JP2008009796A - 制御装置及び制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中央演算記憶装置からシリアル伝送回線を介して通信制御装置にデータを送受信し、通信制御装置からパラレル伝送回線を介して入出力装置のデータを集合・分配する制御装置において、中央制御装置からの指令でパラレル伝送回線の診断装置を起動、伝送回線の診断に続いて入出力装置の診断を行う。また、入出力装置のデータ入出力タイミングも中央演算記憶装置から指令する。これにより、診断による応答速度の低下を抑え、データ入出力の定刻性を維持する。
【選択図】図1
Description
(P0)はシリアル伝送を用いた制御バス2(回線1)を介して通信制御装置4(S1),7(S2)とデータを送受信する。
(S1)からの制御信号42で起動される。また、制御信号43で切り替えスイッチ44をD側に接続する。回線診断装置41は入出力バス5(回線2)の片側端に設置して入出力バス5(回線2)のパラレル伝送回路を巡回診断する装置である。例えばk番目の伝送路の信号レベルを切り替える診断用信号パターンを加え、その他の信号は全てレベルHに固定する。次にその他の信号を全てレベルLに固定してk番目の伝送路に再度診断用信号パターンを加える。もう一方の端部に設けた受信装置45ではk番目の伝送路だけでなく全ての伝送路の受信信号パターンをシリアル変換して伝送路46を介して回線診断装置
41に伝送する。回線診断装置はk番目の受信信号パターンが診断用信号パターンと同じであるか、その他の伝送路の信号が診断用信号パターンの影響を受けていないかを監視する。以上の診断結果は伝送路47を介して通信制御装置4(S1)に報告され、診断結果が正常であれば切り替えスイッチ44をC側に接続し、入出力バス5(回線2)との伝送を再開する。次に回線診断装置41を起動すると(k+1)番目の伝送路に診断用信号パターンを加える。このように、伝送路を巡回診断することにより入出力バス5(回線2)の停止期間を短くすることができる。
(S2)からの制御信号72で起動される。回線診断装置71と受信装置75の動作は各々回線診断装置41と受信装置45と同一であり、説明を省略する。
785のデータは通信制御装置3(P0)と7(S2)間の通信が正常であることを確認してから出力データ用メモリ783に転写される。リードバックデータ用メモリ784のデータは通信制御装置3(P0)のリードバックデータ用メモリ384に転写される。
(DataSize)を確認する。
(SendKey=2),受信キー(Rcv.Key=0),シーケンス番号(Seq.No.=N+1)のデータ列からなる。
(S2)からの出力リードバックデータ通信終了後に回線診断装置71を起動している。また、通信制御装置4(S1)からの入力データ通信開始前に入出力バス5(回線2)の動作可能(準備完了)を確認、通信制御装置7(S2)への出力データ通信開始前に入出力バス8(回線2)の動作可能(準備完了)を確認する構成としている。
(SendKey=0),受信キー(Rcv.Key=2)からなる。
(m+1)ビットのオンオフ信号からなり、各々のビットは回線診断装置71の診断動作状態、出力デバイス12,13,14(1〜m)の診断動作状態を示す。診断状態は1、通常動作状態は0となる。したがって、すべてのビットが0のとき、通信制御装置7
(S2)に接続される出力装置が準備完となる。
204を共にD側に接続する。入力診断回路205内部の比較器206では入力診断用基準信号207と通信制御装置4(S1)のプログラムで生成されて入出力バス5(回線2)を介して入力される信号が比較される。プログラムからは比較器が一致する信号と不一致の信号が生成され、比較器206の出力固着有無を含めた診断が実施できる。
304で信号変換されてリードバックレジスタ122に書き込まれる。以上の基本構成で、通常のデータ出力時には保持回路302は不動作で入出力信号は等しい。また切り替えスイッチ305,306,307は何れもC側に接続する。
(S2)のプログラムで生成されて入出力バス8(回線2)を介して入力される信号が比較される。プログラムからは比較器が一致する信号と不一致の信号が生成され、比較器
309の出力固着有無を含めた診断が実施できる。
12,13,14(1〜m)の種別や順序がある。本発明では、更に入力デバイス9,
10,11(1〜n)のうち制御対象6から同時に入力したいデバイスの組合せも接続構成情報に加える。この情報を入力キーとデバイスアドレスの組合せで示す。制御装置立ち上げ時に制御バス2(回線1)を介して通信制御装置4(S1)の入力キー用メモリ領域483に書き込む。更に入出力バス5(回線2)を介して各入力デバイス9,10,11(1〜n)に設けた入力キー93,103,113(1〜n)のうち同時に入力したい入力デバイスの入力キーの状態を開に設定する。以上の状態に設定した後に制御装置を起動すると、入出力バス5(回線2)に加えた入力フリーズ信号線51がレベルHになると、各入力デバイス9,10,11(1〜n)に設けた入力バッファ92,102,112
