JP2008009606A - 電子書籍閲覧装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子書籍にしおり属性を自動的に設定する機能がなかった。
【解決手段】電子書籍の閲覧操作と、閲覧操作に関連する電子書籍内の閲覧位置とを含む読書状況情報を取得する読書状況情報取得手段(110)と、電子書籍内の所定の位置を示すしおり情報を設定するしおり設定手段(115)と、しおり設定手段によりしおり情報が設定される際に、読書状況情報取得手段により取得された読書状況情報に基づき、しおり情報の属性を示す属性情報を設定する属性設定手段(116)と、電子書籍内のしおり情報により特定される部分を属性情報に基づいて表示する表示手段(150,160)とを備えることを特徴とする電子書籍閲覧装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子書籍閲覧装置に関し、特に、電子書籍のしおり情報に自動的にしおりの属性に応じた属性情報を付加する電子書籍閲覧装置に関する。
近年、電子的に格納された書籍データを電子書籍として利用する形態の普及に伴い、電子書籍閲覧装置が使用されている。このような電子書籍閲覧装置をより使い易くすつめに電子しおり設定に関する技術が提案されている(特許文献1、2を参照されたい。)。
従来技術による電子書籍閲覧装置の構成を例示する。図13に、従来の電子書籍閲覧装置の構成図を示す。従来の電子書籍閲覧装置は、しおり登録命令手段01と、しおり参照命令手段02と、しおり登録手段03と、しおり参照(呼び出し)手段04と、電子書籍情報取得手段05と、しおり情報取得手段06と、しおり履歴保持手段07と、電子書籍閲覧制御手段08とから構成されている。しおり登録命令手段01がユーザの操作に基づいてしおり登録要求信号を生成し、しおり登録手段03と電子書籍情報取得手段05へ出力する。また、しおりに属性を付加する場合は、ユーザが自らしおりの属性を選択して入力する必要がある。なお、しおりの属性とは、しおりの目的(情報)を区別するための情報であり、例えば、どこまで読んだかをマークするしおりと。文章中の何度も参照する箇所をマークするしおりとを区別するために用いられる。電子書籍情報取得手段05は、しおり登録命令手段によって出力されたしおり登録要求信号を受け取ったときに、ユーザが読んでいる電子書籍情報を取得し、しおり登録手段03へ出力する。しおり登録手段03は、しおり登録命令手段01によって出力されたしおり登録要求信号を受け取ったときに、電子書籍情報取得手段05により入力された電子書籍情報に基づいて対象しおり情報を生成し、しおり履歴保持手段07へ出力する。そして、しおり履歴保持手段07は、電子書籍上のしおりが登録された位置の位置情報を記憶する。
電子書籍情報取得手段05は、しおり参照手段によって出力された対象しおり情報に基づいて電子書籍情報を取得し、電子書籍閲覧制御手段08へ出力する。電子書籍閲覧制御手段08は、しおり参照手段04により入力された対象しおり情報と電子書籍情報取得手段08により入力された電子書籍情報に基づいて電子書籍の動作を制御し、選択されたしおりが登録された電子書籍情報を表示する。したがって、電子書籍閲覧装置のユーザは、電子書籍を読書中に読書を中断したいときにしおり登録命令手段を用いてしおりを登録すれば、しおり参照命令手段を用いていつでもしおり情報を参照し、読書を再開することを可能とする。また、ユーザが自ら前記しおりを挟んだ目的をしおり属性として入力することも可能である。
特開平7-129613号公報(段落0008、図1) 特開2001-125921号公報
しおりやマーキングは、前回の読書状況などの履歴を把握する機能だけではなく、そのしおりが設定された箇所を何度も見返したり、或いは複数の比較対象をグループ化したりするといった「しおり別」の属性に応じて分類し、しおり属性に応じた操作が可能であればユーザにとって非常に便利である。しかしながら、従来の電子書籍閲覧装置では、上述したように単にしおり情報を登録したり、ユーザ自身によってしおり属性を設定したりする機能はあるが、しおり属性を自動的に設定する機能はなかった。また、特許文献1の技術では、以前の読書状況の履歴(副次的情報)を把握して以前の読書状況を再開(ウィンドウやフォントのサイズなどを同一の設定で表示する。)することができ、ある程度は便利にはなっているが、単に前回の読書状況の再現に留まる技術であり依然として不便さは残る。即ち、従来技術では、しおり登録の際に、ユーザが自らしおりの属性を選択して登録したり、属性に応じて煩雑な操作を行ったりしなければならないという問題があった。そこで、本発明は、しおり属性を自動的に設定する機能を備えた電子書籍閲覧装置を提供して、ユーザの利便性を向上させることを目的とする。
上述した諸課題を解決すべく、第1の発明による電子書籍閲覧装置は、
(電子書籍を格納する記憶手段と、)
電子書籍の閲覧操作(例えば、実施例の読書情報)と、該閲覧操作に関連する前記電子書籍内の閲覧位置(例えば、実施例の座標情報)とを含む読書状況情報を取得する読書状況情報取得手段と、
前記電子書籍内の所定の位置(例えば、ページ、或いはページ内の座標など)を示すしおり情報を設定するしおり設定手段と、
前記しおり設定手段により前記しおり情報が設定される際に、前記読書状況情報取得手段により取得された前記読書状況情報に基づき、前記しおり情報の属性を示す属性情報を設定する属性設定手段と、
(しおり情報に属性情報を関連付けて格納する記憶手段と、)
前記電子書籍内の前記しおり情報により特定される部分(例えば、該当ページ、或いは該当の座標にカーソルを配置するなど)を前記属性情報に基づいて表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする。
例えば、しおり属性情報に応じた表示動作としては、単語属性の場合はコメント部を単語付近に設置してその意味を表示する、比較属性の場合は比較対象の電子書籍などの該当箇所へのハイパーリンクを付加したり、サブウィンドウで比較対象の該当箇所自体を表示したり、或いは、リンク可能を示すために当該しおり箇所をクリッカブル表示にするなどがある。
また、第2の発明による電子書籍閲覧装置では、
前記しおり設定手段は、ユーザ操作に基づき前記しおり情報を設定する、ことを特徴とする。
また、第3の発明による電子書籍閲覧装置では、
前記しおり設定手段は、前記読書状況情報取得手段により取得された前記読書状況情報(即ち、前記閲覧操作、および、前記閲覧位置情報のセット)に基づき、前記しおり情報を設定する、ことを特徴とする。
また、第4の発明による電子書籍閲覧装置では、
前記しおり設定手段は、
前記閲覧操作が予め規定されている所定の閲覧操作に合致する場合(例えば、単語属性情報の基準には単語がn回以上検索されたもの、ユーザによってまたはマーカー情報・付箋情報などが付された位置、或いは、恒常参照属性情報の基準には参照頻度がm回以上のものなどに、閲覧操作が合致する場合)に、該閲覧操作に関連する閲覧位置を前記しおり情報として設定する、ことを特徴とする。
また、第5の発明による電子書籍閲覧装置では、
前記読書状況情報は、前記電子書籍の分類情報をさらに含み、
前記属性設定手段は、前記分類情報、前記閲覧操作、および、前記閲覧位置情報、のうちの少なくとも1つを用いて、前記属性情報を設定する、
ことを特徴とする。
