まで効率よく逃がすことができる。それ故、半導体レーザ31は、発熱しても比較的低い温度に維持されるので、半導体レーザ31の寿命を延ばすことができるともに、出射されるレーザ光の波長などが安定している。
さらに、素子側ホルダ61と固定側ホルダ62とを固定するための接着剤が充填される隙間領域67の面積が広いので、接着強度が大きい。しかも、隙間領域67は、隙間寸法が狭く、かつ、面積が広いので、接着剤として嫌気性接着剤を用いた場合でも、注入した接着剤のほとんどが空気と接触しないので、嫌気性接着剤が十分、硬化する。
さらにまた、本形態において、隙間領域67は、位置決め領域66の外周側に位置しているため、矢印Aで示すようにして接着剤を隙間領域67に注入することができ、接着剤の注入作業を容易かつ効率よく行うことができる。
[実施の形態2]
上記実施の形態1では、凸曲面613の曲率半径SR1、第1の凹曲面621の曲率半径SR2、および第2の凹曲面622の曲率半径SR3が、以下の式
曲率半径SR2≦曲率半径SR1<曲率半径SR3
で示す条件を満たすように設定されていたが、本形態では、図6および以下の式に示すように、凸曲面613の曲率半径SR1、第1の凹曲面621の曲率半径SR2、および第2の凹曲面622の曲率半径SR3が、以下の条件
曲率半径SR3≦曲率半径SR1<曲率半径SR2
を満たすように構成されている。すなわち、本形態でも、固定側ホルダ62の凹曲面623は、内周側の第1の凹曲面621と、この凹曲面623の外周側で環状段差624を介して接続する第2の凹曲面622とによって構成されており、素子側ホルダ61の凸曲面613、第1の凹曲面621、および第2の凹曲面622とは、曲率中心は略一致している。但し、本形態では、第1の凹曲面621の曲率半径SR2は、第2の凹曲面622の曲率半径SR3よりも大きい。また、素子側ホルダ61の凸曲面613の曲率半径SR1は、固定側ホルダ62の第2の凹曲面622の曲率半径SR3と等しいか、あるいは第2の凹曲面622の曲率半径SR3より大きいが、第1の凹曲面621の曲率半径SR2よりも小さい。
このように構成した場合には、素子側ホルダ61の凸曲面613を固定側ホルダ62の凹曲面623に嵌めた状態で、凸曲面613と凹曲面623との間には、凸曲面613と第2の凹曲面622とが接する環帯状の位置決め領域66と、凸曲面613と第1の凹曲面621とが対向する環帯状の隙間領域67とが形成される。従って、本形態では、矢印Bで示すようにして、隙間領域67内に嫌気性接着剤を注入する必要があるが、隙間寸法の狭い隙間領域67が比較的広い面積にわたって形成されるため、凸曲面613と第1の凹曲面621との間の隙間内で嫌気性接着剤を確実に固化させることができる。
また、素子側ホルダ61の凸曲面613、および固定側ホルダ62の凹曲面623はいずれも断面円弧状で、かつ、固定側ホルダ62の凹曲面623は、曲率半径が異なる第1の凹曲面621と第2の凹曲面622とを備えているため、素子側ホルダ61の凸曲面613と固定側ホルダ62の凹曲面623とは、広い面積にわたって、接しているか近接している。特に、素子側ホルダ61の凸曲面613と固定側ホルダ62の第2の凹曲面622とにおいて曲率半径が等しい場合には、素子側ホルダ61の凸曲面613と固定側ホルダ62の第2の凹曲面622とは広い面積にわたって接することになる。従って、半導体レーザ31が点灯時に発生した熱を素子側ホルダ61および固定側ホルダ62を介して装置フレーム2まで効率よく逃がすことができる。
[実施の形態3]
上記実施の形態1、2では、固定側ホルダ62の凹曲面623を、曲率半径の異なる第1の凹曲面621と第2の凹曲面622とによって構成したが、本形態では、図7に示すように、固定側ホルダ62の凹曲面623を曲率半径SR11が一定の連続した面になっている。これに対して、素子側ホルダ61の凸曲面613は、内周側の第1の凸曲面611と、この第1の凸曲面611の外周側で環状段差614を介して接続する第2の凸曲面612とによって構成されている。ここで、固定側ホルダ62の凹曲面623、素子側ホルダ61の第1の凸曲面611、および第2の凸曲面612は、曲率中心が略一致しているが、第1の凸曲面611の曲率半径SR12は、第2の凸曲面612の曲率半径SR13よりも大きい。また、固定側ホルダ62の凹曲面623の曲率半径SR11は、素子側ホルダ61の第1の凸曲面611の曲率半径SR12と等しいか、あるいは第1の凹曲面621の曲率半径SR2より小さいが、第2の凸曲面612の曲率半径SR13よりも大きい。
