JP2016066115A - デジタルコンテンツの閲覧支援装置、閲覧支援方法及びプログラム - Google Patents

デジタルコンテンツの閲覧支援装置、閲覧支援方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ毎にデジタルコンテンツの既読部分と未読部分とを判別し、その結果を各ユーザの閲覧の支援のために利用する。【解決手段】デジタルコンテンツを閲覧するユーザを識別するユーザ識別手段と、ユーザ識別手段により識別されたユーザが前記デジタルコンテンツを閲覧した既読部分と閲覧していない未読部分とを示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、デジタルコンテンツの既読部分と未読部分とを識別可能な態様で表示させる表示制御手段と、を備える、ことを特徴とする閲覧支援装置。【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルコンテンツの閲覧支援装置、閲覧支援方法及びプログラムに関する。
書籍、新聞、参考書等のデジタルコンテンツを表示し、ユーザの閲覧に供する電子装置(閲覧支援装置)が知られている。また閲覧支援装置の一例が特許文献1に開示されている。この閲覧支援装置は、電子書籍における通常の書籍に無い特徴である検索機能に注目し、閲覧済のページを対象として検索する。
特開2012−027716号公報
特許文献1に開示の閲覧支援装置を複数のユーザが利用する場合、ユーザによって閲覧したページが異なるため、検索範囲がそのユーザが閲覧したページと異なる場合が発生してしまう。このため、ユーザ別に、適切な検索を行うことができないという問題がある。
また、特許文献1に開示された閲覧支援装置は、既読部分と未読部分との判別を、検索にしか活用しておらず、その利用が十分ではない。
上記の状況に鑑み本発明は、ユーザ毎にデジタルコンテンツの既読部分と未読部分とを判別し、その結果を各ユーザの閲覧の支援のために利用する閲覧支援装置、閲覧支援方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る閲覧支援装置の一様態は、
デジタルコンテンツを閲覧するユーザを識別するユーザ識別手段と、
前記ユーザ識別手段により識別された前記ユーザが前記デジタルコンテンツを閲覧した既読部分と閲覧していない未読部分とを示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
前記デジタルコンテンツの前記既読部分と前記未読部分とを識別可能な態様で表示させる表示制御手段と、
を備える、
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る閲覧支援方法の一様態は、
デジタルコンテンツを閲覧するユーザを識別する工程と、
前記ユーザが前記デジタルコンテンツを閲覧した既読部分と閲覧していない未読部分とを記憶する工程と、
前記デジタルコンテンツの前記既読部分と前記未読部分とを識別可能な態様で表示させる工程と、
を含む、
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムの一様態は、
コンピュータに、
デジタルコンテンツを閲覧するユーザを識別するステップと、
前記ユーザが前記デジタルコンテンツを閲覧した既読部分と閲覧していない未読部分とを示す履歴情報を記憶するステップと、
前記デジタルコンテンツの前記既読部分と前記未読部分とを識別可能な態様で表示させるステップと、
を実行させる、
ことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ毎にデジタルコンテンツの既読部分と未読部分とを判別し、その結果を各ユーザの閲覧の支援のために利用する閲覧支援装置、閲覧支援方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る閲覧支援装置の概略構成図である。 (a)は、ユーザ認証用テーブル、(b)は、既読部分記憶テーブル、(c)は表示モード制御用テーブルの例を示す図である。 実施形態に係る閲覧支援装置が実行する読了部分特定更新処理のフローチャートである。 実施形態に係る閲覧支援装置が実行するユーザ識別処理のフローチャートである。 実施形態に係る閲覧支援装置の表示モード1でのコンテンツ表示例を示す図である。 実施形態に係る閲覧支援装置が表示モード1で実行する色変更表示処理のフローチャートである。 実施形態に係る閲覧支援装置の表示モード2でのコンテンツ表示例を示す図である。 実施形態に係る閲覧支援装置が表示モード2で実行するひらがな変換表示処理のフローチャートである。 実施形態に係る閲覧支援装置の表示モード3での検索結果表示例を示す図である。 実施形態に係る閲覧支援装置が表示モード3で実行する検索表示処理(1)のフローチャートである。 実施形態に係る閲覧支援装置の表示モード4での検索結果表示例を示す図である。 実施形態に係る閲覧支援装置が表示モード4で実行する検索表示処理(2)のフローチャートである。