また、属性情報に、電子書籍上の位置と、しおり属性(属性情報)と、しおり属性に付随する情報と、登録日時と、使用履歴と、のうちの一つまたは複数の情報を含ませてもよい。また、前記読書状況情報に、少なくとも、閲覧中の電子書籍における読書履歴の情報と、しおり操作が行われた書籍上の位置情報と、のうちの一つまたは複数の情報を含ませてもよい。また、電子書籍情報には、少なくとも、書籍名と、書籍のシリーズ名と、書籍のジャンルと、書籍の総ページ数と、現在閲覧中のページと、のうちの一つまたは複数の情報を含ませることができる。また、属性情報は、書籍をどこまで読んだかを示すための読書状況把握属性と、単語などの意味を調べるための単語属性と、同一書籍内で常に見返す可能性のある場所を示すための恒常参照属性と、同系統の内容を比較するための比較属性と、特に制限なく見返す箇所を示すための参照属性と、のうちの一つまたは複数の属性を含ませることができる。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
本発明によれば、ユーザの特別な操作を必要とせず、自動的にしおり属性を設定し、設定されたしおり属性に応じて電子書籍閲覧動作を制御することが可能となる。
以降、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。
<実施例1>
図1は、本発明の実施例1における電子書籍閲覧装置の基本的な構成図である。図1に示すように、本発明による電子書籍閲覧装置100は、しおり自動動作制御手段110、しおり情報保持手段120、しおり操作手段130、電子書籍情報取得手段140、および、電子書籍閲覧制御手段150、および、表示手段(CRT,LCD,LED表示装置など)160を備える。
しおり自動動作制御手段110は、読書状況情報取得手段111、および、しおり設定手段115を備える。読書状況情報取得手段111は、しおり操作時にユーザの読書状況などの読書情報を取得し出力する読書情報取得手段112と、操作された対象しおり情報の座標情報、或いは、閲覧時のポインター(マウス、カーソル、タッチパネルなど)の指示位置の座標情報を取得し出力する座標情報取得手段113とを備える。しおり設定手段115は、ユーザのしおり操作と読書状況とに基づき対象しおり情報としおり情報の動作を制御する。しおり設定手段115は、操作された対象しおり情報の属性を判定・設定し、しおり属性情報を出力するしおり属性判定手段116と、しおり属性情報に従ってしおりの動作を制御し、しおり情報を出力するしおり情報制御手段117とを備える。
しおり情報保持手段120は、しおり履歴の情報を取得し出力するしおり情報取得手段121と、しおり情報を格納しておくしおり履歴保持手段122とを備える。しおり操作手段130は、しおり登録命令手段131、しおり参照命令手段132、しおり登録手段133、しおり参照手段134を備える。しおり登録命令手段131は、ユーザがしおり登録操作をした際、しおり登録要求信号を出力する。しおり参照命令手段132は、ユーザによるしおり参照操作を受けた際、しおり参照要求信号としおり選択情報を出力し、しおり登録手段133は、しおり登録命令手段131によって出力されたしおり登録要求信号を受け取ったときに対象しおり情報を出力する。しおり参照手段134は、しおり参照命令手段132によって出力されたしおり参照要求信号を受け取ったときに対象しおり情報を出力する。
電子書籍情報取得手段140は、ネットワーク(図示せず)を介して接続された電子書籍情報データベース200から電子書籍の情報を取得し出力する。図示していないが本装置はHDDやフラッシュメモリなどの記憶手段を備え、取得した電子書籍の情報をこの記憶手段に格納する。また、電子書籍そのもの、さらには、本装置で使用される全ての情報、例えば、しおり設定基準情報、しおり情報、しおりの属性情報、読書状況情報、および、座標情報などのデータなども記憶手段に格納する。電子書籍閲覧制御手段150は、しおり参照時に電子書籍の表示などを制御する。
<しおり登録時の動作>
しおり登録命令手段131は、ユーザの操作に基づいてしおり登録要求信号を生成し、しおり登録手段133と電子書籍情報取得手段140としおり情報取得手段121へ出力する。しおり登録手段133はしおり登録命令手段131によって出力されたしおり登録要求信号を受け取ったときに、電子書籍情報取得手段140によって出力された電子書籍情報に基づいて対象しおり情報を生成し、この対象しおり情報をしおり属性判定(設定)手段116と読書情報取得手段112と座標情報取得手段113へ出力する。
電子書籍情報取得手段140は、しおり登録命令手段131によって出力されたしおり登録要求信号を受け取ったときに、電子書籍情報を取得して、電子書籍情報をしおり登録手段133としおり属性判定手段116としおり情報制御手段117へ出力する。しおり情報取得手段121は、しおり登録命令手段131によって出力されたしおり登録要求信号を受け取ったときに、しおり情報要求信号を生成し、しおり履歴保持手段122へ出力し、しおり履歴保持手段122によって出力されたしおり情報を取得し、しおり情報をしおり属性判定手段116としおり情報制御手段117へ出力する。しおり履歴保持手段122は、しおり情報取得手段121によって出力されたしおり情報要求信号を受け取ったときに、しおり情報をしおり情報取得手段121へ出力する。或いは、しおり情報制御手段117によって出力されたしおり更新情報に基づいてしおり情報を更新する。
読書情報取得手段112は、しおり登録手段133によって出力された対象しおり情報を受け取ったときに、対応する読書情報を取得し、しおり属性判定手段116へ出力する。座標情報取得手段113は、しおり登録手段133によって出力された対象しおり情報を受け取ったときに、対応する座標情報を取得し、しおり属性判定手段116としおり情報制御手段117へ出力する。
しおり属性判定手段116は、しおり登録手段133によって出力された対象しおり情報と電子書籍情報取得手段140によって出力された電子書籍情報としおり情報取得手段121によって出力されたしおり情報と座標情報取得手段113によって出力された座標情報に基づいてしおり属性を判定し、しおり属性情報を生成(設定)し、しおり情報制御手段117へ出力する。しおり情報制御手段117は、しおり属性判定手段116によって出力・設定されたしおり属性情報と電子書籍情報取得手段140によって出力された電子書籍情報としおり情報取得手段121によって出力されたしおり情報と座標情報取得手段113によって出力された座標情報に基づいて対象しおり情報の動作を制御し、しおり情報を更新し、しおり更新情報を生成し、しおり履歴保持手段122へ出力する。
<しおり参照時の動作>
しおり参照命令手段132は、ユーザの操作に基づいてしおり参照要求信号を生成し、しおり参照手段134と電子書籍情報取得手段140としおり情報取得手段121へ出力し、ユーザの操作に基づいてしおり選択情報を生成し、しおり参照手段134へ出力する。しおり参照手段134は、しおり参照命令手段132によって出力されたしおり参照要求信号を受け取ったときに、しおり情報取得手段121によって出力されたしおり情報に基づいて当該しおり情報をユーザに提示し、しおり参照命令手段132によって出力された当該しおり選択情報としおり情報に基づいて対象しおり情報を生成し、対象しおり情報をしおり属性判定手段116と読書情報取得手段112と座標情報取得手段113と電子書籍閲覧制御手段150へ出力する。
