JP6157965B2 - 電子機器、方法、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、クリッピングのための技術に関する。
近年、タブレット、PDA、スマートフォンといった種々の電子機器が開発されている。この種の電子機器は、インターネット上の様々なサービス、例えば、ウェブブラウジング、電子メール、ソーシャルネットワークサービス(SNS)、を活用するためのツールとして広く利用されている。
また、最近では、クリッピング機能も注目されている。クリッピング機能は、表示中のウェブページをクリップ(ウェブクリップ)として保存するための機能である。ユーザは、このクリッピング機能を使用することにより、例えば、気になる記事を含むウェブページを、必要に応じてデータベースに保存することができる。データベースに保存されたクリップは必要に応じて再利用することができる。
特開2006−85392号公報
しかし、データベースに大量のクリップが溜まっている状態においては、再利用したい所望のクリップを見つけることが難しい場合がある。
本発明の一形態の目的は、所望のクリップを容易に検索することができる電子機器、方法、およびプログラムを提供することである。
実施形態によれば、ユーザによって指定されるクリップ範囲に応じて抽出元のドキュメントからそれぞれ抽出される複数のクリップに対応する複数のクリップデータであって、クリップ毎に、当該クリップのID、抽出元のドキュメント、クリップ範囲、当該クリップに関連するタグ、前記抽出元のドキュメントから抽出された複数のキーワードを少なくとも含む複数のクリップデータが登録されているデータベースをアクセスして所望のクリップを検索して表示する電子機器であって、表示処理手段と、入力手段と、処理手段とを具備する。前記表示処理手段は、クリップリストビュー画面のクリップリスト表示領域に前記複数のクリップを表示する。前記入力手段は、ユーザの操作に応じて前記クリップリストビュー画面の検索キーワード入力ボックスに検索キーワードを入力する。前記処理手段は、前記データベースの検索によって前記検索キーワードに対応する単語が前記タグとして関連付けられている前記クリップ、または前記検索キーワードに対応する単語を前記キーワードとして有している前記クリップを取得する。前記表示処理手段は、取得した1以上のクリップを、前記検索キーワードに対応する検索結果として前記クリップリスト表示領域に表示す前記処理手段は、前記ユーザによって前記クリップリスト表示領域上のクリップ群内の1以上のクリップが第1クリップ群として選択され、且つ前記第1クリップ群が検索キーとして前記検索キーワード入力ボックスに向けてドラッグされた時、前記データベースより前記第1クリップ群の抽出元のドキュメント群から抽出された前記複数のキーワードと前記第1クリップ群に含まれる前記タグとに対応する類似クリップ検索条件に合致する1以上の第2クリップを検索して前記クリップリスト表示領域に表示する。
実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図。 同実施形態の電子機器のシステム構成を示すブロック図。 同実施形態の電子機器によって実行されるクリップ処理における画面遷移を説明するための図。 同実施形態の電子機器によって実行されるプログラムの機能構成を示すブロック図。 同実施形態の電子機器によって用いられるクリップデータの一構成例を示す図。 同実施形態の電子機器によって実行される、クリップ処理およびクリップ検索処理を含む一連の処理を説明するための図。 同実施形態の電子機器によってユーザに提示されるクリップリストビュー画面を説明するための図。 図7のクリップリストビュー画面上で行われる類似クリップ検索処理を説明するための図。 図8の類似クリップ検索処理において実行される関連度算出処理を説明するための図。 同実施形態の電子機器によって実行される類似クリップ検索処理の手順を示すフローチャート。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図である。この電子機器は、例えば、ペンまたは指によって手書き入力可能な携帯型電子機器である。この電子機器は、タブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、PDA等として実現され得る。以下では、この電子機器がタブレットコンピュータ10として実現されている場合を想定する。タブレットコンピュータ10は、タブレットまたはスレートコンピュータとも称される携帯型電子機器である。このタブレットコンピュータ10は、例えば、ウェブブラウジング、電子メール、ソーシャルネットワークサービス(SNS)、等を活用するための端末として機能し得る。このタブレットコンピュータ10は、図1に示すように、本体11とタッチスクリーンディスプレイ17とを備える。タッチスクリーンディスプレイ17は、本体11の上面に重ね合わせるように取り付けられている。
本体11は、薄い箱形の筐体を有している。タッチスクリーンディスプレイ17には、フラットパネルディスプレイと、フラットパネルディスプレイの画面上のペンまたは指の接触位置を検出するように構成されたセンサとが組み込まれている。フラットパネルディスプレイは、例えば、液晶表示装置(LCD)であってもよい。センサとしては、例えば、静電容量方式のタッチパネル、電磁誘導方式のデジタイザなどを使用することができる。以下では、デジタイザとタッチパネルの2種類のセンサの双方がタッチスクリーンディスプレイ17に組み込まれている場合を想定する。
デジタイザ及びタッチパネルの各々は、フラットパネルディスプレイの画面と重なるように設けられる。タッチスクリーンディスプレイ17は、指を使用した画面に対するタッチ操作(接触操作)のみならず、ペン10Aを使用した画面に対するタッチ操作(接触操作)も検出することができる。ペン10Aは例えば電磁誘導ペンであってもよい。ユーザは、ペン10Aまたは指を使用してタッチスクリーンディスプレイ17上で様々なジェスチャ操作、例えば、タップ、ドラッグ、スワイプ、フリック、等を行うことができる。
また、ユーザは、ペン10Aを使用してタッチスクリーンディスプレイ17上で手書き入力操作を行うことができる。本実施形態では、タブレットコンピュータ10にインストールされている幾つかのアプリケーションプログラムは手書き入力をサポートしている。例えば、タブレットコンピュータ10にインストールされているウェブブラウザアプリケーションプログラムは、手書きエンジンとクリップエンジンとを備えている。この手書きエンジンは、手書き入力に応じて画面上に描画を行うように構成された描画部と、指又はペン10Aを使用して行われる画面上の様々なジェスチャを検出するように構成されたジェスチャ検出部とを備えていてもよい。手書き入力操作中においては、画面上のペン10Aの動きの軌跡、つまり手書き入力操作によって手書きされるストローク(手書きストロークの軌跡)がリアルタイムに描画され、これによって手書きにより入力された複数の手書きストローク(各手書きストロークの軌跡)が画面上に表示される。クリップエンジンは、クリッピング機能を実行するためのモジュールであり、表示されるドキュメントまたはその一部分からクリップを作成してそのクリップを記憶媒体に保存するためのクリッピング処理を実行する。
ウェブブラウザアプリケーションプログラムは、HTMLのようなマークアップ言語を用いて作成された様々なドキュメントに対して、手書きオブジェクトの追加、およびクリップ操作を行うことが出来る。
図2は、実施形態におけるタブレットコンピュータ10のシステム構成を示す図である。
タブレットコンピュータ10は、図2に示されるように、CPU101、システムコントローラ102、メインメモリ103、グラフィクスコントローラ104、BIOS−ROM105、記録デバイス106、無線通信デバイス107、エンベデッドコントローラ(EC)108等を備える。