すなわち、凹曲面623の曲率半径SR11、第1の凸曲面611の曲率半径SR12、および第2の凸曲面612の曲率半径SR13は、以下の式
曲率半径SR13<曲率半径SR11≦曲率半径SR12
で示される条件を満たすように設定されている。
従って、素子側ホルダ61の凸曲面613を固定側ホルダ62の凹曲面623に嵌めた状態で、凸曲面613と凹曲面623との間には、凹曲面623と第1の凸曲面611とが接する環帯状の位置決め領域66と、凹曲面623と第2の凸曲面612とが対向する環帯状の隙間領域67とが形成される。それ故、矢印Aで示すように、隙間領域67に嫌気性の接着剤を注入して硬化させれば、素子側ホルダ61と固定側ホルダ62とを固定することができる。
このように本形態では、固定側ホルダ62の凹曲面623、および素子側ホルダ61の凸曲面613はいずれも断面円弧状で、かつ、素子側ホルダ61の凸曲面613は、曲率半径が相違する第1の凸曲面611と第2の凸曲面612とを備えているため、素子側ホルダ61の凸曲面613と固定側ホルダ62の凹曲面623とは、広い面積にわたって、接しているか近接している。特に、素子側ホルダ61の第1の凸曲面611と固定側ホルダ62の凹曲面623とにおいて曲率半径が等しい場合には、素子側ホルダ61の第1の凸曲面611と固定側ホルダ62の凹曲面623とは広い面積にわたって接することになる。従って、半導体レーザ31が点灯時に発生した熱を素子側ホルダ61および固定側ホルダ62を介して装置フレーム2まで効率よく逃がすことができる。また、素子側ホルダ61と固定側ホルダ62とを固定するための接着剤が充填される隙間領域67は、隙間寸法が狭く、かつ、面積が広いので、接着強度が大きい。しかも、隙間領域67に嫌気性接着剤を用いた場合でも、注入した接着剤のほとんどが空気と接触しないので、嫌気性接着剤が十分、硬化する。さらに、隙間領域67は、位置決め領域66の外周側に位置しているため、矢印Aで示す接着剤を注入することができ、接着剤の注入作業を容易かつ効率よく行うことができる。
[実施の形態4]
上記実施の形態3では、凹曲面623の曲率半径SR11、第1の凸曲面611の曲率半径SR12、および第2の凸曲面612の曲率半径SR13は、以下の式
曲率半径SR13<曲率半径SR11≦曲率半径SR12
で示す条件を満たすように設定されていたが、本形態では、図8および以下の式に示すように、凹曲面623の曲率半径SR11、第1の凸曲面611の曲率半径SR12、および第2の凸曲面612の曲率半径SR13が、以下の条件
曲率半径SR12<曲率半径SR11≦曲率半径SR13
を満たすように構成されている。すなわち、本形態でも、素子側ホルダ61の凸曲面613は、内周側の第1の凸曲面611と、この凸曲面613の外周側で環状段差を介して接続する第2の凸曲面612とによって構成されており、素子側ホルダ61の第1の凸曲面611、第2の凸曲面612、および固定側ホルダ62の凹曲面623とは、曲率中心は略一致している。但し、本形態では、第1の凸曲面611の曲率半径SR12は、第2の凸曲面612の曲率半径SR13よりも小さい。また、固定側ホルダ62の凹曲面623の曲率半径SR11は、素子側ホルダ61の第2の凸曲面612の曲率半径SR13と等しいか、あるいは第2の凸曲面612の曲率半径SR13より小さいが、第1の凸曲面611の曲率半径SR12よりも小さい。
このように構成した場合には、素子側ホルダ61の凸曲面613を固定側ホルダ62の凹曲面623に嵌めた状態で、凸曲面613と凹曲面623との間には、凹曲面623と第2の凸曲面612とが接する環帯状の位置決め領域66と、凹曲面623と第2の凹曲面622とが対向する環帯状の隙間領域67とが形成される。従って、本形態では、矢印Bで示すようにして、隙間領域67内に嫌気性接着剤を注入する必要があるが、隙間寸法の狭い隙間領域67が比較的広い面積にわたって形成されるため、凹曲面623と第1の凸曲面611との間の隙間内で嫌気性接着剤を確実に固化させることができるという利点がある。
