JP2009205588A - ページ検索システム及びプログラム - Google Patents
ページ検索システム及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009205588A JP2009205588A JP2008049348A JP2008049348A JP2009205588A JP 2009205588 A JP2009205588 A JP 2009205588A JP 2008049348 A JP2008049348 A JP 2008049348A JP 2008049348 A JP2008049348 A JP 2008049348A JP 2009205588 A JP2009205588 A JP 2009205588A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- page
- information
- search
- user
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
【課題】伝統的な検索エンジンではクローラーと呼ばれるプログラムを使い、検索用のキーワードがそのページ内に存在するか否かによる検索を行なうため、情報の受け手側の求める検索結果が必ずしも得られるものではなかった。
【解決手段】 本発明は、特殊なブックマーク機能とページ検索機能を融合することにより、さまざまなユーザーによりブックマークされた情報を共有し、受け手の側に意味のある内容の検索結果が得られるページ検索システムを提供するものである。すなわち、本件発明のシステムでは、ユーザーが自分にとって有益であるページをブックマークし、ブックマークしたページに関する情報をシステムに登録する。そして、この情報を多数のユーザーで共有し、検索可能とした。さらに、ブックマークの際のユーザーによる情報入力の過程において、動詞的目的・名詞的目的の入力を促すための独自のガイド機能を提供する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明は、特殊なブックマーク機能とページ検索機能を融合することにより、さまざまなユーザーによりブックマークされた情報を共有し、受け手の側に意味のある内容の検索結果が得られるページ検索システムを提供するものである。すなわち、本件発明のシステムでは、ユーザーが自分にとって有益であるページをブックマークし、ブックマークしたページに関する情報をシステムに登録する。そして、この情報を多数のユーザーで共有し、検索可能とした。さらに、ブックマークの際のユーザーによる情報入力の過程において、動詞的目的・名詞的目的の入力を促すための独自のガイド機能を提供する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、インターネットサイト(ページ)の検索のためのシステム及びプログラムに関するものであり、より詳しくは、ウェブサイト(ページ)に関する情報を複数のユーザーで共有し、これを用いてページ検索を行なうためのシステム及びプログラムに関する。
インターネットにおける従来の検索エンジンでは、クローラーと呼ばれるプログラムを使い、Web空間全てのサイトの中身を収集して検索する。検索エンジンによるページのランキングのアルゴリズムとしては、他ページからリンクされている数などを用いるものがあり、このようなアルゴリズムによると、誰でも知っているページが上位にランキングされることになる。
また、インターネットのブラウザにおける従来のブックマークは、そのブラウザを使用するユーザーが自らマークし、自ら使用するためのものであり、プライベートな使用が想定されている。
特許文献1にはブックマークの検索に関する発明が開示されている。
特開2006−309559
また、インターネットのブラウザにおける従来のブックマークは、そのブラウザを使用するユーザーが自らマークし、自ら使用するためのものであり、プライベートな使用が想定されている。
特許文献1にはブックマークの検索に関する発明が開示されている。
前述のように、伝統的な検索エンジンではクローラーと呼ばれるプログラムを使い、サイトの中身を収集して検索する。そのため、検索用のキーワードがそのページ内に存在するか否かによる検索が基本となるため、本来の当該ページの趣旨とは無関係に検索用キーワードが多用されている場合にもヒットする。また、従来の検索エンジンの検索方法は、基本的には情報の発信者側からの情報により検索を行なうものである。したがって、情報の受け手側の求める検索結果が必ずしも得られるものではなかった。
また、従来のブラウザに用意されているブックマーク機能は、そのブラウザのユーザーが個人的に用いるためのプライベートな機能にすぎなかった。
また、従来のブラウザに用意されているブックマーク機能は、そのブラウザのユーザーが個人的に用いるためのプライベートな機能にすぎなかった。
上記の課題を解決するために、本発明は、特殊なブックマーク機能とページ検索機能を融合することにより、さまざまなユーザーによりブックマークされた情報を共有し、受け手の側に意味のある内容の検索結果が得られるページ検索システムを提供するものである。すなわち、本件発明のシステムでは、ユーザーが自分にとって有益であるページをブックマークし、ブックマークしたページに関する情報(以下、「ブックマーク情報」という。)をシステムに登録する。そして、このブックマーク情報を多数のユーザーで共有し、検索可能とする(検索されたブックマーク情報に対応するページを得る)ことで、有益なページを発見するという方法を採用した。また、そのブックマークの際のユーザーによる情報入力の過程において、独自のガイド機能を提供する。
そのため、請求項1記載の発明は、インターネット用のブックマーク機能とページ検索機能を提供するサーバーシステムにおいて、ブックマーク機能を実現するために、ブックマーク情報の入力を受け付けるためのブックマーク情報受付手段、及び当該ブックマーク情報を共有情報として保存するブックマーク情報保存手段を有し、ページ検索機能を実現するために、検索ワードの入力を受け付けるための検索ワード受付手段、前記保存されたブックマーク情報又はブックマーク情報のインデックスの中から検索ワードを検索する検索手段、及び検索されたブックマーク情報に対応するページの一覧を表示するための検索結果表示手段を有することを特徴とするシステムである。
請求項2に記載の発明は、ブックマークされたページに一意のナンバーを割り当てるページナンバー割当手段、及び当該ページナンバーを保存するためのページナンバー保存手段を有し、ユーザーがページナンバーによる該当ページの情報閲覧をすることを可能とすることを特徴とする請求項1に記載のシステムである。
請求項3に記載の発明は、前記ブックマーク情報の入力のために、動詞的目的及び/又は名詞的目的の入力を促すための入力ガイド手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシステムである。
請求項4に記載の発明は、前記ブックマーク情報の入力のために、フリーワードによるタグの入力を受け付けるタグ入力手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載のシステムである。
請求項5に記載の発明は、同じタグを指定することにより得られる検索結果一覧の中からユーザーによってクリックされたページのグループにポイントを与えることにより、ページ同士の関連性を評価する関連性評価手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記載のシステムである。
請求項6に記載の発明は、インターネットサーバーを構成するプログラムであって、ブックマーク機能とページ検索機能を提供するためのステップを有し、ブックマーク機能については、ブックマーク情報の入力を受け付けるステップ、及び当該ブックマーク情報を共有情報として保存するステップを有し、ページ検索機能については、検索ワードの入力を受け付けるステップ、前記保存されたブックマーク情報又はブックマーク情報のインデックスの中から検索ワードを検索するステップ、及び検索されたブックマーク情報に対応するページの一覧を表示するステップを有することを特徴とするプログラムである。