CPU101は、タブレットコンピュータ10内の各種モジュールの動作を制御するプロセッサである。CPU101は、記録デバイス106からメインメモリ103にロードされる各種プログラムを実行する。CPU101により実行されるプログラムには、オペレーティングシステム(OS)201と、様々なアプリケーションプログラムが含まれている。アプリケーションプログラムには、ブラウザアプリケーションプログラム202、関連度算出エンジン203、クリップビューア204等が含まれている。
ブラウザアプリケーションプログラム202は、ウェブサーバからウェブページのデータを取得する機能、ウェブページを画面に表示する機能、およびクリッピング処理を実行する機能を有する。クリッピング処理は、上述したように、表示されるドキュメントの少なくも一部の領域に対応するクリップ(クリップデータとも云う)を記憶媒体に保存する機能である。換言すれば、クリップは、あるドキュメントまたはその一部に対応する。クリッピング機能が適用可能なドキュメントの種類は制限されないが、このドキュメントの例には、例えば、ウェブページが含まれる。
関連度算出エンジン203は、複数のドキュメント間の関連度(例えば、複数のウェブページ間の関連度)を、ドキュメントに含まれるテキストに基づいて算出する機能を有する。
クリップビューア204は、複数のクリップを画面に表示する。より詳しくは、クリップビューア204は、記憶媒体に保存されている全てのクリップを閲覧するための機能を有する。換言すれば、クリップビューア204は、記憶媒体内に保存される複数のクリップを閲覧可能な画面(クリップリストビュー画面)を表示することができる。各クリップは、ウェブクリップであってもよい。ウェブクリップは、あるウェブページ(ウェブドキュメント)の少なくとも一部の領域に対応するクリップ(クリップデータ)である。
また、CPU101は、BIOS−ROM105に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
システムコントローラ102は、CPU101のローカルバスと各種コンポーネントとの間を接続するデバイスである。システムコントローラ102には、メインメモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、システムコントローラ102は、シリアルバスなどを介してグラフィクスコントローラ104との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ104は、タブレットコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17Aを制御する表示コントローラである。グラフィクスコントローラ104によって生成される表示信号はLCD17Aに送られる。LCD17Aは、表示信号に基づいて画面イメージを表示する。LCD17Aの上層には、画面上の指の接触位置を検知するための第1センサとしてタッチパネル17Bが配置されている。さらに、LCD17Aの下層には、画面上のペン10Aの接触位置を検知するための第2センサとしてデジタイザ17Cが配置されている。タッチパネル17Bは、LCD17Aの画面上で入力を行うための静電容量式のポインティングデバイスである。指が接触される画面上の接触位置及び接触位置の動き等はタッチパネル17Bによって検出される。デジタイザ17CはLCD17Aの画面上で入力を行うための電磁誘導式のポインティングデバイスである。ペン10Aが接触される画面上の接触位置及び接触位置の動き等はデジタイザ17Cによって検出される。
OS201は、タッチパネル17Bを制御するドライバプログラムと協働して、画面上に指が接触したこと、およびその接触位置を示す入力イベントを発行する。また、OS201は、デジタイザ17Cを制御するドライバプログラムと協働して、画面上にペン10Aが接触したこと、およびその接触位置を示す入力イベントを発行する。
無線通信デバイス107は、無線LANまたは3G移動通信などの無線通信を実行するように構成されたデバイスである。
EC108は、電力管理のためのエンベデッドコントローラを含むワンチップマイクロコンピュータである。EC108は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じてタブレットコンピュータ10を電源オンまたは電源オフする機能を有している。
図3は、表示中のドキュメント(ウェブページ)からクリップを抽出し、そのクリップにタグ付けを行う際の画面遷移の例を示す。
画面には、テキストと画像とを含むドキュメント(ウェブページ)21が表示されている。ユーザは、例えば、ブラウザアプリケーションプログラム202を起動させ、いわゆるネットサーフィンを行うことによって、画面上に所望のウェブページ21を表示させることができる。
ユーザは、ウェブページ21のブラウジング中に、ウェブページ21内の気になった部分や後で利用したい部分等を保存しておきたい場合がある。その場合、ユーザは、タッチスクリーンディスプレイ17のような各種のポインティングデバイスを用いて、表示中のドキュメント内のクリップ範囲22を指定するためのクリップ操作を行う。
本実施形態では、このクリップ範囲22に基づいて、ドキュメントの少なくとも一部の領域に対応するクリップ(ウェブクリップデータ)25を抽出/作成することができる。クリップ(ウェブクリップデータ)は、あるURLによって取得されるHTMLファイルの全部または一部を指定するための構造化されたテキストと、それに付随する画像、映像ファイルのことである。
そして、クリップ操作が行われたことに応じて、抽出/作成されたクリップ25と、このクリップ25の内容に対応するタグ候補(以下、推薦タグとも称する)26とが表示される。タグ候補26はクリップ26に関連づけるべきタグの候補である。ここで、タグとは、クリップを整理、検索、識別するためにそのクリップに関連づけられる追加の情報である。タグとしては、任意の単語等を使用し得る。
ユーザが、表示されたタグ候補26からクリップ25に関連付けたいタグを選択する操作(例えば、タグをタップする操作)を行ったことに応じて、その選択されたタグをクリップ25に自動的に関連付けることができる。クリップ25とこのクリップ25に関連づけられたタグは記憶媒体に保存される。
図4は、タブレットコンピュータ10によって実行されるプログラムの機能構成、つまり、ブラウザアプリケーションプログラム202、関連度算出エンジン203、およびクリップビューア204の機能構成を示す。
まず、ブラウザアプリケーションプログラム202について説明する。ブラウザアプリケーションプログラム202は、ウェブ表示処理部51、クリップ抽出部52、タグ表示処理部53、タグ決定部54、および保存処理部55を備える。
ウェブ表示処理部51は、ウェブサーバ3からウェブページ(ウェブドキュメント)のデータを受信し、そのデータに基づいてウェブページ21をLCD17Aの画面上に表示する。より具体的には、ウェブ表示処理部51は、例えば、ウェブサーバ3から、ユーザによって指定されたURLに対応するHTMLファイルを受信する。そして、ウェブ表示処理部51は、受信したHTMLファイルを解析することによって、この受信したHTMLファイルに対応するウェブページ21を画面上に表示する。
クリップ抽出部52は、ユーザによるクリップ操作に応じて、表示中のウェブページ21から、そのウェブページ21の少なくとも一部を含むクリップ25を選択する。クリップ操作は、タッチパネル17Bやデジタイザ17Cのようなポインティングデバイスを用いて、ウェブページ21上の任意の範囲22を指定する操作である。クリップ抽出部52は、このクリップ操作によって指定された範囲22に対応する、ウェブページ21上のテキストや画像をクリップ25として抽出する。クリップ抽出部52は、ウェブページ21に対応するHTMLのソースコードの内の、クリップ操作によって指定された範囲22に対応するソースコードを抽出してもよい。
