JP4277031B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は制御装置に係り、特に制御入力から出力までの反応速度や定刻性と機能安全と入出力時刻(タイムスタンプ)の取得とを両立するのに好適な制御装に関する。
通信制御装置は、制御対象機器の機器データを取り込む入力装置と、その機器データに基づいて機器を監視または制御を行う複数の情報処理装置とを備えたものであり、プラントの監視制御システムに利用されている。制御対象機器に発生したイベント,発生時間を計時カウンタにより計時し、イベント内容にイベント発生時間(タイムスタンプ)を付して状態データとして、保存する。このデータを蓄積したものを解析すれば、複数信号の入力イベント発生を時系列に把握することができるため、機器に障害が発生した時でも、障害の原因を的確に把握することができる。
入力イベント時間と入力状態データを対応付ける技術が特開2004−356955号公報に記載されている。
特開2004−356955号公報
上記従来技術は複数の入力モジュール毎にカウンタを設けている。このため、一般の入力モジュールを流用することができない。また、入力モジュール毎にタイムスタンプが対応付けされているため、データが多くなり、データ転送時、特にシリアル回線経由時に転送性能が低下するとの問題があった。
本発明の目的は、回線経由の転送でも転送性能を維持しつつ、イベント発生等の時刻関連情報の管理が可能な制御装を提供することにある。

上記目的を達成するために、本発明では、制御対象との間で授受した情報を情報記憶部に記憶し、時刻情報に関する情報を時刻関連情報記憶部に記憶し、前記情報記憶部に記憶された情報を送信、或いは、受信した情報を前記情報記憶部に記憶し、前記情報記憶部の情報保持と前記時刻関連情報記憶部の情報保持は、少なくとも一部はシリアル伝送となる通信回線を介して、関連付けるように構成した。
具体的には、中央演算記憶装置から少なくとも一部はシリアル伝送となる制御バス(回線1)を介して通信制御装置にデータを送受信し、この通信制御装置からデータを集合・分配して少なくとも一部はパラレル伝送となる入出力バス(回線2)を介して制御対象を計測する入力装置と、制御対象へ出力する出力装置を基本構成とする制御装置で上記課題を解決するものである。入力装置や出力装置でなく、送受信先の通信制御装置に計時カウンタを設けた。更に入力データを一時記憶する入力バッファと計時カウンタの計時値を一時記憶する計時バッファを設け、これらのバッファのデータ更新を同時に許可するように構成した。
また、送受信先の通信制御装置に1つの計時値と複数の入力値を送信する手段を有し、送受信元の通信制御装置に1つの計時値を複数の入力値に展開する手段を有するように構成した。
本発明によれば、回線経由の転送でも転送性能を維持しつつ、イベント発生等の時刻関連情報の管理が可能となる。さらには、中央演算記憶装置と入出力装置の分散配置を実現するシリアル伝送と、高速なプラント入出力を実現するパラレル伝送を併用して制御入力から出力までの反応速度や定刻性を確保した高性能な制御機能と、入出力時刻(タイムスタンプ)の取得とを両立する制御装置を実現できる。
以下、本発明の実施例を説明する。
本発明の第1の実施例の制御装置を図1に示す。中央記憶演算装置1(CPU)はパラレル伝送バス0(回線0)を介して通信制御装置3(P0)と接続、通信制御装置3
(P0)はシリアル伝送を用いた制御バス2(回線1)を介して通信制御装置4(S1),7(S2)とデータを送受信する。
通信制御装置4(S1)と入力装置はパラレル伝送を用いた入出力バス5(回線2)を介して制御対象6からの入力データと制御信号を送受信する。通信制御装置7(S2)と出力装置はパラレル伝送を用いた入出力バス8(回線2)を介して制御対象6への出力データと制御信号を送受信する。
入力装置はn個の入力デバイス9,10,11(1〜n)からなり、各々の入力デバイスは入出力バス5(回線2)を介して通信制御装置4(S1)と制御対象6からの入力データ送受信する。同様に、出力装置はm個の出力デバイス12,13,14(1〜m)からなり、各々の出力デバイスは入出力バス8(回線2)を介して通信制御装置7(S2)に制御対象6への出力データ送受信する。
通信制御装置3(P0)とGPS(Global Positioning System)受信装置15は基準時刻信号16を介して基準時刻を送受信する。
図2は、シリアル伝送を用いた制御バス2(回線1)を介した通信制御装置3(P0)と通信制御装置4(S1),7(S2)間の送受信データの経路を示す。通信制御装置3(P0)に設けた通信メモリ38にはシーケンス番号用メモリ381,入力データ用メモリ382,出力データ用メモリ383,リードバックデータ用メモリ384の領域が割り振られる。通信メモリ38のデータは通信制御回路39でパラレル・シリアル変換され、制御バス2(回線1)を介して通信制御装置4(S1),7(S2)の通信メモリ48,78との間で転写される。
通信制御装置4(S1)に設けた通信メモリ48にはシーケンス番号用メモリ481,入力データ用メモリ482の領域が割り振られる。通信メモリ48のうち入力データ用メモリ482のデータは通信制御回路49でパラレル・シリアル変換され、制御バス2(回線1)を介して通信制御装置3(P0)の通信メモリ38の入力データ用メモリ領域382に転写される。
通信制御装置7(S2)に設けた通信メモリ78にはシーケンス番号用メモリ781,出力データ用メモリ783,リードバックデータ用メモリ784,一時保持メモリ785の領域が割り振られる。通信制御装置3(P0)の通信メモリ38の出力データ用メモリ領域383のデータは通信制御回路79でパラレル・シリアル変換され、制御バス2(回線1)を介して通信メモリ78の一時保持メモリ785に転写される。一時保持メモリ
785のデータは通信制御装置3(P0)と7(S2)間の通信が正常であることを確認してから出力データ用メモリ783に転写される。リードバックデータ用メモリ784のデータは通信制御装置3(P0)のリードバックデータ用メモリ384に転写される。
図3は制御バス2(回線1)を介した通信制御装置3(P0),4(S1),7(S2)間のデータ通信動作順序を示す。
時刻t1で通信制御装置3(P0)から通信制御装置4(S1)への入力要求IR(1,N)を制御バス2(回線1)に出力する。
