JP2008008932A - 映像表示装置 - Google Patents

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Masaki Otsuki
正樹 大槻
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Abstract

【課題】サングラスなどの減光器具を用いた場合でも、表示装置から眼に表示される映像の色が本来の表示色となる映像表示装置を提供する。
【解決手段】頭部に装着して映像を表示する映像表示装置であって、映像に対応する光束を発生する映像形成装置7と、光束を入射面から入射し伝播する導光部材2と、導光部材2の中を伝播した光束を外部に射出させるための反射部材4と、反射部材4によって反射した光束が射出する射出面とを有し、入射面と射出面の分光透過率が可視光域において一定でないものにおいて、この映像装置に表示される映像が受ける前記入射面と射出面の分光透過率の影響を補正するように、前記前記映像形成装置が発生する光束の分光スペクトルを変化させる機能を有することを特徴とする映像表示装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像表示装置に関するものである。
外界の映像にコンピュータなどの映像を重ねて表示可能なディスプレィとして、シースルータイプのアイグラスディスプレイがあり、例えば特開2004−12768号公報(特許文献1)に記載されている。このようなディスプレィでは、眼鏡レンズを通して、表示する映像の光束を伝播させ、眼鏡レンズ中央付近にあるハーフミラーやHOE等の反射部材で目の方に映像を反射させ、表示する。
このようなシースルータイプのディスプレィは映像が外界の景色と重なるため、外界が明るい場合には映像が見づらいという問題がある。そのため何らかの手段で、外界の明るさを減光することが必要となる。
外界の明るさを減光する器具として、サングラスがよく用いられる。サングラスの製造方法の一つとして、レンズが作成された後に染色液に浸すことでレンズを着色する方法が用いられる。
特開2004−12768号公報
この手法を上記シースルータイプのディスプレィにそのまま適用することは可能であるが、その場合反射部材で反射して射出する光束の射出面も一緒に着色されてしまうため、表示される映像は、本来の表示色と異なった色で表示されてしまうという問題が発生する。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、サングラスなどの減光器具を用いた場合でも、表示装置から眼に表示される映像の色が本来の表示色となる映像表示装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための第1の手段は、頭部に装着して映像を表示する映像表示装置であって、前記映像に対応する光束を発生する映像形成装置と、前記光束が入射する入射面と射出する射出面を有していて前記入射面から前記射出面までの光路中に複数の反射部を有する導光部材と、を有し、前記入射面における光束と前記射出面における光束の分光透過率が可視光域において一定でないものにおいて、この映像装置に表示される映像に対応する光束の分光透過率が受ける前記導光部材の影響を補正するように、前記映像形成装置が発生する光束の分光スペクトルを変化させる機能を有することを特徴とする映像表示装置である。
前記課題を解決するための第2の手段は、前記第1の手段であって、前記反射部の少なくとも一つは、全反射を利用したものであることを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第3の手段は、前記第1の手段又は第2の手段であって、前記映像がカラー液晶装置によって形成されるものであり、前記分光透過率の影響を受けるのを補正する手段が、前記カラー液晶表示手段の、各色の透過率を変化させる手段であることを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第4の手段は、前記第1の手段又は第2の手段であって、前記映像がカラー液晶装置によって形成されるものであり、前記分光透過率の影響を受けるのを補正する手段が、前記カラー液晶表示手段に光を投光するバックライト発生手段の発生する各色の光の強度を変化させる手段であることを特徴とするものである。