また、固定側ホルダ62の凹曲面623、および素子側ホルダ61の凸曲面613はいずれも断面円弧状で、かつ、素子側ホルダ61の凸曲面613は、曲率半径が相違する第1の凸曲面611と第2の凸曲面612とを備えているため、素子側ホルダ61の凸曲面613と固定側ホルダ62の凹曲面623とは、広い面積にわたって、接しているか近接している。特に、素子側ホルダ61の第2の凸曲面612と固定側ホルダ62の凹曲面623とにおいて曲率半径が等しい場合には、素子側ホルダ61の第2の凸曲面612と固定側ホルダ62の凹曲面623とは広い面積にわたって接することになる。従って、半導体レーザ31が点灯時に発生した熱を素子側ホルダ61および固定側ホルダ62を介して装置フレーム2まで効率よく逃がすことができる。
[その他の実施の形態]
上記形態では、凸曲面613あるいは凹曲面623を、曲率半径が相違する2つの曲面で構成したが、3以上であってもよい。また、上記形態では、第1のレーザ光源装置30に本発明を適用したが、第2のレーザ光源装置40、あるいはレーザ光源装置30、40の双方に本発明を適用してもよい。
本発明の実施の形態1に係る光ヘッド装置を対物レンズから光が出射される側からみた斜視図である。 図1に示す光ヘッド装置の分解斜視図である。 図1に示す光ヘッド装置から金属カバーや対物レンズ駆動装置を外した状態の斜視図である。 図1に示す光ヘッド装置に用いた第1のレーザ光源装置の分解斜視図である。 図1に示す光ヘッド装置に用いた第1のレーザ光源装置の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る光ヘッド装置使用される第1のレーザ光源装置の断面図である。 本発明の実施の形態3に係る光ヘッド装置使用される第1のレーザ光源装置の断面図である。 本発明の実施の形態4に係る光ヘッド装置使用される第1のレーザ光源装置の断面図である。 従来の発光素子固定用ホルダの説明図である。
符号の説明
1 光ヘッド装置
2 装置フレーム(装置本体)
6 発光素子固定用ホルダ
30 第1のレーザ光源装置
31 半導体レーザ
40 第2のレーザ光源装置
61 素子側ホルダ
62 素子側ホルダ
66 位置決め領域
67 隙間領域
91 対物レンズ
611 第1の凸曲面
612 第2の凸曲面
613 凸曲面
621 第1の凹曲面
622 第2の凹曲面
623 凹曲面

Claims (8)

  1. 発光素子を機器本体側に固定するための発光素子固定用ホルダにおいて、
    前記発光素子を保持する素子側ホルダと、該素子側ホルダを保持して機器本体側に固定される固定側ホルダとを備え、
    前記素子側ホルダは、前記発光素子からの出射光が通過する開口部をもって前方に膨らむ断面円弧状の凸曲面を備え、
    前記固定側ホルダは、前記発光素子からの出射光が通過する開口部をもって前記凸曲面を受け入れる断面円弧状の凹曲面を備え、
    前記凸曲面および前記凹曲面のうちの一方の曲面は、曲率半径が相違する複数の曲面を備えていることを特徴とする発光素子固定用ホルダ。
  2. 請求項1において、前記凸曲面および前記凹曲面のうちの他方の曲面と、前記一方の曲面において前記他方の曲面とが接する部分同士は、曲率半径が等しいことを特徴とする発光素子固定用ホルダ。
  3. 請求項1または2において、
    前記一方の曲面では、前記複数の曲面の曲率中心が略一致していることを特徴とする発光素子固定用ホルダ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記凸曲面と前記凹曲面との間には、前記凸曲面と前記凹曲面とが接する環帯状の位置決め領域と、前記素子側ホルダと前記固定側ホルダとを固定するための接着剤が充填される環帯状の隙間領域とが形成されていることを特徴とする発光素子固定用ホルダ。
  5. 請求項4において、
    前記隙間領域は、前記位置決め領域の外周側に位置していることを特徴とする発光素子固定用ホルダ。
  6. 請求項4または5において、
    前記接着剤は、嫌気性接着剤であることを特徴とする発光素子固定用ホルダ。
  7. 請求項1ないし6のいずれかにおいて、
    前記発光素子の出射光軸上に前記凸曲面の中心が位置していることを特徴とする発光素子固定用ホルダ。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに規定する発光素子固定用ホルダを介して前記機器本体側に前記発光素子が搭載された光ヘッド装置であって、
    前記装置フレームには、前記発光素子から出射されたレーザ光を対物レンズに導く光学系が搭載されていることを特徴とする光ヘッド装置。
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