Figure 0004277031
入力要求IR(1,N)は入力要求コマンド(IR)、送信局番号0に対応する送信キー(SendKey=0),受信局番号1に対応する受信キー(Rcv.Key=1),伝送データ順序を確認するためのシーケンス番号(Seq.No.=N),通信制御装置4(S1)から伝送先の入力デバイス情報(Dev.Adr.),入力データサイズ(DataSize)のデータ列からなる。この他、どの伝送データにも共通の開始フラグと終了フラグがデータ列の先頭と末尾に付け加えられるが簡単のために表示を省略している。ここで、入力デバイス情報(Dev.Adr.)は(図1)の実施例ではnビットオンオフデータとなり、例えば入力デバイス1から入力する場合は1ビット目のデータを1に、入力デバイス2から入力しない場合は2ビット目のデータを0として伝送する。
通信制御装置4(S1)は、入力要求IR(1,N)の受信キー(Rcv.Key=1)から自局への要求であると認識、入力要求エコーIE(1,N)を制御バス2(回線1)に出力する。
Figure 0004277031
入力要求エコーIE(1,N)は入力要求エコーコマンド(IE),送信局番号1に対応する送信キー(SendKey=1),受信局番号0に対応する受信キー(Rcv.Key=0),伝送データ順序を確認するためのシーケンス番号(Seq.No.=N)のデータ列からなる。
通信制御装置3(P0)は入力要求エコーIE(1,N)の送信キー・受信キーが入力要求IR(1,N)と逆転、シーケンス番号(Seq.No.=N)が変わらぬ事により入力要求IR(1,N)が正常に通信制御装置4(S1)に伝送されたと確認する。
このように反転する送信キー・受信キーを使うことにより通信の偽装(マスカレード)を監視する。また、入力要求IR(1,N)送信と入力要求エコーIE(1,N)受信で動作する通信タイマ1で伝送のタイムアウトを監視する。
時刻t2で通信制御装置3(P0)から通信制御装置4(S1)への入力アクセス要求ID(1,N)を制御バス2(回線1)に出力する。
Figure 0004277031
入力アクセス要求ID(1,N)は入力要求エコーコマンド(IA),送信局番号0に対応する送信キー(SendKey=0),受信局番号1に対応する受信キー(Rcv.Key=1),伝送データ順序を確認するためのシーケンス番号(Seq.No.=N)のデータ列からなる。
通信制御装置4(S1)は、入力アクセス要求ID(1,N)の受信キー(Rcv.Key=1)から自局への要求であると認識、入力データ用メモリ482から読み込んだ入力アクセスデータIA(1,N)を制御バス2(回線1)に出力する。
入力アクセスデータIA(1,N)は入力アクセス要求コマンド(IA),送信局番号1に対応する送信キー(SendKey=1),受信局番号0に対応する受信キー(Rcv.Key=0),伝送データ順序を確認するためのシーケンス番号(Seq.No.=N),入力要求IR(1,N)と同じ入力デバイス情報(Dev.Adr.)と入力データサイズ(DataSize)が続き、最後に入力データ(InputData)のデータ列からなる。
Figure 0004277031
通信制御装置3(P0)は、入力アクセスデータIA(1,N)の送信キー・受信キー,シーケンス番号(Seq.No.=N),入力デバイス情報(Dev.Adr.),入力データサイズ
(DataSize)を確認する。
確認結果が正常な場合は入力データ(InputData )を通信制御装置3(P0)内の入力データ用メモリ382に書き込む。シーケンス番号はカウントアップして(Seq.No. =N+1)となる。中央記憶演算装置1(CPU)はプログラムで制御されるタイミングで入力データ用メモリから読むことができる。
この間、通信タイマ1はID(1,N)とIA(1,N)で動作する。また、通信タイマ2は入力要求IR(1,N)送信と入力アクセスデータIA(1,N)の受信で入力通信のタイムアウトを監視する。
時刻t3で通信制御装置3(P0)から通信制御装置7(S2)への出力要求QR(2,N+1)を制御バス2(回線1)に出力する。
Figure 0004277031
出力要求QR(2,N+1)は出力要求コマンド(QR)、送信局番号0に対応する送信キー(SendKey=0),受信局番号2に対応する受信キー(Rcv.Key=2),シーケンス番号(Seq.No.=N+1),通信制御装置7(S1)から伝送先の出力デバイス情報(Dev.Adr.),出力データサイズ(DataSize),出力データ(OutputData)のデータ列からなる。出力データ(OutputData)は出力データ用メモリ383から書き出される。
ここで、出力デバイス情報(Dev.Adr.)は、図1の実施例ではmビットオンオフデータとなる。
通信制御装置7(S2)は、出力要求QR(2,N+1)の受信キー(Rcv.Key=2)から自局への要求であると認識、通信制御装置7(S2)内の一時保持メモリ785に出力データ(OutputData)を書き込む。また、出力要求エコーQE(2,N+1)を制御バス2(回線1)に出力する。
Figure 0004277031
出力要求エコーQE(2,N+1)は出力要求エコーコマンド(QE),送信キー
(SendKey=2),受信キー(Rcv.Key=0),シーケンス番号(Seq.No.=N+1)のデータ列からなる。
通信制御装置3(P0)は、出力要求QR(2,N+1)と出力要求エコーQE(2,N+1)の送信キー・受信キー,シーケンス番号(Seq.No. =N+1)から出力要求QR(2,N+1))が正常に通信制御装置7(S2)に伝送されたことを確認する。通信タイマ1は出力要求QR(2,N+1)と出力要求エコーQE(2,N+1)で動作する。
Figure 0004277031
時刻t4で通信制御装置3(P0)から通信制御装置7(S2)への出力アクセス要求QD(2,N+1)を制御バス2(回線1)に出力する。
出力アクセス要求QD(2,N+1)は出力アクセス要求コマンド(QA)、送信局番号0に対応する送信キー(SendKey=0),受信局番号2に対応する受信キー(Rcv.Key=2),伝送データ順序を確認するためのシーケンス番号(Seq.No. =N+1)のデータ列からなる。
通信制御装置7(S2)は、出力アクセス要求QD(2,N+1)の受信キー(Rcv.