請求項7に記載の発明は、ブックマークされたページに一意のページナンバーを割り当てるステップ、及び当該ページナンバーを保存するステップを有し、ユーザーがページナンバーによる該当ページの情報閲覧をすることを可能とすることを特徴とする請求項6に記載のプログラムである。
請求項8に記載の発明は、前記ブックマーク情報の入力のために、動詞的目的及び/又は名詞的目的の入力を促す入力ガイド・ステップを有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のプログラムである。
請求項9に記載の発明は、前記ブックマーク情報の入力のために、フリーワードによるタグの入力を受け付けるステップを有することを特徴とする請求項6ないし請求項8のいずれか記載のプログラムである。
請求項10に記載の発明は、同じタグを指定することにより得られる検索結果一覧の中からユーザーによってクリックされたページのグループにポイントを与えることにより、ページ同士の関連性を評価するステップを有することを特徴とする請求項6ないし請求項9のいずれか記載のプログラムである。
本件発明では、ユーザーが自分にとって有益であるページに関する情報(ブックマーク情報)を登録する。そして、複数のユーザーがこのブックマーク情報を共有し、これを検索することで有益なページを発見するという方法を採用することにより、情報の発信者側の意図のみでなく、受け手側の受け止め方に基づく情報の取得が可能となった。
また、本件発明では、意味によるラベル付けを登録することで効率的なページ検索を可能としている。すなわち、本件発明では、ページのブックマーク情報を登録する際に、目的入力を促すための入力ガイドを用いることにより、ページの意味も同時に登録することができる。その結果、セマンティック(意味的)な検索が可能となり、より検索者の意図に沿った検索結果を得ることができる。さらに、タグを付けることでページをさまざまな用語で分類(フォークソノミー)することを可能としている。
また、本件発明では、意味によるラベル付けを登録することで効率的なページ検索を可能としている。すなわち、本件発明では、ページのブックマーク情報を登録する際に、目的入力を促すための入力ガイドを用いることにより、ページの意味も同時に登録することができる。その結果、セマンティック(意味的)な検索が可能となり、より検索者の意図に沿った検索結果を得ることができる。さらに、タグを付けることでページをさまざまな用語で分類(フォークソノミー)することを可能としている。
[システム概要]
まず、本発明のシステムの概要について図1及び図2を用いて説明する。
サーバーマシン14は、OSのほか、ソフトウェア(プログラム)として実現されるWEBサーバー部15、WEBアプリケーション部16、データベースサーバー部17、全文検索エンジン部18、定期処理プログラム部19などから構成される。データベースサーバー部17には本発明で使用するテーブル(図3)がデータとして格納されている。
まず、本発明のシステムの概要について図1及び図2を用いて説明する。
サーバーマシン14は、OSのほか、ソフトウェア(プログラム)として実現されるWEBサーバー部15、WEBアプリケーション部16、データベースサーバー部17、全文検索エンジン部18、定期処理プログラム部19などから構成される。データベースサーバー部17には本発明で使用するテーブル(図3)がデータとして格納されている。
なお、サーバーマシン14をハードウェアの側面からみると、外部との通信を行う通信部21、演算処理部26として機能するCPU22、ROM23、RAM24、及び不揮発性記憶装置であるハードディスク25から構成されている。上記各ソフトウェアは、ハードディスク25に収納され、適宜演算処理部26に読み込まれて稼動する。
クライアントマシン11はインターネットを介してサーバーマシン14に接続可能とされている。クライアントマシン11は、具体的には通信部を有するPC、PD、携帯端末等であり、ウェブブラウザが稼働するものであればよい。クライアントマシンとサーバーマシンは、互いの通信部を介してデータをやりとりする。
本発明のシステムにおいては、クライアントマシンのブラウザにおいて、ユーザーが登録することができる特殊なブックマークが提供される(以下、ウェブページについて本件発明のシステムにおけるブックマーク登録すること、およびこれによって登録されたデータを「クリップ」という。また、クリップの際にユーザーにより登録された情報のことを、「ブックマーク情報」又は「クリップ情報」という。)。このクリップの機能は、ウェブブラウザ用のプログラミング言語により記載されている。
本発明のシステムは、以下のような機能を有する。
[クリップ登録]:インターネット上のページにつき情報入力及び共有が可能な特殊なブックマーク(クリップ)をするための機能である。ユーザーが当該ページのブックマーク(クリップ)に際し当該ページに関する情報(ブックマーク情報=クリップ情報)の入力が可能であり、入力された情報はサーバーに記憶され、他のユーザーとの共有情報となる。
[目的入力ガイド]:クリップ情報の入力をユーザーから受け付ける際に、動詞的目的(ページの機能)と名詞的目的(ページの扱う情報の対象)に注目し、ユーザーがこの観点に沿った入力を行なうようにガイドを行なう機能である。
[クリップ検索]:ユーザーが検索ワードを入力した際に、検索ワードをクリップ情報から検索し、ヒットしたクリップ情報に対応するページの一覧を表示するための機能である。
[詳細情報表示]:クリップされたページについてのクリップ情報の詳細をユーザーが閲覧するための機能である。
[マイクリップ検索]:ユーザーが、自分の登録したクリップ情報の中からクリップ検索するための機能である。
以下、順に説明する。
[クリップ登録]:インターネット上のページにつき情報入力及び共有が可能な特殊なブックマーク(クリップ)をするための機能である。ユーザーが当該ページのブックマーク(クリップ)に際し当該ページに関する情報(ブックマーク情報=クリップ情報)の入力が可能であり、入力された情報はサーバーに記憶され、他のユーザーとの共有情報となる。
[目的入力ガイド]:クリップ情報の入力をユーザーから受け付ける際に、動詞的目的(ページの機能)と名詞的目的(ページの扱う情報の対象)に注目し、ユーザーがこの観点に沿った入力を行なうようにガイドを行なう機能である。
[クリップ検索]:ユーザーが検索ワードを入力した際に、検索ワードをクリップ情報から検索し、ヒットしたクリップ情報に対応するページの一覧を表示するための機能である。
[詳細情報表示]:クリップされたページについてのクリップ情報の詳細をユーザーが閲覧するための機能である。
[マイクリップ検索]:ユーザーが、自分の登録したクリップ情報の中からクリップ検索するための機能である。
以下、順に説明する。
[クリップ登録]
本発明のシステムにおいては、ユーザーがクリップ登録をするためのスクリプトが提供される。ユーザーは、あらかじめ自らのクライアントマシンのブラウザに、当該スクリプト(ブックマークレット)をブックマークしておくことにより、ワンクリックでクリップ登録を行い、さらにクリップ情報入力のためのウィンドウを表示することができる。なお、クリップ登録は、後述するユーザーログインをした者のみがすることができる。
本発明のシステムにおいては、ユーザーがクリップ登録をするためのスクリプトが提供される。ユーザーは、あらかじめ自らのクライアントマシンのブラウザに、当該スクリプト(ブックマークレット)をブックマークしておくことにより、ワンクリックでクリップ登録を行い、さらにクリップ情報入力のためのウィンドウを表示することができる。なお、クリップ登録は、後述するユーザーログインをした者のみがすることができる。