本発明の実施形態に係るデジタルコンテンツの閲覧支援装置、閲覧支援方法及びプログラムを、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る閲覧支援装置100は、タブレット型の携帯情報端末(Personal Data Assistance:PDA)やデスクトップ型の表示装置等から構成され、複数のユーザが書籍、教科書、参考書、事典、新聞等のデジタルコンテンツを閲覧するための装置である。閲覧支援装置100は、各ユーザが閲覧(学習、読了等を含む)した範囲を判別し、既読部分と未読部分とで表示態様を異ならせることにより、閲覧支援をするものである。
本実施形態の閲覧支援装置100は、図1に示すように、表示部10と、コンテンツ記憶部20と、撮像部30と、既読判定部40と、ユーザ識別部50と、既読部分記憶部60と、検索部70と、入力部80と、制御部90と、RAM(Random Access Memory)95と、ROM(Read Only Memory)96と、を備える。これらは互いにバスにより接続されている。
表示部10は、デジタルコンテンツ(以下、「コンテンツ」ともいう。)を表示してユーザの閲覧に供する。コンテンツは、制御部90によって制御された表示態様で表示される。具体的には、制御部90は、各ユーザの未読部分と既読部分とを判別し、未読部分を既読部分とは異なる(識別可能な)態様で表示部10に表示させる。
異なる態様で表示させる部分は、未読部分全体でも良いし、検索した文字列などのように部分的であってもよい。また、あるコンテンツの未読・既読の判別に基づいて、他のコンテンツの表示態様を制御しても良い。表示態様を異ならせる方法は、未読と既読とを区別(識別)できる態様であれば任意である。例えば、表示色を変える、未読部分を点滅表示する、輝度を変える、反転表示する、アンダーラインを表示する、等であってもよい。
コンテンツ記憶部20はハードディスク等の大容量メモリから構成され、複数のユーザが閲覧するコンテンツを記憶する。コンテンツは、書籍、教科書、参考書、専門書、辞書、事典、新聞、雑誌、画像、映像などをデジタル化したものであり、新たに記憶したり、削除したりすることができる。新たに記憶する場合は、制御部90がネットワークを介して取得してもよいし、USB(Universal Serial Bus)メモリや種々のディスク、カード等の可搬式媒体から複写してもよい。また可搬式媒体をコンテンツ記憶部としてそれに記憶されたコンテンツをそのまま利用してもよい。
撮像部30(撮像手段)は、ユーザの顔を撮像して個人識別(顔認証)用の画像及びユーザの視線方向を解析して、表示されているコンテンツのどこを注視(閲覧)しているかを判定するための画像を取得する。このため、撮像部30は、閲覧時にユーザの顔面部を撮像できる位置、例えば、表示部10の一角に配置されている。
既読判定部40(読了特定手段)は、ユーザが閲覧したコンテンツの、どの部分を読了したかを特定する。具体的には、既読判定部40は撮像部30が撮像した眼の画像データを画像解析し、ユーザの顔と表示部10との相対位置関係(位置、方向及び距離)と、表示部10に向けた瞳の方向と、を検出し、表示部10のどの部分を眼で追ったかを判別する。そして表示部10が表示しているページ内容を照らし合わせて、視線が移動した(眼で追った)部分を既読部分として判定する。既読判定部40は、ユーザ識別部50が識別したユーザのユーザIDを受け取って、判定した既読部分情報とともに既読部分記憶部60に送る。
ユーザ識別部50(ユーザ識別手段)は、撮像部30が取得した画像を解析することにより、表示部10を注視しているユーザを識別し、既読判定部40にユーザIDを通知する。ユーザ識別部50は、例えば、図2(a)に例示する、ユーザの顔画像とユーザIDとを対応付けるユーザ認証用テーブルを記憶している。
ユーザ識別部50は、撮像部30が撮影した認証用画像に写っているユーザの顔の画像とユーザ認証用テーブルに登録されている顔画像とをパターンマッチングし、一致するユーザのユーザIDを既読判定部40に通知する。
既読部分記憶部60(履歴情報記憶手段)はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリから構成され、既読判定部40が読了したと判断したコンテンツの部分を既読部分として記憶する。
具体的には、既読部分記憶部60は、図2(b)に例示する既読部分記憶テーブルを記憶する。この既読部分記憶テーブルは、ユーザID、コンテンツID、コンテンツの区分、コンテンツ毎の既読部分(ページ及び行数)、読了日及び読了回数に関する情報を含む。上述のようにこの既読部分記憶テーブルの既読部分のデータは、ユーザが閲覧中に既読判定部40が逐次既読範囲を判定してその範囲を追加更新していく。
検索部70(検索手段)は、コンテンツ記憶部20に記憶されたコンテンツから、既読部分記憶部60に記録された情報を参照し、既読部分とそれ以外の未読部分とを区別しつつ、文字列を検索する。
入力部80は、キーボードやマウスからなり、表示コンテンツの選択、表示方法の選択、ユーザ登録、検索文字列の入力等を行う。キーボードは独立した装置でもよいし、表示部10の一部に組み込んでも良い。またキーボードに限らず、表示部10にタッチスクリーンとして表示させ、タッチペンや指で入力するものでもよい。