Key=2)とシーケンス番号(Seq.No.=N+1)から自局への出力要求であると認識、通信制御装置7(S2)内の一時保持メモリ785のデータを出力データ用メモリ783に出力する。また、出力アクセスデータQA(2,N+1)を制御バス2(回線1)に出力する。
Figure 0004277031
出力アクセスデータQA(2,N+1)は出力アクセス要求コマンド(QA),送信キー(SendKey=2),受信キー(Rcv.Key=0),シーケンス番号(Seq.No.=N+1),出力アクセス要求QA(2,N+1),出力デバイス情報(Dev.Adr.)と出力データサイズ(DataSize),最後に一時保持メモリ785から書き出した出力エコーバック(OutputEchoback)のデータ列からなる。
通信制御装置3(P0)は、出力アクセスデータQA(2,N+1)の送信キー・受信キー,シーケンス番号(Seq.No.=N+1),出力デバイス情報(Dev.Adr.),出力データサイズ(DataSize)を確認する。確認結果が正常な場合、シーケンス番号はカウントアップ(Seq.No.=N+2)する。
この間、通信タイマ1はQD(2,N+1)とQA(2,N+1)で動作する。また、通信タイマ2は出力要求QR(2,N+1)送信と出力アクセスデータQA(2,N+1)の受信で出力通信のタイムアウトを監視する。
図1の実施例では出力アクセスデータQA(2,N+1)に出力エコーバック(OutputEchoback)を加えることにより、通信制御装置3(P0)で出力データ(OutputData)との比較が可能となり出力データの正常伝送を確認できる。
時刻t5からt7の期間は出力装置の出力デバイス12,13,14(1〜m)の一部または全てに出力リードバック機能が備えられた場合の入力通信を示す。
時刻t1からt3の期間の入力通信との相違は、シーケンス番号以外に通信制御装置3(P0)の相手が通信制御装置4(S1)に対して通信制御装置7(S2)、入力デバイス情報(Dev.Adr.)がnビットオンオフデータに対してmビットオンオフデータ、入力データ(InputData)に対して出力リードバックデータ(OutputReadback)である。また、入力デバイス情報(Dev.Adr.)のmビットデータは出力デバイス12,13,14(1〜m)の出力リードバック有無を示す。その他は時刻t1からt3の入力通信と同じである。具体的なデータ列は次のようになる。
Figure 0004277031
Figure 0004277031
Figure 0004277031
Figure 0004277031
以上で制御バス2(回線1)を介した通信制御装置3(P0),4(S1),7(S2)間のデータ通信が一巡、時刻t7で再び時刻t1と同じ動作を開始する。シーケンス番号が(Seq.No. =N+3)となっている以外は時刻t1と同じである。このように制御バス2(回線1)を介したデータ伝送は周期的な一定動作順序のメモリ転写であり、時刻t1からt6の動作順序の逆転や省略はない。これによりデータ列の順序制御が不要となりデータ列間の無駄時間を極小化して伝送効率を高くすることができる。
ただし、通信タイマ1のリセットタイミング(t1,t2,・・・,t6)ではその他の通信コマンドを割り込ませることができる。この場合も、割り込ませた通信コマンドの終了を待つだけでメモリ転写の動作順序の逆転や省略はない。
図4は、入出力バス5(回線2)を介した通信制御装置4(S1)と入力装置間の送受信データの経路を示す。入力装置を構成するn個の入力デバイス9,10,11(1〜n)には各々入力レジスタ91,101,111を備え、制御対象6からの計測データは入力デバイスの構造に応じたタイミングあるいは周期で入力レジスタに書き込まれる。入力レジスタ91,101,111は入出力バス5(回線2)を経由して通信制御装置4(S1)の通信メモリ48の入力データ用メモリ領域482に周期的に転写される。
図5は、入出力バス8(回線2)を介した通信制御装置7(S2)と出力装置間の送受信データの経路を示す。出力装置を構成するm個の出力デバイス12,13,14(1〜m)には各々出力レジスタ121,131,141を備え、制御対象6へは出力デバイスの構造に応じたタイミングあるいは周期で出力される。通信制御装置7(S2)の通信メモリ78の出力データ用メモリ領域783のデータは入出力バス8(回線2)を経由して出力レジスタ121,131,141に周期的に転写される。一方、図5の実施例では各出力デバイス12,13,14(1〜m)には制御対象6への出力をリードバックする機能を備えており、その結果はリードバックレジスタ122,132,142に書き込まれ、入出力バス8(回線2)を経由して通信制御装置7(S2)の通信メモリ78のリードバックデータ用メモリ領域784に周期的に転写される。
以上、図2,図3,図4,図5に示したように、制御バス2(回線1),入出力バス5(回線2),入出力バス8(回線2)はいずれも固有の周期でメモリ転写が独立に実行される基本構成となっている。
以上の基本構成に本発明の第1の実施例である、入力データにタイムスタンプ付加することを実現する方法を図6,図7,図8で説明する。
図6は、通信制御装置3(P0)の内部構成を示す。GPS受信装置15から基準時刻信号16を介して通信制御装置3(P0)へ基準時刻を送受信する。基準時刻信号16は正確な1秒毎にビット反転する信号である。時刻カウンタ310は1ミリ秒毎に加算するカウンタである。基準時刻信号16は時刻カウンタ310に入力され時刻補正に使われる。具体的には基準時刻信号16の変化タイミングで時刻カウンタ310の1秒未満の桁を切り捨てまたは切り上げする。
タイムスタンプ設定情報385は入力デバイス9,10,11(1〜n)と出力デバイス12,13,14(1〜m)の1台毎のタイムスタンプに関する情報を示す。局番号
3851,デバイス番号3852,タイムスタンプ有効3853,ディジタル/アナログ種別3854,イベント種別3855,タイムスタンプポインタ3856,前回データ
3857,前回データ有効ビット3858で構成される。