クライアントマシンにおいて、ユーザーにより、クリップボタン13(前述のブックマークレット)が押されると、クライアントマシンは、サーバーマシンにクリップ(登録)のための処理要求を送出する。
サーバーマシンはクリップ(登録)のリクエストを受け取ると、まず、WEBサーバー部においてこれがクリップ(登録)リクエストであることを認識し、このWEBサーバー部からWEBアプリケーション部に情報が伝えられ、WEBアプリケーション部が処理を開始する。
サーバーマシンはクリップ(登録)のリクエストを受け取ると、まず、WEBサーバー部においてこれがクリップ(登録)リクエストであることを認識し、このWEBサーバー部からWEBアプリケーション部に情報が伝えられ、WEBアプリケーション部が処理を開始する。
このWEBアプリケーション部の動作を図3のテーブル及び図4のフローチャートに示す。また、図3記載の各テーブルのデータ構造を図9及び図10に示す。
WEBアプリケーション部は、クライアントからのクリップ(登録)リクエストを受け取ると(S401)、cookieと呼ばれる仕組みを使い、ユーザーのユーザーIDを割り出す(S402)。
次に、リクエストされたページのURLがすでにいずれかのユーザーによりクリップ(登録)されているかどうかをpagesテーブル32から判定し(S403)、クリップ(登録)されていない場合はpagesテーブルに登録する(S404)。さらに、当該リクエストをしたユーザー自身がそのページに対してクリップ(登録)しているかどうかをclipsテーブル37から判定する(S405)。
そして、これがクリップ(登録)されている場合はその情報を既存の値として含めたフォームをユーザーのクライアントマシンに戻し、クライアントマシンは既存データがすでに入力されたフォームをブラウザに表示する(S406)。
クリップ(登録)されていない場合は、空のフォームをユーザーのクライアントマシンに戻し、クライアントマシンは新規のフォームをブラウザに表示する(S407)。
WEBアプリケーション部は、クライアントからのクリップ(登録)リクエストを受け取ると(S401)、cookieと呼ばれる仕組みを使い、ユーザーのユーザーIDを割り出す(S402)。
次に、リクエストされたページのURLがすでにいずれかのユーザーによりクリップ(登録)されているかどうかをpagesテーブル32から判定し(S403)、クリップ(登録)されていない場合はpagesテーブルに登録する(S404)。さらに、当該リクエストをしたユーザー自身がそのページに対してクリップ(登録)しているかどうかをclipsテーブル37から判定する(S405)。
そして、これがクリップ(登録)されている場合はその情報を既存の値として含めたフォームをユーザーのクライアントマシンに戻し、クライアントマシンは既存データがすでに入力されたフォームをブラウザに表示する(S406)。
クリップ(登録)されていない場合は、空のフォームをユーザーのクライアントマシンに戻し、クライアントマシンは新規のフォームをブラウザに表示する(S407)。
次に、クリップ情報(ブックマーク情報)の受け付けのためのステップを説明する。
前記フォームによる情報入力においては、クライアントマシンのブラウザには、画面が2つのフレームに分割された登録画面が表示され、下部が登録対象のWEBページ表示部51、上部がユーザーから登録データを受け付けるフォーム部52である。この登録画面の具体例を図5に示す。
フォーム部52には、「あてはまるものを選択」フィールド、「タグ」フィールド、「目的入力ガイド」フィールド、「クイッククリップに登録」フィールド、「子供に見せたくない」フィールド、「評価」フィールド等が表示される。
前記フォームによる情報入力においては、クライアントマシンのブラウザには、画面が2つのフレームに分割された登録画面が表示され、下部が登録対象のWEBページ表示部51、上部がユーザーから登録データを受け付けるフォーム部52である。この登録画面の具体例を図5に示す。
フォーム部52には、「あてはまるものを選択」フィールド、「タグ」フィールド、「目的入力ガイド」フィールド、「クイッククリップに登録」フィールド、「子供に見せたくない」フィールド、「評価」フィールド等が表示される。
「あてはまるものを選択」フィールドには、システムで用意された分類が表示され、ユーザーは、この中から当てはまるものを選択する。
「タグ」フィールドは、対象ページがユーザーにとって個人的にどういう分類になるのかの入力(以下、このフィールドに入力された単語リストを「タグ」という。)を受け付けるためのフィールドである。
「タグ」フィールドは、対象ページがユーザーにとって個人的にどういう分類になるのかの入力(以下、このフィールドに入力された単語リストを「タグ」という。)を受け付けるためのフィールドである。
「目的入力ガイド」フィールドは、「便利」フィールド及び「わかる」フィールドの一方又は両方から構成される。図5においては、「あなたにとってこのサイトは」という記載と共にあり、「・・・のに便利」、「・・・がわかる」という記載を伴っている2つの入力フィールド部分である。前者が「便利」フィールドであり、当該サイトが何に便利かという情報を受け付けるためのフィールド、後者が「わかる」フィールドであり、当該サイトが何に便利かという情報を受け付けるためのフィールドである。これらについては後に詳述する。
「クイッククリップに登録」フィールドは、マイクリップで最初に表示させるクイッククリップに指定するか否かの選択(チェック)をユーザーがするためのフィールドである。マイクリップについては後述する。
「子供に見せたくない」フィールドは、子供に見せたくないページか否かの選択(チェック)をユーザーがするためのフィールドである。
上記の各フィールドは、すべてが入力(選択)される必要は無く、ユーザーは、自らが必要とするフィールドにのみ入力又は選択を行なう。
「子供に見せたくない」フィールドは、子供に見せたくないページか否かの選択(チェック)をユーザーがするためのフィールドである。
上記の各フィールドは、すべてが入力(選択)される必要は無く、ユーザーは、自らが必要とするフィールドにのみ入力又は選択を行なう。
ユーザーが上記フィールドに登録対象のWEBページに関するデータを入力(または選択)し、入力完了を示す「保存」ボタンをクリックすると、クライアントマシンはこれらのデータをサーバーマシンに送信する。このようにして、クリップ情報(ブックマーク情報)はサーバーマシンに受け付けられる。
クライアントマシンからサーバーマシンに送られたデータは、当該ユーザーのクリップ情報としてWEBアプリケーション部によりclipsテーブル37、tagsテーブル33に書き込まれ、共有情報として保存される。各テーブルのデータ構造例を、図9及び図10に示す。またWEBアプリケーション部は、同時に、全文検索エンジン部のインデックスを作成する。ここで作成されたclipsテーブルのインデックスは、後述するマイクリップ内での検索に使用される。このインデックスも、クリップ情報であり、共有情報である。
クライアントマシンからサーバーマシンに送られたデータは、当該ユーザーのクリップ情報としてWEBアプリケーション部によりclipsテーブル37、tagsテーブル33に書き込まれ、共有情報として保存される。各テーブルのデータ構造例を、図9及び図10に示す。またWEBアプリケーション部は、同時に、全文検索エンジン部のインデックスを作成する。ここで作成されたclipsテーブルのインデックスは、後述するマイクリップ内での検索に使用される。このインデックスも、クリップ情報であり、共有情報である。
また、WEBアプリケーション部は登録されたページに対して一意にナンバー(ページナンバー)を割り当てる(以下、「メタWEBクリップナンバー」、さらにこれを略して「MCN」という。)。後に詳述するように、この仕組みにより、クローラーを用いずにユーザーのクリップを使ってページに関するデータを収集することができる。登録されたページに対して、ユーザーはコメントを付けることができ、他のユーザーと意見を交換することができる。
これらクリップ情報が、後述するクリップ検索の検索対象となる。