また、クリップ抽出部52は、表示中のウェブページ(HTMLファイル)21を関連度算出エンジン203に出力する。関連度算出エンジン203は、ウェブページ21を用いて決定された、クリップ25に対する複数の推薦タグ26を、ブラウザアプリケーションプログラム202(タグ表示処理部53)に出力する。関連度算出エンジン203の機能構成については後述する。
タグ表示処理部53は、クリップ25と、関連度算出エンジン203によって出力された複数の推薦タグ26とを画面に表示する。複数の推薦タグ26の各々には、クリップ25との関連度を示すスコアが関連付けられていてもよい。その場合、タグ表示処理部53は、複数の推薦タグ26にそれぞれ関連づけられた複数の関連度スコアに応じて、複数の推薦タグ26の各々が表示される位置やサイズを設定してもよい。
タグ決定部54は、表示されている複数の推薦タグ26から、クリップ25に関連付けられるべきタグを決定する。タグ決定部54は、複数の推薦タグ26からユーザによってあるタグが選択された場合、その選択されたタグをクリップ25に関連付けられるべきタグに決定する。また、タグ決定部54は、ユーザによってどのタグも選択されなかった場合、その複数の推薦タグ26内の1以上のタグをクリップ25に関連付けられるべきタグ(隠しタグ)に自動的に決定してもよい。
保存処理部55は、クリップ25に対応するデータ(クリップデータ)を記憶媒体に保存する。この場合、保存処理部55は、クリップ25に対応するデータ(クリップデータ)として、ウェブページ(ドキュメント)21と、クリップ範囲を示す情報と、タグとを記憶媒体に保存してもよい。記憶媒体としては、クラウドサーバ4上のデータベースDB4A、またはタブレットコンピュータ10内のローカルデータベースDB71Aを使用し得る。ローカルデータベースDB71Aは、例えば、記録デバイス106内のある記憶領域である。なお、保存処理部55は、図5を参照して後述するように、クリップ25に関する他のデータをさらに記憶媒体に保存してもよい。
次いで、関連度算出エンジン203について説明する。関連度算出エンジン203は、キーワード抽出部61、算出部62、および推薦タグ決定部63を備える。
キーワード抽出部61は、ブラウザアプリケーションプログラム202によって出力されたウェブページ(HTMLファイル)21を解析することによって、ウェブページ21からキーワードを抽出する。より具体的には、キーワード抽出部61は、まず、ウェブページ21に対応するHTMLのソースコードをDOM(Document Object Model)解析し、HTMLタグ等が除かれたテキスト部分(例えば、タイトル、文章、等)を抽出する。キーワード抽出部61は、抽出されたテキストに形態素解析を行うことによって、そのテキストを単語(形態素)に区切り、辞書を用いて単語毎の品詞を判別する。そして、キーワード抽出部61は、形態素解析によって得られた単語の内、そのウェブページ21で特徴的な幾つかの単語(代表的な幾つかの単語)を、ウェブページ21に対応するキーワードとして抽出する。
キーワード抽出部61は、例えば、形態素解析によって得られた単語の内、名詞である単語をキーワードとして抽出してもよい。また、キーワード抽出部16は、固有名詞である単語や、括弧(例えば、「」、“”、等)に入れられた単語をキーワードとして抽出してもよい。
さらに、キーワード抽出部61は、予め規定されたルールに従って、形態素解析によって得られた単語からキーワードを抽出してもよい。このルールでは、例えば、様々なドキュメント(ウェブページ)で共通して出現する単語(例えば、「タイトル」)をキーワードとして抽出しないこと、等が規定される。
次いで、算出部62は、抽出されたクリップ25と保存済みの各クリップとの間の関連度を算出する。算出部62は、例えば、表示中のウェブページ21と、クラウドサーバ4内のDB4A(またはローカルデータベース71A)に保存された各クリップの抽出元のウェブページとの間の関連度を算出することによって、クリップ間の関連度を算出する。
より具体的には、まず、算出部62はDB4Aに保存されている複数のクリップデータをネットワークを介して読み出す。あるいは、算出部62は、ローカルデータベース71Aから複数のクリップデータを読み出してもよい。
図5は、DB4AまたはDB71Aに格納されるクリップデータの一構成例を示す。DB4AまたはDB71Aは、複数のクリップに対応する複数のエントリを有する。各エントリは、1つのクリップ(1つのクリップデータ)に対応する。各エントリは、クリップID、ドキュメント、クリップ範囲、幾つかのタグ、および幾つかのキーワードを含む。
あるクリップに対応するエントリにおいて、「クリップID」は、そのクリップに付与された識別情報を示す。「ドキュメント」は、そのクリップの抽出元(ソース)のドキュメントを示す。このドキュメントは、ウェブページのような、テキストや画像、映像を含む各種のドキュメントである。「ドキュメント」には、例えば、クリップの抽出元のウェブページに対応するファイルの内容(例えば、HTMLファイル内のHTMLソースコード)が設定される。
「クリップ範囲」は、そのクリップに対応する、ドキュメント上の範囲を示す。例えば、クリップがHTMLファイルに基づくウェブページから抽出されている場合、「クリップ範囲」には、そのクリップに対応する、HTMLファイル内のHTMLソースコード(またはHTMLソースコードの範囲)が設定される。
「タグ」は、そのクリップに関連付けられたタグを示す。1つのエントリには複数の「タグ」が含まれ得る、すなわち、1つのクリップには複数のタグが関連付けられ得る。「キーワード」は、そのドキュメントから抽出されたキーワードを示す。1つのクリップから複数のキーワードが抽出された場合、1つのエントリには複数の「キーワード」が含まれる。
算出部62は、DB71A(またはDB4A)内の複数の保存済みクリップの各々について、表示中のウェブページ21に対応する1以上の第1キーワードと、保存済みクリップに対応するクリップデータに含まれる1以上の第2キーワードとを用いて、表示中のウェブページ21と、その保存済みクリップの抽出元のウェブページとの関連度を算出する。この関連度は、1以上の第1キーワードと1以上の第2キーワードとで共通のキーワードが多いほど大きな値になり、共通のキーワードがない場合には、例えば0になる。つまり、算出部62は、キーワードの共起度に基づいてウェブページ間の関連度を算出する。
なお、算出部62は、キーワードの共起度に限らず、クリップの作成日時、クリップの抽出元のウェブページへのアクセス日時、ウェブページの文書タイプ、クリップの内容が属する分野、等の形式的または意味的な様々な特徴を用いて、クリップ間の関連度を算出することができる。例えば、算出部62は、DB71A(またはDB4A)に保存されているクリップの内、所定の期間内(例えば、同じ時間帯)に作成されたクリップのクリップデータを用いて、関連度を算出してもよい。
推薦タグ決定部63は、DB71A(またはDB4A)に保存されている複数のクリップデータの各々に示される1以上のタグから、表示中のウェブページ21(第1ドキュメント)に関連するタグを推薦タグ26に決定する。より具体的には、推薦タグ決定部63は、算出部62によって算出された関連度に基づいて、表示中のウェブページ21に関連する関連ウェブページ(第2ドキュメント)を決定する。推薦タグ決定部63は、例えば、関連度がしきい値以上であるウェブページを関連ウェブページに決定する。そして、推薦タグ決定部63は、この関連ウェブページに対応するクリップデータを用いて、当該関連ウェブページの少なくとも一部を含むクリップに関連付けられた1以上のタグを推薦タグ26に決定する。なお、推薦タグ決定部63は、表示中のウェブページ21から抽出されたキーワードをさらに推薦タグ26に含めてもよい。