局番号3851は該当デバイスが入出力バス8(回線2)を介して接続されている通信制御装置の制御バス2(回線1)における局番号である。デバイス番号3852は該当デバイスが接続されている入出力バス8(回線2)におけるデバイス番号である。タイムスタンプ有効3853はタイムスタンプを作成するか否かを選択するためのビットである。ディジタル/アナログ種別3854は、入力デバイス9,10,11(1〜n)と出力デバイス12,13,14(1〜m)の入出力がディジタルかアナログかを示す。イベント種別3855はタイムスタンプデータを作成する条件である。ディジタル信号では「0→1」,「1→0」、または「0→1と1→0両方」からイベントを選択する。アナログ信号では境界値データとイベントを選択する。このイベントは「増加して境界値を越えた時」、「減少して境界値を越えた時」、または「増加減少関わらず境界値を越えた時」から選択する。タイムスタンプポインタ3856はタイムスタンプメモリ387に格納されているタイムスタンプの中で最新のタイムスタンプが格納されているアドレスを示す。前回データ3857はイベント発生判定時に最新のデータと比較する前回データを退避するために、データ入力時はイベント判定後に最新のデータを前回データに書き込む。前回データ有効ビット3858は前回データの有効/無効を示す。
中央演算記憶装置1(CPU)は制御装置立ち上げ時にタイムスタンプデバイス設定情報385を設定する。
入力時刻バッファ386は、入力時刻を一時退避するためのバッファである。
タイムスタンプメモリ387はタイムスタンプを作成して蓄積する領域である。入出力信号毎に有効ビット3871,データ3872,時刻3873で構成される。有効ビット3871はこのタイムスタンプの有効/無効を示す。データ3872はイベント種別3855で設定されたイベントが発生した時のデータを示す。入力信号であれば入力データを、出力信号であればリードバックデータを示す。時刻3873はイベント種別3855で設定されたイベントが発生した時の時刻を示す。
中央演算記憶装置1(CPU)はタイムスタンプポインタ3856が示すタイムスタンプメモリ387から最新のイベントが発生した時刻とそれ以前のイベントが発生した時刻を読み出すことができる。入出力データ通信前に有効ビット3871と前回データ有効ビット3858に無効を書き込む。
入力キー用メモリ領域388の詳細は図7で説明する。
図7は、入出力バス8(回線2)周辺の通信構成を示す。図中同じ番号は前述の図4と同一内容であり説明を省略する。
通信制御装置4(S1)の通信メモリ48に入力キー用メモリ領域483を設ける。以下、入力キーについて説明する。
制御装置の接続構成情報には通信制御装置4(S1)や通信制御装置7(S2)の接続有無、それらに接続される入力デバイス9,10,11(1〜n)および出力デバイス
12,13,14(1〜m)の種別や順序がある。本発明では、更に入力デバイス9,
10,11(1〜n)のうち制御対象6からタイムスタンプを付加したいデバイスの組合せも接続構成情報に加える。この情報を入力キーとデバイスアドレスの組合せで示す。制御装置立ち上げ時に制御バス2(回線1)を介して通信制御装置4(S1)の入力キー用メモリ領域483に書き込む。更に入出力バス5(回線2)を介して各入力デバイス9,10,11(1〜n)に設けた入力キー93,103,113(1〜n)のうちタイムスタンプを付加したい入力デバイスの入力キーの状態を開に設定する。以上の状態に設定した後に制御装置を起動すると、入出力バス5(回線2)に加えた入力フリーズ信号線51がレベルHになると、各入力デバイス9,10,11(1〜n)に設けた入力バッファ
92,102,112(1〜n)のうち入力キーが開状態の入力デバイスのみが入力レジスタ91,101,111(1〜n)からのデータ入力更新を停止、一定に保持されたデータを入出力バス5(回線2)に出力する。入力フリーズ信号線51がレベルLになると、入力キーが開状態の入力デバイスの入力バッファ92,102,112(1〜n)も入力レジスタ91,101,111(1〜n)からのデータ入力を再開、入力レジスタ91,101,111(1〜n)データをそのまま入出力バス5(回線2)に出力する。
図8に制御バス2(回線1)と入出力バス5(回線2)を介して入力バッファ92,
102,112(1〜n)へのデータ更新を許可・停止する動作順序を示す。
図中のデータ列や時刻記号で同じ名称は図3と同じ内容であり説明を省略する。
時刻ti1で中央記憶演算装置1(CPU)の入力指令がレベルLに変わると通信制御装置3(P0)が通信コマンドを受け付ける時刻tc4で入力トリガ指令R(1,IFS)が割り込みで伝送される。
Figure 0004277031
R(1,IFS)にはタイムスタンプを入力したいデバイスの組合せ入力キー(IKey)とデバイスアドレス(Dev)を含む。デバイスアドレスは(図1)の実施例ではnビットオンオフデータとなり、例えば入力デバイス1から入力する場合は1ビット目のデータを1に、入力デバイス2から入力しない場合は2ビット目のデータを0として伝送する。これらは予め接続構成情報として通信制御装置4(S1)の通信メモリ48に書き込み済であるが、毎回伝送する毎に照合することにより信頼性を高めることができる。
R(1,IFS)の送信終了後(時刻ti2a)、入力デバイスで入力フリーズを開始する現在の時刻を保存するため、通信制御回路39は時刻カウンタ310に格納されている現在の時刻(Tn)を入力時刻バッファ386に保存する。
通信制御装置4(S1)は自局への指示を認識しエコーE(1,IFS)を伝送する。
Figure 0004277031
また、通信制御装置4(S1)は入出力バス5(回線2)の入力フリーズ信号線51をレベルHにする。これにより入力キーが開状態の入力デバイスの入力バッファレジスタ
92,102,112(1〜n)がデータ入力更新を停止、一定に保持されたデータを入出力バス5(回線2)に出力する。
図8の実施例では通信制御装置3(P0)に設けた安全通信レイヤでR(1,IFS)とE(1,IFS)コマンドの照合が実施され、仮に異常の場合は後に述べる入力更新指令R(1,IFR)が発行され、入力バッファの更新を再開させる構成としている。
この後、時刻t1,t2で入力データが通信制御装置4(S1)から通信制御装置3
(P0)にデータが伝送される。
図8の実施例では時刻t10で入力データを再送信し安全通信レイヤで2回の入力データを照合してデータの安全性を高めている。
時刻ti4で入力照合で一致していれば、タイムスタンプデバイス設定情報385を参照してタイムスタンプを作成するか否かを判定する。
タイムスタンプを作成する場合、タイムスタンプ設定情報385を参照してディジタル/アナログ種別3854,イベント種別3855と前回データ3857と入力データを比較してイベントが発生したか否かを判定する。