WEBアプリケーション部では、ページを検索する際に、全文検索エンジン部28を利用する。全文検索エンジン部は、クリップ情報に関するインデックスを作成し、全文検索時にそれを利用することで高速な全文検索を可能にする。
WEBアプリケーション部では、ページを検索する際に、全文検索エンジン部28を利用する。全文検索エンジン部は、クリップ情報に関するインデックスを作成し、全文検索時にそれを利用することで高速な全文検索を可能にする。
クリップされたページを検索可能にするために、サーバーマシンにおいて、ブックマーク情報に関し以下のようなバックグラウンド処理が所定間隔で行なわれる。
図8に示すように、インデックスには一つの本文81と複数の属性82があり、本文中に入力した文字列データが全文検索の対象となる。
WEBアプリケーション部で登録されたページを高速に全文検索可能にするため、クリップ情報をインデックス化する。サーバーマシンにおいて、一定時間間隔ごとに定期処理プログラム部が実行され、ブックマーク情報のインデックスが作成される。
定期処理プログラム部の処理ステップは以下のとおりである。なお、各テーブルのデータ構造例を、図9及び図10に示す。
図8に示すように、インデックスには一つの本文81と複数の属性82があり、本文中に入力した文字列データが全文検索の対象となる。
WEBアプリケーション部で登録されたページを高速に全文検索可能にするため、クリップ情報をインデックス化する。サーバーマシンにおいて、一定時間間隔ごとに定期処理プログラム部が実行され、ブックマーク情報のインデックスが作成される。
定期処理プログラム部の処理ステップは以下のとおりである。なお、各テーブルのデータ構造例を、図9及び図10に示す。
まずpagesテーブル32からURL及びページのタイトルを抜き出す。次にページに関連する情報、タグ情報、コメント情報をそれぞれclipsテーブル32、tagsテーブル33、commentsテーブル38を参照し、抜き出す。抜き出したデータをつなげ、インデックスの本文に登録し、属性にはページのidを登録する。以上のステップを繰り返し行うことにより、登録されているすべてのページを網羅した全文検索用インデックスを作成する。WEBアプリケーション部は、このインデックスを用いることによって、ページにつけられたタグ、コメント、そのサイトから何がわかるかという情報(「わかる」フィールド
からの情報)、そのサイトは何に便利かという情報(「便利」フィールドからの情報)、ページのタイトルなど、ユーザーによって対象ページに対してつけられた情報をもとにしたページの検索機能を実現する。
からの情報)、そのサイトは何に便利かという情報(「便利」フィールドからの情報)、ページのタイトルなど、ユーザーによって対象ページに対してつけられた情報をもとにしたページの検索機能を実現する。
同じく定期処理プログラム部の中で、ページに対する評価点の計算、子供に見せたくない度合の計算を行う。Pagesテーブル32から一つずつページを選択し、それぞれについて、それに関連するクリップ情報をclipsテーブル37から選択し、各クリップ情報に含まれる評価点や子供に見せたくない度合の集計を行い、ページとしての評価点、子供に見せたくない度合を決定する。
さらに、定期処理プログラム部の中で、ユーザーの検索結果に対するページ表示履歴(クリック履歴)を集計したpageshowsテーブル35(検索結果ページに対するクリック履歴取得については後述)のデータから、ページ同士の関連性度合を計算し、relevantsテーブル36に登録する。
ページ同士の関連性度合を計算する手順は以下のとおりである。Pageshowテーブル35のデータを基に、同じタグを指定して得られた検索結果一覧からユーザーによって実際に表示されたページの履歴グループを複数、同じ検索文字列で検索した結果一覧からユーザーによって実際に表示されたページの履歴グループ複数得る。それぞれのグループは、同じタグや検索文字列によって得られた検索結果一覧の中でも、特にユーザーが意図する目的に沿っていると判断されたページ群であるとみなすことができる。そのため同じグループに属するページはそれぞれお互いに関連があるということがいえる。定期処理プログラム部は、同じグループに属するページに対してはお互いに対する関連ポイントを、relevantsテーブル36の関連度ポイント列に加算する。たとえば、一度グループに属すると1ポイント加算されるとし、5ポイント以上で関連性があるとみなす。
同じく定期処理プログラム部の中で、登録されたページのサムネイル画像を生成する。一定期間の間で新しく登録されたページをpagesテーブル32から選択し、そのページのURLをインターネットへリクエストし、表示されるWEBページの画面イメージを画像ファイル化して保存する。この画像データは、ブラウザからMCNをクリックしてリクエストされた結果WEBアプリケーション部から返される画面(図11)で利用される。
[目的入力ガイド]
ユーザーが、クリップしたページに関する情報を記載する際の「目的入力ガイド」の機能について説明する。これは、「便利」フィールド及び/又は「わかる」フィールドからなる「目的入力ガイド」フィールドにおいて提供される。
従来のブックマークはプライベートな使用が想定されていたため、その内容を分類・整理する一定の基準、視点がなく、ユーザー個人が独自にカテゴリやルールを決めていた。しかし、本発明のシステムのように、ページに関する情報を共有し、多くのユーザーが登録した情報の中からの検索が行なわれる場合、一定の基準ないし視点によって分類・整理がなされていなければ的確な検索を行なうことが難しい。
ユーザーが、クリップしたページに関する情報を記載する際の「目的入力ガイド」の機能について説明する。これは、「便利」フィールド及び/又は「わかる」フィールドからなる「目的入力ガイド」フィールドにおいて提供される。
従来のブックマークはプライベートな使用が想定されていたため、その内容を分類・整理する一定の基準、視点がなく、ユーザー個人が独自にカテゴリやルールを決めていた。しかし、本発明のシステムのように、ページに関する情報を共有し、多くのユーザーが登録した情報の中からの検索が行なわれる場合、一定の基準ないし視点によって分類・整理がなされていなければ的確な検索を行なうことが難しい。
ところで、通常、ブックマークは、登録する個人にとって重要かつ何度も見たり使ったりするページ、役に立つページについて登録が行なわれるものである。すなわち、明確な機能・目的を持ったページ、又は提供する情報の対象が明確なページがブックマークの対象とされやすい。すなわち、ブックマークされるページには、特定の機能(”電車の時刻表検索”や
”荷物の再配送指定”など)や、特定の情報対象(”○×の歴史”、や ”○×とは” など)を明確にもつものが多くを占める。
”荷物の再配送指定”など)や、特定の情報対象(”○×の歴史”、や ”○×とは” など)を明確にもつものが多くを占める。
そこで、本発明にかかるブックマーク(クリップ)においては、ユーザーに対しページの情報の登録を可能とすると共に、動詞的目的(サイトの機能)と名詞的目的(サイトの扱う情報の対象)に注目し、ユーザーがこの観点に沿った入力を行なうようにガイドを行なうこととした。
これが、以下に述べる、「目的入力ガイド」フィールド、すなわち、「便利」フィールド及び/又は「わかる」フィールドによる入力方法である。
「便利」フィールドないし「わかる」フィールドにおいては、入力欄の前後に、入力欄のなかに入る単語とサイト自身の関連種類を限定する記載を入れることにより、動詞的目的(サイトの機能)ないし名詞的目的(サイトの扱う情報の対象)についての情報を自然に入力できるようになっている(図5)。
これが、以下に述べる、「目的入力ガイド」フィールド、すなわち、「便利」フィールド及び/又は「わかる」フィールドによる入力方法である。
「便利」フィールドないし「わかる」フィールドにおいては、入力欄の前後に、入力欄のなかに入る単語とサイト自身の関連種類を限定する記載を入れることにより、動詞的目的(サイトの機能)ないし名詞的目的(サイトの扱う情報の対象)についての情報を自然に入力できるようになっている(図5)。