推薦タグ決定部63は、決定された幾つかの推薦タグ26をブラウザアプリケーションプログラム202(タグ表示処理部53)に出力する。
上述したように、ブラウザアプリケーションプログラム202のタグ表示処理部53は、クリップ25と1以上の推薦タグ26とを画面に表示する。また、保存処理部55は、表示されている1以上の推薦タグ26から第1タグが選択された場合、ウェブページ(第1ドキュメント)21と、クリップ(第1クリップ)25と、第1タグと、ウェブページ21から抽出されたキーワードとを示すクリップデータをDB71A(またはDB4A)に保存する。また、保存処理部55は、表示されている1以上の推薦タグ26からタグが一つも選択されない場合(例えば、タグが選択されずに、他のウェブページの閲覧が要求された場合)、ウェブページ(第1ドキュメント)21と、クリップ(第1クリップ)25と、1以上の推薦タグ26から自動選択されたタグと、ウェブページ21から抽出されたキーワードとを示すクリップデータを、DB71A(またはDB4A)に保存する。
以上により、ユーザがタグをキーボード入力する必要がないので、クリップ25に関連付けられるタグを容易に付加することができる。また、DB71A内の保存済みクリップに関連付けられたタグを利用して幾つかの推薦タグ26を表示するので、ユーザがクリップ毎にタグをキーボード入力する場合に比べて、クリップ25に関連付けられるタグの言葉の揺らぎを軽減することができる。言葉の揺らぎが軽減されることによって、タグに基づくクリップの検索等を効率的に行うことが可能になる。
クリップビューア204は、複数のクリップを画面に表示する。すなわち、クリップビューア204は、DB4A(またはDB71A)に保存されている複数のクリップ(複数のクリップデータ)を用いて、これら保存されているクリップ群を閲覧するための機能を提供する。クリップビューア204は、例えば、ユーザによって入力された検索キーワードに基づいてキーワード検索を実行し、その検索キーワードに対応する内容を有するクリップを検索する。例えば、その検索キーワードに対応する単語がタグとして関連付けられているクリップ、またはその検索キーワードに対応する単語をキーワードとして有しているクリップが、その検索キーワードに対応する内容を有するクリップとして検索される。したがって、ユーザは、タグを利用することによって、閲覧したいクリップを効率的に探し出すことができる。
クリップビューア204は、クリップ取得部71およびクリップリスト表示処理部72を含む。クリップ取得部71は、DB4A(またはDB71A)に保存されている複数のクリップ(複数のクリップデータ)を取得する。各クリップは、上述したように、ウェブページのようなドキュメントまたはその一部分から作成されている。クリップリスト表示処理部72は、取得された複数のクリップを閲覧可能な画面(クリップリストビュー画面)をLCD17Aに表示する。
クリップビューア204は、ユーザが、DB4A(またはDB71A)に保存されている大量のクリップから所望のクリップを容易に探し出すことを可能にするために、2種類の検索機能を有している。2種類の検索機能の一つは、上述のキーワード検索である。
このキーワード検索は、クリップリストビュー画面上の検索キー入力エリアにユーザによって入力された検索キーワードに対応する1以上のクリップに関する情報を取得する処理である。すなわち、キーワード検索では、ユーザによって入力された検索キーワードに対応する1以上のクリップを検索が検索される。このキーワード検索では、上述したように、その関連付けられているタグが検索キーワードに対応する単語を含んでいるクリップが、またはこの検索キーワードに対応する単語を含むキーワード群を含んでいるクリップが、この検索キーワードに対応する検索結果としてユーザに提示される。
このキーワード検索は、クリップリスト表示処理部72内の一つのモジュールであるキーワード検索部73によって実行される。
あるいは、キーワード検索は、クラウドサーバ4によって実行しても良い。この場合、クリップビューア204は、ユーザによって入力された検索キーワードに送信し、この検索キーワードに対応する1以上のクリップに関する情報をクラウドサーバ4から取得することができる。
しかしながら、上述のキーワード検索においては、ユーザが的確な検索キーワードを入力しない限り、ユーザの希望する特定のクリップを見つけることは難しい。特に、数百個以上のクリップがDB4A(またはDB71A)に保存されている場合には、ユーザによって入力される1以上の検索キーワードを利用したキーワード検索のみでは、所望のクリップ、つまりユーザの希望する特定のクリップを見つけることは難しい場合がある。例えば、数十以上ものクリップが検索結果としてユーザに提示されてしまう場合もありうる。ユーザにとっては、これら数十以上のクリップの内容を一つずつ確認することは容易ではない。あるいは、入力される検索キーワードによっては、ユーザの希望する特定のクリップがヒットしない場合もある。
そこで、クリップビューア204は、上述のキーワード検索を実行する機能に加え、類似クリップ検索を実行する機能を有している。
この類似クリップ検索は、ユーザによって入力される検索キーワードを使用するのでは無く、ユーザの操作に応じて選択されるある保存済みクリップ自体を、一種の検索キーとして指定する。そして、この類似クリップ検索は、この指定されたクリップに関連する別の1以上の保存済みクリップ(つまり、この指定されたクリップに似ている1以上のクリップ)に関する情報を取得する。つまり、類似クリップ検索では、指定されたクリップに関連する、別の1以上の保存済みクリップが検索される。
より詳しくは、類似クリップ検索では、指定されたクリップの内容(指定されたクリップに対応するキーワード、および指定されたクリップに関連づけられたタグ、等)に対応する検索条件に合致する保存済みクリップが自動的に検索される。ユーザは、検索キーワードを入力する必要は無く、保存済みのクリップ群内のあるクリップを選択するための操作を行うだけで、このクリップに関連する別のクリップを容易に見つけることが出来る。この類似クリップ検索は、クリップリスト表示処理部72内の一つのモジュールである類似クリップ検索部74によって実行される。
ユーザによって行われるクリップリストビュー画面上の操作に応じて、類似クリップ検索部74は、DB4A(またはDB71A)から取得された複数のクリップ内の第1クリップ群を検索キーとして選択する。この場合、タッチスクリーンディスプレイ17はユーザの操作に応じて上述の第1クリップ群を、検索キーと指定可能な入力デバイスとして機能しうる。ここで、第1クリップ群は、ユーザの操作に応じて、検索キーと指定された1以上のクリップを意味する。換言すれば、第1クリップ群は1つのクリップのみを含んでいても良いし、2以上のクリップを含んでいても良い。そして、類似クリップ検索部74は、第1クリップ群に関連する、上述の複数のクリップ内の1以上の第2クリップを検索する。第1クリップ群に関連する1以上の第2クリップの検索は、第1クリップ群に対応するドキュメント群から抽出される複数のキーワードと、第1クリップ群を除く複数のクリップ内の他の各クリップに対応するドキュメントから抽出される複数のキーワードとを使用して、実行される。
より詳しくは、類似クリップ検索部74は、上述の関連度算出エンジン203を使用して、第1クリップ群以外の他のクリップのそれぞれと第1クリップ群との間の関連度を算出する。そして、第1クリップ群以外の他のクリップのそれぞれと第1クリップ群との間の関連度に基づいて、類似クリップ検索部74は、第1クリップ群に関連する1以上の第2クリップを検索する。