ディジタルデバイスの場合、以下の式が成立すればイベント発生と判定する。前回データ3857=d0,入力データ=d1とする。
イベント種別3855=「0→1」の場合、
(d0=0)・(d1=1) …(式1)
イベント種別3855=「1→0」の場合、
(d0=1)・(d1=0) …(式2)
イベント種別3855=「0→1と1→0両方」の場合、
(d0=0)・(d1=1)+(d0=1)・(d1=0) …(式3)
アナログデバイスの場合、以下の式が成立すればイベント発生と判定する。前回データ3857=d0,入力データ=d1,境界値=bとする。
イベント種別3855=「増加して境界値を越えた時」の場合、
(d0≦b)・(d1>b) …(式4)
イベント種別3855=「減少して境界値を越えた時」の場合、
(d0≧b)・(d1<b) …(式5)
イベント種別3855=「増加減少関わらず境界値を越えた時」の場合、
(d0≦b)・(d1>b)+(d0≧b)・(d1<b) …(式6)
イベント発生と判定された場合、タイムスタンプメモリ387にタイムスタンプを書き込む。タイムスタンプポインタ3856の示すタイムスタンプメモリ387の有効ビット3871が有効であれば次のタイムスタンプ格納アドレスに移動するため加算してタイムスタンプポインタ3856に書き戻す。タイムスタンプポインタ3856の示すタイムスタンプメモリ387の有効ビット3871に有効、データ3872に入力データ、時刻
3873に入力時刻バッファ386から読み出した値を書き込む。
イベント発生に関わらず、入力データを前回データ3857に、前回データ有効ビット3858に有効を書き込む。
一連の処理を終えると中央記憶演算装置1(CPU)にデータ入力終了信号を伝送する。
この後時刻ti5で中央記憶演算装置1(CPU)の入力指令がレベルHに変わると通信制御装置3(P0)が通信コマンドを受け付ける時刻tc6で入力更新指令R(1,
IFR)が割り込みで伝送される。
Figure 0004277031
R(1,IFR)には入力バッファの更新を再開したいデバイスアドレス(Dev)を含む。
通信制御装置4(S1)は自局への指示を認識しエコーE(1,IFR)を伝送する。
Figure 0004277031
また、通信制御装置4(S1)は入出力バス5(回線2)の入力フリーズ信号線51をレベルLにする。これにより入力キーが開状態の入力デバイスの入力バッファレジスタ
92,102,112(1〜n)がデータ入力更新を再開、入力バッファ91,101,111(1〜n)のデータを入出力バス5(回線2)にそのまま出力する。
以上の動作順序により、中央記憶演算装置1(CPU)の入力トリガ指令を制御バス2(回線1)と入出力バス5(回線2)を介して入力装置に伝送し、入力バッファのデータ更新を停止・許可し入力デバイスにおいてイベントが発生したことを通信制御装置3
(P0)で判定しタイムスタンプメモリ387に書き込むことで中央記憶演算装置1
(CPU)は入力データとタイムスタンプを関連付けすることができる。
本発明の第2の実施例である、出力データに対応するリードバックデータにタイムスタンプ付加することを実現する方法を図6,図9,図10で説明する。
図6は、通信制御装置3(P0)の内部構成を示す。前述の図6と同一内容は説明を省略する。
出力時刻バッファ389は、出力時刻を一時退避するためのバッファである。
出力キー用メモリ領域3810の詳細は図9で説明する。
図9は、入出力バス8(回線2)周辺の通信構成を示す。図中同じ番号は前述の図5と同一内容であり説明を省略する。
通信制御装置7(S2)の通信メモリ78に出力キー用メモリ領域786を設ける。以下、出力キーについて説明する。制御装置の基本的な接続構成情報に加えて出力デバイス12,13,14(1〜m)のうち制御対象6へタイムスタンプを付加したいデバイスの組合せも接続構成情報に加える。この情報を出力キーとデバイスアドレスの組合せで示す。制御装置立ち上げ時に制御バス2(回線1)を介して通信制御装置7(S2)の出力キー用メモリ領域786に書き込む。更に入出力バス8(回線2)を介して各出力デバイス12,13,14(1〜m)に設けた出力キー124,134,144(1〜m)のうちタイムスタンプを付加したい出力デバイスの出力キーの状態を開に設定する。以上の状態に設定した後に制御装置を起動すると、入出力バス8(回線2)に加えた出力フリーズ信号線81がレベルHになると、各出力デバイス12,13,14(1〜m)に設けた出力バッファ123,133,143(1〜m)のうち出力キーが開状態の出力デバイスのみが出力レジスタ121,131,141(1〜m)へのデータ出力更新を停止、一定に保持されたデータが制御対象6に出力する。ただし出力バッファ123,133,143
(1〜m)自身は出力データメモリ領域783から入出力バス8(回線2)を介して更新を続ける。データ出力フリーズ信号線81がレベルLになると、出力キーが開状態の出力デバイスの出力レジスタ121,131,141(1〜m)も出力バッファ123,133,143(1〜m)からのデータ更新を再開、出力データメモリ領域783のデータをそのまま制御対象6に出力する。
図10に制御バス2(回線1)と入出力バス8(回線2)を介して出力バッファ123,133,143(1〜m)からのデータ更新を許可・保持する動作順序を示す。
図中のデータ列や時刻記号で同じ名称は図3と同じ内容であり説明を省略する。
時刻tq1で中央記憶演算装置1(CPU)の出力指令がレベルLに変わるとパラレル伝送バス0(回線0)を介して通信制御装置3(P0)のライトプロテクト(書き込み保護)が有効(レベルH)となる。これにより通信メモリ38の出力データメモリ領域383のうち、該当領域の書き込みが保護される。次いで通信制御装置3(P0)が通信コマンドを受け付ける時刻tc8で出力トリガ指令R(2,QFS)が割り込みで伝送される。
Figure 0004277031
R(2,QFS)には同時に出力したいデバイスの組合せ出力キー(QKey)とデバイスアドレス(Dev)を含む。デバイスアドレスは(図1)の実施例ではmビットオンオフデータとなり、例えば出力デバイス1から入力する場合は1ビット目のデータを1に、入力デバイス2から入力しない場合は2ビット目のデータを0として伝送する。これらは予め接続構成情報として通信制御装置7(S1)の通信メモリ78に書き込み済であるが、毎回伝送する毎に照合することにより信頼性を高めることができる。