制御部90は、CPU(Central Processing Unit)などから構成され、RAM95をワークメモリとして使用しつつROM96に格納された閲覧支援プログラムを実行することにより、閲覧支援装置100全体の制御を行う。特に、本実施形態においては、制御部90は判別手段として、既読部分記憶部60(履歴情報記憶手段)に記憶された閲覧履歴情報(既読部分やその他の情報)に基づいて、コンテンツの既読部分と未読部分とを判別する。そして判別結果に基づいて、制御部90は表示制御手段としてコンテンツの表示態様を制御する。この表示態様の制御のため、制御部90は、例えば、図2(c)に例示するように、コンテンツ毎に、どのような表示態様を採用するかを示す表示モード制御用テーブルを予め記憶している。
RAM95は、制御部90のワークメモリとして機能するメモリである。
ROM96は、制御部90が各種処理を実行するための動作プログラムを記憶する。特に、本実施形態においては、図3に示す読了部分特定更新処理、図4に示すユーザ識別処理、図6に示す色変更表示処理、図8に示すひらがな変換表示処理、図10と図12に示す検索表示処理等を実行するための動作プログラムを記憶する。
なお、図1では、理解を容易にするため、既読判定部40、ユーザ識別部50、検索部70、制御部90、を独立した要素として説明したが、一台のCPUが、これらの要素を全て実現してもよい。
次に、上記構成を有する閲覧支援装置100の動作について説明する。
閲覧支援装置100は、ユーザ別にコンテンツの既読・未読の判定を判別し、判別結果に基づいて、コンテンツの表示態様を変更するという特徴を有する。このため、コンテンツの既読・未読状態を判別し、図2(b)に示す既読部分記憶テーブルを適宜更新する必要がある。
そこで、閲覧支援装置100が実行する、読了部分特定更新処理について図3のフローチャートを参照して説明する。
制御部90(読了特定手段)は、電源オンの間、図3に示す読了部分特定更新処理を実行し、ユーザ別且つコンテンツ別に読了部分を特定し、図2(b)に示す既読部分記憶テーブルを更新し続ける。
制御部90は、処理を開始すると、まず、表示部10に表示されているコンテンツを判別する(ステップS110)。
次に、ユーザの両眼を含む画像を撮像部30を介して取得する(ステップS120)。
次に、取得した画像からユーザの視点の位置と視線の方向とを検出する(ステップS130)。視点の位置と視線の方向とを検出する方法は、撮像カメラを2台配置し、立体画像を取得して、左右の眼の瞳孔の位置と角膜からの反射光とを検出して視点位置、視線方向を検出する方法など、公知の技術を用いることができる。
次に、視線の位置、視線の方向及び表示されているコンテンツのページ構成から、視線方向の先にある表示コンテンツの部分を判定し画定する(ステップS140)。コンテンツの既読範囲は、行ごと、又はページを分割した最小単位(を行数に換算した範囲)ごとに判定する。即ち、表示部10に表示されたコンテンツの注視部分について、画像解析の精度によって行ごとに位置を確定できない場合は、表示部10の表示範囲をいくつかの領域に分割して、どの部分を注視したか(読了したか)否かを領域単位で判定する。そして既読判定の範囲として各ページの行ごとで区切って判定するか、あるいはページを例えば4分割あるいは8分割のように分割して、その分割領域ごとに判定する。
次に、ユーザ識別部50(ユーザ識別手段)は、ステップS120で取得したユーザの画像と認証用テーブルに格納されている各顔画像とをパターンマッチングすることにより、ユーザの識別を行う(ステップS150)。
制御部90は、履歴情報更新手段として、判定した表示コンテンツの既読範囲を既読部分として、ステップS150で取得したユーザIDとともに、既読部分記憶部60に記憶されている既読部分記憶テーブルに追記する(ステップS160)。
その後、処理は、ステップS110にリターンする。
こうして、ユーザが、何らかのコンテンツを読み進めるのに伴って、既読部分記憶テーブルの情報が更新される。なお、同一箇所が複数回読まれた場合に、何回目の読了であるかを示す情報を付加してもよい。
次に、図3のステップS150で実行されるユーザ識別処理の詳細を図4のフローチャートを参照して説明する。
制御部90は、ユーザ識別部50(ユーザ特定手段)により、図3のステップS120で取得されたユーザ画像とユーザ識別部50のユーザ認証用テーブルに登録されているユーザの顔画像とでパターンマッチング(照合)を行う(ステップS210)。そして所定の閾値以上の一致度を持つパターンがあるか否かを判断する(ステップS220)。所定の閾値以上の一致度を持つパターンがあると判断された場合は、登録画像と一致すると判断する(ステップS220:Yes)。登録パターンと一致すると判断された場合、最も一致度の高いユーザのIDを既読判定部40に通知する(ステップS230)。