電子書籍情報取得手段140は、しおり参照命令手段132によって出力されたしおり参照要求信号を受け取ったときに、対応する電子書籍情報を取得し、しおり属性判定手段116としおり情報制御手段117と電子書籍閲覧制御手段150へ出力する。しおり情報取得手段121は、しおり参照命令手段132によって出力されたしおり参照要求信号を受け取ったときに、しおり情報要求信号を生成し、しおり履歴保持手段122へ出力し、しおり履歴保持手段122によって出力されたしおり情報を取得し、しおり情報をしおり参照手段134としおり属性判定手段116としおり情報制御手段117へ出力する。しおり履歴保持手段122は、しおり情報取得手段121によって出力されたしおり情報要求信号を受け取ったときに、しおり情報をしおり情報取得手段121へ出力する。または、しおり情報制御手段117によって出力されたしおり更新情報に基づいてしおり情報を更新する。
読書情報取得手段112は、しおり参照手段134によって出力された対象しおり情報を受け取ったときに、読書情報(読書状況情報)を取得し、しおり属性判定手段116へ出力する。座標情報取得手段113は、しおり参照手段134によって出力された対象しおり情報を受け取ったときに、対応する座標情報を取得し、しおり属性判定手段116としおり情報制御手段117へ出力する。しおり属性判定手段116は、しおり参照手段134によって出力された対象しおり情報と電子書籍情報取得手段140によって出力された電子書籍情報としおり情報取得手段121によって出力されたしおり情報と座標情報取得手段113によって出力された座標情報に基づいてしおり属性を判定し、しおり属性情報を生成し、しおり情報制御手段117へ出力する。
しおり情報制御手段117は、しおり属性判定手段116によって出力されたしおり属性情報と電子書籍情報取得手段140によって出力された電子書籍情報としおり情報取得手段121によって出力されたしおり情報と座標情報取得手段113によって出力された座標情報に基づいて対象しおり情報の動作を制御し、しおり制御情報を生成し電子書籍閲覧制御手段150へ出力し、しおり情報を更新し、しおり更新情報を生成し、しおり履歴保持手段122へ出力する。電子書籍閲覧制御手段150は、しおり参照手段134によって出力された対象しおり情報と電子書籍情報取得手段140によって出力された電子書籍情報としおり情報制御手段117によって出力されたしおり制御情報に基づいて、表示手段160に表示されるべき電子書籍情報を制御する。
上述したように、しおり自動動作制御手段110を用いることで、ユーザがしおり登録要求信号、または、しおり参照要求信号を発生させたことと連動してユーザの特別な操作を必要とせず、自動で対象しおり情報の属性を判定し、ユーザの意にかなった有益なしおり情報を提供することを可能とする。
図2は、電子書籍閲覧装置100のしおり登録時の動作について説明するフローチャートである。図に示すように、ステップS001では、電子書籍閲覧装置100は、ユーザの操作に基づいて、しおり登録命令手段131によりしおり登録命令が生成されたかを判定する。しおり登録命令が生成されたと判定した場合、ユーザが読んでいる電子書籍情報を電子書籍情報取得手段140を用いて取得し(ステップS003)、しおり履歴保持手段122によって出力された現在のしおり情報をしおり情報取得手段121を用いて取得する(ステップS004)。電子書籍情報取得手段140により取得した電子書籍情報に基づいて、しおり登録手段133は、対象しおり情報を生成する(ステップS007)。しおり登録手段133により取得した対象しおり情報に基づいて、読書情報取得手段112は読書情報を取得し(ステップS009)、対象しおり情報に基づいて、座標情報取得手段113は対応する座標情報を取得する(ステップS010)。対象しおり情報、電子書籍情報、しおり情報、読書情報、および、座標情報に基づいて、しおり属性判定手段116は、対象しおり情報のしおり属性を判定し、しおり属性情報をしおり情報制御手段117へ出力する(ステップS011)。しおり情報制御手段117は、しおり情報取得手段121から取得したしおり情報と、しおり属性判定手段116から取得したしおり属性情報とに基づいて、しおり履歴保持手段122のしおり情報を更新する(ステップS012)。
図3は、電子書籍閲覧装置のしおり参照時の動作について説明するフローチャートである。図に示すように、ステップS002では、電子書籍閲覧装置100は、ユーザの操作に基づいて、しおり参照命令手段132によりしおり参照命令が生成されたたか否かを判定する。しおり参照命令が生成されたと判定した場合、ユーザが読んでいる電子書籍情報を電子書籍情報取得手段140を用いて取得し(ステップS003)、しおり履歴保持手段122によって出力された現在のしおり情報をしおり情報取得手段121を用いて取得する(ステップS004)。しおり情報をユーザに提示し(ステップS005)、しおり参照命令手段132を用いてユーザのしおり選択情報を取得する(ステップS006)。
電子書籍の情報としおり情報に基づいてしおり参照手段134が対象しおり情報を生成させる(ステップS008)。対象しおり情報に基づいて、読書情報取得手段112を用いて読書情報を取得し(ステップS009)、対象しおり情報に基づいて、座標情報取得手段113を用いて座標情報を取得する(ステップS010)。参照情報、電子書籍情報、しおり情報、読書情報、および、座標情報に基づいてしおり属性判定手段116が、しおり情報のしおり属性を判定し、しおり属性情報をしおり情報制御手段117へ出力する(ステップS011)。しおり情報制御手段117は、しおり情報取得手段121から取得したしおり情報と、しおり属性判定手段116から取得したしおり属性情報とに基づいて、対象しおり情報の動作を制御し、しおり制御情報を生成させ、しおり履歴保持手段122に保持されているしおり情報を更新する(ステップS012)。電子書籍情報としおり制御情報に基づいて電子書籍閲覧制御手段150は電子書籍の動作を制御する(ステップS013)。
表1を用いて本発明の実施例における電子書籍の書籍分類の一例を示す。本例においては、電子書籍情報により例えば小説、実用書、参考書、カタログ、パンフレット、地図などの書籍分類情報が得られるものとし、それぞれ特有の情報(特徴)を持っている。ここで、表中の特徴は、しおり設定基準の一部として用いることが可能であり、この特徴に合致した場合に、属性情報設定の際のしおり設定基準の要素の一部として用いることも可能である。
Figure 2008009606
表2を用いて本発明の実施例における電子書籍閲覧装置のしおり属性の一例を示す。本例においては、しおり属性を該当する電子書籍をどこまで読んだかを把握するための読書状況把握属性、文章中の不明な単語の意味を調べるための単語属性、目次や人物表など同一書籍中で複数回参照するための恒常参照属性、カタログや参考書などで図や写真などを比較するときに用いる比較属性、その他、後から参照するための目印としての参照属性に分類し、それぞれが決定される条件が示されている。即ち、表中の条件は、しおり設定基準として用いることが可能であり、この特徴に合致した場合に、当該箇所に「しおり情報」および「合致したしおり属性」の双方を自動的に設定することも可能である。



Figure 2008009606