関連度算出処理では、上述したように、例えば、キーワードの共起度等に基づいてクリップ間の関連度が算出される。
第1クリップ群と他の各クリップとの間の関連度を算出する処理では、上述したように、第1クリップ群に対応するドキュメント群から抽出された複数のキーワード(つまり、第1クリップ群に対応するクリップデータ群に含まれる複数のキーワード)と、他の各クリップに対応するドキュメントから抽出された複数のキーワード(つまり、他の各クリップに対応するクリップデータに含まれる複数のキーワード)とが用いられる。この場合、第1クリップ群に対応するドキュメント群から抽出された複数のキーワードと、他の各クリップに対応するドキュメントから抽出された複数のキーワードとの間のマッチングによって、第1クリップ群と他の各クリップとの間の関連度を示すスコアが算出される。
したがって、類似クリップ検索により、第1クリップ群に内容に関連する内容を含むクリップを容易に検索することが出来る。
なお、上述したように、クリップ間の関連度を算出する処理では、各クリップに対応するドキュメントから抽出されたキーワードのみならず、各クリップに関連づけられた全てのタグも使用しても良い。各クリップに関連づけられているタグも単語を含むからである。
また、クリップ間の関連度を算出する処理では、キーワードの共起度に限らず、クリップの作成日時、クリップの抽出元のウェブページへのアクセス日時、ウェブページの文書タイプ、クリップの内容が属する分野、等の形式的または意味的な様々な特徴を用いて、クリップ間の関連度を算出することもできる。
なお、上述の類似クリップ検索は、クラウドサーバ4によって実行することも出来る。この場合、クリップビューア204は、検索キー(ユーザの操作に応じて指定されるクリップに関する情報)をクラウドサーバ4に送信し、このクリップに関連する、複数の保存済みクリップ内の1以上のクリップに関する情報を、クラウドサーバ4から取得することができる。
また、クリップビューア204は、キーワード検索と類似クリップ検索とを組み合わせた検索処理(ハイブリッド検索)を実行することもできる。この場合、クリップビューア204は、ユーザによって入力された検索キーワードに対応する内容を有し、且つ、検索キーである上述の第1クリップ群に関連する、1以上のクリップに関する情報を取得することが出来る。この場合、クリップビューア204は、まず、ユーザによって入力された検索キーワードに対応する内容を有する1以上の第3クリップに関する情報を取得するための処理、つまり検索キーワードに対応する内容を有する1以上の第3クリップを検索するキーワード検索を実行する。そして、クリップビューア204は、ユーザの操作に応じて指定された第1クリップ群に対応するドキュメント群から抽出される複数のキーワードと、キーワード検索によって検索される1以上のクリップに対応するドキュメント群から抽出される複数のキーワードとを使用して、第1クリップ群に関連する1以上の第2クリップに関する情報を取得する処理を、つまり第1クリップ群に類似する、1以上の第3クリップ内の1以上のクリップを検索する処理を実行する。
より詳しくは、クリップビューア204は、上述の関連度算出エンジン203を使用して、ユーザの操作に応じて指定された第1クリップ群とキーワード検索によって検索された1以上のクリップそれぞれとの間の関連度を算出する。そして、算出された関連度に基づいて、クリップビューア204は、1以上の第2クリップ、つまり、キーワード検索によって検索された1以上のクリップに属し、且つ、第1クリップ群に関連するクリップ、を検索する。
なお、このハイブリッド検索も、クラウドサーバ4によって実行することも出来る。
図6は、タブレットコンピュータ10によって実行される一連の処理を説明するための図である。
ブラウザアプリケーションプログラム202は、ブラウジング処理およびクリップ処理(クリッピング処理)を実行する。ブラウジング処理では、ブラウザアプリケーションプログラム202は、ウェブページ21を表示する。クリップ処理は、ウェブページ21の少なくとも一部の領域に対応するクリップ(ウェブクリップ)を記憶媒体に保存する処理である。ウェブページ21上のクリップ範囲22を指定するクリップ操作がユーザによって行なわれると、ブラウザアプリケーションプログラム202は、抽出されたクリップ25と、このクリップ25に対応する複数のタグ候補(以下、推薦タグとも称する)26とをユーザに提示する。ブラウザアプリケーションプログラム202は、クリップ25とユーザによって選択されたタグ候補とを記憶媒体、例えば、DB4AまたはDB71A、に保存する。
クリップビューア204は、保存されたクリップの一覧を閲覧するための閲覧処理、および所望のクリップを検索するための検索処理とを実行する。閲覧処理では、クリップビューア204は、クリップリストビュー画面601を表示する。クリップリストビュー画面601は、DB4A(またはDB71A)に保存されている複数のクリップを閲覧可能な画面である。図6においては、クリップリストビュー画面601上にクリップ701〜706が表示されている状態が例示されている。
検索処理では、上述のキーワード検索または上述の類似クリップ検索の少なくとも一方が実行される。つまり、キーワード検索部73および類似クリップ検索部74は、上述のキーワード検索または上述の類似クリップ検索の少なくとも一方を実行するように構成された処理部として機能する。
いま、ユーザによってクリップ701が類似クリップ検索のための注目クリップとして選択された場合を想定する。この場合、クリップビューア204は、この選択された注目クリップ701を、検索キー(クエリークリップ)に指定し、クリップ701に関連するクリップを見つけるための類似クリップ検索を実行する。
図6では、クリップ705がクリップ701に関連するクリップとして検索された場合が想定されている。クリップビューア204は、(1)クリップリストビュー画面601上のクリップ705を強調表示しもよいし、(2)クリップ705がクリップリストビュー画面601の外に存在するならば、クリップ705がクリップリストビュー画面601上に現れるようにクリップリストビュー画面601をスクロールしてもよいし、(3)クリップ705がクリップリストビュー画面601の最上部に表示されるようにクリップ705の表示位置と他のクリップ(ここではクリップ701)の表示位置を互いに入れ替えても良い。
本実施形態においては、図5で上述したように、各クリップに対応するURLではなく、各クリップに対応するドキュメント(HTMLファイル)がDB4A(またはDB71A)に格納される。したがって、閲覧処理または検索処理のどちらのフェーズにおいても、クリップリストビュー画面601上の任意のクリップ上の位置におけるジェスチェ(例えばタップジェスチャ)が検出された場合には、このクリップに対応するHTMLファイルに基づいて、このクリップの抽出元のウェブページを表示することができる。
図7は、クリップリストビュー画面601の例を示す。
このクリップリストビュー画面601は、カレンダ表示領域611、クリップリスト表示領域612、垂直スクロールバー613、検索キーワード入力ボックス614等を含む。カレンダ表示領域611はカレンダガジェット611Aを表示する。カレンダガジェット611Aは現在の日付を強調表示することができる。
クリップリスト表示領域612は、保存されているクリップの一覧を表示するための表示領域である。クリップリスト表示領域612においては、例えば、複数のクリップ(ここでは、クリップ701〜706)が表示される。例えば、複数のクリップ(ここでは、クリップ701〜706)に対応する複数のサムネイル画像がクリップリスト表示領域612に表示されても良い。