一方、登録パターンと一致すると判断されない場合(ステップS220:No)、登録ユーザ情報と一致しないこと及び新規ユーザ登録をするか否かの入力を求める表示を行い(ステップS240)、新規ユーザ登録する場合(ステップS240:Yes)は、ユーザ識別部50は新規ユーザとしてユーザIDを作成して既読判定部40に通知し(ステップS230)、合わせてユーザ認証用テーブルにユーザパターンとともに登録する。新規ユーザを登録しない場合(ステップS240:No)は、ユーザID不明として既読判定部40に通知する(ステップS250)。この場合は既読部分は記憶されないこととなる。以上の処理が終わると、読了部分特定更新処理のステップS160に進む。
次に、このようにして刻々と更新される既読部分記憶テーブルに格納されている履歴情報に基づいて、コンテンツを表示する動作を説明する。
ユーザの入力部80を介して指示された指示によって、コンテンツを表示部10に表示する場合、制御部90は、図2(c)に示す表示モード制御用テーブルを参照し、そのコンテンツの表示モードを特定し、特定した表示モードに沿ってコンテンツを表示する。以下、表示モード別に、コンテンツ表示動作を説明する。
(表示モード1:既読部分と未読部分とで色変更表示)
図6に示すように、制御部90は、表示モード1が設定されているコンテンツ、例えば、コンテンツAAAを表示する場合、既読部分判別処理のステップS150で判別されている現在の閲覧者(ここでは、ユーザAとする)を特定する(ステップS310)。
次に、制御部90は、特定したユーザAのコンテンツAAAの閲覧履歴を既読部分記憶テーブルから参照する(ステップS320)。
制御部90は、ユーザAのコンテンツAAAの閲覧履歴に基づいて、コンテンツAAAの既読部分と未読部分とを判別し、図5に例示するように、既読部分と未読部分とを異なった色で表示部10に表示する(ステップS330)。
ユーザが、表示されているコンテンツAAAを読み進むにつれ、図3に示す読了部分特定更新処理により既読部分記憶テーブルが順次更新される。制御部90は、図6に示す表示モード1に基づく表示処理を、例えば、500msに1回程度の割り込み処理で実行し、ユーザが読み進んだ部分を、既読用の色に変更する。
例えばコンテンツが教科書、参考書、問題集、事典等の学習用コンテンツあるいは新聞、雑誌、趣味本等の情報コンテンツなどの場合、必ずしも最初から順に学習・閲覧するわけではない。表示モード1によるコンテンツ表示では、既読部分と未読部分とで色を変えて表示することにより、表示中のコンテンツがすでに学習又は閲覧した範囲かそうでないかということが容易に区別でき、学習又は閲覧の一助となる。また小説のように、最初から順に読む必要があるコンテンツにおいても、どこまで読んだかを視覚的に容易に確認することができる。
なお、既読部分と未読部分との色は、例えば、背景色を異ならせても、文字色を異ならせてもよい。なお、表示色を変える代わりに、輝度を変える、網掛けをする、又は反転表示する、背景を異ならせる等、既読部分と未読部分とが識別可能な態様であればよい。
(表示モード2:漢字とひらがなとの表記分け表示)
表示モード2では、例えば漢字について十分な学習がなされていないユーザBが、学習用コンテンツである教科書や参考書以外の書籍を学習する場合や、他の本を読んだりする場合に、未学習の漢字をひらがなに変換する支援を行う。
表示モード2では、学習用コンテンツCCC(教科書、参考書、問題集等)でユーザBの未読部分にある(未学習の)漢字と既読部分にある(学習済の)漢字とを区別し、コンテンツBBBをユーザBが閲覧するときに、学習用コンテンツCCCで未学習の漢字はひらがなに変換して表示するように制御する。
具体的には、制御部90の制御により、検索部70は、学習用コンテンツCCCの中で、ユーザBがすでに学習した既読部分に出てくる漢字を検索する。そして、学習用コンテンツCCCとは異なる他のコンテンツBBBをユーザBが表示閲覧する場合に、学習用コンテンツCCCの既読部分にある(既習の)漢字はそのまま表示し、それ以外の漢字(学習用コンテンツCCCの既読部分にない(未習)の漢字をひらがなに変換して表示する。
例えば、図7(A)は、「鳳凰」という漢字だけが学習用コンテンツの既読部分にない(即ち未学習の)場合であり、「鳳凰」を「ほうおう」と変換して表示する。図7(B)は、対象漢字「鳳凰」も含めいずれの漢字も学習用コンテンツの既読部分にある(即ち学習済の)場合であり、「鳳凰」は漢字のまま「鳳凰」と表示する。
表示モード2の表示を行うための表示処理を図8のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御部90は、読了部分特定更新処理のステップS150での特定に基づいて、閲覧中のユーザ(ここでは、ユーザBとする)を特定する(ステップS410)。
次に、制御部90は、ユーザ識別部50からユーザ情報(例えばユーザB)を受け取り、既読部分記憶テーブルを参照し、ユーザBが学習した学習用コンテンツCCCの既読部分と未読部分との判別を行う(ステップS420)。次に、検索部70は、ユーザBの学習した学習用コンテンツCCCの既読部分に出てくる漢字を検索し、既習漢字グループ(X)を求める(ステップS430)。次に検索部70は、表示されたコンテンツBBBに含まれる漢字をすべてリストアップし、グループ(Y)とする(ステップS440)。次に、グループ(Y)からグループ(X)に含まれる漢字を除外して、これをグループ(Z)とする(ステップS450)。