図4は、電子書籍閲覧装置のしおり属性判定手段116の動作について説明するフローチャートである。図に示すように、ステップS101では、ユーザの操作に基づいて操作の対象となるしおり情報に対して、しおり登録手段133によって対象しおり情報が出力される、または、しおり参照手段134によって対象しおり情報が出力される。そして、電子書籍情報取得手段140を用いて電子書籍情報を取得し(ステップS102)、読書情報取得手段112を用いて読書情報を取得し(ステップS103)、座標情報取得手段113を用いて座標情報を取得し(ステップS104)、しおり情報取得手段121を用いてしおり情報を取得する(ステップS105)。
電子書籍情報としおり情報に基づいて対象しおり情報に対して同一書籍内で最後のしおり情報(最後のマーキング)であるかを判定し(ステップS106)、最後のしおり情報であると判定した場合、読書情報に基づいて読書履歴の有無を判定し(ステップS107)、読書履歴があると判定した場合は、読書情報に基づいて前方のページから順番に読んでいないか、または、しおり情報に基づいて最終履歴から十分時間が経過していないかを判定し(ステップS108)、条件を満たさない場合、即ち、前方のページから順番に読んでいる、または最終履歴から十分時間が経過しているものと判定された場合、対象しおり情報のしおり属性情報に読書状況把握属性を加える(ステップS110)。また、ステップS107で読書履歴が無いと判定された場合も、対象しおり情報のしおり属性情報に読書状況把握属性を加える(ステップS100)。
最後のしおり情報ではないと判定した場合、読書情報に基づいて最後のしおり情報の日付から十分経過しており、かつ前方のページから順番に読んでいるかを判定し(ステップS109)、最後のしおり情報の日付から十分経過しており、かつ前方のページから順番に読んでいると判定された場合、対象しおり情報のしおり属性情報に読書状況把握属性を加える(ステップS110)。
ステップS109で、最後のしおり情報日付から十分経過していない、または、順番に読んでいない場合と判定すると、座標情報に基づいて対象しおり情報の座標が文の途中であるかどうかを判定し(ステップS111)、文の途中であると判定した場合、「単語属性」を対象しおり情報のしおり属性情報に加える(ステップS112)。対象しおり情報の座標が文の途中ではないと判定した場合、対象しおり情報の座標が図または表を示しているかを判定する(ステップS113)。対象しおり情報の座標が図または表を示していると判定された場合、読書情報に基づいて対象しおり情報を操作したときの書籍が、対象しおり情報に保持されている書籍情報と同一の書籍からの操作か否かを判定し(ステップS114)、対象しおり情報を操作したときの書籍が、対象しおり情報に保持されている書籍情報と同一の書籍からの操作だと判定された場合、「恒常参照属性」を対象しおり情報のしおり属性情報に加える(ステップS115)。
ステップS114で同一でない場合やステップS115で属性を加えた後、電子書籍情報に基づいて対象しおり情報の書籍の書籍分類が参考書またはカタログまたはパンフレットに類するものであるかを判定し(ステップS116)、対象しおり情報の書籍の書籍分類が参考書またはカタログまたはパンフレットに類するものであると判定された場合、「比較属性」を対象しおり情報のしおり属性情報に加える(ステップS117)。座標が図、表でない場合や属性が付加された後、対象しおり情報のしおり属性情報に「恒常参照属性」が加えられているかを判定し(ステップS118)、対象しおり情報のしおり属性情報に「恒常参照属性」が加えられていないと判定された場合、「参照属性」を対象しおり情報のしおり属性情報に加える(ステップS119)。上記の通り、しおり属性判定手段116の動作を用いることで対象しおり情報の属性をユーザの特別な操作無しで判定・設定することを可能となる。
図5は、しおり属性が決定された後の電子書籍閲覧装置のしおり情報制御手段117の動作について説明するフローチャートである。図に示すように、ステップS201では、しおり属性判定手段116によって出力されたしおり属性情報を取得する。そして、電子書籍情報取得手段140を用いて電子書籍情報を取得し(ステップS202)、座標情報取得手段113を用いて対応する座標情報を取得し(ステップS203)、しおり情報取得手段121を用いてしおり情報を取得し(ステップS204)、しおり属性判定手段116によって出力されたしおり属性情報に基づき、対象しおり情報のしおり属性情報に「読書状況把握属性」が加えられているかを判定する(ステップS205)。
対象しおり情報のしおり属性情報に「読書状況把握属性」が加えられていると判定した場合、同一書籍内に対象しおり情報以外に「読書状況把握属性」が加えられたしおり情報が存在するかを該当しおり情報に基づいて判定し(ステップS206)、同一書籍内に対象しおり情報以外に読書状況把握属性が付加されたしおり情報が存在した場合、該当しおり情報から読書状況把握属性を削除する(ステップS207)。しおり属性情報に基づき、対象しおり情報のしおり属性情報に恒常参照属性が加えられているかを判定する(ステップS208)。対象しおり情報のしおり属性情報に恒常参照属性が加えられていると判定した場合は、電子書籍情報と座標情報に基づいて対象しおり情報の座標が持つインデックス情報を取得し(ステップS209)、対象しおり情報にインデックス情報を加える(ステップS210)。
しおり属性情報に基づき、対象しおり情報のしおり属性に比較属性が加えられているかを判定する(ステップS211)。対象しおり情報のしおり属性に比較属性が加えられている場合は、電子書籍情報と座標情報に基づいて対象しおり情報の座標が持つインデックス情報を取得し(ステップS212)、取得したインデックス情報を対象しおり情報に加え(ステップS213)、しおり情報に基づいて取得したインデックス情報と同分類のインデックス情報を持つしおり情報がしおり情報保持手段内に存在するかを判定し(ステップS214)、取得したインデックス情報と同分類のインデックス情報を持つしおり情報がしおり情報保持手段内に存在すれば対象しおり情報と、該当しおり情報群についてグループ化動作を実施する(ステップS215)。
比較属性が加えられていない場合、同分類のインデックス情報を持つしおりが存在しない場合、グループ化を実施した後、しおり属性情報に基づき、対象しおり情報のしおり属性情報に単語属性が加えられているかを判定する(ステップS216)。加えられている場合は、電子書籍情報と座標情報に基づいて対象しおり情報の座標の単語情報を取得し(ステップS217)、取得した単語情報を対象しおり情報に加え(ステップS218)、しおり情報に基づいて取得した単語情報と同一の単語を記録しているしおり情報がしおり情報保持手段内に存在するかを判定する(ステップS219)。取得した単語情報と同一の単語を記録しているしおり情報がしおり情報保持手段内に存在する場合には、対象しおり情報と、該当しおり情報群についてグループ化動作を実施する(ステップS220)。単語属性を加えられていない場合、しおり属性に同一の単語を記録するしおりが存在しない場合、グループ化を実施した後、しおり履歴保持手段122内のしおり情報を更新するためのしおり更新情報を生成し、出力する(ステップS221)。上記の通り、しおり情報制御手段117を用いることで対象しおり情報の属性によって、ユーザの特別な操作無しでしおり情報を更新し、ユーザの意にかなった有益なしおり情報を提供することを可能とする。
図6および図7を用いて、本発明による電子書籍閲覧装置が単語属性を付加する場合の動作例を説明する。図7は、本発明の電子書籍閲覧装置のしおり操作画面例を示す図である。図7(a)に示すように、本実施例においては、単語属性のしおり属性を表示する場合、複数設けてあるタブのうち単語タブWDを選択すると、単語ごとに分類され、その単語情報を持つしおり情報がまとまって表示される。