本発明によれば、サングラスなどの減光器具を用いた場合でも、表示装置から眼に表示される映像の色が本来の表示色となる映像表示装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態の例を、図を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の例である映像表示装置の例を示す概要図である。2つの眼鏡レンズ1、2のうちの片方の眼鏡レンズ2の中には、ミラー3とハーフミラー4が設けられている。眼鏡レンズ1、2は、テンプル5、6などからなる眼鏡フレームにより支えられているが、そのうちの一つのテンプル5に投影装置7(映像形成装置)が取り付けられている。
投影装置7においては、バックライト8がLCD9を照射する。LCD9により所定の映像が形成され、投影レンズ10を通して投影されて、眼鏡レンズ2中に入り、ミラー3で反射されて眼鏡レンズ2中を透過し、ハーフミラー4で反射されて、眼球Eに投影される。
ビデオデッキ等の映像記憶装置11からの映像信号は、コントローラ12に入ってA/Dコンバータ13によりディジタル変換され、LCDコントローラ14によって、所定の色の光が所定の強さで透過するように制御される。バックライトコントローラ15は、バックライトの明るさを調整して映像の明るさを制御するものであり、この実施の形態においては、所定の決まったスペクトル分布を有する光を発生する。コントローラ12全体は、CPU16により制御されている。
人間の眼は赤、青、緑それぞれの波長に反応する視神経を有しており、それら視神経の出力の比から色を感じる。このことは以下のようにモデル化される。
Figure 2008008932
ここで、R、G、Bは、それぞれ眼が感じる赤、緑、青色の強度であり、V(λ)、V(λ)、V(λ)は、それぞれ、赤、緑、青に感じる視細胞の視感度、LCD(λ)、LCD(λ)、LCD(λ)は、それぞれ、LCDに付属して赤、緑、青の色を発生しているフィルタの分光透過率であり、これらは一定である。a、b、cは、それぞれLCDにおける赤、緑、青の光の透過率であり、LCDを通った光をどのような色にするかに応じて、LCDコントローラ14により、その大きさ(比)が制御される。又、BL(λ)は、バックライト8の発光スペクトルであり、この実施の形態の場合、絶対値は変化してもその分光スペクトルは一定である。
(λ)、V(λ)、V(λ)は、それぞれ、赤、緑、青のスペクトル近傍以外では0であるので、上記のR、G、Bを示す式は、以下のように近似できる。
Figure 2008008932
サングラスのようにレンズを着色した場合、着色による透過スペクトルをC(λ)とすると透過後に見える画像に対して、眼が感じる赤、緑、青色の強度は、次のようにモデル化できる。
Figure 2008008932
よって、本来(R,G,B)で表される表示画像の色が、C(λ)の影響により、(R’,G,B’)で表される色に変化することになるが、この色が変化しないようにするためには、LCDの各色透過率を調整して、R:G:B=R’:G’:B’の関係が成り立つように、R’、G’、B’に補正をかければよい。
上記式中で、
Figure 2008008932
は一定であるため、(1)式の値をα (x=r,g,b)、(2)式の値をβ (x=r,g,b)とおくと
R=aα
G=bα
B=cα
R’=aβ
G’=bβ
R’=cβ
となる。
従って、LCDを透過する赤、緑、青の透過率を、
a→a’
b→b’
c→c’に変化させて、
Figure 2008008932
が成り立つようにすれば、C(λ)の影響を打ち消すことができる。
a→a’、b→b’、c→c’の変更は、図1におけるCPU16及びLCDコントローラ14の作用により行われる。
このようにLCDの透過率を変更することによってカラーバランスを合わせる方法の他に、バックライトの輝度を赤、緑、青それぞれで変えてもよい。この場合、上記COLOR(λ)は次のように変更される。ここに、BL(λ)、BL(λ)、BL(λ)、は、赤、青、緑の光を発生する3つのバックライトの発光スペクトルである。
Figure 2008008932
(λ)、V(λ)、V(λ)は、それぞれ、赤、緑、青のスペクトル近傍以外では0であるので、上記のR、G、B及びR’、G’、B’を表す式は、
Figure 2008008932
となる。
よって、本来(R,G,B)で表される表示画像の色が、C(λ)の影響により、(R’,G,B’)で表される色に変化することになるが、この色が変化しないようにするためには、バックライトの各色強度を補正して、R:G:B=R’:G’:B’の関係が成り立つように、R’、G’、B’に補正をかければよい。