制御部90は、表示対象のコンテンツBBBの中のグループ(Z)の漢字をひらがなに変換して、表示部10に表示する(ステップS460)。
この例は、漢字の学習度に応じてコンテンツの閲覧を支援するものであるが、英語等の外国語についても、同様な支援が可能である。
この場合は、制御部90の制御により、ユーザCが英語で記載されたコンテンツBBBを閲覧するときに、ユーザCの外国語のテキストCCCの既読情報を参照し、既読部分の単語を、検索してリストアップする。そして、リストアップされた単語以外の単語を、未学習であることが識別可能な態様で表示する。
未学習であることが識別可能な表示態様としては、例えば、色を変える、輝度を変える、反転表示する、アンダーラインを付して表示をする、等がある。あるいは、未学習の部分については、その単語で辞書を検索し、吹き出し等でその単語の意味を表示してもよい。
(表示モード3:学習用コンテンツの未学習部分の報知)
この表示モード3は、検索した文字列が閲覧中のコンテンツの未読部分にある場合に、未学習であることを示す情報と共に検出した文字列を表示するものである。
具体的には、図9に示すように、制御部90は、教科書や参考書などの学習用コンテンツFFFを表示している際にユーザDが検索文字列を入力部80から入力したとき、検索文字列が表示中のコンテンツFFFのユーザDの未読部分にある場合は、それを点滅で表示する。同時に、検索した文字列(事項)が未読部分、つまりまだユーザDが学習していない範囲にもあることを文字や図柄で表示部10に表示させて、ユーザDに報知する。例えば、「!!まだ学習していない部分があります」と表示させる。この表示に代えて、警報や音声でユーザDに注意喚起してもよいし、表示と警報等とを組み合わせて報知してもよい。なお、図9に示す例では、未読範囲の色を変える表示も行っている。
表示モード3の表示を行うための処理を図10のフローチャートを参照して説明する。
入力部80から検索文字列が入力され、検索が指示されると、制御部90は図10に示す処理を開始する。まず、制御部90は、ユーザとユーザが選択したコンテンツとを特定する(ステップS510)。次にユーザが選択したコンテンツの既読部分と未読部分とを閲覧履歴から判別する(ステップS520)。次に、制御部90は、検索部70により、ユーザが選択したコンテンツの既読部分と未読部分とに分けて検索文字列を検索する(ステップS530)。
次に制御部90は、未読部分に検索文字列があるか否かを判断する(ステップS540)。制御部90は、未読部分に検索文字列がある場合は(ステップS540:Yes)、表示部10に注意喚起を表示する(ステップS550)。そして、既読部分にある検索文字列をすべて反転表示するとともに、未読部分の検索文字列をすべて反転表示し点滅表示する(ステップS560)。ステップS530で検索文字列が未読部分にないと判別された場合(ステップS540:No)、ステップS570に進み、制御部90は既読部分に検索文字列があるか否かを判断する。既読部分に検索文字列があると判断されれば(ステップS570:Yes)、制御部90は表示部10に既読部分の検索文字列をすべて反転表示させる(ステップS580)。既読部分に検索文字列がないと判断されれば(ステップS570:No)、何もしないで処理を終了する。
(表示モード4:学習用コンテンツ以外のコンテンツの未読部分の検索結果の表示)
表示モード4では、図11に示すように、制御部90は、小説等のコンテンツEEEを表示している際に、ユーザEが登場人物やある事項を検索文字列として入力した場合、図11(a)に例示するように、ユーザEの既読部分で最初に出てくる検索文字列だけを色変更表示し、既読部分に検索文字列がない場合は、図11(b)に示すように、未読部分の最初に出てくる文字列を点滅させて色変更表示させる。
このように、既読部分で最初に出てくる部分を表示する場合は点滅させず、未読部分で最初に出てくる部分を表示するときは点滅させて、未読部分であることをユーザに報知する。これによって、小説のように順に読むべきコンテンツにおいて、未読部分を先に誤って読んでしまうおそれを減らしている。
表示モード4の表示を行うための処理を図12のフローチャートを参照して説明する。
検索文字列と検索実行とが入力部80から指示されると、制御部90は、ユーザと表示中のコンテンツとを特定する(ステップS610)。次に、制御部90は、特定したユーザの選択したコンテンツの既読部分と未読部分とを履歴情報から判別する(ステップS620)。次に、制御部90は、検索部70を介して、検索文字列を、表示中のコンテンツの既読部分と未読部分とに分けて検索する(ステップS630)。
次に制御部90は、既読部分に検索文字列が検出されたか否かを判断する(ステップS640)。既読部分に検索文字列が検出されたと判断されれば(ステップS640:Yes)、制御部90は、表示部10に既読部分の最初の検索文字列を色変更表示させる(ステップS650)。一方、既読部分に検索文字列が検出されないと判断されれば(ステップS640:No)、次に未読部分に検索文字列があるか否かを判断する(ステップS660)。未読部分に検索文字列があると判断されれば(ステップS660:Yes)、制御部90は、表示部10に未読部分の最初の検索文字列を色変更表示し、点滅表示させる(ステップS670)。未読部分に検索文字列がないと判断されれば(ステップS670:No)、何もしないで終了する。