図6は、本発明による電子書籍閲覧装置で電子書籍を表示した場合の画面インターフェイスを示す図ある。図6(a)において、例えば、ユーザが図中のカーソルCSが示す「書生」という単語の意味を調べたい場合に、しおりを付加するためのしおり登録命令操作をする(典型的には、クリック操作やタップ動作)と、しおり操作が生成され(ステップS101)、少なくとも書籍のタイトル、著者、書籍の分類、図・表などのインデックス名などの情報を含む電子書籍情報を電子書籍情報取得手段140を用いて取得し、この例では書籍名「小説A」、著者名「X氏」などの情報を取得し(ステップS102)、少なくとも当該電子書籍の読書履歴、ページ操作の履歴などを含む読書情報を読書情報取得手段112を用いて取得し、この例では「はじめて読む」、「順番にページが送られている」などの情報を取得する(ステップS103)。座標情報取得手段113を用いて当該書籍の少なくともしおり操作が行われた座標が文の途中なのか、空白なのか、図・表なのかを含む座標情報を取得し、この例では「書生」という単語が配置されている位置の座標情報を取得する(ステップS104)。
しおり情報取得手段121を用いて、少なくとも、どの書籍に対する対象しおり情報なのか、対象しおり情報の属性情報、対象しおり情報を付加された日付、参照された履歴などの情報を含むしおり情報を取得し、この例では「書籍に対するしおり情報は存在しない」などの情報を取得する(ステップS105)。電子書籍閲覧装置はしおり登録をされた座標情報が文の途中であることを判定材料にしおり属性判定手段116を用いて少なくとも単語属性を付加する(ステップS111、ステップS112)。ここで、同ページ中に再び「書生」という単語が現れ、やはりその単語を調べたいと思ったとき、同様にしおり登録命令操作をする。この例では、電子書籍情報と読書情報と座標情報(文の途中)は前述のものと同様の内容を取得し、しおり情報については当該書籍には先ほど登録した単語属性を少なくとも持つしおり情報が存在するとの情報を取得する(ステップS101〜S105)。座標情報は文の途中であるため、しおり属性判定手段116は単語属性を付加する(ステップS111、ステップS112)。続いてしおり情報制御手段117では、しおり情報より同じ「書生」という単語属性を持つしおり情報があるか否かを判別して、単語「書生」を持つ前記しおり情報とグループ化を実施する(ステップS219、ステップS220)。さらに読書を続けてまた「書生」という単語が現れたとき(図示せず)は、同様の操作を行いグループ化を実施する。
以上の動作の通り、本発明による電子書籍閲覧装置(しおり自動動作制御手段110)を用いることでユーザの特別な動作を必要とせず、しおり属性を判定し、同じ単語情報を持つしおり情報を自動でグループ化するなどの操作を行うことを可能とする。図6(b)は、しおり自動動作制御手段110を用いて単語属性が付加される場合の画面インターフェイス(動作例)を説明する図である。図6(b)に示すように、しおり情報制御手段117では、しおり情報より「書生」という単語属性を持つしおり情報MK1、MK2(図示のような矩形、或いは、白黒反転表示して「しおり」があることを示す。)があると判別して、単語「書生」の意味を取得し、その意味をコメント部C1として出力する。また、このコメント部C1には、対応するしおり情報の履歴情報も出力する。この場合は、ページ1にも単語「書生」のしおり情報が存在することが表示される。以上の動作によりユーザの特別な動作を必要とせず、しおり属性を判定し、単語の意味を表示するなどの操作を行うことを可能とする。
図7(b)に示すように、本実施例においては比較属性のしおり属性を表示する場合、複数設けてあるタブのうち、比較タブCMPを選択すると、比較対象となる項目ごとに分類され、その比較項目をインデックス情報として持つしおり情報がまとまって表示される。図12は、本発明による電子書籍閲覧装置の動作例を示す図である。図12(a)において、例えば、ユーザが「タンス」について複数の候補を比較したい場合に、「AAタンス」の図に対してしおり登録命令動作をする(例えばクリックする)。しおり操作が生成され(ステップS101)、少なくとも書籍のタイトル、著者、書籍の分類、図・表などのインデックス名などの情報を含む電子書籍情報を電子書籍情報取得手段140を用いて取得し、この例では書籍名「カタログA」、書籍分類「カタログ」、前記「カタログA」中の図・表のインデックス名などの情報を取得し(ステップS102)、少なくとも当該書籍の読書履歴、ページ操作の履歴などを含む読書情報を読書情報取得手段112を用いて取得する。この例では「はじめて読む」、「順不同でページ操作が送られている」などの情報を取得し(ステップS103)、座標情報取得手段113を用いて当該書籍の少なくともしおり操作が行われた座標が文の途中なのか、空白なのか、図・表なのかを含む座標情報を取得し、この例では「AAタンス」の図であるという座標情報を取得する(ステップS104)。そして、しおり情報取得手段121を用いて少なくともどの書籍に対する対象しおり情報なのか、対象しおり情報の属性情報、対象しおり情報を付加された日付、参照された履歴などの情報を含むしおり情報を取得し、この例では「当該書籍に対するしおり情報は存在しない」などの情報を取得する(ステップS105)。電子書籍閲覧装置はしおり登録をされた座標情報が文の途中ではなく図であることと、電子書籍情報内の書籍分類が「カタログ」であることを判定材料にしおり属性判定手段116により少なくとも比較属性を付加する(ステップS111、S113、S116、S117)。
しおり情報制御手段117では、しおり属性に比較属性が付加されているので座標情報が示す図のインデックス情報「AAタンス」を電子書籍情報により取得し(ステップS212)、取得したインデックス情報を対象しおり情報に付加する(ステップS213)。ユーザが他の「CCタンス」「BBタンス」を参照しているとき、例えば「BBタンス」に対してしおり登録命令動作をする(図12(b))。しおり操作が生成され(ステップS101)、少なくとも書籍のタイトル、著者、書籍の分類、図・表などのインデックス名などの情報を含む電子書籍情報を電子書籍情報取得手段140を用いて取得し、この例では書籍名「カタログA」、書籍分類「カタログ」、「カタログA」中の図・表のインデックス名などの情報を取得し(ステップS102)、少なくとも当該書籍の読書履歴、ページ操作の履歴などを含む読書情報を読書情報取得手段112を用いて取得し、この例では「読書履歴がある」、「順不同でページ操作が送られている」などの情報を取得する(ステップS103)。
座標情報取得手段113を用いて、当該書籍の少なくともしおり操作が行われた座標が文の途中なのか、空白なのか、図・表なのかを含む座標情報を取得し、この例では「BBタンス」の図であるという座標情報を取得し(ステップS104)、しおり情報取得手段121を用いて少なくともどの書籍に対する対象しおり情報なのか、対象しおり情報の属性情報、対象しおり情報を付加された日付、参照された履歴などの情報を含むしおり情報を取得する、この例では「書籍に対して比較属性を付加されたしおり情報が存在する」などの情報を取得する(ステップS105)。電子書籍閲覧装置はしおり登録をされた座標情報が文の途中ではなく図を指していることと、電子書籍情報内の書籍分類が「カタログ」であることを判定材料にしおり属性判定手段116により少なくとも比較属性を付加する(ステップS111、S113、S116、S117)。