すなわち、「便利」フィールドにおいては、「あなたにとってこのサイトは、・・・のに便利」という表示がなされ、その「・・・」の部分が入力欄とされている。この結果、ユーザーは、自然と入力欄に動詞的目的語を入力するようにガイドされることになる。たとえば、ユーザーが、宅配便の再配達をする際に用いるために当該サイトをブックマーク(クリップ)しようとしているとき、前記のようなガイド表示がなされることにより、ユーザーは、「宅配便の再配達を申し込む」等という動詞的目的語(サイトの機能)を入力することになる。
また、「わかる」フィールドにおいては、あなたにとってこのサイトは、・・・がわかる」という表示がなされ、その「・・・」の部分が入力欄とされている。この結果、ユーザーは、自然と入力欄に名詞的目的語を入力するようにガイドされることになる。たとえば、ユーザーが、自転車の修理をする際に用いるために当該サイトをブックマーク(クリップ)しようとしているとき、前記のようなガイドがなされることにより、ユーザーは、「自転車の修理方法」等という名詞的目的語(サイトが扱う情報の対象を示す目的語)を入力することになる。
上記のように、「便利」フィールド、「わかる」フィールドを用いることによって、今まで人によりまちまちだったブックマークの整理・分類方法を、無理なく、動詞的目的(サイトの機能)、名詞的目的(サイトの扱う情報の対象)という視点によって整理することができる。
また、「便利」フィールド、「わかる」フィールドによって得られるサイトのメタデータは、単なるタグによって集められたメタデータに比べ、サイトとの関係種類のばらつきが少ない。そのため、サイト情報の分類・検索に利用する場合、より精度の高い情報として使用することができる。
また、「便利」フィールド、「わかる」フィールドによって得られるサイトのメタデータは、単なるタグによって集められたメタデータに比べ、サイトとの関係種類のばらつきが少ない。そのため、サイト情報の分類・検索に利用する場合、より精度の高い情報として使用することができる。
[クリップ検索]
クリップ検索とは、ユーザーによって入力された検索ワードによりクリップ情報を検索し、ヒットしたクリップ情報が関連付けられているページ一覧を表示するための機能である。すなわち、GoogleやYahooにおけるページ検索と見かけは類似しているが、クローラーによりWeb空間全てのページの中身を収集して検索するのではなく、検索はクリップ情報(又はそのインデックス)に対して行なわれる。
クリップ検索とは、ユーザーによって入力された検索ワードによりクリップ情報を検索し、ヒットしたクリップ情報が関連付けられているページ一覧を表示するための機能である。すなわち、GoogleやYahooにおけるページ検索と見かけは類似しているが、クローラーによりWeb空間全てのページの中身を収集して検索するのではなく、検索はクリップ情報(又はそのインデックス)に対して行なわれる。
なお、クリップ登録はシステムにログインしているユーザーしか為すことができないが、これらの登録内容を検索するクリップ検索にはユーザーログインは不要である。クリップ検索を行ないたいユーザーは、次に述べる検索ページに移動し、検索ワードを入力するだけで、クリップ検索を行なうことができる。
本システムにおいては、サーバーマシン上に、クリップ検索のためのページが用意されている。クライアントマシンのブラウザが当該ページの表示を要求すると、サーバーマシンは、WEBアプリケーション部から、WEBサーバー部を介して、クライアントマシン上のブラウザに検索フォームを表示する。つぎに、ユーザーによって検索フォームに検索単語リスト(たとえば、「ニュース 話題」という単語リスト)が入力され(図12)、検索ボタンが押されると、クライアントマシンは、当該リストをサーバーマシンに送信する。
このようにして、サーバーマシンにおいて検索ワードが受け付けられる。WEBサーバー部を経由し、WEBアプリケーション部が検索の単語リストを受け取ると、全文検索エンジン部において処理が行われる。全文検索エンジン部では、インデックスの本文81中で検索文字列(検索ワード)にマッチする部分を全文検索する。その結果には、本文中のマッチした個所および、属性82に記録されたページidが含まれており、そのデータを利用してWEBアプリケーション部は検索結果(検索ワードに対応するページの一覧)を生成し、WEBサーバー部を介してクライアントマシン上のブラウザに返す。ブラウザは検索結果を表示する(図13)。
表示内容は図13及び図6に示されたとおりであり、一覧内のそれぞれのページについての表示は、ページのタイトル601、評価点602、子供に見せたくない度合い603、ページに対するクリップの総数604、ページが見られた数605、ページが何をするのに便利かを示すコメント606、ページで何がわかるかを示すコメント607、ページにつけられたタグ608、ページのURL609、とMCN610から構成される。
サーバーに送信する検索情報には、単語リストのほかに、ソート順を指定できる。ページが登録された日付順、ページの評価点順、ページの閲覧回数準が指定できる。サーバー側のWEBアプリケーション部では、指定されたソート順に基づいて検索結果を並び替え、結果ページを生成しWEBサーバー部を介してブラウザに送り返す。
本発明におけるクリップ検索は、以下のような特徴・効果を有する。
まず、本件発明のクリップ登録・検索では、人々が自分にとって有益であるページにつきブックマーク・情報入力し、これを共有することで有益なページを発見するという方法を採用している。すなわち、情報の発信者側(ページ作成者側)の意図でなく、受け手側の受け止め方を基本とする情報の共有・検索が可能となる。
まず、本件発明のクリップ登録・検索では、人々が自分にとって有益であるページにつきブックマーク・情報入力し、これを共有することで有益なページを発見するという方法を採用している。すなわち、情報の発信者側(ページ作成者側)の意図でなく、受け手側の受け止め方を基本とする情報の共有・検索が可能となる。
また、現在広く行なわれているクローリングによる検索では、その性質による区別なくWEB空間全てのサイトをクローリングするため、意味合い等には関わりなく、検索文字列を含むページが検索結果となっていた。これに対し、本件発明のクリップ登録・検索では、意味によるラベル付けを登録することでの効率的なページ検索を可能としている。すなわち、本件発明のクリップ登録では、ページをブックマークとして登録する際にページの意味も同時に登録する。ページを登録する際に目的入力ガイドを用いることにより、ページの意味を登録することができる。その結果、意味性や目的性の強いページが登録され、検索結果から無用なページを排除することができる。
さらに、タグを付けることでページをさまざまな用語で分類(フォークソノミー)することが可能となっている。
これらによりセマンティック(意味的)な検索が可能となっている。
これらによりセマンティック(意味的)な検索が可能となっている。
また、従来の検索エンジンではそのアルゴリズムによりページのランキングは他ページからリンクされている数などを用いることで、誰でも知っているページが上位にランキングされる。そのため(大多数の人にとっては意味がないが)限られた人にとって意味のあるレアな情報を持ったページ(=ロングテールに属するページ)の発見には適さない。これに対し、本件発明のクリップ検索では、その意味を利用したページの多い少ないに関わらず、そのページにユニークなタグがつけられている限り、検索してそのページを発見することができる。これによりWEB空間での新しい知の発見が可能となる。
[詳細情報表示]
本発明のシステムにおいては、ユーザーがクリップしたページについて、同じページをクリップした他のユーザーが書き込んだ情報を含む詳細を検索することができる。
前述のように、クライアントマシンのブラウザにおいてユーザーがクリップ登録されたページについてのクリップ検索操作を行なうと、クライアントマシンのブラウザには、図6に示されたとおり、ページのタイトル601、評価点602等と共に、MCN610が表示される。