なお、表示モード4において、コンテンツの既読部分及び未読部分でそれぞれ最初に出てくる検索文字列を両方表示させてもよい。また検索結果をすべて表示させてもよい。また、どの検索範囲を表示させるかをユーザに選択させてもよい。いずれの場合も、未読部分の検索結果は点滅させる等、既読部分の検索文字列の表示態様とは異なる態様で表示することにより、未読範囲であることをユーザに注意喚起する。このようにしてユーザに既読部分か未読部分かで表示方法を変えて、検索結果を注意喚起しつつ表示する。これにより、ユーザは未読部分の検索結果を利用するか否かを判断できる。
識別可能な態様として、検索結果の色を異ならせて検索文字列を表示させる代わりに、表示の輝度を変えて、網掛けをして、あるいは反転させて表示することでもよい。また未読部分は点滅表示に限らず、ユーザEに既読部分の検索結果であるか、未読部分の検索結果であるかを区別できるように表示できるものであればよい。
上記のように検索結果を表示する場合においても、既読部分記憶部60はユーザ毎に既読部分、未読部分を記憶しているので、ユーザ毎に適切な検索結果の表示を行い、閲覧支援を行うことができる。
上記実施の形態においては、上記のような閲覧支援表示は、図2(c)に示す表示モード制御用テーブルによりコンテンツ別に定められていた。これをコンテンツ及びユーザの組み合わせ別に設定してもよい。また、入力部80を操作する等して、ユーザ自身が変更できるようにしてもよい。
また、閲覧時にユーザがどのような支援をさせるかを適宜選択指示するようにしてもよい。さらに、制御部90が、閲覧が指定されたコンテンツの区分(種類)に応じて、支援可能な方法を自動的に選択するようにしてもよい。
例えば、コンテンツの区分として、(イ)教科書、参考書、問題集、事典等の学習用コンテンツ、(ロ)新聞、雑誌、趣味の本等の情報コンテンツ、(ハ)小説等の物語コンテンツ、の三種に分類する。
またユーザへの閲覧支援方法として、(i)表示モード1のように既読部分と未読部分とを単純に異なる態様で表示する支援方法、(ii)表示モード2のように漢字の学習程度に応じてひらがなに変換表示する支援方法、(iii)表示モード3のように、検索時に未読範囲を注意喚起する支援方法、(iv)表示モード4のように、検索時に検索結果を既読部分の最初のみ、又は未読部分の最初のみに限定して表示する支援方法、がある。
そこで自動的に支援方法を選択する場合、制御部90は、まず選択されたコンテンツの種類を判定する。検索をしないときでコンテンツが(イ)の場合は支援方法(i)を適用する。コンテンツが(ロ)又は(ハ)の場合は支援方法(i)と(ii)とを適用する。また検索を行ったときでコンテンツが(イ)又は(ロ)の場合は支援方法(iii)を適用し、コンテンツが(ハ)の場合は支援方法(iv)を適用する。
このように、制御部90に自動的に支援方法を選択させてもよい。そして適宜ユーザが支援方法を指定して変更・中止させてもよい。
(変形例)
上記実施形態では、ユーザ識別手段として、撮像部30が取得したユーザの顔面部の画像データを解析することによりユーザ識別部50がユーザを識別する構成を例示した。しかしこの発明は、これに限定されず、ユーザ識別手段は、ユーザ識別部50或いは制御部90が、入力されたパスワードとユーザIDとからユーザを識別する手段、ユーザの指紋を認識して識別する指紋識別手段、ユーザの指や手のひらの静脈を認識して識別する静脈識別手段、又はユーザの声紋を認識して識別する声紋識別手段を備えるものでもよい。
上記実施形態では、履歴情報記憶手段として、既読部分記憶部60に記憶された既読部分記憶テーブルを例示したが、この発明はこれに限定されない。ユーザ別に各コンテンツの既読・未読の別が更新されつつ記録されるならば、その形態は任意である。例えば、既読部分のコンテンツのコピーをそのまま記憶するような形態でもよい。
上記実施形態では、デジタルコンテンツの既読部分と未読部分とを判別する判別手段として、制御部90が既読部分記憶テーブルに記憶されている履歴情報に基づいて、既読・未読を判別する例を示したが、専用の処理装置がおこなってもよい。また、判別手段はなくてもよい。
上記実施形態では、デジタルコンテンツの既読部分と未読部分とを識別可能な態様で表示する表示制御手段として、制御部90が表示制御処理を実行する例を示した。これに限定されず、制御部90が表示制御の一部のみを実行し、専用の表示制御プロセッサに既読・未読を識別可能な形態で表示制御するように指示して、専用プロセッサが実際の表示制御を行う手段等でもよい。
上記実施形態では、検索手段として、検索部70が制御部90の制御下に検索を実行する例を示したが、制御部90自身が検索をおこなってもよい。
上記実施形態では、第1の表示モードから第4の表示モードを示したが、これらは表示モードの例示であり、これらに限定されるものではない。閲覧支援装置100は、例示した4つの表示モードのうちの、1つ、2つ,或いは3つの表示モードのみを備えるものでもよい。また、例示していない他の表示モードを備えてもよい。