通信制御装置7(S2)は自局への指示を認識しエコーE(2,QFS)を伝送する。
Figure 0004277031
また、通信制御装置7(S2)は入出力バス8(回線2)の出力フリーズ信号線81をレベルHにする。これにより出力キーが開状態の出力デバイスの出力バッファ123,
133,143(1〜m)からのデータ出力更新を停止、一定に保持された出力が制御対象6に出力される。
図10の実施例では通信制御装置3(P0)に設けた安全通信レイヤでR(2,QFS)とE(2,QFS)コマンドの照合が実施され、仮に異常の場合は後に述べる入力更新指令R(2,QFR)が発行され、出力バッファからの更新を再開させる構成としている。
この後、時刻t3,t4で出力データが通信制御装置3(P0)から通信制御装置7
(S2)にデータが伝送される。
図10の実施例では時刻tq5で出力データと出力エコーバックを照合してデータの安全性を高めている。出力照合を終えると時刻tq5で中央記憶演算装置1(CPU)に出力データ終了信号を伝送する。
この後時刻tq6で中央記憶演算装置1(CPU)の出力指令がレベルHに変わると、通信制御装置3(P0)が通信コマンドを受け付ける時刻tc10で出力更新指令R(2,QFR)が割り込みで伝送される。
Figure 0004277031
R(2,QFR)には出力バッファの出力更新を再開したいデバイスアドレス(Dev)を含む。
R(2,QFR)の送信終了後(時刻tq8a)、出力デバイスで出力更新を開始する現在の時刻を保存するため、通信制御回路39は時刻カウンタ310に格納されている現在の時刻(Tn)を出力時刻バッファ389に保存する。
通信制御装置7(S2)は自局への指示を認識しエコーE(2,QFR)を伝送する。
Figure 0004277031
また、通信制御装置7(S2)は入出力バス8(回線2)の出力フリーズ信号線81をレベルLにする(時刻tq8)。これにより出力キーが開状態の出力デバイスの出力バッファ123,133,143(1〜m)の出力更新を再開、出力レジスタ入力バッファ
121,131,141(1〜m)を介して制御対象6にそのまま出力する。
時刻tq9でコマンド照合を終えると中央記憶演算装置1(CPU)に出力更新指令終了信号を伝送する。
この後、中央記憶演算装置1(CPU)のリードバック指令がレベルLに変わると時刻tq10で通信制御装置3(P0)の安全通信レイヤは出力リードバックデータ受信まで待つ。
この後、出力リードバックを受信したら、tq11でタイムスタンプデバイス設定情報385とリードバックデータを比較して、イベント発生と判定された場合、タイムスタンプメモリ387にタイムスタンプを書き込む。タイムスタンプポインタ3856の示すタイムスタンプメモリ387の有効ビット3871が有効であれば次のタイムスタンプ格納アドレスに移動するため加算してタイムスタンプポインタ3856に書き戻す。タイムスタンプポインタ3856の示すタイムスタンプメモリ387の有効ビット3871に有効、データ3872にリードバックデータ、時刻3873に出力時刻バッファ389から読み出した値を書き込む。
イベント発生に関わらず、リードバックデータを前回データ3857に、前回データ有効ビット3858に有効を書き込む。
一連の処理を終えると中央記憶演算装置1(CPU)にリードバックデータ入力終了信号を伝送する。
この後時刻tq12で中央記憶演算装置1(CPU)の出力指令がレベルHに変わると時刻tq13で通信制御装置3(P0)のライトプロテクト(書き込み保護)が解除(レベルL)となる。
以上の動作順序により、中央記憶演算装置1(CPU)の出力トリガ指令を制御バス2(回線1)と入出力バス8(回線2)を介して出力装置に伝送し、出力バッファの出力更新を停止・許可し出力デバイスにおいてイベントが発生したことを通信制御装置3(P0)で判定しタイムスタンプメモリ387に書き込むことで中央記憶演算装置1(CPU)は出力データとタイムスタンプを関連付けすることができる。
本発明の第3の実施例である、入力データにタイムスタンプ付加することを実現する方法を図6,図11,図12,図13で説明する。
図6は、通信制御装置3(P0)の内部構成を示す。図中同じ番号は前述の図6と同一内容であり説明を省略する。本発明の第2の実施例と異なるところは入力時刻バッファ
486は制御バス2(回線1)を介して受信した入力時刻を一時退避するためのバッファである。出力時刻バッファ489は制御バス2(回線1)を介して受信した出力時刻を一時退避するためのバッファである。
図11に通信制御装置3(P0),通信制御装置4(S1),7(S2)で制御バス2(回線1)を介した時刻の同期方法のタイムチャートを示す。通信制御装置3(P0)は時刻カウンタ310,通信制御装置4(S1)は時刻カウンタ410,通信制御装置7
(S2)は時刻カウンタ710を有する。
GPS受信装置15から基準時刻信号16を介して通信制御装置3(P0)へ基準時刻を送受信する。基準時刻信号16は正確な1秒毎にビット反転する信号である。時刻カウンタ310は1ミリ秒毎に加算するカウンタである。基準時刻信号16は時刻カウンタ
310に入力され時刻補正に使われる。時刻tt1で基準時刻信号16が変化すると、時刻カウンタ310の1秒未満の桁を切り捨てまたは切り上げして時刻補正する。1秒毎に1回、通信カウンタ310は通信制御回路39に時刻同期を制御バス2(回線1)に送信する要求をする。通信制御回路39が通信コマンドを受け付ける時刻tc1で時刻同期R(ALL,TMS)を送信する。
Figure 0004277031
時刻同期R(ALL,TMS)は時刻同期コマンドTMS,送信キー(SendKey=0),受信キー(Rcv.Key=ALL),時刻(Time)からなる。受信キー(Rcv.Key=ALL)は制御バス2(回線1)に接続されている通信制御装置4(S1),7(S2)が受信することを示す。時刻(Time)は時刻tc1で時刻カウンタ310から読み出した値である。
時刻tt2で通信制御装置4(S1),7(S2)は自局への指示を認識し時刻カウンタ410,710に時刻(Time)を設定して時刻同期を行う。通信制御装置4(S1),7(S2)はエコーバックしない。通信制御装置3(P0)は次のデータを送信する。