クライアントマシンのブラウザにおいて、ユーザーによりMCNの部分がクリックされると、WEBサーバー部を経由してWEBアプリケーション部に、MCNが送信される。WEBアプリケーション部ではpagesテーブル32、commentsテーブル38を参照し、MCNに対応したページ情報71、表示ページのサムネイル画像72(サムネイル画像生成については後述)、表示ページに関するコメント一覧73に加え、コメント入力フォーム74の情報を、WEBサーバー部を介してクライアントマシンのブラウザ側に返す(図7)。
これにより、ユーザーは、自らがクリップ検索したページにつき、詳細な情報を得ることができる。
本発明のシステムにおいては、ユーザーがクリップしたページについて、同じページをクリップした他のユーザーが書き込んだ情報を含む詳細を検索することができる。
前述のように、クライアントマシンのブラウザにおいてユーザーがクリップ登録されたページについてのクリップ検索操作を行なうと、クライアントマシンのブラウザには、図6に示されたとおり、ページのタイトル601、評価点602等と共に、MCN610が表示される。
クライアントマシンのブラウザにおいて、ユーザーによりMCNの部分がクリックされると、WEBサーバー部を経由してWEBアプリケーション部に、MCNが送信される。WEBアプリケーション部ではpagesテーブル32、commentsテーブル38を参照し、MCNに対応したページ情報71、表示ページのサムネイル画像72(サムネイル画像生成については後述)、表示ページに関するコメント一覧73に加え、コメント入力フォーム74の情報を、WEBサーバー部を介してクライアントマシンのブラウザ側に返す(図7)。
これにより、ユーザーは、自らがクリップ検索したページにつき、詳細な情報を得ることができる。
また、ユーザーは、ユーザーログイン(後述)していれば、これらの情報を閲覧するだけでなく、新たなコメント等を書き込むこともできる。
このコメント入力フォームにコメントが書き込まれた場合の動作について説明する(図7)。
ユーザーのクライアントマシンから対象ページに対するコメントが入力され、WEBサーバー部へ送信されると、WEBサーバー部ではデータをWEBアプリケーション部に伝え(75)、WEBアプリケーション部では送信されたコメントデータの内容を、commentsテーブル38に記録する(76)。WEBアプリケーション部はWEBサーバー部を介し、ブラウザ側にコメントデータを戻す(75)。ブラウザでは戻されたコメントデータを、すでに記録されたコメントとして描画しなおし表示する。以上のようなやりとりを通してブラウザのページ移動とは非同期にコメントの書き込み、閲覧が可能となる。
このコメント入力フォームにコメントが書き込まれた場合の動作について説明する(図7)。
ユーザーのクライアントマシンから対象ページに対するコメントが入力され、WEBサーバー部へ送信されると、WEBサーバー部ではデータをWEBアプリケーション部に伝え(75)、WEBアプリケーション部では送信されたコメントデータの内容を、commentsテーブル38に記録する(76)。WEBアプリケーション部はWEBサーバー部を介し、ブラウザ側にコメントデータを戻す(75)。ブラウザでは戻されたコメントデータを、すでに記録されたコメントとして描画しなおし表示する。以上のようなやりとりを通してブラウザのページ移動とは非同期にコメントの書き込み、閲覧が可能となる。
[ユーザー登録]
本発明のシステムでは、ユーザーを作成(登録)することができる。前述のように、クリップ検索や詳細情報表示を行なうのみであればユーザーログインは不要であるが、クリップ登録を行なったり、コメントを書き込んだり、また後述するマイクリップ機能を使用するためにはユーザーログインが必要となる。
クライアントマシンのブラウザから、ユーザーによって入力されたメールアドレス、名前、パスワードをWEBサーバー部を経由してWEBアプリケーション部に送り、本件システムのアカウントを作成することができる。WEBアプリケーション部は、クライアントマシンから送られてきたデータをもとに、usersテーブル31に情報を書き込む。
本発明のシステムでは、ユーザーを作成(登録)することができる。前述のように、クリップ検索や詳細情報表示を行なうのみであればユーザーログインは不要であるが、クリップ登録を行なったり、コメントを書き込んだり、また後述するマイクリップ機能を使用するためにはユーザーログインが必要となる。
クライアントマシンのブラウザから、ユーザーによって入力されたメールアドレス、名前、パスワードをWEBサーバー部を経由してWEBアプリケーション部に送り、本件システムのアカウントを作成することができる。WEBアプリケーション部は、クライアントマシンから送られてきたデータをもとに、usersテーブル31に情報を書き込む。
ユーザーは、ブラウザからあらかじめ登録したユーザー情報を入力し本件システムにログインすることができる。まず、システムにおいて用意されているブラウザのログインフォームからユーザーによって入力されたメールアドレスとパスワードを、WEBサーバーを経由してWEBアプリケーション部に送信する(図14)。WEBアプリケーション部では、送られてきた情報とusersテーブル31の内容を比較し、一致した場合のみログインさせる。あるブラウザがログインしているかどうかは、ブラウザのcookieを使用して管理する。ログインしているブラウザに対しては、WEBアプリケーション部は、ブックマークの分類・整理・検索を行うことができるマイクリップ機能(マイクリップについては後述)へのリンクを生成し、WEBサーバー部を経由してクライアントマシン上のブラウザへ描画させる(図12)。
本件システムに登録されるユーザーは、ユーザーごとに、子供に見せたくない度合による検索結果のフィルタをかけることができる。これは、ブラウザからログイン時に、表示フィルタの強さを3段階に設定することができる(図14)。その情報は、ブラウザからWEBサーバー部を経由してWEBアプリケーション部に届けられる。WEBアプリケーション部では、ログイン中のブラウザに対して、要求通りのフィルタオプションを設定する。WEBアプリケーション部側では、前述の検索結果ページを生成する前の過程で、検索結果をフィルタの強さの設定に基づいて取捨選択し、条件に合致したものだけをWEBサーバー部を介してクライアントマシンのブラウザに送信する。ブラウザでは、設定したフィルタの強さの設定に合致した結果だけが表示される。
[マイクリップ]
本件システムでは、ブラウザからログイン時に入力されたユーザー情報に基づき、そのユーザーが登録したページだけを分類・整理・検索できることができる機能を提供する(以下、「マイクリップ」という。)。
本件システムでは、ブラウザからログイン時に入力されたユーザー情報に基づき、そのユーザーが登録したページだけを分類・整理・検索できることができる機能を提供する(以下、「マイクリップ」という。)。
ユーザーがログインし、「マイクリップ」ボタンをクリックすると、ブラウザから「マイクリップ」表示の要求がWEBサーバーを経由してWEBアプリケーション部に送られる。WEBアプリケーション部では、要求からユーザーのIDを割り出し、ユーザーが登録しているページのうち、初期に表示させるためのクリップ(以下、「クイッククリップ」とよぶ。)としてマークされているもの一覧と、登録されているページに付けられたタグ一覧を、usersテーブル31、clipsテーブル37、tagsテーブル33を組み合わせて取得し、「マイクリップ」ページを生成し、WEBサーバー部を介してクライアントマシン上のブラウザに返す。ブラウザではページを表示する(図15)。