続いて、しおり情報制御手段117では、しおり属性に比較属性が付加されているので座標情報が示す図のインデックス情報「BBタンス」を電子書籍情報により取得し(ステップS212)、取得したインデックス情報を対象しおり情報に付加する(ステップS213)。さらに、しおり情報に基づいて同分類のインデックス情報を持つしおり情報が存在するかを判定し(ステップS214)、しおり情報に「AAタンス」という同分類のインデックス情報を持つしおり情報が存在するので「BBタンス」と「AAタンス」というインデックス情報を持つしおり情報がグループ化され(ステップS215)、しおり更新情報がしおり履歴保持手段122へ出力される(ステップ221)。上記の動作は同じカタログAについて説明したものであるが、例えば、カタログAとは違うカタログBの「DDタンス」に対してしおり登録動作をしたときにも同様の動作を行うことも可能である。以上の動作の通り、しおり自動動作制御手段110を用いることでページ単位ではなく目的とするアイテム単位でのしおり登録と、ユーザの特別な操作を必要とせず同分類のアイテムを比較属性としてグループ化することを可能とする。
<実施例2>
図8は、本発明の実施例2における電子書籍閲覧装置の基本的な構成図である。実施例2について実施例1と異なる部分のみについて説明する。実施例2の電子書籍閲覧装置が実施例1(図1)と異なる部分は、図8に示すように、しおり自動動作制御手段110に設けてある単語の意味を取得する単語情報取得手段118と、しおり制御情報に基づいて対象しおり情報を表示するしおり情報表示手段119とを設けた点である。
<しおり登録時の動作>
しおり情報制御手段117は、しおり属性判定手段116によって出力されたしおり属性情報と、電子書籍情報取得手段140によって出力された電子書籍情報と、しおり情報取得手段121によって出力されたしおり情報と、座標情報取得手段113によって出力された座標情報に基づいて、対象しおり情報の動作を制御し、単語情報取得手段118を用いて単語意味情報を取得し、しおり制御情報を生成し、電子書籍閲覧制御手段150としおり情報表示手段119へ出力し、しおり情報を更新し、しおり更新情報を生成し、しおり履歴保持手段122へ出力する。単語情報取得手段118は、辞書などのデータベースを持ち、単語の意味情報を取得し、単語意味情報をしおり情報制御手段117へ出力する。しおり情報表示手段119は、しおり情報制御手段117によって出力されたしおり制御情報に基づいて、必要であれば単語情報やインデックス情報など対象しおり情報に属する情報を出力する。電子書籍閲覧制御手段150は、電子書籍情報取得手段140によって出力された電子書籍情報としおり情報制御手段117によって出力されたしおり制御情報に基づいて電子書籍情報を制御する。
<しおり参照時の動作>
しおり情報制御手段117は、しおり属性判定手段116によって出力されたしおり属性情報と、電子書籍情報取得手段140によって出力された電子書籍情報と、しおり情報取得手段121によって出力されたしおり情報と座標情報取得手段113によって出力された座標情報に基づいて、対象しおり情報の動作を制御し、単語情報取得手段118を用いて単語意味情報を取得し、しおり制御情報を生成し、電子書籍閲覧制御手段150としおり情報表示手段119へ出力し、対象しおり情報の情報を更新し、しおり更新情報を生成し、しおり履歴保持手段122へ出力する。単語情報取得手段118は、辞書などのデータベースを持ち、単語の意味情報を取得し、単語意味情報を前記しおり情報制御手段117へ出力する。しおり情報表示手段119は、しおり情報制御手段117によって出力されたしおり制御情報に基づいて、必要であれば単語情報やインデックス情報など対象しおり情報に属する情報を出力する。
図9は、本発明の実施例2における電子書籍閲覧装置のしおり登録時の動作を示すフローチャートである。図に示すように、ステップS301では、電子書籍閲覧装置はユーザの操作に基づいてしおり登録命令手段131がしおり登録命令を出力したかを判定する。しおり登録命令が生成されたと判定した場合、ユーザが読んでいる電子書籍情報を電子書籍情報取得手段140を用いて取得し(ステップS303)、現在のしおり履歴情報によって出力されたしおり情報をしおり情報取得手段121を用いて取得する(ステップS304)。電子書籍情報に基づいてしおり登録手段133が対象しおり情報を生成させ(ステップS307)、読書情報取得手段112を用いて読書情報を取得し(ステップS309)、座標情報取得手段113を用いて座標情報を取得する(ステップS310)。対象しおり情報と電子書籍情報としおり情報と読書情報と座標情報に基づいて、しおり属性判定手段116が、対象しおり情報のしおりのしおり属性を判定し、しおり属性情報をしおり情報制御手段117へ出力する(ステップS311)。しおり情報制御手段117は、しおり情報としおり属性情報に基づいて電子しおりの動作を制御し、しおり制御情報を生成し、しおり履歴保持手段122のしおり情報を更新する(ステップS312)。しおり制御情報に基づいてしおり情報表示手段119はしおり情報を表示し(ステップS313)、電子書籍情報としおり制御情報に基づいて電子書籍閲覧制御手段150は電子書籍の動作を制御する(ステップS314)。
図10は、電子書籍閲覧装置のしおり参照時の動作を説明するフローチャートである。図に示すように、ステップS302では、電子書籍閲覧装置はユーザの操作に基づいてしおり参照命令手段132がしおり参照命令を出力したかを判定する。しおり参照命令が生成したと判定した場合、ユーザが読んでいる電子書籍情報を電子書籍情報取得手段140を用いて取得し(ステップS303)、現在のしおり履歴情報によって出力されたしおり情報をしおり情報取得手段121を用いて取得する(ステップS304)。しおり情報をユーザに提示し(ステップS305)、しおり参照命令手段132を用いてユーザのしおり選択情報を取得する(ステップS306)。電子書籍の情報としおり情報に基づいてしおり参照手段134が対象しおり情報を生成させる(ステップS308)。読書情報取得手段112を用いて読書情報を取得し(ステップS309)、座標情報取得手段113を用いて座標情報を取得する(ステップS310)。対象しおり情報、電子書籍情報、しおり情報、読書情報、および、座標情報に基づいてしおり属性判定手段116が、対象しおり情報のしおり属性を判定し、しおり属性情報をしおり情報制御手段117へ出力する(ステップS311)。しおり情報制御手段117は、しおり情報取得手段121から取得したしおり情報と、しおり属性判定手段116から取得したしおり属性情報とに基づいて、電子しおりの動作を制御し、しおり制御情報を生成し、しおり履歴保持手段122のしおり情報を更新する(ステップS312)。しおり制御情報に基づいてしおり情報表示手段119はしおり情報を表示し(ステップS313)、電子書籍情報としおり制御情報に基づいて電子書籍閲覧制御手段150は電子書籍の動作を制御する(ステップS314)。
図11は、しおり属性が決定された後の、電子書籍閲覧装置のしおり情報制御手段117の動作を説明するフローチャートである。図に示すように、ステップS401では、しおり属性判定手段116によって出力されたしおり属性情報を取得する。そ後、電子書籍情報取得手段140を用いて電子書籍情報を取得し(ステップS402)、座標情報取得手段113を用いて座標情報を取得し(ステップS403)、しおり情報取得手段121を用いてしおり情報を取得し(ステップS404)、しおり属性判定手段116によって出力されたしおり属性情報に基づき、対象しおり情報のしおり属性情報に読書状況把握属性が加えられているかを判定する(ステップS405)。