クリップ701〜706(クリップ701〜706にそれぞれ対応するサムネイル画像)は、例えばクリップ作成日時(クリップ保存日時)が新しいクリップほどクリップリスト表示領域612の上部に位置するように、時系列順でクリップリスト表示領域612上に表示されても良い。クリップリスト表示領域612においては、どのクリップも同じ横幅で表示されるようにしてもよい。
クリップビューア204は、ユーザの操作(例えば、クリップリスト表示領域612上の位置における指スワイプジェスチャ等)の検出に応じて、クリップリスト表示領域612を上下方向にスクロールしてクリップリスト表示領域に表示されるクリップ群を変更することができる。これにより、クリップリスト表示領域612上に同時に表示可能なクリップの個数よりも多くのクリップがDB4Aに保存されている場合であっても、ユーザは、クリップリストビュー画面601(クリップリスト表示領域612)をスクロールするためのジェスチャ操作を行うことにより、任意のクリップを容易に見ることが出来る。
検索キーワード入力ボックス614は検索キーワードを入力するための入力領域である。ユーザは、ソフトウェアキーボードを操作することによって任意の検索キーワードを検索キーワード入力ボックス614に入力することができる。クリップビューア204は、入力された検索キーワードに対応する内容を有するクリップを検索することができる。
次に、図8を参照して、類似クリップ検索について説明する。
図8においては、ユーザによってクリップ701が注目クリップとして選択された場合が想定されている。クリップビューア204は、例えば、クリップ701を検索キーワード入力ボックス614に向けてドラッグする操作が検出された場合に、類似クリップ検索を行う。この場合、クリップビューア204は、まず、ユーザによって選択されたクリップ701を、クエリークリップ(検索キー)と指定する。そして、クリップビューア204は、DB4Aに保存されており、且つ、クエリークリップ701に関連する1以上のクリップを検索する。
いま、クエリークリップ701とクリップ705との間の類似度が高く、さらに、クエリークリップ701とクリップ706との間の類似度も高い場合を想定する。この場合、クリップビューア204は、クリップ705、706を、クエリークリップ(検索キー)に関連するクリップとして検索し、そしてクリップ705、706を検索結果として表示する。この場合、クリップビューア204は、クリップ705、706がクリップリスト表示領域612の最上部に位置するように、クリップリスト表示領域612の表示形態を図8に示すように変更しても良い。図7においては、クリップ702、703がクリップリスト表示領域612の最上部に表示されていたが、類似クリップ検索の実行後においては、クリップ705の表示位置はクリップ702の表示位置に入れ替えられ、これによって、図8に示されているように、クリップ705がクリップリスト表示領域612の最上部に表示される。同様に、クリップ706の表示位置もクリップ703の表示位置に入れ替えられ、これによって、図8に示されているように、クリップ706がクリップリスト表示領域612の最上部に表示される。
図9は、類似クリップ検索処理において実行される関連度算出処理を説明するための図である。
ここでは、クリップY1が「指定クリップ」(クエリークリップ)であり、クリップX1、X2、…X3が、指定クリップとの関連度が算出されるべき「対象クリップ」である場合を想定する。
まず、クリップビューア204は、関連度算出エンジン203を使用して、クリップY1とクリップX1との間の関連度R1を算出する。この場合、関連度算出エンジン203は、クリップY1に対応する単語群とクリップX1に対応する単語群とを使用して、クリップY1とクリップX1との間の関連度R1を算出する。クリップY1に対応する単語群は、クリップY1に対応するドキュメントから抽出された全てのキーワードを含んでいてもよい。さらに、クリップX1に対応する単語群は、クリップX1に対応するドキュメントから抽出された全てのキーワードを含んでいてもよい。
あるいは、クリップY1に対応する単語群は、クリップY1に対応するドキュメントから抽出された全てのキーワードのみならず、クリップY1に関連づけられた全てのタグを含んでいても良い。同様に、クリップX1に対応する単語群も、クリップX1に対応するドキュメントから抽出された全てのキーワードのみならず、クリップX1に関連づけられた全てのタグを含んでいても良い。
クリップY1とクリップX1との間の関連度R1が所定の閾値以上であれば、クリップビューア204は、クリップX1をクエリークリップに関連するクリップに決定し、このクリップX1を検索結果に追加する。
次に、クリップビューア204は、関連度算出エンジン203を使用して、クリップY1とクリップX2との間の関連度R2を算出する。この場合、関連度算出エンジン203は、クリップY1に対応する単語群とクリップX2に対応する単語群とを使用して、クリップY1とクリップX2との間の関連度R2を算出する。クリップY1に対応する単語群は、クリップY1に対応するドキュメントから抽出された全てのキーワードを含んでいてもよい。さらに、クリップX2に対応する単語群は、クリップX2に対応するドキュメントから抽出された全てのキーワードを含んでいてもよい。
あるいは、クリップY1に対応する単語群は、クリップY1に対応するドキュメントから抽出された全てのキーワードのみならず、クリップY1に関連づけられた全てのタグを含んでいても良い。同様に、クリップX2に対応する単語群は、クリップX2に対応するドキュメントから抽出された全てのキーワードのみならず、クリップX2に関連づけられた全てのタグを含んでいても良い。
クリップY1とクリップX2との間の関連度R2が上述の閾値以上であれば、クリップビューア204は、クリップX2をクエリークリップに関連するクリップに決定し、このクリップX2を検索結果に追加する。
同様にして、クリップビューア204は、関連度算出エンジン203を使用して、クリップY1とクリップX3との間の関連度R3を算出する。関連度R3が上述の閾値以上であれば、クリップビューア204は、クリップX3をクエリークリップに関連するクリップに決定し、このクリップX3を検索結果に追加する。
次に、クリップY1とクリップY2の2つのクリップが「指定クリップ」(クエリークリップ)である場合を想定する。この場合、例えば、クリップX1に関しては、クリップビューア204は、クリップY1とクリップX1との間の関連度R1と、クリップY2とクリップX1との間の関連度R11とを算出しても良い。この場合、関連度R1と関連度R11の双方が上述の閾値以上の場合にクリップX1を検索結果に追加してもよいし、関連度R1と関連度R11の平均値が上述の閾値以上の場合にクリップX1を検索結果に追加してもよい。他のクリップX2、X3に関しても、クリップX1に関する処理と同様の処理が行われ得る。
あるいは、クリップビューア204は、クリップY1に対応するドキュメントから抽出される複数のキーワードとクリップY2に対応するドキュメントから抽出される複数のキーワードとを含む全てのキーワードを、「指定クリップ」に対応するキーワード群として関連度算出エンジン203に入力してもよい。
図10のフローチャートは、類似クリップ検索処理の手順を示す。
ここでは、キーワード検索と類似クリップ検索を組み合わせた上述のハイブリッド検索を例にとって説明する。このハイブリッド検索は、例えば、検索キーワード入力ボックス614に1以上の検索キーワードが入力されている状態で、ある1以上のクリップ(指定クリップ群)が検索キーワード入力ボックス614に向けてドラッグされた場合に、実行されても良い。以下では、指定クリップ群以外の他の各クリップを対象クリップと称する。また、以下では、検索キーワード入力ボックス614に2つの検索キーワードKW1,KW2が入力されている場合を想定する。