また上記実施形態では、既読判定部40は、ユーザの眼の画像データを解析することによりユーザが眼で追った部分を決定し、コンテンツの既読部分と判定した。しかしこの方法に限らず、表示されたコンテンツのうちの、ユーザがスクロール操作をした部分、頁送り操作したページ、又は所定時間以上表示されたページを既読部分と判定してもよい。
また上記実施形態では、制御部90は、検索した文字列を表示するときはその検索した文字列部分だけを何らかの態様を変えて表示させていた。しかしそれに限らず、検索部70が検索した文字列を含む前後のコンテンツを一定の範囲で抜き出す編集手段を設けても良い。一定の範囲とは、例えば文字列の前後各5行、文字列を含む段落全体、文字列を含む文章単位等である。
そして編集手段は、検索文字列を含む一定の範囲を集積して、所定のルールにしたがって配列する。所定のルールとは、コンテンツ別、ページ順、既読部分のものであれば、閲覧日時順、閲覧回数順、閲覧時間順、コンテンツ取得日時順等である。
制御部90は、この配列された検索文字列を含む一定の範囲の検索結果グループを一括して、既読部分から得たものであるか、未読部分から得たものであるかによって表示態様を変えつつ表示する。表示態様を変える方法はすでに述べた方法と同様である。
これにより、関連部分をまとめて閲覧することができる。そしてその関連部分が何らかの基準で配列されているので、その基準にしたがって閲覧することができる。
なお、閲覧支援装置100自身がコンテンツ記憶部20を備える必要はない。デジタルコンテンツは、ネットワークを介して他のコンピュータ(サーバ装置等)が記憶している等してもよい。同様に、既読部分記憶部60も、ネットワークを介して他のコンピュータに格納されていてもよい。
なお、閲覧支援装置100は専用機である必要はない。例えば、コンピュータに上述の動作を実行させるためのコンピュータプログラムを配布し、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、PDA(Personal Data Assistance)、電子読書端末等にこのプログラムをインストールすることにより、閲覧支援装置100を構成してもよい。
以上、本発明のいくつかの実施例を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲とに含まれる。以下に、本出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
デジタルコンテンツを閲覧するユーザを識別するユーザ識別手段と、
前記ユーザ識別手段により識別された前記ユーザが前記デジタルコンテンツを閲覧した既読部分と閲覧していない未読部分とを示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
前記デジタルコンテンツの前記既読部分と前記未読部分とを識別可能な態様で表示させる表示制御手段と、
を備える、
ことを特徴とする閲覧支援装置。
(付記2)
前記履歴情報に基づいて、前記デジタルコンテンツの前記既読部分と前記未読部分とを区別して文字列を検索する検索手段をさらに備える、
ことを特徴とする付記1に記載の閲覧支援装置。
(付記3)
前記検索手段は、前記デジタルコンテンツでの前記既読部分に含まれる漢字を検索し、
前記表示制御手段は、前記デジタルコンテンツとは異なる別のデジタルコンテンツにある漢字のうちの、前記検索手段が検索した漢字以外の漢字をひらがなに変換して表示させる、
ことを特徴とする付記2に記載の閲覧支援装置。
(付記4)
前記表示制御手段は、前記検索手段によって前記デジタルコンテンツの前記未読部分で検索された前記文字列を、前記未読部分であることを示す情報と共に報知する、
ことを特徴とする付記2又は3に記載の閲覧支援装置。
(付記5)
前記履歴情報記憶手段は、ユーザ別及びデジタルコンテンツ別に、前記既読部分を示す情報を記憶する、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1つに記載の閲覧支援装置。
(付記6)
前記ユーザ識別手段は、前記ユーザの顔画像を撮像する撮像手段と、当該撮像手段により撮像された当該顔画像と予め登録されている顔画像とをマッチングすることにより、前記ユーザを特定するユーザ特定手段と、を備える、
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか1つに記載の閲覧支援装置。
(付記7)
前記ユーザの顔画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段が取得した前記顔画像から、視線の向きを判別する手段と、
表示中の前記デジタルコンテンツと前記視線の向きとから前記デジタルコンテンツの新たに読了した読了部分を特定する読了特定手段と、
特定した前記読了部分を示す前記履歴情報を、前記履歴情報記憶手段に記録することにより、前記履歴情報を更新する履歴情報更新手段と、
を更に備える、