図12は、入出力バス5(回線2)周辺の通信構成を示す。図中同じ番号は前述の図7と同一内容であり説明を省略する。図7の構成に入力時刻バッファ486を追加している。タイムスタンプ設定情報485はデバイス番号4852,タイムスタンプ有効4853で構成される。デバイス番号4852,タイムスタンプ有効4853は通信制御装置3
(P0)から制御バス2(回線1)を介して制御装置立ち上げ時に設定される。
図13に制御バス2(回線1)と入出力バス5(回線2)を介して入力バッファ92,102,112(1〜n)へのデータ更新を許可・停止する動作順序を示す。図中のデータ列や時刻記号で同じ名称は図8と同じ内容であり説明を省略する。
時刻ti2aで通信制御装置4(S1)は入力デバイスで入力フリーズを開始する現在の時刻を保存するため、時刻カウンタ410に格納されている現在の時刻(Tn)を入力時刻バッファ486に保存する。
通信制御装置4(S1)は入力アクセスデータIAを送信する。
Figure 0004277031
時刻(Time)はデバイス番号4852とタイムスタンプ有効4853により該当する入力デバイスがタイムスタンプ有効であれば追加する。
通信制御装置3(P0)は入力アクセスデータIAを受信すると、デバイス番号3852とタイムスタンプ有効3853により該当する入力デバイスがタイムスタンプ有効であれば時刻(Time)を入力時刻バッファ386に書き込む。その後タイムスタンプを作成する。
以上の動作順序により、中央記憶演算装置1(CPU)の入力トリガ指令を制御バス2(回線1)と入出力バス5(回線2)を介して入力装置に伝送し、入力バッファのデータ更新を停止・許可し入力デバイスにおいてイベントが発生したことを通信制御装置4
(S1)で時刻を取得し、制御バス2(回線1)を介し、通信制御装置3(P0)で判定しタイムスタンプメモリ387に書き込むことで中央記憶演算装置1(CPU)は入力データとタイムスタンプを関連付けすることができる。
本発明の第4の実施例である、出力データに対応するリードバックデータにタイムスタンプ付加することを実現する方法を図14,図15で説明する。
図14は、入出力バス8(回線2)周辺の通信構成を示す。図中同じ番号は前述の図9と同一内容であり説明を省略する。図9の構成に出力時刻バッファ789を追加している。タイムスタンプ設定情報785はデバイス番号7852,タイムスタンプ有効7853で構成される。デバイス番号7852,タイムスタンプ有効7873は通信制御装置3
(P0)から制御バス2(回線1)を介して制御装置立ち上げ時に設定される。
図15に制御バス2(回線1)と入出力バス8(回線2)を介して出力バッファ123,133,143(1〜n)へのデータ更新を許可・停止する動作順序を示す。図中のデータ列や時刻記号で同じ名称は図10と同じ内容であり説明を省略する。
時刻tq8aで通信制御装置7(S2)は出力デバイスで出力更新を再開する現在の時刻(Tn)を保存するため、時刻カウンタ710に格納されている現在の時刻を出力時刻バッファ789に保存する。
通信制御装置7(S2)は出力リードバックアクセスデータIAを送信する。
Figure 0004277031
時刻(Time)はデバイス番号7852とタイムスタンプ有効7853により該当する入力デバイスがタイムスタンプ有効であれば追加する。
通信制御装置3(P0)は出力リードバックアクセスデータIAを受信すると、デバイス番号3852とタイムスタンプ有効3853により該当する出力デバイスがタイムスタンプ有効であれば時刻(Time)を出力時刻バッファ386に書き込む。その後タイムスタンプを作成する。
以上の動作順序により、中央記憶演算装置1(CPU)の出力更新指令を制御バス2
(回線1)と入出力バス8(回線2)を介して出力装置に伝送し、出力バッファのデータ更新を停止・許可し出力デバイスにおいてイベントが発生したことを通信制御装置7
(S2)で時刻を取得し、制御バス2(回線1)を介し、通信制御装置3(P0)で判定しタイムスタンプメモリ387に書き込むことで中央記憶演算装置1(CPU)は出力データとタイムスタンプを関連付けすることができる。
本発明の第1,第2,第3,第4の実施例では、指定イベントの発生でタイムスタンプを収集する方式を説明した。次に、特にイベントを指定せずに繰返しタイムスタンプを収集する方式を説明する。
本発明の第5の実施例を図16,図7,図8で説明する。
前述の本発明の第1の実施例との違いを説明する。
図16は、通信制御装置3(P0)の内部構成を示す。図中同じ番号は前述の図6と同一内容であり説明を省略する。
タイムスタンプ設定情報385には入出力デバイス毎にタイムスタンプ有効3853が割り付けられている。
タイムスタンプメモリ387には入出力デバイス毎に有効ビット3871,データ3872,時刻3873の1組が割り付けられている。
図7は、入出力バス8(回線2)周辺の通信構成を示す。本発明の第1の実施例(図7)と同じであり説明を省略する。
図8は、本発明の入力動作のタイムチャートを示す。本発明の第1の実施例との違いは、時刻ti4でのタイムスタンプ判定と作成方法である。
時刻ti4で入力照合で一致していれば、タイムスタンプ有効3853を参照して有効なら、該当の入力デバイスが割り付けられているタイムスタンプメモリ387にデバイスタイムスタンプを作成する。有効ビット3871に有効、データ3872に入力データ、時刻3873に入力時刻バッファ386から読み出した値を書き込む。
以上の動作順序により、中央記憶演算装置1(CPU)の入力トリガ指令を制御バス2(回線1)と入出力バス5(回線2)を介して入力装置に伝送し、入力バッファのデータ更新を停止・許可し入力デバイスにおいて入力したデータとその時刻をタイムスタンプメモリ387に書き込むことで中央記憶演算装置1(CPU)は入力データとタイムスタンプを関連付けすることができる。
本発明の第6の実施例を図16,図9,図10で説明する。
前述の本発明の第2の実施例との違いを説明する。
図16は、通信制御装置3(P0)の内部構成を示す。本発明の第5の実施例(図16)と同一内容であり説明を省略する。
図9は、入出力バス8(回線2)周辺の通信構成を示す。本発明の第2の実施例(図7)と同じであり説明を省略する。
図10は、本発明の出力動作のタイムチャートを示す。本発明の第2の実施例との違いは、時刻tq11でのタイムスタンプ判定と作成である。
タイムスタンプ判定と作成は本発明の第5の実施例と同じである。