対象しおり情報のしおり属性情報に読書状況把握属性が加えられていると判定した場合、同一書籍内に対象しおり情報以外に読書状況把握属性が加えられたしおり情報が存在するか否かをしおり情報に基づいて判定し(ステップS406)、同一書籍内に対象しおり情報以外に読書状況把握属性が付加されたしおり情報が存在した場合、該当しおり情報から読書状況把握属性を削除する(ステップS407)。
読書状況把握属性が加えられていない場合、況把握属性が同一書籍内に存在しない場合、該当しおりから状況把握属性が削除された後、しおり属性情報に基づき、対象しおり情報のしおり属性情報に恒常参照属性が加えられているかを判定し(ステップS408)、対象しおり情報のしおり属性情報に恒常参照属性が加えられているならば、電子書籍情報と座標情報に基づいて対象しおり情報の座標が持つインデックス情報を取得し(ステップS409)、対象しおり情報にインデックス情報を加える(ステップS410)。恒常参照属性が加えられていない場合、または、インデックス情報が付加された後、しおり属性情報に基づき、対象しおり情報のしおり属性に比較属性が加えられているかを判定し(ステップS411)、対象しおり情報のしおり属性に比較属性が加えられている場合は、電子書籍情報と座標情報に基づいて、対象しおり情報の座標が持つインデックス情報を取得し(ステップS412)、取得したインデックス情報を対象しおり情報に加え(ステップS413)、しおり情報に基づいて取得したインデックス情報と同分類のインデックス情報を持つしおり情報がしおり情報保持手段内に存在するかを判定し(ステップS414)、取得したインデックス情報と同分類のインデックス情報を持つしおり情報がしおり情報保持手段内に存在すれば対象しおり情報と、該当しおり群についてグループ化動作を実施する(ステップS415)。
比較属性が加えられていない場合、または、同分類のインデックス情報を持つしおりが存在しない場合、または、グループ化を実施後、しおり属性情報に基づき、対象しおり情報のしおり属性情報に単語属性が加えられているかを判定し(ステップS416)、加えられているならば、電子書籍情報と座標情報に基づいて対象しおり情報に座標の単語情報を取得し(ステップS417)、しおり情報に基づいて取得した単語情報と同一の単語を記録しているしおり情報がしおり情報保持手段内に存在するかを判定し(ステップS418)、取得した単語情報と同一の単語を記録しているしおり情報がしおり情報保持手段内に存在するならば、取得した単語情報について同一の単語を記録しているしおり情報に基づいて単語意味情報を取得し(ステップS419)、取得した単語意味情報を表示する(ステップS420)。取得した単語情報と同一の単語を記録しているしおり情報がしおり情報保持手段内に存在しないならば、取得した単語情報について単語情報取得手段118を用いて辞書データなどに基づいて単語検索を実施し(ステップS421)、検索結果に基づいて対象しおり情報に単語意味登録を行う(ステップS422)。
単語属性が加えられていない場合、または、単語意味情報表示後、または、単語意味登録後、グループ化されたしおりがあれば、グループしおり情報を表示する(ステップS423,S424)。そして、しおり履歴保持手段122内のしおり情報を更新するためのしおり更新情報を生成し、出力する(ステップS425)。上記しおり情報制御手段117の動作により対象しおり情報の属性によってユーザの特別な操作無しでしおり情報を更新し、ユーザの意にかなった有益なしおりおよび電子書籍閲覧動作を提供することを可能とする。
図12を用いて実施例2における電子書籍閲覧装置の動作について比較属性が付加される場合の動作例を説明する。例えば、ユーザが「タンス」について複数の候補を比較したい場合に、「AAタンス」の図に対してしおり登録命令動作をする(例えばクリックする)。しおり操作が生成され(ステップS101)、少なくとも書籍のタイトル、著者、書籍の分類、図・表などのインデックス名などの情報を含む電子書籍情報を電子書籍情報取得手段140を用いて取得し、この例では書籍名「カタログA」、書籍分類「カタログ」、「カタログA」中の図・表のインデックス名などの情報を取得し(ステップS102)、少なくとも書籍の読書履歴、ページ操作の履歴などを含む読書情報を読書情報取得手段112を用いて取得し、この例では「はじめて読む」、「順不同でページ操作が送られている」などの情報を取得し(ステップS103)、座標情報取得手段113を用いて書籍の少なくともしおり操作が行われた座標が文の途中なのか、空白なのか、図・表なのかを含む座標情報を取得し、この例では「AAタンス」の図であるという座標情報を取得する(ステップS104)。
しおり情報取得手段121を用いて、少なくとも、どの書籍に対する対象しおり情報なのか、対象しおり情報の属性情報、対象しおり情報を付加された日付、参照された履歴などの情報を含むしおり情報を取得し、この例では「書籍に対するしおり情報は存在しない」などの情報を取得する(ステップS105)。
電子書籍閲覧装置は、しおり登録をされた座標情報が文の途中ではなく図であることと、電子書籍情報内の書籍分類が「カタログ」であることを「しおり設定基準」として用いて、しおり属性判定手段116により少なくとも比較属性を付加する(ステップS111、S113、S116、S117)。続いてしおり情報制御手段117ではしおり属性に比較属性が付加されているので座標情報が示す図のインデックス情報「AAタンス」を電子書籍情報により取得し(ステップS412)、取得したインデックス情報をしおり情報に付加する(ステップS413)。続いてユーザが他の「CCタンス」「BBタンス」を参照しているとき、例えば「BBタンス」に対してしおり登録命令動作をする(図12(b))。しおり操作が生成され(ステップS101)、少なくとも書籍のタイトル、著者、書籍の分類、図・表などのインデックス名などの情報を含む電子書籍情報を電子書籍情報取得手段140を用いて取得し、この例では書籍名「カタログA」、書籍分類「カタログ」、「カタログA」中の図・表のインデックス名などの情報を取得し(ステップS102)、少なくとも書籍の読書履歴、ページ操作の履歴などを含む読書情報を読書情報取得手段112を用いて取得し、この例では「読書履歴がある」、「順不同でページ操作が送られている」などの情報を取得する(ステップS103)。
座標情報取得手段113を用いて、書籍の少なくともしおり操作が行われた座標が文の途中なのか、空白なのか、図・表なのかを含む座標情報を取得し、この例では「BBタンス」の図であるという座標情報を取得し(ステップS104)しおり情報取得手段121を用いて少なくともどの書籍に対するしおりなのか、対象しおり情報の属性情報、対象しおり情報を付加された日付、参照された履歴などの情報を含むしおり情報を取得し、この例では「書籍に対して比較属性を付加されたしおり情報が存在する」などの情報を取得する(ステップS105)。電子書籍閲覧装置はしおり登録をされた座標情報が文の途中ではなく図であることと、電子書籍情報内の書籍分類が「カタログ」であることを判定材料にして、しおり属性判定手段116により少なくとも比較属性を付加する(ステップS111、S113、S116、S117)。続いてしおり情報制御手段117ではしおり属性に比較属性が付加されているので座標情報が示す図のインデックス情報「BBタンス」を電子書籍情報により取得し(ステップS412)、取得したインデックス情報をしおり情報に付加する(ステップS413)。さらにしおり情報に基づいて同分類のインデックス情報を持つしおり情報が存在するかを判定する(ステップS414)。