ブラウザ上では、ログイン時にWEBアプリケーション部に送信したユーザー情報に関連するクイッククリップの一覧と、登録されているページの分類、タグが表示される。ブラウザ上で分類の一つがクリックされると、WEBサーバー部を介して、WEBアプリケーション部にクリックした分類情報が送られる。WEBアプリケーション部では、指定した分類に属するページに付けられたタグ一覧を、clips37、tagsテーブル33から取得し、先ほど返したタグ一覧から絞り込んだタブ一覧とページ一覧結果を生成し、WEBサーバー部を介してブラウザに返す。ブラウザでは画面の該当部分を、ページ自身の遷移とは非同期に書き換え、表示する。このように、ユーザーは自分の登録したページから、分類をクリックすることで絞り込み表示することができる。
ブラウザにおいて、タグの一つがクリックされると、ブラウザからWEBサーバー部を介してWEBアプリケーション部にクリックしたタグ情報が送られる。WEBアプリケーション部では、先ほど指定した分類(指定していない場合は、すべての分類が含まれる)に属し、指定したタグが付けられたページの一覧を、clips37、tagsテーブル33を参照して取得し結果を生成する。生成された結果データは、WEBサーバーを介してクライアントマシン上のブラウザにおくられ、ブラウザでは画面の該当部分を、ページ自身の遷移とは非同期に書き換え、表示する。このように、ユーザーは自分の登録した情報を、分類とタグで絞り込み、ページの遷移とは非同期に表示させることができる。
サーバーに送信する情報には、分類、タグに加えて、ソート順を指定できる。ページが登録された日付順、ページの評価点順、ページの閲覧回数準が指定できる。WEBアプリケーション部では、指定されたソート順に基づいて検索結果を並び替え、結果ページを生成しWEBサーバー部を介してブラウザに送り返す。
また、マイクリップでは、ユーザーは自らのページだけを対象にワード検索を行なうことができる。ユーザーがマイクリップページにおいてワードを入力すると、ブラウザから、ログイン時に使用したユーザーに属するページだけを対象にワード検索を行う指示がWEBアプリケーション部に送られる。WEBアプリケーション部は、ブラウザから検索の単語リストを受け取り、全文検索エンジン部で処理する。全文検索エンジン部では、インデックスの本文中で検索文字列にマッチする部分を全文検索する。インデックスの属性部分にはユーザーのidが含まれており、全文検索時にユーザーidを指定し、一致するものだけに結果を絞り込む。その結果には、本文中のマッチした個所および、ページのidが含まれており、そのデータを利用してWEBアプリケーション部は検索結果ページを生成し、WEBサーバー部を介してクライアントマシン上のブラウザ側に返す。ブラウザは検索結果ページを表示する。
検索結果は、同じくページが登録された日付順、ページの評価点順、ページの閲覧回数順で並べ替えが指定できる。
検索結果は、同じくページが登録された日付順、ページの評価点順、ページの閲覧回数順で並べ替えが指定できる。
11 クライアントマシン
12 ブラウザ
13 クリップボタン
14 サーバー
15 Webサーバー部
16 Webアプリケーション部
17 データベースサーバー部
18 全文検索エンジン部
19 定期処理プログラム部
25 不揮発性記憶装置
12 ブラウザ
13 クリップボタン
14 サーバー
15 Webサーバー部
16 Webアプリケーション部
17 データベースサーバー部
18 全文検索エンジン部
19 定期処理プログラム部
25 不揮発性記憶装置
Claims (10)
- インターネット用のブックマーク機能とページ検索機能を提供するサーバーシステムにおいて、
ブックマーク機能を実現するために、
ブックマーク情報の入力を受け付けるためのブックマーク情報受付手段、
及び当該ブックマーク情報を共有情報として保存するブックマーク情報保存手段を有し、
ページ検索機能を実現するために、
検索ワードの入力を受け付けるための検索ワード受付手段、
前記保存されたブックマーク情報又はブックマーク情報のインデックスの中から検索ワードを検索する検索手段、
及び検索されたブックマーク情報に対応するページの一覧を表示するための検索結果表示手段を有する
ことを特徴とするシステム。 - ブックマークされたページに一意のナンバーを割り当てるページナンバー割当手段、及び当該ページナンバーを保存するためのページナンバー保存手段を有し、ユーザーがページナンバーにより該当ページの情報閲覧をすることを可能とすることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記ブックマーク情報の入力のために、
動詞的目的及び/又は名詞的目的の入力を促すための入力ガイド手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシステム。 - 前記ブックマーク情報の入力のために、
フリーワードによるタグの入力を受け付けるタグ入力手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載のシステム。 - 同じタグを指定することにより得られる検索結果一覧の中からユーザーによってクリックされたページのグループにポイントを与えることにより、ページ同士の関連性を評価する関連性評価手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記載のシステム。
- インターネットサーバーを構成するプログラムであって、
ブックマーク機能とページ検索機能を提供するためのステップを有し、
ブックマーク機能については、
ブックマーク情報の入力を受け付けるステップ、
及び当該ブックマーク情報を共有情報として保存するステップを有し、
ページ検索機能については、
検索ワードの入力を受け付けるステップ、
前記保存されたブックマーク情報又はブックマーク情報のインデックスの中から検索ワードを検索するステップ、
及び検索されたブックマーク情報に対応するページの一覧を表示するステップを有する
ことを特徴とするプログラム。 - ブックマークされたページに一意のページナンバーを割り当てるステップ、及び当該ページナンバーを保存するステップを有し、ユーザーがページナンバーによる該当ページの情報閲覧をすることを可能とすることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
- 前記ブックマーク情報の入力のために、
動詞的目的及び/又は名詞的目的の入力を促す入力ガイド・ステップを有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のプログラム。 - 前記ブックマーク情報の入力のために、
フリーワードによるタグの入力を受け付けるステップを有することを特徴とする請求項6ないし請求項8のいずれか記載のプログラム。 - 同じタグを指定することにより得られる検索結果一覧の中からユーザーによってクリックされたページのグループにポイントを与えることにより、ページ同士の関連性を評価するステップを有することを特徴とする請求項6ないし請求項9のいずれか記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008049348A JP2009205588A (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | ページ検索システム及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008049348A JP2009205588A (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | ページ検索システム及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009205588A true JP2009205588A (ja) | 2009-09-10 |
Family