(1〜n)のうち入力キーが開状態の入力デバイスのみが入力レジスタ91,101,
111(1〜n)からのデータ入力更新を停止、一定に保持されたデータを入出力バス5(回線2)に出力する。入力フリーズ信号線51がレベルLになると、入力キーが開状態の入力デバイスの入力バッファ92,102,112(1〜n)も入力レジスタ91,
101,111(1〜n)からのデータ入力を再開、入力レジスタ91,101,111(1〜n)データをそのまま入出力バス5(回線2)に出力する。
(回線2)に出力する。
(P0)にデータが伝送される。
IFR)が割り込みで伝送される。
121,131,141(1〜m)も出力バッファ123,133,143(1〜m)からのデータ更新を再開、出力データメモリ領域783のデータをそのまま制御対象6に出力する。
133,143(1〜m)からのデータ出力更新を停止、一定に保持された出力が制御対象6に出力される。
(S2)にデータが伝送される。
133,143(1〜m)の出力更新を再開、出力レジスタ121,131,141(1〜m)を介して制御対象6にそのまま出力する。
(2,BD)を伝送することにより、制御性能への影響が最も少ないタイミングで入出力バス8(回線2)と各出力デバイス12,13,14(1〜m)のテストと診断を行うことができる。この場合は出力リードバックの読み込み時刻t5′,t6′はtc11の後となり、出力リードバックの結果は前回周期のデータとなる。しかし、この方式によれば中央記憶演算装置1(CPU)でデータ入力タイミングを意識せずにプログラミングできる。
(回線1)、3…通信制御装置(P0)、4…通信制御装置(S1)、5,8…入出力バス(回線2)、6…制御対象、7…通信制御装置(S2)、9,10,11…入力デバイス、12,13,14…出力デバイス、38,48,78…通信メモリ、39,79…通信制御回路、41,71…回線診断装置、42,43,73…制御信号、44,74…スイッチ、45,75…受信装置、46,76…伝送路、51…入力フリーズ信号線、91,101,111…入力レジスタ、92,102,112…入力バッファ、93,103,113…入力キー、121,131,141…出力レジスタ、122…リードバックレジスタ、123,133,143…出力バッファ、124,134,144…出力キー、201,303…変換回路、202…信号入力回路、203,204,305,306,307…スイッチ、205…入力診断回路、206…比較器、207…入力診断用基準信号、301…信号出力回路、302…データ保持回路、304…逆変換回路。
Claims (17)
- 少なくとも一部はシリアル伝送となる第1の通信回線を介して通信可能に接続された通信制御装置を有し、前記通信制御装置は、一部はパラレル伝送となる第2の通信回線を介して制御対象と情報を授受する制御装置において、前記第2の通信回線におけるデータ伝送を中断した状態で、前記第2の通信回線のパラレル伝送部の断線固着等の異常を診断する回線診断部を有するものであって、前記第1の通信回線を介して診断起動を指令する信号が前記回線診断部に送られることを特徴とする制御装置。
- 請求項1において、接続装置を有し、前記第1の通信回線を介して前記通信制御装置から送られたデータは前記接続装置を介して前記制御対象に送られるか、或いは、前記制御対象からのデータは前記接続装置を介して前記通信制御装置から前記第1の通信回線に転送されるかの少なくとも一方が可能となっており、前記診断は、前記通信制御装置と前記接続装置の間のパラレル伝送路、或いは、前記接続装置と前記制御対象との間のパラレル伝送路の少なくとも一方であることを特徴とする制御装置。
- 請求項1において、中央演算記憶装置を有し、前記中央演算処理装置は、前記第1の通信回線を介して前記通信制御部と通信し、前記通信制御装置は、前記中央演算記憶装置から送られたデータを制御対象に転送するか、或いは、制御対象のデータを受けて前記中央演算記憶装置に送るかの少なくとも一方の動作が可能に構成されているとを特徴とする制御装置。
- 請求項3において、前記診断起動を指令する信号は、前記中央演算処理装置の動作に基づいて生成されることを特徴とする制御装置。
- 請求項4において、前記第1の通信回線に通信可能に接続された第2の通信制御装置を有し、前記中央演算処理装置からの情報は、前記第2の通信制御装置を介して、前記通信制御装置との間で通信されることを特徴とする制御装置。