しおり情報に「AAタンス」という同分類のインデックス情報を持つしおりが存在するので「BBタンス」と「AAタンス」というインデックス情報を持つしおり情報がグループ化され(ステップS415、図12(c))、しおり更新情報がしおり履歴保持手段122へ出力される(ステップ425)。このとき、コメント部C2に「同じ分類を示すアイテムが存在します。AAタンス」と表示して、ユーザに同分類のインデックス情報を持つしおりが存在することを知らせる。上記の動作は同じカタログAについて説明したものであるが、例えばカタログAとは違うカタログBの「DDタンス」に対してしおり登録動作をしたときにも同様の動作を行うことも可能である(図12(d))。即ち、コメント部C3にも、同様に、「同じ分類を示すアイテムが存在します。AAタンス」と表示する。以上の動作によりページ単位ではなく目的とするアイテム単位でのしおり登録と、ユーザの特別な操作を必要とせず同分類のアイテムを比較することを可能とする。
以上、本発明によれば、ユーザがしおりを付ける、或いはしおりを参照するというユーザが読書を行ううえで普通に行う動作以外のユーザの特別な操作を必要とせず、自動的にしおりの属性を判定し、しおりと電子書籍の動作を制御することを可能とする。更に、しおり自動動作制御手段110を用いることでユーザがしおり登録要求信号、または、しおり参照要求信号を発生させたことと連動してユーザの特別な操作を必要とせず、自動でしおりの属性を判定し、ユーザの意にかなった有益なしおり情報を提供することを可能とする。更に、しおり自動動作制御手段110を用いることでユーザがしおり登録要求信号、または、しおり参照要求信号を発生させたことと連動してユーザの特別な操作を必要とせず、しおりの属性を判定すると同時に加えしおりの動作を制御し、さらにしおり動作に対応した書籍の動作制御を可能とする。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各部材、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。例えば、実施例では、単語が文章の途中か否かを座標で判定しているが、文章内の当該単語の前後に、句点や改行などを記述する文字コードや制御キャラクタコードなどが存在するか否かに基づき、文章内の途中の単語か否かを判定してもよい。
本発明の実施例1における電子書籍閲覧装置の基本的な構成図である。 電子書籍閲覧装置のしおり登録時の動作について説明するフローチャートである。 電子書籍閲覧装置のしおり参照時の動作について説明するフローチャートである。 電子書籍閲覧装置のしおり属性判定手段116の動作について説明するフローチャートである。 しおり属性が決定された後の電子書籍閲覧装置のしおり情報制御手段117の動作について説明するフローチャートである。 本発明による電子書籍閲覧装置で電子書籍を表示した場合の画面インターフェイスを示す図ある。 本発明の電子書籍閲覧装置のしおり操作画面例を示す図である。 本発明の実施例2における電子書籍閲覧装置の基本的な構成図である。 本発明の実施例2における電子書籍閲覧装置のしおり登録時の動作を示すフローチャートである。 電子書籍閲覧装置のしおり参照時の動作を説明するフローチャートである。 しおり属性が決定された後の、電子書籍閲覧装置のしおり情報制御手段117の動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施例2における電子書籍閲覧装置の動作例を示す図である。 従来の電子書籍閲覧装置の構成図である。
符号の説明
100 電子書籍閲覧装置
110 自動動作制御手段
111 読書状況情報取得手段
112 読書情報取得手段
113 座標情報取得手段
115 しおり設定手段
116 しおり属性判定手段
117 しおり情報制御手段
118 単語情報取得手段
119 しおり情報表示手段
120 しおり情報保持手段
121 しおり情報取得手段
122 しおり履歴保持手段
130 しおり操作手段
131 しおり登録命令手段
132 しおり参照命令手段
133 しおり登録手段
134 しおり参照手段
140 電子書籍情報取得手段
150 電子書籍閲覧制御手段
160 表示手段
200 電子書籍情報データベース
C1、C2、C3 コメント
CS カーソル
MK1、MK2 しおり情報
CMP 比較タブ
WD 単語タブ

Claims (5)

  1. 電子書籍の閲覧操作と、該閲覧操作に関連する前記電子書籍内の閲覧位置とを含む読書状況情報を取得する読書状況情報取得手段と、
    前記電子書籍内の所定の位置を示すしおり情報を設定するしおり設定手段と、
    前記しおり設定手段により前記しおり情報が設定される際に、前記読書状況情報取得手段により取得された前記読書状況情報に基づき、前記しおり情報の属性を示す属性情報を設定する属性設定手段と、
    前記電子書籍内の前記しおり情報により特定される部分を前記属性情報に基づいて表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする電子書籍閲覧装置。
  2. 請求項1に記載の電子書籍閲覧装置において、
    前記しおり設定手段は、ユーザ操作に基づき前記しおり情報を設定する、
    ことを特徴とする電子書籍閲覧装置。
  3. 請求項1に記載の電子書籍閲覧装置において、
    前記しおり設定手段は、前記読書状況情報取得手段により取得された前記読書状況情報に基づき、前記しおり情報を設定する、
    ことを特徴とする電子書籍閲覧装置。
  4. 請求項3に記載の電子書籍閲覧装置において、
    前記しおり設定手段は、
    前記閲覧操作が予め規定されている所定の閲覧操作に合致する場合に、該閲覧操作に関連する閲覧位置を前記しおり情報として設定する、
    ことを特徴とする電子書籍閲覧装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子書籍閲覧装置において、
    前記読書状況情報は、前記電子書籍の分類情報をさらに含み、
    前記属性設定手段は、前記分類情報、前記閲覧操作、および、前記閲覧位置情報、のうちの少なくとも1つを用いて、前記属性情報を設定する、
    ことを特徴とする電子書籍閲覧装置。
JP2006178021A 2006-06-28 2006-06-28 電子書籍閲覧装置 Withdrawn JP2008009606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010271975A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Square Enix Co Ltd しおり機能付きストーリデータ配信装置
JP2012048646A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Canvas Mapple Co Ltd 電子ブック装置、および電子ブックプログラム

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