ID=41147746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008049348A Withdrawn JP2009205588A (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | ページ検索システム及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009205588A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015022655A (ja) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | 株式会社東芝 | 電子機器、方法、およびプログラム |
JP2015529923A (ja) * | 2012-09-18 | 2015-10-08 | テンセント テクノロジー (シェンジェン) カンパニー リミテッド | モバイルブラウザ用のブックマークを移動させる方法及びシステム |
JP2017016368A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社 | 情報共有サーバ及びプログラム |
WO2020111662A1 (ko) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 김준 | 북마크관리 및 정보검색 서비스 제공시스템 및 이를 이용한 북마크관리 및 정보검색 서비스 제공방법 |
CN113435866A (zh) * | 2021-08-25 | 2021-09-24 | 北京新河科技有限公司 | 一种数据处理系统及方法 |
-
2008
- 2008-02-29 JP JP2008049348A patent/JP2009205588A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015529923A (ja) * | 2012-09-18 | 2015-10-08 | テンセント テクノロジー (シェンジェン) カンパニー リミテッド | モバイルブラウザ用のブックマークを移動させる方法及びシステム |
JP2015022655A (ja) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | 株式会社東芝 | 電子機器、方法、およびプログラム |
US9607080B2 (en) | 2013-07-22 | 2017-03-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic device and method for processing clips of documents |
JP2017016368A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社 | 情報共有サーバ及びプログラム |
WO2020111662A1 (ko) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 김준 | 북마크관리 및 정보검색 서비스 제공시스템 및 이를 이용한 북마크관리 및 정보검색 서비스 제공방법 |
KR20200068766A (ko) * | 2018-11-26 | 2020-06-16 | 김준 | 북마크관리 및 정보검색 서비스 제공시스템 및 이를 이용한 북마크관리 및 정보검색 서비스 제공방법 |
KR102214990B1 (ko) * | 2018-11-26 | 2021-02-15 | 김준 | 북마크관리 및 정보검색 서비스 제공시스템 및 이를 이용한 북마크관리 및 정보검색 서비스 제공방법 |
CN113435866A (zh) * | 2021-08-25 | 2021-09-24 | 北京新河科技有限公司 | 一种数据处理系统及方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US12001490B2 (en) | Systems for and methods of finding relevant documents by analyzing tags | |
Yanbe et al. | Can social bookmarking enhance search in the web? | |
US8856100B2 (en) | Displaying browse sequence with search results | |
US9195749B2 (en) | Construction of boolean search strings for semantic search | |
US9262532B2 (en) | Ranking entity facets using user-click feedback | |
US7657504B2 (en) | User interface for displaying images of sights | |
US20180004850A1 (en) | Method for inputting and processing feature word of file content | |
Park et al. | A large-scale study of user image search behavior on the web | |
US20090006358A1 (en) | Search results | |
US20140032529A1 (en) | Information resource identification system | |
Won et al. | Contextual web history: using visual and contextual cues to improve web browser history | |
US20090006324A1 (en) | Multiple monitor/multiple party searches | |
US8775465B2 (en) | Automatic updating of content included in research documents | |
KR20000006838A (ko) | 인터넷상의 검색전문웹사이트 및 그 검색방법 | |
JP2010257453A (ja) | サーチクエリデータを用いて文書にタグ付けするシステム | |
JP2010128928A (ja) | 検索システム及び検索方法 | |
JP2009205588A (ja) | ページ検索システム及びプログラム | |
US8612431B2 (en) | Multi-part record searches | |
JP2009015589A (ja) | 関連文書提示システム及びプログラム | |
US20100211561A1 (en) | Providing representative samples within search result sets | |
KR101180371B1 (ko) | 폭소노미 기반 개인화 웹 검색 방법 및 이를 수행하는 시스템 | |
JP2007207202A (ja) | ウェブログを利用した情報提供システム | |
US20120005183A1 (en) | System and method for aggregating and interactive ranking of search engine results | |
Buivys et al. | Pienapple search: an integrated search interface to support finding, refinding and sharing | |
Bădărînză et al. | A dataset for evaluating query suggestion algorithms in information retrieval |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20110510 |