- 請求項1において、前記通信制御装置が、前記第1の通信回線を介して診断指令を受けて、前記診断を起動することを特徴とする制御装置。
- 請求項6において、前記第1の通信回線を介して受けた診断指令に対して、前記第1の通信回線を介して返信すると共に、前記診断を起動することを特徴とする制御装置。
- 請求項7において、前記第1の通信回線を介して、前記中央演算記憶装置と制御対象との間のデータ授受を中断し、前記診断を起動し、前記診断の終了の後に前記データ授受を再開することを特徴とする制御装置。
- 請求項1において、前記診断は、前記パラレル伝送部を巡回的に診断するものであることを特徴とする制御装置。
- 請求項9において、前記診断は、前記パラレル伝送部の所定の伝送路の信号レベルを切り替えて行うものであることを特徴とする制御装置。
- 請求項1において、前記パラレル伝送部に受信部を接続し、前記診断は、前記受信部からシリアル伝送に送信された信号に基づいてなされることを特徴とする制御装置。
- 少なくとも一部はシリアル伝送となる第1の通信回線を介して中央演算記憶装置に通信可能に接続される通信制御装置を有し、前記通信制御装置は、一部はパラレル伝送となる第2の通信回線を介して、前記中央演算記憶装置から送られたデータを制御対象に転送するか、或いは、制御対象のデータを受けて前記中央演算記憶装置に送るかの少なくとも一方の動作が可能に構成されている制御装置において、前記制御対象のデータ或いは制御対象に与えるデータを一次記憶して前記第2の通信回線を介して授受するバッファと、前記第2の通信回線を介してデータの授受を起動する起動部と、前記第1の通信回線と前記第2の通信回線を介して前記バッファへのデータ更新を許可或いは停止する更新操作部とを有することを特徴とする制御装置。
- 中央演算記憶装置から少なくとも一部はシリアル伝送となる第1の通信回線を介して通信制御装置にデータを送受信し、前記送受信先の通信制御装置から前記データを集合或いは分配して少なくとも一部はパラレル伝送となる第2の通信回線を介して制御対象を計測する入力装置と、前記第2の通信回線を介して制御対象へ出力する出力装置とからなる制御装置において、前記第2の通信回線のデータ伝送を停止してパラレル伝送部の断線固着等の異常を診断する回線診断装置と、前記第1の通信回線を介して前記回線診断装置を起動する手段を有することを特徴とする制御装置。
- 中央演算記憶装置から少なくとも一部はシリアル伝送となる第1の通信回線を介して通信制御装置にデータを送受信し、前記送受信先の通信制御装置から前記データを集合或いは分配して少なくとも一部はパラレル伝送となる第2の通信回線を介して制御対象を計測する入力装置と、前記第2の通信回線を介して制御対象へ出力する出力装置とからなる制御装置において、前記入力装置からの入力データを一次記憶して前記第2の通信回線に出力する入力バッファと、前記第2の通信回線を介して入力装置を起動する手段と、前記第1の通信回線と前記第2の通信回線を介して前記入力バッファへのデータ更新を許可・停止する手段とを有することを特徴とする制御装置。
- 中央演算記憶装置から少なくとも一部はシリアル伝送となる第1の通信回線を介して通信制御装置にデータを送受信し、前記送受信先の通信制御装置から前記データを集合或いは分配して少なくとも一部はパラレル伝送となる第2の通信回線を介して制御対象を計測する入力装置と、前記第2の通信回線を介して制御対象へ出力する出力装置とからなる制御装置において、前記第2の通信回線からの出力データを一次記憶して前記出力装置に出力する出力バッファと、前記第2の通信回線を介して出力装置を起動する手段と、前記第1の通信回線と前記第2の通信回線を介して前記出力バッファからのデータ出力を許可或いは保持する手段とを有することを特徴とする制御装置。
- 少なくとも一部はシリアル伝送となる第1の通信回線を介して通信可能に接続された通信制御装置を有し、前記通信制御装置は、一部はパラレル伝送となる第2の通信回線を介して制御対象と情報を授受する制御装置において、前記第2の通信回線におけるデータ伝送を中断した状態で、前記第2の通信回線のパラレル伝送部の断線固着等の異常を診断する回線診断部を有することを特徴とする制御装置。
- 少なくとも一部はシリアル伝送となる第1の通信回線を介して通信可能に接続された通信制御装置が、一部はパラレル伝送となる第2の通信回線を介して制御対象と情報を授受し、回線診断部が、前記第2の通信回線におけるデータ伝送を中断した状態で、前記第2の通信回線のパラレル伝送部の断線固着等の異常を診断し、前記第1の通信回線を介して診断起動を指令する信号が前記回線診断部に送信される制御方法。
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