ハイブリッド検索では、クリップビューア204は、まず、検索キーワードリストが空であるか否かを判定する(ステップS11)。検索キーワードリストは、検索キーワード入力ボックス614にユーザによって入力された検索キーワードのリストである。
検索キーワードリストが空でないならば(ステップS11のNO)、クリップビューア204は、キーワード検索を実行して、検索キーワードKW1,KW2に対応する内容を有する1以上の対象クリップに関する情報を取得する。より詳しくは、以下の処理が実行される。
クリップビューア204は、検索キーワードリストから一つの検索キーワードKW1を取り出す(ステップS12)。そして、クリップビューア204は、取り出された検索キーワードKW1と同じキーワードが、現在の対象クリップに対応するキーワード群内に含まれているか否かを判定する(ステップS13)。
取り出された検索キーワードKW1と同じキーワードが、現在の対象クリップに対応するキーワード群内に含まれていないならば(ステップS13のNO)、この現在の対象クリップは検索結果に追加されない(ステップS14)。
一方、取り出された検索キーワードKW1と同じキーワードが、現在の対象クリップに対応するキーワード群内に含まれているならば(ステップS13のYES)、処理は、ステップS11に戻る。
検索キーワードリストがまだ空でないならば(ステップS11のNO)、クリップビューア204は、検索キーワードリストから新たな一つの検索キーワードKW2を取り出す(ステップS12)。そして、クリップビューア204は、新たに取り出された検索キーワードKW2と同じキーワードが、現在の対象クリップに対応するキーワード群内に含まれているか否かを判定する(ステップS13)。
新たに取り出された検索キーワードKW2と同じキーワードが、現在の対象クリップに対応するキーワード群内に含まれていないならば(ステップS13のNO)、この現在の対象クリップは検索結果に追加されない(ステップS14)。
一方、取り出された検索キーワードと同じキーワードKW2が、現在の対象クリップに対応するキーワード群内に含まれているならば(ステップS13のYES)、処理は、ステップS11に戻る。
以上の処理は、現在の対象クリップを変更しながら、繰り返し実行される。これにより、検索キーワードKW1およびKW2に対応する内容を有する1以上の対象クリップに関する情報が取得される。換言すれば、類似クリップ検索が適用されるべきクリップが、検索キーワードKW1,KW2に対応する内容を有する1以上の対象クリップ群にのみ絞り込まれる。
検索キーワードリストが空になると(ステップS11のYES)、クリップビューア204は、以下のように類似クリップ検索を実行する。
すなわち、クリップビューア204は、検索キーワードKW1,KW2に対応する内容を有する現在の対象クリップに対応するクリップデータからキーワードそれぞれを抽出する(ステップS15)。現在の対象クリップに対応するドキュメントから抽出された複数のキーワードはクリップデータベース(DB4AまたはDB71A)に既に格納されている。したがって、ステップS15では、クリップビューア204は、クリップデータベースから現在の対象クリップに対応する複数のキーワードを取得すれば良い。
次いで、クリップビューア204は、関連度算出エンジン203を使用して、指定クリップ群と現在の対象クリップとの間の関連度を算出する(ステップS16)。そして、クリップビューア204は、算出された関連度が一定値(=閾値)以上であるか否かを判定する(ステップS17)。
算出された関連度が一定値以上でないならば(ステップS17のNO)、この現在の対象クリップは検索結果に追加されない(ステップS14)。
一方、算出された関連度が一定値以上であるならば(ステップS17のYES)、この現在の対象クリップは検索結果に追加される(ステップS18)。
ステップS15〜S19の処理は、検索キーワードKW1,KW2に対応する内容を有する全ての対象クリップについて実行される。このようにして、指定クリップ群に関連するクリップ群に関する情報が取得される。より詳しくは、検索キーワードKW1,KW2に対応する内容を有しており、且つ指定クリップ群との関連度が高いクリップ群が、検索結果として決定される。これら検索結果として決定されたクリップ群はクリップリストビュー画面601上に表示される。
以上説明したように、本実施形態においては、ユーザによって行われるクリップリストビュー画面601上の操作に応じて、保存済みの複数のクリップ内に含まれる第1クリップ群が、検索キーと指定される。そして、第1クリップ群に関連する、保存済みの複数のクリップ内の1以上の第2クリップに関する情報が取得される。よって、的確なキーワードを入力すること無く、クリップリストビュー画面601上のユーザの操作に応じて指定されたクリップをベースに、このクリップに関連する内容を有する他のクリップを容易に探すことが出来る。
したがって、大量のクリップが溜まっている状態においても、ユーザは、本実施形態の類似クリップ検索を活用することにより、再利用したい所望のクリップを容易に見つけることができる。
なお、本実施形態においては、ウェブページまたはこの一部の領域に対応するクリップを扱う場合を中心に説明したが、任意の種類のドキュメントまたはこの一部の領域に対応するクリップについても同様に扱うことが出来る。
また、本実施形態の各種処理はコンピュータプログラムによって実現することができるので、このコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのコンピュータプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…タブレットコンピュータ、72…クリップリスト表示処理部、73…キーワード検索部、74…類似クリップ検索部、203…関連度算出エンジン、204…クリップビューア、601…クリップリストビュー画面。

Claims (16)

  1. ユーザによって指定されるクリップ範囲に応じて抽出元のドキュメントからそれぞれ抽出される複数のクリップに対応する複数のクリップデータであって、クリップ毎に、当該クリップのID、抽出元のドキュメント、クリップ範囲、当該クリップに関連するタグ、前記抽出元のドキュメントから抽出された複数のキーワードを少なくとも含む複数のクリップデータが登録されているデータベースをアクセスして所望のクリップを検索して表示する電子機器であって、
    クリップリストビュー画面のクリップリスト表示領域に前記複数のクリップを表示する表示処理手段と、
    ユーザの操作に応じて前記クリップリストビュー画面の検索キーワード入力ボックスに検索キーワードを入力する入力手段と、
    前記データベースの検索によって前記検索キーワードに対応する単語が前記タグとして関連付けられている前記クリップ、または前記検索キーワードに対応する単語を前記キーワードとして有している前記クリップを取得する処理手段とを具備し、
    前記表示処理手段は、取得した1以上のクリップを、前記検索キーワードに対応する検索結果として前記クリップリスト表示領域に表示し、
    前記処理手段は、前記ユーザによって前記クリップリスト表示領域上のクリップ群内の1以上のクリップが第1クリップ群として選択され、且つ前記第1クリップ群が検索キーとして前記検索キーワード入力ボックスに向けてドラッグされた時、前記データベースより前記第1クリップ群の抽出元のドキュメント群から抽出された前記複数のキーワードと前記第1クリップ群に含まれる前記タグとに対応する類似クリップ検索条件に合致する1以上の第2クリップを検索して前記クリップリスト表示領域に表示するように構成されている、電子機器。
  2. 前記処理手段は、前記第1クリップ群の抽出元のドキュメント群から抽出される前記複数のキーワードと、前記第1クリップ群を除く前記複数のクリップ内の他の各クリップの前記抽出元のドキュメントから抽出される複数のキーワードとを使用して、前記1以上の第2クリップを検索するように構成されている請求項1記載の電子機器。