以上の動作順序により、中央記憶演算装置1(CPU)の出力更新指令を制御バス2
(回線1)と入出力バス5(回線2)を介して出力装置に伝送し、出力バッファの出力更新を停止・許可し出力デバイスにおいて出力した時刻と出力したデータ(リードバック)をタイムスタンプメモリ387に書き込むことで中央記憶演算装置1(CPU)は出力データとタイムスタンプを関連付けすることができる。
本発明の第7の実施例を図16,図17,図13で説明する。
前述の本発明の第3の実施例との違いを説明する。
図16は、通信制御装置3(P0)の内部構成を示す。本発明の第5の実施例(図16)と同一内容であり説明を省略する。
図17は、入出力バス8(回線2)周辺の通信構成を示す。図12とはタイムスタンプ設定情報485が異なる。タイムスタンプ設定情報485はタイムスタンプ有効4853で構成される。
図13は、本発明の入力動作のタイムチャートを示す。本発明の第3の実施例との違いは、時刻ti4でのタイムスタンプ判定と作成方法である。
タイムスタンプ判定と作成は本発明の第5の実施例と同じである。
以上の動作順序により、中央記憶演算装置1(CPU)の入力トリガ指令を制御バス2(回線1)と入出力バス5(回線2)を介して入力装置に伝送し、入力バッファのデータ更新を停止・許可し入力デバイスにおいて入力したデータとその時刻をタイムスタンプメモリ387に書き込むことで中央記憶演算装置1(CPU)は入力データとタイムスタンプを関連付けすることができる。
本発明の第8の実施例を図16,図18,図15で説明する。
前述の本発明の第4の実施例との違いを説明する。
図16は、通信制御装置3(P0)の内部構成を示す。本発明の第5の実施例(図16)と同一内容であり説明を省略する。
図18は、入出力バス8(回線2)周辺の通信構成を示す。図12とはタイムスタンプ設定情報485が異なる。タイムスタンプ設定情報485はタイムスタンプ有効4853で構成される。
図15は、本発明の出力動作のタイムチャートを示す。本発明の第4の実施例との違いは、時刻tq11でのタイムスタンプ判定と作成である。
タイムスタンプ判定と作成は本発明の第5の実施例と同じである。
以上の動作順序により、中央記憶演算装置1(CPU)の出力更新指令を制御バス2
(回線1)と入出力バス5(回線2)を介して出力装置に伝送し、出力バッファの出力更新を停止・許可し出力デバイスにおいて出力した時刻と出力したデータ(リードバック)をタイムスタンプメモリ387に書き込むことで中央記憶演算装置1(CPU)は出力データとタイムスタンプを関連付けすることができる。
本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図。 本発明の制御バス(回線1)送受信データの経路を示すブロック図。 本発明の制御バス(回線1)送受信データの動作を示すタイムチャート。 本発明の入出力バス(回線2)と入力装置のデータ経路を示すブロック図。 本発明の入出力バス(回線2)と出力装置のデータ経路を示すブロック図。 本発明の第1の実施例の通信制御装置P0の構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施例の入力装置の構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施例の入力動作を示すタイムチャート。 本発明の第2の実施例の出力装置の構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施例の出力動作を示すタイムチャート。 本発明の第3の実施例の時刻の同期方法を示すタイムチャート。 本発明の第3の実施例の入力装置の構成を示すブロック図。 本発明の第3の実施例の入力動作を示すタイムチャート。 本発明の第4の実施例の出力装置の構成を示すブロック図。 本発明の第4の実施例の出力動作を示すタイムチャート。 本発明の第5の実施例の通信制御装置P0の構成を示すブロック図。 本発明の第7の実施例の入出力バス(回線2)と入力装置のデータ経路を示すブロック図。 本発明の第8の実施例の入出力バス(回線2)と出力装置のデータ経路を示すブロック図。
符号の説明
0…パラレル伝送バス(回線0)、1…中央記憶演算装置(CPU)、2…制御バス
(回線1)、3…通信制御装置(P0)、4…通信制御装置(S1)、5,8…入出力バス(回線2)、6…制御対象、7…通信制御装置(S2)、9,10,11…入力デバイス、12,13,14…出力デバイス、15…GPS受信装置、16…基準時刻信号、
38,48,78…通信メモリ、39,79…通信制御回路、51…入力フリーズ信号線、81…出力フリーズ信号線、91,101,111…入力レジスタ、92,102,
112…入力バッファ、93,103,113…入力キー、121,131,141…出力レジスタ、122…リードバックレジスタ、123,133,143…出力バッファ、124,134,144…出力キー、385,485,785…タイムスタンプ設定情報、386,486…入力時刻バッファ、387…タイムスタンプメモリ、389,789…出力時刻バッファ。

Claims (1)

  1. 制御装置と、少なくとも一部はシリアル伝送となる通信回線を介して前記制御装置と通信可能に接続された通信制御装置と、制御対象との間で授受する情報を記憶する第1の情報記憶部と、時刻経過で一義的に定まる時間情報を記憶する第2の情報記憶部を有し、
    前記通信制御装置は、前記第1の情報記憶部に記憶された情報を送信、或いは、受信した情報を前記第1の情報記憶部に記憶するものであって、
    前記制御装置は、前記通信制御装置に対して、要求信号を送信すると共に、そのときの時間情報を前記第2の情報記憶部に記憶し、
    前記通信制御装置は、前記要求信号を受信した場合に、前記第1の記憶装置に記憶された前記制御対象の情報の更新を停止し、前記更新を停止して記憶された第1の記憶装置の情報を送信し、
    前記制御装置は、次の要求信号が送信されるまで、前記通信制御装置から送信された情報が、前記要求信号に係る制御対象の前記第1の情報記憶部に記憶されたものであると、前記情報を前記次の要求信号に応じて更新されるまでの第2の情報記憶部に記憶された時間情報に関連づけられたものとして受信することを特徴とする制御装置。
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