ことを特徴とする付記1乃至6の何れか1つに記載の閲覧支援装置。
(付記8)
デジタルコンテンツを閲覧するユーザを識別する工程と、
前記ユーザが前記デジタルコンテンツを閲覧した既読部分と閲覧していない未読部分とを記憶する工程と、
前記デジタルコンテンツの前記既読部分と前記未読部分とを識別可能な態様で表示させる工程と、
を含む、
ことを特徴とする閲覧支援方法。
(付記9)
コンピュータに、
デジタルコンテンツを閲覧するユーザを識別するステップと、
前記ユーザが前記デジタルコンテンツを閲覧した既読部分と閲覧していない未読部分とを示す履歴情報を記憶するステップと、
前記デジタルコンテンツの前記既読部分と前記未読部分とを識別可能な態様で表示させるステップと、
を実行させる、
ことを特徴とするプログラム。
10…表示部(表示手段)、20…コンテンツ記憶部(コンテンツ記憶手段)、30…撮像部(撮像手段)、40…既読判定部(読了特定手段)、50…ユーザ識別部(ユーザ識別手段)、60…既読部分記憶部(履歴情報記憶手段)、70…検索部(検索手段)、80…入力部、90…制御部(CPU)、95…RAM、96…ROM、100…閲覧支援装置

Claims (9)

  1. デジタルコンテンツを閲覧するユーザを識別するユーザ識別手段と、
    前記ユーザ識別手段により識別された前記ユーザが前記デジタルコンテンツを閲覧した既読部分と閲覧していない未読部分とを示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記デジタルコンテンツの前記既読部分と前記未読部分とを識別可能な態様で表示させる表示制御手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする閲覧支援装置。
  2. 前記履歴情報に基づいて、前記デジタルコンテンツの前記既読部分と前記未読部分とを区別して文字列を検索する検索手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の閲覧支援装置。
  3. 前記検索手段は、前記デジタルコンテンツでの前記既読部分に含まれる漢字を検索し、
    前記表示制御手段は、前記デジタルコンテンツとは異なる別のデジタルコンテンツにある漢字のうちの、前記検索手段が検索した漢字以外の漢字をひらがなに変換して表示させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の閲覧支援装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記検索手段によって前記デジタルコンテンツの前記未読部分で検索された前記文字列を、前記未読部分であることを示す情報と共に報知する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の閲覧支援装置。
  5. 前記履歴情報記憶手段は、ユーザ別及びデジタルコンテンツ別に、前記既読部分を示す情報を記憶する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の閲覧支援装置。
  6. 前記ユーザ識別手段は、前記ユーザの顔画像を撮像する撮像手段と、当該撮像手段により撮像された当該顔画像と予め登録されている顔画像とをマッチングすることにより、前記ユーザを特定するユーザ特定手段と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の閲覧支援装置。
  7. 前記ユーザの顔画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が取得した前記顔画像から、視線の向きを判別する手段と、
    表示中の前記デジタルコンテンツと前記視線の向きとから前記デジタルコンテンツの新たに読了した読了部分を特定する読了特定手段と、
    特定した前記読了部分を示す前記履歴情報を、前記履歴情報記憶手段に記録することにより、前記履歴情報を更新する履歴情報更新手段と、
    を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の閲覧支援装置。
  8. デジタルコンテンツを閲覧するユーザを識別する工程と、
    前記ユーザが前記デジタルコンテンツを閲覧した既読部分と閲覧していない未読部分とを記憶する工程と、
    前記デジタルコンテンツの前記既読部分と前記未読部分とを識別可能な態様で表示させる工程と、
    を含む、
    ことを特徴とする閲覧支援方法。
  9. コンピュータに、
    デジタルコンテンツを閲覧するユーザを識別するステップと、
    前記ユーザが前記デジタルコンテンツを閲覧した既読部分と閲覧していない未読部分とを示す履歴情報を記憶するステップと、
    前記デジタルコンテンツの前記既読部分と前記未読部分とを識別可能な態様で表示させるステップと、
    を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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