これらの式中で、
Figure 2008008932
は一定であるため、(3)式の値をγ (x=r,g,b)、(4)式の値をδ (x=r,g,b)とおくと
R=aγ
G=bγ
B=cγ
R’=aδ
G’=bδ
R’=cδ
となる。
従って、バックライトの輝度を調整する際に、赤、緑、青のスペクトルに補正をかけて、それぞれ、
BL(λ)→d・BL(λ)
BL(λ)→e・BL(λ)
BL(λ)→f・BL(λ)
と変化させ、
Figure 2008008932
の関係が成り立つようにすればよい。
このような補正を実現するための本発明の第2の実施の形態の例を、図2に示す。図2において、図1に示された構成要素と同じ構成要素には、同じ符号を付してその説明を省略する。図2においては、バックライトコントローラが、赤用バックライトコントローラ15R、緑用バックライトコントローラ15G、青用バックライトコントローラ15Bの3つに分かれており、それぞれ、CPU16の制御を受けている点が図1に示した第1の実施の形態と異なっている。
CPU16は、(5)式に示された状態が保たれるように、赤用バックライトコントローラ15R、緑用バックライトコントローラ15G、青用バックライトコントローラ15Bのd、e、fを調整することによりそれぞれの輝度を調整して、C(λ)による色の変化を補正する。
以上の実施の形態においては、投影装置7から投影された映像が、ミラー3で反射された後に眼鏡レンズ2の中を直進して、ハーフミラー4で反射されて眼球に投影される例を示したが、眼鏡レンズの中(特にその表裏面)で1回又は複数回反射を繰り返してから眼球に投影されるようにされているものがある。この場合、眼鏡レンズを着色する着色液がレンズの表と裏の両面に染み込んで着色層が形成されているので、光束は、反射面で反射する際にも、反射のたびに着色層の影響を受けることになる。このような場合には、前述のC(λ)を、眼鏡レンズへの入射、射出のときの着色層の影響ばかりでなく、反射面での反射の際の着側層の影響をも含んだ値とすることにより、以上に示した実施の形態と同じ手法により、着色層の影響を補正することができる。
本発明の第1の実施の形態の例である映像表示装置の例を示す概要図である。 本発明の第2の実施の形態の例である映像表示装置の例を示す概要図である。
符号の説明
1…眼鏡レンズ、2…眼鏡レンズ、3…ミラー、4…ハーフミラー、5…テンプル、6…テンプル、7…投影装置、8…バックライト、9…LCD、11…映像記憶装置、12…コントローラ、13…ADコンバータ、14…LCDコントローラ、15…バックライトコントローラ、15R…赤用バックライトコントローラ、15G…緑用バックライトコントローラ、15B…青用バックライトコントローラ

Claims (4)

  1. 頭部に装着して映像を表示する映像表示装置であって、前記映像に対応する光束を発生する映像形成装置と、前記光束が入射する入射面と射出する射出面を有していて前記入射面から前記射出面までの光路中に複数の反射部を有する導光部材と、を有し、前記入射面における光束と前記射出面における光束の分光透過率が可視光域において一定でないものにおいて、この映像装置に表示される映像に対応する光束の分光透過率が受ける前記導光部材の影響を補正するように、前記映像形成装置が発生する光束の分光スペクトルを変化させる機能を有することを特徴とする映像表示装置。
  2. 請求項1に記載の映像表示装置であって、前記反射部の少なくとも一つは、全反射を利用したものであることを特徴とする映像表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の映像表示装置であって、前記映像がカラー液晶装置によって形成されるものであり、前記分光透過率の影響を受けるのを補正する手段が、前記カラー液晶表示手段の、各色の透過率を変化させる手段であることを特徴とする映像表示装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の映像表示装置であって、前記映像がカラー液晶装置によって形成されるものであり、前記分光透過率の影響を受けるのを補正する手段が、前記カラー液晶表示手段に光を投光するバックライト発生手段の発生する各色の光の強度を変化させる手段であることを特徴とする映像表示装置。
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