  3. 前記第1クリップ群と前記第1クリップ群を除く前記複数のクリップ内の他のクリップそれぞれとの間の関連度を算出する関連度算出手段をさらに有し、その算出した関連度に基づいて前記第1クリップ群に関連する前記1以上の第2クリップを検索する請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記ユーザの操作に応じて指定された前記第1クリップ群とキーワード検索によって検索された前記1以上のクリップそれぞれとの間の関連度を前記関連度算出手段により算出し、その算出された関連度に基づいて前記1以上の第2クリップを検索する請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記表示制御手段は、前記検索により取得した前記1以上の第2クリップを前記クリップリスト表示領域の最上位に配置して表示、あるいは前記1以上の第2クリップを強調表示する請求項1記載の電子機器。
  6. ユーザによって指定されるクリップ範囲に応じて抽出元のドキュメントからそれぞれ抽出される複数のクリップに対応する複数のクリップデータであって、クリップ毎に、当該クリップのID、抽出元のドキュメント、クリップ範囲、当該クリップに関連するタグ、前記抽出元のドキュメントから抽出された複数のキーワードを少なくとも含む複数のクリップデータが登録されているデータベースをコンピュータによりアクセスして所望のクリップを検索して表示する方法であって、
    前記コンピュータの表示処理手段によって、クリップリストビュー画面のクリップリスト表示領域に前記複数のクリップを表示することと、
    前記コンピュータの入力手段によって、ユーザの操作に応じて前記クリップリストビュー画面の検索キーワード入力ボックスに検索キーワードを入力することと、
    前記コンピュータの処理手段によって、前記データベースの検索によって前記検索キーワードに対応する単語が前記タグとして関連付けられている前記クリップ、または前記検索キーワードに対応する単語を前記キーワードとして有している前記クリップを取得することと、
    前記コンピュータの前記表示処理手段によって、取得した1以上のクリップを、前記検索キーワードに対応する検索結果として前記クリップリスト表示領域に表示することと
    前記コンピュータの前記処理手段によって、前記ユーザによって前記クリップリスト表示領域上のクリップ群内の1以上のクリップが第1クリップ群として選択され、且つ前記第1クリップ群が検索キーとして前記検索キーワード入力ボックスに向けてドラッグされた時、前記データベースより前記第1クリップ群の抽出元のドキュメント群から抽出された前記複数のキーワードと前記第1クリップ群に含まれる前記タグとに対応する類似クリップ検索条件に合致する1以上の第2クリップを検索して前記クリップリスト表示領域に表示することとを具備する方法。
  7. 前記検索することは、前記第1クリップ群の抽出元のドキュメント群から抽出される前記複数のキーワードと、前記第1クリップ群を除く前記複数のクリップ内の他の各クリップの前記抽出元のドキュメントから抽出される複数のキーワードとを使用して、前記1以上の第2クリップを検索することを含む請求項6記載の方法。
  8. 前記検索することは、前記第1クリップ群と前記第1クリップ群を除く前記複数のクリップ内の他のクリップそれぞれとの間の関連度を算出することを含み、その算出した関連度に基づいて前記第1クリップ群に関連する前記1以上の第2クリップを検索する請求項7に記載の方法。
  9. 前記検索することは、前記ユーザの操作に応じて指定された前記第1クリップ群とキーワード検索によって検索された前記1以上のクリップそれぞれとの間の関連度を算出することを含み、その算出された関連度に基づいて前記1以上の第2クリップを検索する請求項7に記載の方法。
  10. 前記コンピュータの前記表示処理手段によって、前記検索により取得した前記1以上の第2クリップを前記クリップリスト表示領域の最上位に配置して表示、あるいは前記1以上の第2クリップを強調表示する請求項6記載の方法。
  11. 前記コンピュータの前記表示処理手段によって、ユーザの操作に応じて前記クリップリストビュー画面をスクロールして、前記クリップリスト表示領域に表示されるクリップ群を変更することを含む請求項6記載の方法。
  12. ユーザによって指定されるクリップ範囲に応じて抽出元のドキュメントからそれぞれ抽出される複数のクリップに対応する複数のクリップデータであって、クリップ毎に、当該クリップのID、抽出元のドキュメント、クリップ範囲、当該クリップに関連するタグ、前記抽出元のドキュメントから抽出された複数のキーワードを少なくとも含む複数のクリップデータが登録されているデータベースをアクセスして所望のクリップを検索して表示する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    クリップリストビュー画面のクリップリスト表示領域に前記複数のクリップを表示する手順と、
    ユーザの操作に応じて前記クリップリストビュー画面の検索キーワード入力ボックスに検索キーワードを入力する手順と、
    前記データベースの検索によって前記検索キーワードに対応する単語が前記タグとして関連付けられている前記クリップ、または前記検索キーワードに対応する単語を前記キーワードとして有している前記クリップを取得する手順と、
    取得した1以上のクリップを、前記検索キーワードに対応する検索結果として前記クリップリスト表示領域に表示する手順と
    前記ユーザによって前記クリップリスト表示領域上のクリップ群内の1以上のクリップが第1クリップ群として選択され、且つ前記第1クリップ群が検索キーとして前記検索キーワード入力ボックスに向けてドラッグされた時、前記コンピュータによって、前記データベースより前記第1クリップ群の抽出元のドキュメント群から抽出された前記複数のキーワードと前記第1クリップ群に含まれる前記タグとに対応する類似クリップ検索条件に合致する1以上の第2クリップを検索して前記クリップリスト表示領域に表示する手順とを前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 前記検索する手順は、前記第1クリップ群の抽出元のドキュメント群から抽出される前記複数のキーワードと、前記第1クリップ群を除く前記複数のクリップ内の他の各クリップの前記抽出元のドキュメントから抽出される複数のキーワードとを使用して、前記1以上の第2クリップを検索することを含む請求項12記載のプログラム。
  14. 前記検索する手順は、前記第1クリップ群と前記第1クリップ群を除く前記複数のクリップ内の他のクリップそれぞれとの間の関連度を算出することを含み、その算出した関連度に基づいて前記第1クリップ群に関連する前記1以上の第2クリップを検索する請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記検索する手順は、前記ユーザの操作に応じて指定された前記第1クリップ群とキーワード検索によって検索された前記1以上のクリップそれぞれとの間の関連度を算出することを含み、その算出された関連度に基づいて前記1以上の第2クリップを検索する請求項13に記載のプログラム。
  16. 前記検索により取得した前記1以上の第2クリップを前記クリップリスト表示領域の最上位に配置して表示、あるいは前記1以上の第2クリップを強調表示する手順を前記コンピュータにさらに実行させる請求項12記載のプログラム。
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